JPH03236281A - 電力用半導体装置 - Google Patents

電力用半導体装置

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JPH03236281A
JPH03236281A JP3310790A JP3310790A JPH03236281A JP H03236281 A JPH03236281 A JP H03236281A JP 3310790 A JP3310790 A JP 3310790A JP 3310790 A JP3310790 A JP 3310790A JP H03236281 A JPH03236281 A JP H03236281A
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insulating film
layer
drain
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field plate
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Toru Aoyama
徹 青山
Masami Yamaoka
山岡 正美
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、電力用トランジスタ部とその制御回路部とが
1チップ上に集積された電力用半導体装置に関する。特
に、ドレイン電位を制御回路部に導くための構造に関す
る。
【従来技術】
従来から、ドレインがチップの裏面に形成された縦型の
電力用トランジスタ部と、そのトランジスタ部の過電流
遮断を行うための保護回路部等の制御回路とが1チップ
上に集積された電力用半導体装置が知られている。 電力用トランジスタの電流を検出するためには、ドレイ
ン電位を検出する必要がある。そのドレイン電位の保護
回路部での検出は、チップの裏面に形成されたドレイン
にアルミニウム導線をボンデングして、その導線をチッ
プ表面の保護回路部まで引き込むことによって行われて
いた。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記構成では、ドレインにアルミニウム導線
をボンディングするためのパッドを形成する必要があり
、チップ面積が大きくなるという問題がある。 又、アルミニウム導線をボンディングしたり、チップ裏
面のドレインからアルミニウム導線をチップ表面まで引
き込むという工程が必要となる。 又、この電力用半導体装置を負荷に対して、高電圧側に
挿入してスイッチ素子として使用する場合には、ドレイ
ンに接続されるアルミニウム導線に、常時、高電圧が印
加されることになり、アルミニウム導線の湿気による耐
蝕性が問題となる。 本発明は上記課題を解決するために成されたものであり
、その目的は、チップ面積を向上させることなく、製造
が容易で、且つ、信頼性の高い電力用半導体装置を提供
することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための発明の構成は、縦型の電力用
トランジスタ部とその制御回路部とが1チップ上に集積
され、そのチップの周辺部において環状に配設された等
電位環(EQR)と、等電位環の内側に配設され、ドレ
インとその眉間のPN接合の上部に絶縁膜を介して配設
されたフィールドプレートとを有する電力用半導体装置
において、 絶縁膜に、フィールドプレートとドレインと反対の導電
型の層との接合部において、その接合部を横切る架橋部
を形成し、絶縁膜上に配設され、等電位環に一端が接合
され、架橋部の上を通って他端が制御回路部に伸びた細
線状の良導体と、良導体とフィールドプレート間に介在
する第2絶縁膜とを設けたことである。
【作用】
等電位環はドレインと同一電位である。その等電位環と
細線状の良導体とが接続され、その良導体は、制御回路
部まで延設されている。この良導体は、絶縁膜と第2絶
縁膜との間に形成されており、フィールドプレートと絶
縁されている。このようにして、ドレイン電位を制御回
路部まで導入している。上記の良導体は、マスクパター
ンを変化させるだけで、従来のゲートを形成する工程と
同工程にて形成される。
【実施例】
以下、本発明を具体的な一実施例に基づいて説明する。 第1図は、チップの部分表面部の水平方向断面図であり
、第2図は、第1図におけるn−ff矢視方向の断面図
でり、第3図は、第1図、第2図における■−■矢視方
向の断面図である。 チップ1は、上面からみて、矩形環状の周辺部Aと、そ
の内側に形成された制御回路としての保護回路部Bと、
さらに内側に形成された電力用トランジスタ部Cとに分
けられる。電力用トランジスタ部Cは図示してないが、
通常の構成をしており、電力増幅又は大電流のスイッチ
作用を有した縦型のトランジスタで構成されている。又
、保護回路部Bの具体的な回路構成は図示されていない
が、電力トランジスタに過電流が流れた時に、電力トラ
ンジスタをオフさせるための保護機能を有した回路であ
る。 チップ1には、ドレイン10が形成されており、
そのドレイン10は、裏面に形成されたドレイン電極1
1、基板のN層12、N−層13とで構成されている。 N−層13には、拡散2層21が形成されており、その
拡散2層21は、電力用トランジスタ部Cではチャネル
領域となる。 チップ1の上面の矩形環状の周辺部Aにおいて、最外周
に拡散N+層22が矩形環状に形成されており、その拡
散N+層22は、領域りにおいて、N−層13に接合さ
れている。 又、チップ1上には、周辺部Aの一部と保護回路部Bと
電力用トランジスタ部Cとにおいて、二酸化シリコンか
ら成る絶縁膜40が形成されており、その絶縁膜40は
周辺部Aの所定位置において、窓41.42が開けられ
ている。その窓41.42の存在位置は、拡散2層21
中に形成されその2層21に対してオーミック接合した
P+層23の形成位置に対応している。窓41と窓42
の間には二酸化シリコンが残されており、架橋部43が
形成されている。 絶縁膜40上には、架橋部43を通って、周辺部Aから
保護回路部Bに伸びた細線形状の良導体50が配設され
ている。この良導体50は、例えば高濃度に不純物を含
んだ多結晶シリコンで構成されており、−船釣にはクロ
ス抵抗と呼ばれており、電力用トランジスタ部Cのゲー
ト形成工程において、そのゲートと同時に形成される。 又、絶縁膜40上には、保護回路部Bにおいて、この良
導体50と接続される配線層24が形成されている。こ
の配線層24も例えば高濃度に不純物を含んだ多結晶シ
リコンで形成されており、ゲート製造工程において、ゲ
ートと同時に形成される。 又、良導体50を上から覆い、良導体50の形成されて
いない所で、絶縁膜40と接合するBPSGから成る第
2絶縁膜60が形成されている。その第2絶縁膜60に
は、良導体50の端部51.52及び配線層24の端部
25の位置で、窓61.62.63が開けられている。 又、図示されていないが、第2絶縁膜60には、絶縁膜
40に形成された窓41.42の位置に同様に窓が形成
されている。 この第2絶縁膜60の上から、所定のパターンにてアル
ミニウムが蒸着されている。そのアルミニウムの蒸着に
より、等電位環(equi potentialrin
g  EQR)30と、フィールドプレート70と、中
継電極26が形成される。 この等電位環30は、周辺部へに沿って、矩形環状に形
成されており、84層22と接合され、窓61を介して
良導体50と接続されている。この等電位環30は、チ
ップ1上の電荷密度を均一にするためのものである。 又、フィールドプレート70は、等電位環30の内側を
周辺部Aに沿って、矩形環状に形成されており、窓41
.42を介して、P+層23と接続されている。又、フ
ィールドプレート70は、拡散2層21とN−層13と
のPN接合部Eに接近して、N−層13の上部に張出し
ている。このフィールドプレート70の電位は拡散2層
21の電位に等しく、PN接合部Eの空乏層を拡大して
、PN接合部Eにおける絶縁破壊耐圧を向上させる機能
を有している。 中継電極26は良導体50と配線層24とを接続するた
めの電極である。 又、等電位ff130、フィールドプレート70、中継
電極26を覆うように、窒化シリコンから成る保護膜2
7が形成されている。 上記のチップ構成において、等電位!30は、84層2
2を介してドレイン100N−層13と接続されている
ので、ドレイン電位に等しい。従って、良導体50もド
レイン電位に等しく、保護回路部Bの配線層24もドレ
イン電位に等しくなる。このようにして、保護回路部B
にドレイン電位を導入することができる。 良導体50は、第2絶縁膜60を介在させてフィールド
プレート70の下で、フィールドプレート70を横切る
ように形成されている。電力用トランジスタ部Cに電圧
が印加されているがゲートオフ状態において、N−層1
3と拡散2層21とによるPN接合は、逆バイアスされ
る。そして、フィールドプレート70は拡散2層21と
同電位であり、接合部Eに接近したN−層13の表面に
空乏層を形成して、接合部E付近の空乏層を拡大してい
る。しかし、良導体50はドレイン電位と等しいので、
良導体50はフィールドプレート70とN−層13との
間の電位差を減少させるように作用する。即ち、N−層
13の表面の空乏層を減少させ、接合部E付近の空乏層
を縮小させるように作用する。 しかしながら、良導体50の線幅Wが狭く構成されてい
るので、第4図に示すように、良導体50の下のN−層
13では、両側S1、S2から、フィールドプレート7
0によって生じた空乏層Zが広がっているので、第5図
に示すように、接合部Eの周囲で空乏層Zは連続するこ
とになる。従って、G点における電界集中が防止される
。 尚、良導体50の線幅Wを大きくとると、第6図、第7
図に示したように、フィールドプレート70による効果
が消去されて、良導体50直下のN−層13の表面にお
いて、空乏層が形成されない。この結果、接合点Gにお
いて、電界集中が発生して、耐圧が低下する。 良導体50の線幅Wを、接合点Gにおける空乏層の幅X
1が拡散2層21とNN12との間に形成される空乏層
の幅x2よりも大きくなるように設計すれば、接合点G
で絶縁破壊を起こすことがなく、良導体50によって耐
圧が低下するということがない。 次に、上記の空乏層を平面的に解析する。 第8図、第9図は、N−層13に形成される空乏層の広
がりを平面的に示した図である。 良導体50がフィールドプレート70と交差する位置で
は、N−層13と絶縁膜40の界面準位が上昇するた於
、PN接合による空乏層Z1とフィールドプレートによ
る空乏層Z、は、共に、円筒状に縮小される。良導体5
00線幅Wが狭い場合には、空乏層2. 22は縮小さ
れるが、空乏層が途切れることがない。たとえば、PN
接合による空乏層ZIは、幅Y0から良導体50の中心
部で幅Y1に減少する。それに対して、良導体50の線
幅Wが広い場合には、良導体50の中心部で、空乏層Z
1、Z、が途切れ、接合点Gにおいて電界が集中する。 空乏層ZIが、良導体50の下で、円筒状に縮小すると
すれば、良導体50の線幅WがPN接合による空乏層Z
、の良導体50が存在しない時の輻Y0よりも狭ければ
、良導体50の中央部直下での空乏層Zlの幅Y1は零
以上となり、良導体50の下でも、空乏層が途切れるこ
とがない。 ところで、PN接合による空乏層Z1の幅Y。 は、階段接合の空乏層の延びと考えると、で与えられる
。 但し、ε、は、静電界時の誘電率、qは電子電荷、NA
はアクセプタ濃度、N、はドナー濃度、φは拡散電位、
■は外部印加電圧である。 耐圧を100ボルトとすると、逆バイアス100ボルト
を印加した時の空乏層の幅Y。は5虜となる。 このことから、良導体50の線幅Wは、5JJm以下に
すれば良い。 上記実施例では、良導体50の本数は1本だけ表示され
ているが、複数本で構成しても良い。複数本で構成した
場合には、電圧降下が防止される。 又、第10図に示すように、良導体50によるフィール
ドプレート70による空乏層の縮減を防止するために、
N−層13に浮いたPN28を形成しても良い。 本実施例では、過電流保護回路を例にして説明した。そ
の他、裏面電位を検出して使用する回路であれば保護回
路に限らず、同様に適用することができる。
【発明の効果】
本発明の電力用半導体装置は、絶縁膜上に配設され、等
電位環に一端が接合され、絶縁膜上の架橋部の上を通っ
て他端が制御回路部に伸びた細線状の良導体を有してい
るので、ドレイン電位の制御回路部への導入が容易とな
る。又、その良導体は、ゲート製造工程と同工程で形成
されるため、従来のように裏面から表面へのワイヤボン
ディングが不要となり製造が容易となる。又、良導体が
チップ表面に絶縁膜と第2絶縁膜に挟まれて配設されて
いるので、従来のアルミニウム配線の腐食からくる装置
の信頼性の低下を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の具体的な一実施例に係る電力用半導
体装置の構成を示した水平方向の断面図、第2図は、第
1図における■−■矢視方向の断面図、第3図は、第1
図におけるI[I−I[[矢視方向の断面図、第4図、
第5図、第6図、第7図は、良導体による影響される空
乏層をチップ平面に垂直な面で図示した模式図、第8図
、第9図は、良導体による影響される空乏層をチップ平
面に平行な面で図示した模式図、第10図は、他の実施
例に係る電力用半導体装置の構成を示した断面図である
。 1 ゛チップ 10゛ ドレイン 12 ゛NN133
−N−層 21−拡散P層 30 等電位ffl (EQR)  405〇 −良導
体 60“第2絶縁膜 70 フィールドプレート Z〜空乏層 E−接合部 絶縁膜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ドレインがソースに対して反対側の端面に形成された縦
    型の電力用トランジスタ部とその制御回路部とが1チッ
    プ上に集積され、前記ドレインと等電位に接続されその
    チップの周辺部において環状に配設された等電位環(E
    QR)と、前記等電位環の内側に配設され、前記ドレイ
    ンと反対の導電型の層に接続され、前記ドレインとその
    層間のPN接合の上部に絶縁膜を介して配設されたフィ
    ールドプレートとを有する電力用半導体装置において、 前記絶縁膜は、前記フィールドプレートと前記ドレイン
    と反対の導電型の層との接合部において、その接合部を
    横切る架橋部を有し、 前記絶縁膜上に配設され、前記等電位環に一端が接合さ
    れ、前記架橋部の上を通って他端が前記制御回路部に伸
    びた細線状の良導体と、 前記良導体と前記フィールドプレート間に介在する第2
    絶縁膜と、 を有する電力用半導体装置。
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