JP2615464B2 - 記録モード判別装置 - Google Patents
記録モード判別装置Info
- Publication number
- JP2615464B2 JP2615464B2 JP63026120A JP2612088A JP2615464B2 JP 2615464 B2 JP2615464 B2 JP 2615464B2 JP 63026120 A JP63026120 A JP 63026120A JP 2612088 A JP2612088 A JP 2612088A JP 2615464 B2 JP2615464 B2 JP 2615464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- peak
- recording mode
- demodulator
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープなどの記録媒体にFM映像信号を
記録再生する装置に係わり、同一形状の記録媒体に記録
された情報が、ハイバンド化されたものかノーマルのも
のかを自動的に判別する手段に関する。
記録再生する装置に係わり、同一形状の記録媒体に記録
された情報が、ハイバンド化されたものかノーマルのも
のかを自動的に判別する手段に関する。
従来の技術 近年、テレビ放送をはじめ、ビデオデープレコーダ
(VTR)、ビデオディスク(VD)等の普及に伴い、より
高画質な映像情報メディアの要望が強くなっており、家
庭用VTRにおいては、FM映像信号の記録周波数のハイバ
ンド化によって、S/N比の改善や高解像度化が望まれて
いる。しかしながら、周波数アロケーションを大きく変
更することは、従来フォーマット(ノーマル)のものと
の互換性が失われ、類似した異種フォーマットの情報が
同一形状の記録媒体に記録可能な場合、記録フォーマッ
トを判別してそれに合った再生処理を行う必要性が生じ
る。
(VTR)、ビデオディスク(VD)等の普及に伴い、より
高画質な映像情報メディアの要望が強くなっており、家
庭用VTRにおいては、FM映像信号の記録周波数のハイバ
ンド化によって、S/N比の改善や高解像度化が望まれて
いる。しかしながら、周波数アロケーションを大きく変
更することは、従来フォーマット(ノーマル)のものと
の互換性が失われ、類似した異種フォーマットの情報が
同一形状の記録媒体に記録可能な場合、記録フォーマッ
トを判別してそれに合った再生処理を行う必要性が生じ
る。
具体的な例として説明すると、VHSフォーマットの記
録時のFMキャリア周波数は、映像信号中の同期信号の尖
頭部で3.4MHz、白レベルで4.4MHzとなっており、ハイバ
ンド化したS−VHSフォーマットのFMキャリヤ周波数
は、同期信号の尖頭部で5.4MHz、白レベルで7MHzとなっ
ている。そして、夫々のフォーマットに適合した周波数
特性を有した2つの信号処理回路を準備し、検出した記
録モードに応じてFM復調器の出力信号の後処理を行う必
要性が生じる。
録時のFMキャリア周波数は、映像信号中の同期信号の尖
頭部で3.4MHz、白レベルで4.4MHzとなっており、ハイバ
ンド化したS−VHSフォーマットのFMキャリヤ周波数
は、同期信号の尖頭部で5.4MHz、白レベルで7MHzとなっ
ている。そして、夫々のフォーマットに適合した周波数
特性を有した2つの信号処理回路を準備し、検出した記
録モードに応じてFM復調器の出力信号の後処理を行う必
要性が生じる。
発明が解決しようとする課題 第2図は、VHSフォーマットのFM映像信号とS−VHSフ
ォーマットのFM映像信号を、同一のFM復調器で復調した
時の復調特性を示す図である。第2図より、FM復調の出
力信号を単純にレベル検出する場合、VHS時の白レベル
(4.4MHz)とS−VHS時の同期信号の尖頭部(5.4MHz)
との間に1MHzに相当するDC電位差の余裕しか得られな
い。これでは、周囲温度や電源電圧等の変動によって、
FM復調器の入力信号周波数−復調出力電圧が多少変動す
ることを配慮すると、判別するための基準電位の設定に
余裕が少なく、FM復調器の出力電圧を信号処理せずにそ
のままレベル検出する手段を採用した場合、誤動作の可
能性が大きいという問題点を有していた。
ォーマットのFM映像信号を、同一のFM復調器で復調した
時の復調特性を示す図である。第2図より、FM復調の出
力信号を単純にレベル検出する場合、VHS時の白レベル
(4.4MHz)とS−VHS時の同期信号の尖頭部(5.4MHz)
との間に1MHzに相当するDC電位差の余裕しか得られな
い。これでは、周囲温度や電源電圧等の変動によって、
FM復調器の入力信号周波数−復調出力電圧が多少変動す
ることを配慮すると、判別するための基準電位の設定に
余裕が少なく、FM復調器の出力電圧を信号処理せずにそ
のままレベル検出する手段を採用した場合、誤動作の可
能性が大きいという問題点を有していた。
本発明は、このような不都合を排除するもので、記録
モードの判別余裕が大きい記録モード判別装置を提供す
ることを目的とする。
モードの判別余裕が大きい記録モード判別装置を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の記録モード判別装置は、記録媒体から再生さ
れたFM映像信号を復調するFM復調器(3)と、前記FM復
調器の映像出力信号中に含まれる同期信号の尖頭部をピ
ーク検波するピーク検波器(4)と、前記ピーク検波器
の出力レベルを所定の基準電位と比較する比較器(6)
とを備え、記録モードの検出出力を前記比較器の出力端
より出力するものである。
れたFM映像信号を復調するFM復調器(3)と、前記FM復
調器の映像出力信号中に含まれる同期信号の尖頭部をピ
ーク検波するピーク検波器(4)と、前記ピーク検波器
の出力レベルを所定の基準電位と比較する比較器(6)
とを備え、記録モードの検出出力を前記比較器の出力端
より出力するものである。
作 用 上記の構成により、FM復調器の映像出力信号中の同期
信号の尖頭部をピーク検波すると、その検波レベルは映
像信号の振幅の変動に依らず安定であり、記録フォーマ
ットの異なる同期信号の尖頭部のレベルで判別するか
ら、FM復調器の出力において、記録フォーマットの異な
る復調出力のレベル差が十分に確保できると共に、記録
モードを安定に判別できる。
信号の尖頭部をピーク検波すると、その検波レベルは映
像信号の振幅の変動に依らず安定であり、記録フォーマ
ットの異なる同期信号の尖頭部のレベルで判別するか
ら、FM復調器の出力において、記録フォーマットの異な
る復調出力のレベル差が十分に確保できると共に、記録
モードを安定に判別できる。
実施例 以下、本発明の記録モード判別装置に係わる一実施例
について、図面を参照しながら説明する。
について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明における一実施例の回路構成図であ
り、同図において、1は信号入力端子、2は再生アン
プ、3はFM変調器、4はピーク検波器、5は基準電圧
源、6は比較器、7は記録モードの検出出力端子であ
る。
り、同図において、1は信号入力端子、2は再生アン
プ、3はFM変調器、4はピーク検波器、5は基準電圧
源、6は比較器、7は記録モードの検出出力端子であ
る。
第1図において、記録媒体から再生されたFM映像信号
は、信号入力端子1より入力され、再生アンプ2によっ
て増幅される。そして、再生アンプ2の出力信号はFM復
調器3に入力され、FM復調器3はその信号をFM復調す
る。この時、FM復調器3の出力信号は、第2図に示すFM
復調器3の特性図のように、FM復調器3の入力信号の周
波数に応じて直線的に変化する電圧振幅で出力される。
は、信号入力端子1より入力され、再生アンプ2によっ
て増幅される。そして、再生アンプ2の出力信号はFM復
調器3に入力され、FM復調器3はその信号をFM復調す
る。この時、FM復調器3の出力信号は、第2図に示すFM
復調器3の特性図のように、FM復調器3の入力信号の周
波数に応じて直線的に変化する電圧振幅で出力される。
そして、ピーク検波器4は、FM復調器3の映像出力信
号中の同期信号の尖頭部をピーク検波して、同期信号の
尖頭部の電位に相当する直流電位を出力し、比較器6
は、基準電圧源5から与えられる所定の基準電位とピー
ク検波器4の出力電位を比較し、記録モードに応じた出
力電位を記録モード検出出力端子7より出力する。
号中の同期信号の尖頭部をピーク検波して、同期信号の
尖頭部の電位に相当する直流電位を出力し、比較器6
は、基準電圧源5から与えられる所定の基準電位とピー
ク検波器4の出力電位を比較し、記録モードに応じた出
力電位を記録モード検出出力端子7より出力する。
すると、第2図の特性図からも明らかなように、VHS
フォーマットの信号中の同期信号の尖頭部と、S−VHS
フォーマットの信号中の同期信号の尖頭部との間に、入
力信号周波数に換算して2MHz相当のレベル差があり、ピ
ーク検波器4を設けない従来例で1MHzであった余裕が約
2倍に拡大され、両者の信号の判別が容易になる。ま
た、映像信号の振幅が変動しても、同期信号の尖頭部の
レベルは変動しないので、記録モードの判定が安定に行
われる。
フォーマットの信号中の同期信号の尖頭部と、S−VHS
フォーマットの信号中の同期信号の尖頭部との間に、入
力信号周波数に換算して2MHz相当のレベル差があり、ピ
ーク検波器4を設けない従来例で1MHzであった余裕が約
2倍に拡大され、両者の信号の判別が容易になる。ま
た、映像信号の振幅が変動しても、同期信号の尖頭部の
レベルは変動しないので、記録モードの判定が安定に行
われる。
発明の効果 以上のように、本発明の記録モード判別装置は、FM復
調器の映像出力信号中の同期信号の尖頭部をピーク検波
するので、その検波レベルは映像信号の振幅の変動に依
らず安定であり、記録フォーマットの異なる同期信号の
尖頭部のレベルを判別するから、FM復調器の出力におい
て、記録フォーマットの異なる復調出力のレベル差が十
分に確保でき、記録モードを安定に判別できるという格
別の効果を奏する。
調器の映像出力信号中の同期信号の尖頭部をピーク検波
するので、その検波レベルは映像信号の振幅の変動に依
らず安定であり、記録フォーマットの異なる同期信号の
尖頭部のレベルを判別するから、FM復調器の出力におい
て、記録フォーマットの異なる復調出力のレベル差が十
分に確保でき、記録モードを安定に判別できるという格
別の効果を奏する。
第1図は本発明の記録モード判別装置に係わる一実施例
のブロック構成図、第2図は第1図の実施例の回路動作
を説明するための特性図である。 1……信号入力端子、2……再生アンプ、3……FM復調
器、4……ピーク検波器、5……基準電圧源、6……比
較器、7……記録モード検出出力端子。
のブロック構成図、第2図は第1図の実施例の回路動作
を説明するための特性図である。 1……信号入力端子、2……再生アンプ、3……FM復調
器、4……ピーク検波器、5……基準電圧源、6……比
較器、7……記録モード検出出力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体から再生されたFM映像信号を復調
するFM復調器と、 前記FM復調器の映像出力信号中に含まれる同期信号の尖
頭部をピーク検波するピーク検波器と、 前記ピーク検波器の出力レベルを所定の基準電位と比較
する比較器とを備え、 記録モードの検出出力を前記比較器の出力端より出力す
ることを特徴とする記録モード判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63026120A JP2615464B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 記録モード判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63026120A JP2615464B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 記録モード判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01201870A JPH01201870A (ja) | 1989-08-14 |
JP2615464B2 true JP2615464B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=12184711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63026120A Expired - Lifetime JP2615464B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 記録モード判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2615464B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH069388B2 (ja) * | 1986-06-11 | 1994-02-02 | 日本ビクター株式会社 | 記録媒体再生装置のモ−ド判別装置 |
JPH065943B2 (ja) * | 1986-06-13 | 1994-01-19 | 日本ビクター株式会社 | 再生映像信号の記録モード判別方法及び装置 |
JPH0752942B2 (ja) * | 1986-06-18 | 1995-06-05 | 日本ビクター株式会社 | 記録媒体再生装置のモ−ド判別装置 |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP63026120A patent/JP2615464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01201870A (ja) | 1989-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |