JP2000150637A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000150637A
JP2000150637A JP31372598A JP31372598A JP2000150637A JP 2000150637 A JP2000150637 A JP 2000150637A JP 31372598 A JP31372598 A JP 31372598A JP 31372598 A JP31372598 A JP 31372598A JP 2000150637 A JP2000150637 A JP 2000150637A
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silicon oxide
oxide film
film
insulating film
interlayer insulating
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Hidetoshi Koike
英敏 小池
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  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子の微細化とプロセスの低温化に適した層
間絶縁膜を持つ半導体装置とその製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1にサリサイド構造のnチ
ャネルMOSFET及びpチャネルMOSFETが集積
形成され、この上に層間絶縁膜10を介して金属配線層
12が形成される。層間絶縁膜10は、実質的に不純物
を含まないHDP−CVDによる第1のシリコン酸化物
膜10aと、この第1のシリコン酸化物膜10a上に堆
積されたPSGを主体とする第2のシリコン酸化物膜1
0bとを有する。層間絶縁膜10に形成されたコンタク
ト孔11は、第2のシリコン酸化膜10bを略垂直側壁
をもって貫通し、第1のシリコン酸化物膜10aを順テ
ーパ面をもって貫通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、素子の微細化と
プロセスの低温化に適した半導体装置とその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】MOSFETに代表される絶縁ゲート型
FETを集積形成したLSIでは、素子分離されたシリ
コン基板にMOSFETを形成した後、その上を層間絶
縁膜で覆い、この層間絶縁膜上に金属配線層が形成され
る。金属配線層は、LSIの規模に応じて多層に形成さ
れる場合がある。この場合、第1層の金属配線層とMO
Sトランジスタ間の層間絶縁膜は、PMD(Pre-Metal
Dielectric)膜と呼ばれる。PMD膜としては通常、シ
リコン酸化物膜の一種であるリンシリケートガラスPS
G(Phosphosilicate Glass)が用いられる。PSG膜
に代わって、一部ボロンを含むボロンリンシリケートガ
ラスBPSG(Boron-Phosphosilicate Glass)が用い
られることもある。
【0003】PMD膜としてPSG膜が用いられる理由
は、熱処理によるリフローを利用して狭いゲート電極ス
ペースへの埋め込みと平坦化が同時にできること、含有
されるリンが不純物イオンのゲッタリング作用を有する
こと、等にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、素子の微細化
が更に進み、プロセスの低温化が要求されると、PMD
膜としてPSG膜を用いた場合、高温のリフロー処理が
できなくなり、埋め込み性能が悪くなると言う問題が生
じる。具体的に、微細化したMOSFETでは、ソー
ス、ドレイン拡散層の低抵抗化のため、ソース、ドレイ
ン拡散層の表面に金属シリサイド膜を形成するサリサイ
ド構造が用いられる。この場合、その後の熱工程を85
0℃程度以上の高温で行うと、金属シリサイド膜の凝集
(アグロメレーション)が起こり、比抵抗が上昇してし
まうため、高温工程が制限される。高温でのリフロー処
理ができないと、PSG膜の十分な流動化ができず、狭
いゲート電極間スペースのPSG膜には空孔(ボイド)
ができてしまう。これは、後の金属配線の工程で配線間
短絡等の原因となる。
【0005】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、素子の微細化とプロセスの低温化に適した層間
絶縁膜を持つ半導体装置とその製造方法を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体基板
と、この半導体基板に形成された素子と、前記半導体基
板に層間絶縁膜を介して形成され、前記層間絶縁膜に開
けられたコンタクト孔を介して前記素子に接続された金
属配線層とを有する半導体装置において、前記層間絶縁
膜は、実質的に不純物を含まない第1のシリコン酸化物
膜と、この第1のシリコン酸化物膜上に堆積されたリン
を含む第2のシリコン酸化物膜とを有することを特徴と
する。
【0007】この発明において、前記層間絶縁膜に形成
されたコンタクト孔は、好ましくは、前記第2のシリコ
ン酸化物膜を略垂直側壁をもって貫通し、前記第1のシ
リコン酸化物膜を下方に行くほど幅が狭くなるテーパ面
をもって貫通するものとする。この発明において、例え
ば、前記第1のシリコン酸化物膜としては、プラズマC
VDによるシリコン酸化物膜が用いられ、前記第2のシ
リコン酸化物膜としては、リンシリケートガラスを主体
とするシリケートガラス膜が用いられる。またこの発明
において、好ましくは、前記素子は、前記半導体基板に
ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極、ソース、
ドレイン拡散層、及びこれらのソース、ドレイン拡散層
の表面に形成された金属シリサイド膜を有する絶縁ゲー
ト型FETである。
【0008】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板に素子を形成する工程と、前記素子が形成さ
れた半導体基板に、実質的に不純物を含まない第1のシ
リコン酸化物膜とこの第1のシリコン酸化物膜上に堆積
されたリンを含む第2のシリコン酸化物膜とを含む層間
絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜にフロロカー
ボン系ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、前
記第2のシリコン酸化物膜では略垂直側壁を持ち、前記
第1のシリコン酸化物膜では下方に行くほど幅が狭くな
るテーパ面を持つコンタクト孔を形成する工程と、前記
層間絶縁膜上に前記コンタクト孔を介して前記素子に接
続される金属配線層を形成する工程と、を有することを
特徴とする。
【0009】この発明によると、金属配線層(多層配線
構造の場合には最下層の金属配線層)と素子の間の層間
絶縁膜を、実質的に不純物を含まない第1のシリコン酸
化物膜とリンを含む第2のシリコン酸化物膜の少なくと
も二層構造とすることにより、高温熱工程を要せず、狭
いスペースにもボイドが残らない状態で埋め込むことが
できる。また、第2のシリコン酸化物膜が不純物のゲッ
タリング作用を持つ。また発明によると、上述した少な
くとも二層構造の層間絶縁膜を用いることにより、エッ
チング条件を選択することによって、第2のシリコン酸
化物膜では垂直側壁を持ち、第1のシリコン酸化物膜で
は下方に行くほど幅が狭くなるテーパ面(以下、これを
順テーパ面という)を持つコンタクト孔を形成すること
ができる。これにより、微細化した場合の短絡事故を防
止しながら、微細なコンタクト孔であっても配線金属の
埋め込みを確実に行うことが可能になる。
【0010】特にこの発明は、半導体基板に形成される
素子が、ソース、ドレイン拡散層表面に金属シリサイド
膜を形成してなる絶縁ゲート型FETであり、その後の
高温工程が制限される場合に有効である。即ち高温プロ
セスを用いることなく、良好な層間絶縁膜を得ることが
できるため、金属シリサイドの凝集等をもたらすことな
く、微細構造をもって優れたトランジスタ性能を実現す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は一実施の形態によるM
OSLSIの断面構造を示している。p型シリコン基板
1の素子分離絶縁膜2により区画された素子領域にはp
型ウェル3及びn型ウェル4が形成され、それぞれにn
チャネルMOSFET及びpチャネルMOSFETが形
成されている。
【0012】nチャネルMOSFETは、ゲート絶縁膜
5を介して形成されたゲート電極6aを有し、ゲート電
極6aに自己整合的に形成されたn型ソース、ドレイン
拡散層7aを有する。pチャネルMOSFETは同様
に、ゲート絶縁膜5を介して形成されたゲート電極6b
を有し、ゲート電極6bに自己整合的に形成されたp型
ソース、ドレイン拡散層7bを有する。ソース、ドレイ
ン拡散層7a,7b及びゲート電極6a,6bの表面に
はこれらの低抵抗化のために金属シリサイド膜8が形成
されている。
【0013】素子形成された基板上には、層間絶縁膜1
0を介して金属配線層12が形成されている。層間絶縁
膜10は、第1のシリコン酸化物膜10aと第2のシリ
コン酸化物膜19bの二層構造である。下層のシリコン
酸化物膜10aは、この実施の形態の場合、プラズマC
VDの一種であるHDP(High-Density Plasma)−C
VDによるSiO2膜である。上層のシリコン酸化物膜
10bは、PSG膜又はBPSG膜である。
【0014】金属配線層12は、層間絶縁膜10に開け
られたコンタクト孔11を介して、ソース、ドレイン拡
散層7a,7bに接続されている。コンタクト孔11
は、第2のシリコン酸化物膜10aを垂直側壁をもって
貫通し、第1のシリコン酸化物膜10bは順テーパ面を
もって貫通している。
【0015】この実施の形態によるMOSLSIの製造
工程を具体的に、図2〜図6を参照して説明する。図2
は、素子が形成された状態の断面である。p型シリコン
基板1にはまず、STI(Shallow Trench Isolation)
法等により素子分離絶縁膜2を埋め込み形成する。但
し、LOCOS法による素子分離でもよい。その後、各
素子領域に高加速イオン注入によりp型ウェル3及びn
型ウェル4を形成する。その後ゲート絶縁膜5を介して
ポリシリコン膜の堆積、パターニングによりゲート電極
6a,6bを形成する。
【0016】そして、ゲート電極6a,6bをマスクと
してそれぞれの素子領域に、ソース、ドレイン拡散層7
a,7bのうち浅い低濃度拡散層を形成する。その後、
CVDシリコン酸化膜の堆積とRIEにより、ゲート側
壁9を形成した後、各素子領域にイオン注入を行って、
ソース、ドレイン拡散層7a,7bの深い高濃度拡散層
を形成する。続いて、チタン(Ti)、コバルト(C
o)等の金属をスパッタにより堆積し、熱処理を行っ
て、各ソース、ドレイン拡散層7a,7bの表面及びゲ
ート電極6a,6bの表面に、TiSi2,CoSi2
の金属シリサイド膜8を形成する。未反応の金属膜はそ
の後除去する。
【0017】その後、図3に示すように、層間絶縁膜1
0の下層となる第1のシリコン酸化物膜10aとして、
HDP−CVDにより、SiO2膜を約500nm程度
堆積する。SiO2膜のHDP−CVDには、SiH4
2+Arを用いる。この方法により、800℃以下の
プロセス温度で狭いゲート電極間のスペースも完全に埋
め込まれる。
【0018】続いて、図4に示すように、層間絶縁膜1
0の上層となる第2のシリコン酸化物膜10bとして、
CVDによるPSG膜又はBPSG膜を堆積する。堆積
した第2のシリコン酸化物膜10bは、CMP(Chemic
al Mechanical Polishing)処理により、図5に示すよ
うに表面を平坦化する。
【0019】その後、図6に示すように、層間絶縁膜1
0にソース、ドレイン拡散層7a,7bに対するコンタ
クト孔11を形成する。このコンタクト孔11のエッチ
ングには、フロロカーボン系ガス例えば、CHF3又は
CF4を用いたRIE(Reactive Ion Etching)法を利
用する。これにより、PSGを主体とする第2のシリコ
ン酸化物膜10bは略垂直側壁をもってエッチングさ
れ、第1のシリコン酸化物膜10aは順テーパ面をもっ
てエッチングされる。その後、タングステン(W),ア
ルミニウム(Al)等の金属膜を堆積し、パターニング
して、図1に示すような金属配線層12を形成する。
【0020】以上のようにこの実施の形態によれば、層
間絶縁膜10を、埋め込み性能の優れた第1のシリコン
酸化物膜10aとリンを含む第2のシリコン酸化物膜1
0bに二層構造とすることにより、熱リフローを行うこ
となく、ボイドの残らない層間絶縁膜10が得られる。
しかも層間絶縁膜10は、第2のシリコン酸化物膜10
bにより不純物ゲッタリング作用を有する。また、層間
絶縁膜10に形成されるコンタクト孔11は、第2のシ
リコン酸化物膜10bでは垂直側壁を持ち、第1のシリ
コン酸化物膜10aでは順テーパ面をもって形成される
ため、配線金属の埋め込みが良好になる。またコンタク
ト孔11のリソグラフィ工程で多少位置ずれを生じたと
しても、下方に行くにつれて径が絞られるため、ソー
ス、ドレインとゲート等との短絡等が防止される。
【0021】図7は、この発明をSAC(Self-Align C
ontact)構造のMOSLSIに適用した実施の形態の断
面を、先の実施の形態の図6に対応させて、nチャネル
MOSFET部分について示している。先の実施の形態
と対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は省
く。この実施の形態では、ゲート電極6aはシリコン窒
化膜20をマスクとして用いてパターニングされ、シリ
コン窒化膜20がそのまま残される。ゲート側壁9bと
してもシリコン窒化膜が用いられる。
【0022】この様な構造とすれば、コンタクト孔11
の形成に、シリコン窒化膜に対する選択比の大きいエッ
チング方法を用いることにより、ゲート電極6a上に一
部かかったとしても、ゲート電極6aはシリコン窒化膜
20により保護されて露出することがない。またゲート
電極6aに挟まれたスペースでのコンタクト孔11は、
ゲート側壁9bに自己整合されて形成される。
【0023】この発明において、層間絶縁膜は、第1及
び第2のシリコン酸化物膜の少なくとも二層を含むもの
であればよく、例えばエッチングストッパとして極薄の
シリコン窒化膜を最下層に含むような構造を用いる場合
も有効である。また、第1のシリコン酸化物膜は、実質
的にリン等の不純物を含まないもの、言い換えれば意図
的に不純物を導入しないシリコン酸化物膜であればよ
い。更に、第1のシリコン酸化物膜の成膜法について
は、800℃程度以下で良好な埋め込み特性が得られる
方法であればよく、上述したHDP−CVDの他、O3
−TEOS(Tetraethyloxysilicate)ガスを用いた通
常のプラズマCVD、同様のガスを用いた減圧CVD、
更にSOG(Spin-On Glass)法等を用いることができ
る。SOG法の場合、メチル基が導入されたSiO2
末を有機溶剤により粘性流動体として回転塗布する。更
にまた、実施の形態ではMOSLSIを説明したが、素
子として例えばバイポーラ素子を用いた場合にもこの発
明は有効である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、金
属配線層と素子の間の層間絶縁膜を、実質的に不純物を
含まない第1のシリコン酸化物膜とリンを含む第2のシ
リコン酸化物膜の少なくとも二層構造とすることによ
り、高温熱工程が不要で、ボイドが残こともなく、また
不純物のゲッタリング効果を持つ層間絶縁膜とすること
ができる。また発明による層間絶縁膜では、エッチング
条件を選択することによって、上部では垂直側壁を持
ち、下部では順テーパ面を持つコンタクト孔を形成する
ことができる。これにより、短絡事故を防止しながら、
配線金属の埋め込みを確実に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるMOSLSIの断
面構造を示す。
【図2】同実施の形態による素子形成までの工程を示す
断面図である。
【図3】同実施の形態による第1のシリコン酸化物膜堆
積の工程を示す断面図である。
【図4】同実施の形態による第2のシリコン酸化物膜堆
積の工程を示す断面図である。
【図5】同実施の形態による第2のシリコン酸化物膜の
平坦化処理の工程を示す断面図である。
【図6】同実施の形態によるコンタクト孔形成の工程を
示す断面図である。
【図7】他の実施の形態によるMOSLSIの断面構造
を示す。
【符号の説明】
1…p型シリコン基板、2…素子分離絶縁膜、3…p型
ウェル、4…n型ウェル、5…ゲート絶縁膜、6a,6
b…ゲート電極、7a,7b…ソース、ドレイン拡散
層、8…金属シリサイド膜、9…ゲート側壁、10…層
間絶縁膜、10a…第1のシリコン酸化物膜、10b…
第2のシリコン酸化物膜、11…コンタクト孔、12…
金属配線層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH08 HH19 JJ08 JJ19 KK01 NN31 NN32 QQ13 QQ18 QQ48 RR04 RR14 RR15 SS11 SS15 TT02 VV04 XX02 XX31 5F058 BA09 BD01 BD04 BD06 BF07 BF23 BF25 BF29 BF33 BH20 BJ02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、この半導体基板に形成さ
    れた素子と、前記半導体基板に層間絶縁膜を介して形成
    され、前記層間絶縁膜に開けられたコンタクト孔を介し
    て前記素子に接続された金属配線層とを有する半導体装
    置において、 前記層間絶縁膜は、 実質的に不純物を含まない第1のシリコン酸化物膜と、 この第1のシリコン酸化物膜上に堆積されたリンを含む
    第2のシリコン酸化物膜とを有することを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 前記層間絶縁膜に形成されたコンタクト
    孔は、前記第2のシリコン酸化物膜を略垂直側壁をもっ
    て貫通し、前記第1のシリコン酸化物膜を下方に行くほ
    ど幅が狭くなるテーパ面をもって貫通することを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のシリコン酸化物膜は、プラズ
    マCVDによるシリコン酸化物膜であり、前記第2のシ
    リコン酸化物膜は、リンシリケートガラスを主体とする
    シリケートガラス膜であることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記素子は、前記半導体基板にゲート絶
    縁膜を介して形成されたゲート電極、ソース、ドレイン
    拡散層、及びこれらのソース、ドレイン拡散層の表面に
    形成された金属シリサイド膜を有する絶縁ゲート型FE
    Tであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板に素子を形成する工程と、 前記素子が形成された半導体基板に、実質的に不純物を
    含まない第1のシリコン酸化物膜とこの第1のシリコン
    酸化物膜上に堆積されたリンを含む第2のシリコン酸化
    物膜とを含む層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜にフロロカーボン系ガスを用いた反応性
    イオンエッチングにより、前記第2のシリコン酸化物膜
    では略垂直側壁を持ち、前記第1のシリコン酸化物膜で
    は下方に行くほど幅が狭くなるテーパ面を持つコンタク
    ト孔を形成する工程と、 前記層間絶縁膜上に前記コンタクト孔を介して前記素子
    に接続される金属配線層を形成する工程と、を有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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