JP2000154028A - フロートガラス製造用ロールおよびフロートガラス製造方法 - Google Patents
フロートガラス製造用ロールおよびフロートガラス製造方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B35/00—Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
- C03B35/14—Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
- C03B35/16—Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands by roller conveyors
- C03B35/18—Construction of the conveyor rollers ; Materials, coatings or coverings thereof
- C03B35/181—Materials, coatings, loose coverings or sleeves thereof
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- C03B18/02—Forming sheets
- C03B18/16—Construction of the float tank; Use of material for the float tank; Coating or protection of the tank wall
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- C03B35/186—End caps, end fixtures or roller end shape designs
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被覆層に反りが生じる可能性を低くできるフ
ロートガラス製造用ロールおよび該ロールを用いたフロ
ートガラス製造方法の提供。 【解決手段】 フロートガラス製造用ロール10は、石英
ガラス質材料製の胴部11の外周面にＺｒＯ2 および／ま
たはＢＮ混合物を溶射されて形成された被覆層12を有す
る。
ロートガラス製造用ロールおよび該ロールを用いたフロ
ートガラス製造方法の提供。 【解決手段】 フロートガラス製造用ロール10は、石英
ガラス質材料製の胴部11の外周面にＺｒＯ2 および／ま
たはＢＮ混合物を溶射されて形成された被覆層12を有す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロートガラス製
造用ロールおよびフロートガラス製造方法に係り、例え
ばフロート法により製造されるガラスリボンをフロート
バスから引き上げるためのリフトアウトロールや、ガラ
スリボンを徐冷窯に搬送するための搬送ロール等に適用
可能なフロートガラス製造用ロールおよび該フロートガ
ラス製造用ロールを用いたフロートガラス製造方法に関
する。
造用ロールおよびフロートガラス製造方法に係り、例え
ばフロート法により製造されるガラスリボンをフロート
バスから引き上げるためのリフトアウトロールや、ガラ
スリボンを徐冷窯に搬送するための搬送ロール等に適用
可能なフロートガラス製造用ロールおよび該フロートガ
ラス製造用ロールを用いたフロートガラス製造方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】フロート法により製造されるガラスリボ
ンは、フロートバスに貯留された溶融錫等の溶融金属上
に溶融ガラスを流し出すことにより、所定の幅寸法およ
び厚み寸法を有する帯状に連続形成される。このガラス
リボンは、溶融金属上を前進しながら、その下面がリフ
トアウトロールに支持されて溶融金属から引き上げられ
た後、搬送ロールを介して徐冷窯に搬送される。
ンは、フロートバスに貯留された溶融錫等の溶融金属上
に溶融ガラスを流し出すことにより、所定の幅寸法およ
び厚み寸法を有する帯状に連続形成される。このガラス
リボンは、溶融金属上を前進しながら、その下面がリフ
トアウトロールに支持されて溶融金属から引き上げられ
た後、搬送ロールを介して徐冷窯に搬送される。
【０００３】ところで、ガラスリボンを溶融金属から引
き上げる際、溶融金属がガラスリボンの下面に付着して
フロートバスから持ち出され、リフトアウトロールや搬
送ロール等のフロートガラス製造用ロールの外周面に付
着する。このように付着した溶融金属は、フロートガラ
ス製造用ロールの外周面において凸部となる酸化物を生
成したり、あるいはフロートガラス製造用ロールの外周
面を腐食して凹部や微細な傷を生じさせ、ガラスリボン
に汚損を与える虞れがある。
き上げる際、溶融金属がガラスリボンの下面に付着して
フロートバスから持ち出され、リフトアウトロールや搬
送ロール等のフロートガラス製造用ロールの外周面に付
着する。このように付着した溶融金属は、フロートガラ
ス製造用ロールの外周面において凸部となる酸化物を生
成したり、あるいはフロートガラス製造用ロールの外周
面を腐食して凹部や微細な傷を生じさせ、ガラスリボン
に汚損を与える虞れがある。
【０００４】このような問題に対して、本願出願人は、
溶融石英質ロールの胴部の外周に、熱膨張係数の小さい
セラミックスのスリーブを組み込み構成されたフロート
ガラス製造用ロールを提案した（特開平７-69658号公報
参照：従来例）。この従来例によれば、セラミックスの
スリーブとしてＳｉ3 Ｎ4 −ＢＮ，サイアロン−ＢＮ，
Ａｌ2 Ｏ3 −ＢＮ，ＡｌＮ−ＢＮ，ＺｒＯ2 ，ＳｉＣ，
Ｓｉ3 Ｎ 4 ，サイアロンから選ばれた１種を用いること
により、フロートガラス製造用ロールの外周への異物の
付着もなく、長期にわたって平滑美麗な表面状態を保持
できるという優れた効果が得られる。
溶融石英質ロールの胴部の外周に、熱膨張係数の小さい
セラミックスのスリーブを組み込み構成されたフロート
ガラス製造用ロールを提案した（特開平７-69658号公報
参照：従来例）。この従来例によれば、セラミックスの
スリーブとしてＳｉ3 Ｎ4 −ＢＮ，サイアロン−ＢＮ，
Ａｌ2 Ｏ3 −ＢＮ，ＡｌＮ−ＢＮ，ＺｒＯ2 ，ＳｉＣ，
Ｓｉ3 Ｎ 4 ，サイアロンから選ばれた１種を用いること
により、フロートガラス製造用ロールの外周への異物の
付着もなく、長期にわたって平滑美麗な表面状態を保持
できるという優れた効果が得られる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フロートガ
ラス製造用ロールは、ガラスリボンに対して接触・非接
触を繰り返すため熱的変動が大きく、ロールに反りが生
じる可能性がある。前記従来例においても、スリーブが
胴部に嵌合可能な肉厚を有している必要があるため、ス
リーブの厚みが一定以上にならざるを得ず、スリーブに
生じる反りの問題が懸念されている。
ラス製造用ロールは、ガラスリボンに対して接触・非接
触を繰り返すため熱的変動が大きく、ロールに反りが生
じる可能性がある。前記従来例においても、スリーブが
胴部に嵌合可能な肉厚を有している必要があるため、ス
リーブの厚みが一定以上にならざるを得ず、スリーブに
生じる反りの問題が懸念されている。
【０００６】本発明は、前述した懸念を解消するために
なされたものであり、その目的は反りまたは溶融金属の
付着が生じる可能性を低くできるフロートガラス製造用
ロールおよび該フロートガラス製造用ロールを用いたフ
ロートガラス製造方法を提供することにある。
なされたものであり、その目的は反りまたは溶融金属の
付着が生じる可能性を低くできるフロートガラス製造用
ロールおよび該フロートガラス製造用ロールを用いたフ
ロートガラス製造方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のフロートガラス製造用ロールは、石英
ガラス質の材料により形成された胴部と、前記胴部の外
周面に沿って設けられた被覆層とを有し、前記被覆層が
非金属無機質であることを特徴としている。ここで、前
記非金属無機質は、ＺｒＯ2 ，および／またはＢＮ−Ｎ
ｉ−Ｃｒ−Ｆｅからなることが好ましい。なお、ＢＮ−
Ｎｉ−Ｃｒ−Ｆｅは、ＢＮを３％ないし８％，Ｎｉを10
％ないし20％，残りをＣｒあるいはＦｅとしたＢＮ混合
物であり、以下、単にＢＮ混合物という。また、前記被
覆層の膜厚は50μｍないし 500μｍであることが好まし
い。
ために、本発明のフロートガラス製造用ロールは、石英
ガラス質の材料により形成された胴部と、前記胴部の外
周面に沿って設けられた被覆層とを有し、前記被覆層が
非金属無機質であることを特徴としている。ここで、前
記非金属無機質は、ＺｒＯ2 ，および／またはＢＮ−Ｎ
ｉ−Ｃｒ−Ｆｅからなることが好ましい。なお、ＢＮ−
Ｎｉ−Ｃｒ−Ｆｅは、ＢＮを３％ないし８％，Ｎｉを10
％ないし20％，残りをＣｒあるいはＦｅとしたＢＮ混合
物であり、以下、単にＢＮ混合物という。また、前記被
覆層の膜厚は50μｍないし 500μｍであることが好まし
い。
【０００８】一方、本発明のフロートガラス製造方法
は、フロートバスに貯留した溶融金属上に溶融ガラスを
流し出すことによりガラスリボンを形成した後、前記ガ
ラスリボンの下面を支持して前記溶融金属から引き上げ
るとともに徐冷窯に搬送する複数のフロートガラス製造
用ロールのうちの少なくとも１本に本発明のフロートガ
ラス製造用ロールを用いたフロートガラス製造方法であ
ることを特徴としている。
は、フロートバスに貯留した溶融金属上に溶融ガラスを
流し出すことによりガラスリボンを形成した後、前記ガ
ラスリボンの下面を支持して前記溶融金属から引き上げ
るとともに徐冷窯に搬送する複数のフロートガラス製造
用ロールのうちの少なくとも１本に本発明のフロートガ
ラス製造用ロールを用いたフロートガラス製造方法であ
ることを特徴としている。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明でいう非金属無機物とは、
下記３要件を満たすものである。 金属の性質をもたない無機物である。ここで、金属と
は、単体のうち固体の状態で展性，延性に富み、金属光
沢をもち、電気と熱とをよく導くものである。 熱膨張係数は石英ガラスに近似している。 溶融金属、特に溶融錫との付着性が小さい。 本発明における被覆層の形成方法は特に限定されない
が、溶射法により形成することが好ましい。
下記３要件を満たすものである。 金属の性質をもたない無機物である。ここで、金属と
は、単体のうち固体の状態で展性，延性に富み、金属光
沢をもち、電気と熱とをよく導くものである。 熱膨張係数は石英ガラスに近似している。 溶融金属、特に溶融錫との付着性が小さい。 本発明における被覆層の形成方法は特に限定されない
が、溶射法により形成することが好ましい。
【００１０】以下、本発明に係るフロートガラス製造用
ロールの実施形態を図１に基づいて詳細に説明する。ま
た、以下では溶融金属が溶融錫の場合について述べる。
図１に示すフロートガラス製造用ロール10は、段付円柱
形状の胴部11と、胴部11の外周面に沿って設けられた非
金属無機物からなる被覆層12とを有し、フロート法によ
りガラスリボンを製造するにあたって、溶融金属からガ
ラスリボンを引き上げるためのリフトアウトロールや、
ガラスリボンを徐冷窯に搬送するための搬送ロールとし
て用いられる。
ロールの実施形態を図１に基づいて詳細に説明する。ま
た、以下では溶融金属が溶融錫の場合について述べる。
図１に示すフロートガラス製造用ロール10は、段付円柱
形状の胴部11と、胴部11の外周面に沿って設けられた非
金属無機物からなる被覆層12とを有し、フロート法によ
りガラスリボンを製造するにあたって、溶融金属からガ
ラスリボンを引き上げるためのリフトアウトロールや、
ガラスリボンを徐冷窯に搬送するための搬送ロールとし
て用いられる。
【００１１】胴部11は、石英ガラス質の材料（シリカ）
により形成されていて、軸方向両端部に大径部13，13お
よび軸支部14，14が設けられている。軸支部14は、大径
部13よりも段階的に小径化されているとともに、金属製
のカバー15に覆われている。被覆層12は、ＺｒＯ2 （ジ
ルコニア），Ｃ（グラファイト）およびＢＮ混合物のう
ちの少なくともいずれか１つが選択的に用いられてい
る。これらはいずれも溶射法により被覆層12を形成でき
るものである。この被覆層12は、胴部11の外周面におけ
る大径部13，13間に向かって所定の材料を溶射すること
により形成されていて、その膜厚が50μｍないし 500μ
ｍに設定されている。膜厚が50μｍ未満では被覆層12の
強度が低すぎる虞れがある。好ましくは 150μｍ以上、
より好ましくは 200μｍ以上である。膜厚が 500μｍを
超えていると被覆層12の反りが大きくなり、胴部11から
剥がれる虞れがある。好ましくは 300μｍ以下、より好
ましくは 250μｍ以下である。
により形成されていて、軸方向両端部に大径部13，13お
よび軸支部14，14が設けられている。軸支部14は、大径
部13よりも段階的に小径化されているとともに、金属製
のカバー15に覆われている。被覆層12は、ＺｒＯ2 （ジ
ルコニア），Ｃ（グラファイト）およびＢＮ混合物のう
ちの少なくともいずれか１つが選択的に用いられてい
る。これらはいずれも溶射法により被覆層12を形成でき
るものである。この被覆層12は、胴部11の外周面におけ
る大径部13，13間に向かって所定の材料を溶射すること
により形成されていて、その膜厚が50μｍないし 500μ
ｍに設定されている。膜厚が50μｍ未満では被覆層12の
強度が低すぎる虞れがある。好ましくは 150μｍ以上、
より好ましくは 200μｍ以上である。膜厚が 500μｍを
超えていると被覆層12の反りが大きくなり、胴部11から
剥がれる虞れがある。好ましくは 300μｍ以下、より好
ましくは 250μｍ以下である。
【００１２】このようなフロートガラス製造用ロール10
は、ＺｒＯ2 ，ＣおよびＢＮ混合物のうちの少なくとも
いずれか１つを胴部11の外周面に向かって溶射すること
により被覆層12が形成される。この被覆層12は、溶融錫
の付着性が小さく、かつ、前記従来例におけるスリーブ
の厚さに比較して飛躍的に小さい厚さを有する。厚さを
飛躍的に小さくすることにより、胴部11および被覆層12
の熱膨張係数が異なっていても、被覆層12に反りが生じ
る可能性を低減できる。
は、ＺｒＯ2 ，ＣおよびＢＮ混合物のうちの少なくとも
いずれか１つを胴部11の外周面に向かって溶射すること
により被覆層12が形成される。この被覆層12は、溶融錫
の付着性が小さく、かつ、前記従来例におけるスリーブ
の厚さに比較して飛躍的に小さい厚さを有する。厚さを
飛躍的に小さくすることにより、胴部11および被覆層12
の熱膨張係数が異なっていても、被覆層12に反りが生じ
る可能性を低減できる。
【００１３】
【実施例】次に、表１の胴部，材質および膜厚の各欄に
記載した構成を有するフロートガラス製造用ロールを製
造し、Ｎ2 雰囲気中のＯ2 の濃度を３段階（０ppm ，10
0ppm， 0.1％）に変化させたときの溶融錫の付着性の評
価および被覆層安定性の評価を行った結果を表１に示
す。
記載した構成を有するフロートガラス製造用ロールを製
造し、Ｎ2 雰囲気中のＯ2 の濃度を３段階（０ppm ，10
0ppm， 0.1％）に変化させたときの溶融錫の付着性の評
価および被覆層安定性の評価を行った結果を表１に示
す。
【００１４】
【表１】
【００１５】なお、表１中、溶融錫の付着性の評価（以
下、単に錫付着性の評価と称す）は、ロールから切り出
した10mm角のテストピースに直径約３mmの略球状の錫を
載せ、 700℃に約１分間保持後に取り出し、付着状況を
調べたものである。「○…ほとんど付着しない」，「△
…やや付着する」，「×…強固に付着する」の３段階評
価とした。また、表１中、被覆層安定性の評価は、少量
の酸素が存在する 700℃の窒素雰囲気中に長時間維持し
た後の被覆層の状態を目視評価したものである。被覆層
に変化が認められないものを「○…良好」、被覆層がポ
ーラスになったものを「×…不可」とした。
下、単に錫付着性の評価と称す）は、ロールから切り出
した10mm角のテストピースに直径約３mmの略球状の錫を
載せ、 700℃に約１分間保持後に取り出し、付着状況を
調べたものである。「○…ほとんど付着しない」，「△
…やや付着する」，「×…強固に付着する」の３段階評
価とした。また、表１中、被覆層安定性の評価は、少量
の酸素が存在する 700℃の窒素雰囲気中に長時間維持し
た後の被覆層の状態を目視評価したものである。被覆層
に変化が認められないものを「○…良好」、被覆層がポ
ーラスになったものを「×…不可」とした。
【００１６】そして、表１中、総合評価は、被覆層を形
成するための溶射の可否や、錫付着性の評価および被覆
層安定性の評価を総合的に考慮し、フロートガラス製造
用ロールとしての適性を「○…良好」，「×…付加」と
評価した。例１は実施例、例２ないし例６は比較例であ
る。
成するための溶射の可否や、錫付着性の評価および被覆
層安定性の評価を総合的に考慮し、フロートガラス製造
用ロールとしての適性を「○…良好」，「×…付加」と
評価した。例１は実施例、例２ないし例６は比較例であ
る。
【００１７】例１は、材質的な理由から、胴部および被
覆層の熱膨張係数が近いため、例５および例６に比較し
て被覆層に反り等が生じる可能性を低くでき、この点か
らもフロートガラス製造用ロールとしての適性が高い。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるもので
なく、胴部，被覆層等の形状，寸法等は本発明を達成で
きるものであれば任意であり、限定されない。
覆層の熱膨張係数が近いため、例５および例６に比較し
て被覆層に反り等が生じる可能性を低くでき、この点か
らもフロートガラス製造用ロールとしての適性が高い。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるもので
なく、胴部，被覆層等の形状，寸法等は本発明を達成で
きるものであれば任意であり、限定されない。
【００１８】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、石英ガラス質の材料により形成された胴部の外周面
に非金属無機質からなる被覆層が設けられているため、
ロールに反りが生じる可能性を低くできる。これによ
り、従来は困難であったより高温域での使用が可能とな
るフロートガラス製造用ロールを提供でき、粘度のより
高いフロートガラス、より高品質のフロートガラスを製
造することが可能となる。
ば、石英ガラス質の材料により形成された胴部の外周面
に非金属無機質からなる被覆層が設けられているため、
ロールに反りが生じる可能性を低くできる。これによ
り、従来は困難であったより高温域での使用が可能とな
るフロートガラス製造用ロールを提供でき、粘度のより
高いフロートガラス、より高品質のフロートガラスを製
造することが可能となる。
【図１】本発明に係る実施形態を示す断面図である。
10 フロートガラス製造用ロール 11 胴部 12 被覆層
Claims (4)
- 【請求項１】 石英ガラス質の材料により形成された胴
部と、前記胴部の外周面に沿って設けられた被覆層とを
有し、前記被覆層が非金属無機質であることを特徴とす
るフロートガラス製造用ロール。 - 【請求項２】 前記非金属無機質がＺｒＯ2 ，および／
またはＢＮ−Ｎｉ−Ｃｒ−Ｆｅからなることを特徴とす
る請求項１に記載したフロートガラス製造用ロール。 - 【請求項３】 前記被覆層の膜厚が50μｍないし 500μ
ｍであることを特徴とする請求項１または請求項２に記
載したフロートガラス製造用ロール。 - 【請求項４】 フロートバスに貯留した溶融金属上に溶
融ガラスを流し出すことによりガラスリボンを形成した
後、前記ガラスリボンの下面を支持して前記溶融金属か
ら引き上げるとともに徐冷窯に搬送する複数のフロート
ガラス製造用ロールを用いたフロートガラス製造方法で
あって、 前記各フロートガラス製造用ロールのうちの少なくとも
１本が請求項１ないし請求項３に記載したフロートガラ
ス製造用ロールであるフロートガラス製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32378598A JP2000154028A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | フロートガラス製造用ロールおよびフロートガラス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32378598A JP2000154028A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | フロートガラス製造用ロールおよびフロートガラス製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000154028A true JP2000154028A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18158600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32378598A Withdrawn JP2000154028A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | フロートガラス製造用ロールおよびフロートガラス製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000154028A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10307588B4 (de) * | 2002-03-06 | 2005-03-24 | Schott Ag | Vorrichtung zum Reinigen der Oberfläche von Ausheberollen (Lift-out-Rollen) einer Floatanlage zum Herstellen eines gefloateten Glasbandes |
| JP2008189516A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Asahi Glass Co Ltd | フロート法による板ガラスの製造方法 |
| WO2009014028A1 (ja) * | 2007-07-23 | 2009-01-29 | Asahi Glass Co., Ltd. | フロートガラスの製造方法及びフロートガラスの製造設備 |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP32378598A patent/JP2000154028A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10307588B4 (de) * | 2002-03-06 | 2005-03-24 | Schott Ag | Vorrichtung zum Reinigen der Oberfläche von Ausheberollen (Lift-out-Rollen) einer Floatanlage zum Herstellen eines gefloateten Glasbandes |
| JP2008189516A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Asahi Glass Co Ltd | フロート法による板ガラスの製造方法 |
| WO2009014028A1 (ja) * | 2007-07-23 | 2009-01-29 | Asahi Glass Co., Ltd. | フロートガラスの製造方法及びフロートガラスの製造設備 |
| TWI380956B (zh) * | 2007-07-23 | 2013-01-01 | Asahi Glass Co Ltd | Float glass manufacturing method and floating glass manufacturing equipment |
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