JP2000304380A - 熱交換器 - Google Patents
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- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
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- F28D1/0477—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag the conduits being bent in a serpentine or zig-zag
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/06—Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
- F25B2309/061—Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
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- F28D21/00—Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
- F28D2021/0019—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
- F28D2021/0068—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for refrigerant cycles
- F28D2021/0073—Gas coolers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高圧側で相変化を伴わない二酸化炭素を冷媒
とする蒸気圧縮式冷凍装置で、ガスクーラ12内の熱交
換器の伝熱性能を向上することにより、ガスクーラ12
の出側12bの冷媒の温度を下げて、蒸気圧縮式冷凍装
置の性能を向上する。 【解決手段】 複数列から構成される熱交換器で、各列
の熱交換器16、17、18を連通する冷媒パス19、
20、21、22の数が、ガスクーラ12の冷媒の入側
12aから出側12bに向かうほど少なくするように
し、また熱交換器16、17、18の冷媒パスの出入口
の数を変えることにより、冷媒の温度レベルに伴なう冷
媒密度の増大に応じて、各々の熱交換器内を流動する冷
媒を熱交換に適した流速に保つ。
とする蒸気圧縮式冷凍装置で、ガスクーラ12内の熱交
換器の伝熱性能を向上することにより、ガスクーラ12
の出側12bの冷媒の温度を下げて、蒸気圧縮式冷凍装
置の性能を向上する。 【解決手段】 複数列から構成される熱交換器で、各列
の熱交換器16、17、18を連通する冷媒パス19、
20、21、22の数が、ガスクーラ12の冷媒の入側
12aから出側12bに向かうほど少なくするように
し、また熱交換器16、17、18の冷媒パスの出入口
の数を変えることにより、冷媒の温度レベルに伴なう冷
媒密度の増大に応じて、各々の熱交換器内を流動する冷
媒を熱交換に適した流速に保つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二酸化炭素を冷媒
として用いる蒸気圧縮式冷凍装置用の熱交換器に関する
ものである。
として用いる蒸気圧縮式冷凍装置用の熱交換器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蒸気圧縮式冷凍装置としては、例
えば特公平07−018602号公報に開示されている
ように、図10に示すような構成になっている。この装
置は圧縮機31、凝縮熱交換器32、膨張弁33、及び
蒸発熱交換器34から構成される。それらの要素は流動
閉回路に連結され、そこに冷媒が循環している。
えば特公平07−018602号公報に開示されている
ように、図10に示すような構成になっている。この装
置は圧縮機31、凝縮熱交換器32、膨張弁33、及び
蒸発熱交換器34から構成される。それらの要素は流動
閉回路に連結され、そこに冷媒が循環している。
【0003】蒸気圧縮式冷凍装置の運転原理は次のとお
りである。冷媒蒸気の圧力及び温度は圧縮機31によっ
て増大され、次いで、その冷媒蒸気が凝縮器32に入
り、そこで冷却及び凝縮され、熱が二次冷却材に与えら
れる。この後、高圧の液状冷媒は膨張弁33により蒸発
圧力及び温度に絞られる。蒸発器34において、冷媒は
気化し、その周辺から熱を吸収する。蒸発器34の出口
における蒸気は、圧縮機31に吸い込まれ、サイクルが
完了する。
りである。冷媒蒸気の圧力及び温度は圧縮機31によっ
て増大され、次いで、その冷媒蒸気が凝縮器32に入
り、そこで冷却及び凝縮され、熱が二次冷却材に与えら
れる。この後、高圧の液状冷媒は膨張弁33により蒸発
圧力及び温度に絞られる。蒸発器34において、冷媒は
気化し、その周辺から熱を吸収する。蒸発器34の出口
における蒸気は、圧縮機31に吸い込まれ、サイクルが
完了する。
【0004】蒸気圧縮式冷凍装置の冷媒に二酸化炭素を
使用する場合、二酸化炭素は可燃性、毒性が無いことに
加え、地球温暖化係数も小さく、フロンの代替冷媒と目
されている。
使用する場合、二酸化炭素は可燃性、毒性が無いことに
加え、地球温暖化係数も小さく、フロンの代替冷媒と目
されている。
【0005】二酸化炭素を使用した蒸気圧縮式冷凍装置
は、空調、冷凍用として使用する場合、従来のフロンを
冷媒として用いた蒸気圧縮式冷凍装置に比べて、冷媒圧
力が高く、高圧側の圧力が二酸化炭素の臨界圧力以上の
圧力(超臨界圧力)となる。
は、空調、冷凍用として使用する場合、従来のフロンを
冷媒として用いた蒸気圧縮式冷凍装置に比べて、冷媒圧
力が高く、高圧側の圧力が二酸化炭素の臨界圧力以上の
圧力(超臨界圧力)となる。
【0006】つまり、従来のフロンを冷媒とする蒸気圧
縮式冷凍装置では、圧縮機から吐出したガス状のフロン
冷媒は、ガスクーラの熱交換器で凝縮液化するが、二酸
化炭素を冷媒とする蒸気圧縮式冷凍装置では、超臨界圧
力のため熱交換器内で凝縮せず、相変化を伴わずに放熱
により徐々に温度が低下する。
縮式冷凍装置では、圧縮機から吐出したガス状のフロン
冷媒は、ガスクーラの熱交換器で凝縮液化するが、二酸
化炭素を冷媒とする蒸気圧縮式冷凍装置では、超臨界圧
力のため熱交換器内で凝縮せず、相変化を伴わずに放熱
により徐々に温度が低下する。
【0007】図9に従来の蒸気圧縮式サイクルの凝縮器
の熱交換器を示す。従来のフロン冷媒の蒸気圧縮式冷凍
装置に使用する熱交換器では、各パスに別れた冷媒は、
第1列目を流れた後、同数の冷媒パスで第2列目を流
れ、凝縮器出側で合流し膨張弁へ送られる。
の熱交換器を示す。従来のフロン冷媒の蒸気圧縮式冷凍
装置に使用する熱交換器では、各パスに別れた冷媒は、
第1列目を流れた後、同数の冷媒パスで第2列目を流
れ、凝縮器出側で合流し膨張弁へ送られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら二酸化炭
素を冷媒とする蒸気圧縮式冷凍装置では、冷媒の圧力が
フロンを冷媒とする蒸気圧縮式冷凍装置と比べて高いた
め、従来の熱交換器をそのままでは強度不足で使用でき
ない。
素を冷媒とする蒸気圧縮式冷凍装置では、冷媒の圧力が
フロンを冷媒とする蒸気圧縮式冷凍装置と比べて高いた
め、従来の熱交換器をそのままでは強度不足で使用でき
ない。
【0009】また、性能面でも熱交換器で相変化を伴わ
ない温度勾配のある熱交換を行うため、従来のフロンを
冷媒とした熱交換器で相変化を伴なう蒸気圧縮式冷凍装
置と同様の熱交換器では、十分な熱交換能力が得られな
い。そのため熱交換器の大型化や消費エネルギーの増大
を招くという問題がある。
ない温度勾配のある熱交換を行うため、従来のフロンを
冷媒とした熱交換器で相変化を伴なう蒸気圧縮式冷凍装
置と同様の熱交換器では、十分な熱交換能力が得られな
い。そのため熱交換器の大型化や消費エネルギーの増大
を招くという問題がある。
【0010】また、二酸化炭素冷媒を使用した蒸気圧縮
式冷凍装置を暖房用ヒートポンプとして利用する場合、
四方切換弁により冷媒が回路内を逆に流動するため、冷
房時の蒸発器が暖房時の凝縮器となるが、ガスクーラに
従来と同様の熱交換器を使用した場合、暖房のための空
気吹き出し温度を確保するためには、熱交換器入口の冷
媒圧力を高くする必要があり、圧縮機吐出圧力の上昇に
よる効率低下の原因となる。
式冷凍装置を暖房用ヒートポンプとして利用する場合、
四方切換弁により冷媒が回路内を逆に流動するため、冷
房時の蒸発器が暖房時の凝縮器となるが、ガスクーラに
従来と同様の熱交換器を使用した場合、暖房のための空
気吹き出し温度を確保するためには、熱交換器入口の冷
媒圧力を高くする必要があり、圧縮機吐出圧力の上昇に
よる効率低下の原因となる。
【0011】本発明は上記欠点を除くことを目的とす
る。
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、冷媒
を圧縮する圧縮機と、該圧縮機の出側に連通したガスク
ーラと、該ガスクーラからの冷媒を受け膨張させる膨張
機構と、該膨張機構に連通し前記圧縮機の入側に接続さ
れた蒸発器からなる蒸気圧縮式冷凍装置において、前記
ガスクーラ内の熱交換器が複数列から構成され、各列の
熱交換器を連通する冷媒パスの数が、ガスクーラの冷媒
の出側に近づくにつれて少なくなるようにしたことを特
徴とする。
を圧縮する圧縮機と、該圧縮機の出側に連通したガスク
ーラと、該ガスクーラからの冷媒を受け膨張させる膨張
機構と、該膨張機構に連通し前記圧縮機の入側に接続さ
れた蒸発器からなる蒸気圧縮式冷凍装置において、前記
ガスクーラ内の熱交換器が複数列から構成され、各列の
熱交換器を連通する冷媒パスの数が、ガスクーラの冷媒
の出側に近づくにつれて少なくなるようにしたことを特
徴とする。
【0013】請求項1の発明では、複数列から成る熱交
換器で、各列の熱交換器を連通するパス数がガスクーラ
の冷媒の入側から出側に向かうほど少なくすることによ
り、冷媒出側の温度を下げることができる。
換器で、各列の熱交換器を連通するパス数がガスクーラ
の冷媒の入側から出側に向かうほど少なくすることによ
り、冷媒出側の温度を下げることができる。
【0014】二酸化炭素を冷媒とする蒸気圧縮式冷凍装
置では、例えば熱交換器の入側冷媒の密度は約150k
g/m3から約280kg/m3であり、ガスクーラ出
側の冷媒の密度は約600kg/m3である。そのため
ガスクーラの入側と出側の冷媒密度の比は約2倍から約
4倍程度となる。
置では、例えば熱交換器の入側冷媒の密度は約150k
g/m3から約280kg/m3であり、ガスクーラ出
側の冷媒の密度は約600kg/m3である。そのため
ガスクーラの入側と出側の冷媒密度の比は約2倍から約
4倍程度となる。
【0015】従来のフロンを冷媒とする熱交換器では、
冷媒は相変化するため熱交換器の入側と出側の冷媒の密
度の違いは問題とならないが、相変化しない二酸化炭素
を冷媒とする熱交換器では、熱交換効率の低下を招いて
しまう。
冷媒は相変化するため熱交換器の入側と出側の冷媒の密
度の違いは問題とならないが、相変化しない二酸化炭素
を冷媒とする熱交換器では、熱交換効率の低下を招いて
しまう。
【0016】そこで熱交換器内を流動する冷媒のパス数
が冷媒の入側から出側に向かうほど少なくすることによ
り、冷媒密度の増大による熱交換器内を流動する冷媒の
流速の低下を防ぐことができ、熱交換器での作動流体と
の熱交換が良好に保たれ、ガスクーラの出側の冷媒の温
度を下げることができる。
が冷媒の入側から出側に向かうほど少なくすることによ
り、冷媒密度の増大による熱交換器内を流動する冷媒の
流速の低下を防ぐことができ、熱交換器での作動流体と
の熱交換が良好に保たれ、ガスクーラの出側の冷媒の温
度を下げることができる。
【0017】請求項2の発明は、冷媒を圧縮する圧縮機
と、該圧縮機の出側に連通したガスクーラと、該ガスク
ーラからの冷媒を受け膨張させる膨張機構と、該膨張機
構に連通し前記圧縮機の入側に接続された蒸発器からな
る蒸気圧縮式冷凍装置において、前記複数列の熱交換器
を連通する冷媒パスで、前記冷媒パスから冷媒が流入す
る第2列熱交換器の入口の数が、前記冷媒パスへ冷媒が
流入する前記ガスクーラの入側に配設された第1列熱交
換器の出口の数より少なくするようにしたことを特徴と
する請求項2の発明では、前記冷媒パスから冷媒が流入
する第2列熱交換器の入口の数を、第1列熱交換器の出
口の数より少なくすることで、第2列熱交換器内を流れ
る冷媒密度の増大による冷媒の流速の低下を防ぐことが
でき、熱交換器での熱交換が良好に保たれ、冷媒出側温
度を下げることができる。
と、該圧縮機の出側に連通したガスクーラと、該ガスク
ーラからの冷媒を受け膨張させる膨張機構と、該膨張機
構に連通し前記圧縮機の入側に接続された蒸発器からな
る蒸気圧縮式冷凍装置において、前記複数列の熱交換器
を連通する冷媒パスで、前記冷媒パスから冷媒が流入す
る第2列熱交換器の入口の数が、前記冷媒パスへ冷媒が
流入する前記ガスクーラの入側に配設された第1列熱交
換器の出口の数より少なくするようにしたことを特徴と
する請求項2の発明では、前記冷媒パスから冷媒が流入
する第2列熱交換器の入口の数を、第1列熱交換器の出
口の数より少なくすることで、第2列熱交換器内を流れ
る冷媒密度の増大による冷媒の流速の低下を防ぐことが
でき、熱交換器での熱交換が良好に保たれ、冷媒出側温
度を下げることができる。
【0018】請求項3の発明は、冷媒を圧縮する圧縮機
と、該圧縮機の出側に連通したガスクーラと、該ガスク
ーラからの冷媒を受け膨張させる膨張機構と、該膨張機
構に連通し前記圧縮機の入側に接続された蒸発器からな
る蒸気圧縮式冷凍装置において、前記ガスクーラ内の複
数列から成る熱交換器で、各列の熱交換器を連通する冷
媒パス数がガスクーラの冷媒の入側から出側にかけて減
少し、且つ、前記複数列の熱交換器を連通する冷媒パス
で、前記冷媒パスから冷媒が流入する第2列熱交換器の
入口の数が、前記冷媒パスへ冷媒が流入する前記ガスク
ーラの入側に配設された第1列熱交換器の出口の数より
少なくするようにしたことを特徴とする。
と、該圧縮機の出側に連通したガスクーラと、該ガスク
ーラからの冷媒を受け膨張させる膨張機構と、該膨張機
構に連通し前記圧縮機の入側に接続された蒸発器からな
る蒸気圧縮式冷凍装置において、前記ガスクーラ内の複
数列から成る熱交換器で、各列の熱交換器を連通する冷
媒パス数がガスクーラの冷媒の入側から出側にかけて減
少し、且つ、前記複数列の熱交換器を連通する冷媒パス
で、前記冷媒パスから冷媒が流入する第2列熱交換器の
入口の数が、前記冷媒パスへ冷媒が流入する前記ガスク
ーラの入側に配設された第1列熱交換器の出口の数より
少なくするようにしたことを特徴とする。
【0019】請求項3の発明では、ガスクーラの入側か
らガスクーラの出側に向かって複数列の熱交換器内を流
動する冷媒の密度に応じて、熱交換器内の冷媒の流速を
細かく設定することができ、効率良く冷媒を冷却するこ
とができる。
らガスクーラの出側に向かって複数列の熱交換器内を流
動する冷媒の密度に応じて、熱交換器内の冷媒の流速を
細かく設定することができ、効率良く冷媒を冷却するこ
とができる。
【0020】請求項4の発明は、前記ガスクーラの熱交
換器と熱交換を行う作動流体が、ガスクーラの出側から
入側に向けて流動し、冷媒の流動と対向流に熱交換する
ことを特徴とする。
換器と熱交換を行う作動流体が、ガスクーラの出側から
入側に向けて流動し、冷媒の流動と対向流に熱交換する
ことを特徴とする。
【0021】請求項4の発明では、冷媒と熱交換する作
動流体を、ガスクーラの冷媒の出側から入側に向けて流
動させることにより、冷媒と作動流体が対向流の熱交換
となるため、冷媒と作動流体の温度効率を高めることが
でき、冷媒出側の温度を下げることができる。
動流体を、ガスクーラの冷媒の出側から入側に向けて流
動させることにより、冷媒と作動流体が対向流の熱交換
となるため、冷媒と作動流体の温度効率を高めることが
でき、冷媒出側の温度を下げることができる。
【0022】請求項5の発明は、前記冷媒が二酸化炭素
であることを特徴とする。
であることを特徴とする。
【0023】請求項5の発明では、蒸気圧縮式冷凍装置
の冷媒に二酸化炭素を用いることにより、フロンで指摘
されているオゾン層の破壊、地球温暖化といった問題が
無くなり、また、可燃性や毒性も無いことから、取り扱
う上での危険もない。
の冷媒に二酸化炭素を用いることにより、フロンで指摘
されているオゾン層の破壊、地球温暖化といった問題が
無くなり、また、可燃性や毒性も無いことから、取り扱
う上での危険もない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明に係わる蒸気圧縮式冷
凍装置用ガスクーラの熱交換器を具体的な実施例により
説明する。
凍装置用ガスクーラの熱交換器を具体的な実施例により
説明する。
【0025】本発明の二酸化炭素冷媒の蒸気圧縮式冷凍
装置を図2に示す。蒸気圧縮式冷凍装置は、圧縮機1
1、ガスクーラ12、膨張機構13、蒸発器14の順に
配設された閉回路から構成される。
装置を図2に示す。蒸気圧縮式冷凍装置は、圧縮機1
1、ガスクーラ12、膨張機構13、蒸発器14の順に
配設された閉回路から構成される。
【0026】本装置を冷暖房空調装置として使用する場
合、図3の四方切換弁15を用いた構成となる。冷房時
は、圧縮機11で臨界圧力以上の高圧、高温に圧縮され
た二酸化炭素冷媒は、ガスクーラ12で空気により冷却
され(放熱、暖房)、膨張機構13で断熱膨張し、蒸発
器14で蒸発(吸熱、冷房)する。暖房時は、四方切換
弁15により、冷媒の流れを冷房時とは反対に切り換え
て、冷房時に蒸発器14として使用していた熱交換器が
暖房時にはガスクーラとして機能し、放熱して暖房す
る。
合、図3の四方切換弁15を用いた構成となる。冷房時
は、圧縮機11で臨界圧力以上の高圧、高温に圧縮され
た二酸化炭素冷媒は、ガスクーラ12で空気により冷却
され(放熱、暖房)、膨張機構13で断熱膨張し、蒸発
器14で蒸発(吸熱、冷房)する。暖房時は、四方切換
弁15により、冷媒の流れを冷房時とは反対に切り換え
て、冷房時に蒸発器14として使用していた熱交換器が
暖房時にはガスクーラとして機能し、放熱して暖房す
る。
【0027】図1は、第1実施例であるガスクーラ12
内に配設された熱交換器の構成を示したもので、第1列
熱交換器16、第2列熱交換器17、第3列熱交換器1
8の3列から構成される。各々の熱交換器は、冷媒が流
動する複数の冷媒パス19、20、21、22により連
通される。
内に配設された熱交換器の構成を示したもので、第1列
熱交換器16、第2列熱交換器17、第3列熱交換器1
8の3列から構成される。各々の熱交換器は、冷媒が流
動する複数の冷媒パス19、20、21、22により連
通される。
【0028】ガスクーラ12のチューブ23とフィン2
4は、チューブ23の拡管またはロー付けにより接合さ
れていて、フィン24には空気との伝熱性能を向上させ
るためのスリットやルーバー、あるいはウエイブが設け
られている。
4は、チューブ23の拡管またはロー付けにより接合さ
れていて、フィン24には空気との伝熱性能を向上させ
るためのスリットやルーバー、あるいはウエイブが設け
られている。
【0029】圧縮機11から吐出された高温、高圧の二
酸化炭素冷媒は、ガスクーラ12の冷媒の入側12aか
ら流入して各パスに分流し、第1列熱交換器16に流入
する。第1列熱交換器16で作動流体である空気と熱交
換した冷媒は、8本の冷媒パス20を通じて第2列熱交
換器17に流入する。
酸化炭素冷媒は、ガスクーラ12の冷媒の入側12aか
ら流入して各パスに分流し、第1列熱交換器16に流入
する。第1列熱交換器16で作動流体である空気と熱交
換した冷媒は、8本の冷媒パス20を通じて第2列熱交
換器17に流入する。
【0030】第2列熱交換器17に流入した冷媒は、第
1列熱交換器16で作動流体の空気と熱交換を行い放熱
しているため、冷媒の温度低下により密度が大きくなっ
ている。したがって第1列熱交換器16と同様に冷媒を
流動させると、第2列熱交換器17内を流動する冷媒の
流速は遅くなってしまう。冷媒の流速が遅くなると、熱
交換性能は低下してしまう。
1列熱交換器16で作動流体の空気と熱交換を行い放熱
しているため、冷媒の温度低下により密度が大きくなっ
ている。したがって第1列熱交換器16と同様に冷媒を
流動させると、第2列熱交換器17内を流動する冷媒の
流速は遅くなってしまう。冷媒の流速が遅くなると、熱
交換性能は低下してしまう。
【0031】そこで冷媒温度の低下に伴なう密度の増大
による熱交換器内の冷媒の流速が低下しないように、冷
媒パス20から冷媒が流入する第2列熱交換器17の入
口の数が1個に対して、第1列熱交換器16の出口の数
を2個とする。このように構成することで、第2列熱交
換器17内を流れる冷媒の流速の低下を防ぐことができ
る。
による熱交換器内の冷媒の流速が低下しないように、冷
媒パス20から冷媒が流入する第2列熱交換器17の入
口の数が1個に対して、第1列熱交換器16の出口の数
を2個とする。このように構成することで、第2列熱交
換器17内を流れる冷媒の流速の低下を防ぐことができ
る。
【0032】第2列で作動流体である空気と熱交換した
冷媒は、4本の冷媒パス21を通じて第3列熱交換器1
8に流入する。第3列熱交換器18も第2列熱交換器1
7と同様に冷媒の流速の低下を防ぎ、熱交換効率を良好
に保つことができる。冷媒は第3列熱交換器18を流動
して、ガスクーラ12の出側12bを経て膨張機構13
へと送られる。
冷媒は、4本の冷媒パス21を通じて第3列熱交換器1
8に流入する。第3列熱交換器18も第2列熱交換器1
7と同様に冷媒の流速の低下を防ぎ、熱交換効率を良好
に保つことができる。冷媒は第3列熱交換器18を流動
して、ガスクーラ12の出側12bを経て膨張機構13
へと送られる。
【0033】このように複数列から成る熱交換器では、
冷媒パス19、20、21、22の数と、熱交換器1
6、17、18の出入口の数を変えることにより、冷媒
の温度レベルに伴なう冷媒密度の増大に応じて、各々の
熱交換器内を流動する冷媒を熱交換に適した流速に保つ
ことが可能で、熱交換効率を良好にできる。
冷媒パス19、20、21、22の数と、熱交換器1
6、17、18の出入口の数を変えることにより、冷媒
の温度レベルに伴なう冷媒密度の増大に応じて、各々の
熱交換器内を流動する冷媒を熱交換に適した流速に保つ
ことが可能で、熱交換効率を良好にできる。
【0034】二酸化炭素冷媒は、前述したようにガスク
ーラ12内で凝縮せず、温度勾配をもって放熱するた
め、作動流体である空気をガスクーラ12の出側12b
からガスクーラ12の入側12aに向けて流動させるこ
とにより、熱交換器内を流動する冷媒と対向流となり、
冷媒と空気の温度効率を高くすることができ、熱交換器
を大きくすることなく出側12bの冷媒の温度を低くす
ることができる。また、作動流体である空気の出側(冷
媒の入側12a)では、高温冷媒と熱交換を行うため、
熱交換器を大きくすることなく空気の温度を高くするこ
とができる。
ーラ12内で凝縮せず、温度勾配をもって放熱するた
め、作動流体である空気をガスクーラ12の出側12b
からガスクーラ12の入側12aに向けて流動させるこ
とにより、熱交換器内を流動する冷媒と対向流となり、
冷媒と空気の温度効率を高くすることができ、熱交換器
を大きくすることなく出側12bの冷媒の温度を低くす
ることができる。また、作動流体である空気の出側(冷
媒の入側12a)では、高温冷媒と熱交換を行うため、
熱交換器を大きくすることなく空気の温度を高くするこ
とができる。
【0035】ここで二酸化炭素を冷媒とするサイクルに
おけるガスクーラ12の出側12bの冷媒の温度と、冷
房COPの関係を図4に示す。図4に示すようにガスク
ーラ12の出側12bの冷媒の温度がCOPに及ぼす影
響は大きく、ガスクーラ12の出側12bの温度を極力
低くすることが効率を向上するうえで重要である。
おけるガスクーラ12の出側12bの冷媒の温度と、冷
房COPの関係を図4に示す。図4に示すようにガスク
ーラ12の出側12bの冷媒の温度がCOPに及ぼす影
響は大きく、ガスクーラ12の出側12bの温度を極力
低くすることが効率を向上するうえで重要である。
【0036】また、暖房時には、図3の四方切換弁15
により、冷媒は冷房時とは反対に回路内を流動するた
め、ガスクーラ12は室内熱交換器に相当する。従来の
蒸気圧縮式冷凍装置では、吹き出し温度を高く保つため
凝縮圧力(≒圧縮機吐出圧力)を高くする必要があった
が、本発明では圧縮機11の吐出圧力を高くすることな
く、熱交換器の温度効率を良好にすることにより、暖房
時吹き出し温度を高くすることができる。
により、冷媒は冷房時とは反対に回路内を流動するた
め、ガスクーラ12は室内熱交換器に相当する。従来の
蒸気圧縮式冷凍装置では、吹き出し温度を高く保つため
凝縮圧力(≒圧縮機吐出圧力)を高くする必要があった
が、本発明では圧縮機11の吐出圧力を高くすることな
く、熱交換器の温度効率を良好にすることにより、暖房
時吹き出し温度を高くすることができる。
【0037】図5に高圧側で相変化しない二酸化炭素冷
媒の蒸気圧縮式冷凍サイクルのt―s線図を示す。この
t−s線図に示すように、放熱過程は大きな温度勾配を
もっている。冷媒と作動流体を対向流に熱交換すること
により、熱交換器の入口から出口まで冷媒と作動流体の
空気の温度をほぼ一定の温度差で熱交換することがで
き、熱交換効率を向上できる。
媒の蒸気圧縮式冷凍サイクルのt―s線図を示す。この
t−s線図に示すように、放熱過程は大きな温度勾配を
もっている。冷媒と作動流体を対向流に熱交換すること
により、熱交換器の入口から出口まで冷媒と作動流体の
空気の温度をほぼ一定の温度差で熱交換することがで
き、熱交換効率を向上できる。
【0038】また、図6に従来の蒸気圧縮式サイクルの
t―s線図を示す。従来の蒸気圧縮式サイクルでは、凝
縮温度での熱交換が大部分を占めるため、作動流体と冷
媒を対向流の熱交換にしても、十分な効果は得られな
い。
t―s線図を示す。従来の蒸気圧縮式サイクルでは、凝
縮温度での熱交換が大部分を占めるため、作動流体と冷
媒を対向流の熱交換にしても、十分な効果は得られな
い。
【0039】二酸化炭素冷媒の蒸気圧縮式冷凍装置のガ
スクーラ12の入側12aの冷媒密度は、約150kg
/m3から280kg/m3であり、ガスクーラ12の
出側12bの冷媒密度は、約600kg/m3である。
そのためガスクーラ12の入側12aと出側12bの冷
媒密度の比は2倍から4倍程度となる。
スクーラ12の入側12aの冷媒密度は、約150kg
/m3から280kg/m3であり、ガスクーラ12の
出側12bの冷媒密度は、約600kg/m3である。
そのためガスクーラ12の入側12aと出側12bの冷
媒密度の比は2倍から4倍程度となる。
【0040】第2実施例を図7に示す。第2実施例は2
列の熱交換器から構成され、冷媒パス20から冷媒が流
入する第2列熱交換器17の入口の数が1個に対して、
第1列熱交換器16の出口の数を2個としてある。この
ように構成することで第2列熱交換器17内を流れる冷
媒の流速の低下を防ぐことができる。第2列熱交換器1
7を流出した冷媒はガスクーラ12の出側12bで合流
し、膨張機構13へ送られる。
列の熱交換器から構成され、冷媒パス20から冷媒が流
入する第2列熱交換器17の入口の数が1個に対して、
第1列熱交換器16の出口の数を2個としてある。この
ように構成することで第2列熱交換器17内を流れる冷
媒の流速の低下を防ぐことができる。第2列熱交換器1
7を流出した冷媒はガスクーラ12の出側12bで合流
し、膨張機構13へ送られる。
【0041】第3実施例を図8に示す。図8は4列の熱
交換器から構成され、その効果は、図3の第1実施例と
同様である。
交換器から構成され、その効果は、図3の第1実施例と
同様である。
【0042】
【発明の効果】地球温暖化係数の小さい二酸化炭素を冷
媒として使用し、地球温暖化抑制に貢献するとともに、
熱交換器を大きくすることなくガスクーラ出側の冷媒温
度を低くし、蒸気圧縮式冷凍装置の効率を向上させ、機
器の小型化を図ることができる。
媒として使用し、地球温暖化抑制に貢献するとともに、
熱交換器を大きくすることなくガスクーラ出側の冷媒温
度を低くし、蒸気圧縮式冷凍装置の効率を向上させ、機
器の小型化を図ることができる。
【0043】また、暖房時には、熱交換器を大きくした
り、圧縮機吐出圧力を高めたりすることなく、高い温度
を確保することができ、機器の小型化や省エネルギー化
を図ることができる。
り、圧縮機吐出圧力を高めたりすることなく、高い温度
を確保することができ、機器の小型化や省エネルギー化
を図ることができる。
【図1】本発明の第1実施例を具現化したガスクーラの
熱交換器である。
熱交換器である。
【図2】蒸気圧縮式冷凍装置の回路図である。
【図3】本発明を具現化した冷房および暖房運転時の蒸
気圧縮式冷凍装置の回路図である。
気圧縮式冷凍装置の回路図である。
【図4】ガスクーラ出側冷媒温度が装置の性能(CO
P)へ及ぼす影響を示したグラフ。
P)へ及ぼす影響を示したグラフ。
【図5】二酸化炭素を冷媒としたときの、t−s線図で
ある。
ある。
【図6】従来のフロンを冷媒としたときの、t−s線図
である。
である。
【図7】本発明の第2実施例を具現化したガスクーラの
熱交換器である。
熱交換器である。
【図8】本発明の第3実施例を具現化したガスクーラの
熱交換器である。
熱交換器である。
【図9】従来のガスクーラの熱交換器である。
【図10】従来の蒸気圧縮式冷凍装置の説明図である。
11…圧縮機 12…ガスクーラ 12a…ガスクーラ入側 12b…ガスクーラ出側 13…膨張機構 14…蒸発器 15…四方切換弁 16…第1列熱交換器 17…第2列熱交換器 18…第3列熱交換器 19、20、21、22…冷媒パス 23…チューブ 24…フィン 31…圧縮機 32…凝縮熱交換器 33…膨張弁 34…蒸発熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂川 真治 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 3L092 AA01 BA15 3L103 AA36 AA39 BB33 CC22 CC40 DD06 DD08 DD43
Claims (5)
- 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機の出
側に連通したガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒を
受け膨張させる膨張機構と、該膨張機構に連通し前記圧
縮機の入側に接続された蒸発器からなる蒸気圧縮式冷凍
装置において、 前記ガスクーラ内の熱交換器が複数列から構成され、各
列の熱交換器を連通する冷媒パスの数が、ガスクーラの
冷媒の出側に近づくにつれて少なくなるようにしたこと
を特徴とする蒸気圧縮式冷凍装置用の熱交換器。 - 【請求項2】 冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機の出
側に連通したガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒を
受け膨張させる膨張機構と、該膨張機構に連通し前記圧
縮機の入側に接続された蒸発器からなる蒸気圧縮式冷凍
装置において、 前記複数列の熱交換器を連通する冷媒パスで、前記冷媒
パスから冷媒が流入する第2列熱交換器の入口の数が、
前記冷媒パスへ冷媒が流入する前記ガスクーラの入側に
配設された第1列熱交換器の出口の数より少なくするよ
うにしたことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍装置用の熱交
換器。 - 【請求項3】 冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機の出
側に連通したガスクーラと、該ガスクーラからの冷媒を
受け膨張させる膨張機構と、該膨張機構に連通し前記圧
縮機の入側に接続された蒸発器からなる蒸気圧縮式冷凍
装置において、 前記ガスクーラ内の複数列から成る熱交換器で、各列の
熱交換器を連通する冷媒パス数がガスクーラの冷媒の入
側から出側にかけて減少し、且つ、前記複数列の熱交換
器を連通する冷媒パスで、前記冷媒パスから冷媒が流入
する第2列熱交換器の入口の数が、前記冷媒パスへ冷媒
が流入する前記ガスクーラの入側に配設された第1列熱
交換器の出口の数より少なくするようにしたことを特徴
とする蒸気圧縮式冷凍装置用の熱交換器。 - 【請求項4】 前記ガスクーラの熱交換器と熱交換を行
う作動流体が、ガスクーラの出側から入側に向けて流動
して、冷媒の流動と対向流に熱交換することを特徴とす
る請求項1乃至3記載の蒸気圧縮式冷凍装置用の熱交換
器。 - 【請求項5】 前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴
とする請求項1乃至4記載の蒸気圧縮式冷凍装置の熱交
換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11115218A JP2000304380A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11115218A JP2000304380A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000304380A true JP2000304380A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14657297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11115218A Pending JP2000304380A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000304380A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN102192619A (zh) * | 2010-03-15 | 2011-09-21 | Lg电子株式会社 | 空调用换热器 |
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EP3348935A4 (en) * | 2015-09-10 | 2019-06-12 | Hitachi-Johnson Controls Air Conditioning, Inc. | HEAT EXCHANGER |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11115218A patent/JP2000304380A/ja active Pending
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