JP2630866B2 - 再生映像信号の記録モード判別装置 - Google Patents

再生映像信号の記録モード判別装置

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JP2630866B2
JP2630866B2 JP3132819A JP13281991A JP2630866B2 JP 2630866 B2 JP2630866 B2 JP 2630866B2 JP 3132819 A JP3132819 A JP 3132819A JP 13281991 A JP13281991 A JP 13281991A JP 2630866 B2 JP2630866 B2 JP 2630866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再生映像信号の記録モー
ド判別装置に係り、特に被周波数変調映像信号の搬送波
周波数を選択したモードに応じて切換えて記録された磁
気テープの再生時に、再生映像信号の記録モードを判別
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開昭62−296684号
(H04N5/93)には、記録媒体再生装置における再生
映像信号の記録モード判別装置に係る再生系信号処理回
路の制御技術が開示されており、前記記録モード判別装
置は、自動利得制御回路(AGC回路)により略一定レ
ベルに保たれたシンクチップレベルの直流レベルの差に
応じてモード判別信号を作成してスイッチ回路を切換制
御する。
【0003】即ち、前記記録モード判別装置に於いて
は、標準モード又は高画質モードの夫々のイコライザを
介しAGC回路を通して得られた出力信号を入力し、再
生映像信号を復調した後、LPFにてキャリアを除去
し、再生輝度信号のシンクチップレベル区間の直流レベ
ルをサンプル及びホールドしてコンパレータの非反転入
力端子へ出力する。また、コンパレータの反転入力端子
には所定の基準電圧が供給されており、前記再生輝度信
号のシンクチップレベル区間の直流レベルと基準電圧と
を比較して、その比較結果に応じたモード判別信号を出
力する。
【0004】この様に、復調して得られた再生映像信号
からその同期信号区間の直流レベルを検出し該直流レベ
ルと所定の基準値とを比較して、その比較結果に応じて
前記再生映像信号の記録モードを判別する装置が示され
ている。
【0005】これにより、再生映像信号の絵柄が変化す
ることによる誤動作を起こすことなくモード判別を自動
的に行ない、切換スイッチの切換操作を不要にして使い
勝手を向上するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来技術に
於いては、再生輝度FM信号をFM復調した後、これを
検波し、その直流レベルにより判別する周波数復調方式
の記録モード判別を行っていたので、回路構成に要する
コストが高く、また、モード判別のスピードが遅いとい
う欠点があった。
【0007】本発明は上記欠点を解決するもので、記録
モード判別回路に入力される記録モード判別信号には、
プリアンプで増幅されAGC回路を通した再生輝度FM
信号を、VHS方式に基づくピーキング特性によるVH
Sイコライザ回路を介して処理された再生輝度FM信号
を記録モード判別信号として使用する。
【0008】そして、記録モード判別回路により、S−
VHS方式に基づく同期信号近傍に共振周波数を有した
ピーキング周波数特性回路を介した後AM復調して直流
レベルに検波し、該検波レベルと所定の基準レベルとの
間にヒステリシス特性を持たせたヒステリシス型コンパ
レータにより、標準モードと高画質モードのモード判別
を行う再生映像信号の記録モード判別装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では記録
媒体再生装置における再生映像信号の記録モード判別
を、AGC回路と、該AGC回路によりレベルを一定に
制御された再生輝度FM信号をピーキング処理しエンベ
ロープの適正化を行うVHSイコライザ回路と、該VH
Sイコライザ回路より供給されS−VHSの同期信号付
近をピーキングする周波数特性の5.8MHzピーキン
グ回路とFM信号を直流レベルに検波するAM復調器と
該検波レベルをヒステリシス特性比較するヒステリシス
型コンパレータよりなる記録モード判別回路とを備え、
再生映像信号の搬送波周波数が互いに異なるモードのう
ち、一のモードで記録された磁気テープを再生して得ら
れた再生輝度FM信号をVHS方式に基づくピーキング
特性で該同期付近を増幅し、該増幅後の再生輝度FM信
号を更にS−VHS方式の同期信号近傍をピーキングし
た後直流レベルにAM検波し、該検波レベルをヒステリ
シス特性比較することにより記録モードを判別すること
を特徴とする。
【0010】
【作用】記録モード判別回路の記録モード判別信号に、
AGCによりレベルが一定に制御されVHS方式に基づ
くピーキング特性(4MHz付近をピーキングする特
性)のVHSイコライザ回路を介して処理された再生輝
度FM信号を使用するため、S−VHS方式で記録され
た磁気テープを再生したときの前記再生輝度FM信号
は、S−VHS方式に基づく同期信号キャリアの低域側
(同期信号近傍)が大きくピーキングされ、S−VHS
方式に基づくピーキング特性のS−VHSイコライザ回
路を介して処理された再生輝度FM信号を使用するより
モード判別信号として大きなレベルが得られる。これに
対し、VHS方式で記録された磁気テープを再生したと
きの前記再生輝度FM信号は、VHS方式に基づく同期
信号キャリアの中心付近がピーキングされると共にS−
VHS方式における同期信号近傍(6MHz付近)が大
きく減衰する。
【0011】また、前記記録モード判別回路は、前記記
録モード判別信号をS−VHS方式に基づいてS−VH
Sの同期信号付近をピーキングする周波数特性の5.8
MHzピーキング回路により、VHS方式に基づく同期
信号(即ち、3.4MHz〜4.4MHz)のキャリア
が減衰されると共に、S−VHS方式に基づく同期信号
近傍のキャリアが十分に増幅される。
【0012】
【実施例】図1は本発明による記録モード判別装置のブ
ロック図を示す。
【0013】磁気ヘッドにより磁気テープから再生され
プリアンプで増幅された再生FM映像信号は入力端子1
に入力される。そして、再生FM映像信号は、低域フィ
ルタ(LPF)2及び高域フィルタ(HPF)3の夫々
に供給され、前記LPF2により再生FM映像信号が再
生色信号帯域に帯域制限され、該再生色信号は色信号再
生処理回路4へ供給される。また、前記HPF3により
再生FM映像信号から帯域制限された再生輝度FM信号
は、標準モード(VHS方式)と高画質モード(S−V
HS方式)の記録モード判別に応じて再生輝度FM信号
処理される。
【0014】前記再生輝度FM信号は、再生輝度FM信
号のレベルを一定に制御するAGC回路5を通した後S
−VHSイコライザ回路6とVHSイコライザ回路7に
夫々入力され、前記S−VHSイコライザ回路6により
S−VHS方式に基づいてピーキング処理されエンベロ
ープが適正化された再生輝度FM信号がスイッチ回路8
の入力端子8aに出力される。また、前記VHSイコラ
イザ回路7によりVHS方式に基づいてピーキング処理
されエンベロープが適正化された再生輝度FM信号の一
方がスイッチ回路8の入力端子8bに出力される。
【0015】また、前記VHSイコライザ回路7を通し
た再生輝度FM信号の他方は記録モード判別回路9に出
力され、該記録モード判別回路により磁気テープに記録
された記録モードが判別され、該記録モード判別信号が
前記スイッチ回路8の制御端子8cと後述するスイッチ
回路13の制御端子13cの夫々に供給される。そし
て、前記制御端子への記録モード判別信号入力に応じて
スイッチ回路の出力端子8dと13dに出力される再生
FM輝度信号が選択される。
【0016】前記記録モード判別信号により選択された
VHS方式又はS−VHS方式の再生輝度FM信号は、
リミッタ10を介してS−VHS用のFM復調器、LP
F、ディエンファシス回路等で構成される高画質モード
FM復調処理部11とVHS用のFM復調器、LPF、
ディエンファシス回路等で構成される標準モードFM復
調処理部12の夫々に入力されると共に夫々信号処理さ
れ、前記高画質モードFM復調処理部11からのS−V
HS再生輝度信号出力はスイッチ回路13の入力端子1
3aに、前記標準モードFM復調処理部12からのVH
S再生輝度信号出力はスイッチ回路13の入力端子13
bに夫々出力される。
【0017】そして、前記スイッチ回路13の制御端子
13cに入力される記録モード判別信号に応じて選択さ
れた再生輝度信号が出力端子13dより出力され、その
再生輝度信号と前記色信号再生処理回路4による再生色
信号を加算器14で加算して得られた再生映像信号が出
力端子15より出力される。
【0018】ここで、前記記録モード判別回路9に設け
られる回路は5.8MHzピーキング回路91,AM復
調回路92及びヒステリシス型コンパレータ93より構
成され、前記記録モード判別回路9に入力されるモード
判別用再生輝度FM信号は、前述した如くAGC回路5
により信号レベルが一定に制御され、VHSイコライザ
回路7によりVHS方式に基づいてピーキング処理され
た再生輝度FM信号が入力される。
【0019】このことは、図2に示すS−VHSイコラ
イザ回路とVHSイコライザ回路によるピーキング特性
図より、破線で示すS−VHSのピーキング特性に比
べ、実線で示すVHSのピーキング特性が4MHz付近
にピークを形成する周波数特性であることから、例え
ば、S−VHS方式で記録された磁気テープの再生輝度
FM信号を前記VHSイコライザ回路に通した後の信号
は、S−VHS方式に基づく同期信号近傍のキャリア周
波数のレベルが強調される様にピーキングされ、モード
判別用再生輝度FM信号としてS−VHSの同期信号付
近で大きな信号レベルが得られる。
【0020】その後、前記モード判別用再生輝度FM信
号は、前記記録モード判別回路9に入力され、図3に示
すS−VHS方式に基づく同期信号近傍に共振部を有す
る周波数特性を形成する5.8MHzピーキング回路9
1に入力される。
【0021】これにより、S−VHS方式で記録された
磁気テープの再生輝度FM信号は5.8MHz付近の信
号レベルが更に強調され、VHS方式で記録された磁気
テープの再生輝度FM信号はVHS方式に基づく同期信
号(3.4MHz〜4.4MHz)付近の信号レベルが
大きく減衰される。
【0022】そして、5.8MHzピーキング回路91
を通った再生輝度FM信号は、AM復調回路92により
直流信号レベルに検波された後、該検波レベルがヒステ
リシス型コンパレータ93により予め設定された所定の
基準レベルと比較され、該比較出力に基づいて、その比
較結果に応じた記録モード判別信号は前記スイッチ回路
8と前記スイッチ回路13の制御端子8cと13cに夫
々出力される。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、記録
モード判別回路の記録モード判別信号に、VHS方式に
基づくピーキング特性(4MHz付近をピーキングする
特性)のVHSイコライザ回路を介して処理された再生
輝度FM信号を使用するため、S−VHS方式に基づく
ピーキング特性のS−VHSイコライザ回路を介して処
理された再生輝度FM信号を使用するより記録モード判
別信号として大きなレベルが得られる。そして、その記
録モード判別をS−VHS方式に基づく同期信号近傍に
共振部を有する5.8MHzピーキング回路により同期
信号付近がピーキングされた再生輝度FM信号を使用す
ることにより、VHS方式に基づく同期信号(即ち、
3.4MHz〜4.4MHz)のキャリアは減衰される
と共にS−VHS方式に基づく同期信号近傍のキャリア
が十分に増幅される。これにより、記録モード判別する
再生輝度FM信号が、S−VHSとVHSによって大き
な信号レベル差として次段のAM復調器及びヒステリシ
ス型コンパレータに供給され、簡単な構成で判別スピー
ドが早く正確な記録モード判別が実現できる。
【0024】また、AM復調して検波した検波レベルと
所定の基準レベルの比較にヒステリシス特性によるヒス
テリシス型コンパレータを使用するため、磁気テープの
再生トラッキン位置ずれに基づく記録モード判別の誤動
作が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例を説明するためのS−VHSと
VHSのピーキング特性図。
【図3】本発明による5.8MHzピーキング回路の周
波数特性図。
【符号の説明】
5 AGC回路 6 VHSイコライザ回路 7 S−VHSイコライザ回路 8 第1スイッチ回路 9 モード判別装置 11 標準モードFM復調処理部 12 高画質モードFM復調処理部 13 第2スイッチ回路 91 5.8MHzピーキング回路 92 AM復調器 93 ヒステリシス型コンパレータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AGC回路と、該AGC回路によりレベ
    ルを一定に制御された再生輝度FM信号をピーキング処
    理しエンベロープの適正化を行うVHSイコライザ回路
    と、該VHSイコライザ回路より供給されS−VHSの
    同期信号付近をピーキングする周波数特性の5.8MH
    zピーキング回路とFM信号を直流レベルに検波するA
    M復調器と該検波レベルをヒステリシス特性比較するヒ
    ステリシス型コンパレータよりなる記録モード判別回路
    とを備え、再生映像信号の搬送波周波数が互いに異なる
    モードのうち、一のモードで記録された磁気テープを再
    生して得られた再生輝度FM信号をVHS方式に基づく
    ピーキング特性で該同期付近を増幅し、該増幅後の再生
    輝度FM信号を更にS−VHS方式の同期信号近傍をピ
    ーキングした後直流レベルにAM検波し、該検波レベル
    をヒステリシス特性比較することにより記録モードを判
    別することを特徴とする再生映像信号の記録モード判別
    装置。
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