JP2000157024A - 作業機 - Google Patents
作業機Info
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- JP2000157024A JP2000157024A JP10339632A JP33963298A JP2000157024A JP 2000157024 A JP2000157024 A JP 2000157024A JP 10339632 A JP10339632 A JP 10339632A JP 33963298 A JP33963298 A JP 33963298A JP 2000157024 A JP2000157024 A JP 2000157024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crop
- field
- soil
- leaf
- crops
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/12—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries using renewable energies, e.g. solar water pumping
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 土中で結実する落花生等の作物を収穫すると
き、土中の実部を土上の葉茎部と共に圃場から掘り取っ
て、実部の天日乾燥のため掘り取った作物体を実部が葉
茎部の下にならないようにした状態で圃場に置いていく
という作業を行うが、この作業は、従来、手作業であっ
たので、これを機械化し、省力化を図る。 【構成】 土中で結実した作物体Pの土中の実部BNを
土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り取る堀取部2と、
該堀取部2により掘り取られた作物体Pを搬送する搬送
部3とを設け、該搬送部3により搬送された作物体Pは
圃場に放出される構成とし、圃場に放出する作物体Pの
葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動作用を付
与して葉茎部LF側が実部BN側よりも先に圃場に落下
するよう作物体Pを放出する放出部4を設けた作業機と
した。
き、土中の実部を土上の葉茎部と共に圃場から掘り取っ
て、実部の天日乾燥のため掘り取った作物体を実部が葉
茎部の下にならないようにした状態で圃場に置いていく
という作業を行うが、この作業は、従来、手作業であっ
たので、これを機械化し、省力化を図る。 【構成】 土中で結実した作物体Pの土中の実部BNを
土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り取る堀取部2と、
該堀取部2により掘り取られた作物体Pを搬送する搬送
部3とを設け、該搬送部3により搬送された作物体Pは
圃場に放出される構成とし、圃場に放出する作物体Pの
葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動作用を付
与して葉茎部LF側が実部BN側よりも先に圃場に落下
するよう作物体Pを放出する放出部4を設けた作業機と
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土中で結実する落
花生等の作物を圃場から掘り取って天日乾燥のため圃場
に置いていく作業に用いる作業機の技術分野に属する。
花生等の作物を圃場から掘り取って天日乾燥のため圃場
に置いていく作業に用いる作業機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】土中で結実する落花生等の作物を収穫す
るとき、土中の実部を土上の葉茎部と共に圃場から掘り
取って、実部の天日乾燥のため掘り取った作物体を実部
が葉茎部の下にならないようにした状態で圃場に置いて
いくという作業を行うが、この作業は、従来、手作業で
あった。
るとき、土中の実部を土上の葉茎部と共に圃場から掘り
取って、実部の天日乾燥のため掘り取った作物体を実部
が葉茎部の下にならないようにした状態で圃場に置いて
いくという作業を行うが、この作業は、従来、手作業で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記作業を機械化し、省力化を図ることを課題とする。
記作業を機械化し、省力化を図ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、土中で結実した作物体Pの土中の実部B
Nを土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り取る堀取部2
と、該堀取部2により掘り取られた作物体Pを搬送する
搬送部3とを設け、該搬送部3により搬送された作物体
Pは圃場に放出される構成とし、圃場に放出する作物体
Pの葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動作用
を付与して葉茎部LF側が実部BN側よりも先に圃場に
落下するよう作物体Pを放出する放出部4を設けたこと
を特徴とする作業機としたものである。
決するために、土中で結実した作物体Pの土中の実部B
Nを土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り取る堀取部2
と、該堀取部2により掘り取られた作物体Pを搬送する
搬送部3とを設け、該搬送部3により搬送された作物体
Pは圃場に放出される構成とし、圃場に放出する作物体
Pの葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動作用
を付与して葉茎部LF側が実部BN側よりも先に圃場に
落下するよう作物体Pを放出する放出部4を設けたこと
を特徴とする作業機としたものである。
【0005】
【作用】土中で結実する落花生等の作物体Pを収穫する
とき、本発明の作業機を用いれば、堀取部2が土中の実
部BNを土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り取り、搬
送部3が掘り取られた作物体Pを搬送し、そして、搬送
されてきた作物体Pは放出部4から圃場に放出される。
ここで、作物体Pの葉茎部LF側に対して作物体放出方
向への移動作用が付与されて葉茎部LF側が実部BN側
よりも先に圃場に落下するよう作物体Pが放出され、掘
り取られた作物体Pは実部BNを上にした状態で圃場に
置かれる。
とき、本発明の作業機を用いれば、堀取部2が土中の実
部BNを土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り取り、搬
送部3が掘り取られた作物体Pを搬送し、そして、搬送
されてきた作物体Pは放出部4から圃場に放出される。
ここで、作物体Pの葉茎部LF側に対して作物体放出方
向への移動作用が付与されて葉茎部LF側が実部BN側
よりも先に圃場に落下するよう作物体Pが放出され、掘
り取られた作物体Pは実部BNを上にした状態で圃場に
置かれる。
【0006】
【発明の効果】本発明の作業機1によれば、従来、手作
業で行っていた落花生等の前記の収穫作業が機械化さ
れ、省力化が図れる。しかも、圃場に放出する作物体P
の葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動作用を
付与して葉茎部LF側が実部BN側よりも先に圃場に落
下するよう作物体Pを放出する放出部4を設けたもので
あるから、圃場に放出された作物体Pは、自動的に且つ
確実に、実部BNが葉茎部LFの下にならないようにし
た状態で圃場に置かれるようになって、実部BNの天日
乾燥が良好に行える。
業で行っていた落花生等の前記の収穫作業が機械化さ
れ、省力化が図れる。しかも、圃場に放出する作物体P
の葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動作用を
付与して葉茎部LF側が実部BN側よりも先に圃場に落
下するよう作物体Pを放出する放出部4を設けたもので
あるから、圃場に放出された作物体Pは、自動的に且つ
確実に、実部BNが葉茎部LFの下にならないようにし
た状態で圃場に置かれるようになって、実部BNの天日
乾燥が良好に行える。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例として、落花生の
作物体Pを圃場から掘り取って圃場に置いて行く作業に
用いる作業機について説明する。図1及び図2に示す作
業機1は、土中で落花生の豆が結実した作物の土中の実
部(豆部)BNを土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り
取る堀取部2と、該堀取部2により掘り取られた作物体
Pを搬送する搬送部3とを設け、該搬送部3により搬送
された作物体Pは圃場に放出される構成としたものであ
る。これにより、従来、手作業で行っていた落花生を掘
り取って圃場に置いて行く作業が機械化され、省力化が
図れる。
作物体Pを圃場から掘り取って圃場に置いて行く作業に
用いる作業機について説明する。図1及び図2に示す作
業機1は、土中で落花生の豆が結実した作物の土中の実
部(豆部)BNを土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り
取る堀取部2と、該堀取部2により掘り取られた作物体
Pを搬送する搬送部3とを設け、該搬送部3により搬送
された作物体Pは圃場に放出される構成としたものであ
る。これにより、従来、手作業で行っていた落花生を掘
り取って圃場に置いて行く作業が機械化され、省力化が
図れる。
【0008】また、この作業機1は、農用トラクタTの
後部の作業機装着用のリンク機構Lに昇降可能に装着さ
れ、農用トラクタTがその左右車輪wが落花生が成育し
ている畝Uをまたいで前進して作業機1を牽引していく
ことで、作業機1の前端部側の堀取部2が落花生の作物
体Pを畝Uから次々と掘り取り、堀取部2の後方に配置
された搬送部3が堀取部2で掘り取られた落花生の作物
体Pを機体後方に次々と搬送し、そして搬送終端で作物
体Pは機体後方に放出されて圃場の土壌上に置かれてい
く。よって、畝Uに沿って栽培された多数の落花生の作
物体Pに対して連続的に作業が行え、能率がよい。な
お、この作業機1は、上記のように農用トラクタTに装
着して使用する構成としているが、作業機1自体にエン
ジンや走行部等を設けた構成とすることもできる。
後部の作業機装着用のリンク機構Lに昇降可能に装着さ
れ、農用トラクタTがその左右車輪wが落花生が成育し
ている畝Uをまたいで前進して作業機1を牽引していく
ことで、作業機1の前端部側の堀取部2が落花生の作物
体Pを畝Uから次々と掘り取り、堀取部2の後方に配置
された搬送部3が堀取部2で掘り取られた落花生の作物
体Pを機体後方に次々と搬送し、そして搬送終端で作物
体Pは機体後方に放出されて圃場の土壌上に置かれてい
く。よって、畝Uに沿って栽培された多数の落花生の作
物体Pに対して連続的に作業が行え、能率がよい。な
お、この作業機1は、上記のように農用トラクタTに装
着して使用する構成としているが、作業機1自体にエン
ジンや走行部等を設けた構成とすることもできる。
【0009】そして、作業機1には、圃場に放出する作
物体Pの葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動
作用を付与して葉茎部LF側が実部(豆部)BN側より
も先に圃場に落下するよう作物体Pを放出する放出部4
を設けている。これにより、圃場に放出された作物体P
は、自動的に且つ確実に、実部(豆部)BNが葉茎部L
Fの下にならないようにした状態で圃場に置かれるよう
になって、実部(豆部)BNの天日乾燥が良好に行え
る。
物体Pの葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動
作用を付与して葉茎部LF側が実部(豆部)BN側より
も先に圃場に落下するよう作物体Pを放出する放出部4
を設けている。これにより、圃場に放出された作物体P
は、自動的に且つ確実に、実部(豆部)BNが葉茎部L
Fの下にならないようにした状態で圃場に置かれるよう
になって、実部(豆部)BNの天日乾燥が良好に行え
る。
【0010】放出部4の具体構成は、この実施例におい
ては以下のようになっている。即ち、搬送部3の搬送終
端部(後端部)上方に回転体5を設け、この回転体5を
その下側が作物体放出方向(機体後方)に回転するよう
駆動回転する構成としている。そして、この回転体5
は、搬送部3により搬送されてきた作物体Pに対してそ
の上方から回転体5の下側が接触するようになってい
る。搬送部3により搬送される作物体Pは、搬送部3の
搬送面上において横たわった状態にあり、そして葉茎部
LFが実部(豆部)BNよりも嵩張っているから、駆動
回転する回転体5の下側は、回転体5の高さを適宜設定
することで、作物体Pの葉茎部LFに対して接触し且つ
実部(豆部)BNに対しては接触しない状態となる。そ
して、回転体5が作物体Pに接触する外周部の速度は、
作物体Pが搬送部3によって搬送されて放出される速度
よりも速い速度に適宜設定されている。したがって、回
転体5の駆動回転作用が作物体Pの葉茎部LFに対して
伝わって、作物体Pの葉茎部LF側に対して作物体放出
方向への移動作用が付与され葉茎部LF側が実部(豆
部)BN側よりも先に圃場に落下するよう作物体Pを放
出するものとなる。これにより、作物体Pは、実部(豆
部)BNが葉茎部LFの下にならないようにした状態で
圃場に置かれるようになる。なお、図示していないが、
回転体5の高さ調節機構及び回転体5の回転速度調節機
構を設けることで、圃場に落下した作物体Pの姿勢を調
節することができる。
ては以下のようになっている。即ち、搬送部3の搬送終
端部(後端部)上方に回転体5を設け、この回転体5を
その下側が作物体放出方向(機体後方)に回転するよう
駆動回転する構成としている。そして、この回転体5
は、搬送部3により搬送されてきた作物体Pに対してそ
の上方から回転体5の下側が接触するようになってい
る。搬送部3により搬送される作物体Pは、搬送部3の
搬送面上において横たわった状態にあり、そして葉茎部
LFが実部(豆部)BNよりも嵩張っているから、駆動
回転する回転体5の下側は、回転体5の高さを適宜設定
することで、作物体Pの葉茎部LFに対して接触し且つ
実部(豆部)BNに対しては接触しない状態となる。そ
して、回転体5が作物体Pに接触する外周部の速度は、
作物体Pが搬送部3によって搬送されて放出される速度
よりも速い速度に適宜設定されている。したがって、回
転体5の駆動回転作用が作物体Pの葉茎部LFに対して
伝わって、作物体Pの葉茎部LF側に対して作物体放出
方向への移動作用が付与され葉茎部LF側が実部(豆
部)BN側よりも先に圃場に落下するよう作物体Pを放
出するものとなる。これにより、作物体Pは、実部(豆
部)BNが葉茎部LFの下にならないようにした状態で
圃場に置かれるようになる。なお、図示していないが、
回転体5の高さ調節機構及び回転体5の回転速度調節機
構を設けることで、圃場に落下した作物体Pの姿勢を調
節することができる。
【0011】また、回転体5は、搬送部3の左右幅と略
同幅のロール状ブラシに構成している。これにより、ブ
ラシの先が作物体Pの葉茎部LF側に引っかかりやすく
なって回転体5の駆動回転作用が作物体Pの葉茎部LF
側に対して伝わりやすくなり、作物体Pを適確に放出で
きる。また、上記のロール状ブラシは、硬質の樹脂や細
い金属棒で成形されてブラシの先端側が撓むように構成
するので、作物体Pの葉茎部LFの嵩張りの程度の差が
ある程度あっても、回転体5から作物体Pの葉茎部LF
側に対して作物体放出方向への移動作用を適確に付与す
ることができる。なお、上記のようにロール状ブラシに
替えて、ブラシのように先端部側が撓まない金属棒を軸
に放射状に固着させたものや、脱穀装置の扱ぎ胴のよう
にしたものとすることもできる。
同幅のロール状ブラシに構成している。これにより、ブ
ラシの先が作物体Pの葉茎部LF側に引っかかりやすく
なって回転体5の駆動回転作用が作物体Pの葉茎部LF
側に対して伝わりやすくなり、作物体Pを適確に放出で
きる。また、上記のロール状ブラシは、硬質の樹脂や細
い金属棒で成形されてブラシの先端側が撓むように構成
するので、作物体Pの葉茎部LFの嵩張りの程度の差が
ある程度あっても、回転体5から作物体Pの葉茎部LF
側に対して作物体放出方向への移動作用を適確に付与す
ることができる。なお、上記のようにロール状ブラシに
替えて、ブラシのように先端部側が撓まない金属棒を軸
に放射状に固着させたものや、脱穀装置の扱ぎ胴のよう
にしたものとすることもできる。
【0012】なお、回転体5の下方で搬送部3の後端部
の機体後方近傍に第二回転体6を設けていて、この第二
回転体6の上側が機体後方に回転するよう駆動回転する
構成としている。この第二回転体6の駆動回転は、搬送
部3により搬送されてきた作物体Pの底部側に対して作
物体放出方向に移動させるよう作用する。そして、この
第二回転体6の外周部の回転速度は、搬送部3の搬送速
度と同速度かそれより速い速度とし、且つ、作物体Pの
葉茎部LF側に作用する回転体5の外周部回転速度より
も遅く設定している。具体的にここでは、第二回転体6
の外周部の回転速度を、搬送部3の搬送速度の1.5倍
とし、且つ、回転体5の外周部回転速度の2分の1と設
定している。この第二回転体6の駆動回転により、搬送
部3により搬送されてきた作物体Pが、確実に搬送部3
の終端から放出されるようになり、作物体Pの葉茎部L
F側が実部(豆部)BN側よりも先に圃場に落下するよ
うにするための回転体5の作用が確実に作用するものと
なる。なお、第二回転体6は、前記回転体5と同様にロ
ール状ブラシに構成することで、前記回転体5と第二回
転体6との上下間を通過可能とする作物体Pの大きさ
(嵩張り)の許容範囲を拡大でき、ここで作物体Pが詰
まることが少なくなる。
の機体後方近傍に第二回転体6を設けていて、この第二
回転体6の上側が機体後方に回転するよう駆動回転する
構成としている。この第二回転体6の駆動回転は、搬送
部3により搬送されてきた作物体Pの底部側に対して作
物体放出方向に移動させるよう作用する。そして、この
第二回転体6の外周部の回転速度は、搬送部3の搬送速
度と同速度かそれより速い速度とし、且つ、作物体Pの
葉茎部LF側に作用する回転体5の外周部回転速度より
も遅く設定している。具体的にここでは、第二回転体6
の外周部の回転速度を、搬送部3の搬送速度の1.5倍
とし、且つ、回転体5の外周部回転速度の2分の1と設
定している。この第二回転体6の駆動回転により、搬送
部3により搬送されてきた作物体Pが、確実に搬送部3
の終端から放出されるようになり、作物体Pの葉茎部L
F側が実部(豆部)BN側よりも先に圃場に落下するよ
うにするための回転体5の作用が確実に作用するものと
なる。なお、第二回転体6は、前記回転体5と同様にロ
ール状ブラシに構成することで、前記回転体5と第二回
転体6との上下間を通過可能とする作物体Pの大きさ
(嵩張り)の許容範囲を拡大でき、ここで作物体Pが詰
まることが少なくなる。
【0013】なお、作業機1の各部の具体構成は、この
実施例においては以下のように構成している。作業機1
の機枠構成は、左右両側に板状の側部フレーム7,7を
設け、その側部フレーム7,7の左右ぞれぞれの前後中
間部から上方に延びる支持フレーム8,8を設け、その
支持フレーム8,8上部の左右間に伝動フレーム9を設
け、この伝動フレーム9の前部側に農用トラクタTのリ
ンク機構Lに装着するための連結枠10を設けている。
また、側部フレーム7,7の前側左右両外側方に支持輪
11,11を配置し、該支持輪11,11をハンドル1
2の操作により上下位置調節可能に側部フレーム7,7
に取付けている。
実施例においては以下のように構成している。作業機1
の機枠構成は、左右両側に板状の側部フレーム7,7を
設け、その側部フレーム7,7の左右ぞれぞれの前後中
間部から上方に延びる支持フレーム8,8を設け、その
支持フレーム8,8上部の左右間に伝動フレーム9を設
け、この伝動フレーム9の前部側に農用トラクタTのリ
ンク機構Lに装着するための連結枠10を設けている。
また、側部フレーム7,7の前側左右両外側方に支持輪
11,11を配置し、該支持輪11,11をハンドル1
2の操作により上下位置調節可能に側部フレーム7,7
に取付けている。
【0014】掘取部2は、側部フレーム7,7の前端部
の左右内側部に固着した掘取刃13,13によって、土
中の実部(豆部)BNを土上の葉茎部LFと共に圃場の
畝から掘り取る構成としている。なお、掘取刃13,1
3は、左右水平に延びる板状の部材で、平面視で左右端
部側が機体前方側で左右中央側が機体後方側になるよう
V字状に設け、左右中央で掘取刃13,13が左右に分
離した状態に設けている。この掘取刃13,13が畝U
の上面より下方に潜り込んで前進することにより、落花
生の作物体Pが土中の実部(豆部)BNを土上の葉茎部
LFと共に圃場から掘り取られていく。
の左右内側部に固着した掘取刃13,13によって、土
中の実部(豆部)BNを土上の葉茎部LFと共に圃場の
畝から掘り取る構成としている。なお、掘取刃13,1
3は、左右水平に延びる板状の部材で、平面視で左右端
部側が機体前方側で左右中央側が機体後方側になるよう
V字状に設け、左右中央で掘取刃13,13が左右に分
離した状態に設けている。この掘取刃13,13が畝U
の上面より下方に潜り込んで前進することにより、落花
生の作物体Pが土中の実部(豆部)BNを土上の葉茎部
LFと共に圃場から掘り取られていく。
【0015】搬送部3は、多数の左右横方向に延びる杆
体14…を前後に隙間を開けて無端ベルト状に設けた搬
送体15を前部側に配置した従動軸16と後部側に配置
した駆動軸17とに巻き掛けて搬送体15の上側が後方
に移動するよう駆動回転する構成とし、掘取刃13,1
3の後方近傍位置から機体後方に斜上するように配置し
ている。この搬送部3により、掘取刃13,13によっ
て掘り取られた作物体Pが機体後側上方に向けて搬送さ
れる。なお、この搬送部3により搬送される途中で作物
体Pは、搬送体15の駆動回転中の振動により、土中の
実部(豆部)BNに付着する土が振るい落とされ搬送体
15の杆体14…の隙間から圃場に落下する。そして、
搬送終端部まで搬送された作物体Pは、圃場に放出され
る。ところで、図中bは、搬送部3の前端の機体前方近
傍で側部フレーム7,7間に固着された左右に延びる板
体で、この板体bは、掘取刃13,13で掘り取られた
作物体Pを搬送部3上に案内するよう作用する。
体14…を前後に隙間を開けて無端ベルト状に設けた搬
送体15を前部側に配置した従動軸16と後部側に配置
した駆動軸17とに巻き掛けて搬送体15の上側が後方
に移動するよう駆動回転する構成とし、掘取刃13,1
3の後方近傍位置から機体後方に斜上するように配置し
ている。この搬送部3により、掘取刃13,13によっ
て掘り取られた作物体Pが機体後側上方に向けて搬送さ
れる。なお、この搬送部3により搬送される途中で作物
体Pは、搬送体15の駆動回転中の振動により、土中の
実部(豆部)BNに付着する土が振るい落とされ搬送体
15の杆体14…の隙間から圃場に落下する。そして、
搬送終端部まで搬送された作物体Pは、圃場に放出され
る。ところで、図中bは、搬送部3の前端の機体前方近
傍で側部フレーム7,7間に固着された左右に延びる板
体で、この板体bは、掘取刃13,13で掘り取られた
作物体Pを搬送部3上に案内するよう作用する。
【0016】上記搬送部3の駆動構成は、伝動フレーム
9の左右中央前部側から前方に突出する入力軸18に、
農用トラクタTの後部のPTO軸の回転がユニバーサル
ジョイント19を介して伝動し、この入力軸18の回転
が、伝動フレーム9内のベベルギヤ20,21及び伝動
軸22を介して左側の側部フレーム7の側方に設けたプ
ーリー23に伝動し、そして、このプーリー23から、
搬送部3の機体後方側で搬送体15を駆動回転する駆動
軸17の左側端部に固着したプーリー24に伝動ベルト
25を介して伝動して、搬送部3を駆動する構成として
いる。図中26は、テンションプーリである。
9の左右中央前部側から前方に突出する入力軸18に、
農用トラクタTの後部のPTO軸の回転がユニバーサル
ジョイント19を介して伝動し、この入力軸18の回転
が、伝動フレーム9内のベベルギヤ20,21及び伝動
軸22を介して左側の側部フレーム7の側方に設けたプ
ーリー23に伝動し、そして、このプーリー23から、
搬送部3の機体後方側で搬送体15を駆動回転する駆動
軸17の左側端部に固着したプーリー24に伝動ベルト
25を介して伝動して、搬送部3を駆動する構成として
いる。図中26は、テンションプーリである。
【0017】そして、回転体5と第二回転体6を駆動回
転させる伝動構成は、搬送部3の駆動軸17に固着のプ
ーリー24の外側方にプーリ27と回転体5の駆動プー
リ28と第二回転体6の駆動プーリ29とに伝動ベルト
30を巻き掛け、更に、回転体5の駆動プーリ28の軸
31に一体回転するよう組付けたギヤ32と回転体5の
回転軸33に一体回転するよう組付けたギヤ34とが噛
合って回転体5をその下側が機体後方に回転するよう駆
動してている。回転体5の最大回転半径は第二回転体6
の最大回転半径の2倍に設定している。ところで、回転
体5の高さ調節機構を設ける場合は、回転体5を支持す
る左右のプレート部を駆動プーリ28の軸31回りに回
動調節可能に構成すれば、伝動状態を維持しながら高さ
調節が可能となる。回転体5の回転速度調節機構を設け
る場合は、ギヤ32からギヤ34への伝動部に変速機構
を設けることで容易に構成できる。
転させる伝動構成は、搬送部3の駆動軸17に固着のプ
ーリー24の外側方にプーリ27と回転体5の駆動プー
リ28と第二回転体6の駆動プーリ29とに伝動ベルト
30を巻き掛け、更に、回転体5の駆動プーリ28の軸
31に一体回転するよう組付けたギヤ32と回転体5の
回転軸33に一体回転するよう組付けたギヤ34とが噛
合って回転体5をその下側が機体後方に回転するよう駆
動してている。回転体5の最大回転半径は第二回転体6
の最大回転半径の2倍に設定している。ところで、回転
体5の高さ調節機構を設ける場合は、回転体5を支持す
る左右のプレート部を駆動プーリ28の軸31回りに回
動調節可能に構成すれば、伝動状態を維持しながら高さ
調節が可能となる。回転体5の回転速度調節機構を設け
る場合は、ギヤ32からギヤ34への伝動部に変速機構
を設けることで容易に構成できる。
【図1】作業機の側面図
【図2】作業機の平面図
P:作物体 BN:作物体の実部 LF:作物体の葉茎部 1:作業機 2:堀取部 3:搬送部 4:放出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 宏 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B072 AA09 BA03 CA20 CB03 EA02 FA01
Claims (1)
- 【請求項1】 土中で結実した作物体Pの土中の実部B
Nを土上の葉茎部LFと共に圃場から掘り取る堀取部2
と、該堀取部2により掘り取られた作物体Pを搬送する
搬送部3とを設け、該搬送部3により搬送された作物体
Pは圃場に放出される構成とし、圃場に放出する作物体
Pの葉茎部LF側に対して作物体放出方向への移動作用
を付与して葉茎部LF側が実部BN側よりも先に圃場に
落下するよう作物体Pを放出する放出部4を設けたこと
を特徴とする作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339632A JP2000157024A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339632A JP2000157024A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000157024A true JP2000157024A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18329342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339632A Pending JP2000157024A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000157024A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102057797A (zh) * | 2010-11-09 | 2011-05-18 | 李志刚 | 非挤压式收获机用碎土装置 |
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-
1998
- 1998-11-30 JP JP10339632A patent/JP2000157024A/ja active Pending
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JP2021185846A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 株式会社クボタ | 掘取機 |
JP7347758B2 (ja) | 2020-06-01 | 2023-09-20 | 株式会社クボタ | 掘取機 |
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