JP2000153745A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

車両用エアバッグ装置

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JP2000153745A
JP2000153745A JP10331250A JP33125098A JP2000153745A JP 2000153745 A JP2000153745 A JP 2000153745A JP 10331250 A JP10331250 A JP 10331250A JP 33125098 A JP33125098 A JP 33125098A JP 2000153745 A JP2000153745 A JP 2000153745A
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Kazumi Ono
和美 小野
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Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアバッグ本体作動時にスムーズに破断が行わ
れと共に、破断起点の予測・コントロールを行うことが
可能な異物混入防止用カバーを備えた車両用エアバッグ
装置を提供する。 【解決手段】本発明に係る車両用エアバッグ装置8は、
圧力気体を発生するインフレータ4とインフレータ4か
らの圧力気体によって車室内乗員側5へ膨出して乗員を
保護するバッグ本体3とを収容するガイド部材の上部開
口に異物混入防止用カバー29を取り付け、異物混入防
止用カバー29に車両前後方向へ延びる開裂線30と車
幅方向へ延びる開裂線31,32とを形成すると共に、
両開裂線の結合部に破断起点穴36,37を形成したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用エアバッ
グ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の助手席側に対してもエア
バッグ装置を設けることが普及しつつある。助手席側に
設けられるエアバッグ装置としては、種々のものが提案
されている。
【0003】助手席用エアバッグ装置は、図9に示すよ
うに、車体に所定値以上の衝撃力が加わったときに、イ
ンストルメントパネル1などの内部に配設されたハウジ
ング2に折り畳んで収納されているバッグ本体3が、イ
ンフレータ4からの圧力気体の圧力によって車室内乗員
側5へ膨出して、定位置に着座している乗員の頭部など
を受け止め、頭部などがインストルメントパネル1など
に当接しないように保護するものである。
【0004】なお、図中の符号6はベントホールであっ
て、バッグ本体3のフル展開後において乗員がバッグ本
体3に当たったときに適当にバッグ本体3内の気体を抜
くためのものであり、7は車両のフロントウインドウガ
ラスである。
【0005】しかし、従来のエアバッグ装置は、インフ
レータ4とバッグ本体3とを一つのハウジング2内に収
納していたため、車種に応じて大きさの異なるハウジン
グ2がそれぞれ必要となり、複数種類のハウジング2を
揃えるのにコストが掛っている。
【0006】そこで、ハウジング2のインフレータ収納
部分とバッグ本体収納部分とを分離し、インフレータ収
納部分は車種によらず共通化させ、バッグ本体収納部分
を車種毎に変えるようにすることにより、コストダウン
を図ることが検討されている。
【0007】図10は、現在検討されている上述のよう
なエアバッグ装置の一例を示したものである。
【0008】このエアバッグ装置8は、リッド9とエア
バッグモジュール10とで概略構成されており、表皮1
1と芯材12と発泡層13とからなる三層構造のインス
トルメントパネル1に形成された開口14に対し、スタ
ッドボルト15、ブラケット16およびナット17を介
してリッド9の周縁部を取付け固定するようにしてい
る。
【0009】リッド9の裏側には、例えば、平面視ほぼ
H形状をした開裂溝18(全体的な図示省略)が形成さ
れている。そして、バッグ本体3が膨張した時の押圧力
によってこの開裂溝18が開裂して矢印イ,ロで示すよ
うに互いに離反する方向へ開く(観音開きとなる)こと
により、膨出開口が形成される(実際には開いたときに
形成される)ようになっている。
【0010】エアバッグモジュール10はリッド9と非
連結構造とされている。このエアバッグモジュール10
は、ブラケット19を介してステアリングサポートメン
バなどの車体側メンバ20へ取付けたウェルドナット2
1にボルト22などの締結部材を用いて締結固定されて
いる。
【0011】エアバッグモジュール10は、その下部に
圧力気体を噴出する筒状のインフレータ4を収容するイ
ンフレータ収納容器23を備えており、このインフレー
タ収納容器23は側方から見てほぼ逆Ω字状の形状をし
ている。
【0012】更に、エアバッグモジュール0は、インフ
レータ4から噴出された圧力気体の噴出量や噴出方向を
制御するディフューザ24を有し、且つ、バッグ本体3
を折り畳んだ状態で収納させるバッグ収納容器25をそ
の上部に備えている。
【0013】インフレータ収納容器23とバッグ収納容
器25とは分離構造となって形成されており、両容器は
バッグ本体3の開口部に配設されたバッグ本体3固定用
の金属製のリテーナ26と共にリテーナボルト27で締
結され一体となっている。
【0014】なお、図中の符号28は、バッグ本体3の
巻き崩れを防止するためのラッピングベルトである。
【0015】上述のように、リッド9とエアバッグモジ
ュール10とを非連結構造としたことに伴い、エアバッ
グモジュール10の上部には、エアバッグ装置8の製造
から保管、車体への取り付けまでの間にボルト等の異物
がバッグ収納容器25に混入するのを防止するために、
異物混入防止用カバー29が取付けられている。
【0016】この異物混入防止用カバー29は、エアバ
ッグ装置8の製造から車体への取り付けまでの一連の工
程で容易に破れないようにタイベック等の素材で作られ
ており、エアバッグモジュール10の上部開口を覆うよ
うにしてバッグ収納容器25の側壁部の数箇書に接着な
どによって取り付けられている。
【0017】しかし、エアバッグ装置8が作動した際に
は、バッグ本体3が車室内乗員側5に膨出しやすくする
必要があるため、異物混入防止用カバー29の表面には
図11及び図12に示すように、異物混入防止用カバー
29のほぼ中央部Aを通り、車幅方向(X−X’方向)
に延びる開裂線30と、バッグ収納容器25の車幅方向
(X−X’方向)両端の端縁B、Cの近傍を車両前後方
向(Y−Y’方向)に延びる開裂線31,32とで構成
される平面視ほぼH形状の開裂線が設けられている。ま
た、図13,14に示すようにバッグ収納容器25の助
手席側の端縁Dの近傍を車幅方向(X−X’方向)に延
びる開裂線33と、バッグ収納容器25の端縁B、Cの
近傍を車両前後方向(Y−Y’方向)に延びる開裂線3
4,35とで構成される平面視ほぼコ字形状の開裂線が
設けられる場合もある。
【0018】エアバッグ装置8作動時には、これらの開
裂線30〜35が破断してバッグ本体3が瞬時に車室内
に飛び出すように設計されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用エアバッグ装置8に用いられている異物混入
防止用カバー、例えば図11,12に示す平面視ほぼH
形状の異物混入防止用カバー29では、バッグ本体3が
膨張して異物混入防止用カバー29の中央部Aに圧力が
掛かると図15、図16に示すように中央部Aが膨らん
で車幅方向両端の端縁B、Cから中央部Aへ張力aが発
生する。しかし、異物混入防止用カバー29はバッグ収
納容器25に接着されているため、端縁B、Cでは、張
力aに対する反作用として張力bが張力aと反対方向に
発生する。そのため、端縁B、Cに沿った開裂線31、
32には全体的に中央部Aへの張力c及び端縁B、Cへ
の張力dが働くが、張力cと張力dとの大きさには開裂
線31,32の各部で余り差がないため、開裂線31、
32に対する破断起点が定まり難くなり、異物混入防止
用カバー29の破断がスムーズに行われないことがあ
る。
【0020】また、バッグ収納容器25に対する異物混
入防止用カバー29の接着位置によって開裂線31,3
2への張力の掛かり方が異なってくるため、製品ごとに
破断起点が変化するおそれがあり異物混入防止用カバー
29の破断起点位置の予測・コントロールが行い難いと
いう問題がある。
【0021】そのため、バッグ収納容器25への異物混
入防止用カバー29の接着位置を限定せざるを得なくな
り、エアバッグ装置8全体の設計の自由度の低下を招く
という問題も生じていた。
【0022】このような問題は平面視ほぼコ字形状をし
た開裂線33,34,35が設けられた図13,14の
異物混入防止用カバー29でも同様に生じていた。
【0023】本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
であり、破断起点を定めることにより異物混入防止用カ
バーの破断がスムーズに行われるようにすると共に、バ
ッグ収納容器との接合位置に左右されることなく破断起
点の予測・コントロールを行うことができる異物混入防
止用カバーを備えた車両用エアバッグ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された車両用エアバッグ装置は、圧
力気体を発生するインフレータと該インフレータからの
圧力気体によって車室内乗員側へ膨出して乗員を保護す
るバッグ本体とを収容するバッグ収納容器の上部開口に
異物混入防止用カバーを取り付け、該異物混入防止用カ
バーに車両前後方向へ延びる開裂線と車幅方向へ延びる
開裂線とを形成すると共に、前記両開裂線の結合部に破
断起点穴を形成したことを特徴とする。
【0025】請求項2に記載された車両用エアバッグ装
置は、前記破断起点穴が前記開裂線との結合部分に破断
起点設定用の屈曲形状部が形成されていることを特徴と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1,2は本発
明の実施の形態1を示すものである。なお、図9から図
16までと同一ないし均等な部分については同一符号を
付して説明する。
【0027】本発明に係る異物混入防止用カバー29
(以下「防止カバー」とする)には防止カバー29のほ
ぼ中央部Aを通り、車幅方向(X−X’方向)に延びる
開裂線30と、バッグ収納容器25の車幅方向両端の端
縁B、Cの近傍を車両前後方向(Y−Y’方向)に延び
る開裂線31,32とで構成される平面視ほぼH形状の
開裂線が設けられており、開裂線30は開裂線31及び
開裂線32のほぼ中点の位置で交差している。
【0028】この開裂線30と開裂線31,32とが結
合する部分には防止カバー29が破断する際の破断起点
となる破断起点穴36,37が形成されている。この破
断起点孔36,37はほぼ三角形状をしており各辺は緩
やかな曲線によって形成されている。
【0029】この破断起点穴36,37と開裂線30,
31,32との接合部分には、破断起点設定用の屈曲形
状部38,39、40、41,42,43が設けられて
おり、具体的には三角形状をした破断起点孔36,37
の頂点が屈曲形状部38,39、40、41,42,4
3となっている。
【0030】以下、防止カバー29に設けられた破断起
点穴36,37の作用について説明する。
【0031】防止カバー29を備えたエアバッグ装置8
が作動してバッグ本体3にインフレータ4から圧力気体
が導入されると、開裂線30,31,32に沿って防止
カバー29が破断してバッグ本体3が車室内乗務員側5
に膨出する。
【0032】その際には、図3に示すようにバッグ収納
容器25内部から防止カバー29の中央部Aに圧力が掛
かり、その押圧力によって端縁B、Cに沿った開裂線3
1,32には中央部Aへ向かう張力c及び端縁B、Cへ
向かう張力dが作用する。
【0033】この時、破断起点穴36は周縁部全体に変
形力を受けて図4に実線で示す状態から仮想線で示す状
態になろうとするため、開裂線31と破断起点穴36の
周縁との接合部に設けられた屈曲形状部38,39に他
の部分よりも大きな力が作用されることとなり、この屈
曲形状部38からY方向へ向かって開裂線31が破断さ
れると共に、屈曲形状部39からY’方向へ向かって開
裂線31が確実に破断されるようになる。
【0034】特に、三角形状をした破断起点穴36,3
7の各頂点に破断起点設定用の屈曲形状部が設けられて
いるため、孔の周縁部に作用する変形力を屈曲形状部3
8,39に集中させることができるので、より確実に屈
曲形状部38,39を破断の起点とすることが可能とな
る。
【0035】破断起点穴37においても同様に、破断起
点穴37の周縁と開裂線30,32との接合部に設けら
れた屈曲形状部40からY方向へ向かって,また、屈曲
形状部41からY’方向へ向かって開裂線32が確実に
破断されるようになる。
【0036】このように防止カバー29に破断起点穴3
6,37を設けることにより、防止カバー29の破断の
際の破断起点が定まるため車室内乗員側へのバッグ本体
の噴出がスムースに行われることとなる。
【0037】また破断起点穴36,37の周縁と開裂線
31,32との接合部に屈曲形状部38,39,40,
41,42,43を設けたことにより、車両前後方向
(Y−Y’)に対する防止カバー29の破断は屈曲形状
部38,39,40,41を起点として破断が行われる
ため破断起点を容易に定めることが可能となり、破断起
点の予測・コントロールを行うことが可能となる。
【0038】破断起点穴36,37の設定により、バッ
グ収納容器25と防止カバー29との接着位置に左右さ
れることなく破断点の予測・コントロールが可能となる
ため、防止カバー29を含んだ車両用エアバッグ装置8
の設計の自由度の向上を図ることが可能となる。
【0039】[実施の形態2]図5,6は、この発明の
実施の形態2を示すものである。なお、実施の形態1と
同一ないし均等な部分については同一符号を付して説明
する。
【0040】この実施の形態2に係る防止カバー29に
は、防止カバー29の助手席側の端縁Dの近傍を車幅方
向(X−X’方向)に延びる開裂線33と、バッグ収納
容器25の車幅方向両端の端縁B、Cの近傍を車両前後
方向(Y−Y’方向)に延びる開裂線34、35とで構
成される平面視ほぼコ字形状の開裂線を有している。
【0041】この開裂線33と開裂線34,35とが結
合する部分には防止カバー29が破断する際の破断起点
となる破断起点穴44,45が形成されている。この破
断起点孔44,45はほぼ三角形状をしており各辺は緩
やかな曲線によって形成されている。
【0042】この破断起点穴44,45と開裂線33,
34,35との接合部分には、破断起点設定用の屈曲形
状部46,47,48,49が設けられており、具体的
には三角形状をした破断起点孔44の2つの頂点が屈曲
形状部46,47となり、破断起点孔45の2つの頂点
が屈曲形状部48,49となっている。
【0043】以下、防止カバー29に設けられた破断起
点穴44,45の作用について説明する。
【0044】防止カバー29を備えたエアバッグ装置8
が作動してバッグ本体3にインフレータ4から圧力気体
が導入されると、開裂線33,34,35に沿って防止
カバー29が破断してバッグ本体3が車室内乗務員側5
に膨出する。
【0045】その際には、図7に示すように、バッグ収
納容器25の内部から防止カバー29の中央部Aに押圧
力が掛かり、その押圧力によって端縁B、Cに沿った破
断起点穴44,45から中央部Aへの張力c及び端縁D
と端縁B、Cとの交角E,Fへの張力dが発生する。
【0046】この時、破断起点穴44は周縁部全体に変
形力を受けて図8に実線で示す状態から仮想線で示す状
態になろうとするため、開裂線33,34と破断起点穴
44の周縁との接合部に他の部分よりも大きな力が作用
され、この屈曲形状部46からY方向へ向かって開裂線
34が確実に破断し、また、屈曲形状部47からX方向
へ向かって開裂線33が確実に破断されるようになる。
【0047】特に、三角形状をした破断起点穴44の2
つの頂点に破断起点設定用の屈曲形状部が設けられてい
るため、孔の周縁部に作用する変形力を屈曲形状部4
6,47に集中させることができるので、より確実に屈
曲形状部46,47を破断の起点とすることが可能とな
る。
【0048】破断起点穴45においても同様に、破断起
点穴45の周縁と開裂線33,35との接合部に設けら
れた屈曲形状部48からY方向へ向かって開裂線35が
確実に破断され、また、屈曲形状部49からX’方向へ
向かって開裂線32が確実に破断されるようになる。
【0049】このように防止カバー29に破断起点穴4
4,45を設けることにより、防止カバー29の破断の
際の破断起点が定まるため車室内乗員側へのバッグ本体
の噴出がスムースに行われることとなる。
【0050】また破断起点穴44,45の周縁と開裂線
33,34,35との接合部に屈曲形状部46,47,
48,49を設けたことにより、車両前後方向(Y−
Y’)に対する防止カバー29の破断は屈曲形状部4
6,48を起点として破断が行われ、車幅方向(X−
X’)に対しては屈曲形状部47,49を起点として破
断が行われるため破断起点を容易に定めることが可能と
なり、破断起点の予測・コントロールを行うことが可能
となる。
【0051】破断起点穴44,45の設定により、バッ
グ収納容器25と防止カバー29との接着位置に左右さ
れることなく破断点の予測・コントロールが可能となる
ため、防止カバー29を含んだ車両用エアバッグ装置8
の設計の自由度の向上を図ることが可能となる。
【0052】以上、この発明に係る実施の形態1,2を
図面を用いて詳述してきたが、防止カバー29に設けら
れる開裂線及び破断起点穴の位置・その形状等はこの実
施例の形態に限定されることはなく、この発明の要旨を
逸脱しない範囲での変更等があってもこの発明に含まれ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る異物混入防止用カバーに
は、開裂線どうしの結合部に破断起点穴が設けられてい
るため、バッグ本体の膨張時に異物混入防止用カバーの
破断の際の破断起点が定まりやすくなり車室内乗員側へ
のバッグ本体の噴出がスムースに行われることとなる。
【0054】また破断起点穴の開裂線との接合部に屈曲
形状部を設けたことにより、開裂線方向に対する異物混
入防止用カバーの破断がこの屈曲形状部を起点として行
われるため、破断起点を容易に定めることが可能となり
破断起点の予測・コントロールを行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る異物混入防止用カ
バーを取り付けたエアバッグモジュールの斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1に係る異物混入防止用カ
バーの展開図である。
【図3】エアバッグ装置の作動により、実施の形態1に
係る異物混入防止用カバーに生じる張力の方向を示した
平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るエアバッグ装置の
作動前後における異物混入防止用カバーの破断基点穴の
形状を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る異物混入防止用カ
バーを取り付けたエアバッグモジュールの斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態2に係る異物混入防止用カ
バーの展開図である。
【図7】エアバッグ装置の作動により、実施の形態2に
係る異物混入防止用カバーに生じる張力の方向を示した
平面図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係るエアバッグ装置の
作動前後における異物混入防止用カバーの破断基点穴の
形状を示した図である。
【図9】エアバッグ装置の作動によりバッグ本体が膨出
した状態を示した図である。
【図10】異物混入防止用カバーを取り付けたエアバッ
グ装置を示す側方断面図。
【図11】平面視ほぼH形状の開裂線が設けられた異物
混入防止用カバーを取り付けたエアバッグモジュールの
斜視図である。
【図12】平面視ほぼH形状の開裂線が設けられた異物
混入防止用カバーの展開図である。
【図13】平面視ほぼコ字形状の開裂線が設けられた異
物混入防止用カバーを取り付けたエアバッグモジュール
の斜視図である。
【図14】平面視ほぼコ字形状の開裂線が設けられた異
物混入防止用カバーの展開図である。
【図15】エアバッグ装置の作動により異物混入防止用
カバーに生じる張力の方向を示した平面図である。
【図16】エアバッグ装置の動作により異物混入防止用
カバーに生じる張力の方向を示した側方断面図である。
【符号の説明】
3 バッグ本体 4 インフレータ 9 リッド 10 エアバッグモジュール 23 インフレータ収納容器 25 バッグ収納容器 29 異物混入防止用カバー(防止カバー) 30,31,32,33,34,35 開裂線 36,37,44,45 破断基点穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力気体を発生するインフレータと該イン
    フレータからの圧力気体によって車室内乗員側へ膨出し
    て乗員を保護するバッグ本体とを収容するバッグ収納容
    器の上部開口に異物混入防止用カバーを取り付け、該異
    物混入防止用カバーに車両前後方向へ延びる開裂線と車
    幅方向へ延びる開裂線とを形成すると共に、前記両開裂
    線の結合部に破断起点穴を形成したことを特徴とする車
    両用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】前記破断起点穴は、前記開裂線との結合部
    分に破断起点設定用の屈曲形状部が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用エアバッグ装置。
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