JP2000150778A - ポリシリコン抵抗素子 - Google Patents
ポリシリコン抵抗素子Info
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- JP2000150778A JP2000150778A JP10315735A JP31573598A JP2000150778A JP 2000150778 A JP2000150778 A JP 2000150778A JP 10315735 A JP10315735 A JP 10315735A JP 31573598 A JP31573598 A JP 31573598A JP 2000150778 A JP2000150778 A JP 2000150778A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ポリシリコン抵抗素子の電流−電圧特性の直線
性を高電流領域まで伸ばすために、従来、ポリシリコン
抵抗の上の一部を制御電極で覆う構成が採られていた
が、この構成では、少なくともポリシリコン抵抗の上に
は制御電極用のスペースが必要となり、長さの短いポリ
シリコン抵抗には適用が難しいという問題を有してい
た。 【解決手段】ポリシリコン抵抗体3〜5の横方向に絶縁
膜を介して抵抗バイアス用ポリシリコン層6を設けるの
で、ポリシリコン抵抗体の抵抗値をポリシリコン抵抗体
の長さに関係なく高い方向に設定できる。更に、ポリシ
リコン抵抗体とバイアス手段の横方向の間隔を変化させ
ることにより、ポリシリコン抵抗体を種々の高い抵抗値
に設定できるという効果も得られる。
性を高電流領域まで伸ばすために、従来、ポリシリコン
抵抗の上の一部を制御電極で覆う構成が採られていた
が、この構成では、少なくともポリシリコン抵抗の上に
は制御電極用のスペースが必要となり、長さの短いポリ
シリコン抵抗には適用が難しいという問題を有してい
た。 【解決手段】ポリシリコン抵抗体3〜5の横方向に絶縁
膜を介して抵抗バイアス用ポリシリコン層6を設けるの
で、ポリシリコン抵抗体の抵抗値をポリシリコン抵抗体
の長さに関係なく高い方向に設定できる。更に、ポリシ
リコン抵抗体とバイアス手段の横方向の間隔を変化させ
ることにより、ポリシリコン抵抗体を種々の高い抵抗値
に設定できるという効果も得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリシリコン抵抗
素子、特に、外部からのバイアス条件によって抵抗値を
変えることのできるポリシリコン抵抗素子に関するもの
である。
素子、特に、外部からのバイアス条件によって抵抗値を
変えることのできるポリシリコン抵抗素子に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ポリシリコン抵抗は、拡散抵抗と比較し
て、半導体素子が造り込まれる半導体基板からの絶縁性
が高いので、従来から頻繁に用いられているが、反面、
抵抗値の精度に劣るという欠点がある。この欠点を補う
ために、様々な工夫がなされてきている。その一つとし
て、特開昭63− 211666公報に、抵抗の電流−
電圧特性の直線性を高電流領域にまで伸ばすことのでき
るポリシリコン抵抗素子が開示されている。図5、6は
同公報による発明の内容を示す図で、図5(a)はポリ
シリコン抵抗の平面図、同図(b)はそのA−A線に沿
った断面図、図6はポリシリコン抵抗の電流−電圧特性
を示すグラフである。この公報においては、ポリシリコ
ン抵抗体83上に絶縁膜82を介して抵抗値制御電極8
6を設け、この電極に所定の電圧を印加してポリシリコ
ン抵抗体83の表面から内部に向けて、図5(b)に示
すように、電荷誘起層(空乏層)92を発生させ、電流
通路断面積を小さくしている。このようにすることによ
り、図6に示すように、従来のポリシリコン抵抗素子の
電流−電圧特性101の低電流領域における直線領域1
02を高電流領域まで伸ばし、電流−電圧特性103に
変える共に、抵抗値の絶対値を全体として大きくなる方
向に変えている。
て、半導体素子が造り込まれる半導体基板からの絶縁性
が高いので、従来から頻繁に用いられているが、反面、
抵抗値の精度に劣るという欠点がある。この欠点を補う
ために、様々な工夫がなされてきている。その一つとし
て、特開昭63− 211666公報に、抵抗の電流−
電圧特性の直線性を高電流領域にまで伸ばすことのでき
るポリシリコン抵抗素子が開示されている。図5、6は
同公報による発明の内容を示す図で、図5(a)はポリ
シリコン抵抗の平面図、同図(b)はそのA−A線に沿
った断面図、図6はポリシリコン抵抗の電流−電圧特性
を示すグラフである。この公報においては、ポリシリコ
ン抵抗体83上に絶縁膜82を介して抵抗値制御電極8
6を設け、この電極に所定の電圧を印加してポリシリコ
ン抵抗体83の表面から内部に向けて、図5(b)に示
すように、電荷誘起層(空乏層)92を発生させ、電流
通路断面積を小さくしている。このようにすることによ
り、図6に示すように、従来のポリシリコン抵抗素子の
電流−電圧特性101の低電流領域における直線領域1
02を高電流領域まで伸ばし、電流−電圧特性103に
変える共に、抵抗値の絶対値を全体として大きくなる方
向に変えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造では、ポリシリコン抵抗の上の一部を覆う制御電極を
必要とし、少なくともポリシリコン抵抗の上には制御電
極用のスペースが必要となり、長さの短いポリシリコン
抵抗には適用が難しいという問題を有している。
造では、ポリシリコン抵抗の上の一部を覆う制御電極を
必要とし、少なくともポリシリコン抵抗の上には制御電
極用のスペースが必要となり、長さの短いポリシリコン
抵抗には適用が難しいという問題を有している。
【0004】本発明の主な目的は、長さの短いポリシリ
コン抵抗に対しても抵抗値の電流−電圧特性の直線性を
高電流領域まで伸ばすと共に抵抗値の絶対値を大きくな
る方向に変えることのできるポリシリコン抵抗素子を提
供することにある。
コン抵抗に対しても抵抗値の電流−電圧特性の直線性を
高電流領域まで伸ばすと共に抵抗値の絶対値を大きくな
る方向に変えることのできるポリシリコン抵抗素子を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるポリシリコ
ン抵抗素子は、一導電型半導体基板と、前記一導電型半
導体基板上に設けられた第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜
上に設けられたポリシリコン抵抗体と、前記ポリシリコ
ン抵抗体と同時に形成され、前記ポリシリコン抵抗体に
近接して配置された抵抗バイアス用ポリシリコン層と、
前記ポリシリコン抵抗体及び前記抵抗バイアス用ポリシ
リコン層を含む前記第1絶縁膜を覆う第2絶縁膜と、前
記ポリシリコン抵抗体及び前記抵抗バイアス用ポリシリ
コン層の上の前記第2絶縁膜の所定部分に開口されたそ
れぞれ抵抗コンタクト及び抵抗バイアス用コンタクト
と、前記抵抗コンタクト及び抵抗バイアス用コンタクト
に接続されたそれぞれ抵抗配線及びバイアス用配線とか
ら成ることを特徴としており、上記構成の一つの具体的
な形態として、前記抵抗バイアス用ポリシリコン層が、
前記ポリシリコン抵抗体に対して所定の間隔を保ちつつ
少なくともその長さ方向の両側を囲む様に形成されるこ
とを特徴とし、又、前述までの構成において、前記ポリ
シリコン抵抗体が複数ある場合、前記所定の間隔がそれ
ぞれのポリシリコン抵抗体に対してそれぞれ異なる値を
とりうることを特徴とし、更に、前述までの構成におい
て、前記ポリシリコン抵抗体に含まれる不純物がP型又
はN型の場合、前記バイアス用配線は前記抵抗配線より
もそれぞれ高い一定の電圧又は低い一定の電圧が印加さ
れることを特徴としている。
ン抵抗素子は、一導電型半導体基板と、前記一導電型半
導体基板上に設けられた第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜
上に設けられたポリシリコン抵抗体と、前記ポリシリコ
ン抵抗体と同時に形成され、前記ポリシリコン抵抗体に
近接して配置された抵抗バイアス用ポリシリコン層と、
前記ポリシリコン抵抗体及び前記抵抗バイアス用ポリシ
リコン層を含む前記第1絶縁膜を覆う第2絶縁膜と、前
記ポリシリコン抵抗体及び前記抵抗バイアス用ポリシリ
コン層の上の前記第2絶縁膜の所定部分に開口されたそ
れぞれ抵抗コンタクト及び抵抗バイアス用コンタクト
と、前記抵抗コンタクト及び抵抗バイアス用コンタクト
に接続されたそれぞれ抵抗配線及びバイアス用配線とか
ら成ることを特徴としており、上記構成の一つの具体的
な形態として、前記抵抗バイアス用ポリシリコン層が、
前記ポリシリコン抵抗体に対して所定の間隔を保ちつつ
少なくともその長さ方向の両側を囲む様に形成されるこ
とを特徴とし、又、前述までの構成において、前記ポリ
シリコン抵抗体が複数ある場合、前記所定の間隔がそれ
ぞれのポリシリコン抵抗体に対してそれぞれ異なる値を
とりうることを特徴とし、更に、前述までの構成におい
て、前記ポリシリコン抵抗体に含まれる不純物がP型又
はN型の場合、前記バイアス用配線は前記抵抗配線より
もそれぞれ高い一定の電圧又は低い一定の電圧が印加さ
れることを特徴としている。
【0006】次に、本発明の上述までの構成と異なる別
のポリシリコン抵抗素子は、一導電型半導体基板と、前
記一導電型半導体基板表面に設けられた抵抗バイアス用
拡散層と、前記抵抗バイアス用拡散層を含む前記一導電
型半導体基板上に設けられた第1絶縁膜と、前記抵抗バ
イアス用拡散層上に位置し、かつ、その領域に包含され
る形で前記第1絶縁膜上に設けられたポリシリコン抵抗
体と、前記ポリシリコン抵抗体を含む前記第1絶縁膜を
覆う第2絶縁膜と、前記抵抗バイアス用拡散層上の前記
第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を開口して設けた抵抗バ
イアス用コンタクトと、前記ポリシリコン抵抗体の上の
前記第2絶縁膜の所定部分に開口された抵抗コンタクト
と、前記抵抗バイアス用コンタクト及び前記抵抗コンタ
クトに接続されたそれぞれ抵抗配線及びバイアス用配線
とから成ることを特徴としており、上記構成の一つの具
体的な形態として、前記抵抗バイアス用拡散層が、反対
導電型の拡散層であることを特徴とし、又、前述までの
構成において、前記ポリシリコン抵抗体に含まれる不純
物がP型又はN型の場合、前記バイアス用配線は前記抵
抗配線よりもそれぞれ高い一定の電圧又は低い一定の電
圧が印加されることを特徴とし、更に、前述までの構成
において、前記ポリシリコン抵抗体が複数ある場合、前
記抵抗バイアス用拡散層がそれぞれのポリシリコン抵抗
体を包含する形でその下方にそれぞれ互いに独立して設
けられ、かつ、それぞれ異なる一定の電圧であることを
特徴としている。
のポリシリコン抵抗素子は、一導電型半導体基板と、前
記一導電型半導体基板表面に設けられた抵抗バイアス用
拡散層と、前記抵抗バイアス用拡散層を含む前記一導電
型半導体基板上に設けられた第1絶縁膜と、前記抵抗バ
イアス用拡散層上に位置し、かつ、その領域に包含され
る形で前記第1絶縁膜上に設けられたポリシリコン抵抗
体と、前記ポリシリコン抵抗体を含む前記第1絶縁膜を
覆う第2絶縁膜と、前記抵抗バイアス用拡散層上の前記
第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜を開口して設けた抵抗バ
イアス用コンタクトと、前記ポリシリコン抵抗体の上の
前記第2絶縁膜の所定部分に開口された抵抗コンタクト
と、前記抵抗バイアス用コンタクト及び前記抵抗コンタ
クトに接続されたそれぞれ抵抗配線及びバイアス用配線
とから成ることを特徴としており、上記構成の一つの具
体的な形態として、前記抵抗バイアス用拡散層が、反対
導電型の拡散層であることを特徴とし、又、前述までの
構成において、前記ポリシリコン抵抗体に含まれる不純
物がP型又はN型の場合、前記バイアス用配線は前記抵
抗配線よりもそれぞれ高い一定の電圧又は低い一定の電
圧が印加されることを特徴とし、更に、前述までの構成
において、前記ポリシリコン抵抗体が複数ある場合、前
記抵抗バイアス用拡散層がそれぞれのポリシリコン抵抗
体を包含する形でその下方にそれぞれ互いに独立して設
けられ、かつ、それぞれ異なる一定の電圧であることを
特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1を
参照しながら説明する。図1(a)はポリシリコン抵抗
素子の平面図、同図(b)は、図1(a)の切断線X−
Xに沿った断面図である。
参照しながら説明する。図1(a)はポリシリコン抵抗
素子の平面図、同図(b)は、図1(a)の切断線X−
Xに沿った断面図である。
【0008】P型半導体基板1表面に成長させた下敷酸
化膜2上に、抵抗コンタクト7の間に図5の従来例の様
な制御電極が設けられない程度に長さの短いポリシリコ
ン抵抗体を形成するが、この実施形態では、3個の同じ
形状の第1ポリシリコン抵抗体3、第2ポリシリコン抵
抗体4、第3ポリシリコン抵抗体5を形成したものを示
す。これらのポリシリコン抵抗体の、少なくとも長さ方
向を等間隔で囲む抵抗バイアス用ポリシリコン層6が、
ポリシリコン抵抗体の形成と同時に形成される。ポリシ
リコン抵抗体及び抵抗バイアス用ポリシリコン層6の上
には保護絶縁膜11が形成され、ポリシリコン抵抗体上
の保護絶縁膜11には抵抗コンタクト7が、抵抗バイア
ス用ポリシリコン層6上の保護絶縁膜11には抵抗バイ
アス用コンタクト8が、それぞれ開口される。更に、抵
抗コンタクト7は抵抗配線9により、抵抗バイアス用ポ
リシリコン層6は抵抗バイアス用配線10により、他の
半導体素子又は外部端子(図示せず)に接続される。
化膜2上に、抵抗コンタクト7の間に図5の従来例の様
な制御電極が設けられない程度に長さの短いポリシリコ
ン抵抗体を形成するが、この実施形態では、3個の同じ
形状の第1ポリシリコン抵抗体3、第2ポリシリコン抵
抗体4、第3ポリシリコン抵抗体5を形成したものを示
す。これらのポリシリコン抵抗体の、少なくとも長さ方
向を等間隔で囲む抵抗バイアス用ポリシリコン層6が、
ポリシリコン抵抗体の形成と同時に形成される。ポリシ
リコン抵抗体及び抵抗バイアス用ポリシリコン層6の上
には保護絶縁膜11が形成され、ポリシリコン抵抗体上
の保護絶縁膜11には抵抗コンタクト7が、抵抗バイア
ス用ポリシリコン層6上の保護絶縁膜11には抵抗バイ
アス用コンタクト8が、それぞれ開口される。更に、抵
抗コンタクト7は抵抗配線9により、抵抗バイアス用ポ
リシリコン層6は抵抗バイアス用配線10により、他の
半導体素子又は外部端子(図示せず)に接続される。
【0009】このような構成のポリシリコン抵抗体は、
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線10にはポリシリコン抵抗
体に印加される電位よりも高い一定の電位を与え、図1
(b)に示すように、ポリシリコン抵抗体に横方向から
空乏層12を誘起させ、抵抗値を高い方に調整する。ポ
リシリコンにリン等の不純物がドープされている場合に
は、逆の電位関係に設定すればよい。
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線10にはポリシリコン抵抗
体に印加される電位よりも高い一定の電位を与え、図1
(b)に示すように、ポリシリコン抵抗体に横方向から
空乏層12を誘起させ、抵抗値を高い方に調整する。ポ
リシリコンにリン等の不純物がドープされている場合に
は、逆の電位関係に設定すればよい。
【0010】このように、本実施形態によればポリシリ
コン抵抗体の長さに関係なく、特にポリシリコン抵抗体
の長さが短い場合においても抵抗値制御手段を形成でき
るという効果が得られる。
コン抵抗体の長さに関係なく、特にポリシリコン抵抗体
の長さが短い場合においても抵抗値制御手段を形成でき
るという効果が得られる。
【0011】次に、本発明の第2の実施形態を図2を参
照しながら説明する。図2(a)はポリシリコン抵抗素
子の平面図、同図(b)は、図2(a)の切断線Y−Y
に沿った断面図である。
照しながら説明する。図2(a)はポリシリコン抵抗素
子の平面図、同図(b)は、図2(a)の切断線Y−Y
に沿った断面図である。
【0012】ポリシリコン抵抗体よりも下の構成は第1
の実施形態と同じである。下敷酸化膜2上に、第1の実
施形態と同じ3個の同じ形状の第4ポリシリコン抵抗体
13、第5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリシリコン
抵抗体15を形成したものを示す。これらのポリシリコ
ン抵抗体の、少なくとも長さ方向を、それぞれの抵抗体
に対しては一定の間隔であって、3個のポリシリコン抵
抗体を比べると異なるようにして、抵抗バイアス用ポリ
シリコン層16が囲んでいる。間隔は、第4ポリシリコ
ン抵抗体13、第5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリ
シリコン抵抗体15の順に広くなるようにしている。
の実施形態と同じである。下敷酸化膜2上に、第1の実
施形態と同じ3個の同じ形状の第4ポリシリコン抵抗体
13、第5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリシリコン
抵抗体15を形成したものを示す。これらのポリシリコ
ン抵抗体の、少なくとも長さ方向を、それぞれの抵抗体
に対しては一定の間隔であって、3個のポリシリコン抵
抗体を比べると異なるようにして、抵抗バイアス用ポリ
シリコン層16が囲んでいる。間隔は、第4ポリシリコ
ン抵抗体13、第5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリ
シリコン抵抗体15の順に広くなるようにしている。
【0013】このような構成のポリシリコン抵抗体は、
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線20にはポリシリコン抵抗
体に印加される抵抗配線19の電位よりも高い一定の電
位を与え、図2(b)に示すように、第4ポリシリコン
抵抗体13、第5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリシ
リコン抵抗体15のそれぞれに対して横方向から空乏層
23、24、25を誘起させ、抵抗値を高い方に調整す
る。抵抗値としては、第4ポリシリコン抵抗体13、第
5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリシリコン抵抗体1
5の順に高くなる。
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線20にはポリシリコン抵抗
体に印加される抵抗配線19の電位よりも高い一定の電
位を与え、図2(b)に示すように、第4ポリシリコン
抵抗体13、第5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリシ
リコン抵抗体15のそれぞれに対して横方向から空乏層
23、24、25を誘起させ、抵抗値を高い方に調整す
る。抵抗値としては、第4ポリシリコン抵抗体13、第
5ポリシリコン抵抗体14、第6ポリシリコン抵抗体1
5の順に高くなる。
【0014】このように、第2の実施形態では、ポリシ
リコン抵抗体の長さに関係なく抵抗値制御手段を形成で
きるという効果に加えて、ポリシリコン抵抗体と抵抗バ
イアス用ポリシリコン層との間隔を変えることにより、
種々の抵抗値を示すポリシリコン抵抗体が得られる、と
いう効果も得られる。
リコン抵抗体の長さに関係なく抵抗値制御手段を形成で
きるという効果に加えて、ポリシリコン抵抗体と抵抗バ
イアス用ポリシリコン層との間隔を変えることにより、
種々の抵抗値を示すポリシリコン抵抗体が得られる、と
いう効果も得られる。
【0015】次に、本発明の第3の実施形態を図3を参
照しながら説明する。図3(a)はポリシリコン抵抗素
子の平面図、同図(b)は、図3(a)の切断線Z−Z
に沿った断面図である。この実施形態では、ポリシリコ
ン抵抗体のバイアス手段として、拡散層を用いている。
照しながら説明する。図3(a)はポリシリコン抵抗素
子の平面図、同図(b)は、図3(a)の切断線Z−Z
に沿った断面図である。この実施形態では、ポリシリコ
ン抵抗体のバイアス手段として、拡散層を用いている。
【0016】P型半導体基板1中に抵抗バイアス用N+
拡散層36を選択的に形成する。このP型半導体基板1
に成長させた下敷酸化膜2上に、第1の実施形態と同じ
形状のポリシリコン抵抗体を、抵抗バイアス用N+拡散
層36上方においてその領域に包含される形に形成す
る。この様にして、3個の同じ形状の第7ポリシリコン
抵抗体33、第8ポリシリコン抵抗体34、第9ポリシ
リコン抵抗体35が得られる。
拡散層36を選択的に形成する。このP型半導体基板1
に成長させた下敷酸化膜2上に、第1の実施形態と同じ
形状のポリシリコン抵抗体を、抵抗バイアス用N+拡散
層36上方においてその領域に包含される形に形成す
る。この様にして、3個の同じ形状の第7ポリシリコン
抵抗体33、第8ポリシリコン抵抗体34、第9ポリシ
リコン抵抗体35が得られる。
【0017】このような構成のポリシリコン抵抗体は、
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線40にはポリシリコン抵抗
体に印加される電位よりも高い一定の電位を与え、図3
(b)に示すように、ポリシリコン抵抗体に下方向から
空乏層32を誘起させ、抵抗値を高い方に調整する。
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線40にはポリシリコン抵抗
体に印加される電位よりも高い一定の電位を与え、図3
(b)に示すように、ポリシリコン抵抗体に下方向から
空乏層32を誘起させ、抵抗値を高い方に調整する。
【0018】この実施形態においては、第1の実施形態
の抵抗バイアス用ポリシリコン層を必要としないので、
第1の実施形態で得られる効果に加え、ポリシリコン抵
抗体を得るための占有面積を小さくできる、という効果
も得られる。
の抵抗バイアス用ポリシリコン層を必要としないので、
第1の実施形態で得られる効果に加え、ポリシリコン抵
抗体を得るための占有面積を小さくできる、という効果
も得られる。
【0019】次に、本発明の第4の実施形態を図4を参
照しながら説明する。図4(a)はポリシリコン抵抗素
子の平面図、同図(b)は、図4(a)の切断線W−W
に沿った断面図である。この実施形態では、第3の実施
形態と同じく、ポリシリコン抵抗体のバイアス手段とし
て、拡散層を用いている。
照しながら説明する。図4(a)はポリシリコン抵抗素
子の平面図、同図(b)は、図4(a)の切断線W−W
に沿った断面図である。この実施形態では、第3の実施
形態と同じく、ポリシリコン抵抗体のバイアス手段とし
て、拡散層を用いている。
【0020】P型半導体基板1中に抵抗バイアス用N+
拡散層66、67、68を選択的に形成する。このP型
半導体基板1に成長させた下敷酸化膜2上に、第1の実
施形態と同じ形状の3個のポリシリコン抵抗体を、それ
ぞれ抵抗バイアス用N+拡散層66、67、68上方に
おいてその領域に包含される形に形成する。この様にし
て、3個の同じ形状の第10ポリシリコン抵抗体53、
第11ポリシリコン抵抗体54、第12ポリシリコン抵
抗体55が得られる。第10ポリシリコン抵抗体53、
第11ポリシリコン抵抗体54、第12ポリシリコン抵
抗体55上は保護絶縁膜11が覆っており、それぞれの
ポリシリコン抵抗体上に抵抗コンタクト57が開口され
ると共に抵抗バイアス用N+拡散層66、67、68上
にもそれぞれ抵抗バイアス用コンタクト58が開口され
ている。これらのコンタクトと抵抗配線59、抵抗バイ
アス用配線61を通して、ポリシリコン抵抗体及び抵抗
バイアス用N+拡散層は他の半導体素子又は外部端子に
接続される。
拡散層66、67、68を選択的に形成する。このP型
半導体基板1に成長させた下敷酸化膜2上に、第1の実
施形態と同じ形状の3個のポリシリコン抵抗体を、それ
ぞれ抵抗バイアス用N+拡散層66、67、68上方に
おいてその領域に包含される形に形成する。この様にし
て、3個の同じ形状の第10ポリシリコン抵抗体53、
第11ポリシリコン抵抗体54、第12ポリシリコン抵
抗体55が得られる。第10ポリシリコン抵抗体53、
第11ポリシリコン抵抗体54、第12ポリシリコン抵
抗体55上は保護絶縁膜11が覆っており、それぞれの
ポリシリコン抵抗体上に抵抗コンタクト57が開口され
ると共に抵抗バイアス用N+拡散層66、67、68上
にもそれぞれ抵抗バイアス用コンタクト58が開口され
ている。これらのコンタクトと抵抗配線59、抵抗バイ
アス用配線61を通して、ポリシリコン抵抗体及び抵抗
バイアス用N+拡散層は他の半導体素子又は外部端子に
接続される。
【0021】このような構成のポリシリコン抵抗体は、
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線60、抵抗バイアス用配線
61、抵抗バイアス用配線62にはポリシリコン抵抗体
に印加される抵抗配線59の電位よりも高い一定の電位
を与え、抵抗バイアス用配線60、抵抗バイアス用配線
61、抵抗バイアス用配線62の順に高く設定してお
く。このようにしておけば、図4(b)に示すように、
第10ポリシリコン抵抗体53、第11ポリシリコン抵
抗体54、第12ポリシリコン抵抗体55のそれぞれに
対して下方向から空乏層72、73、74が誘起され、
抵抗値が高い値に設定される。抵抗値としては、第10
ポリシリコン抵抗体53、第11ポリシリコン抵抗体5
4、第12ポリシリコン抵抗体55の順に高くなる。
ポリシリコンにボロン等の不純物がドープされている場
合には、抵抗バイアス用配線60、抵抗バイアス用配線
61、抵抗バイアス用配線62にはポリシリコン抵抗体
に印加される抵抗配線59の電位よりも高い一定の電位
を与え、抵抗バイアス用配線60、抵抗バイアス用配線
61、抵抗バイアス用配線62の順に高く設定してお
く。このようにしておけば、図4(b)に示すように、
第10ポリシリコン抵抗体53、第11ポリシリコン抵
抗体54、第12ポリシリコン抵抗体55のそれぞれに
対して下方向から空乏層72、73、74が誘起され、
抵抗値が高い値に設定される。抵抗値としては、第10
ポリシリコン抵抗体53、第11ポリシリコン抵抗体5
4、第12ポリシリコン抵抗体55の順に高くなる。
【0022】このように、第4の実施形態では、第3の
実施形態で得られる効果に加え、抵抗バイアス用N+拡
散層に種々の一定電圧を印加することにより、種々の抵
抗値を示すポリシリコン抵抗体が得られる、という効果
も得られる。
実施形態で得られる効果に加え、抵抗バイアス用N+拡
散層に種々の一定電圧を印加することにより、種々の抵
抗値を示すポリシリコン抵抗体が得られる、という効果
も得られる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポリシリコン抵抗体の横方向或いは下方に絶縁膜を介し
てポリシリコン抵抗体のバイアス手段を設けるので、ポ
リシリコン抵抗体の抵抗値をポリシリコン抵抗体の長さ
に関係なく高く設定できる。更に、ポリシリコン抵抗体
とバイアス手段の横方向の間隔を変化させたり、ポリシ
リコン抵抗体と下方に位置するバイアス手段の電位を種
々の値に設定することにより、ポリシリコン抵抗体を種
々の高い抵抗値に設定できるという効果も得られる。
ポリシリコン抵抗体の横方向或いは下方に絶縁膜を介し
てポリシリコン抵抗体のバイアス手段を設けるので、ポ
リシリコン抵抗体の抵抗値をポリシリコン抵抗体の長さ
に関係なく高く設定できる。更に、ポリシリコン抵抗体
とバイアス手段の横方向の間隔を変化させたり、ポリシ
リコン抵抗体と下方に位置するバイアス手段の電位を種
々の値に設定することにより、ポリシリコン抵抗体を種
々の高い抵抗値に設定できるという効果も得られる。
【図1】本発明の第1の実施形態により得られるポリシ
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態により得られるポリシ
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態により得られるポリシ
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
【図4】本発明の第4の実施形態により得られるポリシ
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
リコン抵抗素子の平面図及び断面図である。
【図5】従来のポリシリコン抵抗素子の平面図及び断面
図である。
図である。
【図6】図5の従来のポリシリコン抵抗素子が示す電流
−電圧特性を示すグラフである。
−電圧特性を示すグラフである。
1 P型半導体基板 2 下敷酸化膜 3 第1ポリシリコン抵抗体 4 第2ポリシリコン抵抗体 5 第3ポリシリコン抵抗体 6、16 抵抗バイアス用ポリシリコン層 7、17、37、57、87 抵抗コンタクト 8、18、38、58 抵抗バイアス用コンタクト 9、19、39、59、89 抵抗配線 10、20、40、60、61、62 抵抗バイアス用
配線 11 保護絶縁膜 12、22、23、24、32、72、73、74 空
乏層 13 第4ポリシリコン抵抗体 14 第5ポリシリコン抵抗体 15 第6ポリシリコン抵抗体 33 第7ポリシリコン抵抗体 34 第8ポリシリコン抵抗体 35 第9ポリシリコン抵抗体 36、66、67、68 抵抗バイアス用N+拡散層 53 第10ポリシリコン抵抗体 54 第11ポリシリコン抵抗体 55 第12ポリシリコン抵抗体 81 絶縁基板 82 絶縁膜 83 ポリシリコン抵抗体 86 抵抗値制御電極 92 電荷誘起層 101、103 電流−電圧特性 102 直線領域
配線 11 保護絶縁膜 12、22、23、24、32、72、73、74 空
乏層 13 第4ポリシリコン抵抗体 14 第5ポリシリコン抵抗体 15 第6ポリシリコン抵抗体 33 第7ポリシリコン抵抗体 34 第8ポリシリコン抵抗体 35 第9ポリシリコン抵抗体 36、66、67、68 抵抗バイアス用N+拡散層 53 第10ポリシリコン抵抗体 54 第11ポリシリコン抵抗体 55 第12ポリシリコン抵抗体 81 絶縁基板 82 絶縁膜 83 ポリシリコン抵抗体 86 抵抗値制御電極 92 電荷誘起層 101、103 電流−電圧特性 102 直線領域
Claims (8)
- 【請求項1】 一導電型半導体基板と、前記一導電型半
導体基板上に設けられた第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜
上に設けられたポリシリコン抵抗体と、前記ポリシリコ
ン抵抗体と同時に形成され、前記ポリシリコン抵抗体に
近接して配置された抵抗バイアス用ポリシリコン層と、
前記ポリシリコン抵抗体及び前記抵抗バイアス用ポリシ
リコン層を含む前記第1絶縁膜を覆う第2絶縁膜と、前
記ポリシリコン抵抗体及び前記抵抗バイアス用ポリシリ
コン層の上の前記第2絶縁膜の所定部分に開口されたそ
れぞれ抵抗コンタクト及び抵抗バイアス用コンタクト
と、前記抵抗コンタクト及び抵抗バイアス用コンタクト
に接続されたそれぞれ抵抗配線及びバイアス用配線とか
ら成ることを特徴とするポリシリコン抵抗素子。 - 【請求項2】 前記抵抗バイアス用ポリシリコン層が、
前記ポリシリコン抵抗体に対して所定の間隔を保ちつつ
少なくともその長さ方向の両側を囲む様に形成されてい
る請求項1記載のポリシリコン抵抗素子。 - 【請求項3】 前記ポリシリコン抵抗体が複数ある場
合、前記所定の間隔がそれぞれのポリシリコン抵抗体に
対してそれぞれ異なる値をとりうる請求項1乃至2記載
のポリシリコン抵抗素子。 - 【請求項4】 前記ポリシリコン抵抗体に含まれる不純
物がP型又はN型の場合、前記バイアス用配線は前記抵
抗配線よりもそれぞれ高い一定の電圧又は低い一定の電
圧が印加される請求項1乃至3記載のポリシリコン抵抗
素子。 - 【請求項5】 一導電型半導体基板と、前記一導電型半
導体基板表面に設けられた抵抗バイアス用拡散層と、前
記抵抗バイアス用拡散層を含む前記一導電型半導体基板
上に設けられた第1絶縁膜と、前記抵抗バイアス用拡散
層上に位置し、かつ、その領域に包含される形で前記第
1絶縁膜上に設けられたポリシリコン抵抗体と、前記ポ
リシリコン抵抗体を含む前記第1絶縁膜を覆う第2絶縁
膜と、前記抵抗バイアス用拡散層上の前記第1絶縁膜及
び前記第2絶縁膜を開口して設けた抵抗バイアス用コン
タクトと、前記ポリシリコン抵抗体の上の前記第2絶縁
膜の所定部分に開口された抵抗コンタクトと、前記抵抗
バイアス用コンタクト及び前記抵抗コンタクトに接続さ
れたそれぞれ抵抗配線及びバイアス用配線とから成るこ
とを特徴とするポリシリコン抵抗素子。 - 【請求項6】 前記抵抗バイアス用拡散層が、反対導電
型の拡散層である請求項5記載のポリシリコン抵抗素
子。 - 【請求項7】 前記ポリシリコン抵抗体に含まれる不純
物がP型又はN型の場合、前記バイアス用配線は前記抵
抗配線よりもそれぞれ高い一定の電圧又は低い一定の電
圧が印加される請求項5乃至6記載のポリシリコン抵抗
素子。 - 【請求項8】 前記ポリシリコン抵抗体が複数ある場
合、前記抵抗バイアス用拡散層がそれぞれのポリシリコ
ン抵抗体を包含する形でその下方にそれぞれ互いに独立
して設けられ、かつ、それぞれ異なる一定の電圧である
請求項5乃至7記載のポリシリコン抵抗素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31573598A JP3150109B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | ポリシリコン抵抗素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31573598A JP3150109B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | ポリシリコン抵抗素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000150778A true JP2000150778A (ja) | 2000-05-30 |
JP3150109B2 JP3150109B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18068916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31573598A Expired - Fee Related JP3150109B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | ポリシリコン抵抗素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150109B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7616089B2 (en) * | 2007-09-28 | 2009-11-10 | Cirrus Logic, Inc. | Compensation of field effect on polycrystalline resistors |
JP2013062523A (ja) * | 2012-11-13 | 2013-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
US9484444B2 (en) | 2007-05-25 | 2016-11-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device with a resistance element in a trench |
JP2017123481A (ja) * | 2017-03-09 | 2017-07-13 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置 |
WO2018121673A1 (zh) * | 2016-12-30 | 2018-07-05 | 无锡华润上华科技有限公司 | 半导体器件 |
CN109244060A (zh) * | 2017-07-11 | 2019-01-18 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 半导体器件及其形成方法 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP31573598A patent/JP3150109B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9484444B2 (en) | 2007-05-25 | 2016-11-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device with a resistance element in a trench |
US7616089B2 (en) * | 2007-09-28 | 2009-11-10 | Cirrus Logic, Inc. | Compensation of field effect on polycrystalline resistors |
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WO2018121673A1 (zh) * | 2016-12-30 | 2018-07-05 | 无锡华润上华科技有限公司 | 半导体器件 |
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---|---|
JP3150109B2 (ja) | 2001-03-26 |
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