JP2000154241A - ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル - Google Patents

ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル

Info

Publication number
JP2000154241A
JP2000154241A JP32859898A JP32859898A JP2000154241A JP 2000154241 A JP2000154241 A JP 2000154241A JP 32859898 A JP32859898 A JP 32859898A JP 32859898 A JP32859898 A JP 32859898A JP 2000154241 A JP2000154241 A JP 2000154241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
embedded image
represented
compound
catalyst according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32859898A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Nakajima
孝宏 中嶋
Shoichi Gyobu
祥一 形舞
Hiroaki Taguchi
裕朗 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP32859898A priority Critical patent/JP2000154241A/ja
Priority to US09/830,223 priority patent/US7501373B1/en
Priority to PCT/JP1999/005866 priority patent/WO2000024804A1/ja
Priority to IDW00200101124A priority patent/ID29963A/id
Priority to CNB99814312XA priority patent/CN1177882C/zh
Priority to AT99949387T priority patent/ATE413424T1/de
Priority to TW88118370A priority patent/TW490473B/zh
Priority to DE69939879T priority patent/DE69939879D1/de
Priority to EP99949387A priority patent/EP1153953B1/en
Publication of JP2000154241A publication Critical patent/JP2000154241A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アンチモン化合物以外の新規の重縮合触媒、お
よびこれを用いて製造されたポリエステルを提供する。 【解決手段】ポリエステルを製造するに際し、重縮合触
媒として、 Sc,Y,Zr,Hf,またはV の金属化合物から成る
新規の触媒を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステル重合触
媒およびこれを用いて製造されたポリエステルに関する
ものであり、さらに詳しくは、アンチモン化合物を用い
ずに、 Sc,Y,Zr,Hf,V の群から選ばれる一種以上の金属
化合物を用いるポリエステル重合触媒、およびこれを用
いて製造されたポリエステルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル、特にポリエチレンテレフ
タレート(以下、PET と略す)は、機械的特性および化
学的特性に優れており、多用途への応用、例えば、衣料
用や産業資材用の繊維、包装用や磁気テープ用などの各
種フィルムやシート、ボトルやエンジニアリングプラス
チックなどの成形物への応用がなされている。
【0003】PET は、工業的にはテレフタル酸もしくは
テレフタル酸ジメチルとエチレングリコールとのエステ
ル化もしくはエステル交換によってビス(2-ヒドロキシ
エチル)テレフタレートを製造し、これを高温、真空下
で触媒を用いて重縮合することで得られる。重縮合時に
用いられる触媒としては、三酸化アンチモンが広く用い
られている。三酸化アンチモンは、安価で、かつ優れた
触媒活性をもつ触媒であるが、重縮合時に金属アンチモ
ンが析出するため、PET に黒ずみや異物が発生するとい
う問題点を有している。また、最近環境面からアンチモ
ンの安全性に対する問題が指摘されている。このような
経緯で、アンチモンを含まないポリエステルが望まれて
いる。
【0004】重縮合触媒として、三酸化アンチモンを用
いて、かつ PETの黒ずみや異物の発生を抑制する試みが
行われている。例えば、特許第2666502 号においては、
重縮合触媒として三酸化アンチモンとビスマスおよびセ
レンの化合物を用いることで、PET 中の黒色異物の生成
を抑制している。また、特開平9-291141号においては、
重縮合触媒としてナトリウムおよび鉄の酸化物を含有す
る三酸化アンチモンを用いると、金属アンチモンの析出
が抑制されることを述べている。ところが、これらの重
縮合触媒では、結局アンチモンを含まないポリエステル
という目的は達成できない。
【0005】三酸化アンチモンの代わりとなる重縮合触
媒の検討も行われている。特に、テトラアルコキシチタ
ネートがすでに提案されているが、これを用いて製造さ
れたPETは著しく着色すること、ならびに熱分解を容易
に起こすという問題がある。
【0006】このような、テトラアルコキシチタネート
を重縮合触媒として用いたときの問題点を克服する試み
として、例えば、特開昭55-116722 号では、テトラアル
コキシチタネートをコバルト塩およびカルシウム塩と同
時に用いる方法が提案されている。また、特開平8-7358
1 号によると、重縮合触媒としてテトラアルコキシチタ
ネートをコバルト化合物と同時に用い、かつ蛍光増白剤
を用いる方法が提案されている。ところが、これらの提
案では、テトラアルコキシチタネートを重縮合触媒とし
て用いたときの PETの着色は低減されるものの、一方 P
ETの熱分解を効果的に抑制することは達成されていな
い。
【0007】三酸化アンチモンの代わりとなる重縮合触
媒でかつ、テトラアルコキシチタネートを用いたときの
ような問題点を克服する重縮合触媒としては、ゲルマニ
ウム化合物が実用化されているが、この触媒は非常に高
価であるという問題点や、重合中に反応系から外へ留出
しやすいため反応系の触媒濃度が変化し重合の制御が困
難になるという問題点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アンチモン
化合物以外の新規の重縮合触媒、およびこれを用いて製
造されたポリエステルを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の筆者らは、上記
課題の解決を目指して鋭意検討を重ねた結果、 Sc,Y,Z
r,Hf,またはV の金属化合物はもともと触媒活性は低い
ものの、ある種の添加剤を共存させることで、驚くべき
事に重縮合触媒として十分な活性を持つようになること
を見いだした。本発明の重縮合触媒を用いると、アンチ
モン化合物などの触媒とは異なったSc,Y,Zr,Hf, または
V の金属化合物触媒のポリエステルを得ることができ
る。
【0010】すなわち、本発明は上記課題の解決法とし
て、 Sc,Y,Zr,Hf,V の群から選ばれる一種以上の金属化
合物からなる新規のポリエステル重合触媒およびこれを
用いて製造されたポリエステルを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、アンチモン化合物以外
の新規の重縮合触媒、およびこれを用いて製造されたポ
リエステルを提供するものである。本発明の重縮合触媒
は、 Sc,Y,Zr,Hf,V の群から選ばれる一種以上の金属化
合物からなる触媒であり、詳しくは、Sc,Y,Zr,Hf,V の
群から選ばれる一種以上の金属化合物と添加剤とからな
る触媒である。
【0012】本発明の金属化合物としては、Sc,Y,Zr,H
f,Vから選ばれる一種もしくは二種以上の金属化合物で
あれば特に限定はされないが、例えば、ギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸、蓚酸などの飽和脂肪族カルボン酸の
Sc,Y,Zr,Hf,V塩、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽
和脂肪族カルボン酸のSc,Y,Zr,Hf,V塩、安息香酸などの
芳香族カルボン酸のSc,Y,Zr,Hf,V塩、トリクロロ酢酸な
どのハロゲン含有カルボン酸のSc,Y,Zr,Hf,V塩、乳酸、
クエン酸、サリチル酸などのヒドロキシカルボン酸のS
c,Y,Zr,Hf,V塩、炭酸、硫酸、硝酸、リン酸、ホスホン
酸、炭酸水素、リン酸水素、硫酸水素、亜硫酸、チオ硫
酸、塩酸、臭化水素酸、塩素酸、臭素酸などの無機酸の
Sc,Y,Zr,Hf,V塩、1-プロパンスルホン酸、1-ペンタンス
ルホン酸、ナフタレンスルホン酸などの有機スルホン酸
のSc,Y,Zr,Hf,V塩、ラウリル硫酸などの有機硫酸のSc,
Y,Zr,Hf,V塩、オキシ酢酸、オキシオクチル酸、オキシ
ステアリン酸、オキシ炭酸、オキシ硫酸、オキシ硝酸、
オキシリン酸、オキシ塩酸などのオキシZr,Hf 塩、メト
キシ、エトキシ、n-プロポキシ、iso-プロポキシ、n-ブ
トキシ、t−ブトキシなどのSc,Y,Zr,Hf,Vのアルコキサ
イド、Sc,Y,Zr,Hf,Vのアセチルアセトネートなどのキレ
ート化合物、Sc,Y,Zr,Hf,Vの酸化物、Sc,Y,Zr,Hf,Vの水
酸化物、オキシZr,Hf の水酸化物、Sc,Y,Zr,Hf,Vの金属
などが挙げられ、これらのうち無機酸のSc,Y,Zr,Hf,V塩
およびSc,Y,Zr,Hf,Vのアルコキサイドが好ましく、さら
にSc,Y,Zr,Hf,Vの塩化物およびSc,Y,Zr,Hf,Vのn-ブトキ
サイドがとくに好ましい。
【0013】これらSc,Y,Zr,Hf, またはV の金属化合物
の使用量としては、得られるポリエステルのジカルボン
酸や多価カルボン酸などのカルボン酸成分の全構成ユニ
ットのモル数に対して 1×10-6〜0.1 モルが好ましく、
更に好ましくは 5×10-6〜0.05モルである。
【0014】添加剤としては、下記一般式(1) または
(2) の構造を有する化合物からなる群より選ばれる一種
以上の化合物が好ましい。
【0015】
【化84】
【0016】
【化85】
【0017】(式(1) 〜(2) 中、Arはアリール基を表
す。)
【0018】詳しくは、下記一般式(3) または(4) の構
造を有する化合物からなる群より選ばれる一種以上の化
合物が好ましい。
【0019】
【化86】
【0020】
【化87】
【0021】(式(3) 〜(4) 中、X1,X2,X3はそれぞれ独
立に水素、炭化水素基、アシル基、スルホニルを含む
基、例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホ
リルを含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基な
ど、またはエーテル結合を有する炭化水素基などを表
し、Arは下記一般式(5) から(12)などに例示されるアリ
ール基を表す。)
【0022】
【化88】
【0023】
【化89】
【0024】
【化90】
【0025】
【化91】
【0026】
【化92】
【0027】
【化93】
【0028】
【化94】
【0029】
【化95】
【0030】Arが一般式(5) で表されるAr-O-X1 または
Ar-N(-X2)-X3の構造を有する化合物としては、例えば、
下記一般式(13)および(14)で表されるような直線状フェ
ノール化合物、直線状アニリン化合物およびそれらの誘
導体、下記一般式(15)および(16)で表されるような枝分
かれ線状フェノール化合物、枝分かれ線状アニリン化合
物およびそれらの誘導体、または下記一般式(17)および
(18)で表されるような環状フェノール化合物、環状アニ
リン化合物およびそれらの誘導体などが挙げられ、これ
らのうち直線状フェノール化合物、直線状アニリン化合
物、または環状フェノール化合物およびそれらの誘導体
が好ましい。さらに、直線状フェノール化合物または環
状フェノール化合物およびそれらの誘導体のなかでも、
下記式(45)で表される2,2'- ビスフェノール、下記式(4
6)で表される2-アミノビフェニル、下記式(47)で表され
る2,2'- ジヒドロキシジフェニルエーテル、下記式(48)
で表される2,2'- チオビス(4-tert- オクチルフェノー
ル)、下記式(49)で表される2,2'- メチレンビス(6-te
rt- ブチル-p- クレゾール)、下記式(50)で表されるメ
チレン架橋直線状フェノール化合物(1 から100 量体ま
での混合物)、下記式(51)で表されるメチレン架橋直線
状p-tert- ブチルフェノール化合物(1 から100 量体ま
での混合物)、下記式(52)で表されるカリックス[4] ア
レーン、下記式(53)で表されるカリックス[6] アレー
ン、下記式(54)で表されるカリックス[8] アレーン、下
記式(55)で表されるp-tert- ブチルカリックス[4] アレ
ーン、下記式(56)で表されるp-tert- ブチルカリックス
[6] アレーン、または下記式(57)で表されるp-tert- ブ
チルカリックス[8] アレーンおよびそれらの誘導体がと
くに好ましい。
【0031】
【化96】
【0032】
【化97】
【0033】
【化98】
【0034】
【化99】
【0035】
【化100】
【0036】
【化101】
【0037】(式(13)〜(18)中、各R1は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各R2
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
ハロゲン基、カルボキシル基またはそのエステル、ホル
ミル基、アシル基、( アシル)-O-で表される基、アミノ
基、モノまたはジアルキルアミノ基、アミド基またはそ
の置換体、水酸基、アルコキシル基、アルキルチオ基、
スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基やスルホネー
ト基など、ホスホリルを含む基、例えばホスホン酸基や
ホスホネート基など、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ
基などを表し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1
らC20 の炭化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
またはエーテル結合を有する炭化水素基などを表し、各
Y は同じかまたは異なり、直接結合、C1からC10 のアル
キレン基、-(アルキレン)-O-、-(アルキレン)-S-、-O-
、-S- 、-SO2- 、-CO-、-COO- などを表し、各n は同
じかまたは異なり、0 から100 の整数を表し、a は1 か
ら3 の整数を表し、b は0 または1 から3 の整数を表
し、各c は同じかまたは異なり、1から3 の整数を表
し、各d は同じかまたは異なり、0 または1 から3 の整
数を表す。ただし、1 ≦a+b ≦5 、1 ≦c+d ≦4 であ
る。ここでいう炭化水素基はアルキル基やアリール基な
どを表し、分子鎖中に水酸基やハロゲン基などの置換基
を含んでいてもよい。)
【0038】
【化102】
【0039】
【化103】
【0040】
【化104】
【0041】
【化105】
【0042】
【化106】
【0043】
【化107】
【0044】(式(50)中、n は0 から99の任意の整数を
表す。)
【0045】
【化108】
【0046】(式(51)中、n は0 から99の任意の整数を
表す。)
【0047】
【化109】
【0048】
【化110】
【0049】
【化111】
【0050】
【化112】
【0051】
【化113】
【0052】
【化114】
【0053】Arが一般式(5) で表されるAr-O-X1 または
Ar-N(-X2)-X3の構造を有する化合物のその他の例として
は、下記一般式(19)および(20)で表されるようなクマリ
ン誘導体、下記一般式(21)および(22)で表されるような
クロモン誘導体、下記一般式(23)および(24)で表される
ようなジヒドロクマリン誘導体、下記一般式(25)および
(26)で表されるようなクロマノン誘導体、下記一般式(2
7)および(28)で表されるようなイソクロマノン誘導体、
下記一般式(29)および(30)で表されるようなクロマン誘
導体、下記一般式(31)および(32)で表されるようなイソ
クロマン誘導体などの複素環式化合物などが挙げられ、
これらのうちクマリン誘導体、クロモン誘導体、または
クロマン誘導体が好ましい。クマリン誘導体、クロモン
誘導体、またはクロマン誘導体のなかでも、下記式(58)
で表されるエスクレチン、下記式(59)で表される7-アミ
ノ−4−メチルクマリン、下記式(60)で表されるクリシ
ン、下記式(61)で表されるモリン、下記式(62)で表され
る2-アミノクロモン、下記式(63)で表されるエピカテキ
ン、または下記式(64)で表されるエピガロカテキンガレ
ートおよびそれらの誘導体がとくに好ましい。
【0054】
【化115】
【0055】
【化116】
【0056】
【化117】
【0057】
【化118】
【0058】(式(19)〜(22)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、a およびb は0 または1
から3 の整数を表し、c およびdは0 または1 から2 の
整数を表す。ただし、0 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦2 、1
≦a+c ≦5 である。ここでいう炭化水素基はアルキル基
やアリール基などを表し、分子鎖中に水酸基やハロゲン
基などの置換基を含んでいてもよい。)
【0059】
【化119】
【0060】
【化120】
【0061】
【化121】
【0062】
【化122】
【0063】
【化123】
【0064】
【化124】
【0065】(式(23)〜(28)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、a は1 から3 の整数を表
し、b は0 または1 から3 の整数を表し、c およびd は
0 または1 から2 の整数を表す。ただし、1 ≦a+b ≦4
、0 ≦c+d ≦2 である。ここでいう炭化水素基はアル
キル基やアリール基などを表し、分子鎖中に水酸基やハ
ロゲン基などの置換基を含んでいてもよい。)
【0066】
【化125】
【0067】
【化126】
【0068】
【化127】
【0069】
【化128】
【0070】(式(29)〜(32)中、各R は同じかまたは異
なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カ
ルボキシル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル
基、( アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたは
ジアルキルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸
基、アルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含
む基、例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホス
ホリルを含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基
など、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、
各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水
素基、アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン
酸基やスルホネート基など、ホスホリルを含む基、例え
ばホスホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル
結合を有する炭化水素基などを表し、a は1 から3 の整
数を表し、b は0 または1 から3の整数を表し、c およ
びd は0 または1 から3 の整数を表す。ただし、1 ≦a+
b≦4 、0 ≦c+d ≦3 である。ここでいう炭化水素基は
アルキル基やアリール基などを表し、分子鎖中に水酸基
やハロゲン基などの置換基を含んでいてもよい。)
【0071】
【化129】
【0072】
【化130】
【0073】
【化131】
【0074】
【化132】
【0075】
【化133】
【0076】
【化134】
【0077】
【化135】
【0078】Arが一般式(6) で表されるAr-O-X1 または
Ar-N(-X2)-X3の構造を有する化合物としては、例えば、
下記一般式(33)および(34)で表されるようなナフタレン
誘導体、または下記一般式(35)および(36)で表されるよ
うなビスナフチル誘導体などが挙げられ、これらのなか
でも、下記式(65)で表される4,5-ジヒドロキシナフタレ
ン-2,7- ジスルホン酸二ナトリウム、下記式(66)で表さ
れる1,8-ジアミノナフタレン、下記式(67)で表されるナ
フトールAS、下記式(68)で表される1,1'- ビ-2- ナフト
ール、または下記式(69)で表される1,1'- ビナフチル-
2,2'-ジアミンおよびそれらの誘導体が好ましく、さら
にこれらの中でも、4,5-ジヒドロキシナフタレン-2,7-
ジスルホン酸二ナトリウムまたは1,8-ジアミノナフタレ
ンおよびそれらの誘導体がとくに好ましい。
【0079】
【化136】
【0080】
【化137】
【0081】(式(33)〜(34)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、a 、b 、c 、およびd は
0 または1 から3 の整数を表す。ただし、0 ≦a+b ≦4
、0 ≦c+d ≦4 、1 ≦a+c ≦6 である。ここでいう炭
化水素基はアルキル基やアリール基などを表し、分子鎖
中に水酸基やハロゲン基などの置換基を含んでいてもよ
い。)
【0082】
【化138】
【0083】
【化139】
【0084】(式(35)〜(36)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、Y は直接結合、C1からC
10 のアルキレン基、-(アルキレン)-O-、-(アルキレン)
-S-、-O- 、-S- 、-SO2- 、-CO-、-COO- などを表し、a
、b 、c 、d 、e 、f 、g 、およびh は0 または1 か
ら3 の整数を表す。ただし、0 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦
3 、0 ≦e+f ≦4 、0 ≦g+h ≦3 、1 ≦a+c+e+g ≦12で
ある。ここでいう炭化水素基はアルキル基やアリール基
などを表し、分子鎖中に水酸基やハロゲン基などの置換
基を含んでいてもよい。)
【0085】
【化140】
【0086】
【化141】
【0087】
【化142】
【0088】
【化143】
【0089】
【化144】
【0090】Arが一般式(7) または(8) で表されるAr-O
-X1 またはAr-N(-X2)-X3の構造を有する化合物として
は、例えば、下記一般式(37)および(38)で表されるよう
なアントラセン誘導体などが挙げられ、これらのなかで
も、下記式(70)で表されるアンスラロビン、下記式(71)
で表される9,10- ジメトキシアントラセン、または下記
式(72)で表される2-アミノアントラセンおよびそれらの
誘導体が好ましく、さらにこれらの中でも、アンスラロ
ビンおよびその誘導体がとくに好ましい。
【0091】
【化145】
【0092】
【化146】
【0093】(式(37)〜(38)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、a 、b 、e 、およびf は
0 または1 から3 の整数を表し、c およびd は0 または
1 から2 の整数を表す。ただし、0 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+
d≦2 、0 ≦e+f ≦4 、1 ≦a+c+e ≦8 である。ここで
いう炭化水素基はアルキル基やアリール基などを表し、
分子鎖中に水酸基やハロゲン基などの置換基を含んでい
てもよい。)
【0094】
【化147】
【0095】
【化148】
【0096】
【化149】
【0097】Arが一般式(9) で表されるAr-O-X1 または
Ar-N(-X2)-X3の構造を有する化合物としては、例えば、
下記一般式(39)および(40)で表されるようなベンゾキノ
ン誘導体などが挙げられ、これらのなかでも、下記式(7
3)で表される2,5-ジヒドロキシベンゾキノンおよびその
誘導体が好ましい。
【0098】
【化150】
【0099】
【化151】
【0100】(式(39)〜(40)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、a 、b 、c 、およびd は
0 または1 から2 の整数を表す。ただし、0 ≦a+b ≦2
、0 ≦c+d ≦2 、1 ≦a+c ≦4 である。ここでいう炭
化水素基はアルキル基やアリール基などを表し、分子鎖
中に水酸基やハロゲン基などの置換基を含んでいてもよ
い。)
【0101】
【化152】
【0102】Arが一般式(10)または(11)で表されるAr-O
-X1 またはAr-N(-X2)-X3の構造を有する化合物として
は、例えば、下記一般式(41)および(42)で表されるよう
なナフトキノン誘導体などが挙げられ、これらのなかで
も、下記式(74)で表される5,8-ジヒドロキシ-1,4- ナフ
トキノンまたは下記式(75)で表される2-アミノナフトキ
ノンおよびそれらの誘導体が好ましい。
【0103】
【化153】
【0104】
【化154】
【0105】(式(41)〜(42)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、a およびb は0 または1
から2 の整数を表し、c およびdは0 または1 から3 の
整数を表す。ただし、0 ≦a+b ≦2 、0 ≦c+d ≦4 、1
≦a+c ≦5 である。ここでいう炭化水素基はアルキル基
やアリール基などを表し、分子鎖中に水酸基やハロゲン
基などの置換基を含んでいてもよい。)
【0106】
【化155】
【0107】
【化156】
【0108】Arが一般式(12)で表されるAr-O-X1 または
Ar-N(-X2)-X3の構造を有する化合物としては、例えば、
下記一般式(43)および(44)で表されるようなアントラキ
ノン誘導体などが挙げられ、これらのなかでも、下記式
(76)で表されるキナリザリン、下記式(77)で表されるア
リザリン、下記式(78)で表されるキニザリン、下記式(7
9)で表されるアントラルフィン、下記式(80)で表される
エモジン、下記式(81)で表される1,4-ジアミノアントラ
キノン、下記式(82)で表される1,8-ジアミノ-4,5- ジヒ
ドロキシアントラキノン、または下記式(83)で表される
アシッドブルー25およびそれらの誘導体が好ましく、さ
らにこれらの中でも、キナリザリンまたは1,4-ジアミノ
アントラキノンおよびそれらの誘導体がとくに好まし
い。
【0109】
【化157】
【0110】
【化158】
【0111】(式(43)〜(44)中、各R は同じかまたは異
なり、C1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキ
シル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、(
アシル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、ア
ルコキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、
例えばスルホン酸基やスルホネート基など、ホスホリル
を含む基、例えばホスホン酸基やホスホネート基など、
ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基などを表し、各X は
同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
アシル基、スルホニルを含む基、例えばスルホン酸基や
スルホネート基など、ホスホリルを含む基、例えばホス
ホン酸基やホスホネート基など、またはエーテル結合を
有する炭化水素基などを表し、a 、b 、c 、およびd は
0 または1 から3 の整数を表す。ただし、0 ≦a+b ≦4
、0 ≦c+d ≦4 、1 ≦a+c ≦6 である。ここでいう炭
化水素基はアルキル基やアリール基などを表し、分子鎖
中に水酸基やハロゲン基などの置換基を含んでいてもよ
い。)
【0112】
【化159】
【0113】
【化160】
【0114】
【化161】
【0115】
【化162】
【0116】
【化163】
【0117】
【化164】
【0118】
【化165】
【0119】
【化166】
【0120】このような添加剤の使用量としては、共存
するSc,Y,Zr,Hf, またはV の金属化合物のモル数に対し
て0.01〜100 モルが好ましく、更に好ましくは0.05〜50
モルである。
【0121】本発明によるポリエステルの製造は、従来
公知の方法で行うことができる。例えば、テレフタル酸
とエチレングリコールとのエステル化後、重縮合する方
法、もしくは、テレフタル酸ジメチルなどのテレフタル
酸のアルキルエステルとエチレングリコールとのエステ
ル交換反応を行った後、重縮合する方法のいずれの方法
でも行うことができる。また、重合の装置は、回分式で
あっても、連続式であってもよい。
【0122】本発明の触媒は、重縮合反応のみならずエ
ステル交換反応にも触媒活性を有する。テレフタル酸ジ
メチルなどのテレフタル酸のアルキルエステルとエチレ
ングリコールとのエステル交換反応は、通常マンガンも
しくは亜鉛などのエステル交換触媒の存在下で行われる
が、これらの触媒の代わりに本発明の触媒を用いること
もできる。
【0123】本発明の重縮合触媒の添加時期は、重縮合
反応の開始前が望ましいが、エステル化反応もしくはエ
ステル交換反応の開始前および反応途中の任意の段階で
反応系に添加することもできる。
【0124】本発明の重縮合触媒の添加方法は、粉末状
であってもよいし、エチレングリコールなどの溶媒のス
ラリー状もしくは溶液であってもよく、特に限定されな
い。また、 Sc,Y,Zr,Hf,またはV の金属化合物と添加剤
とを予め混合したものを添加してもよいし、これらを別
々に添加してもよい。
【0125】本発明の重縮合触媒は、アンチモン化合
物、チタン化合物、ゲルマニウム化合物などの他の重縮
合触媒を共存させて用いてもよい。
【0126】本発明に言うポリエステルとは、ジカルボ
ン酸を含む多価カルボン酸およびこれらのエステル形成
性誘導体から選ばれる一種または二種以上とグリコール
を含む多価アルコールから選ばれる一種または二種以上
とから成るもの、またはヒドロキシカルボン酸およびこ
れらのエステル形成性誘導体から成るもの、または環状
エステルから成るものをいう。
【0127】ジカルボン酸としては、蓚酸、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベ
リン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン
酸、ドデカンジカルボン酸、テトラデカンジカルボン
酸、ヘキサデカンジカルボン酸、1, 3ーシクロブタン
ジカルボン酸、1, 3ーシクロペンタンジカルボン酸、
1, 2ーシクロヘキサンジカルボン酸、1, 3ーシクロ
ヘキサンジカルボン酸、1,4ーシクロヘキサンジカルボ
ン酸、2, 5ーノルボルナンジカルボン酸、ダイマー酸
などに例示される飽和脂肪族ジカルボン酸またはこれら
のエステル形成性誘導体、フマル酸、マレイン酸、イタ
コン酸などに例示される不飽和脂肪族ジカルボン酸また
はこれらのエステル形成性誘導体、オルソフタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、5ー(アルカリ金属)スル
ホイソフタル酸、ジフェニン酸、1, 3ーナフタレンジ
カルボン酸、1, 4ーナフタレンジカルボン酸、1, 5
ーナフタレンジカルボン酸、2, 6ーナフタレンジカル
ボン酸、2, 7ーナフタレンジカルボン酸、4、4’ー
ビフェニルジカルボン酸、4、4’ービフェニルスルホ
ンジカルボン酸、4、4’ービフェニルエーテルジカル
ボン酸、1, 2ービス(フェノキシ)エタンーp, p’
ージカルボン酸、パモイン酸、アントラセンジカルボン
酸などに例示される芳香族ジカルボン酸またはこれらの
エステル形成性誘導体が挙げられ、これらのジカルボン
酸のうちテレフタル酸およびイソフタル酸が好ましい。
【0128】これらジカルボン酸以外の多価カルボン酸
として、エタントリカルボン酸、プロパントリカルボン
酸、ブタンテトラカルボン酸、ピロメリット酸、トリメ
リット酸、トリメシン酸、3、4、3’、4’ービフェ
ニルテトラカルボン酸、およびこれらのエステル形成性
誘導体などが挙げられる。
【0129】グリコールとしてはエチレングリコール、
1、2ープロピレングリコール、1、3ープロピレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1、2ーブチレングリコール、1、3ーブチレン
グリコール、2、3ーブチレングリコール、1, 4ーブ
チレングリコール、1、5ーペンタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1, 6ーヘキサンジオール、1, 2
ーシクロヘキサンジオール、1, 3ーシクロヘキサンジ
オール、1, 4ーシクロヘキサンジオール、1, 2ーシ
クロヘキサンジメタノール、1, 3ーシクロヘキサンジ
メタノール、1, 4ーシクロヘキサンジメタノール、
1, 4ーシクロヘキサンジエタノール、1, 10ーデカ
メチレングリコール、1、12ードデカンジオール、ポ
リエチレングリコール、ポリトリメチレングリコール、
ポリテトラメチレングリコールなどに例示される脂肪族
グリコール、ヒドロキノン、4, 4’ージヒドロキシビ
スフェノール、1, 4ービス(βーヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン、1, 4ービス(βーヒドロキシエトキシ
フェニル)スルホン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)
エーテル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)スルホン、
ビス(p−ヒドロキシフェニル)メタン、1、2ービス
(p−ヒドロキシフェニル)エタン、ビスフェノールA
、ビスフェノールC、2, 5ーナフタレンジオール、
これらのグリコールにエチレンオキシドが付加したグリ
コール、などに例示される芳香族グリコールが挙げら
れ、これらのグリコールのうちエチレングリコールおよ
び1, 4ーブチレングリコールが好ましい。
【0130】これらグリコール以外の多価アルコールと
して、トリメチロールメタン、トリメチロールエタン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、グリ
セロール、ヘキサントリオールなどが挙げられる。
【0131】ヒドロキシカルボン酸としては、乳酸、ク
エン酸、リンゴ酸、酒石酸、ヒドロキシ酢酸、3ーヒド
ロキシ酪酸、p−ヒドロキシ安息香酸、pー(2ーヒド
ロキシエトキシ)安息香酸、4ーヒドロキシシクロヘキ
サンカルボン酸、またはこれらのエステル形成性誘導体
などが挙げられる。
【0132】環状エステルとしては、ε- カプロラクト
ン、β- プロピオラクトン、β- メチル- β- プロピオ
ラクトン、δ- バレロラクトン、グリコリド、ラクチド
などが挙げられる。
【0133】多価カルボン酸もしくはヒドロキシカルボ
ン酸のエステル形成性誘導体としては、これらのアルキ
ルエステル、酸クロライド、酸無水物などが挙げられ
る。
【0134】本発明のポリエステルは、主たる繰り返し
単位がアルキレンテレフタレートからなるポリエステル
が好ましい。ここで言う主たる繰り返し単位がアルキレ
ンテレフタレートからなるポリエステルとは、主たる酸
成分がテレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体、
主たるグリコール成分がアルキレングリコールからなる
ものである。ここで言うアルキレングリコールは、分子
鎖中に置換基や脂環構造を含んでいても良い。
【0135】酸成分として蓚酸、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ドデカ
ンジカルボン酸、テトラデカンジカルボン酸、ヘキサデ
カンジカルボン酸、1, 3ーシクロブタンジカルボン
酸、1, 3ーシクロペンタンジカルボン酸、1, 2ーシ
クロヘキサンジカルボン酸、1, 3ーシクロヘキサンジ
カルボン酸、1,4ーシクロヘキサンジカルボン酸、2,
5ーノルボルナンジカルボン酸、ダイマー酸などに例示
される飽和脂肪族ジカルボン酸またはこれらのエステル
形成性誘導体、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸など
に例示される不飽和脂肪族ジカルボン酸またはこれらの
エステル形成性誘導体、オルソフタル酸、イソフタル
酸、5ー(アルカリ金属)スルホイソフタル酸、ジフェ
ニン酸、1, 3ーナフタレンジカルボン酸、1, 4ーナ
フタレンジカルボン酸、1, 5ーナフタレンジカルボン
酸、2, 6ーナフタレンジカルボン酸、2, 7ーナフタ
レンジカルボン酸、4、4’ービフェニルジカルボン
酸、4、4’ービフェニルスルホンジカルボン酸、4、
4’ービフェニルエーテルジカルボン酸、1, 2ービス
(フェノキシ)エタンーp, p’ージカルボン酸、パモ
イン酸、アントラセンジカルボン酸などに例示される芳
香族ジカルボン酸またはこれらのエステル形成性誘導
体、エタントリカルボン酸、プロパントリカルボン酸、
ブタンテトラカルボン酸、ピロメリット酸、トリメリッ
ト酸、トリメシン酸、3、4、3’、4’ービフェニル
テトラカルボン酸などに例示される多価カルボン酸およ
びこれらのエステル形成性誘導体などを共重合成分とし
て含むこともできる。また、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、酒石酸、ヒドロキシ酢酸、3ーヒドロキシ酪酸、p
−ヒドロキシ安息香酸、pー(2ーヒドロキシエトキ
シ)安息香酸、4ーヒドロキシシクロヘキサンカルボン
酸などに例示されるヒドロキシカルボン酸またはそのエ
ステル形成性誘導体を含むこともできる。また、ε- カ
プロラクトン、β- プロピオラクトン、β- メチル- β
- プロピオラクトン、δ- バレロラクトン、グリコリ
ド、ラクチドなどに例示される環状エステルを含むこと
もできる。
【0136】主たるグリコール成分のアルキレングリコ
ールとしては、1、2ープロピレングリコール、1、3
ープロピレングリコール、1、2ーブチレングリコー
ル、1、3ーブチレングリコール、2、3ーブチレング
リコール、1, 4ーブチレングリコール、1、5ーペン
タンジオール、ネオペンチルグリコール、1, 6ーヘキ
サンジオール、1, 2ーシクロヘキサンジオール、1,
3ーシクロヘキサンジオール、1, 4ーシクロヘキサン
ジオール、1, 2ーシクロヘキサンジメタノール、1,
3ーシクロヘキサンジメタノール、1, 4ーシクロヘキ
サンジメタノール、1, 4ーシクロヘキサンジエタノー
ル、1, 10ーデカメチレングリコール、1、12ード
デカンジオール等があげられる。これらは同時に2種以
上を使用しても良い。また、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリ
トリメチレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ルなどに例示される脂肪族グリコール、ヒドロキノン、
4, 4’ージヒドロキシビスフェノール、1, 4ービス
(βーヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1, 4ービス
(βーヒドロキシエトキシフェニル)スルホン、ビス
(p−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(p−ヒド
ロキシフェニル)スルホン、ビス(p−ヒドロキシフェ
ニル)メタン、1、2ービス(p−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、ビスフェノールA 、ビスフェノールC、
2, 5ーナフタレンジオール、これらのグリコールにエ
チレンオキシドが付加したグリコール、などに例示され
る芳香族グリコール、トリメチロールメタン、トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、グリセロール、ヘキサントリオールなどに例
示される多価アルコール等を含むことができる。
【0137】本発明のポリエステルとしてはポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンテレフタレート、ポリ(1,4 ーシクロヘキサ
ンジメチレンテレフタレート)、ポリエチレンナフタレ
ート、ポリブチレンナフタレート、およびこれらの共重
合体が特に好ましく、これらのうちポリエチレンテレフ
タレートがさらに好ましい。
【0138】本発明のポリエステル中には他の任意の重
合体や安定剤、酸化防止剤、制電剤、消泡剤、染色性改
良剤、染料、顔料、艶消剤、蛍光増白剤、その他の添加
剤が含有されていてもよい。
【0139】Sc,Y,Zr,Hf,またはV の金属化合物はもと
もと触媒活性は低いものの、本発明の添加剤を共存させ
ることで、重縮合触媒として十分な活性を持つようにな
り、既存のアンチモン化合物などの触媒とは異なったS
c,Y,Zr,Hf, またはV の金属化合物触媒のポリエステル
を得ることができる。
【0140】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが本発
明はもとよりこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお、各実施例および比較例においてポリエステル
の固有粘度(IV)は次のようにして測定した。フェノー
ル / 1,1,2,2- テトラクロロエタンの 6 / 4混合溶媒
(重量比)を用いて、温度 30 ℃で測定した。
【0141】(実施例1)ビス(2-ヒドロキシエチル)
テレフタレート8900重量部に対し5g/l濃度の塩化イット
リウムのエチレングリコール溶液を0.68容量部加え、次
いで2,2'- チオビス(4-tert- オクチルフェノール)
(A )をポリエステル中の酸成分に対して0.1mol% 加え
て、常圧にて245 ℃で10分間攪拌した。次いで50分を要
して275 ℃まで昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下げて
0.1mmHg としてさらに同温同圧で180分間重縮合反応を
行った。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0142】(実施例2)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)を2,2'- ビスフェノール(B)に変
えたこと以外は実施例1と全く同様にしてポリエステル
を重合した。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0143】(実施例3)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)をメチレン架橋直線状フェノール化
合物(1 から100 量体までの混合物)(C )に変えたこ
と以外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0144】(実施例4)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)をメチレン架橋直線状p-tert- ブチ
ルフェノール化合物(1 から100 量体までの混合物)
(D )に変えたこと以外は実施例1と全く同様にしてポ
リエステルを重合した。得られたポリマーの物性値を表
1 に示す。
【0145】(実施例5)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)をカリックス[8] アレーン(E )に
変えたこと以外は実施例1と全く同様にしてポリエステ
ルを重合した。得られたポリマーの物性値を表1 に示
す。
【0146】(実施例6)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)をp-tert- ブチルカリックス[8] ア
レーン(F )に変えたこと以外は実施例1と全く同様に
してポリエステルを重合した。得られたポリマーの物性
値を表1 に示す。
【0147】(実施例7)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)をエスクレチン(G )に変えたこと
以外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0148】(実施例8)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)をモリン(H )に変えたこと以外は
実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合した。得
られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0149】(実施例9)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)をエピカテキン(I )に変えたこと
以外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0150】(実施例10)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を4,5-ジヒドロキシナフタレン-
2,7- ジスルホン酸二ナトリウム(J )に変えたこと以
外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0151】(実施例11)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,1'- ビ-2- ナフトール(K )
に変えたこと以外は実施例1と全く同様にしてポリエス
テルを重合した。得られたポリマーの物性値を表1 に示
す。
【0152】(実施例12)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアンスラロビン(L )に変えた
こと以外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重
合した。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0153】(実施例13)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を5,8-ジヒドロキシ-1,4- ナフト
キノン(M )に変えたこと以外は実施例1と全く同様に
してポリエステルを重合した。得られたポリマーの物性
値を表1 に示す。
【0154】(実施例14)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をキナリザリン(N )に変えたこ
と以外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0155】(実施例15)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアリザリン(O )に変えたこと
以外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0156】(実施例16)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をエモジン(P )に変えたこと以
外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0157】(実施例17)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,4-ジアミノアントラキノン
(Q )に変えたこと以外は実施例1と全く同様にしてポ
リエステルを重合した。得られたポリマーの物性値を表
1 に示す。
【0158】(実施例18)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,8-ジアミノ-4,5- ジヒドロキ
シアントラキノン(R )に変えたこと以外は実施例1と
全く同様にしてポリエステルを重合した。得られたポリ
マーの物性値を表1 に示す。
【0159】(実施例19)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアシッドブルー25(S )に変え
たこと以外は実施例1と全く同様にしてポリエステルを
重合した。得られたポリマーの物性値を表1 に示す。
【0160】(比較例1)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)を加えなかったこと以外は実施例1
と全く同様にしてポリエステルを重合した。得られたポ
リマーの物性値を表1 に示す。
【0161】(比較例2)塩化イットリウムのエチレン
グリコール溶液を加えなかったこと以外は実施例1と全
く同様にしてポリエステルを重合した。得られたポリマ
ーの物性値を表1に示す。
【0162】(実施例20)ビス(2-ヒドロキシエチ
ル)テレフタレート8900重量部に対し50g/l 濃度のn-ブ
トキシジルコニウムのn-ブタノール溶液を0.13容量部加
え、次いで2,2'- チオビス(4-tert- オクチルフェノー
ル)(A )をポリエステル中の酸成分に対して0.1mol%
加えて、常圧にて245 ℃で10分間攪拌した。次いで50分
を要して275 ℃まで昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下
げて0.1mmHg としてさらに同温同圧で180 分間重縮合反
応を行った。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0163】(実施例21)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を2,2'- ビスフェノール(B)に
変えたこと以外は実施例20と全く同様にしてポリエステ
ルを重合した。得られたポリマーの物性値を表2 に示
す。
【0164】(実施例22)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をメチレン架橋直線状フェノール
化合物(1 から100 量体までの混合物)(C )に変えた
こと以外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重
合した。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0165】(実施例23)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をメチレン架橋直線状p-tert- ブ
チルフェノール化合物(1 から100 量体までの混合物)
(D )に変えたこと以外は実施例20と全く同様にしてポ
リエステルを重合した。得られたポリマーの物性値を表
2 に示す。
【0166】(実施例24)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をカリックス[8] アレーン(E )
に変えたこと以外は実施例20と全く同様にしてポリエス
テルを重合した。得られたポリマーの物性値を表2 に示
す。
【0167】(実施例25)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をp-tert- ブチルカリックス[8]
アレーン(F )に変えたこと以外は実施例20と全く同様
にしてポリエステルを重合した。得られたポリマーの物
性値を表2 に示す。
【0168】(実施例26)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をエスクレチン(G )に変えたこ
と以外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0169】(実施例27)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をモリン(H )に変えたこと以外
は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重合した。
得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0170】(実施例28)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をエピカテキン(I )に変えたこ
と以外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0171】(実施例29)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を4,5-ジヒドロキシナフタレン-
2,7- ジスルホン酸二ナトリウム(J )に変えたこと以
外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0172】(実施例30)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,1'- ビ-2- ナフトール(K )
に変えたこと以外は実施例20と全く同様にしてポリエス
テルを重合した。得られたポリマーの物性値を表2 に示
す。
【0173】(実施例31)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアンスラロビン(L )に変えた
こと以外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重
合した。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0174】(実施例32)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を5,8-ジヒドロキシ-1,4- ナフト
キノン(M )に変えたこと以外は実施例20と全く同様に
してポリエステルを重合した。得られたポリマーの物性
値を表2 に示す。
【0175】(実施例33)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をキナリザリン(N )に変えたこ
と以外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0176】(実施例34)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアリザリン(O )に変えたこと
以外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0177】(実施例35)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をエモジン(P )に変えたこと以
外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0178】(実施例36)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,4-ジアミノアントラキノン
(Q )に変えたこと以外は実施例20と全く同様にしてポ
リエステルを重合した。得られたポリマーの物性値を表
2 に示す。
【0179】(実施例37)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,8-ジアミノ-4,5- ジヒドロキ
シアントラキノン(R )に変えたこと以外は実施例20と
全く同様にしてポリエステルを重合した。得られたポリ
マーの物性値を表2 に示す。
【0180】(実施例38)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアシッドブルー25(S )に変え
たこと以外は実施例20と全く同様にしてポリエステルを
重合した。得られたポリマーの物性値を表2 に示す。
【0181】(比較例3)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)を加えなかったこと以外は実施例20
と全く同様にしてポリエステルを重合した。得られたポ
リマーの物性値を表2 に示す。
【0182】(実施例39)ビス(2-ヒドロキシエチ
ル)テレフタレート8900重量部に対し5g/l濃度の塩化ハ
フニウムのエチレングリコール溶液を1.12容量部加え、
次いで2,2'- チオビス(4-tert- オクチルフェノール)
(A )をポリエステル中の酸成分に対して0.1mol% 加え
て、常圧にて245 ℃で10分間攪拌した。次いで50分を要
して275 ℃まで昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下げて
0.1mmHg としてさらに同温同圧で180 分間重縮合反応を
行った。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0183】(実施例40)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を2,2'- ビスフェノール(B)に
変えたこと以外は実施例39と全く同様にしてポリエステ
ルを重合した。得られたポリマーの物性値を表3 に示
す。
【0184】(実施例41)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をメチレン架橋直線状フェノール
化合物(1 から100 量体までの混合物)(C )に変えた
こと以外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重
合した。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0185】(実施例42)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をメチレン架橋直線状p-tert- ブ
チルフェノール化合物(1 から100 量体までの混合物)
(D )に変えたこと以外は実施例39と全く同様にしてポ
リエステルを重合した。得られたポリマーの物性値を表
3 に示す。
【0186】(実施例43)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をカリックス[8] アレーン(E )
に変えたこと以外は実施例39と全く同様にしてポリエス
テルを重合した。得られたポリマーの物性値を表3 に示
す。
【0187】(実施例44)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をp-tert- ブチルカリックス[8]
アレーン(F )に変えたこと以外は実施例39と全く同様
にしてポリエステルを重合した。得られたポリマーの物
性値を表3 に示す。
【0188】(実施例45)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をエスクレチン(G )に変えたこ
と以外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0189】(実施例46)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をモリン(H )に変えたこと以外
は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重合した。
得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0190】(実施例47)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をエピカテキン(I )に変えたこ
と以外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0191】(実施例48)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を4,5-ジヒドロキシナフタレン-
2,7- ジスルホン酸二ナトリウム(J )に変えたこと以
外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0192】(実施例49)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,1'- ビ-2- ナフトール(K )
に変えたこと以外は実施例39と全く同様にしてポリエス
テルを重合した。得られたポリマーの物性値を表3 に示
す。
【0193】(実施例50)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアンスラロビン(L )に変えた
こと以外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重
合した。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0194】(実施例51)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を5,8-ジヒドロキシ-1,4- ナフト
キノン(M )に変えたこと以外は実施例39と全く同様に
してポリエステルを重合した。得られたポリマーの物性
値を表3 に示す。
【0195】(実施例52)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をキナリザリン(N )に変えたこ
と以外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重合
した。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0196】(実施例53)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアリザリン(O )に変えたこと
以外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0197】(実施例54)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をエモジン(P )に変えたこと以
外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを重合し
た。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0198】(実施例55)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,4-ジアミノアントラキノン
(Q )に変えたこと以外は実施例39と全く同様にしてポ
リエステルを重合した。得られたポリマーの物性値を表
3 に示す。
【0199】(実施例56)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)を1,8-ジアミノ-4,5- ジヒドロキ
シアントラキノン(R )に変えたこと以外は実施例39と
全く同様にしてポリエステルを重合した。得られたポリ
マーの物性値を表3 に示す。
【0200】(実施例57)2,2'- チオビス(4-tert-
オクチルフェノール)をアシッドブルー25(S )に変え
たこと以外は実施例39と全く同様にしてポリエステルを
重合した。得られたポリマーの物性値を表3 に示す。
【0201】(比較例4)2,2'- チオビス(4-tert- オ
クチルフェノール)を加えなかったこと以外は実施例39
と全く同様にしてポリエステルを重合した。得られたポ
リマーの物性値を表3 に示す。
【0202】
【表1】
【0203】
【表2】
【0204】
【表3】
【0205】
【発明の効果】本発明によれば、アンチモン化合物以外
の新規の重縮合触媒、およびこれを用いて製造されたポ
リエステルが提供される。本発明のポリエステルは、衣
料用繊維、産業資材用繊維、各種フィルム、シート、ボ
トルやエンジニアリングプラスチックなどの各種成形
物、および塗料や接着剤などへの応用が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J029 AA03 AB01 AB07 AC02 AD01 AE01 AE02 AE03 BA03 CB06A JA051 JA091 JA101 JB111 JB121 JB171 JB231 JC011 JC051 JC121 JC361 JC371 JC481 JC571 JC581 JC751 JF261 JF331 JF341 JF421

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Sc,Y,Zr,Hf,Vの群から選ばれる一種以上の
    金属化合物と、下記一般式(1) または(2) の構造を有す
    る化合物からなる群より選ばれる一種以上の化合物とか
    らなるポリエステル重合触媒。 【化1】 【化2】 (式(1) 〜(2) 中、Arはアリール基を表す。)
  2. 【請求項2】請求項1に記載の触媒を用いて製造された
    ポリエステル。
  3. 【請求項3】一般式(1) および(2) の構造を有する化合
    物がそれぞれ下記一般式(3) および(4) で表される構造
    を有する化合物である請求項1記載のポリエステル重合
    触媒。 【化3】 【化4】 (式(3) 〜(4) 中、Arはアリール基を表し、X1,X2,X3
    それぞれ独立に水素、炭化水素基、アシル基、スルホニ
    ルを含む基、ホスホリルを含む基、またはエーテル結合
    を有する炭化水素基を表す。)
  4. 【請求項4】請求項3に記載の触媒を用いて製造された
    ポリエステル。
  5. 【請求項5】一般式(3) および(4) のArが下記一般式
    (5) から(12)からなる群より選ばれることを特徴とする
    請求項3記載のポリエステル重合触媒。 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】
  6. 【請求項6】請求項5に記載の触媒を用いて製造された
    ポリエステル。
  7. 【請求項7】一般式(3) または(4) で表される構造を有
    する化合物が、下記一般式(13)および(14)で表されるよ
    うな直線状フェノール化合物、直線状アニリン化合物お
    よびそれらの誘導体からなる群より選ばれる化合物であ
    ることを特徴とする請求項3記載のポリエステル重合触
    媒。 【化13】 【化14】 (式(13)〜(14)中、各R1は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各R2は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1からC20
    の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基またはその
    エステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-O-で表さ
    れる基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミノ基、ア
    ミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシル基、ア
    ルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリルを含む
    基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表し、各X は
    同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
    アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリルを含む基、
    またはエーテル結合を有する炭化水素基を表し、各Y は
    同じかまたは異なり、直接結合、C1からC10 のアルキレ
    ン基、-(アルキレン)-O-、-(アルキレン)-S-、-O- 、-S
    - 、-SO2- 、-CO-、-COO- を表し、n は0 から100 の整
    数を表し、a およびc は1 から3 の整数を表し、b およ
    びd は0 または1 から3 の整数を表す。ただし、1 ≦a+
    b ≦5 、1 ≦c+d ≦4 である。)
  8. 【請求項8】請求項7に記載の触媒を用いて製造された
    ポリエステル。
  9. 【請求項9】一般式(3) または(4) で表される構造を有
    する化合物が、下記一般式(15)および(16)で表されるよ
    うな枝分かれ線状フェノール化合物、枝分かれ線状アニ
    リン化合物およびそれらの誘導体からなる群より選ばれ
    る化合物であることを特徴とする請求項3記載のポリエ
    ステル重合触媒。 【化15】 【化16】 (式(15)〜(16)中、各R1は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各R2は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1からC20
    の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基またはその
    エステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-O-で表さ
    れる基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミノ基、ア
    ミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシル基、ア
    ルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリルを含む
    基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表し、各X は
    同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭化水素基、
    アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリルを含む基、
    またはエーテル結合を有する炭化水素基を表し、各Y は
    同じかまたは異なり、直接結合、C1からC10 のアルキレ
    ン基、-(アルキレン)-O-、-(アルキレン)-S-、-O- 、-S
    - 、-SO2- 、-CO-、-COO- を表し、各n は同じかまたは
    異なり、0 から100 の整数を表し、各c は同じかまたは
    異なり、1 から3 の整数を表し、各d は同じかまたは異
    なり、0 または1 から3 の整数を表す。ただし、1 ≦c+
    d ≦4 である。)
  10. 【請求項10】請求項9に記載の触媒を用いて製造され
    たポリエステル。
  11. 【請求項11】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(17)および(18)で表される
    ような環状フェノール化合物、環状アニリン化合物およ
    びそれらの誘導体からなる群より選ばれる化合物である
    ことを特徴とする請求項3記載のポリエステル重合触
    媒。 【化17】 【化18】 (式(17)〜(18)中、各R1は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、各Y は同じかまたは異なり、直接結合、C1からC10
    のアルキレン基、-(アルキレン)-O-、-(アルキレン)-S
    -、-O- 、-S- 、-SO2- 、-CO-、-COO- を表し、n は0
    から100 の整数を表し、c は1 から3 の整数を表し、d
    は0 または1 から3 の整数を表す。ただし、1 ≦c+d ≦
    4 である。)
  12. 【請求項12】請求項11に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  13. 【請求項13】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(19)および(20)で表される
    ようなクマリン誘導体、または下記一般式(21)および(2
    2)で表されるようなクロモン誘導体からなる群より選ば
    れる化合物であることを特徴とする請求項3記載のポリ
    エステル重合触媒。 【化19】 【化20】 【化21】 【化22】 (式(19)〜(22)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、a およびb は0 または1から3 の整数を表し、c お
    よびd は0 または1 から2 の整数を表す。ただし、0≦a
    +b ≦4 、0 ≦c+d ≦2 、1 ≦a+c ≦5 である。)
  14. 【請求項14】請求項13に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  15. 【請求項15】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(23)および(24)で表される
    ようなジヒドロクマリン誘導体、下記一般式(25)および
    (26)で表されるようなクロマノン誘導体、または下記一
    般式(27)および(28)で表されるようなイソクロマノン誘
    導体からなる群より選ばれる化合物であることを特徴と
    する請求項3記載のポリエステル重合触媒。 【化23】 【化24】 【化25】 【化26】 【化27】 【化28】 (式(23)〜(28)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、a は1 から3 の整数を表し、b は0 または1 から3
    の整数を表し、c およびd は0 または1 から2 の整数を
    表す。ただし、1 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦2 である。)
  16. 【請求項16】請求項15に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  17. 【請求項17】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(29)および(30)で表される
    ようなクロマン誘導体、または下記一般式(31)および(3
    2)で表されるようなイソクロマン誘導体からなる群より
    選ばれる化合物であることを特徴とする請求項3記載の
    ポリエステル重合触媒。 【化29】 【化30】 【化31】 【化32】 (式(29)〜(32)中、各R は同じかまたは異なり、水素、
    C1からC20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有
    するC1からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシ
    ル基またはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( ア
    シル)-O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキ
    ルアミノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アル
    コキシル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホ
    スホリルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基
    を表し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20
    の炭化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホ
    リルを含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基
    を表し、a は1 から3 の整数を表し、b は0 または1 か
    ら3 の整数を表し、c およびd は0 または1 から3の整
    数を表す。ただし、1 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦3 であ
    る。)
  18. 【請求項18】請求項17に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  19. 【請求項19】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(33)および(34)で表される
    ようなナフタレン誘導体、または下記一般式(35)および
    (36)で表されるようなビスナフチル誘導体からなる群よ
    り選ばれる化合物であることを特徴とする請求項3記載
    のポリエステル重合触媒。 【化33】 【化34】 (式(33)〜(34)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、a 、b 、c 、およびd は0 または1 から3 の整数を
    表す。ただし、0 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦4 、1 ≦a+c
    ≦6 である。) 【化35】 【化36】 (式(35)〜(36)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、Y は直接結合、C1からC1 0 のアルキレン基、-(アル
    キレン)-O-、-(アルキレン)-S-、-O- 、-S- 、-SO2-、-
    CO-、-COO- を表し、a 、b 、c 、d 、e 、f 、g 、お
    よびh は0 または1 から3 の整数を表す。ただし、0 ≦
    a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦3 、0 ≦e+f ≦4 、0 ≦g+h ≦3
    、1 ≦a+c+e+g ≦12である。)
  20. 【請求項20】請求項19に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  21. 【請求項21】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(37)および(38)で表される
    ようなアントラセン誘導体からなる群より選ばれる化合
    物であることを特徴とする請求項3記載のポリエステル
    重合触媒。 【化37】 【化38】 (式(37)〜(38)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、a 、b 、e 、およびf は0 または1 から3 の整数を
    表し、c およびd は0 または1 から2 の整数を表す。た
    だし、0 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦2 、0 ≦e+f ≦4 、1
    ≦a+c+e ≦8 である。)
  22. 【請求項22】請求項21に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  23. 【請求項23】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(39)および(40)で表される
    ようなベンゾキノン誘導体からなる群より選ばれる化合
    物であることを特徴とする請求項3記載のポリエステル
    重合触媒。 【化39】 【化40】 (式(39)〜(40)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、a 、b 、c 、およびd は0 または1 から2 の整数を
    表す。ただし、0 ≦a+b ≦2 、0 ≦c+d ≦2 、1 ≦a+c
    ≦4 である。)
  24. 【請求項24】請求項23に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  25. 【請求項25】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(41)および(42)で表される
    ようなナフトキノン誘導体からなる群より選ばれる化合
    物であることを特徴とする請求項3記載のポリエステル
    重合触媒。 【化41】 【化42】 (式(41)〜(42)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、a およびb は0 または1から2 の整数を表し、c お
    よびd は0 または1 から3 の整数を表す。ただし、0≦a
    +b ≦2 、0 ≦c+d ≦4 、1 ≦a+c ≦5 である。)
  26. 【請求項26】請求項25に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  27. 【請求項27】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記一般式(43)および(44)で表される
    ようなアントラキノン誘導体からなる群より選ばれる化
    合物であることを特徴とする請求項3記載のポリエステ
    ル重合触媒。 【化43】 【化44】 (式(43)〜(44)中、各R は同じかまたは異なり、C1から
    C20 の炭化水素基、水酸基またはハロゲン基を有するC1
    からC20 の炭化水素基、ハロゲン基、カルボキシル基ま
    たはそのエステル、ホルミル基、アシル基、( アシル)-
    O-で表される基、アミノ基、モノまたはジアルキルアミ
    ノ基、アミド基またはその置換体、水酸基、アルコキシ
    ル基、アルキルチオ基、スルホニルを含む基、ホスホリ
    ルを含む基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基を表
    し、各X は同じかまたは異なり、水素、C1からC20 の炭
    化水素基、アシル基、スルホニルを含む基、ホスホリル
    を含む基、またはエーテル結合を有する炭化水素基を表
    し、a 、b 、c 、およびd は0 または1 から3 の整数を
    表す。ただし、0 ≦a+b ≦4 、0 ≦c+d ≦4 、1 ≦a+c
    ≦6 である。)
  28. 【請求項28】請求項27に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  29. 【請求項29】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(45)で表される2,2'- ビスフェ
    ノール、または下記式(46)で表される2-アミノビフェニ
    ルおよびそれらの誘導体からなる群より選ばれる化合物
    であることを特徴とする請求項3記載のポリエステル重
    合触媒。 【化45】 【化46】
  30. 【請求項30】請求項29に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  31. 【請求項31】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(47)で表される2,2'- ジヒドロ
    キシジフェニルエーテル、下記式(48)で表される2,2'-
    チオビス(4-tert- オクチルフェノール)、または下記
    式(49)で表される2,2'- メチレンビス(6-tert- ブチル
    -p- クレゾール)およびそれらの誘導体からなる群より
    選ばれる化合物であることを特徴とする請求項3記載の
    ポリエステル重合触媒。 【化47】 【化48】 【化49】
  32. 【請求項32】請求項31に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  33. 【請求項33】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(50)で表されるメチレン架橋直
    線状フェノール化合物(1 から100 量体までの混合
    物)、または下記式(51)で表されるメチレン架橋直線状
    p-tert- ブチルフェノール化合物(1 から100 量体まで
    の混合物)およびそれらの誘導体からなる群より選ばれ
    る化合物であることを特徴とする請求項3記載のポリエ
    ステル重合触媒。 【化50】 (式(50)中、n は0 から99の任意の整数を表す。) 【化51】 (式(51)中、n は0 から99の任意の整数を表す。)
  34. 【請求項34】請求項33に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  35. 【請求項35】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(52)で表されるカリックス[4]
    アレーン、下記式(53)で表されるカリックス[6] アレー
    ン、下記式(54)で表されるカリックス[8] アレーン、下
    記式(55)で表されるp-tert- ブチルカリックス[4] アレ
    ーン、下記式(56)で表されるp-tert-ブチルカリックス
    [6] アレーン、または下記式(57)で表されるp-tert- ブ
    チルカリックス[8] アレーンおよびそれらの誘導体から
    なる群より選ばれる化合物であることを特徴とする請求
    項3記載のポリエステル重合触媒。 【化52】 【化53】 【化54】 【化55】 【化56】 【化57】
  36. 【請求項36】請求項35に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  37. 【請求項37】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(58)で表されるエスクレチン、
    または下記式(59)で表される7-アミノ−4−メチルクマ
    リンおよびそれらの誘導体からなる群より選ばれる化合
    物であることを特徴とする請求項3記載のポリエステル
    重合触媒。 【化58】 【化59】
  38. 【請求項38】請求項37に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  39. 【請求項39】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(60)で表されるクリシン、下記
    式(61)で表されるモリン、または下記式(62)で表される
    2-アミノクロモンおよびそれらの誘導体からなる群より
    選ばれる化合物であることを特徴とする請求項3記載の
    ポリエステル重合触媒。 【化60】 【化61】 【化62】
  40. 【請求項40】請求項39に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  41. 【請求項41】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(63)で表されるエピカテキン、
    または下記式(64)で表されるエピガロカテキンガレート
    およびそれらの誘導体からなる群より選ばれる化合物で
    あることを特徴とする請求項3記載のポリエステル重合
    触媒。 【化63】 【化64】
  42. 【請求項42】請求項41に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  43. 【請求項43】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(65)で表される4,5-ジヒドロキ
    シナフタレン-2,7- ジスルホン酸二ナトリウム、下記式
    (66)で表される1,8-ジアミノナフタレン、下記式(67)で
    表されるナフトールAS、下記式(68)で表される1,1'- ビ
    -2- ナフトール、または下記式(69)で表される1,1'- ビ
    ナフチル-2,2'-ジアミンおよびそれらの誘導体からなる
    群より選ばれる化合物であることを特徴とする請求項3
    記載のポリエステル重合触媒。 【化65】 【化66】 【化67】 【化68】 【化69】
  44. 【請求項44】請求項43に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  45. 【請求項45】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(70)で表されるアンスラロビ
    ン、下記式(71)で表される9,10- ジメトキシアントラセ
    ン、または下記式(72)で表される2-アミノアントラセン
    およびそれらの誘導体からなる群より選ばれる化合物で
    あることを特徴とする請求項3記載のポリエステル重合
    触媒。 【化70】 【化71】 【化72】
  46. 【請求項46】請求項45に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  47. 【請求項47】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(73)で表される2,5-ジヒドロキ
    シベンゾキノンおよびその誘導体からなる群より選ばれ
    る化合物であることを特徴とする請求項3記載のポリエ
    ステル重合触媒。 【化73】
  48. 【請求項48】請求項47に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  49. 【請求項49】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(74)で表される5,8-ジヒドロキ
    シ-1,4- ナフトキノンまたは下記式(75)で表される2-ア
    ミノナフトキノンおよびそれらの誘導体からなる群より
    選ばれる化合物であることを特徴とする請求項3記載の
    ポリエステル重合触媒。 【化74】 【化75】
  50. 【請求項50】請求項49に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
  51. 【請求項51】一般式(3) または(4) で表される構造を
    有する化合物が、下記式(76)で表されるキナリザリン、
    下記式(77)で表されるアリザリン、下記式(78)で表され
    るキニザリン、下記式(79)で表されるアントラルフィ
    ン、下記式(80)で表されるエモジン、下記式(81)で表さ
    れる1,4-ジアミノアントラキノン、下記式(82)で表され
    る1,8-ジアミノ-4,5- ジヒドロキシアントラキノン、ま
    たは下記式(83)で表されるアシッドブルー25およびそれ
    らの誘導体からなる群より選ばれる化合物であることを
    特徴とする請求項3記載のポリエステル重合触媒。 【化76】 【化77】 【化78】 【化79】 【化80】 【化81】 【化82】 【化83】
  52. 【請求項52】請求項51に記載の触媒を用いて製造さ
    れたポリエステル。
JP32859898A 1998-10-23 1998-11-18 ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル Withdrawn JP2000154241A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32859898A JP2000154241A (ja) 1998-11-18 1998-11-18 ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル
US09/830,223 US7501373B1 (en) 1998-10-23 1999-10-25 Polymerization catalyst for polyester production, polyester, and process for producing polyester
PCT/JP1999/005866 WO2000024804A1 (fr) 1998-10-23 1999-10-25 Catalyseur de polymerisation destine a la production de polyester, polyester et procede de production associe
IDW00200101124A ID29963A (id) 1998-10-23 1999-10-25 Katalis polimerisasi untuk produksi poliester, poliester dan proses produksi poliester
CNB99814312XA CN1177882C (zh) 1998-10-23 1999-10-25 聚酯的聚合催化剂、聚酯和用于制备聚酯的方法
AT99949387T ATE413424T1 (de) 1998-10-23 1999-10-25 Polymerisationskatalysator zur herstellung von polyester, polyester und verfahren zu seiner herstellung
TW88118370A TW490473B (en) 1998-10-23 1999-10-25 Polyester polymerization catalyst, method for producing polyester and polyester
DE69939879T DE69939879D1 (de) 1998-10-23 1999-10-25 Polymerisationskatalysator zur herstellung von polyester, polyester und verfahren zu seiner herstellung
EP99949387A EP1153953B1 (en) 1998-10-23 1999-10-25 Polymerization catalyst for polyester production, polyester, and process for producing polyester

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32859898A JP2000154241A (ja) 1998-11-18 1998-11-18 ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000154241A true JP2000154241A (ja) 2000-06-06

Family

ID=18212076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32859898A Withdrawn JP2000154241A (ja) 1998-10-23 1998-11-18 ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000154241A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002036538A1 (fr) * 2000-10-16 2002-05-10 Japan Science And Technology Corporation Procede de production d'un condensat esterifie
JP2006169509A (ja) * 2004-11-22 2006-06-29 Fuji Xerox Co Ltd ポリエステルの製造方法、ポリエステル粒子分散液、静電荷現像トナーの製造方法、及び静電荷現像トナー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002036538A1 (fr) * 2000-10-16 2002-05-10 Japan Science And Technology Corporation Procede de production d'un condensat esterifie
US7301045B2 (en) * 2000-10-16 2007-11-27 Japan Science And Technology Corporation Method for preparing ester condensate
JP2006169509A (ja) * 2004-11-22 2006-06-29 Fuji Xerox Co Ltd ポリエステルの製造方法、ポリエステル粒子分散液、静電荷現像トナーの製造方法、及び静電荷現像トナー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3753219B2 (ja) ポリエステル重合触媒、これを用いて製造されたポリエステルおよびポリエステルの製造方法
WO2001014448A1 (fr) Catalyseurs de polymerisation pour polyesters, polyesters produits avec ces catalyseurs et procede de fabrication desdits polyesters
JP3506236B2 (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP2001163964A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP4348580B2 (ja) 産業資材用ポリエステル繊維及びその製造方法
JP3722260B2 (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル
JP2001278970A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル並びにポリエステルの製造方法
JP2002155134A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP2002220446A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP2000154241A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル
JP2002220453A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP3573282B2 (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP2000169569A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル
JP2001354759A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル並びにポリエステルの製造方法
JP4482772B2 (ja) ポリエステル重合触媒、これを用いて製造されたポリエステル、およびポリエステルの製造方法
JP2000154240A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル
JP3560234B2 (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP2000169568A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル
JP2000169570A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル
JP2000191764A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法
JP2001323055A (ja) ポリエステル重合触媒及びこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造法
JP2000319371A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステル並びにポリエステルの製造方法
JP4314504B2 (ja) シクロヘキサンジメタノールのコポリエステルおよびその製造方法
JP2001081164A (ja) ポリエステルフィルム及びその製造方法
JP2002220452A (ja) ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20080415

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761