JP2000155098A - 西瓜外観検査装置 - Google Patents

西瓜外観検査装置

Info

Publication number
JP2000155098A
JP2000155098A JP10332208A JP33220898A JP2000155098A JP 2000155098 A JP2000155098 A JP 2000155098A JP 10332208 A JP10332208 A JP 10332208A JP 33220898 A JP33220898 A JP 33220898A JP 2000155098 A JP2000155098 A JP 2000155098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watermelon
camera
ratio
grade
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10332208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3673414B2 (ja
Inventor
Masayuki Kawashima
真幸 川島
Kenichi Kawamichi
憲一 川路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nireco Corp
Original Assignee
Nireco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nireco Corp filed Critical Nireco Corp
Priority to JP33220898A priority Critical patent/JP3673414B2/ja
Publication of JP2000155098A publication Critical patent/JP2000155098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3673414B2 publication Critical patent/JP3673414B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観を撮像しその形状的特徴などから西瓜の
等級を定める装置を提供する。 【解決手段】 西瓜1を乗せ平面上で回転可能なトレー
2と、このトレー2の上方に配置された上面カメラ3
と、このトレー2に乗った西瓜1の側面を撮像する側面
カメラ4と、この側面カメラ4と上面カメラ3が撮像し
た画像を解析し西瓜の等級を判定する画像処理解析装置
5とを備え、画像処理解析装置5は、形状的特徴を解析
して予め定めた判定基準に基づき等級を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、西瓜の外観を撮像
しその画像を解析して等級を定める装置に関する。
【0002】
【従来の技術】全国の農協または生産者組合の西瓜集出
荷施設などでは、西瓜の品質を専門の判定員によって、
外形、きず、変色部などを総合的に評価し、等級付けし
て出荷する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの等級付けを
長時間にわたって行なうことは、検査員にかなりの負担
がかかり、判断基準も変化する恐れがある。このため客
観的基準により自動的に判定する装置が望まれている。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、外観を撮像しその形状的特徴などから西瓜の等
級を定める装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明では、西瓜を乗せ平面上で回転可能なト
レーと、このトレーの上方に配置された上面カメラと、
このトレーに乗った西瓜の側面を撮像する側面カメラ
と、この側面カメラと前記上面カメラが撮像した画像を
解析し西瓜の等級を判定する画像処理解析装置とを備
え、前記画像処理解析装置は、形状的特徴を解析して予
め定めた判定基準に基づき等級を判定する。
【0006】上面カメラから撮像した西瓜の平面画像と
側面カメラから撮像した西瓜の側面画像から予め定めた
形状を表すパラメータを求め、基準値と比較して等級を
定める。
【0007】請求項2の発明では、中央に開口のあるト
レーに西瓜を乗せて搬送する隙間のあるコンベヤの上面
に配置された上面カメラと、コンベヤの隙間から西瓜の
下面を撮像する下面カメラと、西瓜の側面を撮像する複
数の側面カメラと、この上面カメラ、下面カメラおよび
側面カメラが撮像した画像を解析し西瓜の等級を判定す
る画像処理解析装置とを備え、前記画像処理解析装置
は、形状的特徴を解析して予め定めた判定基準に基づき
等級を判定する。
【0008】上面カメラから撮像した西瓜の平面画像と
側面カメラから撮像した西瓜の側面画像と下面カメラか
ら撮像した西瓜の下面画像から予め定めた形状を表すパ
ラメータを求め、基準値と比較して等級を定める。
【0009】請求項3の発明では、前記形状的特徴とし
て、前記側面カメラが撮像した画像に基づく、幅と高さ
の比を示す縦横比、上半分の左右の対称性、上部の尖り
具合を示す肩落ち、上部の平坦度を示す頂部平坦度、上
面カメラが撮像した画像に基づく、円に対する歪みを示
す偏平度、の少なくても1つを含む。
【0010】縦横比、対称性、肩落ち、頂部平坦度、偏
平度はいずれも外観のよしあしを決定する要因であるの
で、これらに基づき外観の等級付けがなされる。
【0011】請求項4の発明では、前記形状的特徴に加
えて、前記側面カメラが撮像した画像に基づく、縞の面
積と側面積の比を示す縞比率、縞部分の側面形状の縦軸
に対する傾きを示す軸ずれ、前記上面カメラが上下反転
した西瓜を撮影し、または下面カメラが撮影した画像に
基づく、西瓜底面の花落ち部の大きさ、の少なくても1
つを含む。
【0012】西瓜の特徴を表す縞が多かったり、縞が西
瓜の縦軸に対して傾いていると、見た目が悪い。また花
落ち部が大きいと味が落ちる。故にこれらも西瓜の等級
の判定項目に加える。
【0013】請求項5の発明では、前記形状的特徴に加
えて、前記側面カメラが撮像した画像に基づく、傷の面
積と側面積の比を示す側面傷比率、変色部の面積と側面
積の比を示す側面変色比率、前記上面カメラが撮像した
画像に基づく、傷の面積と平面面積の比を示す平面傷比
率、変色部の面積と平面面積の比を示す平面変色比率、
の少なくても1つを含む。
【0014】傷や変色部が大きいと品質は落ちるので、
これらも等級の判定項目に加える。
【0015】請求項6の発明では、前記各特徴について
等級を定め、一番評価の悪い特徴の等級を西瓜の総合等
級とする。
【0016】このような評価をすることにより、最も厳
しい判定となる。
【0017】請求項7の発明では、前記各特徴について
等級を定め、縦横比、対称性、肩落ち、偏平度の内一番
評価の悪い等級を1次評価とし、頂部平坦度、縞比率、
軸ずれ、花落ち部の大きさ、側面傷比率、側面変色比
率、平面傷比率、平面変色比率はその程度によって1次
評価の等級を下げて西瓜の総合等級とする。
【0018】まず形状の特徴を良く表す項目で等級を定
め、次に形状の特徴を表す点でやや目立たぬ項目で修正
することにより確実な判定ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は第1実施形態の構成を示す。
西瓜1はトレイ2の上につるの方を上にして置かれる。
この西瓜1の上方に上面カメラ3が設けられ、側面に側
面カメラ4が設けられている。パーソナルコンピュータ
からなる画像処理解析装置5はトレー2を回転させ4側
面を撮像することができるようになっている。なお、西
瓜1下部の花落ち部を撮像するときは検査員が西瓜1を
上下逆にして置き直す。これにより上面カメラ3は西瓜
1の上下面を撮像することができる。上面カメラ3と側
面カメラ4から出力される上下および4側面の画像デー
タは画像処理解析装置5にあるキャプチャーボードに取
込み、画像ファイルを作成し各パラメータを計測し、結
果をモニタ6に表示する。キャプチャーボードはカメラ
の撮像した画像データをアナロクデータからデジタルデ
ータに変換しメモリに格納するもので、これを用いるこ
とにより通常のパーソナルコンピュータで画像処理が可
能になる。
【0020】図2は第2実施形態の構成を示し、図3は
側面カメラの配置を示す。西瓜1は中央に開口のあるト
レー2に乗ってローラーコンベヤ7により移動してく
る。西瓜1の通過する位置の上方に上面カメラ3を配置
し、側面に図3に示すように四方に4個の側面カメラ4
を配置する。またカメラ3を設置する位置のローラー7
aの間隔をやや広くしておき、この位置のローラー7a
の下方に鏡9を置き、ローラー7aの隙間とトレー2の
開口を通して西瓜1の下部の花落ち部を映し、これを下
面カメラ10で撮像する。このようなカメラの配置され
た位置に位置センサ8が設けられ、西瓜1が来るのを検
出する。パーソナルコンピュータからなる画像処理解析
装置5は位置センサ8からの西瓜検出信号で、上下およ
び4側面の画像を6台のカメラ3,4,10でキャプャ
ーボードに取込み、画像ファイルを作成し各パラメータ
を計測し、結果をモニタ6に表示する。以上のようにい
ずれの実施形態でも、上下面と4側面の合計6画面を取
込み解析して等級判定を行なう。
【0021】次に西瓜1の側面検査について説明する。
図4は側面処理の流れ図を示す。側面検査は90°毎の
4側面の画像について、傷、変色部を測定し、さらに傾
きを画像処理にて補正して、各項目の評価を行なう。
傷、変色部の測定は、傷、変色部を2値化により切り出
してその面積を求め、これを西瓜1全体の2値画像との
面積比を求める。
【0022】図5は傾き補正を説明する図である。補正
手順は次のようになる。 2次元カメラで取り込んだ西瓜画像から西瓜全体の
2値化レベルと縞の2値化レベルを算出する。 西瓜全体を2値化して切り出す。図(A)参照。 2値化された西瓜の傾きを算出し(B)、傾きがな
くなるように補正する。
【0023】次に側面画像から得るパラメータ計測につ
き説明する。 縦横比:2値画像の幅と高さの比を求める。 対称性:2値画像の上半分の左右対称性を求める。 肩落ち:2値画像の上部の尖り具合を求める。 頂上平坦度:2値画像の上部の平坦度を求める。 縞比率:縞部分の2値画像を求め、西瓜全体の2値
画像との面積比を求める。 軸ずれ:縞部分の2値画像の傾きを求め、西瓜全体
の傾きとの差を求める。
【0024】次に西瓜1の上面、下面の花落ち部の検査
について説明する。図6は上面、花落ち部の処理の流れ
図を示す。上面カメラ3、下面カメラ10で撮像された
画像は、傷、変色部の測定とパラメータ測定が行われ
る。なお、傷、変色部の測定は側面検査の場合と同様
で、傷、変色部の西瓜全体の2値画像との面積比を求め
る。
【0025】上面のパラメータ計測 2次元カメラで取り込んだ西瓜の画像を西瓜の部分
で2値化し、西瓜の上面面積を測定する。 2値化された部分の形状を円と比較し偏平度(また
は変形度)を求める。
【0026】花落ち部のパラメータ計測 2次元カメラで取り込んだ西瓜の画像を花落ち部の
レベルで2値化する。 花落ち部が含まれる範囲(中央部で領域を制限)で
ラベリング処理を行い、端にかかっていない一番面積の
大きいものを花落ちとして面積、径を求める。
【0027】次にパラメータの評価について説明する。
各パラメータおよび傷、変色部についてはその程度に応
じて等級付けがなされている。 1)パラメータの統合 4側面のパラメータについては縦横比は最悪値、その他
は4側面の平均値を西瓜1の側面パラメータとする。
縞、傷、変色部の比率は4側面について、マスクを設定
し、検査領域が重ならないようにして求め、その合計値
を求めた後、この合計値の全体面積に対する比率を算出
する。 2)判定テーブル 各等級におけるパラメータの範囲を予め判定テーブルと
して設定しておく。
【0028】3)評価方法 評価方法について、以下に述べる2種類があり、いずれ
かを用いる。 判定テーブルを参照して各パラメータについての等
級を決定し、その中で一番評価の悪いものをその西瓜の
総合評価とする。 縦横比,対称性,肩落ち,偏平度を1次パラメータ
とし、この項目について判定テーブルを参照してパラメ
ータ毎の等級を決定し、一番評価の悪いものを西瓜の一
次評価とする。次に、頂上平坦度,縞比率,軸ずれ,
傷,変色の程度により1次評価からの等級を下げて総合
評価とする。
【0029】図7は第1実施形態について、西瓜撮像か
ら等級の評価までの手順を示す流れ図である。画像を取
得すると(S1)、それが下面の画像であるか調べ(S
2)、下面でなければ上面であるか調べ(S2)、上面
でなければ側面と判断し、他の側面画像を撮像するため
トレー2を90°回転する(S4)。ステップS1で得
られた画像の西瓜全体を2値画像とし(S5)、図5で
示した方法で西瓜の傾きを補正し(S6)、側面パラメ
ータの計測を行なう(S7)。
【0030】ステップS2で下面である場合は、花落ち
部の計測を行なう(S8)。また、ステップS3で上面
のときは、上面画像の西瓜全体を2値画像とし(S
9)、上面パラメータの計測を行なう(S10)。ステ
ップS7またはS8またはS10の処理が終了すると、
変色部の測定(S11)と傷測定(S12)が行われ、
以上の動作を6画面終わるまで繰り返す(S13)。以
上の測定で各項目の等級が決まると、判定テーブルを参
照して総合評価を行い(S14)、その結果がモニタ6
に表示される(S15)。
【0031】図8は第2実施形態について、西瓜撮像か
ら等級の評価までの手順を示す流れ図である。位置セン
サ8により西瓜1がローラーコンベヤ7に乗ってカメラ
3,4,10の撮像位置にくると(S21)、6台のカ
メラ3,4,10により撮像した画像を取得し(S2
2)、側面画像であれば西瓜の側面画像を2値化し西瓜
の側面外形を得る(S23)。傾き補正をした後(S2
4)、側面のパラメータ計測を行い(S25)、変色部
の測定(S26)と傷測定(S27)をする。
【0032】ステップS22で取得した上面画像の西瓜
上面の全体画像を2値画像とし(S28)、上面のパラ
メータ計測を行い(S29)、変色部の測定(S30)
と傷測定(S31)をする。
【0033】ステップS22で取得した下面画像の西瓜
花落ち部の計測を行い(S32)、変色部の測定(S3
3)と傷測定(S34)をする。
【0034】6面の計測結果が得られると、判定テーブ
ルを参照して、総合評価を行い(S35)、その結果が
モニタ6に出力される(S36)。
【0035】以下にパラメータの測定方法について詳細
に説明する。 1)2値化レベル取得方法 画像の背景を青にしている場合について説明するが、他
の場合も同様な方法を用いることができる。この状態で
各画素について(緑レベル−青レベル)を取ると背景の
青が負、縞の黒が0付近、西瓜の地の緑が正になる。こ
れにより以下の方法で2値化レベルを決定している。図
9は2値化レベル決定方法を示す図である。 (緑レベル−青レベル)で0を濃度階調(全体を2
56)の中央(128)にするようにし、各画素のヒス
トグラムをとる。 ヒストグラムのスムージング処理を行なう。 中央の縞を表す画素の分布の両側の谷の部分を検出
する。 背景側の谷のレベル(図9でaの位置)を西瓜の全
体形状を得るためのしきい値、および縞2値化レベル下
限とし、地側の谷のレベル(図9でbの位置)を縞の2
値化レベル上限とする。
【0036】2)対称性計測方法 西瓜の側面形状の対称性は以下の方法で測定する。図1
0は対称性測定の説明図である。 西瓜の側面形状を示す全体2値画像の上半分につい
てX座標(X0〜Xn)に対する高さ(H0〜Hn)を
求める。 Σ|Hk −Hn-k |…(1),(積算範囲はk=0
よりn/2まで)により中央までの重ならない部分の面
積を求める。これは図10(B)に示すように、中心に
対し左右対称であるのでn/2まで求めればよい。 上記(1)式で得た数値をn/2で割り、1画素あ
たりの平均値を対称性とする。
【0037】図10の(A)は西瓜側面の上半分の形状
を示し、(B)は(1)式を示す。2値画像が左右対称
であるほど、残る部分が少くなる。
【0038】3)肩落ち計測方法 西瓜の側面形状の肩落ちは以下の方法で計測する。図1
1は肩落ち測定の説明図である。 西瓜の側面形状を示す全体2値画像を高さ1/1
6,2/16,3/16,4/16の部分で切り出し、
切り口の長さをL1,L2,L3,L4とする。 (L2−L1)/L4−L3)…(2)によりL1
からL2への増分とL3からL4の増分を求め、その比
率を肩落ちとする。先が細くなっているほどこの比率は
小さくなる。
【0039】4)頂上平坦度計測方法 西瓜の側面形状の頂上平坦度は以下の方法で計測する。
図12は頂上平坦度測定の説明図である。 西瓜の側面形状を示す全体2値画像の上半分につい
てX座標(X0〜Xn)に対する高さ(H0〜Hn)を
求める。 0から(n−a)の範囲のkに対して|Hk −H
k+a |…(3),(aは固定値)でa画素離れたところ
との差分を求める。 上記(3)式で得た数値がしきい値を越えた個数を
求め、(n−a)で割って全体に対する割合として頂上
平坦度とする。
【0040】図12はa=4の場合を示し、X=1と5
の差dh1と、X=2と6の差dh2との差がしきい値
以下となる割合を測定する。
【0041】5)軸ずれ計測方法 西瓜の側面全体2値画像と縞2値画像についてそれぞれ
0〜2次モーメントを用いて傾きを算出し、その差を軸
ずれとする。図13は軸ずれ測定の説明図である 西瓜の外形の2値画像から西瓜外形の2次モーメン
トを用いて外形主軸角θ1を算出する。図13(A)参
照。 縞の2値画像から縞の2次モーメントを用いて縞主
軸角θ2を算出する。図13(B)参照。なお、西瓜の
中心Cを中心として西瓜の幅より狭い長方形内の縞を計
算対象とする。この幅制限を加えないと算出する角度が
不安定になる。 主軸角θ1と縞主軸角θ2の差を軸ずれとする。 なお、本算出方法の詳細は同一出願人の特願平10−1
36249号に記載されている。
【0042】6)上面形状の偏平度計測 図14は偏平度計測方法を説明する図である。以下の方
法で測定される。 上面の全体2値画像の外接長方形を作成する。 長方形に2本の対角線を引き、それぞれが西瓜外形
と重なる部分の長さ(ML1,ML2)を求める。 外接長方形の辺(FH,FV)とML1,ML2の
うちで一番大きいものを最大長とする。 最大長を直径とする円と全体2値画像の面積比を求
め、偏平度とする。
【0043】7)上面形状の変形度計測 変形度は偏平度と類似しており、通常はいずれかを用い
る。図15は変形度計測方法を説明する図である。以下
の方法で測定される。 上面の全体2値画像の重心を求める。 重心座標を中心とし、全体2値画像と同じ面積を持
つ円を作成する。 全体2値画像とで作成した円を重ねた時に一致し
ない部分と全体2値画像との面積比率を求め、変形度と
する。
【0044】8)変色計測 図16は変色計測方法を説明する図である。 カラー3原色RGB像(図16のA)をIHP像に
変換する。ここでIは明度、Hは色相、Pは飽和度また
は彩度で詳細については後述する。 変色のレベルで2値化する(16図B)。 2値画像に縮小処理を行い、面積の小さい部分を取
り除く(16図C)。 膨張処理を行い、元の大きさに近い所まで戻し、変
色部面積を計測し、西瓜全体面積との比を取る(16図
D)。
【0045】9)傷計測 図17は傷計測方法を説明する図である。 5×5の画素の範囲でG(緑)レベルを平均化す
る。(誤検出防止) カラー3原色RGB像(図17のA)をIHP像に
変換する。 傷のレベルで2値化する(17図B)。 変色計測で検出された部分を取り除き、傷面積を計
測し、西瓜全体面積との比を取る(16図C)。
【0046】次にRGB像のIHP像への変換について
説明する。画像をカラーで表示する場合、赤(R),緑
(G),青(B)の3原色の濃度に分解して入力し、こ
れを合成して再現することができる。一方色の表現方法
として、明度(I),色相(H),飽和度又は彩度
(P)で表す方法があり、3原色による表示から明度,
色相,彩度を用いた表示に変換することができる。これ
は、色立体を考えた時、特定色の指定はその内の1点を
決定することであるので、Iを指定することは、色立体
の上下方向の1ヶ所を指定することであり、目的とする
色はこの場所で色立体を水平方向に輪切りにしたときの
平面上に存在する。ここでHを指定することはこの平面
を色立体の無彩色軸を原点とする直交座標と考えた時の
基準軸からの角度を指定することになる。従って目的と
する色はこの角度を表す線分上に存在する。更にPを指
定することは色立体の無彩色軸を中心とする同心円の径
を指定することであり、角度を表す線分上の1点を決定
することになるからである。
【0047】R,G,BのデータよりI,H,Pのデー
タに変換する技術は公開されており、例えば本出願人に
よる特公平5−14944号に開示されている。本実施
例で用いるI,Hへの変換について簡単に説明する。
R,G,BのデータよりIに変換するのは、各R,G,
Bのデータに適当な係数を乗じた後、総和をとることで
求められる。適当な係数とは、人間の視感度と装置の各
R,G,B毎の再現レベルの相違などから決定される。
【0048】次にR,G,BのデータよりHに変換する
方法を説明する。良く知られているように色相を平面上
に表現すると、1つの環を形成する。そこでこの環を直
交座標上に置くと、全ての色相は直交座標上において、
基準軸、例えばX軸からの角度として表現できる。この
様子を図18(A)に示す。この色相環の例からわかる
ように、R,G,Bなる3次元データをもって表現され
た特定の色相は角度という1次元データで表現できる。
そこでR,G,Bのデータの最小値をゼロ、最大値を正
規化された値に統一して考えると、R,G,Bを用いて
表現し得る色相は図18(B)に示す赤(R),黄
(Y),緑(G),シアン(C),青(B),マゼンタ
(M)を頂点とする6角形(これはR,G,Bの濃度デ
ータをベクトルと考えたときの合成ベクトルが描く6角
形の例を示す)の内側にあり、その位置は基準軸からの
角度で示される。つまり、R,G,Bの濃度データをベ
クトルと考えて任意の角度(例えば等間隔)をもって平
面上に置いた時、色相はそれらの合成ベクトルが示す任
意の基準位置からの角度として表現される。
【0049】基準軸を横軸(図18(A),(B)のA
X)にとり、RベクトルをAXと一致させ、Gベクト
ル,Bベクトルをそれぞれ等間隔に配置するようにした
場合、R,G,BよりHへの変換器は図19のように構
成することができる。図19において係数器群のGXは
Gベクトルの水平成分、GYは同垂直成分、BXはBベ
クトル水平成分、BYは同垂直成分、RXはRベクトル
の水平成分であり、Rベクトルには垂直成分はない。こ
れらの各成分は加算器30,31によって合成されて合
成ベクトルの水平成分KXおよび垂直成分KYが作成さ
れる。KX,KYは逆正接演算器32を経て合成ベクト
ルの角度に変換されこの角度が色相を表す。この角度は
図18(A)のθを示す。
【0050】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、西瓜の側面、上面および下面の画像より、形状的特
徴および傷や変色部を計測し、それぞれの等級を求め、
これらの等級より総合的等級を求めるので、西瓜の適切
な評価を行なうことができる。また従来の検査員による
評価が経験による個人差があり、長時間の判断期間中に
判定基準が変化する等の問題があるが、本発明によれ
ば、長時間、迅速に一定した評価を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施形態の構成を示す図である。
【図3】図2の側面カメラの配置を示す図である。
【図4】側面画像の処理の流れを示す図である。
【図5】傾き補正手順を示す図である。
【図6】上面、下面画像の処理の流れを示す図である。
【図7】第1実施形態の検査フロー図である。
【図8】第2実施形態の検査フロー図である。
【図9】2値化レベル取得の説明図である。
【図10】対称性計測の説明図である。
【図11】肩落ち計測の説明図である。
【図12】頂上平坦度計測の説明図である。
【図13】西瓜の傾きと縞の傾きの説明図である。
【図14】偏平度計測の説明図である。
【図15】変形度計測の説明図である。
【図16】変色計測の説明図である。
【図17】傷計測の説明図である。
【図18】(A)は色相環において表現する色を角度で
表す状態を説明する図、(B)はR,G,Bを各色の濃
度を表すベクトルとした場合、合成ベクトルが描く6角
形を説明する図である。
【図19】R,G,BよりHへの変換器の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 西瓜 2 トレー 3 上面カメラ 4 側面カメラ 5 画像処理解析装置 6 モニタ 7 ローラーコンベヤ 7a ローラー 8 位置センサ 9 鏡 10 下面カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA31 AA47 AA48 AA49 AA51 AA58 AA61 BB07 BB15 CC00 DD06 EE00 FF04 JJ03 JJ05 JJ09 JJ26 LL12 PP13 PP16 QQ00 QQ03 QQ04 QQ21 QQ24 QQ25 QQ26 QQ27 QQ28 QQ41 QQ42 RR05 RR06 SS02 SS04 SS13 TT00 TT02 2G051 AA05 AB02 AB05 AB07 AB10 CA04 CA06 CB01 DA06 DA08 EA11 EA12 EA17 EB01 EB05 EC01 EC02 EC03 ED21 ED23 3F079 AC21 CA23 CA32 CA42 CB29 CB35 5B057 AA15 BA15 DA12 DB02 DB06 DC04 DC08 DC09 DC25 DC36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 西瓜を乗せ平面上で回転可能なトレー
    と、このトレーの上方に配置された上面カメラと、この
    トレーに乗った西瓜の側面を撮像する側面カメラと、こ
    の側面カメラと前記上面カメラが撮像した画像を解析し
    西瓜の等級を判定する画像処理解析装置とを備え、前記
    画像処理解析装置は、形状的特徴を解析して予め定めた
    判定基準に基づき等級を判定することを特徴とする西瓜
    外観検査装置。
  2. 【請求項2】 中央に開口のあるトレーに西瓜を乗せて
    搬送する隙間のあるコンベヤの上面に配置された上面カ
    メラと、コンベヤの隙間から西瓜の下面を撮像する下面
    カメラと、西瓜の側面を撮像する複数の側面カメラと、
    この上面カメラ、下面カメラおよび側面カメラが撮像し
    た画像を解析し西瓜の等級を判定する画像処理解析装置
    とを備え、前記画像処理解析装置は、形状的特徴を解析
    して予め定めた判定基準に基づき等級を判定することを
    特徴とする西瓜外観検査装置。
  3. 【請求項3】 前記形状的特徴として、前記側面カメラ
    が撮像した画像に基づく、幅と高さの比を示す縦横比、
    上半分の左右の対称性、上部の尖り具合を示す肩落ち、
    上部の平坦度を示す頂部平坦度、上面カメラが撮像した
    画像に基づく、円に対する歪みを示す偏平度、の少なく
    ても1つを含むことを特徴とする請求項1または2記載
    の西瓜外観検査装置。
  4. 【請求項4】 前記形状的特徴に加えて、前記側面カメ
    ラが撮像した画像に基づく、縞の面積と側面積の比を示
    す縞比率、縞部分の側面形状の縦軸に対する傾きを示す
    軸ずれ、前記上面カメラが上下反転した西瓜を撮影し、
    または下面カメラが撮影した画像に基づく、西瓜底面の
    花落ち部の大きさ、の少なくても1つを含むことを特徴
    とする請求項3記載の西瓜外観検査装置。
  5. 【請求項5】 前記形状的特徴に加えて、前記側面カメ
    ラが撮像した画像に基づく、傷の面積と側面積の比を示
    す側面傷比率、変色部の面積と側面積の比を示す側面変
    色比率、前記上面カメラが撮影した画像に基づく、傷の
    面積と平面面積の比を示す平面傷比率、変色部の面積と
    平面面積の比を示す平面変色比率、の少なくても1つを
    含むことを特徴とする請求項4記載の西瓜外観検査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記各特徴について等級を定め、一番評
    価の悪い特徴の等級を西瓜の総合等級とすることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載の西瓜外観検
    査装置。
  7. 【請求項7】 前記各特徴について等級を定め、縦横
    比、対称性、肩落ち、偏平度の内一番評価の悪い等級を
    1次評価とし、頂部平坦度、縞比率、軸ずれ、花落ち部
    の大きさ、側面傷比率、側面変色比率、平面傷比率、平
    面変色比率はその程度によって1次評価の等級を下げて
    西瓜の総合等級とすることを特徴とする請求項5に記載
    の西瓜外観検査装置。
JP33220898A 1998-11-24 1998-11-24 西瓜外観検査装置 Expired - Fee Related JP3673414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33220898A JP3673414B2 (ja) 1998-11-24 1998-11-24 西瓜外観検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33220898A JP3673414B2 (ja) 1998-11-24 1998-11-24 西瓜外観検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000155098A true JP2000155098A (ja) 2000-06-06
JP3673414B2 JP3673414B2 (ja) 2005-07-20

Family

ID=18252395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33220898A Expired - Fee Related JP3673414B2 (ja) 1998-11-24 1998-11-24 西瓜外観検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3673414B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510979A (ja) * 2004-08-26 2008-04-10 インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー 沈殿物の評価
JP2008275432A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Daio Paper Corp シートロールの形状検査装置及び検査方法
JP2011500464A (ja) * 2007-10-17 2011-01-06 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 包装容器に製品を挿入するピッキングライン並びに方法
JP2011105436A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Murata Machinery Ltd コンベアシステム
JP2011257312A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Shibuya Seiki Co Ltd 物品検査装置及び物品検査方法
KR101246259B1 (ko) 2011-02-24 2013-03-21 현대제철 주식회사 슬라브 측정장치

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317141A (en) * 1976-07-21 1978-02-16 Hokusho Kk Watermelon grading method
JPS57198079A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Fuji Denki Erumesu Kk Apparatus for classifying watermelon
JPH0592175A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Iseki & Co Ltd メロンの外観評価装置
JPH0886627A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Fuji Facom Corp 外観検査装置
JPH08117694A (ja) * 1994-08-31 1996-05-14 Takaaki Satake 青果物選果方法および装置
JPH09218158A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Nireco Corp 対象物の外観評価方法
JPH09271723A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Techno Ishii:Kk 画像読取り装置
JPH10124648A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Kubota Corp 撮像システム
JPH11325834A (ja) * 1998-05-19 1999-11-26 Nireco Corp スイカ外観検査方法と装置
JP2000111486A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Nireco Corp 西瓜の外観検査による空洞果判定方法と装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317141A (en) * 1976-07-21 1978-02-16 Hokusho Kk Watermelon grading method
JPS57198079A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Fuji Denki Erumesu Kk Apparatus for classifying watermelon
JPH0592175A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Iseki & Co Ltd メロンの外観評価装置
JPH08117694A (ja) * 1994-08-31 1996-05-14 Takaaki Satake 青果物選果方法および装置
JPH0886627A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Fuji Facom Corp 外観検査装置
JPH09218158A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Nireco Corp 対象物の外観評価方法
JPH09271723A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Techno Ishii:Kk 画像読取り装置
JPH10124648A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Kubota Corp 撮像システム
JPH11325834A (ja) * 1998-05-19 1999-11-26 Nireco Corp スイカ外観検査方法と装置
JP2000111486A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Nireco Corp 西瓜の外観検査による空洞果判定方法と装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510979A (ja) * 2004-08-26 2008-04-10 インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー 沈殿物の評価
JP2008275432A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Daio Paper Corp シートロールの形状検査装置及び検査方法
JP2011500464A (ja) * 2007-10-17 2011-01-06 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 包装容器に製品を挿入するピッキングライン並びに方法
JP2011105436A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Murata Machinery Ltd コンベアシステム
JP2011257312A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Shibuya Seiki Co Ltd 物品検査装置及び物品検査方法
KR101246259B1 (ko) 2011-02-24 2013-03-21 현대제철 주식회사 슬라브 측정장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3673414B2 (ja) 2005-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0417633B1 (en) Method and apparatus for evaluating color image signals
JP3114668B2 (ja) 物体検出・背景除去方法、装置およびプログラムを記録した記録媒体
US4646252A (en) Color film inspection method
JP3673414B2 (ja) 西瓜外観検査装置
JP3659426B2 (ja) エツジ検出方法及びエツジ検出装置
JPH0224542A (ja) 鋳片断面の品質評価装置
JP4190243B2 (ja) 電子回路用部品の外観検査方法及び外観検査装置並びに電子回路用部品の製造方法。
Lefcourt et al. Algorithms for parameterization of dynamics of inertia-based apple orientation
JP3311880B2 (ja) 青果物の傷害自動検出装置
JP2002008029A (ja) 画像検査装置
JPH06116914A (ja) 塗膜劣化診断方法及び装置
JPH0843316A (ja) 塗膜劣化自動診断方法及び装置
JP2004170109A (ja) 色むら検査装置および検査方法
JPH06251147A (ja) 映像特徴処理方法
US5121199A (en) Color image sensor defect detector using differentiated i and q values
JP3461143B2 (ja) カラー画像目標位置検出装置
US20230038244A1 (en) Device for analysing a set of food particles and method thereof
JP6960620B2 (ja) 検知システム
JPH09251538A (ja) 物体存否判断装置および物体存否判断方法
JP2001258054A (ja) 画質検査装置およびそれに用いる輝度重心検出装置
JPH07162762A (ja) しきい値算出装置
JP4656399B2 (ja) 農産物の外観検査装置
JPH04260179A (ja) 青果物等の等級検定装置
JPH0659109B2 (ja) 色欠陥検出方法
JP2961777B2 (ja) 画像の比較方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees