JP2000152158A - 記録形式判定装置 - Google Patents

記録形式判定装置

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JP2000152158A
JP2000152158A JP10322460A JP32246098A JP2000152158A JP 2000152158 A JP2000152158 A JP 2000152158A JP 10322460 A JP10322460 A JP 10322460A JP 32246098 A JP32246098 A JP 32246098A JP 2000152158 A JP2000152158 A JP 2000152158A
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Masayasu Kaneko
雅保 金子
Shoji Nemoto
章二 根本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単でかつ確実に、記録媒体に記録さ
れている信号の記録フォーマットを判定することができ
るVTR装置用の記録形式判定装置の実現を課題とす
る。 【解決手段】 回転ヘッド1で再生された信号を自動利
得制御機能を有するヘッドアンプ3で所定レベルに増幅
した後、狭帯域フィルタBPF1(5)と、その出力を
増幅検波する検波回路DET1&LPF(8)で周波数
を選択して検波し、差動比較器COMP1(10)で規
準電圧REF1(9)と比較し、比較結果を積分回路1
(11)で積分してホールド回路(12)でホールドし
た後、規準電圧REF2(14)と差動比較器COMP
2(13)で比較し、この比較結果出力から記録媒体に
記録された信号の記録フォーマットの判定をマイコン1
5で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録形式判定装置
に関し、特に記録媒体に記録された信号がアナログ記録
フォーマットであるかディジタル記録フォーマットであ
るかを判別可能なヘリカルスキャンVTR装置用の記録
形式判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の技術の進歩にともない、同一形状
の小型記録媒体(カセット)に、ビデオ信号を、アナロ
グフォーマットででもディジタルフォーマットででも記
録し再生することが可能になってきている。したがっ
て、8mmフォーマットの記録再生装置などで、ドラム
回転速度およびキャプスタン速度を切り替えるように構
成して、同一の装置でアナログ記録再生、ディジタル記
録再生ができるようにすれば、メリットは大きくなる。
しかし、この場合、再生時には記録媒体(カセット)に
アナログフォーマットで記録されているのかディジタル
フォーマットで記録されているのかを判別して、自動的
に記録フォーマットに合致したドラム回転速度あるいは
キャプスタン速度、再生周波数帯域を選択する必要が生
まれる。
【0003】記録フォーマットの判別方法としては8m
mやHi8mmフォーマットマット特有のYFM(FM
輝度信号)のスペクトラムポイントや重畳信号等の有無
を判別する方法も考えられるが、ディジタルフォーマッ
ト記録では電磁変換系の全帯域を有効利用するため広帯
域スペクトラムとなっていて、特定のスペクトラムポイ
ントだけで相違を判定するのは一般に困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、同一の
VTR装置でアナログ記録再生、ディジタル記録再生が
可能なような構成を考えた場合、再生時には記録媒体に
記録されている信号の記録フォーマットを自動判定する
必要が生まれる。
【0005】本発明は、比較的簡単でかつ確実に、記録
媒体に記録されている信号の記録フォーマットを判定す
ることができるVTR装置用の記録形式判定装置の実現
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、ディジタル記録フォーマットまたはアナ
ログ記録フォーマットで記録媒体に記録された信号を同
一のヘッド・ロータリー系またはそれぞれ専用のヘッド
・ロータリー系で再生可能なVTR装置に用いられる記
録形式判定装置であって、前記ヘッド・ロータリー系で
再生された信号を自動利得制御機能を有する増幅手段で
所定レベルに増幅した後、特定の狭周波数帯域を抽出す
る第1の帯域抽出手段と、この第1の帯域抽出手段の出
力を増幅検波して第1の基準値と比較する第1の比較検
出手段と、この第1の比較検出手段の比較結果出力を積
分しホールドした後、第2の基準値と比較する第2の比
較検出手段と、前記第2の比較検出手段の比較結果出力
から記録媒体に記録された信号の記録フォーマットの判
定を行う記録フォーマット判定手段とを具備することを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる記録形式判
定装置を添付図面を参照にして詳細に説明する。まず、
アナログ記録されたビデオ信号とディジタル記録された
ビデオ信号との再生信号の周波数アロケーションの相違
について説明する。8mmフォーマット記録再生装置に
おいて、そのドラム回転速度およびキヤプスタン速度を
切り替えてディジタルフォーマットも記録再生できるよ
うに構成した装置においては、ディジタル記録時も同一
形状の小型記録媒体(カセット)をそのまま安価に利用
できるメリットがあるが、再生時にアナログ8mmフォ
ーマットで記録されているか、あるいはディジタルフォ
ーマットで記録されているかを判別し、表示するか、あ
るいは自動切り替えを行って再生する必要が生じる。
【0008】アナログ記録(例えばNTSC8mmビデ
オ)のフオーマット上の特徴は多重信号の周波数アロケ
ーションが図1のように決められており、お互いの周波
数が重ならないような隙間構成となっていることであ
る。各帯域は情報(映像)に応じて時間とともにその占
有帯域は刻々変化するがいずれにしてもアロケーション
的にお互いが重ならないという特徴を持つ。それに対し
てディジタルフォーマット記録の周波数スペクトルはM
系列のランダマイズ化が行われ、おおよそ全帯域に亙り
分布して時間的に変化することが少ないという特徴を持
つ。
【0009】図2は、8mmビデオの記録再生時のドラ
ムスピードに対するディジタル記録再生時のドラムスピ
ードレシオを2.5倍にとった場合に、8mmビデオの
再生ドラム回転速度でのアナログ記録とディジタル記録
の両スペクトラムの様相を示す。先に述べたようにディ
ジタルフォーマット信号はスクランブルド記録され、そ
のスペクトラムは情報信号(映像等)によらず広帯域に
隙間なく記録される。一方アナログフォーマット信号は
映像、音声、トラッキング等いくつかの周波数アロケー
ションをもち、各々の周波数帯域が互いに重ならない様
に隙間が設けられている(図1、図2参照)。
【0010】このアナログフォーマット上の隙間となる
部分の周波数成分の有無を両信号で比較判別し、隙間部
分に信号レベルが有るならディジタル、無いならアナロ
グフォーマット記録であると判定すれば良い。この隙間
周波数は低い周波数ほど増幅及び検出に都合が良く、8
mm再生ドラム回転速度での場合、8mmフォーマット
では低域変換クロマ周波数帯域と音声信号用のAFM周
波数帯域との隙間、1〜1.4MHz帯域がこれに相当
する(図2の斜線部)。この隙間部分の1.1MHz近
傍でのディジタル/アナログのレベル比率は20dB程
度となり、狭帯域フィルターで検出すれば容易に判別可
能になる。
【0011】一方ディジタル再生時では、ドラム回転速
度が仮にアナログ再生時の2.5倍とすれば以上の関係
はアスペクト比が2.5倍になるだけで、2.5〜3.
5MHz帯域が検出する為の隙間となる。
【0012】ところで、この検出方法だけだと無記録テ
ープも無しと検出されてアナログ記録と判定されるた
め、再生テープに信号が記録されている状態か否かを別
に判別し併用する必要がある。信号が記録されているか
否かの判別は、記録される信号レベルが情報によって変
化しない信号を検出するのが望ましい。8mmフォーマ
ットではYFM(輝度信号)の出力レベルが高くこれに
相当する。平均キャリア周波数はノーマルモードで5M
Hz、Hi8モードで7MHzである。ところがディジ
タル再生ドラム回転時では回転速度が2.5倍となる
為、アスペクト比は2.5倍に拡大し、等価再生周波数
は12.5〜17.5MHz(8mmPALでは15〜
21MHz)程度となる。
【0013】この様に広帯域に渡って変化するYFMを
利用しての信号有無検出は不都合が生じる。そこでディ
ジタルドラム回転時は8mmフォーマット上必ず規定さ
れているAFM信号(音声信号)1.5MHzの2.5
倍の等価再生帯域(3.5MHz〜4.5MHz)での
検出を行うようにした。この帯域中心に比較的ブロード
にフィルター検出することにより8mm再生ドラム回転
時ではYFM信号の検出が、ディジタルドラム回転時で
はAFM信号の検出が可能となり、両方のドラム回転時
でも特にフィルターを切り替えることなく検出できる。
【0014】次に、本発明の記録形式判定装置の構成と
機能を、図3の本発明の一実施の形態のブロック図に沿
って説明する。今仮にドラム回転速度が8mm再生モー
ドであるとする。先に説明したようなスペクトルでディ
ジタル、アナログ、あるいはそれらの混在記録されたテ
ープをこの速度で再生すると、回転ヘッド1によりRF
再生出力が得られる。このRF信号はヘッドアンプ3で
所要レベルまで増幅された後、一方は記録有無検出判別
回路(このテープには信号が記録されているか否かを判
定する回路)Aに、他方はAGC4でその信号レベルを
一定にした後、ディジタル/アナログ(フォーマット)
判別回路Bに供給される。
【0015】ディジタル/アナログ判別回路Bに入力さ
れた信号は1.1MHz近傍を中心とする狭帯域フィル
タBPF1(5)でその成分のみを抜き出し両者の差違
を調べるため、検出可能レベルまでAMP1(7)で増
幅される。その後、DET1(8)で検波され、LPF
(8)で処理され、出力信号は差動比較器COMP1
(10)の+側に入力されて−側に入力される規準電圧
REF1(9)のV1と比較される。この規準電圧RE
F1(9)は、無信号時の+側入力電圧よりも高めに設
定されており、無信号時は差動比較器COMP1(1
0)の比較出力はLOWとなっているが、あるレベル以
上の検波出力が+側に入力されるとLOWからHIGH
となるように設定されている。
【0016】ディジタル記録されたテープを再生すると
離散的、かつ継続的にHIGH信号が得られる。この信
号から瞬時的なHIGH要因(例えば、低域変換色信
号、AFM信号の瞬時的側波帯域の広がり、あるいはド
ラム回転起動、停止時の等価再生周波数の影響等)を除
去する為、数10msの時定数で積分回路1(11)で
積分処理した後、その積分値はホールド回路12に入力
される。
【0017】このホールド回路12は次のような目的で
挿入されている。すなわち、異なるフォーマットを互い
に異なる再生モードでテープ走行するとサーボが外れ正
確なトラッキングができなくなることがある。その場
合、異なるヘッドアジマス角で再生する為、数フィール
ドに一回しかRF再生出力が得られず連続検出が困難と
なる。変速再生時、あるいはヘッドが汚れた場合、ドラ
ム回転起動停止時も同様な現象が起きる。この様にRF
再生出力が著しく低下したときは、その直前の積分値を
このホールド回路12でホールドすることにより検出を
容易にしている。このホールド回路12のオン/オフ制
御は後述する記録有無検出判別回路Aより得られる。
【0018】ホールド回路12の出力信号は差動比較器
COMP2(13)の+側に入力され、−側のREF2
(14)のV2電圧で判定される。この例ではCOMP
1(10)の出力がディジタルフォーマットを意味して
おればCOMP2(13)の出力もHIGHとなる。こ
の出力は検出信号1であって、マイコン15に入力され
る。この検出信号1の状態と記録有無検出判別回路Aか
ら出力される記録有り及び状態遷移中等の条件をマイコ
ン15が検知してドラム回転及び走行系をディジタル再
生モードに切り替える。またディジタル/アナログ判別
回路Bの狭帯域フィルタBPF1(5)をBPF2
(6)に切り替えることになる。以後の動作はほぼ同様
に行われる。
【0019】記録信号有無判定回路Aも同様な処理が行
われる。この回路では、テープヘッド1より得られるレ
ベル変動を含むRF出力をそのまま検出の為の入力信号
として用いている。入力信号は4.2MHz近傍を中心
とする比較的ブロードな帯域フィルタBPF3(18)
を経由してAMP2(19)で増幅される。
【0020】その後、DET3(20)で検波され、L
PF(20)で処理され、出力信号は差動比較器COM
P3(22)の+側に入力される。DET3(20)の
LPFはRF出力のレベル変動のエンベロープが得られ
るような時定数に設定する。COMP3(22)での比
較は主に無記録かあるいは変速再生時等に生まれるレベ
ル低下を検出できる様にREF3(21)の電圧V3が
設定されている。上例ではCOMP3(22)の出力は
記録有りでLOW、無しでHIGHとなる。この出力信
号は最終的に、片チャンネルヘッドクロツグ(ヘッドギ
ャップのヨゴレ)、変速再生時等の大きなレベル変動を
除去する為、積分回路2(23)で処理された後、差動
比較器COMP4(25)でREF4(24)の電圧V
4で判定される。COMP4出力は記録有りでHIG
H、無しでLOWとなる。この出力を検出信号2とす
る。
【0021】マイコン15はディジタル/アナログ判別
ブロックBよりの検出信号1と記録信号有無判別ブロッ
クAからの検出信号2とから、このテープ上に記録され
ているフォーマットを図4のように判定する。ただし、
図の検出信号1、検出信号2で0はLOW、1はHIG
Hを表す。検出信号2の信号が0ならば無記録テープで
あり、現在の走行モードをそのまま保ち変更はしない。
検出信号2の信号が1なら検出信号1の判定が有効とな
り、判定されたフォーマット再生に適した走行モードと
なる。
【0022】次に、本発明と直接関係はしないが、従来
のアナログ機(8mmビデオ)でのディジタル/アナロ
グの判別方法を示す。同一形状の記録媒体(カセット)
に従来のアナログ記録のほかに新たにディジタル記録フ
ォーマツトを追加すると、当然、従来の装置ではこのデ
ィジタル部分は再生は出来ないことになる。この場合テ
ープカウンターは動くが(記録されているが)、映像信
号再生時のシンク(同期)信号がえられないと、再生画
が出ないことがある。この場合機器の故障と認識される
おそれがある。
【0023】先にも述べたように、ディジタル記録信号
は周波数的にはランダマイズ化されて記録されている
為、従来のアナログVTRで再生すると、(再生映像信
号にミュートがかかっていなければ)ノイズ画面として
観測される。この映像は一般ユーザにとっては無記録テ
ープの再生ノイズなのか、ディジタル記録の再生信号な
のかを判別することが容易でない。しかし、トラック相
当、ディジタル記録テープフォーマットに時系列的な無
記録部分が設けられていれば、アナログ再生時に、それ
に相当する部分が他の部分と様相の異なる帯状のノイズ
となって現れる。
【0024】一般のVTRは映像同期が得られないと再
生画をミュートする機能がある為、上記特徴は、通常で
は再生時確認できないが、疑似垂直同期信号を挿入して
再生するPAUSE時等の変速再生画では確認すること
ができる。従って取り扱い説明書等に上記の帯ノイズの
確認の仕方を記述すれば、記録済みのテープのディジタ
ル/アナログの判別が従来のアナログVTRで実現でき
る。
【0025】以上に述べたような自動判別を行うことに
より、ディジタル/アナログ信号を同一記録媒体(8m
mカセット)に記録する機器の再生時の不都合が解消さ
れた。また、従来機(8mm再生機)で、記録済みテー
プの再生画面上での判別方法の記述はユーザーに対する
無用なトラブルを除去し、安心感を与えることが出来
る。8mmフォーマットのAFM周波数と低域変換クロ
マ周波数との隙間を狭帯域フィルタで検出する方式は検
出の為の信号レベル差が大きく得られるという特徴を持
つ為、判別が容易となる。
【0026】ドラム定速運転時以外にドラム立ち上がり
時、その狭帯域フィルタから得られる等価再生信号キヤ
リアの情報が、ディジタルでは離散的かつ連続的に得ら
れるが8mmフォーマット信号では孤立する周波数アロ
ケーションの為、離散的に瞬時的にしか得られないとい
う特徴を持つ。この相違は本方式の積分回路により検出
されるので、テープローディング等の立ち上がり時など
早い時期での判別も可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、ディジタル記録フォーマットまたはアナログ記
録フォーマットで記録媒体に記録された信号を同一のヘ
ッド・ロータリー系またはそれぞれ専用のヘッド・ロー
タリー系で再生可能なVTR装置に用いられる記録形式
判定装置であって、ヘッド・ロータリー系で再生された
信号を自動利得制御機能を有する増幅手段で所定レベル
に増幅した後、特定の狭周波数帯域を抽出する第1の帯
域抽出手段と、この第1の帯域抽出手段の出力を増幅検
波して第1の基準値と比較する第1の比較検出手段と、
この第1の比較検出手段の比較結果出力を積分しホール
ドした後、第2の基準値と比較する第2の比較検出手段
と、第2の比較検出手段の比較結果出力から記録媒体に
記録された信号の記録フォーマットの判定を行う記録フ
ォーマット判定手段とを具備することを特徴とする。こ
れにより、比較的簡単な回路構成で、確実に記録媒体に
記録されている信号の記録フォーマットを判定すること
ができる記録形式判定装置を実現することができる。
【0028】本発明の請求項2の発明は、ヘッド・ロー
タリー系で再生された信号から第1の帯域抽出手段が抽
出する帯域よりも広く中心周波数の異なる特定の周波数
域を抽出する第2の帯域抽出手段と、この第2の帯域抽
出手段の出力を増幅してエンべロープ検波して第3の基
準値と比較する第3の比較検出手段と、この第3の比較
検出手段の比較結果出力を積分して、第4の基準値と比
較する第4の比較検出手段と、この第4の比較検出手段
の比較結果からヘッド・ロータリー系で再生された信号
中の再生出力の有無および再生出力のレベル低下を判定
する再生出力判定手段と、第3の比較検出手段の比較結
果出力に応じて第2の比較検出手段での積分値のホール
ド機能を制御するホールド制御手段とを具備することを
特徴とする。これにより、比較的簡単な回路構成で、確
実に記録信号の有無を判定することができる記録形式判
定装置を実現することができる。
【0029】本発明の請求項3の発明は、第1の帯域抽
出手段の中心周波数をヘッド・ロータリー系のディジタ
ル再生時のドラム回転とアナログ再生時のドラム回転に
応じて切り替える帯域周波数切り替え手段を具備するこ
とを特徴とする。
【0030】本発明の請求項4の発明は、記録フォーマ
ットは8mmフォーマットであり、アナログ再生時のド
ラム回転では前記第1の帯域抽出手段の抽出周波数帯域
は1〜1.4MHzであり、ディジタル再生時のドラム
回転では前記第1の帯域抽出手段の抽出周波数帯域は
2.5〜3.5MHzであることを特徴とする。本発明
の請求項5の発明は、記録フォーマットは8mmフォー
マットであり、ディジタル再生時のドラム回転ではディ
ジタル記録フォーマット上の識別符号(ID)を認識す
る識別符号認識手段を具備し、ディジタル再生時のドラ
ム回転ではこの識別符号認識手段の認識結果から記録フ
ォーマットの判定を行い、アナログ再生時のドラム回転
では第1の帯域抽出手段の抽出周波数帯域は1〜1.4
MHzとし、第2の比較検出手段の比較結果出力から記
録フォーマットの判定を行うことを特徴とする。これら
により、容易かつ確実に再生信号のAFM周波数と低域
変換クロマ周波数との隙間の周波数成分を判定して、記
録媒体に記録されている信号の記録フォーマットを判定
することができる。
【0031】本発明の請求項6の発明は、記録フォーマ
ットは8mmフォーマットであり、第2の帯域抽出手段
は3.75〜4.5MHzを充分包括することを特徴と
する。これにより、ディジタル再生時のドラム回転では
主に等価再生されるAFM周波数の有無を、アナログ再
生時のドラム回転ではYFM周波数の有無を判定して確
実に記録信号の有無を判定することができる記録形式判
定装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アナログ記録(8mmビデオ)信号の周波数ア
ロケーションを示す図。
【図2】8mmビデオの再生ドラム回転速度でのアナロ
グ記録信号とディジタル記録信号の周波数アロケーショ
ンを示す図。
【図3】本発明の記録形式判定装置の一実施の形態の回
路ブロック図。
【図4】検出信号とテープ記録信号の有無とフォーマッ
トの関係を示す図表。
【符号の説明】
1…回転ヘッド、2…回転トランス、3…ヘッドアン
プ、4…AGC回路、5…狭帯域フィルタBPF1、6
…狭帯域フィルタBPF2、7…増幅器AMP1、8…
検波回路DET1&LPF、9…規準電圧REF1、1
0…差動比較器COMP1、11…積分回路1、12…
ホールド回路、13…差動比較器COMP2、14…規
準電圧REF2、15…マイコン、16…ドラム、17
…キャプスタン、18…帯域フィルタBPF3、19…
増幅器AMP2、20…検波回路DET3&LPF、2
1…規準電圧REF3、22…差動比較器COMP3、
23…積分回路2、24…規準電圧REF4、25…差
動比較器COMP4。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル記録フォーマットまたはアナ
    ログ記録フォーマットで記録媒体に記録された信号を同
    一のヘッド・ロータリー系またはそれぞれ専用のヘッド
    ・ロータリー系で再生可能なVTR装置に用いられる記
    録形式判定装置であって、 前記ヘッド・ロータリー系で再生された信号を自動利得
    制御機能を有する増幅手段で所定レベルに増幅した後、
    特定の狭周波数帯域を抽出する第1の帯域抽出手段と、 この第1の帯域抽出手段の出力を増幅検波して第1の基
    準値と比較する第1の比較検出手段と、 この第1の比較検出手段の比較結果出力を積分しホール
    ドした後、第2の基準値と比較する第2の比較検出手段
    と、 前記第2の比較検出手段の比較結果出力から記録媒体に
    記録された信号の記録フォーマットの判定を行う記録フ
    ォーマット判定手段とを具備することを特徴とする記録
    形式判定装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド・ロータリー系で再生された
    信号から前記第1の帯域抽出手段が抽出する帯域よりも
    広く中心周波数の異なる特定の周波数域を抽出する第2
    の帯域抽出手段と、 この第2の帯域抽出手段の出力を増幅してエンべロープ
    検波して第3の基準値と比較する第3の比較検出手段
    と、 この第3の比較検出手段の比較結果出力を積分して、第
    4の基準値と比較する第4の比較検出手段と、 この第4の比較検出手段の比較結果から前記ヘッド・ロ
    ータリー系で再生された信号中の再生出力の有無および
    再生出力のレベル低下を判定する再生出力判定手段と、 前記第3の比較検出手段の比較結果出力に応じて前記第
    2の比較検出手段での積分値のホールド機能を制御する
    ホールド制御手段とを具備することを特徴とする請求項
    1に記載の記録形式判定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の帯域抽出手段の中心周波数を
    前記ヘッド・ロータリー系のディジタル再生時のドラム
    回転とアナログ再生時のドラム回転に応じて切り替える
    帯域周波数切り替え手段を具備することを特徴とする請
    求項1に記載の記録形式判定装置。
  4. 【請求項4】 前記記録フォーマットは8mmフォーマ
    ットであり、アナログ再生時のドラム回転では前記第1
    の帯域抽出手段の抽出周波数帯域は1〜1.4MHzで
    あり、ディジタル再生時のドラム回転では前記第1の帯
    域抽出手段の抽出周波数帯域は2.5〜3.5MHzで
    あることを特徴とする請求項3に記載の記録形式判定装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録フォーマットは8mmフォーマ
    ットであり、 ディジタル再生時のドラム回転ではディジタル記録フォ
    ーマット上の識別符号(ID)を認識する識別符号認識
    手段を具備し、ディジタル再生時のドラム回転ではこの
    識別符号認識手段の認識結果から記録フォーマットの判
    定を行い、 アナログ再生時のドラム回転では前記第1の帯域抽出手
    段の抽出周波数帯域は1〜1.4MHzとし、前記第2
    の比較検出手段の比較結果出力から記録フォーマットの
    判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録形式
    判定装置。
  6. 【請求項6】 前記記録フォーマットは8mmフォーマ
    ットであり、前記第2の帯域抽出手段は3.75〜4.
    5MHzを充分包括することを特徴とする請求項2に記
    載の記録形式判定装置。
JP10322460A 1998-11-12 1998-11-12 記録形式判定装置 Pending JP2000152158A (ja)

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