JP2000155643A - データ入力装置、文字入力装置及び入力方法 - Google Patents

データ入力装置、文字入力装置及び入力方法

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JP2000155643A
JP2000155643A JP10332263A JP33226398A JP2000155643A JP 2000155643 A JP2000155643 A JP 2000155643A JP 10332263 A JP10332263 A JP 10332263A JP 33226398 A JP33226398 A JP 33226398A JP 2000155643 A JP2000155643 A JP 2000155643A
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JP10332263A
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Nobuaki Ueda
宣彰 上田
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数に及ぶ入力対象をわかりやすく表示し、
簡単な操作で入力を可能とする。 【解決手段】 リング(環状体)に選択すべき項目を割
り付けて表示部1に表示し、入力部2からの方向を指示
する入力に応じてリングを回転させる。入力部2から項
目の選択を決定する旨の入力があると、項目を選択する
ためのカーソルの位置にある項目を選択する。記憶部4
は、項目を階層化して記憶し、上位の項目が選択される
と、その項目と関連付けられた下位の項目がリング上に
割り付けられて表示部1に画面表示され、項目が上位か
ら下位に順次選択されることにより入力データを特定す
る。また、制御部3は、頻繁に選択される項目が、項目
を選択するためのカーソルの近傍にあるか否かを判別
し、常に選択されやすい位置に来るようにリング上の項
目の割り付けを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キー操作に応じ
て画面表示を切り替えて、対象とするデータを特定して
入力するデータ入力装置に関し、特に、画面表示を有効
に利用し、文字選択時のキー操作回数を低減したデータ
入力装置及びそれを用いた文字入力装置と入力方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、テレビゲーム装置等、設置
できるキーの数が制限される機器において、多様なデー
タを入力するための方式には、様々なものが考えられ
る。ここでは、文字を入力するための方式に限定して4
つの例を挙げて説明する。
【0003】(例1)通常時には数字を入力するために
使われるテンキーの「1」キー、「2」キー、 ・・・、
「0」キーに、それぞれ仮名50音の「あ行」、「か
行」、・・・、「わ行」を順番に割り当て、同じキーを続
けて押した回数で母音を特定することにより文字を入力
する。
【0004】(例2)図16に示すような仮名50音表
と、編集のための命令を示す項目を画面表示し、方向キ
ー等を利用してカーソルを移動することにより文字を特
定して入力する。
【0005】(例3)図17に示すような1つのリング
(環状体)上に仮名50音を示したものを画面表示し、
方向キー等を利用してリングを回転させることにより文
字を特定して入力する。この例では、最後の文字「ん」
と最初の文字「あ」とを接続することにより、前後から
の検索を可能とし、方向キーを押下し続ける間、リング
が回転し続けることにより、文字を特定するためのキー
操作を簡単にする。
【0006】(例4)図18に示すような球面体を複数
の領域に分割して仮名50音を割り付けた画像を表示装
置に表示し、方向キー等を利用して球を回転させること
により文字を特定して入力する。この例では、横方向に
「あ行」〜「わ行」の行毎の区分を、縦方向に母音の区
分を付け、方向キーを押下し続ける間、球が回転し続け
ることにより、キー操作回数を低減し、文字を特定する
のに要する時間を短縮する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の方式では、例1
によると、文字を入力するのに必要なキー操作回数が多
くなり、例2によると、表示画面が小さいと文字が見に
くくなり、例3によると、入力する文字を特定するまで
に時間がかかる。また、例4によると、例2と同様に、
表示画面が小さいと文字が見にくくなると共に、かな漢
字変換、1文字削除、文字入力終了等の編集に関わる機
能は、よく利用するものであるにも関わらず、別のキー
操作を必要として不便であった。
【0008】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、小さい表示画面でも見た目にわかりやすい表
示をできるデータ入力装置と、それを用いた文字入力装
置及び入力方法を提供することを目的とする。また、こ
の発明は、簡単なキー操作で文字を入力・編集できるデ
ータ入力装置と文字入力装置及び入力方法を提供するこ
とを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の観点に
かかるデータ入力装置は、下位の項目が上位の項目に対
応付けられて階層化された複数の項目を格納するメモリ
等の項目格納手段と、制御回路等から構成され、前記項
目格納手段が格納する複数の項目を環状体に割り付ける
割付手段と、前記割付手段が項目を割り付けた環状体を
画面表示する表示手段と、キーボードや制御回路等から
構成され、前記表示手段が表示する環状体上に示された
項目を選択する選択手段とを備え、前記割付手段は、前
記選択手段により選択された項目に対応付けられた1階
層下位の項目を環状体に割り付けて順次前記表示手段に
表示して入力データを特定する特定手段を含む、ことを
特徴とする。
【0010】このような構成によれば、環状体上に割り
付けられた項目を選択することによりデータを入力する
ことができ、データが多種に及んでも、階層化して格納
し、選択された項目により画面表示を切り替えることで
さらに項目を選択できる。従って、小さい表示画面に項
目が密集することがなく見た目にわかりやすい表示がで
き、キー操作も簡単となる。
【0011】また、例えば、ひらがなのように、それぞ
れの文字について階層化するのは難しく、行毎や母音毎
で分類し、その分類を特定した後に個々の文字を特定す
ることが好ましい場合がある。そこで、前記特定手段
は、前記項目格納手段が格納する最下位の項目を前記選
択手段が選択することにより入力データを特定する手段
を備えてもよい。
【0012】一方、例えば、地名のように、広い分類
(都道府県名等)から、狭い分類(区町村字名等)へと
階層化が行いやすく、各階層で項目が特定されるごと
に、その項目に応じた入力データを取り込むのが好まし
い場合がある。そこで、前記特定手段は、前記選択手段
により前記項目格納手段が格納する各階層の項目が選択
されるごとに、当該選択された項目に対応した入力デー
タを取り込む手段を備えてもよい。
【0013】環状体は表面が曲面である性質上、環状体
に項目を割り付けて画面に表示するときには、複数の項
目が画面に表示されて選択する項目がわかりにくくなる
ことがある。このため、前記表示手段は、項目を特定す
るためのカーソルを表示する手段を備え、前記選択手段
は、前記表示手段が表示するカーソルの位置にある項目
を選択する手段を備えることが望ましい。また、環状体
の一部は隠れてしまうので、全ての項目を表示手段に表
示できない場合がある。このため、前記表示手段が画面
表示する環状体を回転させることにより当該カーソルの
位置にある項目を変更する手段を備えることが望まし
い。また、前記表示手段が表示するカーソルの位置を移
動させることにより当該カーソルの位置にある項目を変
更する手段を備えてもよい。
【0014】また、頻繁に選択することが予めわかって
いる項目は、常に選択しやすい位置にあると便利であ
る。そこで、前記割付手段は、前記項目格納手段が格納
する特定の項目が前記表示手段の表示するカーソルの位
置又は当該カーソルに隣接する位置にないときは、当該
カーソルに隣接する位置に当該特定の項目を挿入する手
段を備えてもよい。
【0015】また、この発明の第2の観点にかかる文字
入力装置は、仮名を行単位で区分して各行に対応させた
項目と編集のための命令をまとめた項目とを上位の項目
として格納し、各行に属する文字及び編集のための命令
を下位の項目として対応する上位の項目と関連付けて格
納する項目格納手段と、前記項目格納手段が格納する項
目を環状体に割り付ける割付手段と、前記割付手段が項
目を割り付けた環状体を画面表示する表示手段と、前記
表示手段が表示する環状体上に示された項目を選択する
選択手段とを備え、前記割付手段は、前記選択手段によ
り選択された上位の項目に対応付けられた下位の項目を
前記表示手段に表示して入力する文字又は編集のための
命令を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した文
字により文字列を作成する作成手段と、前記特定手段が
特定した編集のための命令に従って文字列の編集を行う
編集手段とを含む、ことを特徴とする。
【0016】このような構成によれば、環状体上に割り
付けられた項目を選択することにより文字を入力するこ
とができ、数多くある文字を階層化して格納し、選択さ
れた項目により画面表示を切り替えることで入力する文
字を選択できる。従って、小さい表示画面に文字が密集
することがなく見た目にわかりやすい表示ができる。
【0017】環状体は表面が曲面である性質上、環状体
に項目を割り付けて画面に表示するときには、複数の項
目が画面に表示されて選択する項目がわかりにくくなる
ことがある。このため、前記表示手段は、項目を特定す
るためのカーソルを表示する手段を備え、前記選択手段
は、前記表示手段が表示するカーソルの位置にある画項
目を選択する手段を備えることが望ましい。また、環状
体の一部は隠れてしまうので、全ての項目を表示手段に
表示できない場合がある。そこで、前記表示手段が画面
表示する環状体を回転させることにより当該カーソルの
位置にある項目を入れ替えて項目を選択する手段を備え
ることが望ましい。また、前記表示手段が表示するカー
ソルの位置を移動させることにより当該カーソルの位置
にある項目を入れ替えて項目を選択する手段を備えても
よい。
【0018】また、前記割付手段は、前記項目格納手段
が格納する編集のための命令をまとめた項目が前記表示
手段が表示するカーソルの位置又は当該カーソルに隣接
する位置にないときは、当該カーソルに隣接する位置に
編集のための命令をまとめた項目を挿入する手段を備え
ることが望ましい。これにより、文字を入力する際によ
く利用する、かな漢字変換、1文字削除、文字列の保存
等の編集のための命令を入力する際のキー操作が簡単と
なる。
【0019】また、この発明の第3の観点に係る入力方
法は、階層化された項目を使用して階層順に項目を選択
することにより入力する情報を特定する方法であって、
最上位層の項目が外面上に割り付けられた環状体を表示
し、表示された前記環状体上に示された項目を選択し、
選択された項目に関連付けられた下位の項目を外面上に
割り付けた環状体を表示して次の選択を行う、ことによ
り各項目が示すデータを入力できることを特徴とする。
また、前記環状体を回転させて選択したい項目を表示さ
せてから、当該項目を選択するようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
係るデータ入力装置を文字入力装置に応用した例を取り
上げて詳細に説明する。
【0021】図1は、この文字入力装置の表示画面の一
例を示す。図1(A)は、表示画面に、上位の項目に相
当する、「あ行」〜「わ行」の項目と文字列の編集(か
な漢字変換、1文字削除、文字列保存等)に関わる項目
をまとめた項目「編集」とを示した親リング(環状体)
PRと、項目を選択するための選択用カーソル7とを表
示した状態である。
【0022】図2(A)に示すように、この親リングP
Rは、上下への移動を指示するキーが押下されることに
より、縦方向に回転し、選択用カーソル7の位置の項目
を入れ替えて項目を特定する。そして、決定キーが押さ
れると、図1(B)に例示するような、下位の項目に相
当する、親リングPR上で選択された項目に対応する文
字又は編集のための命令を示した子リングCRを表示す
る。図1(B)の例では、親リングPRの「は行」の項
目が選択された場合を示す。
【0023】図2(B)に示すように、子リングCR
は、左右への移動を指示するキーが押下されることによ
り横方向に回転し、選択用カーソル7の位置の項目を入
れ替え、入力する文字又は編集内容を特定することによ
り文字の入力・編集を可能とする。
【0024】このような入力方法によれば、画面に表示
された選択用カーソル7の位置に来る項目を、親リング
PR又は子リングCRを回転させることにより入れ替え
て所望の文字や編集内容を選択・入力することができ
る。また、立体図形を実際に回転等して選択項目を選択
するため、操作感及び操作性を高めることができる。さ
らに、リングの操作を画面上のほぼ一カ所で行うことが
でき、小さな表示画面でも文字を見やすく表示すること
ができる。
【0025】図3は、この文字入力装置の構成を示す構
成図である。図示するように、この文字入力装置10
は、表示部1と、入力部2と、制御部3と、記憶部4と
から構成される。
【0026】表示部1は、液晶ディスプレイ(LC
D)、LCDドライバ等から構成され、制御部3の制御
に従って文字、図形等の画像を表示するためのものであ
り、文字列表示部1aと、入力文字選択用表示部1bと
を備える。文字列表示部1aは、ユーザが入力文字選択
用表示部1bと入力部2とを用いて入力を指示した文字
等を表示する。入力文字選択用表示部1bは、文字の入
力・編集のための項目を示した親リングPR及び子リン
グCRを表示すると共に選択用カーソル7を表示して、
選択する項目を特定する。
【0027】入力部2は、キーパッド等から構成され
る、この文字入力装置10への命令入力部であり、方向
選択キー2aと、決定キー2bと、切替キー2cとを備
える。方向選択キー2aは、文字列表示部1aに表示さ
れている文字列編集カーソル9の位置を移動させたり、
親リングPR、子リングCRを回転させて入力する文字
等を特定するためのものであり、上下左右の方向を指示
するキーを備える。決定キー2bは、入力文字選択用表
示部1bに表示されている選択用カーソル7が指示する
項目の選択を決定するためのものである。切替キー2c
は、後述する、文字入力装置10の動作モードを切り替
えるためのものである。
【0028】制御部3は、マイクロプロセッサ等から構
成され、この文字入力装置10の動作を制御するための
ものであり、親リングPRや子リングCRに複数の項
目、即ち、「あ行」〜「わ行」の各行や文字等を割り付
けて表示部1に表示させたり、選択用カーソル7の操作
に従って項目を選択し、選択に応じてさらに項目を割り
付けて表示させたりすることにより、データ(文字)を
入力し、入力データを表示部1に表示させたり、記憶部
4に記憶させたりする。
【0029】記憶部4は、半導体メモリ等から構成さ
れ、制御部3により編集された文字列を記憶し、また、
文字入力装置10の動作を制御するプログラムを記憶す
る。記憶部4は、文字入力装置10の動作モードを記憶
するモードフラグ5と、子リングCRを表示しているか
否かを示す子リング表示フラグ6とを記憶する。また、
記憶部4は、入力文字選択用表示部1bに表示する親リ
ングPRと子リングCRとに割り付ける階層化された複
数の項目を関連付けて記憶する。
【0030】図4は、記憶部4に記憶されている、親リ
ングPRと子リングCRに割り付けられる項目の構成を
示す。図示するように、この項目は、上位の項目に相当
する行特定用項目4a及び編集選択用項目4cと、下位
の項目に相当する入力文字決定用項目4b及び編集内容
決定用項目4dとから構成される。
【0031】行特定用項目4aは、「あ行」〜「わ行」
の各行を項目としたものであり、隣接する項目は互いに
論理的に接続して記憶されていると共に、最初の項目で
ある「あ行」と最後の項目である「わ行」とが論理的に
接続して記憶されている。
【0032】入力文字決定用項目4bは、各行に属する
文字を項目としたものであり、隣接する文字(例えば、
「あ」と「い」)は互いに論理的に接続して記憶され、
各行の最初の文字と最後の文字(例えば、「あ」と
「お」)とも互いに論理的に接続して記憶されている。
また、入力文字決定用項目4bは、対応する行特定用項
目4aと関連付けて記憶されている。
【0033】編集選択用項目4cは、かな漢字変換や1
文字削除、入力未確定領域の確定等の編集のための命令
を選択するための項目であり、行特定用項目4aと同じ
階層に相当し、親リングPRの表示中は、常に選択用カ
ーソル7の位置又はその上下の位置に「編集」の項目が
あるようにするため、行特定用項目4aとは独立して構
成される。
【0034】編集内容決定用項目4dは、編集選択用項
目4cの具体的な内容である、かな漢字変換、1文字削
除、文字列保存等の編集のための命令から構成され、入
力文字決定用項目4bと同じ階層に相当する。
【0035】次に、上記構成を有する文字入力装置10
の動作を説明する。
【0036】図5は、文字入力装置10の動作モードの
遷移を示す状態遷移図である。図示するように、この文
字入力装置10の動作モードは、行・編集項目特定モー
ド20と、文字・編集内容特定モード21と、文字列編
集モード22とからなる。
【0037】行・編集項目特定モード20は、図1
(A)に示したように、入力文字選択用表示部1bに親
リングPRと選択用カーソル7とを表示して、所望の文
字を納めた入力文字決定用項目4b又は編集のための命
令を納めた編集内容決定用項目4dを選択するためのモ
ードである。文字・編集内容特定モード21は、図1
(B)に示したように、親リングPRで特定された行に
含まれる文字又は「編集」の項目に含まれる編集内容を
示した子リングCRと選択用カーソル7を入力文字選択
用表示部1bに表示して、文字を入力・編集するための
モードである。文字列編集モード22は、文字列表示部
1aの文字列編集カーソル9を文字列内の任意の位置に
移動し、文字列の編集を可能とするためのモードであ
る。
【0038】文字入力装置10は、ユーザが入力部2に
よりメニュー選択する等して、文字の入力・編集の開始
を指示すると、制御部3が、行特定用項目4aと編集選
択用項目4cとを親リングPRに割り付けて選択用カー
ソル7と共に入力文字選択用表示部1bに表示し、行・
編集項目特定モード20となる(経路R1)。このとき
は、記憶部4のモードフラグ5と子リング表示フラグ6
とが共に”0”に設定される。
【0039】ユーザは、文字入力装置10が行・編集項
目特定モード20にあるとき、方向選択キー2aの上キ
ー又は下キーを押下することにより、親リングPRを回
転させて項目を特定する。文字入力装置10が行・編集
項目特定モード20にあるときに、決定キー2b又は方
向選択キー2aの右キー若しくは左キーが押されると、
制御部3は選択用カーソル7の位置にある項目を読み取
る。制御部3は、読み取った項目に対応した入力文字決
定用項目4b又は編集内容決定用項目4dを子リングC
Rに割り付けて入力文字選択用表示部1bに表示する。
これにより、文字入力装置10は、文字・編集内容特定
モード21となる(経路R2)。また、制御部3は、子
リング表示フラグ6を”1”にセットする。
【0040】ユーザは、文字入力装置10が文字・編集
内容特定モード21にあるとき、方向選択キー2aの右
キー又は左キーを押下することにより、子リングCRを
回転させて、入力する文字を特定したり、かな漢字変
換、1文字削除等の文字列を編集する命令を特定したり
する。文字入力装置10が文字・編集内容特定モード2
1にあるときに、ユーザが決定キー2bを押下すると、
制御部3は、モードフラグ5が”0”で、子リング表示
フラグ6が”1”であることを検出し、選択用カーソル
7の位置にある項目に従って、文字を入力・編集する処
理を実行する。制御部3は、選択用カーソル7の位置に
ある項目が、かな漢字変換の実行を指示する項目「変
換」であるときには、図6に例示するように、入力が未
確定である旨を示すアンダーラインULの上部に示した
文字をかな漢字変換し、候補となる漢字を表示部1に表
示する。これにより、ユーザは、テンキーや方向選択キ
ー2aや決定キー2bを操作して、変換する漢字を特定
して文字列表示部1aに表示させることができる。この
後、入力文字選択用表示部1bには親リングPRが表示
され、文字入力装置10は行・編集項目特定モード20
となる(経路R3)。また、制御部3は、子リング表示
フラグ6を”0”に戻す。
【0041】また、文字入力装置10が文字・編集内容
特定モード21にあるときに、方向選択キー2aの上キ
ー又は下キーが押されると、制御部3は、子リングCR
に割り付けられた項目に対応した行特定用項目4a又は
編集選択用項目4cが選択用カーソル7の位置に来るよ
うに割り付けをした親リングPRを表示する。これによ
り、文字入力装置10は行・編集項目特定モード20と
なる(経路R3)。また、制御部3は、子リング表示フ
ラグ6を”0”に戻す。
【0042】文字入力装置10が行・編集項目特定モー
ド20にあるときに、切替キー2cが押され、動作モー
ドを切り替える旨の指示を受けると、制御部3は、文字
列表示部1aに文字列編集カーソル9を表示して文字列
内でのカーソルの移動が可能となったことを示す。これ
により、文字入力装置10は、文字列編集モード22と
なる(経路R4)。また、制御部3は、モードフラグ5
を”1”にセットする。
【0043】ユーザは、文字入力装置10が文字列編集
モード22にあるとき、方向選択キー2aの右キー又は
左キーを押下することにより、文字列編集カーソル9を
移動することができる。これにより、文字の挿入等を行
うことができる。文字入力装置10が文字列編集モード
22にあるときに、切替キー2cが押されると、制御部
3は文字列編集カーソル9を非表示として選択用カーソ
ル7を表示し、親リングPR上に示した項目の選択が可
能となったことを示す。これにより、文字入力装置は、
行・編集項目特定モード20となる(経路R5)。ま
た、制御部3は、モードフラグ5を”0”に戻す。
【0044】また、文字入力装置10が文字・編集内容
特定モード21にあるときにユーザが切替キー2cを押
して文字列表示部1aでの操作を指示すると、制御部3
は、文字列表示部1aに文字列編集カーソル9を表示し
て文字列内でのカーソルの移動が可能となったことを示
す。これにより、文字入力装置10は、文字列編集モー
ド22となる(経路R6)。
【0045】文字入力装置10が文字・編集内容特定モ
ード21にあるときにユーザが決定キー2bを押下し、
選択用カーソル7の位置にある項目が、この文字入力操
作の終了を指示する項目「終了」であるときには、この
文字入力装置10は文字を入力・編集するための処理を
終了する(経路R7)。
【0046】次に、図7〜図13を参照して、この文字
入力装置10の動作を、制御部3の動作を中心に説明す
る。
【0047】文字入力装置10の制御部3は、ユーザが
入力部2から文字の入力を指示すると、図7のフローチ
ャートに示す文字入力処理を開始する。制御部3は、図
12(A)に示すように、入力文字選択用表示部1bに
親リングPRを表示する等の画面の初期化を行うと共
に、モードフラグ5と子リング表示フラグ6とを”0”
としてこの文字入力装置10を行・編集項目特定モード
20に設定する(ステップS100)。ここでは、具体
例として、ユーザが「こんにちは」と文字入力しようと
するものとする。
【0048】制御部3は、入力部2からキー入力がある
のを待つ(ステップS101でNO)。ここで、ユーザ
が、文字「こ」を入力するために「か行」の項目を選択
するべく、方向選択キー2aの下キーを押下したものと
する。制御部3は、キー入力があったことを検出すると
(ステップS101でYES)、記憶部4のモードフラ
グ5が”0”であると判別し(ステップS102で”
0”)、さらに、子リング表示フラグ6が”0”である
と判別し(ステップS103で”0”)、図8のフロー
チャートに示す行・編集項目特定処理を開始する(ステ
ップS104)。
【0049】制御部3は、押下されたキーが方向選択キ
ー2aの下キーであることから(ステップS110で上
下キー)、入力文字選択用表示部1bの表示を切り替え
て、親リングPRが上方向に回転する様子を示す表示を
する(ステップS111)。即ち、親リングPRに示し
た各項目を1つずつ上方に移行させ、図12(B)に示
すように、選択用カーソル7の位置に、1つ下の項目で
ある「か行」が来たことを表示する。
【0050】制御部3は、選択用カーソル7の位置又
は、その上下の位置に「編集」の項目があるか否かを判
別し(ステップS112)、それらの位置に項目「編
集」がないと判別して(NO)項目の割り付けを変更
し、図12(C)に示すように、選択用カーソル7の上
方に「編集」の項目を挿入する(ステップS113)。
【0051】これにより、文字を入力する際によく使用
される、「編集」の項目を素早く呼び出すことができる
ようになる。
【0052】制御部3は、行・編集項目特定処理を終了
して再び図7のステップS101でキー入力を待ち、ユ
ーザが決定キー2b又は方向選択キー2aの左キー若し
くは右キーを押下すると、行・編集項目特定処理を開始
して、図8のステップS110で、決定キー2b又は方
向選択キー2bの左キー若しくは右キーが押されたと判
別する(左右・決定キー)。制御部3は、記憶部4から
「か行」に対応する入力文字決定用項目4bを取り出し
て子リングCRに割り付け、図12(D)に示すよう
に、入力文字選択用表示部1bに「か行」内の文字を示
す子リングCRを表示する(ステップS114)。
【0053】制御部3は、子リング表示フラグ6を”
1”にセットし、文字入力装置10が文字・編集内容特
定モード21にあることを記憶する(ステップS11
5)。
【0054】次に、ユーザが方向選択キー2aの左キー
を押下すると、制御部3は、図7のステップS102
で、モードフラグ5が”0”であると判別し、ステップ
S103で、子リング表示フラグ6が”1”であると判
別して図9のフローチャートに示す文字・編集内容特定
処理を開始する(ステップS105)。
【0055】制御部3は、押下されたキーを判別し、方
向選択キー2aの左キーが押下されたと判別すると(ス
テップS120で左右キー)、子リングCRが右方向に
回転した様子を入力文字選択用表示部1bに表示し、図
12(E)に示すように、選択用カーソル7の位置に
は、1つ左の文字「こ」が来たことを示して、文字・編
集内容特定処理を終了する(ステップS121)。
【0056】次に、ユーザが、入力部2の決定キー2b
を押下すると、制御部3は、図9のステップS120で
決定キー2bが押されたことを判別し、図10のフロー
チャートに示す、入力文字・編集内容決定処理を開始す
る(ステップS122)。
【0057】制御部3は、選択用カーソル7の位置に文
字があるのか、編集のための命令を示す項目(「削
除」、「変換」、「保存」等)があるのかを判別し(ス
テップS130)、それが文字「こ」であることから、
処理はステップS131に進む。制御部3は、図12
(F)に示すように、該当する文字「こ」を、入力未確
定である旨を示すアンダーラインULと共に文字列表示
部1aに表示して入力文字・編集内容決定処理を終了す
る(ステップS131)。
【0058】この後、処理は図7のステップS101に
リターンして、次のキー入力を待つ。
【0059】ユーザは、同様にして入力部2を操作し、
文字「ん」を入力した後、誤って、文字「に」ではなく
文字「ね」を入力して、文字列表示部1aが、図13
(A)に示すように、文字列「こんね」と、その文字列
が入力未確定である旨を示すアンダーラインULを表示
しているものとする。このとき、子リングCRが表示さ
れていることから、子リング表示フラグ6は”1”(文
字・編集内容特定モード21)であり、ユーザは、親リ
ングPRから項目「編集」を選択し、子リングCRから
項目「削除」を選択して、文字「ね」を削除するものと
する。
【0060】ユーザが、方向選択キー2aの上キー又は
下キーを押下すると、制御部3は、図9のステップS1
20で、方向選択キー2aの上キー又は下キーが押下さ
れたと判別し(上下キー)、入力文字選択用表示部1b
の表示を切り替えて親リングPRを表示する。制御部3
は、選択用カーソル7の位置に、子リングCRに対応す
る項目「な行」が来るように割り付けた親リングPRを
表示すると共に、項目「編集」を選択用カーソル7に隣
接する位置に挿入する(ステップS124)。制御部3
は、子リング表示フラグ6を”0”にセットして文字入
力装置10が行・編集項目特定モード20にあることを
記憶して文字・編集内容特定処理を終了する(ステップ
S125)。
【0061】ユーザは、項目「編集」を選択用カーソル
7の位置に移動させて子リングCRを表示させ、編集の
ための命令である「削除」を選んで決定キー2bを押下
し、文字の削除を指示する。このとき、モードフラグ5
は”0”であり、子リング表示フラグ6は”1”であ
る。即ち、文字入力装置10は、文字・編集内容特定モ
ード21にある。
【0062】制御部3は、決定キー2bの押下に応答し
て、図10のステップS130で、選択用カーソル7の
位置に編集のための命令を示す項目があると判別し(編
集)、それが「終了」か否かを判別する(ステップS1
32)。
【0063】制御部3は、選択用カーソル7の位置にあ
るのが「終了」でないと判別すると(ステップS132
でNO)、選択用カーソル7の位置にある編集のための
命令を示す項目「削除」に従って、文字列表示部1aに
表示された文字列「こんね」の最右部の文字「ね」を削
除する(ステップS133)。
【0064】これにより、表示部1は、図13(B)に
示すような表示をし、処理は図7のステップS101に
リターンして次のキー入力を待つ。
【0065】次に、ユーザが上記操作と同様にして入力
部2が備える各キーを操作することにより、「ち」、
「は」と続けて文字を入力し、表示部1が、図13
(C)に示すような表示をしているものとする。このと
き、モードフラグ5は”0”であり、子リング表示フラ
グ6は”1”である。即ち、文字入力装置10は、文字
・編集内容特定モード21にある。
【0066】ユーザは、文字列表示部1aが表示する文
字「ん」と文字「ち」の間に、文字「に」を挿入するた
めに、切替キー2cを押下して文字列表示部1aの文字
列を編集する文字列編集モード22に移行するよう指示
する。制御部3は、キーの押下に応答し、モードフラグ
5が”0”であり、子リング表示フラグ6が”1”であ
ることから、図9のステップS120で、切替キー2c
が押されたと判別し、図13(D)に示すように、文字
列表示部1aに表示された文字「は」の右に文字列編集
カーソル9を表示する。制御部3は、モードフラグ5
を”1”にセットして文字入力装置10が文字列編集モ
ード22にあることを記憶する(ステップS123)。
この後、処理はステップS101にリターンして次のキ
ー入力を待つ。ここで、ユーザは入力文字選択用表示部
1bに親リングPRが表示されている状態(行・編集項
目特定モード20)でも、切替キー2cを押下して文字
入力装置10を文字列編集モード22にすることができ
る。この場合、制御部3は、図8のステップS110で
切替キー2cが押されたと判別し(切替キー)、ステッ
プS116で上記ステップS123の処理と同様の処理
を実行する。
【0067】処理は、再びステップS101にリターン
して次のキー入力を待つ。
【0068】次に、ユーザが、方向選択キー2aの左キ
ーを押下し、文字列編集カーソル9を左に移動するよう
指示すると、制御部3は、図7のステップS102で、
モードフラグ5が”1”であると判別して、図11のフ
ローチャートに示す文字列カーソル移動処理を開始する
(ステップS106)。
【0069】制御部3は、押下されたキーを判別し(ス
テップS140)、方向選択キー2aの左キーが押下さ
れたと判別すると(左右キー)、キー入力に応じて、文
字列編集カーソル9を左に移動させ、文字列カーソル移
動処理を終了する(ステップS141)。
【0070】ユーザは、さらに方向選択キー2aの左キ
ーを押してカーソルを左に移動するよう指示して、図1
3(E)に示すように、「ん」と「ち」との間に文字列
編集カーソル9が来るようにする。ここで、ユーザが方
向選択キー2aの上キーを押下する等の不適切なキー入
力を行うと、制御部3は処理を行わずに文字列カーソル
移動処理を終了する(ステップS140で他のキー)。
【0071】次に、ユーザが、切替キー2cを押すと、
制御部3は、モードフラグ5が”1”であることから、
図11のステップS140で切替キー2cが押下された
と判別し(切替キー)、文字列編集カーソル9を非表示
とする。また、制御部3は、モードフラグ5と子リング
表示フラグ6を共に”0”にセットして文字入力装置1
0が行・編集項目特定モード20にあることを記憶する
(ステップS142)。
【0072】ユーザは、上記操作と同様に入力部2を操
作し、「な行」に関連した子リングCRから「に」を特
定して入力決定することにより、図13(F)に示すよ
うに、文字列表示部1aは「こんにちは」と表示する。
【0073】ユーザは、親リングPRから「編集」を選
択し、対応する子リングCRから「確定」を選択する
と、制御部3は、入力未確定である旨を示すアンダーラ
インULを非表示として文字列「こんにちは」の入力を
確定する。さらに、ユーザが子リングCRから「保存」
を選択すると、制御部3は、文字列表示部1aに表示さ
れた文字列「こんにちは」を記憶部4に格納する。
【0074】ユーザは、子リングCRから「終了」を選
択すると、制御部3は、図10のステップS132で文
字入力を終了する旨の指示があったと判別し(YE
S)、文字入力処理を終了する。
【0075】以上の説明のように、この文字入力装置1
0によれば、親リングPR上に割り付けた「あ行」〜
「わ行」の項目及び「編集」の項目を選択し、対応する
子リングCR上に割り付けた文字又は編集内容を選択す
ることにより、文字を入力・編集することができる。ま
た、この文字入力装置10によれば、親リングPR及び
子リングCRを表示画面のほぼ一カ所で回転させて項目
を特定するので、小さな表示画面でも有効に利用して文
字を見やすく表示することができる。従って、この文字
入力装置10によれば、携帯電話機やキーボードを備え
ていないテレビゲーム機、PDA(パーソナルデータア
シスタンス)等の、設置できるキーの数が制限される機
器において、仮名50音といった多種に及ぶデータを見
た目にわかりやすく表示でき、簡単に入力することがで
きる。
【0076】この発明は、上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記実
施の形態では、選択用カーソル7は画面上で移動しなか
ったが、移動できるようにしてもよい。この場合は、制
御部3が、図8のステップS111及び図9のステップ
S121で、図14のフローチャートに示す処理を実行
するようにすればよい。即ち、制御部3は、方向選択キ
ー2aから指示された方向に選択用カーソル7が移動可
能であるか否かを判別し(ステップS150)、移動可
能であれば(YES)その方向に選択用カーソル7を移
動し(ステップS151)、移動できなければ(NO)
指示された方向に応じてリングを回転してやればよい
(ステップS152)。これにより、選択用カーソル7
が移動可能な範囲の項目を選択する場合には、表示部1
が表示する画像を切り替える処理が簡単となり、処理を
速くすることができる。
【0077】また、上記実施の形態では、ユーザが方向
選択キー2aと、決定キー2bと、切替キー2cとを使
って文字入力装置10に指示を与えるものとしたが、こ
れに限定されず、ジョグダイヤル等の回転キーやジョイ
スティック、タッチパネル等を利用して指示を与えるこ
ともできる。
【0078】さらに、上記実施の形態では、親リングP
Rが縦方向に回転し、子リングCRが横方向に回転する
ものとして説明したが、これに限定されず、図15に示
すように、親リングPRが横方向に回転し、子リングC
Rが縦方向に回転するようにしてもよい。
【0079】この発明は、文字の入力に限定されず、階
層的に構成された項目により入力対象を特定する様々な
データの入力に応用可能である。例えば、カーナビゲー
ションシステムにおいて目的地を特定するための地名を
入力するものとし、親リングに都道府県名を割り付け、
子リングに市区郡名を割り付け、さらに、子リングで選
択された項目に対応する孫リングを設け、これに区町村
字名を割り付けて、都道府県名から順次地名を特定して
入力する等できる。この場合は、ユーザは、上記実施の
形態と同様に入力部3を操作して、親リングから都道府
県名を、子リングから市区郡名を、孫リングから区町村
字名を順次選択すればよく、制御部3は、各階層で項目
が選択されるごとに、その項目に関連づけられたデータ
を入力データとして取り込むようにすればよい。即ち、
親リングで都道府県名の項目が選択されると、カーナビ
ゲーションシステムは、選択された項目に対応した都道
府県名を入力データとして取り込み、子リング、孫リン
グにおいても順次選択された項目に対応した市区郡名、
区町村字名を入力データとして取り込むようにすればよ
い。これにより、例えば、区町村字名を間違えて入力し
た場合でも、都道府県名から新たに入力する必要がな
く、区町村字名の項目の選択のみをやり直せばよく、簡
単に地名を入力することができる。
【0080】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明によれ
ば、表示画面を有効に利用して見た目にわかりやすい表
示ができ、且つ、簡単なキー操作でデータを入力するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の表
示画面の例を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る文字入力装置が表
示する親リング及び子リングの動きを説明するための図
である。
【図3】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の構
成を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の記
憶部に格納する項目の構成を示す図である
【図5】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の動
作モードを説明するための状態遷移図である。
【図6】この発明の実施の形態に係る文字入力装置でか
な漢字変換を行ったときの画面表示の例を示す図であ
る。
【図7】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図9】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の
動作に伴った画面表示の例を示す図である。
【図13】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の
動作に伴った画面表示の例を示す図である。
【図14】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の
変形例の動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】この発明の実施の形態に係る文字入力装置の
変形例での親リング及び子リングの動きを説明するため
の図である
【図16】従来の技術として考えられる画面表示の例を
示す図である。
【図17】従来の技術として考えられる画面表示の例を
示す図である。
【図18】従来の技術として考えられる画面表示の例を
示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 1a 文字列表示部 1b 入力文字選択用表示部 2 入力部 2a 方向選択キー 2b 決定キー 2c 切替キー 3 制御部 4 記憶部 4a 行特定用項目 4b 入力文字決定用項目 4c 編集選択用項目 4d 編集内容決定用項目 5 モードフラグ 6 子リング表示フラグ 7 選択用カーソル 9 文字列編集カーソル 10 文字入力装置 20 行・編集項目特定モード 21 文字・編集内容特定モード 22 文字列編集モード CR 子リング PR 親リング UL アンダーライン

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下位の項目が上位の項目に対応付けられて
    階層化された複数の項目を格納する項目格納手段と、 前記項目格納手段が格納する複数の項目を環状体に割り
    付ける割付手段と、 前記割付手段が項目を割り付けた環状体を画面表示する
    表示手段と、 前記表示手段が表示する環状体上に示された項目を選択
    する選択手段とを備え、 前記割付手段は、前記選択手段により選択された項目に
    対応付けられた1階層下位の項目を環状体に割り付けて
    順次前記表示手段に表示して入力データを特定する特定
    手段を含む、ことを特徴とするデータ入力装置。
  2. 【請求項2】前記特定手段は、前記項目格納手段が格納
    する最下位の項目を前記選択手段が選択することにより
    入力データを特定する手段を備える、ことを特徴とする
    請求項1に記載のデータ入力装置
  3. 【請求項3】前記特定手段は、前記選択手段により前記
    項目格納手段が格納する各階層の項目が選択されるごと
    に、当該選択された項目に対応した入力データを取り込
    む手段を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ入力装置。
  4. 【請求項4】前記表示手段は、項目を特定するためのカ
    ーソルを表示する手段を備え、 前記選択手段は、前記表示手段が表示するカーソルの位
    置にある項目を選択する手段を備える、ことを特徴とす
    る請求項1又は2又は3に記載のデータ入力装置。
  5. 【請求項5】前記表示手段が画面表示する環状体を回転
    させることにより当該カーソルの位置にある項目を変更
    する手段を備える、ことを特徴とする請求項4に記載の
    データ入力装置。
  6. 【請求項6】前記表示手段が表示するカーソルの位置を
    移動させることにより当該カーソルの位置にある項目を
    変更する手段を備える、ことを特徴とする請求項4又は
    5に記載のデータ入力装置。
  7. 【請求項7】前記割付手段は、前記項目格納手段が格納
    する特定の項目が前記表示手段の表示するカーソルの位
    置又は当該カーソルに隣接する位置にないときは、当該
    カーソルに隣接する位置に当該特定の項目を挿入する手
    段を備える、ことを特徴とする請求項4又は5又は6に
    記載のデータ入力装置。
  8. 【請求項8】仮名を行単位で区分して各行に対応させた
    項目と編集のための命令をまとめた項目とを上位の項目
    として格納し、各行に属する文字及び編集のための命令
    を下位の項目として対応する上位の項目と関連付けて格
    納する項目格納手段と、 前記項目格納手段が格納する項目を環状体に割り付ける
    割付手段と、 前記割付手段が項目を割り付けた環状体を画面表示する
    表示手段と、 前記表示手段が表示する環状体上に示された項目を選択
    する選択手段とを備え、 前記割付手段は、前記選択手段により選択された上位の
    項目に対応付けられた下位の項目を前記表示手段に表示
    して入力する文字又は編集のための命令を特定する特定
    手段と、前記特定手段が特定した文字により文字列を作
    成する作成手段と、前記特定手段が特定した編集のため
    の命令に従って文字列の編集を行う編集手段とを含む、
    ことを特徴とする文字入力装置。
  9. 【請求項9】前記表示手段は、項目を特定するためのカ
    ーソルを表示する手段を備え、 前記選択手段は、前記表示手段が表示するカーソルの位
    置にある項目を選択する手段を備える、ことを特徴とす
    る請求項8に記載の文字入力装置。
  10. 【請求項10】前記表示手段が画面表示する環状体を回
    転させることにより当該カーソルの位置にある項目を入
    れ替えて項目を選択する手段を備える、ことを特徴とす
    る請求項9に記載の文字入力装置。
  11. 【請求項11】前記表示手段が表示するカーソルの位置
    を移動させることにより当該カーソルの位置にある項目
    を入れ替えて項目を選択する手段を備える、ことを特徴
    とする請求項9又は10に記載の文字入力装置。
  12. 【請求項12】前記割付手段は、前記項目格納手段が格
    納する編集のための命令をまとめた項目が前記表示手段
    が表示するカーソルの位置又は当該カーソルに隣接する
    位置にないときは、当該カーソルに隣接する位置に編集
    のための命令をまとめた項目を挿入する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項9又は10又は11に記載の文
    字入力装置。
  13. 【請求項13】階層化された項目を使用して階層順に項
    目を選択することにより入力する情報を特定する方法で
    あって、 最上位層の項目が割り付けられた環状体を表示し、 表示された前記環状体上に示された項目を選択し、 選択された項目に関連付けられた下位の項目を割り付け
    た環状体を表示して次の選択を行う、ことにより各項目
    が示すデータを入力できることを特徴とする入力方法。
  14. 【請求項14】前記環状体を回転させて選択したい項目
    を表示させてから、当該項目を選択することを特徴とす
    る請求項13に記載の入力方法。
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