JP2000146327A - アンモニア冷媒を使用した船舶用冷凍/空調装置 - Google Patents

アンモニア冷媒を使用した船舶用冷凍/空調装置

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JP2000146327A
JP2000146327A JP10325044A JP32504498A JP2000146327A JP 2000146327 A JP2000146327 A JP 2000146327A JP 10325044 A JP10325044 A JP 10325044A JP 32504498 A JP32504498 A JP 32504498A JP 2000146327 A JP2000146327 A JP 2000146327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンモニア冷媒を使用する冷凍空調システム
において、アンモニア冷媒の外部への漏洩を完全に阻止
するとともに、作動性能及びメインテナンス性が高いア
ンモニア冷媒冷凍/空調装置を提供する。 【解決手段】 アンモニア冷媒圧縮機、凝縮器、膨張
弁、蒸発器からなる冷凍サイクルを具えたアンモニア冷
凍/空調装置において、前記アンモニア冷媒が循環する
冷凍サイクル回路を閉回路で構成するとともに、前記凝
縮器と冷却媒体としての海水の熱交換、及び前記蒸発器
と被冷却媒体としての空気の熱交換がいずれも閉回路か
らなる清水の循環経路を介して間接的に行なわれる事を
特徴とし、前記凝縮器及び蒸発器は、セミウエルド型熱
交換器若しくはツインプレート型熱交換器である熱交換
器で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンモニアを冷媒と
して冷凍サイクルを行なう冷凍空調システム、特に船舶
の空調若しくは船舶糧食庫等の温度管理を行なう、海水
を冷却源として使用する空調システムに好適なアンモニ
ア冷媒空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はR22等のフロン系冷媒を使用し
た船舶用直膨式冷凍空気調和システムの従来技術の1例
を示す。図2において1は該冷媒を圧縮する圧縮機、2
は該圧縮機1で加圧昇温された冷媒を海水で冷却凝縮す
る凝縮器であり、該凝縮器2には海水入口管12及び海
水出口管13が接続され、海水ポンプ9によって冷却用
の海水が送られるようになっている。3は前記凝縮器2
からの液冷媒を断熱膨張する膨張弁、5はファンユニッ
トであり、ファンユニット5は前記膨張弁3からの冷媒
と負荷としての空気(空調空気)とを熱交換して該空気
を冷却する蒸発器として機能する熱交換器を具えるとと
もに、空調空気を循環させるファン5bを備えている。
【0003】前記凝縮器2は、胴側が冷媒を流すシェ
ル、管側が冷媒冷却用の海水を流す多数の伝熱管からな
るシェル・アンド・チューブ式熱交換器が使用される。
また前記蒸発器4は上記のように直膨式コイルファンユ
ニットの冷媒−空気熱交換器が使用される。7は前記圧
縮機1から凝縮器2、膨張弁3、蒸発器4を経て該圧縮
機1に戻る冷媒が循環する冷媒回路である。6は前記圧
縮機が油冷式スクリュー圧縮機の場合に、該スクリュー
圧縮機内に噴射された冷却兼用の潤滑油を冷却するオイ
ルクーラで、該オイルクーラ6には潤滑油の冷却材とし
ての海水が前記海水入口管12から導入され、海水出口
管13に送出されるようになっている。
【0004】かかる直膨式冷凍、空気調和システムにお
いては、冷媒としてR22等のフロン系冷媒を使用し、
前記圧縮機1にて圧縮された冷媒は、凝縮器2にて海水
入口管12から導入される海水によって冷却され凝縮、
液化して膨張弁3に送られる。該膨張弁3にて断熱膨張
した冷媒は、ファンユニット5の蒸発器4にてファン5
bによって循環されている空気(空調空気)と熱交換し
て該空気から奪熱蒸発しガス冷媒となって圧縮機1に戻
される。上記のようにして冷却された空気は船内の空調
や糧食庫の温度管理用空気として供給される。
【0005】然るに、近年は大気中のオゾン層破壊防止
と地球温暖化防止の面から前記フロン系冷媒の使用が将
来不可能となることから、これに代わる冷媒としてアン
モニアの使用が推進されつつある。
【0006】かかるアンモニア冷媒は、自然冷媒のた
め、前記フロン系冷媒のようなオゾン層破壊及び地球温
暖化の恐れが無く、フロンに比較して安価でかつ熱伝達
率が高い。また該アンモニア冷媒は冷媒としての許容温
度(臨界温度)や圧力が高く、水に溶解するため膨張弁
3の詰まりの発生が無く、蒸発潜熱が大きく冷却効果も
大きいという利点がある。反面、前記アンモニアは毒性
や可燃性を有し、かつ圧縮機1の潤滑油として使用され
る鉱物油との不溶性のためフロン系冷媒のような乾式蒸
発システムでは油のみの回収が極めて困難であるという
欠点を有する。このため、アンモニアを冷媒とするアン
モニア冷凍空調システムにあっては、前記のようなアン
モニアの欠点を解決し得るシステムを得ることが要求さ
れている。
【0007】図3は、かかるアンモニア冷媒を使用可能
とした、船舶用間接式冷凍空気調和システムの本発明の
中間ステップとしての比較技術を示す(かかる技術は新
規である。)。図3において1はスクリュー圧縮機、2
は前記シェル・アンド・チューブ式熱交換器からなる凝
縮器,3は膨張弁、4はチラー(蒸発器)であり、これ
らの空調機器は冷媒回路7で接続され、アンモニアが冷
媒として使用されている。前記凝縮器2には海水ポンプ
9により海水入口管12から海水が導入され、アンモニ
ア冷媒と熱交換し、海水出口管13に送出されるように
なっている。
【0008】6は前記図2に示す従来技術と同様に油冷
式圧縮機内に噴射された潤滑油を冷却するオイルクーラ
で、該オイルクーラ6には潤滑油の冷却材としての海水
が海水入口管12から導入され、海水出口管13に送出
される。そして本比較技術においては、アンモニア冷媒
が空調用の空気内に混入しないように、前記ファンユニ
ット内の熱交換器とチラー(蒸発器)4間を清水ポンプ
8によって清水で循環させながら熱交換を行なうように
している。
【0009】即ち、ファンユニット5で、空調空気と清
水とを熱交換する清水−空気熱交換器、空調空気を循環
させるファン5b等を備え、前記チラー(蒸発器)4と
前記ファンユニット5の清水−空気熱交換器5aとの間
は、清水管10、11で接続され、上記チラー(蒸発
器)4の蒸発冷熱を清水管10、11を清水ポンプ8に
よって流される清水によってファンユニット内の熱交換
器に流し、負荷空気との熱交換を行なうようにしてい
る。尚、スクリュー圧縮機1の潤滑油に使用される鉱物
油は、アンモニア冷媒と不溶性のため、前記蒸発器4か
らの油回収管14が設けられる。
【0010】かかる間接式冷凍空気調和システムにおい
ては、圧縮機1で圧縮されたガス冷媒(アンモニアガス
冷媒)は凝縮器2にて海水と熱交換することによって冷
却されて凝縮液化する。そしてこの液冷媒は膨張弁3に
て断熱膨張し気液二相体となった後、蒸発器4に導かれ
る。
【0011】一方ファンユニット5においては、ファン
5bにより循環される空調空気が清水−空気熱交換器5
aに導かれ、該清水−空気熱交換器5aにて前記空調空
気と清水とが熱交換することにより、清水が昇温され、
清水管10を通って蒸発器4に送られる。前記蒸発器4
においては、前記のようにして昇温された清水と熱交換
することによってアンモニア冷媒が加熱・蒸発され、ま
た清水は奪熱降温されて清水−空気熱交換器5aに戻さ
れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、アンモ
ニアを冷媒として使用する場合は、該アンモニアの毒
性、可燃性等の面から、アンモニアを冷媒回路から外部
に漏洩させないことが必須である。然るに、図3に示す
比較技術にあっては、アンモニアが通流する冷媒回路7
に設けられる蒸発器4では、アンモニア冷媒と清水とを
熱交換し、該清水を清水−空気熱交換器5aにて空調空
気と熱交換するようになっているので、蒸発器4にてア
ンモニア冷媒が漏洩したとしても清水管10、11の途
中で該アンモニア冷媒の漏洩分を回収すれば、これが外
部に流出することはない。
【0013】しかしながら、かかる間接式空気調和シス
テムにあっては、シェル・アンド・チューブ式熱交換器
からなる凝縮器2側では、アンモニア冷媒は海水入口管
12から導入される海水と熱交換して該海水によって冷
却されるようになっているため、アンモニア冷媒の漏洩
があった場合はこれが海水中に混入して海水出口管13
から外部に排出されてしまうという問題点を有してい
る。
【0014】また、かかる海水の直接冷却によるシェル
・アンド・チューブ式凝縮器2にあっては、海水中に混
入している貝殻等の付着物によって熱交換器の伝熱管
(チューブ)に詰まりが生じ易くなり、凝縮器2の作動不
良が発生し易く、メインテナンス性が低いという問題点
を有している。
【0015】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、ア
ンモニア冷媒を使用する冷凍空調システムにおいて、ア
ンモニア冷媒の充填量を極少にし、さらに外部への漏洩
を完全に阻止するとともに、作動性能及びメインテナン
ス性が高いアンモニア冷媒冷凍/空調装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、その請求項1の発明として、アンモニアを
冷媒とし、圧縮機で圧縮された前記アンモニア冷媒を凝
縮器で冷却して凝縮、液化し、膨張弁で断熱膨張させた
後、蒸発器で加熱して蒸発、気化するように構成された
冷凍サイクルを具えたアンモニア冷凍/空調装置におい
て、前記アンモニア冷媒が循環する冷凍サイクル回路を
閉回路で構成するとともに、前記凝縮器と冷却媒体との
熱交換、及び前記蒸発器と被冷却媒体との熱交換がいず
れも閉回路からなる清水の循環経路を介して間接的に行
なわれる事を特徴とするアンモニア冷凍/空調装置を提
案する。
【0017】請求項2の発明は前記発明を船舶用に特定
したもので、前記凝縮器との冷却媒体が海水、及び前記
蒸発器の冷熱によって奪熱される被冷却媒体が船室内空
調若しくは糧食庫等の温度管理用空気であることを特徴
としている。
【0018】また、請求項3の発明のように、前記凝縮
器及び蒸発器がセミウエルド型熱交換器若しくはツイン
プレート型熱交換器であるのがよい。
【0019】かかる発明によれば、アンモニア冷媒は開
放経路にある海水や空気と直接熱接触する事なく閉回路
にある清水循環経路によって熱交換されるために、開放
経路にある海水や空気側にアンモニア冷媒の漏洩の恐れ
はない。特に前記凝縮器及び蒸発器がセミウエルド型熱
交換器若しくはツインプレート型熱交換器である為に、
より具体的には溶接若しくはプレート同士の当接により
形成された密閉通路をアンモニア冷媒が通流しながら清
水とが熱交換するため、清水中へのアンモニア冷媒の漏
洩の恐れはない。
【0020】万一凝縮器や蒸発器内でアンモニア冷媒が
清水中に漏洩しても、該アンモニア冷媒は清水中に水溶
され、随時除去できるので、アンモニア冷媒が海水側や
空気に浸入して外部に排出するのが阻止される。そし
て、前記海水中に前記のようにアンモニア冷媒の浸入が
無いので、該海水を他の冷却用海水と容易に合流させて
排水することができ、格別の排水設備が不要となり、装
置コストが低減される。
【0021】また、前記凝縮器においては、アンモニア
冷媒と清浄な清水とを熱交換するので、海水のように凝
縮器に汚れが発生し難く、これを開放・洗浄することを
要さず、メインテナンス性が向上する。
【0022】また前記清水と海水との熱交換、水対水の
熱交換であるため、通常のチタンプレート型の熱交換器
の開放時におけるガス処理等の付帯作業を必要としない
ので、海水側のプレート面に貝殻等の付着物があって
も、容易に洗浄、除去することができ、この面からもメ
インテナンス性が向上する。
【0023】請求項4の発明は前記発明に加えて圧縮機
用潤滑油を冷却するオイルクーラを備えてなるアンモニ
ア冷凍/空調装置において、前記オイルクーラの冷却
が、前記閉回路の清水循環経路から分岐されて供給され
る清水により行なわれることを特徴とする。
【0024】かかる発明によれば、オイルクーラにおい
ては、アンモニア冷媒が相溶若しくは同伴した圧縮機用
潤滑油を前記閉回路の清水循環経路によって冷却するこ
とが出来る。従って、アンモニア冷媒が清水中に漏洩す
ることがあっても、該清水は閉回路であるので前記と同
様に、海水側に混入することはない。また、前記オイル
クーラは清水による冷却であるので、汎用のオイルクー
ラを使用することもでき、低コストとなる。
【0025】また前記オイルクーラは、請求項5の発明
のように前記圧縮機用潤滑油をアンモニア冷媒との相溶
性の潤滑油を用いた場合に、前記オイルクーラに該アン
モニアの蒸発によって冷却する直膨式オイルクーラとす
ることもできる。
【0026】かかる発明によれば、直膨式オイルクーラ
はアンモニアの蒸発による自己冷却であるため、冷却シ
ステムが簡単であり、アンモニア冷媒の外部への漏洩は
皆無となり、配管も簡単化される。
【0027】請求項6の発明は、請求項1又は2に加え
て、前記凝縮器を含む冷媒回路に設けた安全弁の出口を
抜出管を介して清水の循環経路に接続してなる。
【0028】かかる発明によれば、安全弁からアンモニ
ア冷媒が漏洩した場合には該アンモニア冷媒は抜出管を
経て前記凝縮器からの清水管路に流れて前記手段によっ
て除去されることとなり、安全弁から外部へのアンモニ
ア冷媒の漏洩が防止される。
【0029】請求項7の発明は請求項1又は2の発明に
加えて、前記凝縮器への清水管路及び蒸発器の清水管路
に膨張タンクを設けてなる。
【0030】かかる発明によれば、凝縮器あるいは蒸発
器を通った清水中にアンモニア冷媒の漏洩があっても、
該膨張タンクにて清水に水溶しているアンモニアを抽出
できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、形状、その相対配置などは特に特定
的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定
する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1は本発
明の実施形態に係るアンモニア冷媒を使用した船舶用冷
凍/空調装置の構成図(系統図)である。
【0032】図1において、1はアンモニアガス冷媒を
圧縮するスクリュー圧縮機、2は該圧縮機1で加圧され
た冷媒を冷却、凝縮する凝縮器で、該凝縮器2にはツイ
ンプレート式熱交換器を用いる。プレート式熱交換器
は、波型にプレス加工された複数の金属製薄板を重ねる
ように組合せて構成し、熱交換される二流体は各プレー
ト間に出来る隙間(チャンネル)を交互に流れるように
構成されているもので、特にツインプレート式熱交換器
は、溶接によりシールされたチャンネルとガスケットに
よりシールされたチャンネルが交互に形成され、かかる
ツインプレート式熱交換器は、例えば市販されているも
ので、公知である。
【0033】そして本発明は、前記ツインプレート式熱
交換器を凝縮器に用いて、溶接によりシールされたチャ
ンネル内についてはアンモニア冷媒を流通させ、ガスケ
ットによりシールされたチャンネルには清水が流通する
ように構成する。
【0034】3は前記凝縮器2から送出されたアンモニ
ア液冷媒を断熱膨張する膨張弁、4は該膨張弁3から送
られたアンモニア冷媒と後述する清水とを熱交換して冷
媒を蒸発・気化する蒸発器である。7は前記圧縮機1か
ら凝縮器2、膨張弁3、蒸発器4を経て圧縮機1に戻る
アンモニア冷媒が循環する冷媒回路である。
【0035】前記したように凝縮器2はツインプレート
式熱交換器からなり、前記したようにアンモニアガス冷
媒と海水を直接熱交換するのではなく、清水を介して熱
交換させ、海水に直接アンモニアガスが混入しないよう
にしている。清水−海水熱交換器21では、本発明で
は、前記したツインプレート式熱交換器は用いずに、チ
タンプレートを使用した通常のプレート式熱交換器を用
いる。清水−空気熱交換器に銅管や銅プレートを用いた
場合、海水中へのアンモニア漏洩によりこれらが腐食す
るおそれがあるが、アンモニア冷媒と海水との間に清水
を介して海水がアンモニアと直接接しないようにしてい
るからである。
【0036】元に戻り、前記清水−海水熱交換器21
は、冷却側には冷却媒体としての海水が導入される海水
入口管12及び該海水を排出する海水出口管13が夫々
接続され、一方被冷却側には前記凝縮器2との間を清水
を循環させるための清水管23及び24が接続されてい
る。
【0037】9は前記海水入口管12に設けられて前記
清水-海水熱交換器21に海水を送給する海水ポンプで
ある。また、22は前記清水管23に設けられて、前記
凝縮器2と清水−海水熱交換器21との間において清水
を循環させる清水ポンプで、25は前記清水管23に設
けられた(清水管24に設けてもよい)膨張タンクで、該
膨張タンク25にて清水に水溶しているアンモニアを抽
出できるとともに、清水の円滑な循環を確保する。
【0038】6は前記スクリュー圧縮機1用の潤滑油を
冷却する水冷型のオイルクーラで、前記清水管23から
分岐された清水分岐管26を経て清水がオイルクーラ6
に導かれ、圧縮機1よりオイル管6aを経て導入された
前記潤滑油を冷却する。オイルクーラ6で冷却した潤滑
油は、オイル管6bを経て圧縮機1に戻される。 27
は前記オイルクーラ6出口側の清水分岐管で、前記凝縮
器2出口の清水管24に合流するようになっている。前
記オイルクーラ6に導入される潤滑油には、圧縮機内で
アンモニアを同伴したり、又アンモニアと相溶性の潤滑
油(PCTWO94/12594参照)を用いる場合が
ある。このような場合前記オイルクーラ6も腐食を考慮
する必要があり、この為オイルクーラには公知のニッケ
ルでブレージング(ろう付け)されたブレージングプレ
ート式熱交換器を用いる。ブレージングプレート式熱交
換器は真空加熱炉においてニッケルでブレージング(ろ
う付け)された多数枚のステンレス製の伝熱プレートと
該伝熱プレートを両側から挟む二枚のカバープレートか
ら構成され、波型にプレスされた伝熱プレートを交互に
重ね合わせ、これらを両側から挟む二枚のカバープレー
トでささえた構造で、一般的なプレート式熱交換器とは
異なり、ガスケットが不要なため、又ニッケルとステン
レス構造のために、アンモニアは漏洩しない。
【0039】また、前記オイルクーラ6は、直膨式オイ
ルクーラを用いることもできる。該直膨式オイルクーラ
は、凝縮器2内のアンモニア液冷媒を該オイルクーラ内
で滴下させてアンモニアを蒸発させ、かかる蒸発によっ
て潤滑油から奪熱し、冷却するように構成したものであ
る。この場合アンモニアと相溶性の潤滑油(PCTWO
94/12594参照)を用いることができる。
【0040】前記PCTWO94/12594に示され
るアンモニアと相溶性の潤滑油は、特定の構造を有する
ポリオキシアルキレングルコ−ルの末端OH基の全てを
OR基で置換したエーテル化合物が、アンモニアとの相
溶性に優れ、アンモニア存在下でも優れた潤滑性および
安定性を発揮することを見出したものであり、具体的に
は、以下の一般式(I)の化合物を潤滑油の基油とする
アンモニア圧縮機用潤滑油である。 R1 -[-O-(PO)m-(EO)n-R2x (I) (一般式(I)において、R1 は炭素数1−6の炭化水
素基、R2 は炭素数1−6個のアルキル基であり、PO
はオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、xは
1−4の整数、mは、正の整数であり、nは0または正の
整数である。)
【0041】前記蒸発器4もアンモニア冷媒が通過する
ために前記凝縮器2と同様にツインプレート式熱交換器
を用いる。そして、該蒸発器4では前記膨張弁3で断熱
膨張したアンモニア冷媒を、後述するファンユニット内
の清水−空気熱交換器5aからの清水と熱交換して蒸
発、気化せしめるとともに清水を冷却するようになって
いる。5はファンユニットであり、前記蒸発器4と清水
管10、11によって接続される清水−空気熱交換器5
a及び該清水−空気熱交換器5aに空調空気を通流せし
めるモータ駆動のファン5bを備えている。
【0042】また8は前記清水管10に設けられた清水
ポンプで、清水を蒸発器4とファンユニット5内の清水
−空気熱交換器5aとの間で循環させるものである。3
0は膨張タンクで、前記蒸発器4と清水−空気熱交換器
との間を接続する清水管11(あるいは清水管10でも
よい)に設けられている。
【0043】28は前記凝縮器2に設けられた安全弁
で、該安全弁28は抜出管29を介して前記清水−海水
熱交換器21と凝縮器2との間で清水が循環されている
清水管24に接続され、アンモニアが大気開放されない
ようにしている。
【0044】前記凝縮器2及び、蒸発器4にはセミウェ
ルド(半溶接構造)型プレート熱交換器を用いる事が出
来る。セミウェルド(半溶接構造)型プレート熱交換器
は波型にした伝熱プレートをペアにして溶接し、アンモ
ニア冷媒が流れるチャンネルは溶接により密閉構造にな
っているために、アンモニアの漏洩は生じない。
【0045】かかる構成からなるアンモニア冷凍/空調
装置の運転時において、スクリュー圧縮機1にて圧縮さ
れたアンモニアガス冷媒は、ツインプレート式熱交換器
からなる凝縮器2に入る。該凝縮器2を構成するツイン
プレート式熱交換器のプレートの一方のチャンネル側に
は、前記のように、冷媒が流れ、また他のチャンネル側
には前記清水−海水熱交換器21から清水管23を経て
導入された清水(海水によって冷却された低温の清水)が
流れており、前記冷媒はプレートを介して前記清水と熱
交換し降温されて凝縮、液化される。
【0046】かかるツインプレート式熱交換器の熱交換
時においては、アンモニア冷媒の連通部は密閉構造の為
に、清水中へのアンモニア冷媒の漏洩は原則的には無い
が、万一清水側に漏洩しても清水は閉回路で循環してい
るために海水側への漏洩はない。
【0047】また、チタンプレートを使用したプレート
式熱交換器からなる清水−海水熱交換器21において
は、海水ポンプ9によって海水入口管12から導入され
た海水と前記凝縮器2を循環する清水とがプレートを介
して熱交換され、清水は海水によって冷却される。そし
て、冷却された清水は清水ポンプ22により、清水管2
3を経て前記凝縮器2に送られ、該凝縮器2において前
記のようにしてアンモニア冷媒を冷却した後、清水管2
4を通って清水−海水熱交換器21に戻される。
【0048】上記した動作時において、万一安全弁28
の抜出管29からアンモニア冷媒が清水中に漏洩したと
しても、該アンモニア冷媒は閉回路の清水中に水溶さ
れ、必要に応じて膨張タンク25あるいは清水管23、
24中の適所から清水とともに抜き出し可能となるの
で、清水−海水熱交換器21において、上記清水を介し
て海水側にアンモニア冷媒が浸入して外部に排出される
ことは皆無となる。また、前記凝縮器2においては、海
水と接触しないために貝殻等の付着物による汚れが無
く、清浄な清水とを熱交換するように構成されているの
で、該凝縮器2が汚れることが無く、これを開放、洗浄
することを要しない。
【0049】また、前記清水−海水熱交換器21は前記
のようにチタンプレートを用いたプレート型熱交換器で
あり、かつ水対水の熱交換であるため、開放時における
ガス処理等の付帯作業を必要とせず、海水側のプレート
面に貝殻等の付着物があっても容易に洗浄、除去するこ
とができる。さらに、前記のように清水−海水熱交換器
21から排出された海水中にアンモニア冷媒の浸入が無
いので、該海水は他の冷却用海水と容易に合流させて排
水することができ、格別の排水設備は不要となる。
【0050】然して前記凝縮器2において液化されたア
ンモニア冷媒は膨張弁3にて断熱膨張して気液二相体と
なり、ツインプレート型熱交換器からなる該蒸発器4に
ファンユニット5の清水−空気熱交換器5aにて空調空
気から奪熱して加温された清水が、清水ポンプ8により
清水管10を経て導入されており、該蒸発器4のプレー
トの一方のチャンネル側を流れる上記アンモニア冷媒は
該プレートの他のチャンネル側を流れる上記清水と熱交
換することにより、蒸発、気化される。このアンモニア
ガス冷媒は冷媒回路7を通って圧縮機1に吸入される。
【0051】前記蒸発器4において上記のようなアンモ
ニア冷媒の蒸発によって奪熱、降温された清水は清水管
11を通って前記清水−空気熱交換器5aに送られ、該
熱交換器5aにおいてファン5bにより通流される空調
空気と熱交換し該空調空気を冷却する。上記動作時にお
いて、蒸発器4はツインプレート型熱交換器からなるた
め、アンモニア冷媒の連通部は密閉構造の為に、清水中
へのアンモニア冷媒の漏洩は原則的には無いが、万一清
水側に漏洩しても清水は閉回路で循環しているために負
荷空気側への漏洩はない。
【0052】従って、蒸発器4においてアンモニア冷媒
と閉回路で循環している清水とを熱交換し、この清水を
媒体としてファンユニットの清水−空気熱交換器5aに
おいて空調空気を冷却することにより、アンモニア冷媒
の空調空気側への漏洩の危険性が全くない冷凍空調シス
テムが得られる。
【0053】また前記オイルクーラ6は、好ましくはブ
レージング型プレート熱交換器が使われアンモニア冷媒
の圧縮で高温となった潤滑オイルを、清水分岐管26を
経て導入された清水によって冷却する。また、前記オイ
ルクーラ6は清水による冷却であるので、汎用のオイル
クーラのが使用も可能である。
【0054】さらに前記オイルクーラ6に直膨式オイル
クーラを使用すれば、圧縮機1からアンモニア液冷媒を
滴下させる際のアンモニアの蒸発によって冷却されるこ
ととなり、簡単な冷却システムで以って油の冷却が可能
となる。この場合アンモニアと相溶性の潤滑油(PCT
WO94/12594参照)を用いることも有利であ
る。一方、前記凝縮器2に設けられた安全弁28からア
ンモニア冷媒が流出した場合には、該アンモニア冷媒は
抜出管29を通って凝縮器2出口側の清水管24に合流
し、前記のようにして清水中から除去され、外部に流出
することは無い。
【0055】さらに、上記実施形態によれば、凝縮器2
及び蒸発器4をツインプレート式熱交換器やセミウエル
ド型熱交換器で構成しているので、小型コンパクトで高
い熱交換性能がえられることから、アンモニア冷媒の充
填量を極少にすることができ、アンモニアの毒性が特に
問題となる居住区近傍に設置する空調システムとしての
要件を満足できる。図4は本発明の他の実施例を表した
図である。圧縮機1がレシプロタイプの場合、ヘッドカ
バー、本体の冷却が必要となるが、そのヘッドカバー、
冷却水回路(本体冷却用清水分岐管)40が追加されて
いる。
【0056】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明の請求項1〜3
によれば、アンモニア冷媒が空気や海水のように開放形
の冷却若しくは被冷却媒体中への漏洩の恐れは無い。
【0057】そして、前記清水−海水熱交換器を通る海
水中に前記のようにアンモニア冷媒の浸入が無いので、
該海水を他の冷却用海水と容易に合流させて排水するこ
とができ、格別の排水設備が不要となり、装置コストを
低減することが可能となる。
【0058】また、前記凝縮器においては、アンモニア
冷媒と清浄な清水とを熱交換するので、凝縮器に汚れが
発生し難く、これを開放、洗浄することを要さない。こ
れにより、メインテナンス性が向上する。
【0059】また、前記清水−海水の熱交換は水対水の
熱交換であることから、開放時におけるガス処理等の付
帯作業を必要としないので、海水側の熱交換プレート面
に貝殻等の付着物があっても容易に洗浄、除去すること
ができ、この面からもメインテナンス性が向上する。
【0060】請求項4の発明によれば、オイルクーラに
おいて、アンモニア液冷媒に混入した潤滑油を清水によ
って冷却するので凝縮器同様閉回路で構成できアンモニ
アの漏洩がなく、且つ清水であるために開放、洗浄する
ことを要さない。また、前記オイルクーラは清水による
冷却であるので、汎用のクーリングタワー仕様のオイル
クーラも使用でき、低コストとなる。
【0061】請求項5の発明によれば、アンモニアの蒸
発による自己冷却であるため、冷却システムが簡単であ
り、アンモニア冷媒の外部への漏洩は皆無となり、配管
も簡単化される。
【0062】請求項6の発明によれば、安全弁からアン
モニア冷媒が漏洩した場合には該アンモニア冷媒は抜出
管を経て前記凝縮器からの清水管路に流れて前記手段に
よって除去されることとなり、安全弁からのアンモニア
冷媒の外部への漏洩が防止される。
【0063】請求項7の発明によれば、清水管路中に膨
張タンクを設けたので、凝縮器あるいは蒸発器を通った
清水中にアンモニア冷媒の漏洩があっても、該膨張タン
クにて清水に水溶しているアンモニアを抽出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る船舶用アンモニア冷凍
/空調装置の構成図である。
【図2】従来技術に係るフロン系冷媒を使用した船舶用
直膨式冷凍/空調装置の構成図である。
【図3】比較技術に係る船舶用間接式冷凍/空調装置の
構成図である。
【図4】本発明の他の実施例において、圧縮機がレシプ
ロタイプの場合を示す図1の対称図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 膨張弁 4 蒸発器 5 ファンユニット 5a 清水−空気熱交換器 5b ファン 6 オイルクーラ 6a、6b オイル管 7 冷媒回路 8 清水ポンプ 9 海水ポンプ 10、11 清水管 12 海水入口管 13 海水出口管 14 油回収管 21 清水−海水熱交換器 22 清水ポンプ 23、24 清水管 25、30 膨張タンク 26、27 清水分岐管 28 安全弁 29 抜出管 40 本体冷却用清水分岐管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月10日(2000.2.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 アンモニア冷媒を使用した船舶用冷凍
/空調装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、その請求項1の発明として、圧縮機、凝縮
器、膨張弁及び蒸発器間を循環するアンモニア冷媒の冷
媒循環回路と、該冷媒循環回路の前記蒸発器若しくは凝
縮器よりの潜熱を利用して船舶内の負荷との熱交換を行
う負荷熱交換系と、前記凝縮器若しくは蒸発器の冷却材
として用いる海水冷却系とからなる船舶用冷凍/空調装
置において、前記アンモニア冷媒が循環する冷媒循環回
路を閉回路で構成するとともに、該冷媒循環回路と負荷
熱交換系、及び該冷媒循環回路と海水冷却系とを切り離
し、その間に夫々閉回路からなる清水の循環経路を介装
させて、前記冷媒循環回路の凝縮器及び蒸発器との熱交
換がいずれも閉回路からなる清水の循環経路を介して負
荷側と海水側と間接的に行なわれる事を特徴とするアン
モニア冷媒を使用した船舶用冷凍/空調装置を提案す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項2の発明は前記発明を特定したもの
で、前記凝縮器との冷却媒体が、閉回路からなる清水の
循環経路を介して熱交換される海水、及び前記蒸発器の
冷熱によって奪熱される船舶内負荷が、閉回路からなる
清水の循環経路を介して熱交換される船室内空調若しく
は糧食庫等の温度管理用空気であることを特徴としてい
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、請求項3の発明のように、前記凝縮
器及び蒸発器が 前記清水と熱交換される凝縮器及び蒸
発器が溶接若しくはプレート同士の当接により形成され
た密閉通路をアンモニア冷媒が通流しながら清水とが熱
交換するように構成され、清水側へのアンモニア冷媒の
漏洩の恐れのない熱交換器(特にセミウエルド型熱交換
器若しくはツインプレート型熱交換器)であるのがよ
い。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】請求項7の発明は前記発明に加えて、前記
凝縮器への清水管路及び蒸発器の清水管路に膨張タンク
を設けてなる事を特徴とする。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンモニアを冷媒とし、圧縮機で圧縮さ
    れた前記アンモニア冷媒を凝縮器で冷却して凝縮、液化
    し、膨張弁で断熱膨張させた後、蒸発器で加熱して蒸
    発、気化するように構成された冷凍サイクルを具えたア
    ンモニア冷凍/空調装置において、 前記アンモニア冷媒が循環する冷凍サイクル回路を閉回
    路で構成するとともに、前記凝縮器と冷却媒体との熱交
    換、及び前記蒸発器と被冷却媒体との熱交換がいずれも
    閉回路からなる清水の循環経路を介して間接的に行なわ
    れる事を特徴とするアンモニア冷凍/空調装置。
  2. 【請求項2】 前記凝縮器との冷却媒体が海水、及び前
    記蒸発器の冷熱によって奪熱される被冷却媒体が船室内
    空調若しくは糧食庫等の温度管理用空気である請求項1
    記載のアンモニア冷凍/空調装置。
  3. 【請求項3】 前記凝縮器及び蒸発器がセミウエルド型
    熱交換器若しくはツインプレート型熱交換器である請求
    項1若しくは2記載のアンモニア冷凍/空調装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機用潤滑油を冷却するオイルクーラ
    を備えてなるアンモニア冷凍/空調装置において、前記
    オイルクーラの冷却が、前記閉回路の清水循環経路から
    分岐されて供給される清水により行なわれることを特徴
    とする請求項1又は2記載のアンモニア冷凍/空調装
    置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮機用潤滑油をアンモニア冷媒と
    の相溶性の潤滑油を用いた場合に、前記オイルクーラに
    該アンモニアの蒸発によって冷却する直膨式オイルクー
    ラを備えてなる請求項1又は2記載のアンモニア冷凍/
    空調装置。
  6. 【請求項6】 前記凝縮器を含む冷媒回路に設けた安全
    弁の出口を抜出管を介して清水の循環経路に接続してな
    る請求項1又は2又は6に記載のアンモニア冷凍/空調
    装置。
  7. 【請求項7】 前記凝縮器への清水管路及び蒸発器の清
    水管路に膨張タンクを設けてなる請求項1又は2記載の
    アンモニア冷凍/空調装置。
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