JP2000157949A - 生ごみの処理方法及び装置 - Google Patents

生ごみの処理方法及び装置

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JP2000157949A
JP2000157949A JP10333890A JP33389098A JP2000157949A JP 2000157949 A JP2000157949 A JP 2000157949A JP 10333890 A JP10333890 A JP 10333890A JP 33389098 A JP33389098 A JP 33389098A JP 2000157949 A JP2000157949 A JP 2000157949A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】炭素比(C/N比)の高い難分解性の繊維質
と、高含水率の生ごみを多く含む被処理物を、12時間
〜24時間という短期間で低温炭化処理すると共に、ダ
イオキシン類やその他の有害物質が発生することのな
い、低温炭化処理による生ごみの処理方法及び装置を提
供する。 【解決手段】破砕した生ごみを、熱媒ジャケットを具備
する処理槽(1)内で、緩慢に撹拌しつつ、100℃以
上、250℃以下に加熱し、低温炭化処理することを特
徴とする。処理槽(1)の後段には、処理槽で発生する
高温の蒸気を強制的に吸引して槽外に導き、槽内を減圧
状態に保つ蒸気吸引装置(3)と; 処理槽(1)から導
き出された高温の蒸気が導入され、当該高温の蒸気に冷
却水を撒布して蒸気中に含まれる塵埃やガスを水に吸収
させる冷却吸収槽(4)と; 冷却吸収槽(4)からの排
気が導入され、排気中の臭気成分をバーナー(52)に
より燃焼、脱臭した後、排出する燃焼脱臭装置(5)
と; を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみの処理方法
及び装置に関し、特に、著しく少ない窒素と難分解性の
繊維質を含む生ごみを短期間で、有害物質を発生させる
ことなく低温炭化処理する処理方法及び装置に関し、ま
た、処理時に発生する蒸気中の塵埃や臭気成分を効率よ
く除去し得る処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭や飲食店等から発生する動植物質な
どが色々と混ざった混合生ごみは、もともと飼肥料成分
量が少なく、長期間熟成しても利用価値が低い。また、
山林や街路地の草木、刈り草、落葉等もコンポスト化す
るには、炭素比(C/N比)が高い繊維質の難分解性物
質を多く含むため、20〜180日という長期間の発酵
・熟成を行なっても、肥料や飼料としての有効成分は少
なく、農家等でも歓迎されない。従って、わざわざコン
ポスト化した製品の一部は別途焼却されているのが現状
であり、極めて無駄な再資源化と言わざるを得ない。ま
た、街路地、公園、道路付近等から発生する落葉・草木
・刈り草等は、焼却時に浮遊粒子状物質(SPM)等が
発生するため、それらの自由な焼却は次第に制限されつ
つあり、野焼きなどは全国的に禁止される状況にある。
【0003】混合生ごみ、苅り芝、雑草等の大半は、従
来は可燃性ごみと混ぜて焼却されていたが、混ざってい
る含水率の高い有機性廃棄物による不完全燃焼が原因で
ダイオキシン類を発生することが問題視されている。ま
た、それらの混合生ごみには、C/N比(炭素比)が高
い繊維質(セルローズ)等の難分解質が多く含まれてお
り、人や家畜の糞尿(取扱者制限)や発酵促進剤と混ぜ
て発酵分解熟成するにも20日(機械的処理)〜180
日(堆積方式)前後の長期間をかけて微生物分解させ、
熟成しても、有効成分の含有量はバラツキが多く、その
ため有効成分の保証ができない付加価値の少ない特殊肥
料としてしか取り扱われない。
【0004】一方、本発明者は、それら高含水率の生ご
みと難分解質の繊維質全体を均一に低温で炭化して得ら
れる低温炭化物は、コンポスト化製品に比べ、一定量の
燐酸と加里が含有されており、また、土壌に施用した炭
は、多孔質で微生物の増加を促進し、保水性・通気性が
良く、pH調整・土壌改良・濾過・吸着性等の他、多く
の効用があるので有効な資源となることを見出した。
【0005】然しながら、従来の炭化装置では、熱源と
して熱風やヒーター等の直火を間接的に利用している
が、その加熱温度は300℃〜400℃であり、これは
ダイオキシン類が発生しやすい温度であるばかりでな
く、カドミウム等の有害重金属は溶解し、他方、軽い金
属は気化されて大気中に放散されるという問題がある。
また、高含水率の有機物を300℃〜400℃で炭化す
ると、表面が高温で急速に炭化されるので、表面のみが
炭化膜で覆われて芯部分は不完全炭化物となり、処理済
み炭化物の温度が下っても被処理物は不完全燃焼による
悪臭を発し、ダイオキシン類を含む可能性もある。更に
また、魚の内臓等の如く動物性油脂類を多く含む被処理
物は、炭化処理が困難であり、炭化処理後の形状も大小
ばらばらとなり、再資源化はほとんど不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、炭素比(C/N比)の高い難分解性の繊維質
と、高含水率の生ごみを多く含む被処理物を、12時間
〜24時間という短期間で低温炭化処理すると共に、ダ
イオキシン類やその他の有害物質が発生することのな
い、低温炭化処理による生ごみの処理方法及び装置を提
供することにある。また本発明のもう一つの目的は、処
理中に発生する蒸気中の塵埃や臭気成分を効率よく除去
でき、運転コストも最小限で済む処理装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、破砕した
生ごみを、熱媒ジャケットを具備する処理槽内で、緩慢
に撹拌しつつ、100℃以上、250℃以下に加熱し、
低温炭化処理することを特徴とする生ごみ処理方法によ
って達成し得る。なお、処理温度は140℃以上、20
0℃以下とすることが最も望ましい。植物細胞膜は、外
側を包んでいる膜はセルローズによって構成され、細胞
が古くなると、一般に細胞膜は硬くなり、植物によって
は厚くなる。微生物分解は以下の四段階から成るが、第
四段階が完了するまでには長期間にわたる熟成が必要で
ある。 第一段階:糖類や蛋白質の分解(細菌・糸状菌等の各種
微生物による分解) 第二段階:ヘミセルローズの分解(放線菌等) 第三段階:セルローズ分解(好気性細菌・放線菌・糸状
菌・嫌気性の細菌等) 第四段階:リグニンの分解(キノコ類菌等による) 植物体を構成している有機物を分類すると、リグニン・
セルローズ・ヘミセルローズ・澱粉・糖類・蛋白質等が
あり、微生物分解でこの中の繊維質は最も分解が遅い。
微生物は、先ず有機物に含まれている分解容易な澱粉や
蛋白質を分解する。その分解の過程で有機物に含まれて
いる窒素や燐酸を無機物にかえして土壌中に排出する
が、動物の糞尿などの繊維質に富んだものの分解物に
は、アンモニア態窒素や硝酸態窒素が多く含まれてお
り、それらのコンポストを長期間熟成しても肥料として
の有効成分はバークー堆肥の基準以下である。低温処理
方法とは、植物細胞膜を加熱して、主に繊維質を多く含
む植物細胞の一部を破壊(焦がす)して、短時間で有機
質を熱で分解低減した土壌改良材とし、これを施用し
て、土中で窒素飢餓が生じないようにする目的で開発さ
れたものである。即ち、植物細胞壁(膜)の熱分解によ
って有機質を無機化し、有機質を低減することによって
土中で窒素飢餓状態を防止する。ここで、窒素飢餓と
は、炭素率が著しく高い有機物を施用すると、有機物の
中の窒素が少ないので、微生物は自分の体を作るために
土中でアンモニア態や硝酸態の窒素まで体内に取り込む
ことになるので、土中の有効窒素が一時的に減少する。
熟成(炭素率の低い)していない未熟(炭素率の高い)
コンポストなど施用すると、作物の吸収する窒素は一時
的に欠乏する。土中で有機物が腐敗するため、土中の酸
素を奪い、作物は根腐れを生じる恐れがある。なお、加
熱温度を130℃以下、処理物接触温度を40℃以上、
100℃以下に制御すると発酵処理装置となり、温度設
定を上昇すると低温炭化装置となるので、兼用装置にも
応用できる。
【0008】また、本発明の上記の目的は;周囲が熱媒
ジャケットで覆われ、被炭化処理物を100℃以上、2
50℃以下に保ちつつ、内部に設けた撹拌羽根で緩慢に
撹拌する処理槽と;処理槽内を100℃以上、250℃
以下に保つよう上記熱媒ジャケットに熱媒を循環供給す
る熱媒供給装置と;処理槽内で発生する高温の蒸気を強
制的に吸引して槽外に導き、槽内を減圧状態に保つ蒸気
吸引装置と;処理槽から導き出された高温の蒸気が導入
され、当該高温の蒸気に冷却水を撒布して蒸気中に含ま
れる塵埃やガスを水に吸収させる冷却吸収槽と;冷却吸
収槽内の空気を強制的に吸引して槽外に導く排気装置
と;冷却吸収槽からの排気が導入され、排気中の臭気成
分をバーナーにより燃焼、脱臭した後、排出する燃焼脱
臭装置と;を備えたことを特徴とする生ごみ処理装置に
よって達成し得る。
【0009】この場合において、上記処理槽に温度セン
サーを設け、当該温度センサーの出力に基づき処理槽内
の温度を100℃以上、250℃以下に保つよう上記熱
媒供給装置の作動を制御する制御装置を設けるようにす
る。
【0010】処理槽内の高温の蒸気を強制的に吸引して
槽外に導く上記蒸気吸引装置と、冷却吸収槽内の空気を
強制的に吸引して槽外に導く排気装置とが同一の吸気装
置によって兼用するよう構成してもよい。
【0011】上記処理槽と冷却吸収槽との間に、処理槽
から導き出された高温の蒸気中に含まれる塵埃を除去す
るサイクロンもしくは集塵装置を設けることも推奨され
る。
【0012】また、上記冷却吸収槽の底部に貯水槽を設
け、当該貯水槽内に貯留される塵埃やガスを含む汚水を
エアレーション処理する装置を設けることが推奨され
る。
【0013】その場合、上記冷却吸収槽の底部の貯水槽
内の水の一部を取り出して、冷却吸収槽へ再度撒布する
よう構成するのがよい。
【0014】また、上記冷却吸収槽内へ新たな冷却水を
補充すると共に、冷却吸収槽の底部の貯水槽内の汚染濃
度の高い汚水を当該貯水槽から汚水槽へ排出するよう構
成するのがよい。
【0015】前記燃焼脱臭装置の周囲に、空冷用ジャケ
ットを設け、当該空冷用ジャケット内で加熱された空気
を前記処理槽内へ導入するよう構成することが推奨され
る。
【0016】前記燃焼脱臭装置の内部に、前記バーナー
の燃焼熱によって加熱される通気孔を有するセラミック
板を設けることが望ましい。
【0017】前記燃焼脱臭装置の温度は触媒接触温度で
350℃以上、直接温度で850℃以上とすることが望
ましい。
【0018】なお、前記燃焼脱臭装置からの排気は、焼
却炉の煙道を通じて大気中へ放出するよう構成すること
が推奨される。
【0019】上記の如き構成であると、処理槽の周囲に
設けた熱媒ジャケット中に循環、供給される熱媒によっ
て処理槽内が均一に100℃以上、250℃以下、望ま
しくは140℃以上、200℃以下に保たれ(被処理物
との接触温度は、天婦羅を揚げる温度以下)、被処理物
は槽内で緩慢に撹拌されながら低温炭化せしめられるも
のである。
【0020】本発明においては、従来に比べて低温で炭
化処理がなされるため、被処理物に含まれる塩分の熱分
解による処理槽の腐蝕もなく、ダイオキシン類の発生も
ない。また、処理槽内は減圧状態にあるため、処理槽と
して圧力容器を用いる必要がなく、そのため、ボイラー
無資格者でも操作でき、自動或いは手動でも安全で単純
な操作で運転できる。通常、5t/日(24時間以下)
の処理が可能である。また、熱媒ジャケットを用いて、
温度を均一に維持するため、熱媒の蓄熱作用による省エ
ネ効果も、従来の熱風炭化装置に比べ2/3以下のエネ
ルギー消費で済むものである。本発明によれば、肥料成
分の少ない繊維質を多く含む混合生ごみを、1日(24時
間以内)の短期間で、付加価値の高い低温炭化物に変え
ることができる。
【0021】即ち、本発明においては、処理槽内で高含
水率の有機性廃棄物を特殊撹拌羽根で破砕、液化し、均
一撹拌、均一加熱、発生蒸気の均一吸引を行なうと共
に、吸引排出した蒸気と同量の乾燥加熱空気を供給す
る。これにより、高含水率(85%前後)の有機物の水分
を徐々に脱水(65%前後)すると、有機物の間に隙間が
生じて、加熱された空気が被処理物と接触し、処理物は
徐々に乾燥され、有機質に含まれる蛋白質や繊維質は熱
分解して粒状に炭化される。
【0022】生ごみに含まれる炭素比(C/N比)の高
い繊維質を炭化すると、この炭化物が作物の成長を促進
し、収量を上げ、更にまた、病原菌の侵入を阻止する効
果もあることが確認されている。炭の水素イオン濃度は
7〜8.6前後のアルカリ性であるため、酸性土壌の調整
剤としての効果もあり、土中の根粒菌を繁殖させ、土中
の通気性と保水性・保肥力を向上させる。また、炭は活
性炭と同様に多孔質であるため、微生物の棲かとなり微
生物の繁殖を促す効果もある。難分解性の繊維質の炭化
肥料効果としては、過剰窒素を無くし、燐酸や加里の流
亡が防止され、燐酸は根と茎を丈夫にし、加里は花や実
の成長を促す。
【0023】本発明による低温炭化処理を行なうと、ダ
イオキシン類の発生や有害重金属の溶融を防止でき、環
境破壊を引き起こすことがない。即ち、混合生ごみ類か
らダイオキシン類が発生する要因として次の条件が満た
されていることが挙げられる。 1)ベンゼン核を持つ有機物が存在すること。 2)ベンゼン核と結合する反応性の塩素原子を含む「塩化
水素」が存在すること。 3)ベンゼン核を結ぶ「酸素」が存在すること。 高含水率の混合生ごみや水産系廃棄物に多く含まれる塩
化ナトリウムや硫黄等を300°前後で焼却若しくは炭
化すると、高含水率による不完全燃焼によりダイオキシ
ン類が発生したり、塩化水素や硫黄酸化物、窒素酸化物
が発生して大気中に排出される。然しながら、本発明に
おいては、250℃以下の低温で炭化処理を行なうた
め、ダイオキシン類は発生はしない。また、水産系廃棄
物、特に軟体動物等の内臓に多く含まれる有害重金属カ
ドミウムの溶融点は320℃であり、沸点は766℃で
あるため、従来の炭化処理装置に如く350℃程度で加
熱すると、これらの有害重金属が溶融し、一部は気化し
て、環境破壊を引き起こすおそれが強い。
【0024】また、従来の炭化処理装置は、高含水率の
有機物を含む被処理物を350℃前後で加熱するため、
被処理物は表面部分のみが急速に炭化され、高含水率の
中心部まで炭化が進行しないうちに、表面に多孔質の炭
化層膜が形成され、周囲の溶融した有害物質を吸着する
ため、炭化処理物を再利用することができないという問
題もある。
【0025】これに対して、本発明の低温炭化処理によ
るときは、次に示すようにダイオキシン類等の有害物質
の発生を回避でき、得られた炭化処理物を有効に再利用
できる。 (1) 被処理物との間接接触温度が200℃以下の低温処
理(天婦羅を揚げる温度)であるため、ダイオキシン類
が発生しない。 (2) 低温処理であるため、軟体動物や魚介類に含まれる
有害重金属類を溶解或いは気化させない。 (3) 難分解性の繊維質を炭化して有機質を無機質に変換
し、有用な資源とすることができる。 (4) 低温炭化処理或いはそれにより得られた炭化物は有
害物質を発生しない。 (5) 多少残る窒素類も土壌微生物で分解され、土壌改良
効果と、作物に養分を供給する効果を有する。 (6) 酸性土壌の水素イオン濃度pHを弱アルカリ側に調
整する。 (7) 炭の施用は、土壌の通気性・保水性・保肥力を高
め、植物育成に有益な燐酸と加里の流亡を防ぐ。 (8) 作物成長促進や土壌及び微生物環境を阻害しない。 (9) 微粉末に加工し、葉面散布することにより防虫剤と
して利用できる。 (10)畜舎の床に敷き詰めることにより、悪臭防止やハエ
忌避剤としての効果を奏する。 (11)住宅等の床下に敷き詰めることにより、臭気及び湿
気を防止し、通気性を高めると共に、白アリや害虫等の
忌避剤としての効果を奏する。 (12)減反地の土壌の砂漠化の防止と、土壌微生物の活性
化(水の浄化等含む)に効果がある。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつゝ本発明を
具体的に説明する。図1は、本発明に係る生ごみの処理
方法を実施するための装置の一実施例の概略を示す説明
図である。図中、1は処理槽、11は処理槽の周囲に取
り付けられた熱媒ジャケット、12は撹拌羽根、13は
回転シャフト、14は蒸気吸引管、2は前記熱媒ジャケ
ット11に加熱した熱媒油を循環供給する熱媒供給装
置、21は熱媒ボイラー、22及び23は循環ポンプ、
24及び25は熱媒流通管、3はブロワー、4は冷却吸
収槽、41は冷却水スプレー、42は貯水槽、43は仕
切り板、44は排水管、45は冷却水循環ポンプ、46
は冷却水供給管、47は冷却水補給管、5は燃焼脱臭装
置、51は空冷用ジャケット、52はバーナー、53は
燃焼脱臭装置5内に設けた通気孔付きのセラミック板、
6は空冷用ジャケット51を通過した加熱された空気を
処理槽1へ導く予熱空気供給管である。
【0027】処理槽1は、その周囲が熱媒ジャケット1
1で覆われ、投入口から投入された被炭化処理物(混合
生ごみ等)を、槽内に設けた撹拌羽根12で緩慢に撹拌
し、液状化させるようになっている。処理槽1内は、熱
媒ジャケット11に供給される加熱された熱媒油と、後
述する燃焼脱臭装置5の空冷用ジャケット51を通過し
予熱空気供給管6を通じて送り込まれる熱風によって、
100℃以上、250℃以下、一層望ましくは140℃
以上、200℃以下保たれ、これにより、液状化した被
処理物は徐々に乾燥し、更には低温炭化せしめられる。
処理槽1の適宜の箇所には、温度センサー(図では省
略)が取り付けられ、その出力データに基づき、図では
省略した制御装置が熱媒供給装置2の循環ポンプ22,
23等を制御し、熱媒ジャケット11に供給される熱媒
油の量や温度を自動的に調整して、処理槽1内の温度を
100℃以上、250℃以下に保つようになっている。
撹拌羽根12は、回転シャフト13に取り付けられ、回
転シャフト13は、槽外に設けたモーター等の回転駆動
装置によりゆっくりと回転せしめられる。
【0028】処理槽1内で発生する高温の蒸気は、冷却
吸収槽4の排気口に設けたブロワー3の作用で、処理槽
1から蒸気吸引管14を経て冷却吸収槽4へ強制的に導
かれ、これにより、処理槽1内は減圧状態に保たれる。
このように、処理槽1内が減圧状態に保たれることによ
り、予熱空気供給管6からの熱風が処理槽1内へ円滑に
導入されると共に、被処理物の槽内での低温炭化処理が
順調に進行する。
【0029】図示した実施例においては、ブロワー3
は、処理槽1内の高温の蒸気を強制的に吸引して槽外に
導く蒸気吸引装置としての役割と、冷却吸収槽4内の空
気を強制的に吸引して槽外に導く排気装置としての役割
を兼用している。ブロワー3は、図示する如く冷却吸収
槽4の排気口に設ける代わりに、蒸気吸引管14の側へ
設けるようにしてもよく、或いはまた、両方に設けるよ
うにしてもよい。
【0030】なお、上記処理槽1と冷却吸収槽4との間
に、処理槽1から導き出された高温の蒸気中に含まれる
塵埃を除去するサイクロンもしくは集塵装置を設けるこ
とも推奨される。
【0031】冷却吸収槽4には、処理槽1から導き出さ
れた高温の蒸気が導入され、当該高温の蒸気にスプレー
41から冷却水を撒布して蒸気中に含まれる塵埃やガス
を水に吸収させる。冷却吸収槽4内は、仕切り板43に
よって仕切られると共に、底部には貯水槽42が設けら
れ、当該貯水槽内に貯留される塵埃やガスを含む汚水を
エアレーションによって浄化処理する装置(図では省
略)が設けられる。また、冷却水循環ポンプ45によっ
て、貯水槽42内の水の一部を取り出し、冷却水供給管
46を通じて冷却吸収槽4へ再度撒布するよう構成する
と共に、貯水槽42内の水温上昇によって冷却効果が低
下するのを防止するため、冷却水補給管47を通じて新
たな冷却水を補充するようにする。また、冷却吸収槽4
の底部の貯水槽42内の汚染濃度の高い汚水は、排水管
44を通じて当該貯水槽42から汚水槽へ排出するよう
構成する。
【0032】冷却吸収槽4内の空気は、排気装置3によ
り強制的に槽外に吸引され、燃焼脱臭装置5に送られ
て、バーナー52によってその臭気成分が燃焼、脱臭さ
れる。燃焼脱臭装置5の周囲には、空冷用ジャケット5
1を設け、当該空冷用ジャケット内で加熱された空気を
予熱空気供給管6を通じて前記処理槽1内へするよう構
成してある。このように、処理槽1内の被処理物から発
生した蒸気は蒸気吸引管14を通じて吸引、排出される
と共に、予熱空気供給管6から乾燥した予熱空気が導入
されるため、被処理物は短時間で低温炭化される。な
お、燃焼脱臭装置5の内部には、前記バーナー52の燃
焼熱によって加熱される通気孔を有するセラミック板5
3(図2にその正面図を示す。図2中、53a,53b
は通気孔を示す。)を設け、脱臭効果を向上させるよう
に構成する。
【0033】
【実施例】各種生ごみについて、本発明に係る処理方法
及び装置を用いて低温炭化処理を行なった実験例を以下
に示す。
【0034】〔実施例1〕含水率約88%、容量約12
0リットルのカット野菜屑の炭化処理を行なった。この
カット野菜屑の具体的な内容物は下記の表1に示す通り
である。
【表1】
【0035】また、その炭化処理条件等は下記の通りで
ある。 処理槽容積: 120 〜200 リットル 熱媒設定温度: 180 〜250 ℃ 槽内の被処理物の接触温度: 120 〜200 ℃
【0036】上記炭化処理を行なった場合の被処理物の
含水率等の時間的変化は、下記の表2に示す通りであっ
た。
【表2】
【0037】〔実施例2〕下記表3に示すような組成の
混合生ごみを、前記実施例1の場合と同様の条件で炭化
処理した。
【表3】
【0038】上記炭化処理を行なった場合の被処理物の
含水率等の時間的変化は、下記の表4に示す通りであっ
た。
【表4】
【0039】〔実施例3〕下記表5に示す組成のカット
野菜屑を、従来の炭化処理装置と本発明に係る低温炭化
処理装置とで炭化処理した。その比較結果を表6に示
す。
【表5】
【表6】
【0040】〔実施例4〕いねわら、もみがら、野草等
の農業廃棄物について、従来の発酵によるコンポスト化
処理を行なった場合の製品の成分分析結果を下記の表7
に示す。同様の農業廃棄物を、本発明による低温炭化処
理を行なった場合の製品の成分分析結果を下記の表8に
示す。
【表7】
【0041】
【表8】
【0042】〔実施例5〕野菜屑、芝、雑草等を主体と
する家庭の混合生ごみについて、本発明による低温炭化
処理を施して得られた製品の成分分析結果を下記の表9
に示す。
【表9】
【0043】〔実施例6〕惣菜屑、刈り草、野菜屑等を
主体とする家庭の混合生ごみについて、本発明による低
温炭化処理を施して得られた製品の成分分析結果を下記
の表10に示す。
【表10】
【0044】〔実施例6〕芝を、本発明による低温炭化
処理を施して得られた製品の肥料分析法(農林水産省農
業環境技術研究所)による成分分析結果を下記の表11
に示す。分析は財団法人日本食品分析センターに依頼し
て行なった。
【表11】
【0045】〔実施例7〕消化汚泥を含む混合生ごみに
ついて、メタン発酵後、本発明による低温炭化処理を行
なって得られた試料Aの特徴を表12に示す。
【表12】 また、この試料Aを利用して行なった小松菜の育苗試験
の結果を図3に示す。使用した用土の配合比は以下の通
りである。 ビートモス・・・・・・・・50 vol% パーライト・・・・・・・・10 vol%ハ゛ーミキュライト ・・・・・・・・・10 vol% 異物をふるい別けた試料・・30 vol% 合 計・・・・ 100 vol%
【0046】上記の場合と同様の消化汚泥を含む混合生
ごみについて従来からのメタン発酵後乾燥処理を施して
得られた試料Bの特徴を表13に示す。
【表13】 また、この試料Bを利用して行なった小松菜の育苗試験
の結果を図4に示す。使用した用土の配合比は以下の通
りである。 ビートモス・・・・・・・・50 vol% パーライト・・・・・・・・10 vol%ハ゛ーミキュライト ・・・・・・・・・10 vol% 異物をふるい別けた試料・・30 vol% 合 計・・・・ 100 vol%
【0047】〔実施例8〕刈り芝について、本発明によ
る低温炭化処理を行なって得られた試料Cの特徴を表1
4に示す。
【表14】 また、この試料Cを利用して行なった小松菜の育苗試験
の結果を図5に示す。使用した用土の配合比は以下の通
りである。 ビートモス・・・・・・・・50 vol% パーライト・・・・・・・・10 vol%ハ゛ーミキュライト ・・・・・・・・・10 vol% 異物をふるい別けた試料・・30 vol% 合 計・・・・ 100 vol%
【0048】上記の場合と同様の刈り芝を乾燥処理して
得た試料Dの特徴を表15に示す。
【表15】 また、この試料Dを利用して行なった小松菜の育苗試験
の結果を図6に示す。使用した用土の配合比は以下の通
りである。 ビートモス・・・・・・・・50 vol% パーライト・・・・・・・・10 vol%ハ゛ーミキュライト ・・・・・・・・・10 vol% 異物をふるい別けた試料・・30 vol% 合 計・・・・ 100 vol%
【0049】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されるから、本
発明によるときは、炭素比(C/N比)の高い難分解性
の繊維質と、高含水率の生ごみを多く含む被処理物を、
12時間〜24時間という短期間で低温炭化処理すると
共に、ダイオキシン類やその他の有害物質が発生するこ
とのない、低温炭化処理による生ごみの処理方法及び装
置を提供し得るものである。また、本発明に係る生ごみ
処理装置によるときは、処理中に発生する蒸気中の塵埃
や臭気成分を効率よく除去でき、運転コストも最小限で
済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生ごみの処理方法を実施するため
の装置の一実施例の概略を示す説明図である。
【図2】図1に示した装置中の燃焼脱臭装置内に設けら
れるセラミックス板の一例を示す説明図である。
【図3】消化汚泥を含む混合生ごみについて、メタン発
酵後、本発明による低温炭化処理を行なって得られた試
料を用いて小松菜の育苗試験を行なった結果を示すグラ
フである。
【図4】消化汚泥を含む混合生ごみについて従来からの
メタン発酵後乾燥処理を施して得られた試料を用いて小
松菜の育苗試験を行なった結果を示すグラフである。
【図5】刈り芝を本発明による低温炭化処理を行なって
得られた試料を用いて小松菜の育苗試験を行なった結果
を示すグラフである。
【図6】刈り芝を乾燥処理して得た試料を用いて小松菜
の育苗試験を行なった結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 処理槽 11 熱媒ジャケット 12 撹拌羽根 13 回転シャフト 14 蒸気吸引管 2 熱媒供給装置 21 熱媒ボイラー 22,23 循環ポンプ 24,25 熱媒流通管 3 ブロワー 4 冷却吸収槽 41 冷却水スプレー 42 貯水槽 43 仕切り板 44 排水管 45 冷却水循環ポンプ 46 冷却水供給管 47 冷却水補給管 5 燃焼脱臭装置 51 空冷用ジャケット 52 バーナー 53 セラミック板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】破砕した生ごみを、熱媒ジャケットを具備
    する処理槽内で、緩慢に撹拌しつつ、100℃以上、2
    50℃以下に加熱し、低温炭化処理することを特徴とす
    る生ごみ処理方法。
  2. 【請求項2】処理温度が140℃以上、200℃以下で
    ある請求項1に記載の生ごみ処理方法。
  3. 【請求項3】周囲が熱媒ジャケット(11)で覆われ、
    被炭化処理物を100℃以上、250℃以下に保ちつ
    つ、内部に設けた撹拌羽根(12)で緩慢に撹拌する処
    理槽(1)と;処理槽(1)内を100℃以上、250
    ℃以下に保つよう上記熱媒ジャケット(11)に熱媒を
    循環供給する熱媒供給装置(2)と;処理槽(1)内で
    発生する高温の蒸気を強制的に吸引して槽外に導き、槽
    内を減圧状態に保つ蒸気吸引装置(3)と;処理槽
    (1)から導き出された高温の蒸気が導入され、当該高
    温の蒸気に冷却水を撒布して蒸気中に含まれる塵埃やガ
    スを水に吸収させる冷却吸収槽(4)と;冷却吸収槽
    (4)内の空気を強制的に吸引して槽外に導く排気装置
    (3)と;冷却吸収槽(4)からの排気が導入され、排
    気中の臭気成分をバーナー(52)により燃焼、脱臭し
    た後、排出する燃焼脱臭装置(5)と;を備えたことを
    特徴とする生ごみ処理装置。
  4. 【請求項4】上記処理槽(1)に温度センサーを設け、
    当該温度センサーの出力に基づき処理1内の温度を10
    0℃以上、250℃以下に保つよう上記熱媒供給装置
    (2)の作動を制御する制御装置を設けたことを特徴と
    する請求項3に記載の生ごみ処理装置。
  5. 【請求項5】処理槽(1)内の高温の蒸気を強制的に吸
    引して槽外に導く上記蒸気吸引装置(3)と、冷却吸収
    槽(4)内の空気を強制的に吸引して槽外に導く排気装
    置(3)とが同一の吸気装置(3)によって兼用するよ
    う構成したことを特徴とする請求項3に記載の生ごみ処
    理装置。
  6. 【請求項6】上記処理槽(1)と冷却吸収槽(4)との
    間に、処理槽(1)から導き出された高温の蒸気中に含
    まれる塵埃を除去するサイクロンもしくは集塵装置を設
    けたことを特徴とする請求項3に記載の生ごみ処理装
    置。
  7. 【請求項7】上記冷却吸収槽(4)の底部に貯水槽(4
    2)を設け、当該貯水槽内に貯留される塵埃やガスを含
    む汚水をエアレーション処理する装置を設けたことを特
    徴とする請求項3に記載の生ごみ処理装置。
  8. 【請求項8】上記冷却吸収槽(4)の底部の貯水槽(4
    2)内の水の一部を取り出して、冷却吸収槽(4)へ再
    度撒布するよう構成したことを特徴とする請求項3に記
    載の生ごみ処理装置。
  9. 【請求項9】上記冷却吸収槽(4)内へ新たな冷却水を
    補充すると共に、冷却吸収槽(4)の底部の貯水槽(4
    2)内の汚染濃度の高い汚水を当該貯水槽(42)から
    汚水槽へ排出するよう構成したことを特徴とする請求項
    3に記載の生ごみ処理装置。
  10. 【請求項10】前記燃焼脱臭装置(5)の周囲に、空冷
    用ジャケット(51)を設け、当該空冷用ジャケット内
    で加熱された空気を前記処理槽(1)内へ導入するよう
    構成したことを特徴とする請求項3に記載の生ごみ処理
    装置。
  11. 【請求項11】前記燃焼脱臭装置(5)の内部に、前記
    バーナー(52)の燃焼熱によって加熱される通気孔を
    有するセラミック板(53)を設けたことを特徴とする
    請求項3に記載の生ごみ処理装置。
  12. 【請求項12】前記燃焼脱臭装置(5)の温度を触媒接
    触温度で350℃、直接温度で850℃とすることを特
    徴とする請求項3に記載の生ごみ処理装置。
  13. 【請求項13】前記燃焼脱臭装置(5)からの排気を、
    焼却炉の煙道を通じて大気中へ放出するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項3に記載の生ごみ処理装置。
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