JP2000159896A - 加熱硬化性有機重合体組成物 - Google Patents

加熱硬化性有機重合体組成物

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JP2000159896A
JP2000159896A JP33580298A JP33580298A JP2000159896A JP 2000159896 A JP2000159896 A JP 2000159896A JP 33580298 A JP33580298 A JP 33580298A JP 33580298 A JP33580298 A JP 33580298A JP 2000159896 A JP2000159896 A JP 2000159896A
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秀克 畑中
Toshio Saruyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬化前は保存安定性、作業性に優れ、加熱硬
化に際しては、硬化速度の速い加熱硬化性有機重合体組
成物を提供する。 【課題の解決手段】 (A)1分子中に2個以上のアル
ケニル基を含有する有機重合体、(B)1分子中に2個
以上のケイ素結合水素原子を含有する有機ケイ素化合物
および(C)ヒドロシリル化反応用金属触媒とガラス
転移点が40〜200℃の樹脂から構成され、平均粒子
径が0.1〜20μmの微粒子であり、かつ、該ヒドロ
シリル化反応用金属触媒が金属原子として0.01〜5
重量%含まれるヒドロシリル化反応用金属触媒含有樹脂
微粒子触媒からなる加熱硬化性有機重合体組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱硬化性有機重合
体組成物に関し、詳しくは、ヒドロシリル化反応で硬化
する加熱硬化性有機重合体組成物に関する。
【0002】
【従来技術】ヒドロシリル化反応で硬化する重合体組成
物としては、オルガノポリシロキサンを主剤とする硬化
性組成物が古くから知られているが、有機重合体を主剤
とする硬化性組成物は、最近になって知られるようにな
ってきた。
【0003】例えば、特開平2−75644号公報では
水添イソプレン重合体、アリル基含有エチレン・プロピ
レン共重合体等の有機重合体とポリオルガノハイドロジ
ェンシロキサンと塩化白金酸からなる硬化性有機重合体
組成物が提案されている。また、特開平3−95266
号公報では、アリル基含有ポリオキシプロピレン、アリ
ル基含有ポリテトラメチレンオキサイド、アリル基含有
ポリイソブチレン等の有機重合体とケイ素原子結合水素
原子含有環状シロキサンと塩化白金酸からなる硬化性有
機重合体組成物が提案されている。さらに、特開平8−
3324号公報ではエチレン・プロピレン・エチリデン
ノルボルネン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン
共重合体ゴム、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム、ブ
チルゴム等の有機重合体とケイ素原子結合水素原子含有
オルガノポリシロキサンと塩化白金酸等の白金系触媒か
らなる硬化性有機重合体組成物が提案されている。しか
しこれらの硬化性有機重合体組成物は、保存安定性に劣
るという問題点があった。そのため、かかる硬化性有機
重合体組成物の保存安定性を向上させる方法が提案され
ている。例えば、特開平3−294320号公報ではア
ルケニル基含有有機重合体を主成分とするヒドロシリル
化反応で硬化する有機重合体組成物に、ジメチルマレー
ト、ジメチルアセチレンジカルボキシレート、2-ペンテ
ンニトリル、ベンゾチアゾール、2、3ジクロロペンテ
ン、キノリン等の保存安定剤を含有させ、保存安定性が
向上した有機重合体組成物が提案されている。また、特
開平8−41354号公報ではアルケニル基含有有機重
合体、ケイ素原子結合水素原子含有有機ケイ素化合物お
よび白金とビニル基含有環状シロキサンとの白金・シロ
キサン錯体触媒からなる、保存安定性に優れた硬化性有
機重合体組成物が提案されている。
【0004】しかし、これらの組成物も、長期間保存し
ていると粘度が増加したり、混合時や成形時の発熱によ
り、組成物の粘度が増加して著しい場合はゲル化するい
った問題点があった。
【0005】
【発明者が解決しようとする課題】本発明者らは上記問
題点を解消するために鋭意検討した結果、本発明に到達
した。即ち、本発明の目的は、硬化前は保存安定性、作
業性に優れ、加熱硬化に際しては硬化速度の速い、加熱
硬化性有機重合体組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)1分子
中に2個以上のアルケニル基を含有する有機重合体、
(B)1分子中に2個以上のケイ素結合水素原子を含有
する有機ケイ素化合物 本成分中のケイ素原子結合水素原子のモル数と(A)成
分中のアルケニル基のモル数の比率が(0.05:1)
〜(10:1)となる量および(C)ヒドロシリル化反
応用金属触媒とガラス転移点が40〜200℃の樹脂か
ら構成され、平均粒子径が0.1〜20μmの微粒子で
あり、かつ、該ヒドロシリル化反応用金属触媒が金属原
子として0.01〜5重量%含まれるヒドロシリル化反
応用金属触媒含有樹脂微粒子触媒本組成物を硬化させる
のに十分な量からなる加熱硬化性有機重合体組成物に関
する。
【0007】これを説明すると、本発明に使用される
(A)成分の有機重合体は本発明組成物の主剤となるも
のであり、1分子中に2個以上のアルケニル基を含有す
る有機重合体である。かかる(A)成分を構成する有機
重合体の種類は特に限定されず、各種主骨格を有するも
のを使用できる。かかる(A)成分を構成する有機重合
体としては、ポリイソブチレン、イソブチレンとイソプ
レンとの共重合体;エチレン・プロピレン共重合体;ポ
リイソプレン、イソプレンとブタジエン、アクリロニト
リルとの共重合体;ポリイソプレン、ポリブタジエン、
イソプレンあるいはブタジエンとアクリロニトリル、ス
チレンとの共重合体を水添加して得られる炭化水素系重
合体;エチルアクリレート、ブチルアクリレート等のア
クリル酸エステルと酢酸ビニル、アクリロニトリル、メ
タクリレート、スチレン等とのアクリル酸エステル系共
重合体;前記有機重合体中でビニル単量体を重合して得
られるグラフト重合体;ポリオキシエチレン、ポリオキ
シプロピレン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピ
レン共重合体等のポリエーテル系重合体;テレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸等の2塩基酸またはその
酸無水物とエチレングリコ−ル、プロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール等のグリコールとの縮合ま
たはラクトン類の開環重合で得られたるポリエステル系
重合体;ビスフェノールAと塩化カルボニルより縮重合
して製造されたポリカーボネート系重合体が例示され
る。これらの中でも、炭化水素系重合体が好ましく、特
にポリイソブチレンが好ましい。アルケニル基としては
ビニル基、アリル基、ブテニル基、ヘプテニル基、ペン
テニル基、ヘキセニル基が例示される。
【0008】本発明に使用される(A)成分は、その分
子中にアルケニル基を2個以上有することが必要である
が、かかるアルケニル基を有機重合体に導入する方法に
ついては知られており、従来公知の方法を用いることが
できる。例えば、不飽和基含有単量体を、上記のような
有機重合体を製造する段階で反応させてアルケニル基を
導入することができる。このような不飽和基含有単量体
としてはエチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチ
レン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチ
ル−1−ブテン、ペンテン、4−メチル−1−ペンテ
ン、ヘキセン、ビニルシクロヘキサン、スチレン、α−
メチルスチレンなどのオレフィン化合物等が挙げられ
る。ここで、ビニル系有機重合体へのアルケニル基の導
入は、特開昭63−6041号公報あるいは特開平8−
134165号公報に記載されている方法で行うことが
出来る。また、ポリエステル樹脂のように縮合反応で得
られる有機重合体へのアルケニル基の導入は、不飽和基
含有多価カルボン酸あるいは不飽和基含有多価アルコ−
ルを原料の一部として用いればよい。例えば、グリセリ
ンモノアリルエ−テル、トリメチロ−ルプロパンモノア
リルエ−テル、ペンタエリスリト−ルモノアリルエ−テ
ル等の多価アルコ−ルを他の飽和多価アルコ−ル及び多
価カルボン酸とを共縮合して得られた不飽和ポリエステ
ルを用いることができる(特開平1−138041号公
報参照)。またポリカ−ボネ−ト樹脂へのアルケニル基
の導入は、アリルフェノ−ルから誘導されたアリル基含
有ビスフェノ−ル化合物を原料とするポリカ−ボネ−ト
樹脂の製造方法にしたがって得られる(特開平5−15
5999号公報参照)。またポリエ−テル樹脂へのアル
ケニル基の導入は、アリルアルコ−ルあるいはグリセリ
ンモノアリルエ−テルを用いたプロピレンオキサイドの
開環重合反応で得られたポリエ−テルに更にアリルクロ
ライド等を用いたウィリアムソンのエ−テル合成反応で
アリル基を導入することで合成できる(特開昭52−7
3998号公報参照)。
【0009】本発明で使用される(B)成分は、架橋剤
として機能するものであり、1分子中に2個以上のケイ
素結合水素原子を含有する有機ケイ素化合物である。か
かる有機ケイ素化合物の構造に限定はないが、より高い
硬化性と硬化後の良好な物理特性を得るためには、加熱
時に揮発せず、かつ、(A)成分と相溶性のあるもので
あることが好ましい。かかる有機ケイ素化合物として
は、平均単位式; (R3SiO1/2)a(R2SiO)b(RSiO3/2)c(SiO)
d (式中、Rは水素原子または1価炭化水素基であり、そ
の内、少なくとも2個のRは水素原子であり、a+b+
cは0より大きく、a+b+c+dは1である。)で示
されるオルガノシロキサン化合物が例示される。かかる
オルガノシロキサン化合物は、環状、鎖状、分岐状、籠
状などいかなる構造でも使用することができる。また、
主骨格がポリシロキサンのみに限定される必要はない。
かかるケイ素結合水素原子を2個以上有する有機ケイ素
化合物は単独で使用することもできるし、また、2種類
以上を組み合わせて使用することもできる。本成分の配
合量は、本成分中のケイ素原子結合水素原子のモル数と
(A)成分中のアルケニル基モル数の比率が、(0.0
5:1)〜(10:1)となる量であり、好ましくは
(0.1:1)〜(5:1)であり、更に好ましくは
(0.2:1)〜(3:1)である。(B)成分のケイ
素原子結合水素原子のモル数の比率が0.05未満以下
では十分な硬化が得られず、10モルを超えると硬化反
応途中で発泡することがあり、また硬化体の物理特性の
経時変化が起こるからである。
【0010】本発明に使用される(C)成分は、(A)
成分中のアルケニル基と(B)成分中のケイ素結合水素
原子とのヒドロシリル化反応を促進するための触媒であ
る。かかる(C)成分は、ヒドロシリル化反応用金属触
媒とガラス転移点が40〜200℃の樹脂から構成さ
れ、平均粒子径が0.1〜20μmの微粒子であり、か
つ、該ヒドロシリル化反応用金属触媒が金属原子として
0.01〜5重量%含まれる。ここで、使用されるヒド
ロシリル化反応用金属触媒は、脂肪族不飽和結合とケイ
素原子結合水素原子含有有機ケイ素化合物との付加反応
を促進する触媒として知られている従来公知のものが使
用可能である。かかるヒドロシリル化反応用金属触媒と
しては、例えば、塩化白金酸,塩化白金酸とオレフィン
の錯体,塩化白金酸とジビニルテトラメチルジシロキサ
ン等のアルケニル基含有シロキサンとの錯体等で例示さ
れる白金系触媒、ロジウム,ロジウムとオレフィンとの
錯体等のロジウム系触媒、パラジウム,パラジウムとオ
レフィンとの錯体等のパラジウム系触媒が挙げられる。
これらの中でも、白金系触媒が触媒活性が高いので好ま
しい。本成分の配合量は本組成物中に含まれる金属原子
の量が0.01ppm(重量)〜5ppm(重量)とな
る量である。
【0011】(C)成分に使用される樹脂はヒドロシリ
ル化反応用触媒を被毒するものでなければよく、シリコ
ーン樹脂、ポリシラン、ポリメチルメタクリレート、メ
チルメタクリレートとブチルメタクリレートの共重合体
などのアクリル系樹脂、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリ塩化ビニルとポリ塩化ビニリデンとの共重合体、ポ
リアクリロニトリル、アクリロニトリルとブタジエンま
たはスチレンとの共重合体、ポリアミド、酢酸セルロー
スなどのセルロースエステル、セルロースアセテートブ
チラートが例示される。シリコーン樹脂としては、例え
ば、モノフェニルシロキサン単位とジフェニルシロキサ
ン単位とジメチルシロキサン単位から構成される樹脂、
モノフェニルシロキサン単位とジメチルシロキサン単位
から構成される樹脂、モノフェニルシロキサン単位とメ
チルビニルシロキサン単位から構成される樹脂が挙げら
れる。ポリシランとしては、例えば、メチルフェニルシ
ラン単位とジメチルシラン単位から構成される樹脂が挙
げられる。これらの樹脂のガラス転移点は40〜200
℃の範囲内であることが必要である。これは、ガラス転
移点が40℃未満であると製造が困難となったり、
(C)成分をヒドロシリル化反応によって硬化する組成
物に添加した場合にゲル化を起こし、該組成物を未硬化
状態で長期間保存できなかったり、または組成物を混合
中にゲル化を起こすことがあるからである。また、ガラ
ス転移点が200℃を越えると(C)成分の触媒活性化
のためには200℃以上の硬化温度を取らねばならなく
なり、このような温度では硬化反応中に一般の有機樹脂
は酸化し、劣化を引き起こし、有機樹脂そのものの物理
特性の低下と言う問題をも引き起こすからである。尚、
ガラス転移点はDSC(デファレンシャル・スキャニン
グ・カロリメーター)を使用することにより測定するこ
とができる。
【0012】本発明に使用される(C)成分のヒドロシ
リル化反応用熱可塑性微粒子触媒の大きさは平均粒子径
が、0.1〜20μmの範囲内にある。これは、0.1
μm未満であると(C)成分を有機重合体組成物に添加
した場合に該組成物を長期間保存、または未硬化状態で
の混合が難しく、また、20μmを越えると該組成物を
加熱硬化させる際に硬化が不均一になるためである。
(C)成分のヒドロシリル化反応用熱可塑性微粒子触媒
の形状に特に制限はないが、安定した触媒活性抑制作用
と触媒活性発現作用を再現性よく得るには球状であるこ
とが好ましい。
【0013】本発明に使用される(C)成分のヒドロシ
リル化反応用金属触媒含有有機樹脂微粒子触媒の製造方
法としては、例えば、ヒドロシリル化反応用金属触媒、
および樹脂をトルエンのような溶剤に溶解させた後、こ
の溶剤溶液を乾固することによりヒドロシリル化反応用
金属触媒含有樹脂を製造し、次いでこれを粉砕する方法
(特開昭58−37053号公報参照)、ヒドロシリル
化反応用金属触媒および樹脂を塩化メチレン、クロロホ
ルム、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルにような
低沸点の溶剤に溶解させ、これを界面活性剤の水溶液に
滴下してO/W型エマルジョンとし、徐々に該溶剤を除
去することにより固形状の樹脂微粒子を生成させてこれ
を回収する方法(特開平2−4833号公報参照)、ヒ
ドロシリル化反応用金属触媒および樹脂をトルエンやジ
クロロメタンのような溶剤に溶解させ、該溶剤を熱気流
中に噴霧し溶剤を揮発させると共に噴霧状態でヒドロシ
リル化反応用金属触媒および樹脂を微粒子状に固化させ
る方法(特開平4−29748号公報参照)が挙げられ
る。このような方法により得られた本発明の(C)成分
のヒドロシリル化反応用金属触媒含有微粒子触媒はその
まま使用してもよいが、メチルアルコール、エチルアル
コール、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサンのような(C)成分中の有機樹脂を
溶解せずヒドロシリル化反応用金属触媒を溶解し得る溶
剤を用いて洗浄する等により、微粒子表面に存在する金
属触媒を除去することが好ましい。
【0014】かかる(C)成分の添加量は本発明の組成
物を硬化させるのに十分な量であり、(A)成分や
(B)成分の種類、また、組成物に期待する硬化速度な
どによって大きく異なるが、(C)成分中のヒドロシリ
ル化反応用金属触媒量が白金系金属触媒である場合は、
白金原子として0.1〜500ppmとなるように調整
することが好ましく、特に0.1〜50ppmとなるよ
うに調整することがより好ましい。0.1ppmより白
金金属量が少ないと、本発明の組成物に迅速な硬化性を
付与することが容易ではなくなる。
【0015】本発明の組成物は、(A)成分、(B)成
分および(C)成分を必須の成分とするが、さらに、
(D)成分として硬化遅延剤を併用することが好まし
い。(D)成分の硬化遅延剤は、(A)成分〜(C)成
分を混合してから硬化するまでの作業時間を適切に調整
する機能を有する。また、本発明の組成物を加熱硬化さ
せる場合には、室温では長時間未硬化状態を維持し、加
熱すると速やかに硬化するという特徴を有する。
【0016】かかる(D)成分としては、ヒドロシリル
化反応で硬化する組成物、特にオルガノポリシロキサン
組成物において、従来公知の化合物が使用できる。具体
的には、トリオルガノホスフィン類やトリオルガノホス
ファイト類などのリン含有化合物、トリブチルアミンや
テトラメチルエチレンジアミン、ベンゾトリアゾールな
どの窒素含有化合物、硫黄含有化合物、アセチレン系化
合物、アルケニル基を含有する化合物、ハイドロパーオ
キシ化合物、マレイン酸誘導体などが例示される。
(D)成分の添加量は、組成や用途によって大きく異な
るが、硬化性組成物全体の中に5〜10,000ppm
(重量)の範囲となる量を配合することが好ましい。5
ppmより少ないと硬化遅延剤としての機能が発揮でき
ず、また、10,000ppmより多いと本発明の組成
物の特徴である迅速な硬化特性が発揮できなくなる。
【0017】本発明の組成物は上記(A)成分〜(C)
成分あるいは(A)成分〜(D)成分からなる加熱硬化
性有機樹脂組成物であるが、これらの成分に加えて、必
要に応じて、可塑剤、補強充填剤、増量充填剤、接着付
与剤、粘着性付与剤、離型剤、レオロジー調整剤、老化
防止剤、紫外線吸収剤、オゾン劣化防止剤、光安定化
剤、難燃剤、発泡剤、導電性付与剤、熱伝導性向上剤、
顔料などを添加することができる。
【0018】本発明の組成物は、上記(A)成分〜
(C)成分あるいは(A)成分〜(D)成分を均一に混
合することによって容易に製造できるが、混合時の増粘
やゲルの発生などを防止するためには、(B)成分と
(C)成分を最後に接触させることが好ましい。例え
ば、(A)成分、(B)成分を予め混合しておき、最後
に(C)成分を添加混合する。また、(A)成分と
(C)成分を予め混合しておき、最後に(B)成分を添
加混合するなどの方法が好ましい。また、(B)成分と
(C)成分を各々(A)成分と混合して架橋剤組成物と
触媒組成物として製造しておき、硬化させる直前に両組
成物を混合する方法も好ましい。
【0019】以上のような本発明の組成物においては、
硬化触媒として(C)成分のヒドロシリル化反応用金属
触媒とガラス転移点が40〜200℃の樹脂から構成さ
れ、平均粒子径が0.1〜20μmの微粒子であり、か
つ、該ヒドロシリル化反応用金属触媒が金属原子として
0.01〜5重量%含まれるヒドロシリル化反応用金属
触媒含有樹脂微粒子触媒を使用していため、このヒドロ
シリル化反応用金属触媒は、実質的に有機重合体、有機
重合体の不純物、酸化防止剤等の添加剤成分から隔離し
た状態で存在するので、これらの成分によって、被毒し
その触媒活性が失われることがない等の利点がある。し
かして、本発明の組成物は、硬化前は保存安定性、作業
性に優れ、加熱硬化に際しては硬化速度が速いという特
徴を有するので、かかる特性が要求される分野で、例え
ば、接着剤、粘着剤、シーリング剤、ガスケット、塗
料、塗膜防水剤、スポンジ、電気・電子用ポッティング
材、フィルム、成型エラストマー、成型樹脂として使用
される。
【0020】
【実施例】次に本発明を実施例にて説明する。実施例
中、Meはメチル基、Phはフェニル基を示し、%は重
量%を示す。尚、実施例中、物理特性(硬度、引張強
さ、伸び、引裂き強さ)の測定、保存安定性の評価は次
に示す方法にしたがった。 <物理特性>加熱硬化性有機重合体組成物をシート成形
用金型に充填し、150℃、20分間の条件下でプレス
成形して硬化させて、厚さ2mmの有機重合体シートを
得た。このシートについて機械的特性を測定した。ここ
で、硬さはJIS K 6253(タイプAデュロメー
タ)に規定する方法、引張強さおよび伸びはJISK
6251に規定する方法、引裂強さはJIS K 62
52に規定する方法にしたがって測定した。 <保存安定性>加熱硬化性有機重合体組成物を容器に入
れ、製造直後の粘度(初期値)が2倍になるまでの日数
を測定した。
【0021】
【参考例1】白金1,3−ジビニルテトラメチルジシロ
キサン錯体の1、3−ジビニルテトラメチルジシロキサン
溶液の製造 ガラス製の攪拌機付き容器に、塩化白金酸水溶液(白金
金属含有量33重量%)6gと1、3−ジビニルテトラ
メチルジシロキサン16gを加えて懸濁状態で攪拌しな
がら70℃〜80℃で30分間反応させた。反応後、イ
ソプロピルアルコールと水を圧力50mmHg,温度4
5℃の条件下で揮発除去し、固形分を濾過することによ
って白金金属含有量8.5重量%の白金1,3−ジビニ
ルテトラメチルジシロキサン錯体の1、3−ジビニルテト
ラメチルジシロキサン溶液を調製した。
【0022】
【参考例2】熱可塑性シリコーン樹脂球状微粒子触媒の
製造 ガラス製の攪拌機付き容器に、平均組成式(PhSiO
3/2)0.78(Me2SiO)0.22であり、ガラス転移点が6
0℃の熱可塑性シリコーン樹脂900g、トルエン50
0gおよびジクロロメタン4600gを投入して、均一
に混合した。次いで、これに、参考例1で得られた白金
1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体の1、3
−ジビニルテトラメチルジシロキサン溶液44.4gを
投入して混合することにより、白金1,3−ジビニルテ
トラメチルジシロキサン錯体と熱可塑性シリコーン樹脂
の溶液を得た。この溶液を2流体ノズルを使用し、窒素
ガスを熱気流にしたスプレードライヤー槽内に連続して
噴霧した。ここで、熱気流温度は、スプレードライヤー
の入口温度で80℃、出口温度で50℃であった。上記
条件で運転して生成した微粒子をバッグフィルターで捕
集した。得られた熱可塑性シリコーン樹脂微粒子は球状
であり、その平均粒子径は5μmであった。この微粒子
を金属缶に入れ、窒素ガスにより置換し、40℃のオー
ブン中で96時間エージングして、ヒドロシリル化反応
用金属触媒含有シリコーン樹脂微粒子を得た。得られた
ヒドロシリル化反応用金属触媒含有シリコーン樹脂微粒
子の平均粒子径は1.6μmであり、白金含有量は0.
4重量%であった。また、この微粒子の形状を走査型電
子顕微鏡により観察したところ、球状体であることが確
認された。
【0023】
【参考例3】ポリカーボネート樹脂球状微粒子触媒の製
造 ガラス製の攪拌機付き容器に、ポリカーボネート樹脂
(三菱瓦斯化学株式会社製、商品名ユーピロンH−30
00、ガラス転移点145〜150℃)50g、トルエ
ン100、ジクロロメタン850gを投入し、均一に混
合した。次いで参考例1で得られた白金1,3−ジビニ
ルテトラメチルジシロキサン錯体の1、3−ジビニルテト
ラメチルジシロキサン溶液を白金金属量がポリカーボネ
ート樹脂に対して、0.4重量%になるように投入し、
均一に混合した。この溶液を2流体ノズルを使用し、窒
素ガスを熱気流にしたスプレードライヤー槽内に連続し
て噴霧した。ここで、熱気流温度は、スプレードライヤ
ーの入口温度で100℃、出口温度で70℃であった。
上記条件で運転して生成した微粒子をバッグフィルター
で捕集した。得られたポリカーボネート樹脂微粒子触媒
は球状であり、その平均粒子径は5μmであった。
【0024】
【参考例4】参考例2で得られた熱可塑性シリコーン樹
脂球状微粒子触媒8g、ヒュームドシリカ1gおよび粘
度50mPa・sの流動パラフィン11gを均一に混合
し、白金1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯
体を含有する熱可塑性シリコーン樹脂球状微粒子触媒組
成物を調製した。
【0025】
【参考例5】参考例3で得られたポリカーボネート樹脂
球状微粒子触媒8g、ヒュームドシリカ1gおよび粘度
50mPa・sの流動パラフィン11gを均一に混合し、
白金1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体を
含有するポリカーボネート樹脂微粒子触媒組成物を製造
した。
【0026】
【実施例1】両末端にアリル基を有する分子量20,0
00、ガラス転移点が−50℃以下のポリイソブチレン
70gと、可塑剤として粘度50mPa・sの流動パラフ
ィン30gを混合した。さらにBET法比表面積200
2/gのヒュームドシリカをヘキサメチルジシラザンで
表面処理した疎水性シリカ50gを添加して十分に混合
した。これに架橋剤として平均分子式、
【化1】 で示されるオルガノシロキサン9.1gと硬化遅延剤と
してフェニルブチノール0.06g加えて十分に混合し
た。これに参考例4で製造した白金1,3−ジビニルテ
トラメチルジシロキサン錯体を含有する熱可塑性シリコ
ーン樹脂微粒子触媒組成物を0.48g加えて混合し、
脱泡して加熱硬化性ポリイソブチレン組成物を製造し
た。得られた加熱硬化性ポリイソブチレン組成物の保存
安定性を評価した。また、硬化物の機械的強度を測定し
た。これらの測定結果を後記する表1に示した。
【0027】
【実施例2】両末端にアリル基を有する分子量20,0
00、ガラス転移点が−50℃以下のポリイソブチレン
70gと、可塑剤として粘度50mPa・sの流動パラフ
ィン30gを混合した。さらにBET法比表面積200
2/gのヒュームドシリカをヘキサメチルジシラザンで
表面処理した疎水性シリカ50gを添加して十分に混合
した。これに架橋剤として平均分子式、
【化2】 で示されるオルガノシロキサン5.8gと硬化速度調整
剤としてフェニルブチノール0.06g加えて十分に混
合した。これに参考例3で製造した白金1,3−ジビニ
ルテトラメチルジシロキサン錯体を含有する熱可塑性シ
リコーン樹脂微粒子触媒の組成物を0.48g加えて混
合し、脱泡して硬化性ポリイソブチレンン組成物を製造
した。得られた加熱硬化性ポリイソブチレンン組成物の
保存安定性を評価した。また、硬化物の機械的強度を測
定した。これらの測定結果を後記する表1に示した。
【0028】
【実施例3】両末端にアリル基を有する分子量20,0
00、ガラス転移点が−50℃以下のポリイソブチレン
70gと、可塑剤として粘度50mPa・sの流動パラフ
ィン30gを混合した。さらにBET法比表面積200
2/gのヒュームドシリカをヘキサメチルジシラザン
で表面処理した疎水性シリカ50gを添加して十分に混
合した。これに架橋剤として平均分子式、
【化3】 で示されるオルガノシロキサン5.8gと硬化遅延剤と
してフェニルブチノール0.06g加えて十分に混合し
た。これに参考例5で製造した白金1,3−ジビニルテ
トラメチルジシロキサン錯体を含有するポリカーボネー
ト樹脂微粒子触媒を0.48g加えて混合し、脱泡して
硬化性ポリイソブチレンン組成物を製造した。得られた
加熱硬化性ポリイソブチレンン組成物の保存安定性を評
価した。また、硬化物の機械的強度を測定した。これら
の測定結果を後記する表1に示した。
【0029】
【比較例1】実施例1において、参考例4で製造した白
金1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体を含
有する熱可塑性シリコーン樹脂微粒子触媒組成物の代わ
りに、白金1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン
錯体の1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン溶液
を使用した以外は実施例1と同様にして硬化性ポリイソ
ブチレン組成物を製造した。得られた加熱硬化性ポリイ
ソブチレンン組成物の保存安定性を評価した。また、硬
化物の機械的強度を測定した。これらの測定結果を後記
する表1に併記した。
【0030】
【比較例2】実施例2において、参考例5で製造した白
金1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体を含
有するポリカーボネート樹脂微粒子触媒組成物の代わり
に、白金1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯
体の1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン溶液を
使用した以外は実施例1と同様にして硬化性ポリイソブ
チレン組成物の製造を試みたが、混合中に硬化してしま
った。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の加熱硬化性有機重合体組成物
は、(A)成分〜(C)成分からなり、特に、(C)成
分のヒドロシリル化反応用金属触媒含有樹脂微粒子触媒
を含有しているので、硬化前は保存安定性、作業性に優
れ、加熱硬化に際しては、硬化速度が速いという特徴を
有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AA00W BB18W CP04X DA116 DD076 FB266 FB286 FD010 FD146 4J035 BA01 BA11 CA02N CA02U CA021 GA02 GB03 GB05 LA03 LB01 LB02 LB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)1分子中に2個以上のアルケニル
    基を含有する有機重合体、(B)1分子中に2個以上の
    ケイ素結合水素原子を含有する有機ケイ素化合物本成分
    中のケイ素原子結合水素原子のモル数と(A)成分中の
    アルケニル基のモル数の比率が(0.05:1)〜(1
    0:1)となる量および(C)ヒドロシリル化反応用金
    属触媒とガラス転移点が40〜200℃の樹脂から構成
    され、平均粒子径が0.1〜20μmの微粒子であり、
    かつ、該ヒドロシリル化反応用金属触媒が金属原子とし
    て0.01〜5重量%含まれるヒドロシリル化反応用金
    属触媒含有樹脂微粒子触媒本組成物を硬化させるのに十
    分な量からなる加熱硬化性有機重合体組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分の有機重合体がポリイソブチ
    レンである請求項1記載の加熱硬化性有機重合体組成
    物。
  3. 【請求項3】 (C)成分中のヒドロシリル化反応用金
    属触媒が白金金属触媒である請求項1記載の加熱硬化性
    有機重合体組成物。
  4. 【請求項4】 (C)成分中の樹脂が、シリコーン樹
    脂、ポリカーボネート樹脂およびアクリル系樹脂からな
    る群から選択される樹脂である請求項1記載の加熱硬化
    性有機重合体組成物。
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