JP2000151161A - 電子機器を内蔵した制御装置 - Google Patents

電子機器を内蔵した制御装置

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JP2000151161A
JP2000151161A JP11341886A JP34188699A JP2000151161A JP 2000151161 A JP2000151161 A JP 2000151161A JP 11341886 A JP11341886 A JP 11341886A JP 34188699 A JP34188699 A JP 34188699A JP 2000151161 A JP2000151161 A JP 2000151161A
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control device
base plate
outside air
plate
heat
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Masaru Takahashi
勝 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置筐体内の空間を有効利用すると共
に、電子機器の制御部の過熱を小容量の冷却手段で防止
できる電子機器を内蔵した制御装置を得ること。 【解決手段】 筐体1の前面部に配設される前面板64
と、前記前面板64の内側に一端面が当接して装着され
ると共に、一面に放熱部61Bを有し、他面に電子機器
58が装着されるベースプレート61Aを有するヒート
シンク61と、前記筐体1内に設けられ、前記ベースプ
レート61の他端面と係合し、前記ベースプレート61
を前記筐体1内で立設させるガイドレール93とを備
え、更に、前記ガイドレール93に前記ベースプレート
61Aを係合して立設させ、前記ベースプレート61A
により前記筐体1内を前記電子機器58が配置される空
間と、前記放熱部61Bが配置される空間とに分割し、
前記放熱部61Bの配置される前記空間には前記放熱部
61Bを冷却する通風路を形成したこと

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放電加工機、レ
ーザ加工機のような工作機械の制御装置等、電子機器を
内蔵した制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電加工機、レーザ加工機などの工作機
械の制御装置は、数値制御ユニット、各種制御プリント
基板などを含む制御ユニットの他に、電源変圧器、直流
電源ユニット、パルス電源ユニットなどの加工電源機器
が収納されている。通常、制御装置は外部の塵埃、オイ
ルミストが装置内に侵入しないように防塵的に密閉され
た構造にされる。そして、防塵区画内に収納された制御
ユニット、加工電源機器が発生する熱を外部に除去し、
防塵区画内の温度を許容の範囲に維持するために冷却装
置を備えている。
【0003】冷却装置としては、冷媒を使用した空調装
置、ヒートパイプやコルゲート状伝熱板などを使用した
熱交換器が使用されている。又、防塵区画内の発熱を少
なくするために、発熱する電子部品を取付けたヒートシ
ンクのフィン部分を、防塵区画を形成している壁面に穿
設された穴から外部に露出して取付け、上記フィン部分
を外気で自然冷却させたり、該フィン部に配設された冷
却ファンで強制冷却することが行われている。従って、
冷却装置を小型化でき、冷却に要する費用を少なくする
ことができる。
【0004】従来、ヒートシンクのフィン部分を外部に
露出して取付ける形式の電子機器(以下、外部冷却機器
という。)としてはサーボモータ駆動装置、インバータ
装置などがあった。これらの外部冷却機器はアルミダイ
カストにより機器フレーム部分とヒートシンク部分とを
一体成型する構成で、筐体内壁面にねじ止めして取付け
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記放電加工機、レー
ザ加工機などの工作機械のパルス電源ユニットを収納す
る制御装置筐体は、該パルス電源ユニットが発生する強
い電磁波でグランドレベルが変動する影響を避けるた
め、あるいはパルス電源ユニットのヒートシンクに取付
けられるスイッチング素子が絶縁破壊したときの安全の
ために、ヒートシンクは制御装置筐体から絶縁する必要
がある。これらの点からパルス電源ユニットは発熱量が
大きいにもかかわらず通常の方法で防塵区画内に取付け
られており、大形の冷却装置を必要としていた。
【0006】また、外部冷却機器は、ケーブル接続、表
示部の目視点検を該機器の正面側に対面して行えるよう
にするため、制御装置筐体の背面壁の内面に配置され、
ねじ止め固定される。上記背面壁は装置正面側から奥ま
った位置にあるため、ケーブル接続や、表示部の目視点
検及び取付作業が容易でなかった。又、奥まった位置に
ある外部冷却機器の手前には他の機器を配置できず、装
置内に有効利用されない空間(デッドスペース)が生
じ、結果的に制御装置が大型になる原因となっていた。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、制御装置筐体内に配設されると
共に、筐体前面部に配設される前面板に対して立設され
るヒートシンクのベースプレートにより、電子機器の制
御部と放熱部とを分離する構成とし、制御装置筐体内の
空間を有効利用すると共に、電子機器の制御部の過熱を
小容量の冷却手段で防止できる電子機器を内蔵した制御
装置を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
を内蔵した制御装置は、筐体の前面部に配設される前面
板と、前記前面板の内側に一端面が当接して装着される
と共に、一面に放熱部を有し、他面に電子機器が装着さ
れるヒートシンクのベースプレートと、前記筐体内に設
けられ、前記ベースプレートの他端面と係合し、前記ベ
ースプレートを前記筐体内で立設させるガイドレールと
を備え、更に、前記ガイドレールに前記ベースプレート
を係合して立設させ、前記ベースプレートにより前記筐
体内を前記電子機器が配置される空間と、前記放熱部が
配置される空間とに分割し、前記放熱部の配置される前
記空間には前記放熱部を冷却する通風路を形成したもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照してこの
発明の一実施例について説明する。図において、101
は制御装置であり、1はその筐体で、左側壁2、右側壁
3、天板4、底板5、第1の仕切壁6、第2の仕切壁7
を有する。8は筐体1の前面開口部に備えられた扉で、
その周縁に図4に示すようにパッキン41が張付けられ
ている。これにより、第1の仕切壁6、第2の仕切壁7
との間に奥行の広い防塵区画111が形成されている。
9は筐体1の背面に固定された裏板、9Aはその下部に
穿設された第2の外気通気口である。この裏板9と第1
仕切壁6との間に奥行の狭い第1の通気区画112が形
成されている。第2の仕切壁7は防塵区画111内に突
出するように配設されており、裏板9との間に奥行のや
や広い第2の通気区画113が形成されている。第1の
通気区画112の下面は第2の通気区画113内の空間
に連続している。10は筐体1の上部の第1の外気通気
口となる排気ダクトである。天板4の後方は第1の通気
区画112の奥行分が切り欠かれており、第1の通気区
画112の上面と排気ダクト10内の空間は連続してい
る。11は排気ダクト10の前面に配設されたファン取
付板で、複数の外気ファン51が取付けられている。
【0010】12は第1の通気区画112内に配設され
た伝熱板で、薄板をコルゲート状に折り曲げ、多数の隔
壁部12Aが等間隔で形成され、その長手方向の両端部
が交互に1つおきに橋絡部12Bによって接続されたも
のである。又、両側端にはフランジ12Cが形成され第
1の仕切壁6に気密に取付けられている。図4におい
て、前方側が開放された伝熱板12の溝内の上下端には
図示されないシール部材で封止されている。これによ
り、伝熱板12と第1の仕切壁6との間に多数の内気側
矩形流路90が形成され、この内気側矩形流路90と交
互に位置して裏板9との間に上下端が開放された外気側
矩形流路91が形成されている。このように内気側矩形
流路90、外気側矩形流路91は伝熱板12によって、
第1の通気区画112内のほぼ全幅にわたって形成され
ている。
【0011】第1の仕切壁6の最上部には伝熱板12の
内気側矩形流路90の最上部に通じる第1の内気通気口
6Aが穿設され、下部には伝熱板12の内気側矩形流路
90の最下部に通じる第2の内気通気口6Bが穿設され
ている。第2の内気通気口6Bにはファン架台15を介
して複数個の内気ファン52が配設されている。
【0012】図1、図2において、防塵区画111内の
下部には、数値制御ユニット55、I/O制御ユニット
56が第2の仕切壁7を利用して取付けられている。そ
の上部に3個の制御ユニット57が配設され、最上部に
パルス電源ユニット58、極性切換ユニット59が配設
され、制御装置を形成している。制御ユニット57は横
部材16a,16b又は後述する外気ダクト20で支え
られた上下のガイドレール17、17の間に着脱自在に
挿入されている。又、極性切換ユニット59も同様に着
脱自在に挿入されている。
【0013】第2の通気区画113には、電源となる変
圧器54が配設されている。変圧器54は、絶縁処理が
十分施され耐環境性に優れているので防塵区画111内
へ収納する必要がなく、同区画111内の発熱量を減ら
すために第2の通気区画113内に設置されている。
又、図示されていない抵抗器など、同様に耐環境性に優
れた発熱体も設置されている。変圧器54など第2の通
気区画113内に設置された電気機器は第2の仕切壁7
の配線穴7Aを貫通して配線接続される。42は配線穴
7Aの防塵のためのパッキン部材である。
【0014】20は略L字形の外気ダクトで、垂直矩形
部21と水平矩形部22とから成る。図3において、垂
直矩形部21の上端は、第1のフランジ21Aを使用し
て天板4の内面に固定され、天井通気口4Aに通じてい
る。天井通気口4Aは天板上面に取付けられた冷却ファ
ン53の流入口を形成している。水平矩形部22の側端
は、第2のフランジ22Aを使用して右側板3に固定さ
れ、側面通気口3Aに通じている。垂直矩形部21の前
面壁21Bの左右及び左右の側面壁21Cには、それぞ
れに連続する開口21Eが穿設されている。開口21E
の奥行は後面壁21Dに近接するまで延びている。21
Fは前面壁21Bの中央部に残された柱部で、直角に補
強曲げが施されている。前面壁21Bの21E1は開口
21Eの上下縁から延びる切欠き溝である。23は開口
21Eの側面壁21C側の上下縁の内側に固着された4
個のZ字形のガイド部材である。ガイド部材23と側面
壁21Cの開口縁とによって切欠き溝21E1に連続す
るU字形溝のガイドレール93が形成されている。
【0015】次に、前記実施例中でこの発明が応用され
るパルス電源ユニット58、極性切換ユニット59が配
設される筐体部分について説明する。パルス電源ユニッ
ト58は例えば放電加工のための加工電源で、60はパ
ルス電源ユニット58の主たる構成部品である半導体パ
ワーモジュールであり、スイッチング動作により大きい
熱を発生する。61はヒートシンクで、ベースプレート
61Aと多数の並行平板型の放熱フィン61Bとから成
る。半導体パワーモジュール60はベースプレート61
Aの表面に熱伝導を損なわない状態でねじ止め固定され
ている。62は制御基板で、細長いシャフトなどからな
る支持機構63によってベースプレート61Aに固定さ
れている。64はパルス電源ユニット58、極性切換ユ
ニット59が配設される筐体部分の前面部に配設される
前面板で、ベースプレート61Aと直角にその前端面に
固定され、端子台65が取付けられている。ベースプレ
ート61Aは放熱フィン61Bの上下端より飛び出る高
さを有し、前面板64はベースプレート61Aの上下端
より飛び出る高さと放熱フィン61Bの横幅より飛び出
る幅を有する。
【0016】切欠き溝21E1の幅にほぼ一致する厚み
を有するベースプレート61Aの上下端をガイドレール
93内に滑り込ませることにより、ユニット58は外気
ダクト20の開口21E内に挿入できる。最終挿入位置
で前面板64は前面壁21Bに密着しねじ部材66で外
気ダクト20に固定される。ベースプレート61Aの上
端面と後端面にはパッキン44が張付けられており、挿
入に必要な隙間及び製作誤差から生じる隙間が気密に閉
じられる。この挿入状態において、ベースプレート61
Aを境にして外気ダクト20の垂直矩形部21内に放熱
フィン61Bが位置し、防塵区画111内に半導体パワ
ーモジュール60、制御基板62が位置して開口21E
は気密に閉塞され、外気ダクト20内に外気流路114
が形成される。
【0017】開口21Eは垂直矩形部21の左右に対称
に設けられ、ユニット58は、パッキン44の張る位置
を変える他は同一のものを上下逆にして挿入できる。但
し、パッキン44を外気ダクト20側に張り付ける場合
は、まったく同一のものでよい。加工電源が小さくてよ
い場合は、ユニット58は一台でよく、開口21Eも左
右いずれか片方のみに設ければよい。又、加工電源出力
に応じてユニット台数を変える場合は、二つの開口21
Eの片方にダミーのユニットケースを挿入して該開口2
1Eを閉塞できる。
【0018】次に、制御装置101の冷却構成の動作を
図1、図2を参照して説明する。外気ファン51、内気
ファン52の運転によって、防塵区画111内の暖めら
れた空気は図2の矢印aで示すように第1の内気通気口
6Aから吸い込まれ、伝熱板12の内気側矩形流路90
内を分流して内気ファン52によって再び防塵区画11
1内に戻される強制対流循環が行われる。一方、制御装
置外の外気は図2の矢印bで示すように裏板下部の第2
の外気通気口9Aから吸い込まれ、伝熱板12の外気側
矩形流路91内を分流して外気ファン51によって制御
装置外へ排出される。内気側及び外気側矩形流路90、
91内の強制対流により、伝熱板12を介して熱交換が
行われ、防塵区画111内の空気が冷却され、電気、電
子部品からの発熱を制御装置外に排出できる。上記のよ
うに伝熱板12は外気及び内気ファン51、52と組み
合わされて熱交換器として作用する。又、第2の外気通
気口9Aからの吸い込み空気流によって第2の通気区画
113内の変圧器54などが良好に空冷される。
【0019】冷却ファン53の運転によって、図2、図
3の矢印cで示すように外気は側面通気口3Aから冷却
ダクト20の外気流路114内に吸い込まれる。上記外
気流によってヒートシンク61の放熱フィン61Bは強
制冷却され、暖められた外気は天井通気口4Aから上方
向に排出される。
【0020】半導体パワーモジュール60から発生する
熱の大部分はヒートシンク61のベースプレート61A
に熱伝導され、さらに放熱フィン61Bに熱伝導され、
前述したように直ちに制御装置外に排出される。これに
より、パルス電源ユニット58は格段に大きい発熱量を
有するにもかかわらず、該ユニット58から防塵区画1
11内に発散される熱は少なくなる。防塵区画111内
は伝熱板12の熱交換作用及び筐体1外表面からの自然
放熱により冷却されるが、この冷却は外気と防塵区画1
11内の内気との温度差によって成される。従って、内
気温度は外気温度より許容範囲で高くなるのは避けられ
ない。ヒートシンク61は低い温度の外気で直接強制冷
却され、外気とヒートシンク61との温度差が大きいの
で、熱放散が大きくなり、温度上昇も低くできる。又、
放熱フィン61Bは外気ダクト20の垂直矩形部21で
包囲されているので、吸い込まれた外気はほとんどすべ
てが放熱フィン61Bの間に入り、他の部分に逸流する
ことがない。これにより、外気流の風速が高められ、放
熱フィン61Bから外気への熱伝達が促進される。上記
をさらに改良するために、垂直矩形部21の柱部21F
の横幅をさらに小さく構成したり、中央に仕切り部材を
配設して柱部21Fによって生じる左右の放熱フィン6
1Bの間の隙間を閉塞してもよい。
【0021】ユニット58は、防塵区画111内の奥行
き寸法の大部分を占めるよう配設され、その結果、前方
又は後方にデッドスペースがなく、左右方向の占有空間
が少なくてすみ、制御装置101の実装効率を良くする
ことができる。又、前面板64に端子台65を取付け、
制御基板62の前縁にコネクタ(図示せず)を取付ける
ことにより、ケーブル接続は制御装置正面から容易に作
業できる。又、ユニット58はガイドレール93に沿っ
て着脱自在に装着でき、前面板64においてねじ止め固
定できるので、制御装置101への組み込み作業が容易
にでき、修理交換作業も迅速にできる。又、外気ダクト
20の両側面に開口21Eを設けることにより、2台の
ユニット58を装着できる。
【0022】加工電流を流して行う制御装置101の総
合的な試験は、各ユニットの表示部の監視などのため扉
8は開放した状態で行うのが一般的である。ところで、
ユニット58の半導体パワーモジュール60などのよう
なスイチィング素子は過負荷耐量が小さいので、ヒート
シンクを使用した強制冷却無しでは、たとえ短時間でも
通電できない。仮にユニット58のヒートシンク61を
防塵区画111内に一般的な方法で取付けて、他のユニ
ットと同様に間接冷却した場合、扉8を開放すると、強
制対流循環が損なわれ、温度上昇が過大になる危険が生
ずる。しかし、本実施例によれば、扉8を開放しても外
気流路114内の強制対流は維持されるので、上記問題
は回避される。
【0023】図4に示すように内気側矩形流路90への
吸気口となる第1の内気通気口6Aは天板4の真下に設
けられているため、最も高温になる防塵区画111内の
最上部の内気が円滑に吸い込まれ、外気側矩形流路91
内の外気との温度差が大きくなり、放熱量が増大する。
又、第1の内気通気口6Aは防塵区画111のほぼ全幅
に設けられているため、内気は均一に上昇して吸い込ま
れ、空気淀みの発生、ホットスポットの発生が防止され
る。又、数値制御ユニット55は内気ファン52より下
側に位置しているが、数値制御ユニット55自身が垂直
方向に空気を吸引する冷却ファン(図示せず)を備えて
いるので、防塵区画111の下部の内気も十分攪拌され
低い温度に保たれる。第2の通気区画内113内の電気
機器は前述したように外気により強制冷却されるので、
自然空冷で必要とする制御装置内空間より狭い制御装置
内空間に収納でき、第2の通気区画内113は小形に形
成でき、制御装置101全体も小形化される。
【0024】上記実施例のパルス電源ユニット58では
半導体パワーモジュール60について説明したが、半導
体スイッチング素子など他の発熱体を使用しても同様の
効果が得られる。又、前面板64は経済的な効果が得ら
れればアルミダイカストによりヒートシンク61と一体
形成しても良い。又、ヒートシンク61の放熱フィンの
型式としてはピンフィン型などさまざまなものを採用で
きる。又、ガイドレール93はU字形溝の例で説明した
が、例えば、ユニット側にU字形溝を形成し、側面壁2
1Cに穿設された開口21Eの縁に嵌合するなど、種々
の構成のものを採用できる。又、外気ダクト20は図
3、図4の一点鎖線24で示すように、水平矩形部22
を左方にも延長して左側壁2にも連結し、左右の側面通
気口から吸気するようにして吸い込み風量を増大でき
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
次のような優れた効果が得られる。制御装置内に形成し
た外気通風路内に発熱体が固定されるヒートシンクを配
設し、外気により強制冷却しているので、制御装置内の
発熱量が低減でき、上記ヒートシンクの冷却効率を向上
出来る。また、上記ヒートシンクを備えたユニットは外
気通風路内に着脱自在に挿入できる構成にしたので、ス
ペースの有効利用が図れると共に、組立及び保守点検作
業が容易にできる制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による制御装置の扉を除
いた正面図である。
【図2】 図1に示したA−A線部分の断面図である。
【図3】 図1に示したパルス電源ユニット部分の一部
破断正面図である。
【図4】 図3に示したB−B線部分の断面図である。
【図5】 図3に示した外気ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
筐体、3A 側面通気口、4 天板、4A 天井通気口 第1の仕切壁、6A 第1の内気通気口、6B 第2の
内気通気口 7 第2の仕切壁、8 扉、9 裏板、12 伝熱板、
20 外気ダクト 外気ファン、52 内気ファン、53 冷却ファン パルス電源ユニット、59 極性切換ユニット 60 半導体パワーモジュール、61・・・ヒートシン
ク 61A ベースプレート、61B 放熱フィン、62
制御基板 64 前面板、74 半導体スイッチング素子、90
内気側矩形流路 91 外気側矩形流路、93 ガイドレール、101
制御装置 111 防塵区画、112 第1の通気区画

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に電子機器を内蔵した制御装置にお
    いて、前記筐体の前面部に配設される前面板と、前記前
    面板の内側に一端面が当接して装着されると共に、一面
    に放熱部を有し、他面に電子機器が装着されるベースプ
    レートを有するヒートシンクと、前記筐体内に設けら
    れ、前記ベースプレートの他端面と係合し、前記ベース
    プレートを前記筐体内で立設させるガイドレールとを備
    え、更に、前記ガイドレールに前記ベースプレートを係
    合して立設させ、前記ベースプレートにより前記筐体内
    を前記電子機器が配置される空間と、前記放熱部が配置
    される空間とに分割し、前記放熱部の配置される前記空
    間には前記放熱部を冷却する通風路を形成したことを特
    徴とする電子機器を内蔵した制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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