JP2000152458A - ケーブルトレイの接続構造 - Google Patents

ケーブルトレイの接続構造

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JP2000152458A
JP2000152458A JP10326280A JP32628098A JP2000152458A JP 2000152458 A JP2000152458 A JP 2000152458A JP 10326280 A JP10326280 A JP 10326280A JP 32628098 A JP32628098 A JP 32628098A JP 2000152458 A JP2000152458 A JP 2000152458A
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JP
Japan
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tray
linear
connection
trays
cable
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Application number
JP10326280A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Sukemiya
信行 助宮
Toshio Ogauchi
俊雄 小河内
Hidenori Arakawa
英則 荒川
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原価低減に好適なケーブルトレイの接続構造を
提供する。 【解決手段】直線型のトレイを使用し、各トレイ11、
12、13、15、16の底板と側板の上縁に固定した
U字状の接続板17、またはL字状断面の接続板18、
19を介してトレイの深さに相当する段差を設けて互い
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント設備の動
力配線用ケーブルの敷設手段に係り、特に、前記ケーブ
ルを載置して建造物や構造物内を引き回すために設けた
ケーブルトレイの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のように、プラント設備に使用する
ケーブルは、ケーブルトレイ内に載置収容して建造物や
構造物内を張設し、各種の配線などを行なっている。こ
のようなケーブルトレイは、建造物や構造物に合わせて
上下、左右に敷設の高さや方向を変えるために、ケーブ
ルの長手方向に段差を設けて延長接続したり、長手方向
と交差する方向に分岐接続したりする必要があり、敷設
の長さも段数も長大になる。例えば、大型火力発電所の
場合には敷設長が数千メートルにも達し、複雑に方向を
変換したり、分岐接続の個所も多くなるので、図2に示
すように、ケーブルトレイの形状もこれに適合するよ
う、主体要素である直線型のトレイ1、2、3、4、5
に、各種の形状の繋ぎ部品6、7、8を結合する必要が
あるため、部品費、加工費ともに設備費用が増加する問
題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、延長接続
部や分岐接続部に繋ぎ部品を使用することに伴い、加工
作業が増加するため、設備費用も増大するという従来技
術の問題点に鑑み、直線型のトレイを主体として使用
し、原価低減に好適なケーブルトレイの接続構造を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は特許請求の範囲に記載するように構成され
ている。すなわち、底板と両側板によりコ字状の断面を
形成する第1の直線型トレイと第2の直線型トレイと
を、長手方向に延長接続、または、長手方向と交差する
方向に互いに分岐接続する本発明のケーブルトレイの接
続構造は、第1、第2の直線型トレイの底板同士、若し
くは、前記第1の直線型トレイの側板の一方と第2の直
線型トレイの底板との接続を、L字状断面、または、U
字状断面を有する接続板を介して連結固定することによ
って得られる。
【0005】すなわち、長手方向と交差する角度は、必
ずしも90°とは限らないが、例えば、水平方向に90
°の分岐角度を有して分岐接続する部分は、直線型のト
レイの側板の上縁に接続板を固定し、この接続板を介し
て他方の直線型のトレイの底板と固定する。分岐角度が
90°と多少異なる場合に、接続部分に僅かの間隙が生
じても支障がないが、状況に応じては、直線型のトレイ
の底板を分岐角度に合わせて調整することを妨げるもの
ではない。また、水平方向には分岐角度を有せず、直線
形で単に鉛直方向にのみ段差を有する曲げのある延長接
続部分は、接続底板を介して直線型のトレイの底板同士
を互いに接続すればよい。
【0006】上記の構成を有するケーブルトレイによれ
ば、水平方向に概ね90°の分岐角度を有する接続部分
は、直線型のトレイの深さに相当する段差を生ずるが、
ケーブル自体の可撓性により、敷設上に支障を来すこと
はなく、直線型のトレイのみで従来技術のような特殊の
繋ぎ部品を使用することなく、ケーブルの敷設が可能と
なる。本発明のケーブルトレイ及び接続板、接続底板の
材質は、一般には2.3mm厚さのSS鋼板が使用され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明す
る。図1(a)は、本発明に係るケーブルトレイ(以下
トレイと略記)の実施の形態を示す全体斜視図であり、
図1(b)、(c)、(d)は部分図である。トレイ1
1〜トレイ16はすべて直線型のトレイである。図1
(a)において、トレイ11とトレイ14とは、互いに
平行に配設され、トレイ11はトレイ13を経てトレイ
14と接続されている。また、トレイ14とトレイ15
とは、概ね45°の分岐角度を有するように接続するた
めに、トレイ15の底板10を45°の角度で裁断し接
続板18を用いて接続されている。また、トレイ15の
取付けに際し、水平方向と鉛直方向の両方向に複合角が
必要な場合には、L字状の接続板18の曲げ角度の変化
により取付けの角度修正が可能である。分岐角度が小さ
い場合には、トレイ14とトレイ15との接続部に多少
の間隙を残して接続板18を介して接続してもよい。
【0008】図1(b)に示すように、トレイ11は、
底板9と両側に側板10aを有し、トレイ12、13、
14、15は底板9と両側の側板10からなる。トレイ
11の側板10aは縁部eを有する点で、トレイ12、
13、14、15の側板10とは外形を異にしている。
また、トレイ12とトレイ11、及び、トレイ11とト
レイ13とは接続板17を介してボルトなどを用いて互
いに固定されている。トレイ13とトレイ14との接続
に接続板18を用いているのは、接続する対手の位置関
係によるものであって、接続板17と接続板18は、形
状が多少相違するだけで機能的に差異はない。図1
(d)は、ボルト締付部の断面を示し接続板17の端部
を僅かに曲げて締付後の緩み止めの効果を図った構造の
一例を示す。
【0009】図1(c)に示すように、トレイ11とト
レイ16とは直線方向に比較的大きな段差をもって接続
されるため、トレイ11とトレイ16とは、それぞれの
底板10と底板10とを接続板19を介して接続されて
いる。接続板19は、適度の曲率を有するように加工
し、ケーブルに無理な負荷が掛からないように配慮され
ている。
【0010】本発明は上記実施の形態に示すように、ト
レイ11、トレイ12などを主体部品として使用すると
共に、トレイ11とトレイ12、13を結ぶ分岐接続部
及び曲り接続部には、例えば、平板をU型に曲げ加工し
た接続底板17、または、平板をL型に曲げ加工した接
続板18、19を用いて接続され、種々の所定トレイ幅
に設定した直線型トレイの使用によるケーブルトレイの
構造を提示したものである。
【0011】本発明は、図1に示したソリッド型ケーブ
ルトレイ、すなわち、全横断面がコ字状の樋状トレイに
ついて記載しているが、ラダー型ケーブルトレイ、すな
わち200mm〜300mmのピッチでトレイの幅方向
に横材を並べたコ字状の梯子形のケーブルトレイの敷設
に対しても同様に適用が可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明の実施により、分岐接続部、水平
方向及び垂直方向の曲り接続部、その他の異形曲り接続
部を有するケーブルトレイの敷設に関し、直線型のトレ
イのみを使用し、所要のトレイ幅を設定するのみで、特
殊な形状の成型接続部材を使用する必要がなくなり、原
価の低減と部品及び製品管理の容易化が図られ大きな経
済効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブルトレイの実施の形態を示
す全体斜視図(a)、及び部分図(b)、(c)、
(d)である。
【図2】従来技術のケーブルトレイの全体斜視図
(a)、及び部分図(b)である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5…トレイ 6、7、8…繋ぎ部
品 9…底板 10、10a…側板 11、12、13、14、15、16…トレイ 17、18…接続板 19…接続底板
フロントページの続き (72)発明者 荒川 英則 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 Fターム(参考) 5G357 AA01 BA04 BA10 BB04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板と両側板によりコ字状の断面を形成す
    る第1の直線型トレイと第2の直線型トレイとを、長手
    方向に延長接続、または、長手方向と交差する方向に互
    いに分岐接続するケーブルトレイの接続構造において、 第1、第2の直線型トレイの底板同士、若しくは、前記
    第1の直線型トレイの側板の一方と第2の直線型トレイ
    の底板との接続を、L字状断面、または、U字状断面を
    有する接続板を介して連結固定することを特徴とするケ
    ーブルトレイの接続構造。
JP10326280A 1998-11-17 1998-11-17 ケーブルトレイの接続構造 Pending JP2000152458A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6663054B2 (en) 2001-10-26 2003-12-16 Fci Combined safety clip and closure for a conductor support
KR100887098B1 (ko) * 2008-07-17 2009-03-04 주식회사 오피시스 케이블 배선용 덕트에 사용되는 드롭
KR20150145012A (ko) 2014-06-18 2015-12-29 주식회사 에이제이월드 덕트 어셈블리

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6663054B2 (en) 2001-10-26 2003-12-16 Fci Combined safety clip and closure for a conductor support
KR100887098B1 (ko) * 2008-07-17 2009-03-04 주식회사 오피시스 케이블 배선용 덕트에 사용되는 드롭
KR20150145012A (ko) 2014-06-18 2015-12-29 주식회사 에이제이월드 덕트 어셈블리

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