JP2000147785A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2000147785A
JP2000147785A JP10321870A JP32187098A JP2000147785A JP 2000147785 A JP2000147785 A JP 2000147785A JP 10321870 A JP10321870 A JP 10321870A JP 32187098 A JP32187098 A JP 32187098A JP 2000147785 A JP2000147785 A JP 2000147785A
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Koichi Nagasawa
耕一 永澤
Shinichi Kugisawa
伸一 釘澤
Koichi Kotake
光一 小竹
Shozo Toda
昭三 戸田
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/1303Apparatus specially adapted to the manufacture of LCDs
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定波長を変更することなく、現像液に変色
や濁りが生じた場合でも現像液中のホトレジスト濃度を
正確に測定する。 【解決手段】 現像液貯留タンク5内の現像液は、屈折
計11及び導電率計12にて屈折率と導電率が測定さ
れ、測定された屈折率は屈折率制御装置13に送られ、
導電率は導電率制御装置14に送られ、屈折率制御装置
13では、測定した屈折率に基づき、予め作成した検量
線から換算されるホトレジスト濃度が自動的に計算さ
れ、また導電率制御装置14では、測定した導電率から
現像液のアルカリ濃度が計算される。そして、計算され
たホトレジスト濃度が規定値より高いと、屈折率制御装
置13からドレン用配管8のバルブ9に開の信号が送ら
れ、現像液貯留タンク5内から現像液が廃棄される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶基板製造工程、
プリント基板製造工程、半導体素子製造工程などにおい
て、選択的露光が終了したホトレジスト(感光性樹脂)
を現像処理する装置に関し、特に現像液の疲労回復と長
期使用を可能とする現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホトレジストの現像にはテトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)等の有機ア
ルカリ水溶液や水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の
無機アルカリ水溶液が用いられ、ポジ型ホトレジストに
あっては露光部分を溶解させて除去し、ネガ型ホトレジ
ストにあっては未露光部分を溶解させて除去するように
している。
【0003】現像を行うと、現像液はホトレジスト中の
酸や空気中の炭酸ガス及び酸素ガスと反応してアルカリ
濃度が低下し、現像能力が落ちてくる。また、現像液中
にホトレジスト自体が溶解し、現像液中のホトレジスト
濃度も徐々に高くなる。そして、ホトレジスト濃度が高
くなるとホトレジストの溶解性が高くなり除去されなけ
ればならない部分のみならず残さなければならない部分
まで溶解速度が増し、残膜率が低下したり、パターンが
細くなったり、スカムが発生するなどの現象がみられ
る。
【0004】上記の問題を解消する先行技術として、特
許第2561578号公報に開示される技術が知られて
いる。この先行技術は、現像液のアルカリ濃度について
は導電率計で検出し、現像液中のホトレジスト濃度につ
いては吸光光度計で検出し、これら検出値に応じて現像
液を一部排出したり或いは現像原液または純水を補給す
ることで、リアルタイムで現像液を調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行技術で
は、ホトレジストの溶解によって現像液が茶褐色になる
ので、吸光光度計の測定波長として、好ましくは波長4
80nmの光を用いることが記載されている。しかしな
がら、波長480nm付近の吸収は、ホトレジスト中の
樹脂成分(例えば、ノボラック樹脂)と感光性成分(例
えば、キノンジアジド基含有化合物)との副反応(ジア
ゾ基のアゾカップリング反応)に起因する吸収であると
考えられる。したがって、時間の経過とともに現像液の
変色や濁りが進行し、長期間に亘って現像液を使用する
と、吸光度とホトレジスト濃度との対応関係にずれが生
じ、レジストパターンの寸法変化を引き起こすという問
題がある。
【0006】また、ホトレジストの種類によって吸収波
長域が異なるので、精度の良い測定を行うには、ホトレ
ジストの種類が異なる毎に測定波長を変更しなければな
らず面倒である。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1(a)はホトレジス
ト材料としてのノボラック樹脂の濃度と屈折率との関係
を示すグラフ、(b)はホトレジスト材料としてのポリ
ヒドロキシスチレン樹脂の濃度と屈折率との関係を示す
グラフであり、これらグラフに示されるように、本発明
者等は、現像液の屈折率は、測定に用いる光の波長、現
像液の温度及び圧力が一定の条件下では、現像液に溶解
するホトレジストの濃度に対してのみ定量的に変化し、
現像液の経時的な変色や濁りには殆ど影響されないとの
知見を得た。そして、この知見に基づいて本発明をなし
たものである。
【0008】即ち、本発明に係る現像装置は、現像液中
に溶解したホトレジストの濃度を測定するホトレジスト
濃度測定手段と、現像液中のホトレジスト濃度を設定し
た範囲内に収めるホトレジスト濃度調整手段と、現像液
のアルカリ濃度を測定するアルカリ濃度測定手段と、現
像液のアルカリ濃度を設定した範囲内に収めるアルカリ
濃度調整手段を備え、前記ホトレジスト濃度測定手段は
現像液の屈折率に基づいてホトレジスト濃度を算出する
ものとした。
【0009】屈折率を測定する機器としては、アッベ屈
折計、ブルフリッヒ屈折計、プローブ型屈折計、フロー
セル型屈折計等を用いることができ、中でも、連続的に
液体の屈折率を測定できるプローブ型屈折計、フローセ
ル型屈折計が好ましい。また測定波長については特に制
限はないが、例えば、210〜1260nm、特に43
0〜660nmで測定する。また、屈折率に基づくホト
レジスト濃度の算出法としては、例えば、濃度が既知の
基準現像液の屈折率を予め測定しておき、この屈折率と
測定屈折率の差によってホトレジスト濃度を算出する。
【0010】そして、上記で算出したホトレジスト濃度
に基づいて現像液のホトレジスト濃度を調整するわけで
あるが、その手段としては、現像新液の補給、現像液の
一部廃棄またはこれらを組み合わせたものが適当であ
る。
【0011】また、前記アルカリ濃度測定手段として
は、例えば現像液の導電率に基づいてアルカリ濃度を算
出するものとし、更に、前記アルカリ濃度調整手段とし
ては、純水の補給、現像液の一部廃棄、高濃度現像液の
補給またはこれらを組み合わせたものが適当である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図2は本発明に係る
現像装置の全体図であり、図中1は濃度2.38重量%
に調整された現像新液タンク、2は濃度20重量%に調
整された高濃度現像液タンク、3は超純水の供給源であ
り、これら、タンク1,2及び供給源3は夫々バルブ1
a,2a,3aを介して配管4に接続され、この配管4
の途中にはポンプP1(N2などの不活性ガスで加圧し
て送液する場合は必要なし)及びフィルタが設けられる
とともに、現像液貯留タンク5につながっている。
【0013】現像液貯留タンク5はロードセル6に支持
され、このロードセル6で検出された現像液貯留タンク
5の総重量が重量制御装置7に送られる。この重量制御
装置7からの信号によってドレン用配管8のバルブ9、
現像新液タンク1のバルブ1a、高濃度現像液タンク2
のバルブ2a、超純水供給源3のバルブ3aが開閉され
る。
【0014】また、現像液貯留タンク5には計測用配管
10が接続され、この計測用配管10にはポンプP2、
屈折計11及び導電率計12が設けられ、屈折計11で
検出した現像液の屈折率が屈折率制御装置13に送ら
れ、導電率計12で検出した導電率が導電率制御装置1
4に送られる。そして、屈折率制御装置13からの信号
によりドレン用配管8のバルブ9及び現像新液タンク1
のバルブ1aが開閉され、導電率制御装置14からの信
号によりドレン用配管8のバルブ9、高濃度現像液タン
ク2のバルブ2a、超純水供給源3のバルブ3aが開閉
される。
【0015】また、現像液貯留タンク5内の現像液は配
管15を介して取り出される。即ち、配管15にはポン
プP3が設けられ、このポンプP3の駆動によって取り
出された現像液は温度調整機16を経てノズル17まで
送られる。
【0016】前記配管15の途中には切替弁18が設け
られ、この切替弁18を操作することにより、ノズル1
7に供給される現像液を配管4を介して現像液貯留タン
ク5に戻すようにしている。
【0017】一方、ノズル17の下方には現像ユニット
20が配置される。この現像ユニット20はモータにて
回転せしめられるチャック21にてガラス基板や半導体
ウェーハ等の基板Wを吸着し、ノズル17がスリット状
であれば、これを基板Wに対して平行移動させて現像液
を基板W表面に塗布する。またノズル17が管状であれ
ばノズル17から基板W表面に塗布する。そして基板を
回転させることで現像液を基板W表面に均一に行き渡る
ようにする。
【0018】また、チャック21の外側には基板Wから
飛散した現像液を回収する環状回収溝22が形成され、
更にその外側にはリンス液を回収する環状回収溝23が
形成され、環状回収溝22に回収された現像液はポンプ
P4を備えた配管24にてタンク25に一旦貯留され、
次いでポンプP5を備えた配管26にて現像液貯留タン
ク5へ戻される。尚、タンク5、タンク25の上部空間
は、現像液が空気中の炭酸ガスにより劣化しないよう
に、不活性ガス雰囲気にしておくことが好ましく、濃度
変化を抑えるために高湿度かつ不活性ガス雰囲気にして
おくことが特に好ましい。
【0019】以下に上記構成の現像装置を用いた現像方
法を説明する。先ず、バルブ1aを開きタンク1内の濃
度2.38重量%に調整された現像新液を現像液貯留タ
ンク5に供給し、現像液貯留タンク5の重量が所定値に
なったことをロードセル6が検知したら、重量制御装置
7からの信号でバルブ1aを閉じる。
【0020】次いで、切替弁18を循環側にした状態で
ポンプP3を駆動し、現像液を温度調整機16を通して
循環せしめ、現像液の温度が一定になったならば、切替
弁18をノズル17側に切替え、ノズル17から露光後
の基板Wに現像液を供給する。ここで、ノズル17とし
てはスリットノズルを用い、このスリットノズルを基板
Wに平行に移動させることで、基板W全面に現像液を塗
布する。
【0021】所定量の現像液が基板Wに供給されると、
再び切替弁18が循環側に切替わる。この後、所定時間
静置し現像処理を行う。現像が終了したら、基板Wを低
速で回転せしめ、基板W上の現像液を振り切り、環状回
収溝22に現像液を回収する。
【0022】次いで、基板Wを高速で回転せしめ、図示
しないリンス液供給手段から基板Wにリンス液(純水)
を供給する。このリンス液は基板Wを高速で回転せしめ
ているので、遠心力によって前記現像液よりも外側まで
飛散する。そこで、環状回収溝22の外側に設けた環状
回収溝23でリンス液を回収し、廃棄する。
【0023】一方、環状回収溝22で回収された現像液
は前記したようにタンク25に一旦貯留され、次いでポ
ンプP5、フィルタを備えた配管26にて現像液貯留タ
ンク5へ戻される。
【0024】現像液貯留タンク5内の現像液は、屈折計
11及び導電率計12にて屈折率と導電率が測定され、
測定された屈折率は屈折率制御装置13に送られ、導電
率は導電率制御装置14に送られる。そして、屈折率制
御装置13では、測定した屈折率に基づき、予め作成し
た検量線から換算されるホトレジスト濃度が自動的に計
算され、また導電率制御装置14では、測定した導電率
から現像液のアルカリ濃度が計算される。
【0025】そして、計算されたホトレジスト濃度が規
定値より高いと、屈折率制御装置13からドレン用配管
8のバルブ9に開の信号が送られ、現像液貯留タンク5
内から現像液が廃棄される。廃棄される量は重量制御装
置7で設定する。例えば、重量制御装置7で管理する現
像液貯留タンク5の総重量の範囲を、8〜10kgと設定
した場合には、現像液貯留タンク5の総重量が8kgにな
るまで廃棄され、次いで、バルブ1aが開となり現像液
貯留タンク5の総重量が10kgになるまで現像新液が供
給される。以上の操作をホトレジスト濃度が規定範囲に
なるまで繰り返し行う。尚、現像液貯留タンク5内の現
像液の量が少ない場合には、現像液の廃棄は行わず、現
像新液の供給のみを行う。
【0026】一方、導電率制御装置14で計算したアル
カリ濃度が設定値よりも低くなると、導電率制御装置1
4からの信号によって高濃度現像液タンク2のバルブ2
aが開き、現像液貯留タンク5に高濃度現像液が供給さ
れ、逆にアルカリ濃度が設定値よりも高くなると、導電
率制御装置14からの信号によって超純水供給源3のバ
ルブ3aが開き、現像液貯留タンク5に純水が供給され
る。
【0027】更に、重量制御装置7で計算した現像液貯
留タンク5の重量が規定値よりも低くなった場合には、
重量制御装置7からの信号でバルブ1aが開き、現像新
液が現像液貯留タンク5に供給される。
【0028】図3及び図4は別実施例に係る現像装置の
全体図であり、図3に示した現像装置は、現像液貯留タ
ンク5の側方に第2の現像液貯留タンク51を配置し、
この第2の現像液貯留タンク51からノズル17に現像
液を供給するようにしている。このような構成とするこ
とで、現像液の品質面、量的な面で安定供給が可能にな
り、例えば、図示するように、複数の現像ユニットから
回収される現像液を同時に管理することが可能になる。
【0029】また、図4に示した現像装置は、現像ユニ
ット20の構造を搬送ローラ52によって連続的に基板
Wを処理することができるようにしたものである。
【0030】以下に具体的な実施例と比較例について説
明する。 (実施例1)図2に示した装置を用い、以下の条件で5
000枚の感光性基板を現像処理した。 ・感光性基板の寸法:550mm×650mm ・感光性層:アルカリ可溶性ノボラック樹脂とナフトキ
ノンジアジド基含有化合物とを含有してなるi線ポジ型
ホトレジスト組成物を塗布、乾燥し、 選択
的露光を行ったもの ・現像液貯留タンクの容量:100リットル ・1回(基板1枚)の現像処理に使用する現像液量:
0.6リットル ・1回の現像処理で溶解するホトレジスト量(露光部の
ホトレジスト量):0.27g ・回収現像液中の溶解ホトレジスト濃度の設定範囲(上
限):0.15重量% ・回収現像液中のアルカリ(TMAH)濃度の設定範囲:2.
38重量%±10% ・1回の現像時間:30秒 ・屈折率計:(プローブ型屈折計:製品名「PRO-75」
(株)アタゴ製) ・屈折率の測定波長:Na−D線(λ=589.3n
m) ・測定温度:23℃ 現像液貯留タンクには常に100リットルの現像液が充
填されるように、重量制御装置からの信号で現像新液を
補充するようにし、またホトレジスト濃度が0.15重
量%に達したときは、ホトレジスト濃度が0.1重量%
に下がるまで現像新液を補充するようにした。
【0031】(結果)5000枚の感光性基板を処理す
るのに42時間かかった。また、現像処理中に補充した
現像新液の総量は、約590リットルであった。また現
像処理が終了した5000枚の感光性基板上には、何れ
も形状の良好なレジストパターンが得られた。
【0032】(比較例1)実施例1において、屈折計の
代りに吸光光度計を用いて、溶解ホトレジスト濃度測定
を、測定波長(480nm)の吸光光度測定によって行
った以外は、実施例1と同じ条件で、5000枚の感光
性基板を現像処理した。
【0033】(結果)現像処理に要した時間、及びレジ
ストパターン形成については、実施例1との間に差はな
かったが、現像処理中に補充した現像新液の総量は、約
620リットルであった。したがって、比較例1では実
施例1に比べ現像新液を約30リットル余分に使用した
結果になる。
【0034】(実施例2)感光性層のアルカリ可溶性ノ
ボラック樹脂をポリヒドロキシスチレンに代えた以外
は、実施例1と同様にして感光性基板を処理した。 (結果)5000枚の感光性基板を処理するのに42時
間かかった。また、現像処理中に補充した現像新液の総
量は、約590リットルであった。また現像処理が終了
した5000枚の感光性基板上には、何れも良好なレジ
ストパターンが形成されていることが確認できた。
【0035】(比較例2)実施例2において、屈折計の
代りに吸光光度計を用いて、溶解ホトレジスト濃度測定
を、測定波長(480nm)の吸光光度測定によって行
った以外は、実施例2と同じ条件で、5000枚の感光
性基板を現像処理した。 (結果)ホトレジスト濃度の定量的な測定ができず、処
理枚数4000枚を超えた時点からレジストパターンの
残膜率が低下し、スカムが発生するなどの現象がみられ
た。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
現像液中に溶解したホトレジストの濃度を測定する手段
として、現像液の屈折率に基づいてホトレジスト濃度を
算出するようにしたので、測定波長を変更することな
く、現像液に変色や濁りが生じた場合でも現像液中のホ
トレジスト濃度を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はホトレジスト材料としてのノボラック
樹脂の濃度と屈折率との関係を示すグラフ、(b)はホ
トレジスト材料としてのポリヒドロキシスチレン樹脂の
濃度と屈折率との関係を示すグラフ
【図2】本発明に係る現像装置の全体図
【図3】別実施例に係る現像装置の全体図
【図4】別実施例に係る現像装置の全体図
【符号の説明】
1…現像新液タンク、2…高濃度現像液タンク、3…純
水供給源、1a,2a,3a,9…バルブ、4,8,1
0,15,26…配管、5…現像液貯留タンク、6…ロ
ードセル、7…重量制御装置、11…屈折計、12…導
電率計、13…屈折率制御装置、14…導電率制御装
置、16…温度調整機、17…ノズル、18…切替弁、
20…現像ユニット、21…チャック、22…現像液を
回収する環状回収溝、23…リンス液を回収する環状回
収溝、25…タンク、51…第2の現像液貯留タンク、
52…搬送ローラ、P1,P2,P3…ポンプ、W…基
板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小竹 光一 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 (72)発明者 戸田 昭三 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA25 AA27 GA08 GA21 LA19 5F046 LA03 LA04 LA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択的な露光処理を施したホトレジスト
    (感光性樹脂)を現像処理する装置において、この現像
    装置は現像液中に溶解したホトレジストの濃度を測定す
    るホトレジスト濃度測定手段と、現像液中のホトレジス
    ト濃度を設定した範囲内に収めるホトレジスト濃度調整
    手段と、現像液のアルカリ濃度を測定するアルカリ濃度
    測定手段と、現像液のアルカリ濃度を設定した範囲内に
    収めるアルカリ濃度調整手段を備え、前記ホトレジスト
    濃度測定手段は現像液の屈折率に基づいてホトレジスト
    濃度を算出するものであることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現像装置において、前
    記ホトレジスト濃度調整手段は、現像新液の補給、現像
    液の一部廃棄またはこれらを組み合わせたものであるこ
    とを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の現像装置において、前
    記アルカリ濃度調整手段は、純水の補給、現像液の一部
    廃棄、高濃度現像液の補給またはこれらを組み合わせた
    ものであることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    現像装置において、前記アルカリ濃度測定手段は、現像
    液の導電率に基づいてアルカリ濃度を算出するものであ
    ることを特徴とする現像装置。
JP10321870A 1998-11-12 1998-11-12 現像装置 Pending JP2000147785A (ja)

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