JPH0224542A - 鋳片断面の品質評価装置 - Google Patents

鋳片断面の品質評価装置

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JPH0224542A
JPH0224542A JP63174804A JP17480488A JPH0224542A JP H0224542 A JPH0224542 A JP H0224542A JP 63174804 A JP63174804 A JP 63174804A JP 17480488 A JP17480488 A JP 17480488A JP H0224542 A JPH0224542 A JP H0224542A
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Takashi Yamanodera
山野寺 敬
Tetsumi Harakawa
哲美 原川
Daijiro Mizukoshi
水越 大二郎
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、#l材、例えば連続鋳造によって製造された
鋳片を品質評価するために、それの欠陥の有無、欠陥の
種類、欠陥の程度等々を識別する装置に関する。
[従来の技術] 鋳片に生じる欠陥としては、中心偏析、■偏析。
内部割れなどが知られている。一般に偏析は、溶融金属
が凝固するときの鋼材各部の凝固時期の差によって鋼材
の組織に偏よりを生じるものである。
具体的に言えば、中心偏析は、不純物が凝固の遅い鋳片
の中心部に集まる現象であり、V偏析は。
不純物が鋳片の中心部の周辺にある傾きで現われ全体と
してV字形状に見える現象である。内部割れは、鋳片の
内部に生じる割れであり、連続鋳造においては、鋳片の
厚み方向に向かう割れが生じ易い。
鋳片を品質評価するためには、上記のような各種の欠陥
を識別する必要がある。そこで、従来よりこの種の品質
評価を行なう場合には、鋳片の一部分を切断した断面か
ら公知のサルファープリント法によって、不純物の分布
を示す記録画像、即ちサルファープリントを作成し、こ
れを熟練者が目視検査によって調べ評価しているのが一
般的である。
しかし、従来の人間の感覚による検査では、あいまいさ
が伴なうため正確な評価結果が得られないし、熟練者が
必要であり1作業に長い時間を要する。
このため、この種の品質評価を画像処理の手法を用いて
、コンピュータで自動的に実行することが様々なところ
で試みられているが、現実には満足な品質評価結果の得
られるものは知られていない。
部分的な技術としては、多値階調画像情報から二値化画
像情報を得るためのしきい値の設定方法について、特開
昭63−19543号公報に開示された技術が公知であ
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、鋼材の品質評価を人間の感覚に頼らずに自動
的に行ない、検査の精度を向上することを第1の目的と
する。
ところで、鋼材から得られたサルファープリントを見る
と、偏析のない部分にも小さい粒子がノイズとして多数
存在し、実際の中心偏析の部分には、前記ノイズ粒子よ
りも少し濃度の濃い粒子が存在する。このため、中心偏
析を含む画像から濃度のヒストグラムを作成すると、第
6b図に示すように中心偏析成分が平均的な画像成分か
らずれて分布しているため、濃度の標準偏差のばらつき
が大きい。この場合、特開昭63−19543号公報の
ように、ヒストグラムを作って濃度の平均値と標準偏差
とからしきい値を求めると、ノイズである平均的な粒子
成分と中心偏析とを区分しうる濃度(第6b図のLth
)に、正確にしきい値を設定できないので、中心偏析の
識別に誤りを生じる可能性が大きい。
そこで本発明は、画像処理において、識別すべき成分と
ノイズ成分とを正確に分離して識別の誤りをなくすこと
を第2の目的とする。
[a題を解決するための手段(1)] サルファープリントのような画像の情報は、その濃淡変
化をある濃度をしきい値として二値化することにより、
欠陥領域の画像をおおまかに抽出することができる。し
かし、この二値画像上に粒子状に現われる個々の欠陥領
域は欠陥の一部分であるので、それだけで欠陥を識別す
ると誤差が大きく正確な評価はできない。即ち、検査す
るのは一般に1つの面だけであり、その面に現われなU
)奥行き方向の別の面で見れば実際には連続している1
つの欠陥粒子(割れも含む)の場合でも、検査する面で
は複数の粒子に分断されたり、部分的に濃度が低下して
二値画像上では途中でとぎれるようなことも多いので1
例えば個々の粒子の面積が所定以下のものをノイズ粒子
として全て排除すると、実際の偏析や割れをも見のがし
てしまう確率が高い。
そこで、第1の発明においては、画像各部の濃淡変化を
二値的に表わす二値画像情報を生成し。
該二値画像情報に現われた複数の欠陥候補領域同志の間
の欠陥候補でない領域に、各々の画素とその周辺の画素
との濃度の分布状態に基づいて、欠陥候補の画素を補間
して前記複数の欠陥候補領域を1つの領域として連結し
、連結によって識別された各々の領域について、それの
大きさ及び形状の少なくとも一方に基づいて、欠陥を識
別する。
[作用(1)] 例えば、1つの線状の割れ欠陥がその途中が細くなった
ために画像上の濃度が低下し、二値画像上で2つの粒子
領域に分離されて抽出された場合、二値化前の画像上で
濃度の分布を調べれば、抽出された2つの粒子領域同志
の間において、特定の条件を満足する濃度分布がみられ
る。従って、その条件を満たす画素については、有効な
欠陥の一部を示す画素とみなし、それを抽出した2つの
粒子領域の間に補間していくと、2つの粒子領域は連結
されて1つの欠陥領域として抽出されるので、二値化し
た時の誤差、即ち欠陥のとぎれがなくなり、精度の高い
欠陥検出ができる。
なお、第1の発明については、後述する実施例において
は、内部割れの検出処理の中で適用しである。
[課題を解決するための手段(2)] 第2の発明においては、画像各部の濃度変化を二値的に
表わす二値画像情報を生成し、該二値画像情報に現われ
た複数の欠陥候補領域を抽出し、抽出した欠陥候補領域
に対するその周辺画素領域において、その回転方向の濃
度分布が比較的大きな方向の所定範囲において、他の欠
陥候補領域のうち最も距離の近いものを、同一グループ
の欠陥候補領域として登録し、各々のグループに属する
欠陥候補領域群の全体の面積及び形状の少なくとも一方
に基づいて、欠陥を識別する。
[作用(2)] 例えばV偏析の場合、不純物粒子の各々は、その向きが
比較的狭い所定の角度の範囲内に存在するが、大きな粒
子を形成せずに、小さな不純物粒子が多数集まって1つ
の偏析領域を形成することが多い、従ってこの場合、二
値化画像上で抽出されろ多数の粒子を、それらの向き及
び距離によって相関付け、相関性の高いものを同一のグ
ループに区分すれば、各々のグループをそれぞれ1つの
不純物粒子領域としてみなすことができる。つまり1個
々の粒子の面積が小さくても、グループ全体で大きな面
積を有するものであれば、そのグループをV偏析を構成
する不純物粒子の候補とみなすことができる。
なお、第2の発明については、後述する実施例において
は、V偏析の検出処理の中で適用しである。
cm題を解決するための手段(3)] 第3の発明においては、撮像手段が撮像した画像情報を
処理し、画像上の欠陥が含まれる頻度の比較的高い第1
の領域について1画像を構成する画素の濃度分布の平均
濃度を検出し、画像上の欠陥が含まれる頻度の比較的低
い第2の領域について1画像を構成する画素の濃度分布
の標準偏差を検出し、前記平均濃度と前記標準偏差とに
基づいてしきい値濃度を設定し、少なくとも前記第1の
領域について1画像情報の濃淡変化を、前記しきい値濃
度で二値的に区分して二値画像情報を生成する。
[作用(3)コ 中心偏析を検出する場合、前述のように、中心偏析の存
在する部分では、該偏析成分の濃度が他の部分より高い
ので、濃度のばらつきが大きく、その部分で得た標準偏
差に大きなばらつきが生じうるから、その標準偏差と平
均濃度との両者に基づいてしきい値濃度を設定しても、
中心偏析成分だけを正確に二値画像情報上に抽出するこ
とができない。
しかし、第3の発明においては、欠陥が含まれる頻度の
比較的低い第2の領域から検出した標準偏差を利用して
いる。即ち、第2の領域では、偏析が存在しないので、
濃度分布は例えば第6a図に示すように比較的狭い濃度
の範囲に集中しており、その分布が偏析の状態と無関係
であるため、この場合の標準偏差は、第1の領域の欠陥
のない部分の標準偏差とほぼ同一であり、従って第2の
領域で得た標準偏差を利用することにより、しきい値濃
度のばらつきがなくなり1画像濃度を二値化する際に、
偏析の成分とそれ以外のノイズ成分とを正確に区分する
ことができる。
なお、第3の発明については、後述する実施例において
は、中心偏析の検出処理の中で適用しである。
[実施例コ 第1図に1本発明を実施する欠陥検出装置の外観を示す
第1図を参照すると、装置の本体には1画像処理装置1
00.C:RTデイスプレィ200.キーボード210
.マウス220及びプリンタ230が備わっている。画
像読取ユニット300には、撮像用のビデオカメラ31
0と、照明用のランプ320及び330が設けられてい
る。ビデオカメラ310と対向する位置には、サルファ
プリント400が配置しである。
サルファプリント400は、第2図に示すような鋳片の
一部分の断面Spから、公知のサルファプリント法によ
って作成されたものである。具体的な大きさは、この例
では、断面SPの鋳片の厚み方向の長さ(高さ)が30
0mm、Spの幅が150mmである。
サルファプリントの画像の一例を第3図に示す。
第3図において、Su側が鋳片の上側の面に対応し、S
Q側が鋳片の下側の面に対応している。このサルファプ
リントを参照すると、軸Xcの近傍(A領域の内部)に
、黒い粒子が少し現われているが、これが中心偏析であ
る。また、中心偏析の周辺(C領域、D領域)に、傾め
方向に向いた細長い粒子の集りがみられるが、これがV
偏析テある。更に、E領域に、第3図の横方向に向かう
細長く黒いすしがみられるが、これが内部割れである。
第1図に示す装置は、第3図に示すようなサルファプリ
ントの画像を入力して画像処理し、中心偏析、V偏析及
び内部割れを自動的に識別し、鋳片の品質評価を行なう
第4図に、第1図の装置の電気的な構成を示す。
第4図を参照すると、この装置のS*処理装置100に
は、マイtyロブaセンf (MPU)  101 。
浮動小数点演算ユニット(FPH)102.主メモリ1
03.イメージプロセッサ1o4.イメージメモリ10
5.外部記憶装置106.CRTコントロ〜う107.
キーボードエFC(インターフェース)108.?つ7
.IFC109,プリンタIFCIIO,ビデオヵメラ
エFc 111及びホストIFC112が備わっており
、各々のインターフェースを介して、画像処理装置!!
100ニCRTデイスプレィ2oo、キーボード210
゜マウス220.プリンタ23o、ビデオカメラ及び照
明用ランプが接続されている。
ビデオカメラ320が撮像した画像は、画像の走査タイ
ミングに同期して、ビデオヵメラエFC111において
、縦、横方向共に1024の画素領域に区分され、各画
素における画像の濃度が8ビツトのデジタルデータに変
換される。イメージメモリ105は、ビデオカメラIF
Cの出方する8ビツトの階調の1024x1024画素
構成の画面を1フレ一ム以上同時に記憶しうる容量を備
えている0通常の処理は、マイクロプロセッサ101が
行なうが、画像処理特有の時間のかがる複雑な繰り返し
処理等については、イメージプロセッサ104が処理を
行なうように構成されている。
なお図示しないが、イメージプロセッサ104のユニッ
トには、データ変換プロセッサ、フィルタリングプロセ
ッサ及びラベリングプロセッサが内蔵されている。
この例では、ビデオカメラ丁FCIIIによって生成さ
れた8ビツトの画像情報と後述する処理によって生成さ
れる濃度を二値化した画像情報のいずれかが、CRTコ
ントローラ107を介して、CRTデイスプレィ200
上に表示される。キーボード210はコンピュータ(1
01)に指示を与えるために利用され、マウス220は
座標を指定するのに利用される1品質評価処理の結果は
、プリンタ230に出力される。
第5a図に、欠陥検出処理の流れの概略を示す。
第5a図を参照して処理の概略を説明する。まず。
ステップA1では、公知の方法を用いて、評価すべき鋳
片のサルファプリント400を作成する。
ステップA2では1画像読取系(ビデオカメラ及び照明
)の感度のばらつきを校正するための基準画像を、サル
ファプリント400のかわりに画像読取ユニット300
の画像読取位置にセットする。
なお、この例で用いている基準画像は、濃度むらのない
白紙である。ステップA3では、セットされた基準画像
をビデオカメラ310で読取り、8ビツトの階調画像と
して主メモリ103上に保存する。ビデオカメラ310
の位置は、画像の分解能、即ち原稿画像上における各画
素の大きさが。
0.166X0.166(欝m)以上の所定値になるよ
うに調整する。
ステップA4では1作成したサルファプリントを画像読
取ユニット300に第1図に示すようにセットする。こ
れで、サルファプリント400の画像がCRTデイスプ
レィ200に表示される。ステップA5では、オペレー
タが、CRTデイスプレィ上の画像をみて、画像の中心
軸XCとすべき座標をマウス220を使って指定する。
即ち、CRTデイスプレィ200上に、サルファプリン
トの画像とともに十字状のクロスカーソルが現われ、ク
ロスカーソルがマウスの移動に伴なって動くので、オペ
レータが、画像の中心付近の粒子の最も濃い部分にクロ
スカーソルを合わせてマウスの釦を押下すると、その位
置に軸XCが設定される。後述する各種欠陥の検出対象
領域は、この例では中心軸XCを基準にして自動的に設
定される。
ステップ八6のサブルーチンでは中心偏析を検出するた
めの処理を行ない、ステップA7のサブルーチンではV
偏析を検出するための処理を行ない。
ステップA8のサブルーチンでは内部割れを検出するた
めの処理を行ない、ステップA9では各ステップA6.
A7及びA8で検出した欠陥の情報。
即ち、品質評価の結果をプリンタ230に出力する。
以下、第5a図に示すステップA6の中心偏析処理、ス
テップA7のV偏析処理、及びステップ八8の内部割れ
処理の各々について装置の具体的な動作を説明する。
まず、中心偏析処理を説明する。この処理の詳細な内容
を第5b図に示す。第5b図を参照して各ステップの処
理を説明する。
ステップB1では、処理の対象となる画像の領域を設定
する。中心偏析処理で処理する画像の領域は第3図にA
で示す範囲の領域(以下A領域という)とBで示す範囲
の領域(以下B領域という)である、具体的にいうと、
A領域は中心軸XCの位置からX方向に±1On+m、
y方向に1501(サルファプリントの全体)の四角形
の領域であり、B領域は中心軸XCからXの逆方向に3
5+a+mの位置を中心とするX方向の±IQmm、y
方向の]、50mm(サルファプリントの全体)の四角
形の領域である。これらの領域の位置は、前述のステッ
プA5で設定した中心軸XCの位置に従って、画像処理
装置100が自動的に設定する。
ステップB2ではA領域、ステップB3ではB領域の8
ビツト階調(濃度が0〜255)の画像情報を、それぞ
れ画像処理のためにイメージメモリ105上の所定位置
にに読込む。
ステップB4では、ステップB2及びB3で読込んだA
領域及びB領域の画像情報をシェーディング補正する。
つまり、画像の各位置のちがいによる照明のばらつき及
びビデオカメラの感度のばらつきを補正する。この種の
補正は、一般の画像処理において公知の事項であるが、
この例においては、前述のステップA3で読込んだ校正
用の画像各位置の画素の濃度のばらつきを零にするよう
に、A領域の画像情報及びB領域の画像情報の濃度に対
して補正を施こす。つまり、基本的には、校正用の画像
上のn番目の画素の濃度がその画像上の基準画素の濃度
に対してKn倍であれば、読込んだ画像上のn番目の画
素位置の濃度に1/Knの定数を掛ければ、濃度のばら
つきはなくなる。
ステップB5では、シェーディング補正の終了したB領
域の8ビット階調の画像情報を処理して、濃度のヒスト
グラムを作成する。つまり、B領域の全ての画素につい
てその濃度を調べ、各々の濃度の画素が何個あるかを示
すデータを表形式で主メモリ103上に生成する。これ
により得られるデータをグラフに表わすと、例えば第6
a図のようになる。
ステップB6では、ステップB5で生成したB領域の画
像濃度のヒストグラムのデータに基づいて、B領域の濃
度の標準偏差σBを求める。
ステップB7では、シェーディング補正の終了したAJ
I域の8ビット階調の画像情報を処理して。
その領域の濃度の平均値μAを求める。なお、A領域の
画像情報のヒストグラムをグラフで示すと、例えば第6
b図に示すようになる。
ここで第3図を参照すると、サルファプリント上には、
比較的粒子の大きな偏析や割れの成分の他に、品質上は
特に問題にならない非常に小さな粒子(黒い点)がノイ
ズとして存在する。A領域には中心偏析が生じろ確率が
高いが、B領域では。
連続鋳造の性質上、偏析や割れが生じる確率が非常に小
さい。つまり、B領域に現われる粒子は、ノイズ成分で
あり、A領域に現われる粒子はノイズ成分と偏析の成分
の両方を含む、A領域の濃度の分布をみると、第6b図
に示すように、中心偏析の成分は、他のノイズ成分より
も少し濃度が高く、Lthで示すしきい値濃度で区分す
れば、A領域のノイズ成分と中心偏析成分とを分離でき
ることが分かる。
このようなしきい値濃度Lthは、A領域の標準偏差と
A領域の平均濃度とに基づいて正確に設定できるように
思わわるが、実際には、A領域の中心偏析の成分が1g
片の品質に応じて太き(変化するので、A領域の濃度の
ml偏差は、検出対象に応じて大きくばらつくことにな
るので、Lthの設定に大きな誤差が生じ、中心偏析の
抽出に誤りを生じる恐れがある。
そこで、この実施例では、次のステップB8に示すよう
に、しきい値濃度Lthを、ノイズ成分だけを含むB領
域の標準偏差σBと中心偏析のあるへ領域の平均濃度μ
Aとに応じて設定している。なお、nは予め定めた定数
である。このため、この実施例では、中心偏析の成分に
大きな変化の生じる場合であっても、しきい値濃度Lt
hは、常時、ノイズ成分と中心偏析の成分との境界に設
定される。
ステップB9では、ステップB8で設定されたしきい値
濃度Lt、hを利用して、A領域の8ビット階調の画像
情報を、濃度の変化を二値的に識別し、二値画像情報を
生成する。
つまり、X方向及びy方向の画素単位で、各々の画素が
黒(高濃度)が白(低濃度)がを示す情報が生成される
。この情報を画像上の画素の並びに対応付けて二次元表
示すると、例えば第7b図のようになる。第7b図にお
いて、ハツチングを施した画素が黒画素であり、それ以
外の画素は全て白画素である。
ステップBIOでは、ステップB9の処理で得られた二
値画像情報を処理して、A領域中の不純物粒子を抽出す
る。つまり、互いに隣接する黒画素の集合、例えば第7
b図におけるPTI、PT2をそれぞれ1つの粒子とし
て抽出する。
ステップBllでは、ステップBIOで抽出した粒子(
PTI、PT2.  ・・・)の各々について、その面
積を求める。実際には、各々の粒子を構成する黒画素の
数を計数し、その数値を面積Sとしている。
ステップB12では、ステップB10で抽出した粒子の
各々について、その粒径(半径)を求める。
実際には粒子の形状は様々であるので、ステップB ]
、 1で求めた各粒子の面積を利用して、粒径=(面積
S/π)の平方根 を近似式として使い、粒径を求めている。
ステップB13では、ノイズとみなしうる微小粒子を除
いた粒子について、それらの粒径の平均値を求める。
ステップB14では、抽出した粒子のうち、径の大きな
順番で5番目までのものを1重要な偏析粒子成分として
登録する。
ステップB15では、ステップBllで求めた各粒子の
面積の総和を計算する。
ステップB16では、ステップB15で求めた。
偏析成分の総面積(ΣS)と、検出対象のA領域の面積
(150X20mm)とから、中心偏析の面積率を求め
る。
面積率=((ΣS X K!11)/(150X20)
) X100 (%)なお、Kmは画素数を実際の面積
に換算するための定数である。
第5a図に示すステップA9においては、上述の中心偏
析処理の結果は1粒径の平均値、登録された5つの粒子
の面積及び粒径、及び面積率についてそれをプリンタで
出力するとともに、面積率又は平均粒径が予め定めたし
きい値以上であると。
鋳片の品質上問題があるものとして、鋳片に中心偏析の
不良があることを示す情報をプリンタに出力する。
次に、■偏析処理を説明する。この処理の詳細な内容を
第5c図及び第5d図に示す、各図を参照して各ステッ
プの処理を説明する。
ステップC1では、処理の対象となる画像の領域を設定
する。V偏析処理で処理する画像の領域は。
第3図にCで示す範囲の領域(以下C領域という)とD
で示す範囲の領域(以下り領域という)である、具体的
にいうと、C領域はA領域の上側(X方向)のX方向の
幅が40mm、y方向の長さが150mm(サルファプ
リントの全長)の領域であり、C領域はA領域の下側(
Xの逆方向)のX方向の幅が40mm、y方向の長さが
150mmの領域である。V偏析が生じるのは、C領域
及びC領域の範囲内である。これらの領域の位置は、A
領域の位置、即ち中心軸XCの位置に応じて、自動的に
設定される。なお、このV偏析処理においては、C領域
とC領域の各々について同様の処理が行なわれる。
ステップC2ではC領域、ステップC3ではC領域の8
ビット階調の画像情報を、それぞれ画像処理のためにイ
メージメモリ105上の所定位置に読込む。
ステップC4では、ステップC2及びC3で読込んだC
領域及びC領域の画像情報をシェーディング補正する。
この処理は前述のステップB4と同様である。
ステップC5では、シェーディング補正の終了したC領
域及びC領域の8ビット階調の画像情報をそれぞれ処理
して、各々の濃度のヒストグラムを作成する。
ステップC6ではC領域及びC領域の各々の標準偏差σ
を検出し、ステップC7では各領域の平均濃度μを検出
する。
ステップC8では、しきい値濃度Lthを設定する。
なおこの例では、C領域のしきい値は、C領域の標準偏
差とC領域の平均濃度に応じて設定し、C領域のしきい
値は、C領域の標準偏差とC領域の平均濃度に応じて設
定する。nは予め定めた定数である。
ステップC9では、ステップc8で設定されたしきい値
濃度Lt、hを利用しで、C領域及びC領域の各々の8
ビット階調の画像情報の、濃度の変化を二値的に識別し
、二値画像情報を生成する。
つまり、X方向及びy方向の画素単位で、各々の画素が
黒(高濃度)が白(低濃度)かを示す情報が生成される
。この情報を画像上の画素の並びに対応付けて二次元表
示すると1例えば第8a図のようになる。第8b図にお
いて、ハツチングを施した画素が黒画素であり、それ以
外の画素は全て白画素である。
ステップCIOでは、ステップc9の処理で得られた二
値画像情報を処理して、C領域及びC領域中の不純物粒
子を抽出する。つまり、互いに隣接する黒画素の集合、
例えば、第8a図におけるPT31.PT32.PT3
3.PT4.・・をそれぞれ1つの粒子として抽出する
ステップC1lでは、ステップC10で抽出した粒子の
各々の面積を求めろ。実際には、各々の粒子を構成する
黒画素の数を計数し、その数値を面積Sとしている。
ステップC12では、ステップCIOで抽出した粒子の
各々の重心位置を求める0重心のX方向の画素位置をヌ
、重心のy方向の画素位置をりとすると、各々の粒子の
重心位置は、次の第(1)式により求められる。
ヌ=(Σxi)/n、 7= (Σyi)/n ・・・
・(1)但し、xi:粒子中の画素のX座標(i=1〜
n)yi:粒子中の画素のy座標(i=1〜n)n:粒
子を構成する黒画素の数 ステップC13では、ステップC10で検出した多数の
粒子の中から1つの粒子を抽出する。このステップから
第5d図のステップDI3までの処理は繰り返し実行さ
れ、全ての粒子の各々に対して、それぞれ実行される。
ステップC14では、ステップCI3で抽出した1つの
粒子の面積を調べる1例えば、第8a図に示す粒子PT
4のように、それの面積が比較的大きいものである場合
には、その粒子単独で、V偏析を構成する粒子の候補と
みなし1次のステップC15に進み、そうでなければ粒
子が小さいので、第5d図のステップD1に進む、n2
は予め定めた定数である。
ステップC15では、抽出した粒子を構成するn個画素
(x x + y j)がらそれらの共分散γを求める
。この共分散γは、それらの画素で構成される粒子が、
細長いか否がを識別しうるパラメータであり、細長いほ
ど1に近づき、丸くなるほど0に近づく、この場合のγ
は次の第(2)式で求められる。
ステップC16では、ステップC15で求めた共分散γ
の大小を識別する。γが所定値n3よりも大きい場合に
は、粒子が比較的細長く、V偏析を構成する粒子の可能
性が高いので、次のステップC17に進んでその粒子を
有効粒子として登録し、そうでない場合には、第5d図
のステップD1に進む・ ステップC18では、ステップC17で有効粒子として
登録した粒子のモーメントm11.m2(1及びm02
を求める。各々のモーメントは1次の第(3)式により
求められる。
m11=Σ(xi−父)  (yi−?)m2g=Σ(
xi−父)2 m02=Σ(yi−7)”       ・・・・(3
)ステップC19では、ステップC18で求めたモーメ
ントを利用して、登録した細長い粒子の延びる方向をX
軸に対する角度Oとして求める。この角度は、次の第(
4)式により求められる。
θ” (1/ 2) ・t an″″’ (mt t 
/(m2o −mo 2 ))・・・・(4) 上述のステップC14で面積が比較的小さいとみなされ
た粒子、もしくはステップC16で比較的丸い形状であ
るとみなされた粒子に対しては、第5d図のステップD
1から始まる処理が適用される。
ステップD1では、識別すべき粒子の面積の大小を識別
する。この場合の参照値n4は、予め定めた定数であっ
て、ステップC14のn2よりも小さい値である1粒子
の面積がn4より小さい場合、即ち、V偏析粒子の候補
とみなせない非常に小さな粒子の場合には、ステップD
13に進み、粒子の面積がn4以上である場合には1次
にステップD2に進む。
ステップD2では、面積がn4以上の粒子を、複数の粒
子でV偏析粒子を構成しつる粒子要素とみなしてそれを
登録する。
ステップD3では、ステップD2で登録した粒子要素に
ついて、その近傍の粒子又は粒子要素を捜す。即ち、V
偏析の場合1例えば第8b図に示すように多数の粒子が
特定の方向に偏よって分布しているので、粒子間の相関
を調べて、相関の強いもの同志を結び付ける。
具体的には、まず、注目粒子の重心(又は中心)を中心
として半径R(この例では7mm相当)の範囲内で、各
々の角度θi力方向おける全画素の濃度の総和(二値画
像上の黒画素数でもよい)を求め、第8c図に示すよう
な角度方向の濃度のヒストグラムを作成する。V偏析の
場合には、偏析粒子の分布が特定の方向にかたよってい
るので、ヒストグラム上にある角度でピークが現われる
6つまり、注目粒子に対してピークの角度θ0の方向に
、粒子が存在することになる。そこで、ステップD3で
は、注目粒子に対して角度Oo±Δθの範囲内で粒子を
捜す。
ステップD5では、みつかった粒子の中で注目粒子に最
も距離の近いものを注目粒子と相関の強いものとみなし
て、それを注目粒子と同一の粒子グループに登録する。
例えば、第8d図に示すように粒子PO,Pi。
P2及びP3が存在する場合、最初の注目粒子P0の重
心Cpoに対してθ0±Δθの範囲内で最も(重心が)
近い粒子はPlであるから、Plは粒子POと同一のグ
ループに登録される。
ステップD6では、注目粒子を、直前のステップD5で
新しくグループの要素として登録した粒子要素に移して
、再びステップD3の処理に戻る。
従って、同一のグループに登録しうる多数の粒子要素が
存在する場合には、ステップD3.D4゜D5及びD6
の処理は、何回も繰り返し実行される。なお、ステップ
D6からD3に移る場合には。
前の注目粒子において検出した濃度分布方向の角度00
に対して、新しい注目粒子における濃度分布方向の角度
が大きく異なる場合には、同一グループの粒子要素がそ
れ以上存在しないものとみなす。
例えば、第8d図に示すように粒子po、pi。
P2及びP3が存在する場合、上述の処理によって、ま
ず最初にPlがグループに登録され、Plとの相関で次
にP2がグループに登録され5次にP2との相関で粒子
P3がグループ内に登録される。つまりこの場合には、
第8e図に示すように、1つのグループにPO,PL、
P2及びP3の4つの粒子が登録されることになる。
ステップD2で登録した粒子要素と同一のグループの要
素として登録しうる全ての粒子の検出が終了したら、ス
テップD4からステップD7の処理に進む。
ステップD7では、ステップD2で登録した粒子要素と
同一のグループに区分した粒子の総個数を調べる。それ
が3個以上である場合には、次にステップD8に進み、
そうでなければステップD13に進む。
ステップD8では、同一のグループに区分した3個以上
の粒子要素の面積の総和を求め、それの大小を調べる。
n5は予め定めた定数である。
粒子グループの総面積が比較的大きい場合には、ステッ
プD9に進み、そのグループ全体を、■偏析を構成する
有効な粒子群とみなして、それを登録する。
ステップD10では、ステップD9で登録した1グルー
プに属する粒子群全体の重心を求める。この処理は、前
述のステップC12と同様である。
ステップDllでは、ステップD9で登録した1グルー
プに属する粒子群全体のモーメントを求める。この計算
処理は、前述のステップC18と同様である。
ステップD12では、ステップD9で登録した1グルー
プに属する粒子群全体の傾いている方向(角度)を求め
る。この計算処理は、前述のステップC19と同様であ
る。
以上の処理が、ステップCIOで抽出した全ての粒子の
各々に対して実行される。全ての粒子に対して処理が終
了すると、ステップDI3からステップD14に進む。
ステップD14では、上述の処理で得られたV偏析構成
要素(粒子及び粒子グループ)の各々の角度(ステップ
Ci 9又はD12で得たもの)の平均値を求めて、そ
れをV偏析の角度とする。なお、領域Cと領域りとでは
偏析粒子の方向が逆になるので、R域Cの粒子の角度と
領域りの粒子の角度どは別々に平均化する。
ステップ015では、V偏析構成要素の面積の総和を求
め、更に面積率、即ち、C領域とD領域の面積に対する
V偏析粒子部分の面積の比率を求める。
第5a図のステップA9では、ステップA7のV偏析処
理の結果(角度及び面積y@)をプリンタに出力すると
ともに、その面積率が所定以上である場合には、8片に
V偏析の不良があることを示す情報をプリンタに出力す
る。
次に、内部割れ処理を説明する。この処理の詳細な内容
を第5e図、第5f図及び第5g図に示す。各回を参照
して各ステップの処理を説明する。
ステップE1では、処理の対象となる画像の領域を設定
する。内部割れ処理で処理する画像の領域は、第3図に
Eで示す範囲の領域(以下C領域という)とFで示す範
囲の領域(以下C領域という)である。具体的にいうと
、E領域はA領域の上側(X方向)のX方向の幅が65
mm、y方向の長さが150mm(サルファプリントの
全長)の領域であり、F領域はA領域の下側(Xの逆方
向)のX方向の幅が65mm、y方向の長さが150m
mの領域である。内部割れが生じ易いのはこれらの領域
内(特にE領域)である。これらの領域の位置は、A領
域の位置、即ち中心軸XCの位置に応じて、自動的に設
定される。なお、この内部割れ処理においては、C領域
とD領域の各々について同様の処理が行なわれる。
ステップE2ではE領域、ステップE3ではF領域の8
ビット階調の画像情報を、それぞれ画像処理のためにイ
メージメモリ105上の所定位置に読込む。
ステップE4では、ステップE2及びE3で読込んだE
領域及びF領域の画像情報をシェーディング補正する。
この処理は前述のステップB4と同様である。
ステップE5では、シェーディング補正の終了したE領
域及びF領域の8ビット階調の画像情報をそれぞれ処理
して、各々の濃度のヒストグラムを作成する。
ステップE6ではE領域及びF領域の各々の標準偏差σ
を検出し、ステップE7では各領域の平均濃度μを検出
する。
ステップE8では、しきい値濃度Lt、hを設定する。
なおこの例では、E領域のしきい値は、E領域の標準偏
差とE領域の平均濃度に応じて設定し、F領域のしきい
値は、F領域の標準偏差とF領域の平均濃度に応じて設
定する。nは予め定めた定数である。
ステップE9では、ステップE8で設定されたしきい値
濃度Lthを利用して、E領域及びF領域の各々の8ビ
ット階調の画像情報の、濃度の変化を二値的に識別し、
二値画像情報を生成する。
つまり、X方向及びy方向の画素単位で、各々の画素が
黒(高濃度)か白(低濃度)かを示す情報が生成される
。この情報を画像上の画素の並びに対応付けて二次元表
示すると、例えば第9a図のようになる。第9affj
Jにおいて、ハツチングを施した画素が黒画素であり、
それ以外の画素は全て白画素である。
ステップEIOでは、ステップE9の処理で得られたE
領域の二値画像情報に基づいた処理を行なって、C領域
中の割れ領域の候補を抽出する。この処理は複雑である
ので、後で詳細に説明する。
ステップEllでは、ステップE9の処理で得ら九たF
領域の二値画像情報に基づいた処理を行なって、C領域
中の割れ領域の候補を抽出する。この処理はステップE
IOの処理と同様である。
ステップE12では、ステップEIO又はEllで抽出
されたE領域及びF領域の割れ領域の各々について、X
方向の長さX及びy方向の長さYを求める。具体的には
、割れ領域を構成する画素のうちX座樟の最小のものか
ら最大のものまでの長さをXとし、割れ領域を構成する
画素のうちy座標の最小のものから最大のものまでの長
さをYとする(第9e図参照)。
ステップE13では、割れの勾配、即ちY/Xを計算に
より求める。
ステップE14では1割れ領域の画素数を計数し、それ
の面積を求める。
ステップE15では、割れ領域の面積率を計算により求
める。
ステップE16では、内部割れの判定を行なう。
具体的にいうと、この例では、割れ領域の長さが3mm
以上であること2割れ領域の傾きの角度がX軸に対して
±30度以内であること、及び比較的細長い形状を有す
ること、の全での条件を満足する場合に、それを内部割
れと判定する。割れの角度については、&8造の性質上
、その方向にだけ割れが生じるのでこのような条件を設
定しである。
なお形状については5割れ領域の長さX、Yのうち大き
い方をし、割れ領域の面積をSとした場合に、S/L”
 <0.2の条件を満たすと、細長いものとみなしてい
る。
次に、ステップEIOのE領域連結処理について説明す
る。この内容については、第5f図及び第5g図に示し
である。まず第5f図を参照して説明する。
ステップF1では、上述のステップE9で生成した二値
画像情報について、画素を順次に走査し、黒画、*(濃
度の大きいもの)を探索する。二値画像情報の一例を第
9a図に示す。走査の順番は、X方向に1ラインの走査
を行ない、それが終了するとX方向の座標を次の画素位
置に移して再びX方向の走査を行なう、という動作の繰
り返しである。
ステップF2以降の処理は、E領域及びF領域の全ての
黒画素について、それぞれ処理が実行される。
ステップF1で黒画素がみつかったら、ステップF2を
介してステップF3に進み、方向を示すフラグF di
rに1をセットする・ ステップF4では、フラグF dirの状態を識別する
。フラグFdirが1の場合には、次にステップF5に
進み、そうでなければ第5g図のステップG1に進む。
ここで、相対的な画素の位置について第9b図のように
定義する。なお、第9b図に示す9個の画素P11〜p
aaのうち中心の画素P22を注目画素とする。
ステップF5.F6及びR7では、それぞれ、ステップ
F1で探索した黒画素(注目画素)及びその近傍の画素
の、8ビツトの階調画像情報を参照して各画素の濃度を
読み、それの識別を行なう。
つまり、ステップF5では、注目画素P22の濃度と右
隣りの画素P32の濃度とを比較する。また、ステップ
F6では、画素P3□の濃度と注目画素P2□の濃度と
の差を判別する。R6は定数。
σは濃度の標準偏差である。ステップF7では、画素P
32の濃度の大小を調べる。この場合の参照値は1μm
n7・σ(μは濃度の平均値、R7は定数)である。
ステップF5.F6及びR7のいずれか1つの条件が満
たされる場合には次にステップF8に進み、そうでなけ
ればステップF18に進む。
ステップF8では、注目画素を中心として、その周囲に
おける回転方向の濃度のヒストグラムを作成する。具体
的には、注目画素から9画素の距離の範囲内で、第9C
図に示すように、10度毎の角度の各々について濃度の
総和を求め、ヒストグラムを作成する。これにより、例
えば第9d図に示すようなヒストグラムが得られる。鋳
片の内部割れの場合、その割れの方向は第3図に示すよ
うにX方向に向くので、内部割れの情報を含むヒストグ
ラムにおいては、第9d図のように、X軸に近い角度領
域R1及びR2(X軸に対して±30度の領域)の濃度
が他の角度領域R3,R4の濃度よりも大きい分布を示
す。
ステップF9では、角度領域R1の中で9画素の濃度の
総和が最大のものを抽出して、それの濃度R1mをしき
い値THaと比較する。このしきい値THaは、次の第
(5)式から得られる。
THa:(μ−n8・σ)9     ・・・・(5)
但し、μはE又はF領域の平均濃度、σはE又はF領域
の濃度の標準偏差、R8は定数。
ステップFIOでは、角度領域R2の中で濃度の総和が
最大のものを抽出し、それの濃度R2mを前記しきい値
THaと比較する。
ステップFilでは、角度領域R1の中の最大の濃度R
1mをしきい値THbと比較する。し−きい値THbは
、次の第(6)式から得られる。
THb=((R3+R4)/2)−n!L+y  ・・
・(6)但し、R3:角度領域R3の平均濃度 R4:角度領域R4の平均濃度 R9:定数 σ:E領域E又はF領域の濃度の標準偏差ステップF1
2では、角度領域R2の中の最大の濃度R2mをしきい
値THbと比較する。
ステップF9及びFilの条件を満足するか又はステッ
プFIO及びF12の条件を満足する場合には、ステッ
プF−13に進み、そうでなければステップF18に進
む。
ステップF13では、注目画素P2□の右側の3つの画
素P31. v P32 r P33の中でそれの濃度
が最の大きいものをPynとして選択し、ステップF1
4ではPmの画素に注目画素を移動する。
ステップF15では、カウンタCNpの内容をインクリ
メントする。なお、CNpの内容は、ステップF3を実
行する時に0にクリアされる。
カウンタCNPの内容が1又は2の時は次にステップF
5に進むが、GNPの内容が3以上である時には、ステ
ップF17に進み、注目画素Pmを、それまでにみつか
った黒画素に連結されるべき画素、即ち連結画素として
登録する。つまり、ステップF5.F6及びF7のうち
のいずれかの条件が満たされ、かつ、ステップF9及び
FilもしくはステップFIO及びF12の条件が満た
される注目画素が3回以上連続的に現われた場合に、そ
の注目画素を連結画素とする。これにより、濃度の二値
化の際にしきい値よりも濃度が低く、白画素とみなされ
た画素についても、それが割れの一部である可能性が高
い画素については、それを黒画素として取扱う。これに
より、例えば中央部の濃度が薄く、2つの割れ領域に分
離して二値化された1つの割れ領域については、その中
央のとぎれた部分に、黒画素、即ち連結画素が補間され
るので、2つの割れ領域が連結され、本来の割れ領域全
体の形状を復元できる。
なお、カウンタCNpが3の時には、GNPが1及び2
の時の注目画素についても、それを連結画素として登録
する。
ステップF16又はF17の次にはステップF5に戻る
ので、上述の処理は、上記の条件が満たされなくなるま
で、注目画素を移動しながら繰り返し実行される。従っ
て、条件を満たす画素が存在する限り、次々に連結画素
が識別されてそれが黒画素でない部分に補間される。
ステップF5.F6及びF7のうちのいずれの条件も満
たされないか、もしくは、ステップF9とFilの両方
の条件、及びステップFIOとF12の両方の条件のい
ずれも満たされない場合には、ステップFI8でフラグ
F dirをOにクリアし、ステップF4に戻る。
なお、フラグF dirは注目画素の移動方向を示し、
それが1の時はX方向に移動し、0の時にはXの逆方向
(マイナス方向)に移動する。
ステップF18を実行した後では、フラグF dirが
0であるので、ステップF4の次に、第5g図のステッ
プG1に進む。
ステップGl、G2及びG3では、それぞれ、ステップ
F1で探索した黒画素(注目画素)及び七の近傍の画素
の、8ビツトの階調画像情報を参照して各画素の濃度を
読み、それを識別を行なう6つまり、ステップG1では
、注目画素P22の濃度と左隣りの画素P12の濃度と
を比較する。また、ステップG2では、画素P12の濃
度と注目画素P22の濃度との差を判別する。ステップ
G3では、画素P12の濃度の大小を調べる。この場合
の参照値はμ−07・σである。
ステップGl、G2及びG3のいずれか1つの条件が満
たされる場合には、ステップG4に進み、そうでなけれ
ばステップF1に戻り次の黒画素の探索に移る。
ステップG4では、前述のステップF8と同一の処理を
行ない、ステップG5に進む。
各ステップG5.G6.G7及びG8では、それぞれ、
前述のステップF9.FIO,Fil及びF12と同様
の処理を行なう。
ステップG5及びG7の条件を満足するか又はステップ
G6及びG8の条件を満足する場合にはステップG9に
進み、そうでなければステップFlに進む。
ステップG9では、注目画素P22の左側の3つの画素
P11 + PI 2 + PI3の中でそれの濃度が
最の大きいものをPmとして選択し、ステップG10で
はPmの画素に注目画素を移動する。
ステップGllでは、カウンタCNpの内容をインクリ
メントする。なお、CNpの内容は、ステップF4から
Glに移る時にOにクリアされる。
カウンタCNpの内容が1又は2の時は次にステップG
1に進むが、CNpの内容が3以上である時には、ステ
ップG13に進み、注目画素Pmを、それまでにみつか
った黒画素に連結されるべき画素、即ち連結画素として
登録する。つまり、ステップGl、G2及びG3のうち
のいずれかの条件が満たされ、かつ、ステップG5及び
G7もしくはステップG6及びG8の条件が満たされる
注目画素が3回以上連続的に現われた場合に、その注目
画素を連結画素とする。これにより、濃度の二値化の際
にしきい値よりも濃度が低く、白W素とみなされた画素
についても、それが割れの一部である可能性が高い画素
については、それを黒画素として取扱う、これにより、
例えば中央部の濃度が薄く、2つの割れ領域に分離して
こ値化された1つの割れ領域については、その中央のと
ぎれた部分に、黒画素、即ち連結画素が補間されるので
、2つの割れ領域が連結され、本来の割れ領域全体の形
状を復元できる。
なお、カウンタCNpが3の時には、CNpが1及び2
の時の注目画素についても、それを連結画素として登録
する。
ステップG12又はG13の次にはステップG1に戻る
ので、上述の処理は、上記の条件が満たされなくなるま
で、注目画素を移動しながら繰り返し実行される。従っ
て1条件を満たす画素が存在する限り1次々に連結画素
が識別されてそれが黒画素でない部分に補間される。
ステップGl、G2及びG3のうちのいずれの条件も満
たされないか、もしくは、ステップG5と67の両方の
条件、及びステップG6と68の両方の条件のいずれも
満たされない場合には、ステップF1に戻り、次の黒画
素を探索する。
濃度の二値化で得られた全ての黒画素について上述の処
理が終了するまで、この処理を繰り返し実行する。
上記処理の結果の一例を第9e図に示す。第9e図にお
いて、ハンチングを施した画素が、濃度の二値化によっ
て黒画素(しきい値以上の高濃度画素)とみなされた画
素であり、その他の画素は白画素とみなされた画素であ
る。また、○印を付けた画素は、各々、上述の連結処理
によって補間さ九た連結画素を示している3第9e図の
例では。
二値化の結果、2つの黒画素領域として識別されたもの
が、連結処理によって生成された連結画素により1つに
連結されている。この場合の割れ領域の長さは、X方向
がX、y方向がYとして識別される。
第5e図のステップEllに示すF領域連結処理の内容
は、上述のE領域連結処理と同様であり、処理の対象と
なる領域、使用する標準偏差及び平均濃度のみが異なる
なお、上記実施例においては、縦方向と横方向の両方の
走査を電気的に行なうビデオカメラを用いてサルファプ
リントの画像を読込むようにしているが、例えば−・次
元の固体走査を行なうラインセンサと機械的な走査駆動
機構とを組合せたイメージスキャナを用いて画像を読込
むように構成してもよい。
また、実施例では欠陥情報をサルファプリントの画像か
ら得るようにしているが、同様の欠陥情報が含まれる画
像であれば、他の手段による画像を撮像してもよい。
し効果] 以上のとおり、本発明によれば5画像処理装置により、
自動的に欠陥に関する品質評価の情報が生成されるので
、人間が感覚的に評価する場合のような、あいまいさ9
個人差、ばらつき等がなくなり、高精度の品質評価結果
が得られる。しかも、本発明においては、欠陥に対応す
る画素の抽出に特別な工夫があるので、従来の単純な濃
度の二値化処理に比べて、欠陥とそうでない部分とを識
別する能力が非常に高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する一形式の欠陥検出装置の外
観を示す斜視図である。 第2図は、検査対象の鋳片を示す斜視図である6第3図
は、鋳片から得られたサルファプリントの一例を示す平
面図である。 第4図は、第1図の装置の電気回路の構成を示すブロッ
ク図である。 第5a図は、第1図に示す装置を用いて実施される品質
評価の処理の流れを示すフローチャートである。 第5b図、第5c図、第5d図、第5e図、第5f図及
び第5g図は画像処理装置100の動作を示し、第5b
図は第5a図のステップ八6の中心偏析処理、第5c図
及び第5d図は第5a図のステップA7のV偏析処理、
第5e図、第5f図及び第5g図は第5a図のステップ
A8の内部割れ処理の内容をそれぞれ示すフローチャー
トである。 第6a図及び第6b図は、それぞれサルファプリント上
のB領域及びA領域の画像における濃度分布を示すグラ
フである。 第7a図はサルファプリント上のA領域を示す平面図、
第7b図は第7a図の画像を読込んで濃度を二値化した
情報の一部分を示す平面図である。 第8a図及び第8b図はサルファプリント上のC領域の
画像を読込んで濃度を二値化した情報の一部分を示す平
面図、第8c図は第8b図の粒子POに対するその周囲
の回転方向の濃度分布を示すグラフ、第8d図は探索領
域と各粒子の重心との位置関係を示す平面図、第8e図
は同一グループに登録した一連の粒子の情報の位置関係
を示す平面図である。 第9a図は、サルファプリント上のE領域の画像を読込
んで濃度を二値化した情報の一部分を示す平面図、第9
b図は注目画素近傍における各画素の位置関係を示す平
面図、第9c図は注目画素とその回転方向の領域の区分
を示す平面図、第9d図は注目画素周辺の回転方向の濃
度分布を示すグラフ、第9e図は第9a図の情報を連結
処理した後の情報を示す平面図である。 100:画像処理装置     101 :マイクロプ
ロセッサ102::4動小数点演算ユニット 103:主メモリ       104:イメージプロ
セッサ105:イメージメモリ    200:CRT
デイスプレィ210:キーボード      220:
マウス230:プリンタ       300:画像読
取ユニット310:ビデオカメラ     320,3
30:ランプ400:サルファプリント 電ち ]  l’ン1 第 ba 図 第 b 図 衛服鼻1 第 a 図 第 8F 1り1 第 c 1斗4 6゜ 1炙ei X 第 図 X 第 d [R1 第 e 図 第 つり [4 手続補正書 (自発) 1、事件の表示 2、発明の名称 昭和63年特許願第174804号 鋳片断面の品質評価装置 3、補正をする者 事件との関係 住所 名称

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検査対象鋼材の断面の組織変化を示す光学画像情
    報を撮像する撮像手段; 前記撮像手段が撮像した画像情報を処理し、画像各部の
    濃淡変化を二値的に表わす二値画像情報を生成し、該二
    値画像情報に現われた複数の欠陥候補領域同志の間の欠
    陥候補でない領域に、各々の画素とその周辺の画素との
    濃度の分布状態に基づいて、欠陥候補の画素を補間して
    前記複数の欠陥候補領域を1つの領域として連結し、連
    結によって識別された各々の領域について、それの大き
    さ及び形状の少なくとも一方に基づいて、欠陥を識別す
    る、画像処理手段;及び 前記画像処理手段が識別した欠陥の情報を出力する、出
    力手段: を備える、鋳片断面の品質評価装置。
  2. (2)検査対象鋼材の断面の組織変化を示す光学画像情
    報を撮像する撮像手段; 前記撮像手段が撮像した画像情報を処理し、画像各部の
    濃淡変化を二値的に表わす二値画像情報を生成し、該二
    値画像情報に現われた複数の欠陥候補領域を抽出し、抽
    出した欠陥候補領域に対するその周辺画素領域において
    、その回転方向の濃度分布が比較的大きな方向の所定範
    囲において、他の欠陥候補領域のうち最も距離の近いも
    のを、同一グループの欠陥候補領域として登録し、各々
    のグループに属する欠陥候補領域群の全体の面積及び形
    状の少なくとも一方に基づいて、欠陥を識別する、画像
    処理手段;及び 前記画像処理手段が識別した欠陥の情報を 出力する、出力手段; を備える、鋳片断面の品質評価装置。
  3. (3)検査対象鋼材の断面の組織変化を示す光学画像情
    報を撮像する撮像手段; 前記撮像手段が撮像した画像情報を処理し、画像上の欠
    陥が含まれる頻度の比較的高い第1の領域について、画
    像を構成する画素の濃度分布の平均濃度を検出し、画像
    上の欠陥が含まれる頻度の比較的低い第2の領域につい
    て、画像を構成する画素の濃度分布の標準偏差を検出し
    、前記平均濃度と前記標準偏差とに基づいてしきい値濃
    度を設定し、少なくとも前記第1の領域について、画像
    情報の濃淡変化を、前記しきい値濃度で二値的に区分し
    て二値画像情報を生成し、該二値画像情報に現われた欠
    陥候補領域の各々について、それの大きさ及び形状の少
    なくとも一方に基づいて、欠陥を識別する、画像処理手
    段;及び 前記画像処理手段が識別した欠陥の情報を 出力する、出力手段; を備える、鋳片断面の品質評価装置。
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