JP2000149498A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

Info

Publication number
JP2000149498A
JP2000149498A JP10334999A JP33499998A JP2000149498A JP 2000149498 A JP2000149498 A JP 2000149498A JP 10334999 A JP10334999 A JP 10334999A JP 33499998 A JP33499998 A JP 33499998A JP 2000149498 A JP2000149498 A JP 2000149498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
input
output
unit
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10334999A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Tsukida
竜雄 月田
Hiroshi Masuda
博 増田
Ichiro Fujisawa
一郎 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10334999A priority Critical patent/JP2000149498A/ja
Priority to US09/435,964 priority patent/US6744969B1/en
Priority to EP99308900A priority patent/EP1001623B1/en
Publication of JP2000149498A publication Critical patent/JP2000149498A/ja
Priority to US11/444,521 priority patent/USRE41081E1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自ら編集機能を有するとともに、編集を瞬時
に行う。 【解決手段】 各ポートにおける入力及び出力データの
経路を切り替えるラウタ51に、一のポートからのデー
タと他の上述したポートからのデータとを選択してカッ
ト編集するカットセレクタ61,62と、少なくとも一
のポートからのデータを選択し、この選択したデータを
特殊効果処理するエフェクタ71に出力するエフェクト
セレクタ72,73とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対する
データの記録及び/又は再生を行うデータ記録再生装置
に関し、詳しくは、データの入力及び/又は出力処理を
行う複数の入出力処理部を有した構成とされている場合
に好適なデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機器内部に入出力処理部を複数備
えるとともに、それら入出力処理部により磁気ディスク
等のノンリニアアクセス可能な記録媒体に対する画像デ
ータの記録及び/又は再生を行うA/V(Audio/Vide
o)サーバーが提案されている。このA/Vサーバー
は、各入出力処理部が割り当てられたタイムスロット内
で移動するようになされ、外部から入力されたデータを
処理して、ノンリニアアクセス可能な記録媒体、例えば
HD(ハードディスク)にデータを送信し、また、記録
媒体から再生されたデータを処理して、外部に出力し、
長い時間でみると複数の入出力処理部が同時或いは並列
に処理が行われるように見せている。
【0003】図6には、1系統の入力、3系統の出力か
らなる従来のA/Vサーバー301の構成例を示してい
る。
【0004】A/Vサーバー301は、入力処理部であ
る記録ポート310、出力処理部である再生ポート32
0,330,340、タイミングマネージャ(Timing M
anager)370、ファイルマネージャ(File Manager)
380、及び複数のHDD(ハードディスクドライブ)
4001,4002,・・・,400n-3,400nー2,4
00n-1,400nを有しているHDDアレイ(HDD A
rray)390を備えている。そして、A/Vサーバー3
01は、データバス410により、記録ポート310、
再生ポート320,330,340とHDDアレイ39
0と間でデータの転送を行っている。
【0005】記録ポート310は、エンコーダ311、
バッファ312を備えている。
【0006】エンコーダ311は、外部から入力される
デジタル音声及び/又は画像データ、例えばSDI(Se
rial Digital Interface)データを圧縮符号化する。エ
ンコーダ311の圧縮符号化により生成された圧縮デー
タは、バッファ312に入力される。
【0007】バッファ312は、エンコーダ311から
出力されてくる圧縮データを一時的に格納する記録手段
である。圧縮データは、このバッファ312により一時
的に格納されたタイムスロットが自身のポート310に
まわってきたときに読み出され、データバス410を介
してHDDアレイ390に送信される。つまり、データ
バス410の使用をタイムスロットが割り当てられた記
録又は再生ポート310,320,330,340に専
有させ、データバス410の調整を行っている。
【0008】このような構成を有する記録ポート310
は、入力された信号をHDDアレイ390に記録等する
ための入力処理部として機能する。
【0009】再生ポート320は、バッファ321、デ
コーダ322を備えている。
【0010】バッファ321は、データバス410を介
してHDDアレイ390から送られてくるデータを一時
的に格納する記憶手段である。このバッファ321から
のデータは、デコーダ322に入力される。
【0011】デコーダ322は、圧縮符号化されている
データを復号する。このデコーダ322により復号して
得た信号は、例えば、SDI(Serial Digital Interfa
ce:SMPTE−259M規格)データとして外部に出
力される。
【0012】このような構成を有する再生ポート320
は、HDDアレイ390に記録されていたデータを外部
へ出力するための出力処理部として機能する。なお、再
生ポート320は、制御手段であるCPUを備えて、こ
のCPUにより、外部からのコマンドに基づいて、各部
を制御している。
【0013】再生ポート330,340は、この再生ポ
ート320と同様に構成されている。すなわち、再生ポ
ート330は、HDDアレイ390からのデータを一時
的に記憶するバッファ331と、バッファ331を介し
て入力された圧縮データを復号するデコーダ332とを
備えている。また、再生ポート340は、HDDアレイ
390からのデータを一時的に記憶するバッファ341
と、バッファ341を介して入力された圧縮データを復
号するデコーダ342とを備えている。
【0014】タイミングマネージャ370は、ビデオの
同期信号に基づいてデータバス410のスケジューリン
グを行う部分である。このタイミングマネージャ370
は、タイミングパルス発生器371により、外部から入
力されるV同期信号に基づいてタイミングパルスを発生
させ、データバス410では、このタイミングパルスに
基づいてスケージュリングがなされている。
【0015】ファイルマネージャ380は、CPU38
1により、HDDアレイ390に記録されたデータの管
理を行う。例えば、あるファイルがHDD4001,4
002,・・・,400n-3,400nー2,400n-1,4
00nに記録されたとき、HDD上のどのアドレスにフ
ァイルが記録されたかを示す情報を用いて、HDDアレ
イ390のデータの管理が行われる。
【0016】HDDアレイ390は、バッファ391、
複数のHDD(ハードディスクドライブ)4001,4
002,・・・,400n-3,400nー2,400n-1,4
00n、画像データ書き込み/読み出し処理部392、
及び音声データ書き込み/読み出し処理部393を備え
ている。
【0017】バッファ391は、データバス420との
間でデータの転送を行う際に一時的にデータを記憶す
る。HDD4001,4002,・・・,400n-3,4
00nー2,400n-1,400nからのデータは、ここで
バッファリングされた後、データバス410に出力され
る。
【0018】画像データ書き込み/読み出し処理部39
2は、HDD4001,4002,・・・,400n-3
400nー2に対して画像データの書き込み及び読み出し
処理を行う。例えば、画像データ書き込み/読み出し処
理部392は、画像データ用のHDD4001,40
2,・・・,400n-3,400nー2に対してデータを
選択的に読み出し及び書き込みする。
【0019】音声データ書き込み/読み出し処理部39
3は、HDD400n-1,400nに対して音声データの
書き込み及び読み出し処理を行う。例えば、音声データ
書き込み/読み出し処理部393は、音声データ用のH
DD400n-1,400nに対してデータを選択的に読み
出し及び書き込みする。
【0020】このような構成からなるA/Vサーバー3
01の入力系では、記録ポート310に入力されたデー
タは、エンコーダ311にてエンコードが行われ、その
データは、バッファ312にてバッファリング処理さ
れ、データバス410を介してHDDアレイ390へ送
られる。HDDアレイ390では、HDD4001,4
002,・・・,400n-3,400nー2,400n-1,4
00nにバッファリングされたデータが書き込まれる。
【0021】一方、出力系において、HDDアレイ39
0では、HDD4001,4002,・・・,40
n-3,400nー2,400n-1,400nからデータが読
み出されて、バッファ391でバッファリングされた
後、データバス410にデータが出力される。
【0022】再生されたデータは、再生ポート320,
330,340のバッファ321,331,341にバ
ッファリング処理された後、デコーダ322,332,
342でデコードされて、外部に出力される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のA/
Vサーバー301において上述したように、各ポートは
割り当てられたタイムスロットで動作しているので、独
立している。このようなことから、従来のA/Vサーバ
ー301は、編集作業を行うには、編集機能を有した外
部機器に接続してカット編集等をしていた。
【0024】また、各ポート間のデータを切り替える場
合においても、各ポートは自身が割り当てられたタイム
スロットでまわってくるまで処理できないためや、各ポ
ートのデータやHDDアレイ390のバッファ391等
で、データがバッファリングされているために、瞬時に
切り替えることができない場合が多かった。
【0025】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
なされたものであり、自ら編集機能を有するとともに、
編集を瞬時に行うことができるデータ記録再生装置を提
供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
再生装置は、上述の課題を解決するために、ノンリニア
アクセス可能な記録媒体に対してデータの入力及び/又
は出力処理を行う複数の入出力処理部と、入出力処理部
における入力又は出力データの経路を切り替える経路切
り替え手段とを備えている。そして、データ記録再生装
置の経路切り替え手段は、一の入出力処理部からのデー
タと他の入出力処理部からのデータとを選択してカット
編集するカット編集部を有する。
【0027】このような構成を有するデータ記録再生装
置は、入出力処理部からのデータを元に、カット編集部
によりカット編集を行う。
【0028】また、本発明に係るデータ記録再生装置
は、上述の課題を解決するために、ノンリニアアクセス
可能な記録媒体に対してデータの入力及び/又は出力処
理を行う複数の入出力処理部と、入出力処理部における
入力又は出力データの経路を切り替える経路切り替え手
段と、入力されたデータに対して特殊効果処理する特殊
効果処理手段とを備えている。そして、データ記録再生
装置の経路切り替え手段は、少なくとも一の入出力処理
部からのデータを選択して、特殊効果処理手段に出力す
るデータ選択部を備えている。
【0029】このような構成を有するデータ記録再生装
置は、入出力処理部からのデータを、特殊効果処理手段
により特殊効果処理する。
【0030】また、本発明に係るデータ記録再生装置
は、上述の課題を解決するために、ノンリニアアクセス
可能な記録媒体に対してデータの入力及び/又は出力処
理を行う複数の入出力処理部と、入出力処理部における
入力又は出力データの経路を切り替える経路切り替え手
段とを備えている。そして、データ記録再生装置の経路
切り替え手段は、一の入出力処理部からのデータを選択
して、入出力処理部からのデータに基づいて画像表示す
る画像表示手段に出力するデータ選択部を有している。
【0031】このような構成を有するデータ記録再生装
置は、入出力処理部からのデータに基づいて画像表示手
段に画像表示する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態は、本
発明に係るデータ記録再生装置を、ノンリニアアクセス
可能な記録媒体であるHD(ハードディスク)等に対し
てデータの記録及び再生を行うA/V(Audio/Video)
サーバーに適用したものである。A/Vサーバーは、大
容量のデータを記憶及び管理することが可能なデータ記
憶手段であり、例えば近年、放送業務用として用いられ
ている。
【0033】この実施の形態のA/Vサーバーは、複数
のHDD(ハードディスクドライブ)及び複数のポート
を備え、割り当てられたタイムスロットでそれぞれのポ
ートが動作して、データが入力されたHDDに記録又は
HDDからデータを再生して外部に出力し、マルチチャ
ンネルを実現している。
【0034】図1に示すように、A/Vサーバー1は、
入力処理部である記録ポート(RECポート)110、
出力処理部である再生ポート(PBポート)120,1
30,140、エディティングマネージャ(Editing Ma
nager)150、ビデオエフェクタ160、タイミング
マネージャ(Timing Manager)170、ファイルマネー
ジャ(File Manager)180、及び複数のHDD(ハー
ドディスクドライブ)2001,2002,・・・,20
n-3,200n-2,200n-1,200nを有しているH
DDアレイ(HDD Array)190から構成される。
【0035】そして、A/Vサーバー1は、記録ポート
110、再生ポート120,130,140とHDD2
00との間のデータ転送のためのデータバス210及び
各部を制御するための制御バス220を備えている。
【0036】そして、A/Vサーバー1は、データバス
210により、記録ポート110、再生ポート120,
130,140の各ポートとHDDアレイ190との間
のデータ転送を行っている。
【0037】記録ポート110は、セレクタ111、エ
ンコーダ112、バッファ113、I/F114、CP
U115、リモート信号入力端子116、及び外部入力
端子117から構成され、入力された音声及び画像デー
タをHDDアレイ190に記録させる処理を行う。
【0038】セレクタ111は、エンコードするデータ
を選択するデータ選択手段である。具体的には、セレク
タ111は、外部入力端子117及びエディティングマ
ネージャ150の出力と接続されており、外部入力端子
117及びエディティングマネージャ150のラウタ1
51からの信号のうちの何れか一の信号を選択して後段
のエンコーダ112に出力する。
【0039】なお、外部入力端子117から入力される
信号は、セレクタ111に入力されるとともに、エディ
ティングマネージャ150にも入力される。
【0040】エンコーダ112は、セレクタ111から
出力された信号を所定のフォーマットエンコードをす
る。具体的には、エンコーダ112は、入力された信号
についてMPEG(Moving Picture Experts Group)方
式による圧縮符号化を行う。ただし、このエンコーダ1
12においては、圧縮符号化に拘泥せずとも、後段のH
DD200に記録しやすいフォーマットに選択すればよ
く、例えば、SMPTE(Society of Motion Picture
and Television Engineers)−259Mで規格されたS
DI(Serial Digital Interface)データから音声や画
像データを抜き出す処理であってもよい。或いはSMP
TE−305Mで規格されたSDTI(Serial Digital
Transfer Interface)信号から音声・画像信号を取り
出す処理であってもよい。以下は、エンコーダ112の
処理は圧縮符号化処理として記述する。このエンコーダ
112の圧縮符号化により生成された圧縮データは、バ
ッファ113に入力される。
【0041】バッファ113は、エンコーダ113から
出力されてくる圧縮データを一時的に格納する記憶手段
である。圧縮データは、このバッファ113によりバッ
ファリング処理されて、スケジューリングに従って、デ
ータバス210を介してHDDアレイ190に送信され
る。
【0042】ここで、スケジューリングとは、データバ
ス210をポート110,120,130,140に対
して時分割多重的に割り当ててゆく処理のことであり、
具体的には、タイミングパルス発生器101が制御バス
220を介して各ポート110,120,130,14
0のCPU115,125,135,145にタイミン
グパルスを送り、順に各ポート110,120,13
0,140のCPU115,125,135,145に
タイムスロットを割り当てる処理のことである。割り当
てられた各タイムスロットにおいては、例えば、記録ポ
ート110は、バッファ113に蓄えられたデータをデ
ータバス210に出力し、再生ポート120,130,
140ではデータバス210のデータをバッファ12
1,131,141に取り込む。
【0043】I/F114は、リモート信号入力端子1
16から入力されるリモート信号用のインタフェースで
ある。例えばリモート信号は、外部機器から送信されて
きた記録ポート110を制御するためのコマンド信号で
ある。
【0044】CPU115は、記録ポート110の各部
を制御する制御手段である。CPU115は、例えば、
I/F114又は制御バス220を介して入力されるコ
マンド信号等により記録ポート110の各部の制御を行
う。
【0045】また、CPU115は、他のポートのCP
Uとのコマンドのやりとりを行う機能を有している。例
えば、エディティングマネージャ150のCPU152
からのコマンドにより、CPU115は、記録ポート1
10の各部を制御して、ラウタ151等から出力されて
編集処理後の画像をエンコードして、HDDアレイ19
0に出力している。
【0046】再生ポート120は、バッファ121、デ
コーダ122、セレクタ123、I/F124、CPU
125、リモート信号入力端子126、及び外部出力端
子127から構成され、HDDアレイ190の各HDD
から読み出されたデータを外部へ出力するための処理を
行う。
【0047】バッファ121は、データバス210を介
してHDDアレイ190から送られてくるデータを一時
的に格納する記憶手段である。このバッファ121から
のデータは、割り当てられたタイムスロットのデコーダ
122に入力される。
【0048】デコーダ122は、HDD2001,20
2,・・・,200n-3,200n-2,200n-1,20
nから再生されたデータが圧縮符号化されているとき
には、復号し、上述したSDIフォーマットに変換して
出力する。
【0049】このデコーダ122から出力された信号
は、セレクタ123に入力される。なお、デコーダ12
2により復号された信号は、エディティングマネージャ
150にも入力される。
【0050】セレクタ123は、外部に出力するデータ
を選択するデータ選択手段である。具体的には、セレク
タ123は、デコーダ122の出力とラウタ151との
出力と接続されており、デコーダ122及びラウタ15
1からの信号のうちの何れか一の信号を選択して外部出
力端子127に出力している。
【0051】I/F124は、リモート信号入力端子1
26から入力されるリモート信号用のインタフェースで
ある。例えばリモート信号は、外部機器から送信されて
きた再生ポート120を制御するためのコマンド信号で
ある。
【0052】CPU125は、再生ポート120の各部
を制御する制御手段である。CPU125は、例えば、
I/F124又は制御バス220を介して入力されるコ
マンド信号等により再生ポート120の各部の制御を行
う。
【0053】また、CPU125は、他のポートのCP
Uとのコマンドのやりとりを行う機能を有している。例
えば、エディティングマネージャ150のCPU152
からのコマンドにより、CPU125は、記録ポート1
10の各部を制御して、HDD2001,2002,・・
・,200n-3,200n-2,200n-1,200nから読
み出されたデータについてエンコードを行わせる。
【0054】再生ポート130,140は、再生ポート
120と同様な構成である。再生ポート130は、HD
Dアレイ190からのデータを一時的に記憶するバッフ
ァ131と、バッファ131を介して入力された圧縮デ
ータを復号してSDIフォーマットに変換するデコーダ
132と、デコーダ132及びラウタ151からの信号
のうち何れか一の信号を選択して出力するセレクタ13
3と、リモート信号入力端子136から入力されるリモ
ート信号用のインタフェースとされるI/F134と、
この再生ポート130の各部をコマンド信号等により制
御するCPU135とを備えている。また、再生ポート
140は、HDDアレイ190からのデータを一時的に
記憶するバッファ141と、バッファ141を介して入
力された圧縮データを復号して、SDIフォーマットに
変換するデコーダ142と、デコーダ142及びラウタ
151からの信号のうち何れか一の信号を選択して出力
するセレクタ143と、リモート信号入力端子146か
ら入力されるリモート信号等のインタフェースとされる
I/F144と、この再生ポート140の各部をコマン
ド信号等により制御するCPU145とを備えている。
【0055】そして、再生ポート130,140は、再
生ポート120と同様に、デコーダにより復号した信号
をエディティングマネージャ150に出力している。再
生ポート130,140からエディティングマネージャ
150にデータを出力するときとは、例えば、エディテ
ィングマネージャ150のラウタ151においてカット
編集を行うときや、ビデオエフェクタ160によりキー
処理等の特殊効果処理(エフェクト)を行うときであ
る。
【0056】エディティングマネージャ150は、ラウ
タ151、CPU152、及び外部出力端子から構成さ
れている。エディティングマネージャ150は、ラウタ
51を制御することにより、記録ポート110、再生ポ
ート120,130,140からの信号を、カット編集
を行い、また、ビデオエフェクタ160への出力を行
い、さらに、他のポートへの出力へ経路を変化させる。
【0057】ラウタ151は、入力されたデータを出力
経路を切り替え選択する複数のセレクタから構成されて
いる。
【0058】ラウタ151は、セレクタにより、各ポー
ト110,120,130,140のデータを選択切り
替えして、カット編集を行ったり、各ポート110,1
20,130,140からのデータをビデオエフェクタ
160に出力する。そして、ラウタ151は、ビデオエ
フェクタ160から入力される特殊効果処理されたデー
タを再び任意のポートに出力する。
【0059】ビデオエフェクタ160への送出について
は、ラウタ151は、具体的には、入出力信号のスイッ
チングを行い、スイッチングポイント等で特殊効果処理
を行う必要があるときに、CPU152の制御で、スイ
ッチングポイントを切り替えて、ビデオエフェクタ16
0に送出する。エフェクタ160については後述する。
【0060】また、ラウタ151は、各ポート110,
120、130,140からのデータ、又はラウタ15
1においてカット編集処理等されたデータ、さらにはビ
デオエフェクタ160において特殊効果処理されたデー
タを、外部出力端子153に出力する。
【0061】外部出力端子153は、入力されたデータ
に基づいて画像を出力するモニタに接続されている。す
なわち、外部出力端子153によりラウタ151からの
出力に基づいたデータによりモニタに画像表示させるこ
とにより、例えば、編集中のカット編集された画像、特
殊効果処理された画像をモニタリングすることができ
る。
【0062】ビデオエフェクタ160は、複数の入力デ
ータを利用してデータに特殊効果処理を行う。具体的に
は、ビデオエフェクタ160は、トランジッション処
理、ピクチャインピクチャ(PinP)等により画像デ
ータに対して特殊効果処理を行う。例えば、トランジッ
ション処理とは、ある画像から他の画像へ徐々に変化さ
せるというように、画像切り替えを遷移的に行う処理で
あり、ピクチャインピクチャとは、画像内に別の画像を
はめ込む処理である。
【0063】タイミングマネージャ170は、ビデオの
同期信号に基づいてデータバス210のスケジューリン
グを行う。このタイミングマネージャ170は、タイミ
ングパルスを発生させるタイミングパルス発生器170
を備えている。タイミングマネージャ170からのタイ
ミングパルスに基づいて、データバス210のスケージ
ュリングが行われる。
【0064】また、タイミングマネージャ170には、
CPU173と、コントロールパネル2とCPU173
のインターフェースであるI/F172とを備えてい
る。CPU173は、I/F172により入力されたコ
ントロールパネル2の操作に応じて出力される制御信号
に基づいて各部の制御が行われる。
【0065】コントロールパネル2は、ユーザに操作さ
れることにより対応した制御信号等を発生されるUI
(User Interface)である。コントロールパネル2は、
複数の操作ボタンを有し、操作ボタンの操作に応じて、
記録ポート110、再生ポート120,130,14
0、又は外部機器接続される外部VTR等を選択するこ
とができ、さらには、選択したポート又は外部VTR等
に対して制御信号を出力する。ここで、制御信号は、制
御バス220を介して各ポートのCPUに入力され、各
ポート又は外部VTRでは、この制御信号、例えば、記
録、再生、又は編集信号等により各部の動作を制御す
る。
【0066】また、コントロールパネル2には、カット
編集の際のカットイン点(IN点)及びカットアウト点
(OUT点)を決定するための操作ボタンを有している。
カットイン点及びカットアウト点の操作ボタンにより、
カット編集の際に使用される元素材とインサート素材の
カットイン点及びカットアウト点が決定され、また、プ
レビューボタンにより、カット編集等の際のモニタによ
るプレビューが可能になる。
【0067】ファイルマネージャ180は、CPU18
1及びネットワーク用I/F182を備えている。ネッ
トワーク用I/F182は、外部のネットワークとのイ
ンターフェースである。例えば、ネットワーク用I/F
182は、イーサネット上に接続されている。CPU1
81は、ネットワーク用I/F182から入力された信
号に基づいてデータの管理を行う。
【0068】HDDアレイ190は、バッファ191、
複数のHDD(ハードディスクドライブ)2001,2
002,・・・,200n-3,200n-2,200n-1,2
00n、画像データ書き込み/読み出し処理部192、
及び音声データ書き込み/読み出し処理部193を備え
ている。
【0069】バッファ191は、データバス220との
間でのデータを転送を行う際に一時的にデータを記憶す
る。HDD2001,2002,・・・,200n-3,2
00n -2,200n-1,200nからのデータは、ここで
バッファリングされた後、スケジューリングに従ってデ
ータバス210に出力される。
【0070】画像データ書き込み/読み出し処理部19
2は、HDD2001,2002,・・・,200n-3
200nー2に対して画像データの書き込み及び読み出し
処理を行う。例えば、画像データ書き込み/読み出し処
理部192は、画像データ用のHDD2001,20
2,・・・,200n-3,200n-2に対してデータを
選択的に読み出し及び書き込みする。
【0071】音声データ書き込み/読み出し処理部19
3は、HDD200n-2,200nに対して音声データの
書き込み及び読み出し処理を行う。例えば、音声データ
書き込み/読み出し処理部193は、音声データ用のH
DD200n-1,200nに対してデータを選択的に読み
出し及び書き込みする。
【0072】ちなみに、このHDD2001,2002
・・・,200n-3,200n-2,200n-1,200
nは、図示されているように複数のHDDを並列に並
べ、大容量化を図り、また、放送業務用として記録され
るべきデータは確実に記録されるよう、また、記録され
たデータは確実に再生されるように冗長性をもたせるた
めに、いわゆるHDDアレイ120は、RAID(Redu
ndant Arrays of Inexpensive Disks)構成をとってお
り、画像が記録されるHDD2001,2002,・・
・,200n-3,200n-2はRAID3、音声が記録さ
れる200n-1,200nはRAID1の構成となってい
る。
【0073】なお、RAID1は、データの二重書きが
されたミラーディスクと一般的に呼ばれているものであ
り、RAID3は、データを複数のディスクに分けて並
行転送することでデータ転送性能を高め、さらにパリテ
ィディスクを設けることでグループ内の任意のHDDが
故障しても読み書きを継続することができるものであ
る。
【0074】なお、HDD2001,2002,・・・,
200n-3,200n-2,200n-1,200nは、画像デ
ータ書き込み/読み出し処理部192及び画像データ書
き込み/読み出し処理部192に接続されるHDDの数
は、データの容量に応じて変更可能とされている。以
下、HDD2001,2002,・・・,200n-3,2
00n-2,200n-1,200nを総称して、HDD20
0ということにする。
【0075】例えば、HDD200からのデータの読み
出しについては、エディティングマネージャ150のC
PU152から読み出しコマンドを受け取ったHDDア
レイ190が、そのコマンドに基づいてHDD200か
らのデータの読み出しを行っている。さらに、HDDア
レイ190は、CPU152から再生速度が決定されて
いるコマンドが送信されてきた場合には、そのコマンド
の再生速度に応じてHDD200からデータを読み出
す。
【0076】以上のようにA/Vサーバー1の各部が構
成されている。このA/Vサーバー1は、記録ポート1
10を1系統の入力として有し、再生ポート120,1
30,140を3系統の出力として有している。
【0077】次に、エディティングマネージャ50のラ
ウタ51の詳細について図2を用いて説明する。
【0078】ラウタ51は、切り替えによりカット編集
を行うカットセレクタ61,62と、エフェクタ71へ
データを選択して出力するエフェクトセレクタ72,7
3と、モニタ81へデータを選択して出力するモニタセ
レクタ82とを備えている。
【0079】さらに、ラウタ151は、カット編集や特
殊効果処理されたデータを選択して記録ポート110、
再生ポート120,130,140、及びモニタセレク
タ82に出力するセレクタ91,92,93と、V同期
信号に基づいてカットセレクタ61,61、エフェクト
セレクタ72,73、モニタセレクタ82、及びセレク
タ91,92,93の選択状態を切り替える切り替え手
段を構成するスイッチャコントローラ94、CPUI/
F95、及びカウンタ96とを備えている。
【0080】カットセレクタ61及びカットセレクタ6
2により、2系統のラウティング及びカット編集部が構
成されている。
【0081】カットセレクタ61,62はそれぞれ、少
なくとも2系統の入力を切り替えることによりカット編
集を行う回路である。カットセレクタ61,62にはそ
れぞれ、記録ポート110及び再生ポート120,13
0,140からの出力データが入力される。ここで、記
録ポートからのデータは、例えば、SDI(Serial Dig
ital Interface)データであり、再生ポート120,1
30,140からのデータは、各デコーダ122,13
2,142において復号されて得たSDIデータであ
る。そして、カットセレクタ61,62は、スイッチャ
コントローラ94からの切り替え制御で入力データの切
り替え制御が行われる。
【0082】具体的には、カットセレクタ61,62は
それぞれ、V同期信号に同期してセレクトを行うこと
で、2系統の入力をカット編集を実行している。
【0083】そして、カットセレクタ61,62は、ラ
ウティング(Routing)や、音声データのフェード処
理、ミキシング処理も行うことができる。
【0084】このカットセレクタ61,62によりカッ
ト編集等されたデータは、セレクタ91,92,93に
入力される。
【0085】エフェクトセレクタ71,72はそれぞ
れ、エフェクタ71への入力を選択する。エフェクトセ
レクタ72,73にはそれぞれ、カットセレクタ61,
62と同様に、記録ポート110及び再生ポート12
0,130,140からの出力データが入力される。こ
のエフェクトセレクタ72,73は、スイッチャコント
ローラ94からの切り替え制御信号により入力データの
切り替えが制御されている。
【0086】エフェクトセレクタ72,73は、入力さ
れたデータの中から任意のデータを選択し、その選択し
たデータをエフェクタ71に出力する。エフェクタ71
では、このエフェクトセレクタ72,73からの2系統
の入力をもとに、ピクチャインピクチャ等の特殊効果処
理を、エディティングマネージャ150から入力された
画像データに対して行う。そして、特殊効果処理された
画像データは、再びラウタ151に入力される。例えば
2系統の入力をもとに行うピクチャインピクチャとは、
1系統からの出力に基づく画像内に他の1系統からの出
力に基づく画像を挿入する処理である。
【0087】モニタセレクタ82は、モニタ81への入
力を選択する。モニタセレクタ82には、記録ポート1
10及び再生ポート120,130,140からの出力
データが入力され、さらに、セレクタ91により選択さ
れたデータが入力されている。また、モニタセレクタ6
1は、スイッチャコントローラ94からの切り替え制御
信号により入力データの切り替えが制御されている。
【0088】モニタ81は、モニタセレクタ82によっ
て選択された画像データを出力する。
【0089】セレクタ91,92,93は、カットセレ
クタ72,73、エフェクタ71により編集処理された
データを、モニタ81や再び記録ポート110及び再生
ポート120,130,140への出力を選択する。
【0090】すなわち、セレクタ91,92,93は、
カットセレクタ61,62の出力とエフェクタ71の出
力の計3系統のうち、任意の1系統を選択して、後段の
各ポートやモニタ81へ出力する。このセレクタ91,
92,93における出力の選択は、スイッチャコントロ
ーラ94からの切り替え制御信号により切り替えが制御
される。
【0091】具体的には、セレクタ92は、選択した1
系統のデータを記録ポート110及び再生ポート120
に出力する。また、セレクタ93は、選択した1系統の
データを再生ポート130及び再生ポート140に出力
する。そして、セレクタ91は、選択した1系統のデー
タをモニタセレクタ82に出力する。
【0092】これにより、セレクタ92により選択され
たデータは、記録ポート110を介して、HDDアレイ
190に記録され、又は再生ポート20により、例えば
SDIデータとして外部へ出力される。
【0093】また、セレクタ93により選択されたデー
タは、再生ポート130,140を介してSDIデータ
として外部へ出力される。
【0094】そして、セレクタ91については、セレク
タ91とモニタセレクタ82の組み合わせにより、各ポ
ート110,120,130,140の出力、2系統の
カットセレクタ61,62の出力、エフェクタ71の出
力の以上7系統のデータのうちから、任意のものを選択
して、モニタ81へ出力する。
【0095】次に、各セレクタの切り替え制御を行うス
イッチャコントローラ94、カウンタ96における処理
について、図3乃至図5を用いて説明する。
【0096】スイッチャコントローラ94は、エディテ
ィングマネージャ150のCPU152により取得した
タイムコードに基づいて、各セレクタを制御している。
CPU52からの信号等については、CPU152との
インターフェースであるCPUI/F95により行って
いる。そして、カウンタ96は、V同期信号をカウント
する。
【0097】CPU53によるタイムコードの取得につ
いては、図3に示すように、入力された信号からのタイ
ムコード(VITC)が入力されるVITCリーダ201
や、タイムコード入力からのタイムコード(LTC)が入
力されるLTCリーダ202により、入力されるデータ
のタイムコードを読み込んで行っている。
【0098】例えば、タイムコードを読み込むために、
A/Vサーバー1には、記録ポート110のエンコーダ
112の前段に、及び再生ポート20,30,40のデ
コーダ122,132,142の後段にそれぞれVIT
Cリーダ201を設けている。
【0099】図4には、記録ポート10から入力された
データのタイムコードに基づいてラウタ51を切り替え
る手順を示し、図5には、再生ポート120,130,
140から入力されたデータのタイムコードに基づいて
ラウタ151の各セレクタを切り替える手順を示してい
る。
【0100】記録ポート110の入力に基づく処理で
は、上位システムであるCPU152が、ステップS1
に示すように、ラウタ151を切り替えるポイントのタ
イムコードの値SET_TCを設定する。
【0101】続いて、ステップS2において、CPU1
52により、入力されている信号のタイムコード(VIT
C)又はタイムコード入力からのタイムコード(LTC)が
リードされ、そのリードされた値が値TCとしてセットさ
れる。
【0102】そして、ステップS3において、カウンタ
96により、V同期信号の割り込み毎(ステップS6)
にカウントアップ(TC=TC+1)し、ステップS4にお
いて、TC=(SET_TC−1)か否かを判別する。
【0103】ここで、TC=(SET_TC−1)になるまでV
同期信号の割り込みをカウントアップして、TC=(SET_
TC−1)になったときに、ステップS5に進む。
【0104】ステップS5では、スイッチャコントロー
ラ44により、ラウタ151の各セレクタに選択すべき
入力をセットする。
【0105】このような手順により、予め切り替えるべ
きフィールドのタイムコードを貰っておいて、まず、入
力のタイムコードを一度読み込み、V同期信号の割り込
み毎にカウントアップし、所定のタイムコードが来たら
ラウタ151の各セレクタへの設定が行われる。なお、
1フィールド前に設定を行う必要があるので、ステップ
S4におけるタイムコードの判別では、値SET_TCから1
を引いている。
【0106】再生ポート120,130,140の入力
に基づく処理では、図5に示すように、ステップS11
において、CPU152からHDD200の読み出しの
開始のタイムコード(START_TC)と、ラウタ51を切り
替えるポイントのタイムコード(SET_TC)がセットされ
る。
【0107】続いて、ステップS12において、HDD
200からの読み出しの開始を値TC=START_TCにおいて
行う。そして、ステップS13において、カウンタ96
により、V同期信号の割り込み毎(ステップS16)に
カウントアップ(TC=TC+1)し、ステップS14にお
いて、TC=(SET_TC)か否かを判別する。
【0108】ここで、TC=(SET_TC)になるまでV同期
信号の割り込みをカウントアップして、TC=(SET_TC)
になったときに、ステップS15に進む。
【0109】ステップS15では、スイッチャコントロ
ーラ44により、ラウタ151の各セレクタに選択すべ
き入力をセットする。
【0110】このような手順により、再生ポート12
0,130,140から入力されたデータのタイムコー
ドに基づいてラウタ51の各セレクタが切り替えられ
る。
【0111】A/Vサーバー1は、以上のような構成を
有することにより、記録ポート110及び再生ポート1
20,130,140におけるデータについて、カット
編集、特殊効果処理を行うことができるようになる。そ
して、A/Vサーバー1は、カット編集、特殊効果処理
したデータを再び記録ポート110及び再生ポート12
0,130,140に入力させ、さらには、モニタ81
へ出力することもできる。
【0112】従来の構成においては、ポート間のデータ
を切り替える場合、データバスに時間多重して送り出す
ためや、ジョグ等の処理を行うためのポートのバッファ
や、エンコーダ、デコーダが必要とするバッファ、HD
Dのデータの処理を行うためのバッファなどで、データ
がバッファリングされているために、瞬時に切り替える
ことができない場合が多かった。
【0113】A/Vサーバー1においては、ラウタ15
1を備えて、各ポートにおけるデータを切り替えること
が可能なため、瞬時にポート間の切り替えを行うことが
できる。すなわち、例えば、再生ポート120のデコー
ダ22からの出力をラウタ151により再生ポート13
0のセレクタ133にラウティングし、再生ポート13
0のデコーダ132からの出力をラウタ151により再
生ポート120のセレクタ123にラウティングするこ
とにより、再生ポート120からの出力と、再生ポート
130からの出力を切り替えることができる。
【0114】また、従来の構成のおいては、カット編集
を行う場合には、複数のポートを利用するために、外部
に編集を用意する必要があった。
【0115】本発明を適用したA/Vサーバー1にいお
いては、ラウタ151が同時にカット編集機能をもつこ
とができるため、エフェクタ回路等を用いることなく、
カット編集を実現することが可能である。カット編集
も、入力と出力或いは出力同士を編集でつないで再生、
或いは記録、或いは記録及び再生を同時に、ということ
が可能である。さらに、外部に編集機能を用意するのに
比べ、安価でなおかつ、時間管理を一元化することがで
きるため、コントロールも容易という利点も持ち合わせ
ている。
【0116】また、内部で複数のポートをスイッチング
することができるため、内部にエフェクタ機能を用意す
ることで、任意の組み合わせにより、キー処理、トラン
ジッション処理、ピクチャインピクチャ等の様々な特殊
効果処理を行うことが容易になる。
【0117】なお、本実施の形態では、記録ポートを1
つ、再生ポートを3つ備えるA/Vサーバー1について
説明しているが、ポートの数はこれに限定されることは
ない。例えば、記録ポートを2つと再生ポートを2つと
してA/Vサーバー1を構成することができる。なお、
この場合には、ラウタ151のセレクタの数もその変更
に対応した数とされる。
【0118】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録再生装置は、入
出力処理部における入力又は出力データの経路を切り替
える経路切り替え手段に、一の入出力処理部からのデー
タと他の入出力処理部からの入力又は出力データとから
データを選択してカット編集するカット編集部を有する
ことにより、入出力処理部からのデータを元に、カット
編集部によりカット編集を行うことができるようにな
る。
【0119】また、本発明に係るデータ記録再生装置
は、入出力処理部における入力又は出力データの経路を
切り替える経路切り替え手段に、少なくとも一の入出力
処理部からのデータを選択して、特殊効果処理手段に出
力するデータ選択部を有することにより、入出力処理部
におけるデータを、特殊効果処理部により特殊効果処理
することができる。
【0120】また、本発明に係るデータ記録再生装置
は、入出力処理部における入力又は出力データの経路を
切り替える経路切り替え手段に、一の入出力処理部から
のデータを選択して、入出力処理部からのデータに基づ
いて画像表示する画像表示手段に出力するデータ選択部
を有することにより、入出力処理部からのデータにより
画像表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるA/Vサーバーの構
成を示すブロック図である。
【図2】A/Vサーバーのエディティングマネージャが
備えるラウタの構成を示すブロック図である。
【図3】エディティングマネージャがCPUによりタイ
ムコードを取得するための構成を示すブロック図であ
る。
【図4】記録ポートからの入力データのタイムコードに
基づいてラウタのセットする手順を示すフローチャート
である。
【図5】再生ポートからの入力データのタイムコードに
基づいてラウタのセットする手順を示すフローチャート
である。
【図6】従来のA/Vサーバーの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 A/Vサーバー、10 記録ポート、20,30,
40 再生ポート、61,61 カットセレクタ、7
2,73 エフェクトセレクタ、82 モニタセレクタ
フロントページの続き (72)発明者 藤沢 一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B065 BA01 CA30 5C053 FA06 FA14 FA21 FA23 GA11 GA14 GB11 GB21 JA22 JA28 KA01 KA08 KA24 LA06 LA15 5D110 AA13 BB20 BB23 BB24 BB28 BB29 CB04 CD15 CF11 CF13 CH29 CK02 CK05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体と、 上記記録媒体に対してデータの入力及び/又は出力処理
    を行う複数の入出力処理部と、 上記入出力処理部における入力又は出力データの経路を
    切り替える経路切り替え手段とを備え、 上記経路切り替え手段は、一の上記入出力処理部からの
    データと他の上記入出力処理部からのデータとを選択し
    てカット編集するカット編集部を有することを特徴とす
    るデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記経路切り替え手段に入力されるデー
    タに付加されている同期信号に基づいて上記カット編集
    部における選択状態を切り替える切り替え制御手段を備
    えていることを特徴とする請求項1記載のデータ記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 上記カット編集部においてカット編集さ
    れたデータは、再び任意の上記入出力処理部に入力され
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 上記カット編集部においてカット編集さ
    れたデータを再び任意の上記入出力処理部に出力する出
    力選択手段を備えていることを特徴とする請求項3記載
    のデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記カット編集部においてカット編集さ
    れたデータを選択して、上記入出力処理部からのデータ
    に基づいて画像表示する画像表示手段に出力する出力選
    択手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体に対
    してデータの入力及び/又は出力処理を行う複数の入出
    力処理部と、 上記入出力処理部における入力及び出力データの経路を
    切り替える経路切り替え手段と、 入力されたデータに対して特殊効果処理する特殊効果処
    理手段とを備え、 上記経路切り替え手段は、少なくとも一の上記入出力処
    理部からのデータを選択して、上記特殊効果処理手段に
    出力するデータ選択部を備えていることを特徴とするデ
    ータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記経路切り替え手段に入力されるデー
    タに付加されている同期信号に基づいて上記データ選択
    部における選択状態を切り替える切り替え制御手段を備
    えていることを特徴とする請求項6記載のデータ記録再
    生装置。
  8. 【請求項8】 上記特殊効果処理部において特殊効果処
    理されたデータは、再び任意の上記入出力処理部に入力
    されることを特徴とする請求項6記載のデータ記録再生
    装置。
  9. 【請求項9】 上記特殊効果処理部において特殊効果処
    理されたデータを再び任意の上記入出力処理部に出力す
    る出力選択手段を備えていることを特徴とする請求項8
    記載のデータ記録再生装置。
  10. 【請求項10】 上記特殊効果処理部において特殊効果
    処理されたデータを選択して上記入出力処理部からのデ
    ータに基づいて画像表示する画像表示手段に出力する出
    力選択手段を備えていることを特徴とする請求項6記載
    のデータ記録再生装置。
  11. 【請求項11】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体に
    対してデータの入力及び/又は出力処理を行う複数の入
    出力処理部と、 上記入出力処理部における入力及び出力データの経路を
    切り替える経路切り替え手段とを備え、 上記経路切り替え手段は、一の上記入出力処理部からの
    データを選択して、上記入出力処理部からのデータに基
    づいて画像表示する画像表示手段に出力するデータ選択
    部を有していることを特徴とするデータ記録再生装置。
  12. 【請求項12】 上記経路切り替え手段に入力されるデ
    ータに付加されている同期信号に基づいて上記データ選
    択部における選択状態を切り替える切り替え制御手段を
    備えていることを特徴とする請求項11記載のデータ記
    録再生装置。
JP10334999A 1998-11-10 1998-11-10 データ記録再生装置 Pending JP2000149498A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10334999A JP2000149498A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 データ記録再生装置
US09/435,964 US6744969B1 (en) 1998-11-10 1999-11-08 Data recording and reproducing apparatus and data editing method
EP99308900A EP1001623B1 (en) 1998-11-10 1999-11-09 Data recording and reproducing apparatus and data editing method
US11/444,521 USRE41081E1 (en) 1998-11-10 2006-05-31 Data recording and reproducing apparatus and data editing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10334999A JP2000149498A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 データ記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000149498A true JP2000149498A (ja) 2000-05-30

Family

ID=18283610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10334999A Pending JP2000149498A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 データ記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000149498A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4421156B2 (ja) 画像再生装置および画像記録再生装置
US20060233533A1 (en) Information recording/reproducing system, information recording/reproducing apparatus and information recording/reproducing method
JPH07230669A (ja) 情報データ記録再生装置及び情報データ処理システム
USRE41081E1 (en) Data recording and reproducing apparatus and data editing method
US6415095B1 (en) Data recording/playback apparatus, data editing apparatus and data recording method
JPH0983867A (ja) 編集システムおよび映像信号送出システム
US7302158B1 (en) Data recording/reproducing apparatus and method
JP2000149498A (ja) データ記録再生装置
JP4151177B2 (ja) データ処理装置及び方法
JP4314688B2 (ja) データ記録再生装置及び方法
JP2000149509A (ja) データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
KR100644733B1 (ko) 데이터 기록 및/또는 재생 장치
JP4389412B2 (ja) データ記録再生装置及びデータ再生方法
JP2002010193A (ja) データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
JP4411801B2 (ja) データ再生装置及びデータ再生方法
JP4099548B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JP4325074B2 (ja) データ記録再生装置及び方法
JP4320929B2 (ja) データ記録再生装置及びデータ記録再生動作制御方法
JP4325073B2 (ja) データ記録再生装置及び方法
JP2002344901A (ja) データ再生装置及びデータ再生方法
JP4182576B2 (ja) データ処理装置及び方法
JP2002344877A (ja) デジタル記録再生装置、およびそれに用いる記録媒体、プログラム、プログラムを記録した記録媒体
JP2002027372A (ja) データ記録再生装置及びデータ再生方法
JPH10326448A (ja) データ送出装置およびデータ送出方法
JP2001292409A (ja) データ記録再生装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603