JP2000155451A - 画像形成装置用の原稿ストッカ - Google Patents
画像形成装置用の原稿ストッカInfo
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Abstract
も、丸めたり積み重ねたりせずに画像形成装置のすぐ近
傍にストック可能とする。 【解決手段】 平板状の原稿載置部3の先端側に、原稿
ストッカ30を取り付ける。原稿ストッカ30は、平板
状の部材の略中央部を二つ折り状に湾曲させて原稿収納
部31を形成し、上部開口32から大判サイズの原稿D
を収納、供給できるようにしてある。原稿Dは、先端側
から原稿載置部3上を滑らせるようにして読み取り部へ
供給する。原稿収納部31の前面側にはスリット35を
形成し、小サイズの原稿を収納する際に、小サイズ原稿
の下端部を載せるためのストッパを差し込めるようにす
る。
Description
タ、複写機等の画像形成装置において用いる原稿ストッ
カに関し、特に広幅サイズ、長尺サイズの原稿を読み取
りの対象とする画像形成装置用の原稿ストッカに関す
る。
(以下、大判原稿という。)を読み取りの対象とするス
キャナの一例の断面図である。このスキャナは、スキャ
ナ本体1と、その上に搭載した操作部2と、操作部2の
両側へ張り出すように設けた平板状の原稿載置部3及び
原稿排出部4とからなり、スキャナ本体1と操作部2と
の間に読み取り部5が設けてある。この装置では、原稿
Dを平板状の原稿載置部3上からスキャナ本体1と操作
部2との間の読み取り部5内に入れ、そこで原稿面の画
像を読み取り、原稿排出部4上へ排出する。
種の装置では、原稿Dをストックしておける部位を備え
ておらず、大判原稿を読み取る作業を行う際には、操作
者が大判原稿を一枚ずつ持って垂らしておき、先端側か
ら原稿載置部3上を滑らせて読み取り部5へ供給して読
み取らせるか、丸めた大判原稿を原稿載置部3上に置い
て、先端側から読み取り部5へ供給するしかなかった。
読み取り作業の制約もあまり気にはならないが、多数枚
の処理を行わなければならない場合等には、原稿の置き
場所の確保が難しかったり、置き場所が確保できても、
そこから画像を読み取らせる原稿を抜き出して読み取り
部5へ供給するためには作業者が身体を大きく移動させ
なければならなかったりして、作業をスムーズに行うこ
とが大変に面倒であった。
用紙(以下、大判用紙という。)を画像形成の対象とす
る広幅プリンタの外観を示す斜視図である。図2の装置
は、画像形成部を内蔵したプリンタ部11と、プリント
アウトした用紙Pを収納するためのテーブル部12とか
らなり、プリンタ部11の最上面に用紙Pの挿入口13
と、挿入口13から装置内部へ送り込まれてゆく用紙P
が部分的に載るテーブル面14とが設けてある。プリン
トアウトされた大判用紙は、テーブル部12内を複数枚
の棚板15で仕切って形成した複数段の空所16・・・
のいずれかの内部へと収納する。この装置では、大判用
紙の供給に際しては図1のスキャナと同様の面倒があ
る。
プリンタ部21と、プリントアウトした用紙Pを収納す
るための用紙収納部22を前面に設けたテーブル部23
とからなり、プリンタ部21の最上面に用紙Pの挿入口
24と、挿入口24から装置内部へ送り込まれてゆく用
紙Pが部分的に載るテーブル面25とが設けてある。用
紙収納部22は、テーブル部23の下端近傍から立ち上
がり、プリントアウトされた用紙Pは、先端側から順に
下降させて用紙収納部22内へ収納する。このような用
紙収納部22を図1のスキャナの原稿収納部として採用
すると、原稿テーブル面を構成する原稿載置部3への距
離が大きすぎて非常に操作しにくくなるという別の問題
が発生する。
明者等の知るかぎりにおいて操作性のよいものがなかっ
た。また大判原稿と言われるほどサイズが大きくない原
稿であっても、厚みのある原稿を複数枚にわたって処理
しなければならない場合にも同様の面倒があった。
稿が複数枚あっても、これらを丸めたり、積み重ねたり
せずに画像テーブルのすぐ近傍にストックでき、スムー
ズな原稿読み取り作業を可能とする画像形成装置用の原
稿ストッカを提供することを目的とする。
の原稿ストッカのうち請求項1に係るものは、上記目的
を達成するために、画像形成装置へ原稿を供給するため
の原稿テーブル面よりも下方へ垂下する原稿収納部を有
し、該原稿収納部内へ原稿を出し入れするための上部開
口を上方へ向けかつ上記原稿テーブル面上に臨ませてな
ることを特徴とする。
り状に湾曲させて上部及び左右両側部を開口させた形状
を有する原稿収納部を有し、該原稿収納部の上縁部の一
側を画像形成装置へ原稿を供給するための原稿テーブル
面に沿うように折り曲げてなり、該折り曲げ部分を上記
原稿テーブル面上へ固定して上記原稿収納部の上部開口
を上記原稿テーブル面上に臨ませてなることを特徴とす
る。
上記原稿テーブル面と略面一としてなることを特徴とす
る。
内に小サイズ原稿の下端縁を搭載、保持させるストッパ
部材を着脱可能に設けてなることを特徴とする。
の前面に、上記ストッパ部材を挿抜するための穴を1個
以上設けてなることを特徴とする。
参照して説明する。図4は本発明に係る画像形成装置用
の原稿ストッカの一実施形態を用いたスキャナを示す断
面図、図5は同要部の拡大斜視図である。なおこのスキ
ャナは、図3に示すスキャナと同じ構成を有するので、
以下ではこれと共通する部分には共通する符号を付して
説明する。
の先端側に、本発明に係る原稿ストッカの一実施形態を
取り付けてある。この原稿ストッカ30は、平板状の部
材の略中央部を二つ折り状に湾曲させて原稿収納部31
を形成したものである。幅サイズは原稿載置部3の幅以
下とするほうがよいが、収容対象となる可能性がある大
判サイズの原稿Dを安定して収納できる寸法とする。ま
た原稿収納部31の奥行き寸法は、内部に複数枚の原稿
を収納できるように設定する。ただし平板状の部材を二
つ折り状に湾曲させて折り曲げるだけなので、非常に容
易に成形できる。
部を二つ折り状に湾曲させているため上部及び左右両側
部が開口している。このため、基本的には原稿Dは上部
開口32から原稿収納部31へ収納し、同じく上部開口
32から原稿載置部3上へ導出することになるが、原稿
収納部31への収納は側部開口33からも可能となって
いる。
載置部3側は、原稿載置部3の上面に沿うように折り曲
げてあり、この折り曲げ部34を原稿載置部3の上面へ
の固定部とし、原稿収納部31の上部開口32を原稿載
置部3のテーブル面上にほぼ面一となるように臨ませて
いる。なお折り曲げ部34の固定構造については図示を
省略するが、公知の構造を種々採用できることはもちろ
ん、着脱可能な構造を用いてもよい。
やや上方側にはスリット35が形成してある。このスリ
ット35は、小サイズの原稿を収納する際に、小サイズ
原稿の下端部を載せるためのストッパを差し込むための
ものである。
31内に収納して取り出し可能としている状態を示す斜
視図である。図示の状態で保持した原稿Dは、先端側か
ら原稿載置部3上を滑らせるようにしてスキャナ本体1
と操作部2との間の読み取り部5へ供給することにな
る。複数枚の原稿を保持したときは、もっとも前面側に
ある原稿から読み取り部5へ供給することになる。いず
れにしても、原稿あるいは原稿束をいったん原稿収納部
31内に収納した後は、順次に読み取り部5へ供給すれ
ばよいだけである。なお厚みのある原稿の場合には、図
示のように原稿が原稿載置部3の上面に沿う状態で収納
されないこともあり得るが、その場合には後ろ側(原稿
載置部3寄り)の原稿から供給すればよいし、もちろ
ん、いったん所望の原稿を原稿収納部31から抜き出し
て原稿載置部3上に置いて供給するようにしてもよい。
いずれにしても収納場所が原稿載置部3のすぐそばにあ
るので作業は容易である。
稿dを収納している状態を示す斜視図である。スリット
35にはストッパ36を挿入してあり、原稿dの下端縁
をこのストッパ36上に載せて、それ以上原稿収納部3
1内へ原稿dが落ち込まないように保持してある。小サ
イズの原稿dの読み取り部5への供給は、原稿dをいっ
たん原稿収納部31から取り出して原稿載置部3上に置
き、それを先端側から原稿載置部3上を滑らせるように
して読み取り部5へ供給することになる。
個のみ設けているが、複数種類の小サイズ原稿に合わせ
て上下方向に複数段に設けるようにしてもよい。また図
示のスキャナのように原稿排出部4側も平板状であると
きは、本実施形態の原稿ストッカ30と同様のものを原
稿排出部4の先端側に設けて、画像の読み取りを終了し
た原稿を収納、保持するように構成してもよい。さら
に、本実施形態はスキャナに関するもののみであるが、
本発明はこれに限定されず、大判原稿を読み取り対象と
する複写機や大判用紙を印字対象とするプリンタ等のそ
の他の画像形成装置にも適用できる。
トッカは、以上説明してきたように、原稿テーブル面よ
りも下方へ垂下する原稿収納部を有し、この原稿収納部
内へ原稿を出し入れするための上部開口を上方へ向けか
つ原稿テーブル面上に臨ませて構成したので、広幅サイ
ズ、長尺サイズ等の大判サイズの原稿の収納を原稿テー
ブル面のすぐ近傍に設けることができ、原稿を読み取り
部へ供給する作業を非常にスムーズに行えるようになる
という効果がある。
ッカは、以上説明してきたように、板状体を二つ折り状
に湾曲させて上部及び左右両側部を開口させた形状を有
する原稿収納部の上縁部の一側を、画像形成装置へ原稿
を供給するための原稿テーブル面に沿うように折り曲
げ、この折り曲げ部分を原稿テーブル面上へ固定して原
稿収納部の上部開口を原稿テーブル面上に臨ませてなる
ので、上記共通の効果に加え、非常に容易に製造できる
という効果がある。
ッカは、以上説明してきたように、上部開口を原稿テー
ブル面と略面一としてなるので、上記共通の効果に加
え、原稿を供給するときに原稿テーブル面を滑らせるだ
けでよく、作業が非常にやりやすくなるという効果があ
る。
ッカは、以上説明してきたように、原稿収納部内に小サ
イズ原稿の下端縁を搭載、保持させるストッパ部材を着
脱可能に設けてなるので、上記共通の効果に加え、大判
サイズの原稿を主に対象とする装置であっても小サイズ
の原稿を簡単に処理できるという効果がある。
ッカは、以上説明してきたように、原稿収納部の前面に
ストッパ部材を挿抜するための穴を1個以上設けてなる
ので、上記共通の効果に加え、サイズが異なる複数種類
の小サイズ原稿に対応できるという効果がある。
の断面図である。
外観を示す斜視図である。
タの外観を示す斜視図である。
一実施形態を用いたスキャナを示す断面図である。
納部に収納して取り出し可能とした状態の斜視図であ
る。
部内に小サイズ原稿を収納した状態の斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 画像形成装置へ原稿を供給するための原
稿テーブル面よりも下方へ垂下する原稿収納部を有し、
該原稿収納部内へ原稿を出し入れするための上部開口を
上方へ向けかつ上記原稿テーブル面上に臨ませてなるこ
とを特徴とする画像形成装置用の原稿ストッカ。 - 【請求項2】 板状体を二つ折り状に湾曲させて上部及
び左右両側部を開口させた形状を有する原稿収納部を有
し、該原稿収納部の上縁部の一側を画像形成装置へ原稿
を供給するための原稿テーブル面に沿うように折り曲げ
てなり、該折り曲げ部分を上記原稿テーブル面上へ固定
して上記原稿収納部の上部開口を上記原稿テーブル面上
に臨ませてなることを特徴とする画像形成装置用の原稿
ストッカ。 - 【請求項3】 上記上部開口を上記原稿テーブル面と略
面一としてなることを特徴とする請求項1または2の画
像形成装置用の原稿ストッカ。 - 【請求項4】 上記原稿収納部内に小サイズ原稿の下端
縁を搭載、保持させるストッパ部材を着脱可能に設けて
なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの画
像形成装置用の原稿ストッカ。 - 【請求項5】 上記原稿収納部の前面に、上記ストッパ
部材を挿抜するための穴を1個以上設けてなることを特
徴とする請求項4の画像形成装置用の原稿ストッカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10347896A JP2000155451A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 画像形成装置用の原稿ストッカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10347896A JP2000155451A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 画像形成装置用の原稿ストッカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000155451A true JP2000155451A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18393344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10347896A Pending JP2000155451A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 画像形成装置用の原稿ストッカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000155451A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236746A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Oce Technologies Bv | スキャナの原稿シート支持手段 |
-
1998
- 1998-11-20 JP JP10347896A patent/JP2000155451A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236746A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Oce Technologies Bv | スキャナの原稿シート支持手段 |
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