JP2000155098A - 西瓜外観検査装置 - Google Patents
西瓜外観検査装置Info
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Abstract
等級を定める装置を提供する。 【解決手段】 西瓜1を乗せ平面上で回転可能なトレー
2と、このトレー2の上方に配置された上面カメラ3
と、このトレー2に乗った西瓜1の側面を撮像する側面
カメラ4と、この側面カメラ4と上面カメラ3が撮像し
た画像を解析し西瓜の等級を判定する画像処理解析装置
5とを備え、画像処理解析装置5は、形状的特徴を解析
して予め定めた判定基準に基づき等級を判定する。
Description
しその画像を解析して等級を定める装置に関する。
荷施設などでは、西瓜の品質を専門の判定員によって、
外形、きず、変色部などを総合的に評価し、等級付けし
て出荷する。
長時間にわたって行なうことは、検査員にかなりの負担
がかかり、判断基準も変化する恐れがある。このため客
観的基準により自動的に判定する装置が望まれている。
もので、外観を撮像しその形状的特徴などから西瓜の等
級を定める装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、西瓜を乗せ平面上で回転可能なト
レーと、このトレーの上方に配置された上面カメラと、
このトレーに乗った西瓜の側面を撮像する側面カメラ
と、この側面カメラと前記上面カメラが撮像した画像を
解析し西瓜の等級を判定する画像処理解析装置とを備
え、前記画像処理解析装置は、形状的特徴を解析して予
め定めた判定基準に基づき等級を判定する。
側面カメラから撮像した西瓜の側面画像から予め定めた
形状を表すパラメータを求め、基準値と比較して等級を
定める。
レーに西瓜を乗せて搬送する隙間のあるコンベヤの上面
に配置された上面カメラと、コンベヤの隙間から西瓜の
下面を撮像する下面カメラと、西瓜の側面を撮像する複
数の側面カメラと、この上面カメラ、下面カメラおよび
側面カメラが撮像した画像を解析し西瓜の等級を判定す
る画像処理解析装置とを備え、前記画像処理解析装置
は、形状的特徴を解析して予め定めた判定基準に基づき
等級を判定する。
側面カメラから撮像した西瓜の側面画像と下面カメラか
ら撮像した西瓜の下面画像から予め定めた形状を表すパ
ラメータを求め、基準値と比較して等級を定める。
て、前記側面カメラが撮像した画像に基づく、幅と高さ
の比を示す縦横比、上半分の左右の対称性、上部の尖り
具合を示す肩落ち、上部の平坦度を示す頂部平坦度、上
面カメラが撮像した画像に基づく、円に対する歪みを示
す偏平度、の少なくても1つを含む。
平度はいずれも外観のよしあしを決定する要因であるの
で、これらに基づき外観の等級付けがなされる。
えて、前記側面カメラが撮像した画像に基づく、縞の面
積と側面積の比を示す縞比率、縞部分の側面形状の縦軸
に対する傾きを示す軸ずれ、前記上面カメラが上下反転
した西瓜を撮影し、または下面カメラが撮影した画像に
基づく、西瓜底面の花落ち部の大きさ、の少なくても1
つを含む。
瓜の縦軸に対して傾いていると、見た目が悪い。また花
落ち部が大きいと味が落ちる。故にこれらも西瓜の等級
の判定項目に加える。
えて、前記側面カメラが撮像した画像に基づく、傷の面
積と側面積の比を示す側面傷比率、変色部の面積と側面
積の比を示す側面変色比率、前記上面カメラが撮像した
画像に基づく、傷の面積と平面面積の比を示す平面傷比
率、変色部の面積と平面面積の比を示す平面変色比率、
の少なくても1つを含む。
これらも等級の判定項目に加える。
等級を定め、一番評価の悪い特徴の等級を西瓜の総合等
級とする。
しい判定となる。
等級を定め、縦横比、対称性、肩落ち、偏平度の内一番
評価の悪い等級を1次評価とし、頂部平坦度、縞比率、
軸ずれ、花落ち部の大きさ、側面傷比率、側面変色比
率、平面傷比率、平面変色比率はその程度によって1次
評価の等級を下げて西瓜の総合等級とする。
め、次に形状の特徴を表す点でやや目立たぬ項目で修正
することにより確実な判定ができる。
参照して説明する。図1は第1実施形態の構成を示す。
西瓜1はトレイ2の上につるの方を上にして置かれる。
この西瓜1の上方に上面カメラ3が設けられ、側面に側
面カメラ4が設けられている。パーソナルコンピュータ
からなる画像処理解析装置5はトレー2を回転させ4側
面を撮像することができるようになっている。なお、西
瓜1下部の花落ち部を撮像するときは検査員が西瓜1を
上下逆にして置き直す。これにより上面カメラ3は西瓜
1の上下面を撮像することができる。上面カメラ3と側
面カメラ4から出力される上下および4側面の画像デー
タは画像処理解析装置5にあるキャプチャーボードに取
込み、画像ファイルを作成し各パラメータを計測し、結
果をモニタ6に表示する。キャプチャーボードはカメラ
の撮像した画像データをアナロクデータからデジタルデ
ータに変換しメモリに格納するもので、これを用いるこ
とにより通常のパーソナルコンピュータで画像処理が可
能になる。
側面カメラの配置を示す。西瓜1は中央に開口のあるト
レー2に乗ってローラーコンベヤ7により移動してく
る。西瓜1の通過する位置の上方に上面カメラ3を配置
し、側面に図3に示すように四方に4個の側面カメラ4
を配置する。またカメラ3を設置する位置のローラー7
aの間隔をやや広くしておき、この位置のローラー7a
の下方に鏡9を置き、ローラー7aの隙間とトレー2の
開口を通して西瓜1の下部の花落ち部を映し、これを下
面カメラ10で撮像する。このようなカメラの配置され
た位置に位置センサ8が設けられ、西瓜1が来るのを検
出する。パーソナルコンピュータからなる画像処理解析
装置5は位置センサ8からの西瓜検出信号で、上下およ
び4側面の画像を6台のカメラ3,4,10でキャプャ
ーボードに取込み、画像ファイルを作成し各パラメータ
を計測し、結果をモニタ6に表示する。以上のようにい
ずれの実施形態でも、上下面と4側面の合計6画面を取
込み解析して等級判定を行なう。
図4は側面処理の流れ図を示す。側面検査は90°毎の
4側面の画像について、傷、変色部を測定し、さらに傾
きを画像処理にて補正して、各項目の評価を行なう。
傷、変色部の測定は、傷、変色部を2値化により切り出
してその面積を求め、これを西瓜1全体の2値画像との
面積比を求める。
手順は次のようになる。 2次元カメラで取り込んだ西瓜画像から西瓜全体の
2値化レベルと縞の2値化レベルを算出する。 西瓜全体を2値化して切り出す。図(A)参照。 2値化された西瓜の傾きを算出し(B)、傾きがな
くなるように補正する。
き説明する。 縦横比:2値画像の幅と高さの比を求める。 対称性:2値画像の上半分の左右対称性を求める。 肩落ち:2値画像の上部の尖り具合を求める。 頂上平坦度:2値画像の上部の平坦度を求める。 縞比率:縞部分の2値画像を求め、西瓜全体の2値
画像との面積比を求める。 軸ずれ:縞部分の2値画像の傾きを求め、西瓜全体
の傾きとの差を求める。
について説明する。図6は上面、花落ち部の処理の流れ
図を示す。上面カメラ3、下面カメラ10で撮像された
画像は、傷、変色部の測定とパラメータ測定が行われ
る。なお、傷、変色部の測定は側面検査の場合と同様
で、傷、変色部の西瓜全体の2値画像との面積比を求め
る。
で2値化し、西瓜の上面面積を測定する。 2値化された部分の形状を円と比較し偏平度(また
は変形度)を求める。
レベルで2値化する。 花落ち部が含まれる範囲(中央部で領域を制限)で
ラベリング処理を行い、端にかかっていない一番面積の
大きいものを花落ちとして面積、径を求める。
各パラメータおよび傷、変色部についてはその程度に応
じて等級付けがなされている。 1)パラメータの統合 4側面のパラメータについては縦横比は最悪値、その他
は4側面の平均値を西瓜1の側面パラメータとする。
縞、傷、変色部の比率は4側面について、マスクを設定
し、検査領域が重ならないようにして求め、その合計値
を求めた後、この合計値の全体面積に対する比率を算出
する。 2)判定テーブル 各等級におけるパラメータの範囲を予め判定テーブルと
して設定しておく。
かを用いる。 判定テーブルを参照して各パラメータについての等
級を決定し、その中で一番評価の悪いものをその西瓜の
総合評価とする。 縦横比,対称性,肩落ち,偏平度を1次パラメータ
とし、この項目について判定テーブルを参照してパラメ
ータ毎の等級を決定し、一番評価の悪いものを西瓜の一
次評価とする。次に、頂上平坦度,縞比率,軸ずれ,
傷,変色の程度により1次評価からの等級を下げて総合
評価とする。
ら等級の評価までの手順を示す流れ図である。画像を取
得すると(S1)、それが下面の画像であるか調べ(S
2)、下面でなければ上面であるか調べ(S2)、上面
でなければ側面と判断し、他の側面画像を撮像するため
トレー2を90°回転する(S4)。ステップS1で得
られた画像の西瓜全体を2値画像とし(S5)、図5で
示した方法で西瓜の傾きを補正し(S6)、側面パラメ
ータの計測を行なう(S7)。
部の計測を行なう(S8)。また、ステップS3で上面
のときは、上面画像の西瓜全体を2値画像とし(S
9)、上面パラメータの計測を行なう(S10)。ステ
ップS7またはS8またはS10の処理が終了すると、
変色部の測定(S11)と傷測定(S12)が行われ、
以上の動作を6画面終わるまで繰り返す(S13)。以
上の測定で各項目の等級が決まると、判定テーブルを参
照して総合評価を行い(S14)、その結果がモニタ6
に表示される(S15)。
ら等級の評価までの手順を示す流れ図である。位置セン
サ8により西瓜1がローラーコンベヤ7に乗ってカメラ
3,4,10の撮像位置にくると(S21)、6台のカ
メラ3,4,10により撮像した画像を取得し(S2
2)、側面画像であれば西瓜の側面画像を2値化し西瓜
の側面外形を得る(S23)。傾き補正をした後(S2
4)、側面のパラメータ計測を行い(S25)、変色部
の測定(S26)と傷測定(S27)をする。
上面の全体画像を2値画像とし(S28)、上面のパラ
メータ計測を行い(S29)、変色部の測定(S30)
と傷測定(S31)をする。
花落ち部の計測を行い(S32)、変色部の測定(S3
3)と傷測定(S34)をする。
ルを参照して、総合評価を行い(S35)、その結果が
モニタ6に出力される(S36)。
に説明する。 1)2値化レベル取得方法 画像の背景を青にしている場合について説明するが、他
の場合も同様な方法を用いることができる。この状態で
各画素について(緑レベル−青レベル)を取ると背景の
青が負、縞の黒が0付近、西瓜の地の緑が正になる。こ
れにより以下の方法で2値化レベルを決定している。図
9は2値化レベル決定方法を示す図である。 (緑レベル−青レベル)で0を濃度階調(全体を2
56)の中央(128)にするようにし、各画素のヒス
トグラムをとる。 ヒストグラムのスムージング処理を行なう。 中央の縞を表す画素の分布の両側の谷の部分を検出
する。 背景側の谷のレベル(図9でaの位置)を西瓜の全
体形状を得るためのしきい値、および縞2値化レベル下
限とし、地側の谷のレベル(図9でbの位置)を縞の2
値化レベル上限とする。
0は対称性測定の説明図である。 西瓜の側面形状を示す全体2値画像の上半分につい
てX座標(X0〜Xn)に対する高さ(H0〜Hn)を
求める。 Σ|Hk −Hn-k |…(1),(積算範囲はk=0
よりn/2まで)により中央までの重ならない部分の面
積を求める。これは図10(B)に示すように、中心に
対し左右対称であるのでn/2まで求めればよい。 上記(1)式で得た数値をn/2で割り、1画素あ
たりの平均値を対称性とする。
を示し、(B)は(1)式を示す。2値画像が左右対称
であるほど、残る部分が少くなる。
1は肩落ち測定の説明図である。 西瓜の側面形状を示す全体2値画像を高さ1/1
6,2/16,3/16,4/16の部分で切り出し、
切り口の長さをL1,L2,L3,L4とする。 (L2−L1)/L4−L3)…(2)によりL1
からL2への増分とL3からL4の増分を求め、その比
率を肩落ちとする。先が細くなっているほどこの比率は
小さくなる。
図12は頂上平坦度測定の説明図である。 西瓜の側面形状を示す全体2値画像の上半分につい
てX座標(X0〜Xn)に対する高さ(H0〜Hn)を
求める。 0から(n−a)の範囲のkに対して|Hk −H
k+a |…(3),(aは固定値)でa画素離れたところ
との差分を求める。 上記(3)式で得た数値がしきい値を越えた個数を
求め、(n−a)で割って全体に対する割合として頂上
平坦度とする。
の差dh1と、X=2と6の差dh2との差がしきい値
以下となる割合を測定する。
0〜2次モーメントを用いて傾きを算出し、その差を軸
ずれとする。図13は軸ずれ測定の説明図である 西瓜の外形の2値画像から西瓜外形の2次モーメン
トを用いて外形主軸角θ1を算出する。図13(A)参
照。 縞の2値画像から縞の2次モーメントを用いて縞主
軸角θ2を算出する。図13(B)参照。なお、西瓜の
中心Cを中心として西瓜の幅より狭い長方形内の縞を計
算対象とする。この幅制限を加えないと算出する角度が
不安定になる。 主軸角θ1と縞主軸角θ2の差を軸ずれとする。 なお、本算出方法の詳細は同一出願人の特願平10−1
36249号に記載されている。
法で測定される。 上面の全体2値画像の外接長方形を作成する。 長方形に2本の対角線を引き、それぞれが西瓜外形
と重なる部分の長さ(ML1,ML2)を求める。 外接長方形の辺(FH,FV)とML1,ML2の
うちで一番大きいものを最大長とする。 最大長を直径とする円と全体2値画像の面積比を求
め、偏平度とする。
る。図15は変形度計測方法を説明する図である。以下
の方法で測定される。 上面の全体2値画像の重心を求める。 重心座標を中心とし、全体2値画像と同じ面積を持
つ円を作成する。 全体2値画像とで作成した円を重ねた時に一致し
ない部分と全体2値画像との面積比率を求め、変形度と
する。
変換する。ここでIは明度、Hは色相、Pは飽和度また
は彩度で詳細については後述する。 変色のレベルで2値化する(16図B)。 2値画像に縮小処理を行い、面積の小さい部分を取
り除く(16図C)。 膨張処理を行い、元の大きさに近い所まで戻し、変
色部面積を計測し、西瓜全体面積との比を取る(16図
D)。
る。(誤検出防止) カラー3原色RGB像(図17のA)をIHP像に
変換する。 傷のレベルで2値化する(17図B)。 変色計測で検出された部分を取り除き、傷面積を計
測し、西瓜全体面積との比を取る(16図C)。
説明する。画像をカラーで表示する場合、赤(R),緑
(G),青(B)の3原色の濃度に分解して入力し、こ
れを合成して再現することができる。一方色の表現方法
として、明度(I),色相(H),飽和度又は彩度
(P)で表す方法があり、3原色による表示から明度,
色相,彩度を用いた表示に変換することができる。これ
は、色立体を考えた時、特定色の指定はその内の1点を
決定することであるので、Iを指定することは、色立体
の上下方向の1ヶ所を指定することであり、目的とする
色はこの場所で色立体を水平方向に輪切りにしたときの
平面上に存在する。ここでHを指定することはこの平面
を色立体の無彩色軸を原点とする直交座標と考えた時の
基準軸からの角度を指定することになる。従って目的と
する色はこの角度を表す線分上に存在する。更にPを指
定することは色立体の無彩色軸を中心とする同心円の径
を指定することであり、角度を表す線分上の1点を決定
することになるからである。
タに変換する技術は公開されており、例えば本出願人に
よる特公平5−14944号に開示されている。本実施
例で用いるI,Hへの変換について簡単に説明する。
R,G,BのデータよりIに変換するのは、各R,G,
Bのデータに適当な係数を乗じた後、総和をとることで
求められる。適当な係数とは、人間の視感度と装置の各
R,G,B毎の再現レベルの相違などから決定される。
方法を説明する。良く知られているように色相を平面上
に表現すると、1つの環を形成する。そこでこの環を直
交座標上に置くと、全ての色相は直交座標上において、
基準軸、例えばX軸からの角度として表現できる。この
様子を図18(A)に示す。この色相環の例からわかる
ように、R,G,Bなる3次元データをもって表現され
た特定の色相は角度という1次元データで表現できる。
そこでR,G,Bのデータの最小値をゼロ、最大値を正
規化された値に統一して考えると、R,G,Bを用いて
表現し得る色相は図18(B)に示す赤(R),黄
(Y),緑(G),シアン(C),青(B),マゼンタ
(M)を頂点とする6角形(これはR,G,Bの濃度デ
ータをベクトルと考えたときの合成ベクトルが描く6角
形の例を示す)の内側にあり、その位置は基準軸からの
角度で示される。つまり、R,G,Bの濃度データをベ
クトルと考えて任意の角度(例えば等間隔)をもって平
面上に置いた時、色相はそれらの合成ベクトルが示す任
意の基準位置からの角度として表現される。
X)にとり、RベクトルをAXと一致させ、Gベクト
ル,Bベクトルをそれぞれ等間隔に配置するようにした
場合、R,G,BよりHへの変換器は図19のように構
成することができる。図19において係数器群のGXは
Gベクトルの水平成分、GYは同垂直成分、BXはBベ
クトル水平成分、BYは同垂直成分、RXはRベクトル
の水平成分であり、Rベクトルには垂直成分はない。こ
れらの各成分は加算器30,31によって合成されて合
成ベクトルの水平成分KXおよび垂直成分KYが作成さ
れる。KX,KYは逆正接演算器32を経て合成ベクト
ルの角度に変換されこの角度が色相を表す。この角度は
図18(A)のθを示す。
は、西瓜の側面、上面および下面の画像より、形状的特
徴および傷や変色部を計測し、それぞれの等級を求め、
これらの等級より総合的等級を求めるので、西瓜の適切
な評価を行なうことができる。また従来の検査員による
評価が経験による個人差があり、長時間の判断期間中に
判定基準が変化する等の問題があるが、本発明によれ
ば、長時間、迅速に一定した評価を行なうことができ
る。
表す状態を説明する図、(B)はR,G,Bを各色の濃
度を表すベクトルとした場合、合成ベクトルが描く6角
形を説明する図である。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 西瓜を乗せ平面上で回転可能なトレー
と、このトレーの上方に配置された上面カメラと、この
トレーに乗った西瓜の側面を撮像する側面カメラと、こ
の側面カメラと前記上面カメラが撮像した画像を解析し
西瓜の等級を判定する画像処理解析装置とを備え、前記
画像処理解析装置は、形状的特徴を解析して予め定めた
判定基準に基づき等級を判定することを特徴とする西瓜
外観検査装置。 - 【請求項2】 中央に開口のあるトレーに西瓜を乗せて
搬送する隙間のあるコンベヤの上面に配置された上面カ
メラと、コンベヤの隙間から西瓜の下面を撮像する下面
カメラと、西瓜の側面を撮像する複数の側面カメラと、
この上面カメラ、下面カメラおよび側面カメラが撮像し
た画像を解析し西瓜の等級を判定する画像処理解析装置
とを備え、前記画像処理解析装置は、形状的特徴を解析
して予め定めた判定基準に基づき等級を判定することを
特徴とする西瓜外観検査装置。 - 【請求項3】 前記形状的特徴として、前記側面カメラ
が撮像した画像に基づく、幅と高さの比を示す縦横比、
上半分の左右の対称性、上部の尖り具合を示す肩落ち、
上部の平坦度を示す頂部平坦度、上面カメラが撮像した
画像に基づく、円に対する歪みを示す偏平度、の少なく
ても1つを含むことを特徴とする請求項1または2記載
の西瓜外観検査装置。 - 【請求項4】 前記形状的特徴に加えて、前記側面カメ
ラが撮像した画像に基づく、縞の面積と側面積の比を示
す縞比率、縞部分の側面形状の縦軸に対する傾きを示す
軸ずれ、前記上面カメラが上下反転した西瓜を撮影し、
または下面カメラが撮影した画像に基づく、西瓜底面の
花落ち部の大きさ、の少なくても1つを含むことを特徴
とする請求項3記載の西瓜外観検査装置。 - 【請求項5】 前記形状的特徴に加えて、前記側面カメ
ラが撮像した画像に基づく、傷の面積と側面積の比を示
す側面傷比率、変色部の面積と側面積の比を示す側面変
色比率、前記上面カメラが撮影した画像に基づく、傷の
面積と平面面積の比を示す平面傷比率、変色部の面積と
平面面積の比を示す平面変色比率、の少なくても1つを
含むことを特徴とする請求項4記載の西瓜外観検査装
置。 - 【請求項6】 前記各特徴について等級を定め、一番評
価の悪い特徴の等級を西瓜の総合等級とすることを特徴
とする請求項1ないし5のいずれかに記載の西瓜外観検
査装置。 - 【請求項7】 前記各特徴について等級を定め、縦横
比、対称性、肩落ち、偏平度の内一番評価の悪い等級を
1次評価とし、頂部平坦度、縞比率、軸ずれ、花落ち部
の大きさ、側面傷比率、側面変色比率、平面傷比率、平
面変色比率はその程度によって1次評価の等級を下げて
西瓜の総合等級とすることを特徴とする請求項5に記載
の西瓜外観検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33220898A JP3673414B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 西瓜外観検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33220898A JP3673414B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 西瓜外観検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000155098A true JP2000155098A (ja) | 2000-06-06 |
JP3673414B2 JP3673414B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=18252395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33220898A Expired - Fee Related JP3673414B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 西瓜外観検査装置 |
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