JP2000152658A - オンディレイ保護方法 - Google Patents
オンディレイ保護方法Info
- Publication number
- JP2000152658A JP2000152658A JP10315869A JP31586998A JP2000152658A JP 2000152658 A JP2000152658 A JP 2000152658A JP 10315869 A JP10315869 A JP 10315869A JP 31586998 A JP31586998 A JP 31586998A JP 2000152658 A JP2000152658 A JP 2000152658A
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- Japan
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- drive signal
- input
- pwm drive
- power transistor
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定のオンディレイ時間を確保できていない
PWM駆動信号が入力されても所定のオンディレイ時間
以下のPWM駆動信号をパワートランジスタに入力しな
いオンディレイ保護方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 積分回路1〜6は、ダイオード13〜1
8と抵抗器7〜12が並列に接続され、さらにコンデン
サ19〜24を直列に接続して構成されPWM駆動信号
を遅延させる。この積分回路1〜6の出力はコンパレー
タ25〜30のマイナス側に接続され、プラス側に接続
した基準電圧Vrefと比較する。さらにコンパレータ
25〜30の出力を反転IC31〜36で反転し論理和
IC37〜42に入力しU〜ZのPWM駆動信号と論理
和をとる。この論理和ICの出力によりパワートランジ
スタのPWM駆動信号が所定のオンディレイ時間以下に
ならないようにする。
PWM駆動信号が入力されても所定のオンディレイ時間
以下のPWM駆動信号をパワートランジスタに入力しな
いオンディレイ保護方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 積分回路1〜6は、ダイオード13〜1
8と抵抗器7〜12が並列に接続され、さらにコンデン
サ19〜24を直列に接続して構成されPWM駆動信号
を遅延させる。この積分回路1〜6の出力はコンパレー
タ25〜30のマイナス側に接続され、プラス側に接続
した基準電圧Vrefと比較する。さらにコンパレータ
25〜30の出力を反転IC31〜36で反転し論理和
IC37〜42に入力しU〜ZのPWM駆動信号と論理
和をとる。この論理和ICの出力によりパワートランジ
スタのPWM駆動信号が所定のオンディレイ時間以下に
ならないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータなどのアク
チュエータに電流を供給するインバータ部のPWM駆動
に関し、特にパワートランジスタの上下アームの同時導
通を防止する方法に関するものである。
チュエータに電流を供給するインバータ部のPWM駆動
に関し、特にパワートランジスタの上下アームの同時導
通を防止する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パワートランジスタのPWM駆動
において、上下に接続されたアームが同時導通すること
を防止するために、上下のパワートランジスタが共にオ
フしている時間(オンディレイ時間またはデッドタイ
ム)を設定する回路を備えている。
において、上下に接続されたアームが同時導通すること
を防止するために、上下のパワートランジスタが共にオ
フしている時間(オンディレイ時間またはデッドタイ
ム)を設定する回路を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
オンディレイ回路の時間設定,部品ばらつき,故障など
でオンディレイ時間が確保できなくなったとき、上下ア
ームが同時に導通してパワートランジスタにダメージを
与えることがあった。
オンディレイ回路の時間設定,部品ばらつき,故障など
でオンディレイ時間が確保できなくなったとき、上下ア
ームが同時に導通してパワートランジスタにダメージを
与えることがあった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、所定のオンディレイ時間を確保できていないPW
M駆動信号が入力されても所定のオンディレイ時間以下
のPWM駆動信号をパワートランジスタに入力しないオ
ンディレイ保護方法を提供することを目的とする。
ので、所定のオンディレイ時間を確保できていないPW
M駆動信号が入力されても所定のオンディレイ時間以下
のPWM駆動信号をパワートランジスタに入力しないオ
ンディレイ保護方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、パワートランジスタのPWM駆動におい
て、パワートランジスタの上下それぞれのアームに入力
するPWM駆動信号を遅延させる積分回路と、前記それ
ぞれの積分回路の出力電圧と基準電圧を比較するコンパ
レータと、前記それぞれのコンパレータの出力を反転I
Cで論理を変えて入力するそれぞれの論理和ICとを備
え、それぞれの上および下アームに入力したPWM駆動
信号と、それぞれの下および上アームに入力したPWM
駆動信号を前記積分回路で遅延させた出力電圧と基準電
圧を比較し前記コンパレータの出力を前記反転ICで論
理を変えた出力を論理和ICに入力することで、所定の
オンディレイ時間を確保できていないPWM駆動信号が
入力されても所定のオンディレイ時間以下のPWM駆動
信号をパワートランジスタに入力しないようにするオン
ディレイ保護方法である。
に本発明は、パワートランジスタのPWM駆動におい
て、パワートランジスタの上下それぞれのアームに入力
するPWM駆動信号を遅延させる積分回路と、前記それ
ぞれの積分回路の出力電圧と基準電圧を比較するコンパ
レータと、前記それぞれのコンパレータの出力を反転I
Cで論理を変えて入力するそれぞれの論理和ICとを備
え、それぞれの上および下アームに入力したPWM駆動
信号と、それぞれの下および上アームに入力したPWM
駆動信号を前記積分回路で遅延させた出力電圧と基準電
圧を比較し前記コンパレータの出力を前記反転ICで論
理を変えた出力を論理和ICに入力することで、所定の
オンディレイ時間を確保できていないPWM駆動信号が
入力されても所定のオンディレイ時間以下のPWM駆動
信号をパワートランジスタに入力しないようにするオン
ディレイ保護方法である。
【0006】これにより、それぞれの上下アームのパワ
ートランジスタを同時導通から保護することができる。
ートランジスタを同時導通から保護することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
は、パワートランジスタのPWM駆動において、パワー
トランジスタの上下それぞれのアームに入力するPWM
駆動信号を遅延させる積分回路と、前記それぞれの積分
回路の出力電圧と基準電圧を比較するコンパレータと、
前記それぞれのコンパレータの出力を反転ICで論理を
変えて入力するそれぞれの論理和ICとを備え、それぞ
れの上および下アームに入力したPWM駆動信号と、そ
れぞれの下および上アームに入力したPWM駆動信号を
前記積分回路で遅延させた出力電圧と基準電圧を比較し
前記コンパレータの出力を前記反転ICで論理を変えた
出力を論理和ICに入力することで、所定のオンディレ
イ時間を確保できていないPWM駆動信号が入力されて
も所定のオンディレイ時間以下のPWM駆動信号をパワ
ートランジスタに入力しないようにするオンディレイ保
護方法である。
は、パワートランジスタのPWM駆動において、パワー
トランジスタの上下それぞれのアームに入力するPWM
駆動信号を遅延させる積分回路と、前記それぞれの積分
回路の出力電圧と基準電圧を比較するコンパレータと、
前記それぞれのコンパレータの出力を反転ICで論理を
変えて入力するそれぞれの論理和ICとを備え、それぞ
れの上および下アームに入力したPWM駆動信号と、そ
れぞれの下および上アームに入力したPWM駆動信号を
前記積分回路で遅延させた出力電圧と基準電圧を比較し
前記コンパレータの出力を前記反転ICで論理を変えた
出力を論理和ICに入力することで、所定のオンディレ
イ時間を確保できていないPWM駆動信号が入力されて
も所定のオンディレイ時間以下のPWM駆動信号をパワ
ートランジスタに入力しないようにするオンディレイ保
護方法である。
【0008】このように、上および下アームに入力した
PWM駆動信号と、下および上アームに入力し積分回路
で遅延させ基準電圧と比較し反転ICで論理を変えた出
力とを論理和ICに入力し論理和をとることで、上下ア
ームの同時導通することを防止することができる。
PWM駆動信号と、下および上アームに入力し積分回路
で遅延させ基準電圧と比較し反転ICで論理を変えた出
力とを論理和ICに入力し論理和をとることで、上下ア
ームの同時導通することを防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0010】図1において、積分回路1〜6は、ダイオ
ード13〜18と抵抗器7〜12が並列に接続され、さ
らにコンデンサ19〜24を直列に接続して構成されP
WM駆動信号を遅延させる。この積分回路1〜6の出力
はコンパレータ25〜30のマイナス側に接続され、プ
ラス側に接続した基準電圧Vrefと比較する。さらに
コンパレータ25〜30の出力を反転IC31〜36で
反転し論理和IC37〜42に入力しU〜ZのPWM駆
動信号と論理和をとる。この論理和ICの出力によりパ
ワートランジスタのPWM駆動信号が所定のオンディレ
イ時間以下にならないようにする。
ード13〜18と抵抗器7〜12が並列に接続され、さ
らにコンデンサ19〜24を直列に接続して構成されP
WM駆動信号を遅延させる。この積分回路1〜6の出力
はコンパレータ25〜30のマイナス側に接続され、プ
ラス側に接続した基準電圧Vrefと比較する。さらに
コンパレータ25〜30の出力を反転IC31〜36で
反転し論理和IC37〜42に入力しU〜ZのPWM駆
動信号と論理和をとる。この論理和ICの出力によりパ
ワートランジスタのPWM駆動信号が所定のオンディレ
イ時間以下にならないようにする。
【0011】次に、オンディレイ時間tdを中心にPW
M駆動信号について、図2を用いて説明する。
M駆動信号について、図2を用いて説明する。
【0012】まず、マイコンが出力するPWM駆動信号
において、オンディレイ時間がないPWM信号を入力し
た場合U,Xは、積分回路1,4を通過すると遅延した
信号U1,X1となる。この信号はコンパレータ25,
28で基準電圧Vrefと比較されてU2,X2信号と
なりオンディレイの規定時間tdが設定される。このU
2を反転した信号U3とXを論理和IC40に入力し、
X2を反転した信号X3とUを論理和IC37に入力す
る。その出力で所定のオンディレイ時間tdを確保でき
る。
において、オンディレイ時間がないPWM信号を入力し
た場合U,Xは、積分回路1,4を通過すると遅延した
信号U1,X1となる。この信号はコンパレータ25,
28で基準電圧Vrefと比較されてU2,X2信号と
なりオンディレイの規定時間tdが設定される。このU
2を反転した信号U3とXを論理和IC40に入力し、
X2を反転した信号X3とUを論理和IC37に入力す
る。その出力で所定のオンディレイ時間tdを確保でき
る。
【0013】同じように、VとY3を論理和IC38、
WとZ3を論理和IC39、XとU3を論理和IC4
0、YとV3を論理和IC41、ZとW3を論理和IC
42に入力しその出力でパワートランジスタの各相の駆
動信号において、所定のオンディレイ時間を確保でき
る。
WとZ3を論理和IC39、XとU3を論理和IC4
0、YとV3を論理和IC41、ZとW3を論理和IC
42に入力しその出力でパワートランジスタの各相の駆
動信号において、所定のオンディレイ時間を確保でき
る。
【0014】なお、規定時間tdは積分回路1〜6の時
定数を変えるか、コンパレータ25〜30の基準電圧V
refを変えることで自由に設定できる。
定数を変えるか、コンパレータ25〜30の基準電圧V
refを変えることで自由に設定できる。
【0015】また、パワートランジスタをIGBTで説
明したが、MOSトランジスタ,バイポーラトランジス
タでも同様に実施できる。
明したが、MOSトランジスタ,バイポーラトランジス
タでも同様に実施できる。
【0016】
【発明の効果】上記の実施例から明らかなように本発明
によれば、インバータ部のパワートランジスタのPWM
駆動信号においてオンディレイ時間が確保できていない
PWM駆動信号が入力されても、上下アームの同時導通
を防止でき、パワートランジスタを保護できる。
によれば、インバータ部のパワートランジスタのPWM
駆動信号においてオンディレイ時間が確保できていない
PWM駆動信号が入力されても、上下アームの同時導通
を防止でき、パワートランジスタを保護できる。
【図1】オンディレイ時間設定回路図
【図2】PWM駆動信号の説明図
1,2,3,4,5,6 積分回路 25,26,27,28,29,30 コンパレータ 31,32,33,34,35,36 反転IC 37,38,39,40,41,42 論理和IC Vref 基準電圧
Claims (1)
- 【請求項1】 パワートランジスタのPWM駆動におい
て、パワートランジスタの上下それぞれのアームに入力
するPWM駆動信号を遅延させる積分回路と、前記それ
ぞれの積分回路の出力電圧と基準電圧を比較するコンパ
レータと、前記それぞれのコンパレータの出力を反転I
Cで論理を変えて入力するそれぞれの論理和ICとを備
え、それぞれの上および下アームに入力するPWM駆動
信号とそれぞれの下および上アームに入力するPWM駆
動信号を前記積分回路で遅延させた出力電圧と基準電圧
を比較し前記コンパレータの出力を前記反転ICで論理
を変えた出力を論理和ICに入力することで所定のオン
ディレイ時間を確保できていないPWM駆動信号が入力
されても所定のオンディレイ時間以下のPWM駆動信号
をパワートランジスタに入力しないようにするオンディ
レイ保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315869A JP2000152658A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | オンディレイ保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315869A JP2000152658A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | オンディレイ保護方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000152658A true JP2000152658A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18070584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10315869A Pending JP2000152658A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | オンディレイ保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000152658A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033048A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-31 | Toyota Motor Corp | インバータ装置 |
JP2005160265A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Hitachi Ltd | 電力変換装置及びこれを用いる回転電機装置 |
JP2006320177A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Hitachi Ltd | 回転電機制御装置 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10315869A patent/JP2000152658A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033048A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-31 | Toyota Motor Corp | インバータ装置 |
JP4736259B2 (ja) * | 2001-07-09 | 2011-07-27 | トヨタ自動車株式会社 | インバータ装置 |
JP2005160265A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Hitachi Ltd | 電力変換装置及びこれを用いる回転電機装置 |
JP4493991B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2010-06-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力変換装置及びこれを用いる回転電機装置 |
JP2006320177A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Hitachi Ltd | 回転電機制御装置 |
JP4614820B2 (ja) * | 2005-05-16 | 2011-01-19 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転電機制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040928 |