JP2000146555A - 表面疵検査装置 - Google Patents

表面疵検査装置

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JP2000146555A
JP2000146555A JP10328245A JP32824598A JP2000146555A JP 2000146555 A JP2000146555 A JP 2000146555A JP 10328245 A JP10328245 A JP 10328245A JP 32824598 A JP32824598 A JP 32824598A JP 2000146555 A JP2000146555 A JP 2000146555A
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JP10328245A
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Yasuhiro Matsufuji
泰大 松藤
Tsuneo Suyama
恒夫 陶山
Katayuki Nakagawa
方志 中川
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無害の線状ムラを有害な疵として判定しない
表面疵検査装置を得る。 【解決手段】 帯状体1の表面に投射した光の反射光を
画像解析して、該帯状体1の表面疵2の種類および等級
を判定する帯状体の表面疵検査装置において、前記帯状
体1の所定の長さおよび所定の幅単位毎に画像処理され
た画像に基づいて疵種および等級を1次判定された全て
の疵2の、1次判定疵種、等級および帯状体幅方向発生
位置を、帯状体1の一定長さの区間分だけ一時的に記憶
する記憶手段14と、あらかじめ設定された参照疵種お
よび疵の等級に基づいて、前記記憶手段14に記憶され
た帯状体1の一定長さの区間分の疵2の帯状体幅方向の
度数分布を作成する疵発生の度数分布作成手段15と、
該疵発生の度数分布作成手段15により作成された疵発
生の度数分布に基づき、有害と1次判定された疵中に存
在する無害な線状ムラを識別する線状ムラ識別手段17
とから構成される帯状体の表面疵検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鋼板等帯状体の
被検査体の表面に発生する無害である線状ムラと、同じ
く表面に散発的に発生する有害なヘゲ等とを識別するこ
とのできる表面疵検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板等の帯状体を製造する場合には、製
品の品質を保証するために、表面検査を行なって帯状体
の表面に発生する表面疵の種類や等級の判別を行ってい
る。
【0003】このような帯状体の表面疵を検査する従来
の表面疵検査装置としては、図4に示す光学式検査装置
が知られている。この検査装置は、レ−ザ発信器23
と、レ−ザ発信器23からのレ−ザ光を鋼帯21の幅方
向に走査させるための回転ミラ−24と、鋼帯21の表
面で反射されたレ−ザ光を一点に集光させるための集光
レンズ25と、集光レンズ25で集光された反射レ−ザ
光を空間フィルタ(マスク)27を介して受光する光電
変換器26と、光電変換器26からの出力信号に対して
画像処理および所定の前処理を行う制御部28と、制御
部28から出力された信号処理から疵信号の特徴パラメ
−タを抽出し、抽出した特徴パラメ−タとあらかじめ設
定されている疵の種類毎の特徴パラメ−タとを比較し
て、疵22の種類および等級の判定を行うとともに、判
定した疵信号の編集を行う演算処理部32と、演算処理
部32から出力された編集後の疵情報を基に検査結果を
印字し、展開表を作成するタイプライタ33とから構成
されている。
【0004】この検査装置では、矢印方向に走行してい
る鋼帯21の幅方向にレ−ザ光を走査し、その時の反射
光を前記光電変換器26で受光するとともに、前記制御
部28において、図5に一例を示すプロフィル法にした
がって、光電変換器26からの出力信号に対する処理を
行う。
【0005】この処理方法を図5に基づいて詳述する
と、図5(a)に示すように、走行する鋼板21の画像
は、所定の大きさ、例えば縦250mm×横100mm
の画像処理単位34に分画され、さらにこの画像処理単
位34は、図5(b)に示すように、通常一辺2〜5m
m程度の大きさの画素35の集合体として構成される。
【0006】そして、これら各々の画素35は、図5
(c)に示すように、レ−ザ光を幅方向にスキャンした
際に出力される画素35毎の信号値と、あらかじめ設定
されたレベルr1〜r6との比較から、各々に対応した
r1〜r6とのデジタル値を持ち、全体としてデジタル
マップ34Aを構成している。
【0007】次いで、デジタルマップ34Aについて、
r1〜r6以上の信号値を持つ画素35の個数を縦方向
に積算し、図5(d)に示すように、ヒストグラムから
なる表面疵22のプロフィルを作成する。そして、この
プロフィルから表面疵22の特徴を表すパラメ−タとし
て、幅W、長さHおよび面積Sを抽出する。
【0008】また、同様の前処理を通して、鋼板21の
画像を分画した画像処理単位34について、上記各パラ
メ−タを初めとして、ある基準以下の長さHの疵22の
数から、点状疵数Na、ある基準以上の長さHの疵の数
から線状疵数Nb、鋼板21端部からの疵発生位置P
P、図5(c)に示した信号レベルの極性比率VI(r
1,r2,r3の信号をとる画素の総和を全疵画素数で
割ったもの)等の種々の特徴パラメ−タを抽出する。
【0009】このようにして求められた各種疵特徴パラ
メ−タは、その後検査装置の演算処理部32において、
あらかじめ用意された疵種判定ロジック内の判定条件と
比較され、疵種の判定が行われる。また、信号レベルr
1〜r6から演算される疵レベルと、あらかじめ疵種毎
に用意された等級判定のためのしきい値との比較によ
り、疵の等級が判定される。
【0010】以上詳述したように、従来の検査装置で
は、前述の判定ロジックに基づいて疵種の判別を行って
いるが、画像処理単位34での疵種判定では、鋼板21
の表面に存在するヘゲ等の有害疵と、鋼板21の長い区
間にわたって連続して発生する無害な線状ムラとを、区
別して判定することは、特徴量に明確な差が無い場合困
難であるという問題がある。
【0011】このような問題を解消する技術としては、
特開平8−261951号公報に開示された技術があ
る。この技術に基づく有害なヘゲと無害な線状ムラとを
区別して判定する方法を、図6のフロ−チャ−トに基づ
いて説明すると、次のとおりである。まずステップS1
において、図4で説明した表面検査装置と同様に、画像
処理単位34で分画された範囲内で処理され、疵種(X
X)と判定される。このときの判定疵種の板幅方向の発
生位置、すなわち疵の一方の側の鋼板21のエッジから
の距離をPP(画素)とする。次に、ステップS2にお
いて、過去N(m)の区間で検査装置にて検出された全
ての判定疵に対し、PP値を基に度数分布化し、その結
果しきい値n(参照疵度数)を超えた部分について、図
7のグラフに示すようなデ−タの算出を実施する。な
お、上記判定長さN(m)および参照疵度数nは、あら
かじめ設定されているものとする。
【0012】図7において、斜線部分は前記参照疵度数
nを超えた部分であり、斜線部内の疵のPP値からその
標準偏差(σ)、度数分布グラフにおいて最大疵度数と
なるプロフィ−ルピ−クポイント位置(PiP)、中央
値(PiB)、切断切片幅(PiW)疵度数の最大値で
あるプロフィ−ルピ−ク値(Pin)等が算出される。
ここで、前記σ、PiP、PiB、PiW、Pinは、
前記しきい値nを超えた塊(図7中の斜線部)の数Cだ
け演算されるものであり、添字iは1〜Cまでの値をと
る。
【0013】続いて、図6に示すように、判定疵種(X
X)のPP値であるPP(XX)に対して、その値がP
iW(図7の斜線部)内に存在するか否かを調べる。P
P(XX)がPiW内に存在しない場合は、連続性の線
状ムラとはみなされず、疵種は通常のロジック判定結
果、すなわちXXのままとなる。PP(XX)がPiW
内に存在する場合は、線状ムラとしての第一条件を満た
すものとし、以降更にステップS4〜S6において、P
iP±3σ、PiP±σ、PiP±g(gはあらかじめ
設定される定数)に含まれるか否かで逐次範囲を狭め、
各々の条件下におけるロジックにより、無害な線状ムラ
か有害な疵種かの判定が可能であるとしている。
【0014】以上説明したように、従来の表面検査方法
では、あらかじめ設定されている判定長さNおよび参照
疵度数nから、過去N(m)の区間で検出された全ての
判定疵に対し度数分布化したときに、今回発生の疵によ
り、その板幅方向発生位置(PP値)での疵度数がnを
超えた場合に、今回発生の疵について、その疵種の際判
定処理を実施している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の表面疵検査方法には、次のような問題点があ
る。
【0016】(1)前記図6で示したフロ−チャ−トに
よると、例えばロ−ル面に付着した異物が鋼帯に転写さ
れた転写疵のように、鋼帯の長手方向に沿って一定のピ
ッチで発生する疵は、ロ−ルの円周の長さのピッチで断
続的に長い区間、板幅方向の一定位置に発生することか
ら、疵種の再判定時に、連続性の線状ムラと誤判定され
る危険性がある。そして、これを回避するために、前記
従来技術においても、図6のステップ7以降において、
ロ−ルからの転写疵の有する特徴量を持つものについて
は、異物付着疵と判定させることは可能であるが、図6
に示すロジックの階層を増やすことになり、著しく計算
機の負荷を増大させることにつながるので、計算機の処
理速度を考えた場合、現実的ではない。
【0017】(2)前記従来技術においては、今回発生
した疵により、過去N(m)の区間での同一幅位置での
疵度数が参照疵度数nを超えたときに、今回発生した疵
について疵種の再判定を行うが、過去に発生した疵につ
いては、再判定を行わない。したがって、たとえ連続し
て発生した無害疵である線状ムラであっても、参照疵度
数nに達するまでの線状ムラの先頭部分については、有
害なヘゲ等の疵種に誤判定されたままである。
【0018】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、鋼帯に存在す
る疵種が有害なものか無害のものかを、高精度に識別で
きる表面疵検査装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る表面疵検
査装置は、帯状体の表面に投射した光の反射光を画像解
析して、該帯状体の表面疵の種類および等級を判定する
帯状体の表面疵検査装置において、前記帯状体の所定の
長さおよび所定の幅単位毎に画像処理された画像に基づ
いて疵種および等級を1次判定された全ての疵の、1次
判定疵種、等級および帯状体幅方向発生位置を、帯状体
の一定長さの区間分だけ一時的に記憶する記憶手段と、
あらかじめ設定された参照疵種および疵の等級に基づい
て、前記記憶手段に記憶された帯状体の一定長さの区間
分の疵の帯状体幅方向の度数分布を作成する疵発生の度
数分布作成手段と、該疵発生の度数分布作成手段により
作成された疵発生の度数分布に基づき、有害と1次判定
された疵中に存在する無害な線状ムラを識別する線状ム
ラ識別手段とから構成されるものである。
【0020】また、前記線状ムラ識別手段は、前記帯状
体の幅方向の疵発生度数分布を基に、帯状体の幅方向に
付いての連続性を調べ、連続もしくは不連続となるとき
の間隙が、あらかじめ設定された値以下である部分を一
つの塊として、該塊内に属する疵発生度数を積算する疵
発生度数積算手段と、該疵発生度数積算手段により積算
された疵度数とあらかじめ設定してある参照疵度数とを
比較し、積算された疵度数が参照疵度数を上回ったとき
に、その疵を無害な線状ムラと再判定する再判定手段と
から構成されるものである。
【0021】この発明に係る表面疵検査装置において
は、過去に1次判定した疵について、その後の疵の発生
状況を統計的に把握して、有害な疵と無害な線状ムラと
を識別するようにしている。したがって、帯状体の先端
部から後端部までの全ての領域において、無害疵である
線状ムラを有害な疵と判定することはない。
【0022】また、ロジックの階層を増やすこともない
ので、計算機の負荷を増大させることもない。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図を参
照して説明する。図1は本発明の実施の形態の表面疵検
査装置の構成を示すブロック図である。
【0024】この検査装置は、レ−ザ発信器3と、レ−
ザ発信器3からのレ−ザ光を帯状体(以下鋼帯という)
1の幅方向に走査させるための回転ミラ−4と、鋼帯1
の表面で反射されたレ−ザ光を一点に集光させるための
集光レンズ5と、集光レンズ5で集光された反射レ−ザ
光を空間フィルタ(マスク)7を介して受光する光電変
換器6と、光電変換器6からの出力信号に対して画像処
理および所定の前処理を行う制御部8と、1次判定部
9、2次判定部13および出力部19とから構成されて
いる。このうち、レ−ザ発信器3から制御部8までの構
成要件は、図4で説明した従来の表面疵検査装置の構成
要件と同一であるので、同一部分の部分の詳細説明は省
略する。
【0025】この表面疵検査装置においては、制御部8
に引き続き1次判定部9および2次判定部13を有して
いる。1次判定部9においては、制御部8から出力され
た信号に基づき、特徴抽出部10において疵2からの信
号の特徴パラメ−タを抽出し、識別部11で抽出された
特徴パラメ−タとあらかじめ設定器12により設定され
ている疵の種類毎の特徴パラメ−タを比較し、疵の種類
および等級の1次判定を行う。
【0026】1次判定された疵の情報は、2次判定部1
3に送られる。2次判定部13の1次判定疵記憶部14
においては、最初の疵が検出されてから鋼帯1がN
(m)進むまでの間(判定長さ)に検出された全ての疵
について、その1次判定疵種、等級、鋼帯1の幅方向発
生位置(PP値)、長さ方向発生位置が記憶される。す
なわち、1次判定疵記憶部14においては、鋼帯1がN
(m)以上進むと、最初に検出された疵の情報は消え、
新しく検出された疵の情報が加わるというように、常に
N(m)分の最新の疵情報が記憶される。
【0027】これら記憶された全ての疵の情報に基づ
き、度数分布作成部15において、あらかじめ設定器1
6により設定されている参照疵種およびその等級につい
ての最新のN(m)の区間の疵度数分布が、鋼帯1の幅
方向発生位置毎に作成される。このとき、同時に前記疵
度数分布の鋼帯1の幅方向への連続性を調べ、連続もし
くは不連続となるときの間隙が、あらかじめ設定器16
により設定された許容間隙d以下である部分を一つの塊
とし、この塊内に属するN(m)の区間の疵の総度数が
算出される。この許容間隙dに基づいて疵の総度数を算
出することにより、連続性の線状ムラ疵が鋼帯1の幅方
向に位置ズレしていたとしても、同一の線状ムラ疵と見
なすことができる。
【0028】最後に、再判定部17において、度数分布
作成部15において総度数としてカウントされたN
(m)の区間の疵の度数nと、あらかじめ設定器18に
より設定された参照度数n0とが比較され、総度数nが
参照度数n0を超えたとき、連続性の線状ムラに疵種が
変更される。
【0029】図2は、本発明の表面疵検査装置における
2次疵判定処理フロ−図である。疵が発生した場合、ま
ず1次疵判定部1において、縦250mm×横100m
mの画像処理単位毎に、疵種XXおよび等級Yが判定さ
れる。
【0030】次に、あらかじめ設定された参照疵種およ
びその等級の疵についてのみ、N(ここではN=10
m)の区間で度数分布図が作成される。なお、前記参照
疵およびその等級から、ロ−ルからの転写疵を線状ムラ
と誤判定するのを防止するために、1次疵判定部9にお
いて、異物付着と判定されたものについては全等級、ま
たスリキズのうち特に1次疵判定部9で等級の重いもの
(重級)と判定されるような程度の悪いものについて
は、鋼帯1の幅方向同一位置に長い区間連続して発生す
る可能性があり、そのような重大疵を見逃す恐れがある
ことから、度数分布図作成の対象外とし、スリキズ軽、
中級は度数分布図作成の対象疵としている。
【0031】上記処理に基づき作成された度数分布図の
例を図3に示す。次に、この度数分布図から、鋼帯1の
幅方向について連続性を調べ、連続もしくは不連続とな
るときの間隙が、あらかじめ設定された許容間隙d(こ
こでは、d=1画素)以下の部分を一つの塊として、こ
の塊内に発生した疵の総度数が算出される。図3に鋼帯
1の幅方向の疵の度数分布状態および前記許容間隙dか
ら決定される度数積算範囲と総度数を示す。図3は縦軸
に度数を、横軸に鋼帯1の幅方向位置をとったものであ
り、一つのヒストグラムの幅が1画素の範囲である。ま
た、a〜gで示す範囲が度数積算範囲であり、それぞれ
の範囲での総積算度数を括弧内に示す。
【0032】前記総度数nが、あらかじめ設定された参
照疵度数n0(ここでは、n0=20)を超えたとき、前
記総度数nの疵は全て線状ムラと再判定される。図3に
おいては、斜線を引いた部分の疵の積算度数が21と参
照疵度数20を超えているので、この部分の疵は全て線
状ムラと再判定されるのである。そしてその結果が、出
力手段19により出力される。
【0033】なお、上記処理は、1次判定疵記憶部14
に記憶される内容が、鋼帯1が画像処理単位毎(ここで
は250mm)進行する毎に更新されることにともな
い、常にN(m)の区間に対して実施されることにな
る。
【0034】
【発明の効果】この発明により、帯状体の表面疵の検査
において、無害疵と誤判定される恐れのある有害疵の見
逃しを防止することができる。
【0035】また、従来発生開始位置から一定の区間に
おいて、有害疵と判定されていた線状ムラを無害疵と判
定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の表面疵検査装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の表面疵検査装置における2次疵判定処
理フロ−図である。
【図3】2次疵判定処理に基づき作成された度数分布の
一例を示す度数分布図である。
【図4】従来の光学式表面疵検査装置の説明図である。
【図5】プロフィル法により、疵の種類および等級の判
定を行うときの手順を示す説明図であり、(a)は表面
疵の画像処理単位の画像を示す図、(b)は画像処理単
位を構成する画素毎の疵レベルを示す図、(c)はあら
かじめ設定された疵レベルを示す図、(d)はヒストグ
ラムからなる表面疵のプロフィ−ル図である。
【図6】従来の有害なヘゲと無害な線状ムラとを区別し
て判定する方法を示すフロ−チャ−ト図である。
【図7】従来の表面疵検査方法で作成される疵の度数分
布図である。
【符号の説明】
1 鋼帯 2 疵 3 レ−ザ発信器 4 回転ミラ− 5 集光レンズ 6 光電変換器 7 空間フィルタ(マスク) 8 制御部 9 1次判定部 10 特徴抽出部 11 識別部 12 設定器 13 2次判定部 14 1次判定疵記憶部 15 度数分布作成部 16 設定器 17 再判定部 18 設定器 19 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 方志 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA23 AA58 AA61 BB13 BB24 DD03 FF04 GG04 JJ02 JJ25 LL13 MM16 QQ08 QQ23 QQ24 QQ25 QQ29 QQ41 QQ43 2G051 AA37 AB01 AB07 BA10 CA02 CB01 EA14 EB01 EB02 EC01 EC02 ED07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体の表面に投射した光の反射光を画
    像解析して、該帯状体の表面疵の種類および等級を判定
    する帯状体の表面疵検査装置において、前記帯状体の所
    定の長さおよび所定の幅単位毎に画像処理された画像に
    基づいて疵種および等級を1次判定された全ての疵の、
    1次判定疵種、等級および帯状体幅方向発生位置を、帯
    状体の一定長さの区間分だけ一時的に記憶する記憶手段
    と、あらかじめ設定された参照疵種および疵の等級に基
    づいて、前記記憶手段に記憶された帯状体の一定長さの
    区間分の疵の帯状体幅方向の度数分布を作成する疵発生
    の度数分布作成手段と、該疵発生の度数分布作成手段に
    より作成された疵発生の度数分布に基づき、有害と1次
    判定された疵中に存在する無害な線状ムラを識別する線
    状ムラ識別手段とから構成されることを特徴とする帯状
    体の表面疵検査装置。
  2. 【請求項2】 前記線状ムラ識別手段は、前記帯状体の
    幅方向の疵発生度数分布を基に、帯状体の幅方向に付い
    ての連続性を調べ、連続もしくは不連続となるときの間
    隙が、あらかじめ設定された値以下である部分を一つの
    塊として、該塊内に属する疵発生度数を積算する疵発生
    度数積算手段と、該疵発生度数積算手段により積算され
    た疵度数とあらかじめ設定してある参照疵度数とを比較
    し、積算された疵度数が参照疵度数を上回ったときに、
    その疵を無害な線状ムラと再判定する再判定手段とから
    構成されることを特徴とする請求項1に記載の帯状体の
    表面疵検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014232061A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社プレックス 布類検査装置
CN117491391A (zh) * 2023-12-29 2024-02-02 登景(天津)科技有限公司 基于芯片计算的玻璃基板光三维健康检测方法及设备

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