JPH0760567B2 - 記録モ−ド判別装置 - Google Patents
記録モ−ド判別装置Info
- Publication number
- JPH0760567B2 JPH0760567B2 JP62148557A JP14855787A JPH0760567B2 JP H0760567 B2 JPH0760567 B2 JP H0760567B2 JP 62148557 A JP62148557 A JP 62148557A JP 14855787 A JP14855787 A JP 14855787A JP H0760567 B2 JPH0760567 B2 JP H0760567B2
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- Japan
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- output
- recording mode
- signal
- comparator
- recording
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号を磁気テープなどの記録媒体に記録再
生する映像信号の記録再生装置のうち、特に、画質改善
等のために、記録FM周波数のハイバンド化がなされてい
るが、同一形状の記録媒体に記録された情報がハイバン
ド化されたフォーマットで記録されたものか、あるいは
そうでないものかを自動的に判別する手段、いわゆる、
記録モード判別装置に関するものである。
生する映像信号の記録再生装置のうち、特に、画質改善
等のために、記録FM周波数のハイバンド化がなされてい
るが、同一形状の記録媒体に記録された情報がハイバン
ド化されたフォーマットで記録されたものか、あるいは
そうでないものかを自動的に判別する手段、いわゆる、
記録モード判別装置に関するものである。
従来の技術 近年、テレビ放送をはじめ、ビデオテープレコーダ、ビ
デオディスク等の普及に伴い、より高画質な映像情報記
録媒体の要望が強くなっている。家庭用のビデオテープ
レコーダ(以下、VTRと略す)においても、映像信号のF
M記録周波数のハイバンド化により、S/Nの改善、高解像
度化が実現されている。
デオディスク等の普及に伴い、より高画質な映像情報記
録媒体の要望が強くなっている。家庭用のビデオテープ
レコーダ(以下、VTRと略す)においても、映像信号のF
M記録周波数のハイバンド化により、S/Nの改善、高解像
度化が実現されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、大きな周波数アロケーションの変更は、
従来フォーマットのものとの互換性が失なわれる。ま
た、同一形状の記録媒体に複数のフォーマットで記録可
能な場合、その再生信号から記録フォーマットを判別す
る必要が生じる。家庭用VTRの場合、記録媒体は磁気テ
ープであり、テープの損傷等による磁性体の欠落、ある
いは、早送り再生、スチル再生等の特殊再生等の再生出
力信号のS/Nの劣化などにより、この期間に記録モード
判別を行なうと誤判別を生じることがある。
従来フォーマットのものとの互換性が失なわれる。ま
た、同一形状の記録媒体に複数のフォーマットで記録可
能な場合、その再生信号から記録フォーマットを判別す
る必要が生じる。家庭用VTRの場合、記録媒体は磁気テ
ープであり、テープの損傷等による磁性体の欠落、ある
いは、早送り再生、スチル再生等の特殊再生等の再生出
力信号のS/Nの劣化などにより、この期間に記録モード
判別を行なうと誤判別を生じることがある。
第4図(a)はドロップアウトが発生した時の再生FM信
号波形を示すもので、出力振幅が異常に小さくなったド
ロップアウト期間(t drop)には、正しい記録フォーマ
ットの判別が不可能である。第4図(b)は特殊再生時
の再生FM信号波形であるが、再生出力振幅が小さくなっ
ている期間(破線部)では、ノイズが発生しやすく、記
録モード判別を行なっても誤判別の可能性が高い。
号波形を示すもので、出力振幅が異常に小さくなったド
ロップアウト期間(t drop)には、正しい記録フォーマ
ットの判別が不可能である。第4図(b)は特殊再生時
の再生FM信号波形であるが、再生出力振幅が小さくなっ
ている期間(破線部)では、ノイズが発生しやすく、記
録モード判別を行なっても誤判別の可能性が高い。
本発明は、以上に述べた記録モード判別の難しい期間に
おいても安定な判別出力を提供するものである。
おいても安定な判別出力を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明の記録モード判別装置は、記録媒体から再生され
たFM信号を復調するFM復調器(14)と、同FM復調器の出
力信号を積分する積分器(15)と、を有した記録モード
検出部と、前記積分器の出力信号がスイッチ手段(18)
を介して非反転入力端に入力され、その積分出力と所定
の基準電位を比較すると共に、出力端(20)から記録モ
ードの検出出力を出力する比較器(19)とを備え、 前記スイッチ手段(18)は、前記非反転入力端を前記比
較器の出力端または前記積分器(15)の出力端と結合さ
せるように制御信号によって切り換えられることを特徴
とするものである。
たFM信号を復調するFM復調器(14)と、同FM復調器の出
力信号を積分する積分器(15)と、を有した記録モード
検出部と、前記積分器の出力信号がスイッチ手段(18)
を介して非反転入力端に入力され、その積分出力と所定
の基準電位を比較すると共に、出力端(20)から記録モ
ードの検出出力を出力する比較器(19)とを備え、 前記スイッチ手段(18)は、前記非反転入力端を前記比
較器の出力端または前記積分器(15)の出力端と結合さ
せるように制御信号によって切り換えられることを特徴
とするものである。
作用 本発明は上記の構成により、積分器15の出力電圧が所定
の基準電位に比べて高いか低いかによって、比較器19が
再生FM信号の記録モードを判別する。そして、スイッチ
手段18が制御信号の入力によって、比較器19の非反転入
力端と出力端20を結合したとき、比較器の入出力間で正
帰還ループを形成し、制御信号が入力される直前の比較
器の出力状態を維持するから、ドロップアウト発生時、
あるいは特殊再生時に安定化されたモード判別出力を得
ることができる。
の基準電位に比べて高いか低いかによって、比較器19が
再生FM信号の記録モードを判別する。そして、スイッチ
手段18が制御信号の入力によって、比較器19の非反転入
力端と出力端20を結合したとき、比較器の入出力間で正
帰還ループを形成し、制御信号が入力される直前の比較
器の出力状態を維持するから、ドロップアウト発生時、
あるいは特殊再生時に安定化されたモード判別出力を得
ることができる。
実施例 第1図は発明の概念を説明するためのブロック図であ
る。第1図で、再生FM信号が入力端子1より記録モード
検出部2に入力され、記録モード検出部2では、再生信
号の周波数アロケーションの違いにより記録モードを判
別する。判別された出力信号は次段のラッチ回路3を経
て記録モード検出出力端子5より出力されるが、ドロッ
プアウト発生時、あるいは特殊再生時等には、ラッチ制
御信号入力端子4より制御信号が入力され、記録モード
検出部2の出力とは無関係に、ラッチ回路2の信号が記
録モード検出出力端子5より出力される。
る。第1図で、再生FM信号が入力端子1より記録モード
検出部2に入力され、記録モード検出部2では、再生信
号の周波数アロケーションの違いにより記録モードを判
別する。判別された出力信号は次段のラッチ回路3を経
て記録モード検出出力端子5より出力されるが、ドロッ
プアウト発生時、あるいは特殊再生時等には、ラッチ制
御信号入力端子4より制御信号が入力され、記録モード
検出部2の出力とは無関係に、ラッチ回路2の信号が記
録モード検出出力端子5より出力される。
第2図はより具体的な本発明の一実施例である。第2図
において、入力端子11より入力されたFM信号は、再生ア
ンプ12で増幅され、リミッタ13で一定振幅にされた後、
FM復調器14でFM復調される。復調信号は積分器15に入力
され、記録時にエンファシスされた映像信号の高域部の
ピーク波形を充分に抑え、比較器19で基準電圧と比較さ
れ記録モードの判別を行なう。また、入力端子17は第1
図の例と同様に、ドロップアウト発生時、あるいは特殊
再正時に、ラッチ制御信号が入力される。それに応じ
て、スイッチ18は、比較器19の非反転入力端と出力端子
20を結合し、比較器19の入出力間に正帰還ループを形成
する。すると、スイッチ18と比較器19はラッチ機能を果
たすことになり、比較器19はラッチ制御信号の到来直前
出力をそのまま保持する。
において、入力端子11より入力されたFM信号は、再生ア
ンプ12で増幅され、リミッタ13で一定振幅にされた後、
FM復調器14でFM復調される。復調信号は積分器15に入力
され、記録時にエンファシスされた映像信号の高域部の
ピーク波形を充分に抑え、比較器19で基準電圧と比較さ
れ記録モードの判別を行なう。また、入力端子17は第1
図の例と同様に、ドロップアウト発生時、あるいは特殊
再正時に、ラッチ制御信号が入力される。それに応じ
て、スイッチ18は、比較器19の非反転入力端と出力端子
20を結合し、比較器19の入出力間に正帰還ループを形成
する。すると、スイッチ18と比較器19はラッチ機能を果
たすことになり、比較器19はラッチ制御信号の到来直前
出力をそのまま保持する。
第3図は、VHSフォーマットとS−VHSフォーマットを例
にとった説明図である。VHSフォーマットでは、記録時
のFMキャリア周波数は同期先頭で、3.4MHz、白レベルで
4.4MHz、S−VHSフォーマットでは、同期先頭で5.4MH
z、白レベルで7.0MHzである。これを同一特性のFM復調
器で復調すると、VHSでは、同期先頭で3.4の出力レベル
(出力レベルはFM復調器の出力レベルが入力周波数に比
例するとした任意の数字である)白レベルで4.4、一
方、S−VHSでは同期先頭5.4、白レベルで7.0の出力レ
ベルとなる。第3図は、FM復調出力信号を、さらに、第
2図の積分器15を介した信号波形で示している。第3図
でわかるように、通常時には、第2図における比較器19
の反転入力側の基準電圧16のレベルを4.9のレベルとす
ることでVHSとS−VHSとの判別が可能なことがわかる。
しかしながら、S−VHSフォーマットで記録された信号
に、たとえば第3図に点線で示す様なドロップアウトが
生じると、本来の信号レベルより非常に低いレベルの復
調信号が再生される場合がある。この場合に、ラッチ手
段がなく、そのまま比較器19で比較されると、VHSフォ
ーマットであると見なされ、結果として、誤判別される
ことになりかねない。そこで、この実施例では、比較器
19の非反転入力端にスイッチ18を設け、入力端子17から
入力されるラッチ制御信号に応じて、比較器19の入出力
間に正帰還ループを形成することで、ドロップアウト直
前の記録モード判別結果を保持し、安定した再生を行な
うことができる。
にとった説明図である。VHSフォーマットでは、記録時
のFMキャリア周波数は同期先頭で、3.4MHz、白レベルで
4.4MHz、S−VHSフォーマットでは、同期先頭で5.4MH
z、白レベルで7.0MHzである。これを同一特性のFM復調
器で復調すると、VHSでは、同期先頭で3.4の出力レベル
(出力レベルはFM復調器の出力レベルが入力周波数に比
例するとした任意の数字である)白レベルで4.4、一
方、S−VHSでは同期先頭5.4、白レベルで7.0の出力レ
ベルとなる。第3図は、FM復調出力信号を、さらに、第
2図の積分器15を介した信号波形で示している。第3図
でわかるように、通常時には、第2図における比較器19
の反転入力側の基準電圧16のレベルを4.9のレベルとす
ることでVHSとS−VHSとの判別が可能なことがわかる。
しかしながら、S−VHSフォーマットで記録された信号
に、たとえば第3図に点線で示す様なドロップアウトが
生じると、本来の信号レベルより非常に低いレベルの復
調信号が再生される場合がある。この場合に、ラッチ手
段がなく、そのまま比較器19で比較されると、VHSフォ
ーマットであると見なされ、結果として、誤判別される
ことになりかねない。そこで、この実施例では、比較器
19の非反転入力端にスイッチ18を設け、入力端子17から
入力されるラッチ制御信号に応じて、比較器19の入出力
間に正帰還ループを形成することで、ドロップアウト直
前の記録モード判別結果を保持し、安定した再生を行な
うことができる。
発明の効果 本発明によれば、FM復調信号のドロップアウト時のよう
な異常信号時においても安定な記録モード判別が可能で
あり、また、特殊再生時の様な再生信号とS/Nが悪くな
る状態においても、特殊再生の全期間、あるいはS/Nが
特に悪い期間のみでもラッチ機能を動作させることで誤
判別のない安定な再生処理が可能となる。また本発明は
構成が簡単であり、集積回路換も容易に実現出来るもの
である。
な異常信号時においても安定な記録モード判別が可能で
あり、また、特殊再生時の様な再生信号とS/Nが悪くな
る状態においても、特殊再生の全期間、あるいはS/Nが
特に悪い期間のみでもラッチ機能を動作させることで誤
判別のない安定な再生処理が可能となる。また本発明は
構成が簡単であり、集積回路換も容易に実現出来るもの
である。
第1図は発明の概念を説明するためのブロック図、第2
図は第1図を具体化した本発明の一実施例を示すブロッ
ク図、第3図は第2図回路の信号波形図、第4図は典型
的な再生FM信号波形図である。 1……再生FM信号入力端子、2……記録モード検出器、
3……ラッチ回路、4……ラッチ制御信号入力端子、5
……記録モード検出出力端子。
図は第1図を具体化した本発明の一実施例を示すブロッ
ク図、第3図は第2図回路の信号波形図、第4図は典型
的な再生FM信号波形図である。 1……再生FM信号入力端子、2……記録モード検出器、
3……ラッチ回路、4……ラッチ制御信号入力端子、5
……記録モード検出出力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体から再生されたFM信号を復調する
FM復調器と、同FM復調器の出力信号を積分する積分器と
を有した記録モード検出部と、前記積分器の出力信号が
スイッチ手段を介して非反転入力端に入力され、その積
分出力と所定の基準電位を比較すると共に、出力端から
記録モードの検出出力を出力する比較器とを備え、 前記スイッチ手段は、前記非反転入力端を前記比較器の
出力端または前記積分器の出力端と結合させるように制
御信号によって切り換えられることを特徴とする記録モ
ード判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62148557A JPH0760567B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 記録モ−ド判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62148557A JPH0760567B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 記録モ−ド判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63311661A JPS63311661A (ja) | 1988-12-20 |
JPH0760567B2 true JPH0760567B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=15455418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62148557A Expired - Fee Related JPH0760567B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 記録モ−ド判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760567B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2690933B2 (ja) * | 1988-04-06 | 1997-12-17 | 株式会社日立製作所 | 信号判別装置 |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP62148557A patent/JPH0760567B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63311661A (ja) | 1988-12-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |