JP7305050B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本開示は冷凍サイクル装置に関するものである。
従来、高元側冷媒回路と低元側冷媒回路とを有する二元冷凍サイクル装置が使用されている。例えば、国際公開第2018/008053号公報(特許文献1)には、二元冷凍サイクル装置が記載されている。この二元冷凍サイクル装置では、カスケード熱交換器においてサブクール(過冷却度)を増加させることによりエンタルピー差が増大するため高能力化が可能となる。
国際公開第2018/008053号公報
上記公報に記載された二元冷凍サイクル装置は、冷凍機としてのみ機能する。したがって、冷暖とも高能力化は不可能である。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷暖とも高能力化が可能な冷凍サイクル装置を提供することである。
本開示の冷凍サイクル装置は、高元側冷媒回路と、低元側冷媒回路と、熱媒体回路とを備えている。高元側冷媒回路は、高元側圧縮機、高元側四方弁、高元側冷媒熱交換器、高元側膨張弁、カスケード熱交換器、第1熱媒体熱交換器、第1切替弁および第2切替弁を有し、高元側冷媒を循環させる。低元側冷媒回路は、低元側圧縮機、低元側四方弁、カスケード熱交換器、低元側膨張弁および第2熱媒体熱交換器を有し、低元側冷媒を循環させる。熱媒体回路は、第1熱媒体熱交換器および第2熱媒体熱交換器に熱媒体を流通させる。冷房運転時には、高元側冷媒回路を高元側圧縮機、高元側四方弁、高元側冷媒熱交換器、高元側膨張弁、第1切替弁、カスケード熱交換器、第2切替弁、高元側四方弁の順に高元側冷媒が流れるように、高元側四方弁、第1切替弁および第2切替弁が切り替えられ、低元側冷媒回路を低元側圧縮機、低元側四方弁、カスケード熱交換器、低元側膨張弁、第2熱媒体熱交換器、低元側四方弁の順に低元側冷媒が流れるように低元側四方弁が切り替えられ、第2熱媒体熱交換器において熱媒体回路を流通する熱媒体と低元側冷媒回路を循環する低元側冷媒との間で熱交換が行われる。暖房運転時には、高元側冷媒回路を高元側圧縮機、高元側四方弁、第2切替弁、第1熱媒体熱交換器、第1切替弁、高元側膨張弁、高元側冷媒熱交換器、高元側四方弁の順に高元側冷媒が流れるように、高元側四方弁、第1切替弁および第2切替弁が切り替えられ、低元側冷媒回路を低元側圧縮機、低元側四方弁、第2熱媒体熱交換器、低元側膨張弁、カスケード熱交換器、低元側四方弁の順に低元側冷媒が流れるように低元側四方弁が切り替えられ、第2熱媒体熱交換器において熱媒体回路を流通する熱媒体と低元側冷媒回路を循環する低元側冷媒との間で熱交換が行われ、かつ第1熱媒体熱交換器において熱媒体回路を流通する熱媒体と高元側冷媒回路を循環する高元側冷媒との間で熱交換が行われる。
本開示の冷凍サイクル装置によれば、冷房運転時にはカスケード熱交換器において高元側冷媒と低元側冷媒との間で熱交換が行われる。暖房運転時には第1熱媒体熱交換器において高元側冷媒と熱媒体との間で熱交換が行われる。したがって、冷暖とも高能力化が可能となる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置の冷媒回路図である。 実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例1の第1切替弁、第2切替弁、カスケード熱交換器および第1熱冷媒熱交換器を示す冷媒回路図である。 実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例1の冷房運転時における第1切替弁、第2切替弁、カスケード熱交換器および第1熱冷媒熱交換器での高元側冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例2の暖房運転時における第1切替弁、第2切替弁、カスケード熱交換器および第1熱冷媒熱交換器での高元側冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例2の第1熱媒体熱交換器での高元側冷媒および熱媒体の流れを示す冷媒回路図である。
以下、実施の形態について図を参照して説明する。なお、以下においては、同一または相当する部分に同一の符号を付すものとし、重複する説明は繰り返さない。実施の形態では、冷凍サイクル装置の一例としてチラーについて説明する。
図1を参照して、実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の構成について説明する。
冷凍サイクル装置1は、高元側冷媒回路10と、低元側冷媒回路20と、熱媒体回路30と、制御装置40とを備えている。
高元側冷媒回路10は、高元側圧縮機11、高元側四方弁12、高元側冷媒熱交換器13、高元側膨張弁14、カスケード熱交換器15、第1熱媒体熱交換器16、第1切替弁17および第2切替弁18を有している。高元側圧縮機11、高元側四方弁12、高元側冷媒熱交換器13、高元側膨張弁14、カスケード熱交換器15、第1熱媒体熱交換器16、第1切替弁17および第2切替弁18は配管で接続されている。高元側冷媒回路10は、高元側冷媒を循環させるように構成されている。
高元側圧縮機11は、高元側冷媒を圧縮するように構成されている。高元側圧縮機11は吸入口および吐出口を有している。高元側圧縮機11は、吸入口から吸入した高元側冷媒を圧縮して吐出口から吐出するように構成されている。高元側圧縮機11は容量可変に構成されている。高元側圧縮機11は、制御装置40からの指示に基づいて高元側圧縮機11の回転数が調整されることにより容量が変化するように構成されていてもよい。
高元側四方弁12は、高元側圧縮機11と、高元側冷媒熱交換器13と、第2切替弁18とに接続されている。高元側四方弁12は、高元側圧縮機11により圧縮された高元側冷媒を高元側冷媒熱交換器13または第2切替弁18のいずれかに流すように切り替え可能に構成されている。具体的には、高元側四方弁12は、冷房運転時に高元側圧縮機11から吐出された高元側冷媒を高元側冷媒熱交換器13に流し、暖房運転時に高元側圧縮機11から吐出された高元側冷媒を第2切替弁18に流すように、高元側冷媒の流れを切り替えるように構成されている。
高元側冷媒熱交換器13は、高元側冷媒熱交換器13内を流れる高元側冷媒と高元側冷媒熱交換器13の周りの空気との間で熱交換を行うように構成されている。高元側冷媒熱交換器13は、高元側四方弁12と高元側膨張弁14とに接続されている。高元側冷媒熱交換器13は、冷房運転時には高元側冷媒を凝縮させる凝縮器として機能し、暖房運転時には高元側冷媒を蒸発させる蒸発器として機能する。高元側冷媒熱交換器13は、たとえば、複数のフィンと、複数のフィンを貫通する管とを有するプレートフィンチューブ式熱交換器である。
高元側膨張弁14は、凝縮器で凝縮された高元側冷媒を膨張させることにより減圧するように構成されている。高元側膨張弁14は、高元側冷媒熱交換器13と第1切替弁17とに接続されている。高元側膨張弁14は、冷房運転時には高元側冷媒熱交換器13により凝縮された高元側冷媒を減圧する絞り装置となり、暖房運転時には第1熱媒体熱交換器16により凝縮された高元側冷媒を減圧する絞り装置となる。高元側膨張弁14は、たとえば、電磁弁またはキャピラリ-チューブである。
カスケード熱交換器15は、高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒と低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒との間で熱交換を行うように構成されている。高元側冷媒回路10において、カスケード熱交換器15は、第1切替弁17と第2切替弁18とに接続されている。高元側冷媒回路10において、カスケード熱交換器15は、冷房運転時には高元側冷媒を蒸発させる蒸発器として機能する。カスケード熱交換器15は、冷房運転時には高元側冷媒が循環し、暖房運転時には高元側冷媒が循環しないように構成されている。
低元側冷媒回路20において、カスケード熱交換器15は、低元側冷媒熱交換器23と低元側膨張弁24とに接続されている。低元側冷媒回路20において、カスケード熱交換器15は、冷房運転時には低元側冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する。また、低元側冷媒回路20において、カスケード熱交換器15は、暖房運転時には低元側冷媒を蒸発させる蒸発器として機能する。
第1熱媒体熱交換器16は、高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒と熱媒体回路30を流通する熱媒体との間で熱交換を行うように構成されている。第1熱媒体熱交換器16は、第1切替弁17と第2切替弁18とに接続されている。第1熱媒体熱交換器16は、冷房運転時には高元側冷媒が循環せず、暖房運転時には高元側冷媒が循環するように構成されている。
第1熱媒体熱交換器16は、冷房運転時には、熱媒体回路30を流通する熱媒体と高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒との間で熱交換が行われないように構成されている。第1熱媒体熱交換器16は、暖房運転時には、熱媒体回路30を流通する熱媒体と高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒との間で熱交換が行われるように構成されている。
第1切替弁17は、高元側膨張弁14と、カスケード熱交換器15と、第1熱媒体熱交換器16とに接続されている。第1切替弁17は、三方弁である。第1切替弁17は、高元側膨張弁14に対して、カスケード熱交換器15および第1熱媒体熱交換器16を並列に接続している。第1切替弁17は、高元側膨張弁14と、カスケード熱交換器15および第1熱媒体熱交換器16との間で、高元側冷媒の流れを切り替えるように構成されている。
具体的には、第1切替弁17は、冷房運転時に、高元側膨張弁14から流入した高元側冷媒をカスケード熱交換器15に流すように構成されている。なお、第1切替弁17は、冷房運転時に、高元側膨張弁14から流入した高元側冷媒を第1熱媒体熱交換器16に流さないように構成されている。また、第1切替弁17は、暖房運転時に、第1熱媒体熱交換器16から流入した高元側冷媒を高元側膨張弁14に流すように構成されている。なお、第1切替弁17は、暖房運転時に、カスケード熱交換器15から流入した高元側冷媒を高元側膨張弁14に流さないように構成されている。
第2切替弁18は、高元側四方弁12と、カスケード熱交換器15と、第1熱媒体熱交換器16とに接続されている。第2切替弁18は、三方弁である。第2切替弁18は、高元側四方弁12に対して、カスケード熱交換器15および第1熱媒体熱交換器16を並列に接続している。第2切替弁18は、高元側四方弁12と、カスケード熱交換器15および第1熱媒体熱交換器16との間で、高元側冷媒の流れを切り替えるように構成されている。
具体的には、第2切替弁18は、冷房運転時に、カスケード熱交換器15から流入した高元側冷媒を高元側四方弁12に流すように構成されている。なお、第2切替弁18は、冷房運転時に、第1熱媒体熱交換器16から流入した高元側冷媒を高元側四方弁12に流さないように構成されている。また、第2切替弁18は、暖房運転時に、高元側四方弁12から流入した高元側冷媒を第1熱媒体熱交換器16に流すように構成されている。なお、第2切替弁18は、暖房運転時に、高元側四方弁12から流入した高元側冷媒をカスケード熱交換器15に流さないように構成されている。
低元側冷媒回路20は、低元側圧縮機21、低元側四方弁22、低元側冷媒熱交換器23、カスケード熱交換器15、低元側膨張弁24および第2熱媒体熱交換器25を有している。低元側圧縮機21、低元側四方弁22、低元側冷媒熱交換器23、カスケード熱交換器15、低元側膨張弁24および第2熱媒体熱交換器25は配管で接続されている。低元側冷媒回路20は、低元側冷媒を循環させるように構成されている。
低元側圧縮機21は、低元側冷媒を圧縮するように構成されている。低元側圧縮機21は吸入口および吐出口を有している。低元側圧縮機21は、吸入口から吸入した低元側冷媒を圧縮して吐出口から吐出するように構成されている。低元側圧縮機21は容量可変に構成されている。低元側圧縮機21は、制御装置40からの指示に基づいて低元側圧縮機21の回転数が調整されることにより容量が変化するように構成されていてもよい。
低元側四方弁22は、低元側圧縮機21と、低元側冷媒熱交換器23と、第2熱媒体熱交換器25とに接続されている。低元側四方弁22は、低元側圧縮機21により圧縮された低元側冷媒を低元側冷媒熱交換器23または第2熱媒体熱交換器25のいずれかに流すように切り替え可能に構成されている。具体的には、低元側四方弁22は、冷房運転時に低元側圧縮機21から吐出された低元側冷媒を低元側冷媒熱交換器23に流し、暖房運転時に低元側圧縮機21から吐出された低元側冷媒を第2熱媒体熱交換器25に流すように低元側冷媒の流れを切り替えるように構成されている。
本実施の形態では、低元側四方弁22は、冷房運転時には、低元側冷媒回路20を低元側圧縮機21、低元側四方弁22、低元側冷媒熱交換器23、カスケード熱交換器15、低元側膨張弁24、第2熱媒体熱交換器25、低元側四方弁22の順に低元側冷媒が流れるように切り替え可能に構成されている。
低元側四方弁22は、暖房運転時には、低元側冷媒回路20を低元側圧縮機21、低元側四方弁22、第2熱媒体熱交換器25、低元側膨張弁24、カスケード熱交換器15、低元側冷媒熱交換器23、低元側四方弁22の順に低元側冷媒が流れるように切り替え可能に構成されている。
低元側冷媒熱交換器23は、低元側冷媒熱交換器23内を流れる低元側冷媒と低元側冷媒熱交換器23の周りの空気との間で熱交換を行うように構成されている。低元側冷媒熱交換器23は、補助熱交換器である。なお、低元側冷媒回路20は、低元側冷媒熱交換器23を備えていなくてもよい。低元側冷媒熱交換器23は、低元側四方弁22とカスケード熱交換器15とに接続されている。低元側冷媒熱交換器23は、冷房運転時には低元側冷媒を凝縮させる凝縮器として機能し、暖房運転時には低元側冷媒を蒸発させる蒸発器として機能する。低元側冷媒熱交換器23は、たとえば、複数のフィンと、複数のフィンを貫通する管とを有するプレートフィンチューブ式熱交換器である。
低元側膨張弁24は、凝縮器で凝縮された低元側冷媒を膨張させることにより減圧するように構成されている。低元側膨張弁24は、カスケード熱交換器15と第2熱媒体熱交換器25とに接続されている。低元側膨張弁24は、冷房運転時には低元側冷媒熱交換器23およびカスケード熱交換器15により凝縮された低元側冷媒を減圧する絞り装置となり、暖房運転時には第2熱媒体熱交換器25により凝縮された低元側冷媒を減圧する絞り装置となる。低元側膨張弁24は、たとえば、電磁弁またはキャピラリーチューブである。
第2熱媒体熱交換器25は、低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒と熱媒体回路30を流通する熱媒体との間で熱交換を行うように構成されている。第2熱媒体熱交換器25は低元側膨張弁24と低元側四方弁22とに接続されている。第2熱媒体熱交換器25は、冷房運転時には低元側冷媒を蒸発させる蒸発器として機能し、暖房運転時には低元側冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する。
第2熱媒体熱交換器25は、冷房運転時および暖房運転時において、熱媒体回路30を流通する熱媒体と低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒との間で熱交換が行われるように構成されている。
熱媒体回路30は、第1熱媒体熱交換器16および第2熱媒体熱交換器25に熱媒体を流通させるように構成されている。第1熱媒体熱交換器16および第2熱媒体熱交換器25は配管で接続されている。熱媒体は、たとえば、水または不凍液である。熱媒体回路30は、たとえば、放熱器に接続されており、放熱器に熱媒体を供給するように構成されている。この放熱器は、たとえば、ショーケースである。
高元側冷媒は、たとえば、可燃性冷媒であり、低元側冷媒は、たとえば、不燃性冷媒である。具体的には、高元側冷媒は、たとえば、プロパンであり、低元側冷媒は、たとえば、二酸化炭素(CO)である。また、高元側冷媒は、たとえば、R32であり、低元側冷媒は、たとえば、二酸化炭素(CO)である。
制御装置40は、演算、指示等を行って冷凍サイクル装置1の各手段、機器等を制御するように構成されている。
次に、図1を参照して、実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の動作について説明する。
まず、冷凍サイクル装置1の冷房運転時の動作について説明する。冷房運転とは、高元側冷媒回路10、低元側冷媒回路20、熱媒体回路30を動作させ、熱媒体回路30を流通する熱媒体により図示しない放熱器の周囲の空間を冷やす動作である。
高元側冷媒回路10においては、冷房運転時には、高元側冷媒回路10を高元側圧縮機11、高元側四方弁12、高元側冷媒熱交換器13、高元側膨張弁14、第1切替弁17、カスケード熱交換器15、第2切替弁18、高元側四方弁12の順に高元側冷媒が流れるように、高元側四方弁12、第1切替弁17および第2切替弁18が切り替えられる。
高元側圧縮機11は高元側冷媒を圧縮する。これにより、高元側冷媒は、高温高圧のガス状態となる。この高温高圧のガス状態の高元側冷媒は、高元側圧縮機11から吐出され、高元側四方弁12を経由して高元側冷媒熱交換器13にて空気に対して放熱することで凝縮し、高圧の液状態となる。この高圧の液状態の高元側冷媒は、高元側膨張弁14に流れ、高元側膨張弁14にて膨張することで減圧され、低温低圧の気液二相状態となる。
この低温低圧の気液二相状態の高元側冷媒は、第1切替弁17を経由してカスケード熱交換器15に流れ、カスケード熱交換器15において低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒との間で熱交換が行われることで蒸発し、低圧のガス状態となる。この低圧のガス状態の高元側冷媒は、第2切替弁18を経由して高元側四方弁12を通って高元側圧縮機11に戻り、高元側圧縮機11により圧縮される。このようにして、冷房運転時に高元側冷媒が高元側冷媒回路を循環する。
低元側冷媒回路20においては、冷房運転時には、低元側冷媒回路20を低元側圧縮機21、低元側四方弁22、低元側冷媒熱交換器23、カスケード熱交換器15、低元側膨張弁24、第2熱媒体熱交換器25、低元側四方弁22の順に低元側冷媒が流れるように低元側四方弁22が切り替えられる。
低元側圧縮機21は低元側冷媒を圧縮する。これにより、低元側冷媒は、高温高圧のガス状態となる。この高温高圧のガス状態の低元側冷媒は、低元側圧縮機21から吐出され、低元側四方弁22を経由して低元側冷媒熱交換器23にて空気に対して放熱することで凝縮する。低元側冷媒熱交換器23にて凝縮された低元側冷媒は、カスケード熱交換器15に流れ、高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒との間で熱交換が行われることで凝縮することにより、高圧の液状態となる。この高圧の液状態の低元側冷媒は、低元側膨張弁24に流れ、低元側膨張弁24にて膨張することで減圧され、低温低圧の気液二相状態となる。
この低温低圧の気液二相状態の低元側冷媒は、第2熱媒体熱交換器25に流れ、第2熱媒体熱交換器25において熱媒体回路30を流通する熱媒体との間で熱交換が行われることで蒸発し、低圧のガス状態となる。この低圧のガス状態の低元側冷媒は、低元側四方弁22を経由し低元側圧縮機21に戻り、低元側圧縮機21により圧縮される。このようにして、冷房運転時に低元側冷媒が低元側冷媒回路を循環する。
熱媒体回路30では、第1熱媒体熱交換器16および第2熱媒体熱交換器25に熱媒体が流通する。第2熱媒体熱交換器25において熱媒体回路30を流通する熱媒体と低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒との間で熱交換が行われる。冷房運転時には、第2熱媒体熱交換器25において低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒と熱媒体回路30を流通する熱媒体との間で熱交換が行われることにより熱媒体が冷却される。
続いて、冷凍サイクル装置1の暖房運転時の動作について説明する。暖房運転とは、高元側冷媒回路10、低元側冷媒回路20、熱媒体回路30を動作させ、熱媒体回路30を流通する熱媒体により図示しない放熱器の周囲の空間を暖める動作である。
高元側冷媒回路10においては、暖房運転時には、高元側冷媒回路10を高元側圧縮機11、高元側四方弁12、第2切替弁18、第1熱媒体熱交換器16、第1切替弁17、高元側膨張弁14、高元側冷媒熱交換器13、高元側四方弁12の順に高元側冷媒が流れるように高元側四方弁12、第1切替弁17および第2切替弁18が切り替えられる。
高元側圧縮機11は高元側冷媒を圧縮する。これにより、高元側冷媒は、高温高圧のガス状態となる。この高温高圧のガス状態の高元側冷媒は、高元側圧縮機11から吐出され、高元側四方弁12を経由して第2切替弁18を通って第1熱媒体熱交換器16に流れ、第1熱媒体熱交換器16において熱媒体回路30を流通する熱冷媒との間で熱交換が行われることで凝縮する。第1熱媒体熱交換器16にて凝縮した高元側冷媒は、高圧の液状態となる。この高圧の液状態の高元側冷媒は、第1切替弁17を経由して高元側膨張弁14に流れ、高元側膨張弁14にて膨張することで減圧され、低温低圧の気液二相状態となる。
この低温低圧の気液二相状態の高元側冷媒は、高元側冷媒熱交換器13にて空気との間で熱交換が行われることで蒸発し、低圧のガス状態となる。この低圧のガス状態の高元側冷媒は、高元側四方弁12を経由して高元側圧縮機11に戻り、高元側圧縮機11により圧縮される。このようにして、暖房運転時に高元側冷媒が高元側冷媒回路を循環する。
低元側冷媒回路20においては、暖房運転時には、低元側冷媒回路20を低元側圧縮機21、低元側四方弁22、第2熱媒体熱交換器25、低元側膨張弁24、カスケード熱交換器15、低元側冷媒熱交換器23、低元側四方弁22の順に低元側冷媒が流れるように低元側四方弁22が切り替えられる。
低元側圧縮機21は低元側冷媒を圧縮する。これにより、低元側冷媒は、高温高圧のガス状態となる。この高温高圧のガス状態の低元側冷媒は、低元側圧縮機21から吐出され、低元側四方弁22を経由して第2熱媒体熱交換器25に流れ、第2熱媒体熱交換器25において熱媒体回路30を流通する熱媒体との間で熱交換が行われることで凝縮し、高圧の液状態となる。この高圧の液状態の低元側冷冷媒は、低元側膨張弁24に流れ、低元側膨張弁24にて膨張することで減圧され、低温低圧の気液二相状態となる。
この低温低圧の気液二相状態の高元側冷媒は、カスケード熱交換器15に流れ、カスケード熱交換器15において高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒との間で熱交換が行われることで蒸発する。カスケード熱交換器15にて蒸発した低元側冷媒は、低元側冷媒熱交換器23にて空気との間で熱交換が行われることで蒸発し、低圧のガス状態となる。この低圧のガス状態の低元側冷媒は、低元側四方弁22を経由して低元側圧縮機21に戻り、低元側圧縮機21により圧縮される。このようにして、暖房運転時に低元側冷媒が低元側冷媒回路を循環する。
熱媒体回路30では、第1熱媒体熱交換器16および第2熱媒体熱交換器25に熱媒体が流通する。第2熱媒体熱交換器25において熱媒体回路30を流通する熱媒体と低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒との間で熱交換が行われる。さらに、第1熱媒体熱交換器16において熱媒体回路30を流通する熱媒体と高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒との間で熱交換が行われる。
暖房運転時には、第1熱媒体熱交換器16にて高元側冷媒回路10を循環する高元側冷媒と熱媒体回路30を流通する熱媒体との間で熱交換が行われ、さらに、第2熱媒体熱交換器25にて低元側冷媒回路20を循環する低元側冷媒と熱媒体回路30を流通する熱媒体との間で熱交換が行われることにより熱媒体が加熱される。
次に、実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の作用効果について説明する。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置1によれば、冷房運転時にはカスケード熱交換器15において高元側冷媒と低元側冷媒との間で熱交換が行われる。このため、サブクール(過冷却度)を増加させることによりエンタルピー差が増大するため高能力化が可能となる。一方、暖房運転時には、第1熱媒体熱交換器16において高元側冷媒と熱媒体との間で熱交換が行われる。このため、第1熱媒体熱交換器16において高元側冷媒によって熱媒体を直接的に加熱できる。熱交換効率は、カスケード熱交換器15を介して高元側冷媒と熱媒体との間で熱交換が行われる場合よりも、高元側冷媒と熱媒体との間で直接的に熱交換が行われる場合の方が良い。よって、高能力化が可能となる。したがって、冷暖とも高能力化が可能となる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置1によれば、第1切替弁17および第2切替弁18は、三方弁である。このため、複数の開閉弁を用いる場合よりも、高元側冷媒回路10の簡略化が可能となる。これにより、高元側冷媒回路10を構成する機器の縮小が可能となる。さらに、高元側冷媒回路10のコストの削減が可能となる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置1によれば、高元側冷媒は可燃性冷媒であり、低元側冷媒は不燃性冷媒である。冷房運転時には高元側冷媒が第1熱媒体熱交換器16に流れないため、熱媒体の凍結によって第1熱媒体熱交換器16が破壊されない。このため、第1熱媒体熱交換器16が破壊されることにより、室内に可燃性冷媒が流出しない。したがって、高元側冷媒が可燃性冷媒であっても安全性の確保が可能となる。
また、高元側冷媒がたとえばプロパンなどの可燃性冷媒であり、低元側冷媒がたとえば二酸化炭素(CO)であることにより、フロンの使用を規制する冷媒規制に対応することが可能となる。
次に、実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例について説明する。なお、実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例は、特に説明しない限り本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1と同一の構成、動作および効果を有している。
図2を参照して、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例1について説明する。本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例1では、第1切替弁17は、第1電磁弁17aと、第2電磁弁17bとを有している。第2切替弁18は、第3電磁弁18aと、第4電磁弁18bとを有している。第1電磁弁17a、第2電磁弁17b、第3電磁弁18a、第4電磁弁18bは、制御装置40からの指示に基づいて開閉するように構成されている。
第1電磁弁17aは、高元側膨張弁14と、カスケード熱交換器15と、第2電磁弁17bとに接続されている。高元側冷媒回路10において、第1電磁弁17aは、高元側膨張弁14と、カスケード熱交換器15との間に配置されている。第2電磁弁17bは、高元側膨張弁14と、第1熱媒体熱交換器16と、第1電磁弁17aとに接続されている。高元側冷媒回路10において、第2電磁弁17bは、高元側膨張弁14と第1熱媒体熱交換器16との間に配置されている。第1電磁弁17aおよび第2電磁弁17bは、高元側膨張弁14に対して並列に接続されている。
第3電磁弁18aは、高元側四方弁12と、カスケード熱交換器15と、第4電磁弁18bとに接続されている。高元側冷媒回路10において、第3電磁弁18aは、高元側四方弁12とカスケード熱交換器15との間に配置されている。第4電磁弁18bは、高元側四方弁12と、第1熱媒体熱交換器16と、第3電磁弁18aとに接続されている。高元側冷媒回路10において、第4電磁弁18bは、高元側四方弁12と第1熱媒体熱交換器16との間に配置されている。第3電磁弁18aおよび第4電磁弁18bは、高元側四方弁12に対して並列に接続されている。
図3を参照して、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例1の冷房運転時における動作について説明する。冷房運転時には、第1電磁弁17aは開状態となり、第2電磁弁17bは閉状態となる。また、冷房運転時には、第3電磁弁18aは開状態となり、第4電磁弁18bは閉状態となる。したがって、高元側冷媒は、カスケード熱交換器15を流れる。また、高元側冷媒は、第1熱媒体熱交換器16を流れない。
図4を参照して、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例2の暖房運転時における動作について説明する。暖房運転時には、第1電磁弁17aは閉状態となり、第2電磁弁17bは開状態となる。また、暖房運転時には、第3電磁弁18aは閉状態となり、第4電磁弁は、開状態となる。したがって、高元側冷媒は、第1熱媒体熱交換器16を流れる。また、高元側冷媒は、カスケード熱交換器15を流れない。
本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例1によれば、第1切替弁17は第1電磁弁17aと第2電磁弁17bを有しており、第2切替弁18は第3電磁弁18aと第4電磁弁18bとを有している。したがって、第1切替弁17および第2切替弁18として三方弁の代わりに電磁弁を用いることができる。
図5を参照して、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例2では、第2熱媒体熱交換器25は、低元側冷媒が上下に流れるように構成されている。
第2熱媒体熱交換器25を流れる低元側冷媒は、冷房運転時には下から上に向けて流れ、暖房運転時には上から下に向けて流れる。したがって、冷房運転時にはガス状態の低元側冷媒が下から上に向けて流れ、暖房運転時には液状態の低元側冷媒が上から下に向けて流れる。第2熱媒体熱交換器25を流れる熱媒体は、冷房運転時および暖房運転時において下から上に向けて流れる。第2熱媒体熱交換器25を流れる低元側冷媒と熱媒体とは、第2熱媒体熱交換器25が蒸発器として機能する冷房運転時には並行に流れ、第2熱媒体熱交換器25が凝縮器として機能する暖房運転時には対向して流れる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置1の変形例2によれば、第2熱媒体熱交換器25を流れる低元側冷媒は、冷房運転時には下から上に向けて流れ、暖房運転時には上から下に向けて流れる。したがって、冷房運転時にはガス状態の低元側冷媒が下から上に向けて流れ、暖房運転時には液状態の低元側冷媒が上から下に向けて流れる。仮に、冷房運転時にガス状態の低元側冷媒が上から下に流れると、低元側冷媒が流れる際の抵抗が大きくなるため、熱伝達効率が低下する。これに対して、実施の形態に係る冷凍サイクル装置1では、冷房運転時にはガス状態の低元側冷媒が下から上に向けて流れるため、熱伝達効率の低下を抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 冷凍サイクル装置、10 高元側冷媒回路、11 高元側圧縮機、12 高元側四方弁、13 高元側冷媒熱交換器、14 高元側膨張弁、15 カスケード熱交換器、16 第1熱媒体熱交換器、17 第1切替弁、17a 第1電磁弁、17b 第2電磁弁、18 第2切替弁、18a 第3電磁弁、18b 第4電磁弁、20 低元側冷媒回路、21 低元側圧縮機、22 低元側四方弁、23 低元側冷媒熱交換器、24 低元側膨張弁、25 第2熱媒体熱交換器、30 熱媒体回路、40 制御装置。

Claims (5)

  1. 高元側圧縮機、高元側四方弁、高元側冷媒熱交換器、高元側膨張弁、カスケード熱交換器、第1熱媒体熱交換器、第1切替弁および第2切替弁を有し、高元側冷媒を循環させる高元側冷媒回路と、
    低元側圧縮機、低元側四方弁、前記カスケード熱交換器、低元側膨張弁および第2熱媒体熱交換器を有し、低元側冷媒を循環させる低元側冷媒回路と、
    前記第1熱媒体熱交換器および前記第2熱媒体熱交換器に熱媒体を流通させる熱媒体回路とを備え、
    冷房運転時には、
    前記高元側冷媒回路を前記高元側圧縮機、前記高元側四方弁、前記高元側冷媒熱交換器、前記高元側膨張弁、前記第1切替弁、前記カスケード熱交換器、前記第2切替弁、前記高元側四方弁の順に前記高元側冷媒が流れるように、前記高元側四方弁、前記第1切替弁および前記第2切替弁が切り替えられ、
    前記低元側冷媒回路を前記低元側圧縮機、前記低元側四方弁、前記カスケード熱交換器、前記低元側膨張弁、前記第2熱媒体熱交換器、前記低元側四方弁の順に前記低元側冷媒が流れるように前記低元側四方弁が切り替えられ、
    前記第2熱媒体熱交換器において前記熱媒体回路を流通する前記熱媒体と前記低元側冷媒回路を循環する前記低元側冷媒との間で熱交換が行われ、
    暖房運転時には、
    前記高元側冷媒回路を前記高元側圧縮機、前記高元側四方弁、前記第2切替弁、前記第1熱媒体熱交換器、前記第1切替弁、前記高元側膨張弁、前記高元側冷媒熱交換器、前記高元側四方弁の順に前記高元側冷媒が流れるように、前記高元側四方弁、前記第1切替弁および前記第2切替弁が切り替えられ、
    前記低元側冷媒回路を前記低元側圧縮機、前記低元側四方弁、前記第2熱媒体熱交換器、前記低元側膨張弁、前記カスケード熱交換器、前記低元側四方弁の順に前記低元側冷媒が流れるように前記低元側四方弁が切り替えられ、
    前記第2熱媒体熱交換器において前記熱媒体回路を流通する前記熱媒体と前記低元側冷媒回路を循環する前記低元側冷媒との間で熱交換が行われ、かつ前記第1熱媒体熱交換器において前記熱媒体回路を流通する前記熱媒体と前記高元側冷媒回路を循環する前記高元側冷媒との間で熱交換が行われる、冷凍サイクル装置。
  2. 前記第1切替弁および前記第2切替弁は、三方弁である、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記第1切替弁は、第1電磁弁と、第2電磁弁とを有し、
    前記高元側冷媒回路において、前記第1電磁弁は、前記高元側膨張弁と、前記カスケード熱交換器との間に配置され、かつ、前記第2電磁弁は、前記高元側膨張弁と、前記第1熱媒体熱交換器との間に配置され、
    前記第1電磁弁および前記第2電磁弁は前記高元側膨張弁に対して並列に接続され、
    前記第2切替弁は、第3電磁弁と、第4電磁弁とを有し、
    前記高元側冷媒回路において、前記第3電磁弁は、前記高元側四方弁と前記カスケード熱交換器との間に配置され、かつ、前記第4電磁弁は、前記高元側四方弁と前記第1熱媒体熱交換器との間に配置され、
    前記第3電磁弁および前記第4電磁弁は、前記高元側四方弁に対して並列に接続されている、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記高元側冷媒は、可燃性冷媒であり、
    前記低元側冷媒は、不燃性冷媒である、請求項1~3のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記第2熱媒体熱交換器を流れる前記低元側冷媒は、前記冷房運転時には下から上に向けて流れ、前記暖房運転時には上から下に向けて流れる、請求項1~4のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
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