JP2000159213A - 合成樹脂製食品容器 - Google Patents

合成樹脂製食品容器

Info

Publication number
JP2000159213A
JP2000159213A JP2752999A JP2752999A JP2000159213A JP 2000159213 A JP2000159213 A JP 2000159213A JP 2752999 A JP2752999 A JP 2752999A JP 2752999 A JP2752999 A JP 2752999A JP 2000159213 A JP2000159213 A JP 2000159213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food container
resin
container
synthetic resin
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2752999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3029612B1 (ja
Inventor
Toshihiko Fujinaka
敏彦 藤中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26365461&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2000159213(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP2752999A priority Critical patent/JP3029612B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3029612B1 publication Critical patent/JP3029612B1/ja
Publication of JP2000159213A publication Critical patent/JP2000159213A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上方からの押圧力対する強度の高い合成樹脂
製食品容器を得る。 【解決手段】 底部の厚みが0.2〜3mmで、かつ絞り
比が2以下であり、(A)スチレン系樹脂40〜97重
量%及び(B)融点が100〜300℃の熱可塑性樹脂
60〜3重量%を含有する樹脂組成物を成形してなる開
口部を有する容器であり、座屈強度が1〜50kgである
合成樹脂製食品容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上方からの押圧力
に対する強度が高い合成樹脂製食品容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】合成樹
脂製の容器に入った持ち帰り用の総菜や弁当が販売さ
れ、消費者に利用されている。このような総菜や弁当
は、販売店の調理場において内容物を詰めた後に蓋を被
せ、四隅を上方から押圧することにより本体と蓋を嵌合
させ、店内に陳列される。このように蓋を閉める際には
本体に大きな力が加わるため、大規模店舗において大量
の食品を連続的に調理し、容器詰めをする際には、容器
の強度、特に座屈強度が小さいと、蓋を閉めるときに容
器本体が破損するものが出ることがある。その他、複数
の食品が入った容器を積み重ねて陳列した場合には、容
器の重さにより下に位置する容器が変形することもあ
る。さらに、消費者が商品を購入して各家庭で食する場
合にも、一部を食べた後に蓋をしようとして上記のよう
に力を加えた場合に容器本体が破損してしまうことがあ
る。このように容器が破損した場合、商品が無駄になる
だけでなく、破損した容器により手指が傷付けられるこ
ともある。一方、あまりに座屈強度を高めると、容器が
重くなったり、廃棄時において圧縮しにくくなり、ごみ
の減容化が困難になる。
【0003】本発明は、販売や消費の実状を考慮し、座
屈強度が改善された合成樹脂製食品容器を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口部を有す
る容器であり、座屈強度が1〜50kgである合成樹脂製
容器及び発泡構造の合成樹脂製食品容器を提供する。ま
た本発明は、前記の容器を容器本体部とし、前記容器本
体と嵌合できる蓋部とを備えた合成樹脂製食品容器を提
供する。本発明における座屈強度は、容器を開口部を上
にした状態で水平面に置き、上方から容器全体に対して
均一に10m/minの速さで荷重を加えた場合に、座屈強
度が20%以上減少した時点までの最大荷重である。こ
こで座屈強度が20%以上減少したとは、容器が変形、
割れのような破損を生じ、その結果、座屈強度が急激に
減少したことを意味する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の合成樹脂製食品容器は、
座屈強度が1〜50kg、好ましくは3〜45kg、特に好
ましくは5〜40kgである。
【0006】本発明の合成樹脂製食品容器は、開口部を
有し、上記座屈強度の要件を具備するものであれば、形
状や大きさ等は特に限定されるものではなく、例えば、
図1に示すような形状及び寸法のものにすることができ
る。
【0007】このような座屈強度を有する本発明の合成
樹脂製食品容器は、底部の厚み及び絞り比(深さ/幅又
は直径)が、下記の数値範囲を具備するものであること
が好ましい。底部の厚みは好ましくは0.1〜3mm、特
に好ましくは0.3〜2mmであり、絞り比(深さ/幅又
は直径)は好ましくは2以下、特に好ましくは0.1〜
1.5である。
【0008】本発明の合成樹脂製食品容器は、(A)ス
チレン系樹脂40〜97重量%及び(B)融点が100
〜300℃の熱可塑性樹脂60〜3重量%を含有する樹
脂組成物を成形して得ることができる。なお、以下にお
いては、無発泡のものを「食品容器」とし、発泡してい
るものを「発泡食品容器」とする。
【0009】樹脂組成物で用いる(A)成分のスチレン
系樹脂としては、スチレン系モノマーの重合体、スチレ
ン系モノマーとそれらと共重合可能な他のモノマーとの
共重合体を挙げることができる。
【0010】スチレン系モノマーとしては、スチレン、
2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチル
スチレン、4−エチルスチレン、4−t−ブチルスチレ
ン、2,4−ジメチルスチレン等のアルキル置換スチレ
ン、α−メチルスチレン、α−メチル−4−メチルスチ
レン等のα−アルキル置換スチレン、2−クロロスチレ
ン、4−クロロスチレン等のハロゲン化スチレン等から
選ばれる1種以上を挙げることができる。
【0011】スチレン系モノマーと共重合可能な他のモ
ノマーとしては、アクリル酸又はメタクリル酸、アクリ
ル酸メチル又はメタクリル酸メチル、アクリル酸エチル
又はメタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル又はメタク
リル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル又はメタ
クリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸(C1
8)エステル又はメタクリル酸(C1〜C8)エステ
ル、アクリロニトリル、無水マレイン酸、マレイミド、
N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミドのような
N−置換マレイミド等のマレイン酸又はその誘導体等か
ら選ばれる1種以上を挙げることができる。
【0012】(A)成分のスチレン系樹脂は、ゴム変性
スチレン系樹脂にすることもできる。ゴム変性スチレン
系樹脂の製造において用いるゴムとしては、ブタジエン
ゴム、ブタジエン−イソプレンゴム、ブタジエン−アク
リロニトリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、イソプ
レンゴム、アクリルゴム、エチレン−酢酸ビニルゴム等
の非スチレン系ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチ
レン−イソプレンゴム等のスチレン系ゴムから選ばれる
1種以上を挙げることができる。なお、ブタジエンゴム
は、シス−1,4構造の含有率の高いハイシス型のもの
であっても、シス−1,4構造の含有率の低いローシス
型のものであってもよい。ゴム変性スチレン系樹脂とす
る場合には、樹脂中におけるゴム成分の含有量が1〜2
0重量%であることが好ましい。
【0013】(A)成分を共重合体にする場合の重合形
態は特に限定されるものではなく、ブロック共重合体、
ランダム共重合体、テーパーブロック構造を有する共重
合体であってもよい。
【0014】樹脂組成物における(A)成分の含有量
は、40〜97重量%であり、好ましくは50〜90重
量%であり、特に好ましくは60〜85重量%である。
【0015】樹脂組成物で用いる(B)成分の融点が1
00〜300℃の熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィ
ン系樹脂、結晶性ポリスチレン、ポリエステル系樹脂、
ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスル
ホン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリケトン系樹脂及
びポリアセタール系樹脂から選ばれる1種以上を挙げる
ことができ、これらの中でもポリプロピレン又はポリエ
チレンテレフタレートが好ましい。
【0016】樹脂組成物における(B)成分の含有量
は、60〜3重量%であり、好ましくは50〜10重量
%であり、特に好ましくは40〜15重量%である。
【0017】樹脂組成物には、さらに下記の(C−1)
〜(C−4)から選ばれる1種以上の相溶化剤を配合す
ることができる。なお、(A)成分として(B)成分と
の間で相溶化剤としても作用する成分を用いた場合に
は、その作用のみで充分に相溶化ができるので、さらに
相溶化剤を配合する必要はない。
【0018】(C−1)ビニル芳香族化合物と、共役ジ
エン化合物とからなる共重合体又はその水素添加物。ビ
ニル芳香族化合物としては、上記した(A)成分で用い
るモノマーを挙げることができ、共役ジエン化合物とし
ては、ブタジエン、クロロプレン、イソプレン等を挙げ
ることができる。 (C−2)ビニル芳香族化合物と、共役ジエン化合物と
からなる共重合体のエポキシ化物又はその水素添加物。
ビニル芳香族化合物と、共役ジエン化合物とからなる共
重合体としては、(イ)の共重合体を挙げることができ
る。 (C−3)(A)成分の構成単位となるスチレン系モノ
マーと、(B)成分の構成単位となるモノマーとの共重
合体。 (C−4)ビニル芳香族化合物と、カルボキシル基を有
する化合物又は酸無水物との共重合体。ビニル芳香族化
合物としては、上記した(A)成分で用いるスチレン系
モノマーを挙げることができ、カルボキシル基を有する
化合物及び酸無水物としては、(A)成分で用いるスチ
レン系モノマーと共重合可能な他のモノマーを挙げるこ
とができる。
【0019】樹脂組成物における相溶化剤の含有量は、
(A)及び(B)成分の合計量100重量部に対して
0.1〜20重量部であり、好ましくは1〜10重量部
である。
【0020】樹脂組成物には、さらに必要に応じて、顔
料等の着色剤、高級脂肪酸塩等の分散剤、タルク等の無
機充填剤、導電性付与剤、帯電防止剤、シリコーン等を
添加することができる。
【0021】本発明の食品容器及び発泡食品容器は、例
えば、上記の樹脂組成物からなるペレットを通常の押出
機により溶融混練したのち、サーキュラーダイ、Tダイ
等を介して押出し成形もしくは押出し発泡成形して得た
シートを成形する方法又は樹脂組成物を射出成形する方
法により得ることができる。発泡成形の方法としては、
化学発泡剤を添加して押出し成形する方法、発泡ガス原
料を注入しながら押出し成形する方法、液状の発泡ガス
原料を樹脂組成物に含浸させたものを押出し成形する方
法等を適用することができる。化学発泡剤や発泡ガス原
料としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウ
ム、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリ
ル、液状のプロパン、ブタン等の炭化水素等を挙げるこ
とができる。
【0022】本発明の食品容器及び発泡食品容器が上記
の(A)及び(B)成分を含有する樹脂組成物からなる
シートを成形して得られるものの場合、このシートは無
発泡又は発泡構造であるとにかかわらず、以下に記載す
る及び(i)、(ii)、(iii)から選ばれる構造、性質等
を1以上でより多く有していることが好ましく、すべて
を有しているものが特に好ましい。
【0023】シートにおいて、原料となる樹脂組成物
に含まれる(A)成分と(B)成分が下記の式(I)で
表される関係を満たすものであること(図2参照)。 B1/B2=1.2〜50 (I) [式中、B1は、シートの一面からシートの全厚みの1/
10の厚み範囲までにおける(B)成分の含有量(重量
%)を示し、B2は、シート厚み方向の1/2を基準と
するシート全厚みの1/10の厚み範囲における(B)
成分の含有量(重量%)を示す。] B1/B2値は、好ましくは1.2〜30、特に好ましく
は1.2〜20、さらに好ましくは1.5〜10であ
る。B1/B2値を上記数値範囲内に設定保持するために
は、上記した押出し成形において、押出機及びダイ出口
における樹脂温度を、原料となる樹脂ペレットのビカッ
ト軟化点に応じて適宜調整する方法を適用できる。前記
樹脂温度をビカット軟化点より十分に高くするとB1
2値は大きくなり、即ちシート表面近くにおける
(B)成分の含有量が高くなる。一方、前記樹脂温度を
ビカット軟化点より少し高くするとB1/B2値は小さく
なり、即ちシート表面近くにおける(B)成分の含有量
が低くなる。従って、B1/B2値を所定範囲に設定保持
するためには、押出機及びダイ出口における樹脂温度
を、原料となる樹脂ペレットのビカット軟化点よりも8
0〜130℃高い範囲内に設定保持することが好まし
い。なお、シートの一面のみが式(I)で表される関係
を満たすようにすることもできるし、両面が式(I)で
表される関係を満たすようにすることもできる。
【0024】シートにおいて、原料となる樹脂組成物
に含有される(A)成分のスチレン系樹脂と(B)成分
の熱可塑性樹脂が両連続相を形成していること。ここで
「シートにおいて(A)成分と(B)成分が両連続相を
形成している」とは、シートのMD方向及びTD方向の
いずれの方向においても、(A)成分の樹脂相と(B)
成分の樹脂相が、粒子や繊維状のような互いに独立した
状態で存在しているのではなく、両相が網目状に互いに
連なった状態で混在した相構造を形成していることを意
味するものである。
【0025】なお、シートが両連続相を形成している場
合、(A)成分のスチレン系樹脂には両連続相と従来公
知の海島構造とが混在しているものが含まれていてもよ
い。この場合の両連続相をなす(A)成分のスチレン系
樹脂の割合は、70重量%以上、好ましくは80重量%
以上であり、従って海島構造が30重量%未満、好まし
くは20重量%未満の割合で含まれていてもよい。この
ように両連続相を形成する(A)成分のスチレン系樹脂
のうち、両連続相と海島構造とが混在しているものの場
合、両連続相の割合が70重量%未満であると容器の座
屈強度が劣る。
【0026】(i)このようなシートは、特に下記式(I
I)で表される体積変化率と、下記式(III)で表される
重量減少率の関係を満たすものであること。 V’/V=0.5〜2.5 (II) [式中、V’は25℃のテトラヒドロフランに24時間
浸漬後のシートの体積(cm3)を示し、Vは浸漬前のシ
ートの体積(cm3)を示す。] (W−W’)/(W×nPS)≧0.7 (III) [式中、W’は25℃のテトラヒドロフランに24時間
浸漬後のシートの重量(g)を示し、Wは浸漬前のシー
トの重量(g)を示し、nPSは浸漬前のシートのスチレ
ン系樹脂の含有比(重量%)を示す。] 式(II)においてV’/Vは、好ましくは0.6〜
2.0であり、特に好ましくは0.7〜1.8である。
式(III)において(W−W’)/(W×nPS)は、好
ましくは0.75〜1.0であり、特に好ましくは0.
8〜1.0である。
【0027】このシートは、(A)成分と(B)成分が
両連続相を形成していることにより、上記の式(II)及
び式(III)で表される体積変化率と重量減少率を同時
に具備することができるものである。よって、両連続相
が形成されず、いわゆる「海島構造」が形成されている
シートの場合、即ち、(B)成分が海(マトリックス
相)で(A)成分が島(分散相)のシートの場合は、式
(I)で表される体積変化率が上記の数値範囲外となっ
てしまい、耐油性が不十分となり、逆の相構造の場合
は、体積変化率及び重量減少率ともに上記の数値範囲外
となっていまい、耐油性が不十分となる。
【0028】(ii)また、このシートを25℃のテトラヒ
ドロフラン中に24時間浸漬した場合の寸法変化が、下
記の式で表される関係を満たしていること。 LMD'/LMD=0.8〜1.5 LTD'/LTD=0.8〜1.5 D'/D=0.8〜1.5 (式中、LMDは浸漬前におけるMD方向の一辺の寸法を
示し、LTDは浸漬前におけるTD方向の一辺の寸法を示
し、Dは浸漬前の厚みを示し、LMD'、LTD'及びD'は
それぞれ浸漬後における寸法を示す。) LMD'/LMDは、好ましくは0.8〜1.3であり、特
に好ましくは0.9〜1.2である。LTD'/LTDは、
好ましくは0.8〜1.3であり、特に好ましくは0.
9〜1.2である。D'/Dは、好ましくは0.8〜
1.3であり、特に好ましくは0.9〜1.2である。
【0029】(iii)さらに、このシートを130℃の温
度雰囲気で20分間放置したときの寸法変形が下記式で
表される関係を満たすものであること。 LMD'/LMD=0.9〜1.1 LTD'/LTD=0.9〜1.1 (式中、LMDは加熱前におけるMD方向の一辺の寸法を
示し、LTDは加熱前におけるTD方向の一辺の寸法を示
し、LMD'、LTD'はそれぞれ加熱後における寸法を示
す。) LMD'/LMDは、好ましくは1.0〜1.1であり、L
TD'/LTDは、好ましくは1.0〜1.1である。この
MD'/LMD及びLTD'/LTDの値は、押出機及びダイ出
口における樹脂温度、シート成形時におけるダイ出口と
引取りロール間の距離、引取りロールの速度を調整する
ことにより、所定の数値範囲内に設定することができ
る。従って、本発明においては、押出機及びダイ出口に
おける樹脂温度を200〜230℃に調整し、ダイ出口
と引取りロール間の距離を1〜15cmに調整すると共
に、引取りロールの速度を2〜20m/minに調整するこ
とが好ましい。
【0030】なお、(A)成分と(B)成分が両連続相
を形成するシートは、(A)成分と(B)成分の粘度
比、押出機内のスクリュー回転数及び樹脂組成物の溶融
粘度の3つの要件を同時に具備するように調整して得る
ことができる。従って本発明においては、粘度比を
(A)/(B)=1以上、好ましくは(A)/(B)=
1.2以上に調整し、スクリュー回転数を100rpm以
下、好ましくは40〜80rpmに調整し、溶融粘度を2
00〜230℃、好ましくは210〜220℃に調整す
ることが望ましい。
【0031】本発明の食品容器は、JIS K5400
記載の光沢度(入射角60°)が好ましくは10%以
上、特に好ましくは20%以上のものである。
【0032】本発明の発泡食品容器は、下記の発泡倍
率、単位厚さ当たりの平均気泡膜数及び厚み(底部を除
く)から選ばれる1以上の要件を具備していることが好
ましいが、2つの要件を具備することが特に好ましく、
3つすべての要件を具備することがさらに好ましい。
【0033】発泡倍率が、好ましくは1.1〜3.0倍
であり、特に好ましくは1.4〜2.2倍であること。
発泡倍率が1.1倍以上であると保温性、断熱性、外観
がよく、3倍以下であると容器のスタック性がよくな
り、嵩ばらない。
【0034】単位厚さ当たりの平均気泡膜数が、好まし
くは1〜50個/mm、特に好ましくは5〜40個/mmで
あること。平均気泡膜数が1個/mm以上であると保温
性、断熱性、外観がよく、50個/mm以下であると容器
の腰、耐衝撃性がよくなる。なお、平均気泡膜数は、合
成樹脂発泡シートの幅方向から超薄切り切片を採取し、
光学顕微鏡にて観察できる気泡膜を厚み方向に数え、そ
の個数を1mm当たりに換算したものである。
【0035】厚みが、好ましくは0.1〜3mm、特に好
ましくは0.5〜2mmであること。厚みが0.1mm以上
であると容器の腰、断熱性がよく、3mm以下であると容
器のスタック性がよくなり、嵩ばらない。
【0036】本発明の食品容器及び発泡食品容器は、上
記した容器を容器本体部とし、前記容器本体と嵌合でき
る蓋部とを備えたものにすることができる。嵌合方式は
特に限定されるものではなく、本体部の内周縁と蓋部の
外周縁とが接した状態で勘合する内嵌合方式、本体部の
外周縁と蓋部の内周縁とが接した状態で勘合する外嵌合
方式、本体部の周縁を凸状にし、蓋部の周縁を凹状に、
前記凸状周縁と凹状周縁を嵌合させる内外嵌合方式のい
ずれの方式にすることもできる。
【0037】本体部と組み合わせる蓋部としては、内容
物の確認が容易になるように透明であるものが好まし
く、例えば、ヘーズ(ASTM D883、D100
3)が好ましくは10以下、特に好ましくは5以下で、
かつ写像鮮明度(JIS K7105)が好ましくは3
0%以上、特に好ましくは50%以上のものである。
【0038】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。なお、(A)成分、(B)成分、相溶化剤の詳細は
下記のとおりである。
【0039】(A)成分 GPPS:スチレン樹脂(ダイセル化学工業(株)製
「ダイセルスチロール51」) HIPS:ハイインパクトポリスチレン樹脂(ダイセル
化学工業(株)製「ダイセルスチロールS85」;ゴム
含有量8重量%) SBS:スチレン・ブタジエンブロック共重合体(日本
合成ゴム(株)製「TR2003」、ゴム含有量57重
量%) (B)成分 PP:ポリプロピレン(住友化学工業(株)製「FS−
8611」) PET:ポリエチレンテレフタレート(三菱レーヨン
(株)製「ダイヤナイトMA521H」) PC:ポリカーボネート(三菱瓦斯化学(株)製「ユー
ピロンE−2000」) NY6:ナイロン6(宇部興産(株)製「1030
B」) (相溶化剤) (C−3a)スチレン−エチレン−プロピレン−スチレ
ン共重合体(クラレ(株)製「セプトン2104」) (C−2a)エポキシ変性スチレン−ブタジエン共重合
体(ダイセル化学工業(株)製「エポフレンドA102
0」) (C−2b)水素添加エポキシ変性スチレン−ブタジエ
ン共重合体(特開平7−25984号公報2頁2欄31
〜43行に記載の方法により、ダイセル化学工業(株)
製のエポフレンドA1020を水素添加して得られたも
の) (C−3b)ポリプロピレン−グラフト−ポリスチレン
共重合体(日本油脂(株)製「モディーバーA310
0」) (C−3c)ポリカーボネート−グラフト−ポリスチレ
ン共重合体(日本油脂(株)製「モディーバーCL15
0D」) (C−4)スチレン−無水マレイン酸共重合体(アーコ
ケミカル社製「ダイラーク232」)。
【0040】実施例1〜8、比較例1〜5 表1に示す樹脂組成物((A)、(B)は重量%、相溶
化剤は(A)、(B)合計に対する重量部表示)を二軸
押出機(池貝(株)製;PCM30)で溶融混練して樹
脂ペレットを得た。その後、ペレットを押出機(φ65
mm、L/D=28)に供給し、Tダイから押出し後に急
冷してシートを得た。これらのシートを用い、単発真空
成形機(浅野研究所製)により成形し、図1に示す食品
容器(絞り比約0.2)を得た。これらの食品容器につ
いて、下記の方法により、座屈強度、耐熱性、成形性及
び外観を評価した。結果を表1に示す。
【0041】(座屈強度)容器開口部を上向きにして水
平面上に置き、上方から直径150mmの円形治具を用い
て10mm/minの速さで押さえつけ、このときの変位と荷
重をテンシロン(オリエンテック(株)製)で測定し
た。座屈強度は、測定の過程で荷重が20%以上の急激
な減少をした点を終点とし、このときまでの最大荷重値
を座屈強度として、下記の基準で評価した。 ◎:座屈強度が5kg以上40kg未満 ○1:座屈強度が2kg以上5kg未満 ○2:座屈強度が40kg以上50kg未満 △:座屈強度が1kg以上2kg未満 ×:座屈強度が1kg未満。
【0042】(耐熱性)食品容器内に100gの市販サ
ラダ油(日清製油(株)製)を入れ、500Wの電子レ
ンジにて5分間加熱した。加熱後の容器の変形度合いを
目視で観察し、下記の基準で評価した。 ○:変形がなく、表面に溶融痕もない △:変形が若干見られるか又は表面に溶融痕が見られる ×:変形が大きく、かつ表面に溶融痕が見られた。
【0043】(成形性)食品容器の底面と底面コーナー
の外観を下記の基準で評価した ○:均一に伸びて、均一な厚みに成形されている △:底面又はコーナーの厚みにむらがある ×:底面又はコーナーの一部に破れがある。
【0044】(外観)食品容器の外観を目視により観察
し、下記の基準で評価した。 ○:表面が均一で光沢がある △:表面が荒く光沢がある ×:表面の荒れが激しく、手触りがざらつく。
【0045】(相構造の確認)食品容器を成形するため
のシートにおいて、下記の体積変化率と重量減少率の関
係の両方を満たすものを「両連続相構造」とし、一方又
は両方を満たさないものを「海島構造」とした。 V’/V=0.5〜2.5 [式中の記号の意味は上記のとおり。] (W−W’)/(W×nPS)≧0.7 [式中の記号の意味は上記のとおり。] (B1/B2値の算出)食品容器を成形するためのシート
において、図2中のB1、B2に相当する所定位置でウル
トラミクロトームにて表面が平滑になるように切削し
た。その後、切削面をRuO4、OsO4等の重金属酸化
物蒸気に触れさせて、(A)成分のスチレン系樹脂のみ
を選択的に染色した。さらに、染色面にカーボンを蒸着
した後、走査型電子顕微鏡により観察して、写真撮影を
行った。その後、この写真から画像処理装置を用いてB
1、B2を求め、B1/B2値を算出した。
【0046】
【表1】
【0047】実施例9〜11、比較例6〜8 表2に示す樹脂組成物(表示基準は表1と同じ)を二軸
押出機(池貝(株)製;PCM30)で溶融混練して樹
脂ペレットを得た。これらの樹脂ペレットに対して、1
重量部のミネラルオイルを展着し、発泡剤として重炭酸
ナトリウム及びクエン酸ナトリウムの混合物(三協化成
(株)製;セルマイク623)を表2に示す量配合し、
発泡成形用の組成物を得た。次に、これらの組成物を押
出機(φ65mm、L/D=32)に供給し、溶融混練し
た後、Tダイから押出し発泡成形した後に急冷して、発
泡シートを得た。これらの発泡シートを用いて実施例1
〜8と同様にして、図1に示す発泡食品容器を得た。こ
れらの容器について実施例1〜8と同様の評価を行っ
た。結果を表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】本発明の食品容器及び発泡食品容器は、
座屈強度が適正範囲に保持されているため、容器に対し
て上方から押圧力を加えた場合にも容器が変形を生じた
り、割れを生じたりすることがなく、廃棄時の減量化も
容易である。よって、販売者及び消費者双方の取り扱い
易さを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の食品容器の平面図と断面図である。
【図2】 本発明の食品容器の製造に使用する樹脂シー
トの構造を説明するための概念図である。
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月29日(1999.11.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項(A)スチレン系樹脂40〜97重量%
及び(B)融点が100〜300℃の熱可塑性樹脂60
〜3重量%を含有する樹脂組成物を成形してなる、底部
の厚みが0.1〜3mmで、かつ絞り比が2以下の開口部
を有する容器であり、座屈強度が1〜50kgである合成
樹脂製食品容器。
【請求項】 熱可塑性樹脂がポリプロピレン又はポリ
エチレンテレフタレートである請求項記載の合成樹脂
製食品容器。
【請求項】 さらに、樹脂組成物中に、下記から選ば
れる1種以上の相溶化剤を含有する請求項1又は2記載
の合成樹脂製食品容器。 (C−1)ビニル芳香族化合物と、共役ジエン化合物と
からなる共重合体又はその水素添加物。 (C−2)ビニル芳香族化合物と、共役ジエン化合物と
からなる共重合体のエポキシ化物又はその水素添加物。 (C−3)(A)成分の構成単位となるスチレン系モノ
マーと、(B)成分の構成単位となるモノマーとの共重
合体。 (C−4)ビニル芳香族化合物と、カルボキシル基を有
する化合物又は酸無水物との共重合体。
【請求項】 JIS K5400記載の光沢度(入射
角60°)が10%以上で真珠様光沢を有している請求
項1〜のいずれか1記載の合成樹脂製食品容器。
【請求項】 請求項1〜のいずれか1記載の容器が
発泡構造である合成樹脂製食品容器。
【請求項】 発泡倍率が1.1〜3倍、単位厚さ当た
りの平均気泡膜数が1〜50個/mm及び厚みが0.1〜
3mmから選ばれる1以上の要件を具備する請求項記載
の合成樹脂製食品容器。
【請求項】 請求項1〜のいずれか1記載の容器を
容器本体部とし、前記容器本体と嵌合できる蓋部とを備
えた合成樹脂製食品容器。
【請求項】 蓋部が、ヘーズが10以下で、かつJI
S K7105に準拠して測定される写像鮮明度が30
%以上のものである請求項記載の合成樹脂製容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA10 BA14 BA16 BA18 BA22 BB04 BB05 DA08 DD05 EA04 GA03 4F074 AA13 AA24 AA32 AA33 AA66 BA03 BA05 BA13 BA14 BA36 BA37 CA22 DA02 DA03 DA08 DA23 DA24 DA34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する容器であり、座屈強度が
    1〜50kgである合成樹脂製食品容器。
  2. 【請求項2】 底部の厚みが0.1〜3mmで、かつ絞り
    比が2以下であり、(A)スチレン系樹脂40〜97重
    量%及び(B)融点が100〜300℃の熱可塑性樹脂
    60〜3重量%を含有する樹脂組成物を成形してなるも
    のである請求項1記載の合成樹脂製食品容器。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂がポリプロピレン又はポリ
    エチレンテレフタレートである請求項1又は2記載の合
    成樹脂製食品容器。
  4. 【請求項4】 さらに、樹脂組成物中に、下記から選ば
    れる1種以上の相溶化剤を含有する請求項1、2又は3
    記載の合成樹脂製食品容器。 (C−1)ビニル芳香族化合物と、共役ジエン化合物と
    からなる共重合体又はその水素添加物。 (C−2)ビニル芳香族化合物と、共役ジエン化合物と
    からなる共重合体のエポキシ化物又はその水素添加物。 (C−3)(A)成分の構成単位となるスチレン系モノ
    マーと、(B)成分の構成単位となるモノマーとの共重
    合体。 (C−4)ビニル芳香族化合物と、カルボキシル基を有
    する化合物又は酸無水物との共重合体。
  5. 【請求項5】 JIS K5400記載の光沢度(入射
    角60°)が10%以上で真珠様光沢を有している請求
    項1〜4のいずれか1記載の合成樹脂製食品容器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1記載の容器が
    発泡構造である合成樹脂製食品容器。
  7. 【請求項7】 発泡倍率が1.1〜3倍、単位厚さ当た
    りの平均気泡膜数が1〜50個/mm及び厚みが0.1〜
    3mmから選ばれる1以上の要件を具備する請求項6記載
    の合成樹脂製食品容器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1記載の容器を
    容器本体部とし、前記容器本体と嵌合できる蓋部とを備
    えた合成樹脂製食品容器。
  9. 【請求項9】 蓋部が、ヘーズが10以下で、かつJI
    S K7105に準拠して測定される写像鮮明度が30
    %以上のものである請求項8記載の合成樹脂製容器。
JP2752999A 1998-09-22 1999-02-04 合成樹脂製食品容器 Ceased JP3029612B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2752999A JP3029612B1 (ja) 1998-09-22 1999-02-04 合成樹脂製食品容器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26800798 1998-09-22
JP10-268007 1998-09-22
JP2752999A JP3029612B1 (ja) 1998-09-22 1999-02-04 合成樹脂製食品容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3029612B1 JP3029612B1 (ja) 2000-04-04
JP2000159213A true JP2000159213A (ja) 2000-06-13

Family

ID=26365461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2752999A Ceased JP3029612B1 (ja) 1998-09-22 1999-02-04 合成樹脂製食品容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3029612B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328314A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Cp Kasei Kk 熱可塑性樹脂製発泡シート、およびこのシート製容器の製造方法
US20110008561A1 (en) * 2007-12-26 2011-01-13 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet for packaging electronic part

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103464605A (zh) * 2013-09-25 2013-12-25 常熟市金马模具有限公司 一种超薄模具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328314A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Cp Kasei Kk 熱可塑性樹脂製発泡シート、およびこのシート製容器の製造方法
JP4611117B2 (ja) * 2005-05-30 2011-01-12 シーピー化成株式会社 熱可塑性樹脂製発泡シート、およびこのシート製容器の製造方法
US20110008561A1 (en) * 2007-12-26 2011-01-13 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet for packaging electronic part

Also Published As

Publication number Publication date
JP3029612B1 (ja) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5427708B2 (ja) 耐熱ポリスチレン系樹脂発泡積層シートを用いた食品用容器
JP2005111888A (ja) 樹脂発泡積層シート
JP5934564B2 (ja) スチレン系樹脂耐熱発泡シートの製造方法
JP3029612B1 (ja) 合成樹脂製食品容器
JP5673625B2 (ja) 熱成形用積層シート及び積層樹脂製容器
JPH11236461A (ja) 樹脂発泡シートおよび容器
JP4979293B2 (ja) 熱可塑性樹脂製発泡シート、およびこの発泡シート製容器
JP3029615B2 (ja) 熱可塑性樹脂シ―ト
JP4769205B2 (ja) 耐衝撃性ポリスチレン製二軸延伸シート、およびこのシート製成形品
JP2008073939A (ja) 積層発泡シート、多層発泡シート及びその製造方法並びに食品用容器
JP4063374B2 (ja) 合成樹脂発泡シートおよび容器
JP2000085740A (ja) 合成樹脂製食品容器
JP2000136251A (ja) 樹脂容器
JP2009034934A (ja) 容器用積層シート
JP7100996B2 (ja) 耐熱性スチレン系樹脂組成物、成形品、発泡シート、及び食品包装用容器
JP2000015728A (ja) 樹脂発泡積層シート
JP3113238B2 (ja) 耐熱及び耐油性樹脂シート
JPWO2020054536A1 (ja) 発泡シート
JP2000026679A (ja) 熱可塑性樹脂シート
JP3024114B2 (ja) 熱可塑性樹脂シ―ト
JP3207175B2 (ja) 耐熱性容器
JP2000044697A (ja) 合成樹脂シート
JP2000086789A (ja) 合成樹脂発泡シート
JP7457619B2 (ja) ポリスチレン系樹脂積層発泡シート、およびポリスチレン系樹脂積層発泡容器
JP2000025091A (ja) 熱可塑性樹脂シートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RVOP Cancellation by post-grant opposition