JP2000145787A - 転がり軸受用保持器および転がり軸受 - Google Patents
転がり軸受用保持器および転がり軸受Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/41—Ball cages comb-shaped
-
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- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6607—Retaining the grease in or near the bearing
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-
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 グリースから分離した基油を転動体に安定的
に供給することができる保持器を提供することである。 【解決手段】 環状体31の一側面に周方向で対向する
一対の爪32を円周方向に等間隔に形成して対向する一
対の爪32間に転動体20を保持するポケット33を形
成する。環状体31の一側面の外周部に隣接するポケッ
ト33間の一対の爪32間にわたるグリース飛散防止壁
34を形成してその内径側にグリース溜り35を設け、
このグリース溜り35によってグリースを保持する。グ
リース溜り35の側面における内周部に切欠部36を形
成し、グリースから分離した基油をその切欠部36から
環状体31の内径面に設けた周方向の筋目37に流入さ
せ、その筋目37に沿って基油を流動させて転動体20
の表面に供給する。
に供給することができる保持器を提供することである。 【解決手段】 環状体31の一側面に周方向で対向する
一対の爪32を円周方向に等間隔に形成して対向する一
対の爪32間に転動体20を保持するポケット33を形
成する。環状体31の一側面の外周部に隣接するポケッ
ト33間の一対の爪32間にわたるグリース飛散防止壁
34を形成してその内径側にグリース溜り35を設け、
このグリース溜り35によってグリースを保持する。グ
リース溜り35の側面における内周部に切欠部36を形
成し、グリースから分離した基油をその切欠部36から
環状体31の内径面に設けた周方向の筋目37に流入さ
せ、その筋目37に沿って基油を流動させて転動体20
の表面に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、グリース潤滑さ
れる転がり軸受用保持器および転がり軸受に関するもの
である。
れる転がり軸受用保持器および転がり軸受に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ファンモータやクリーナモータの回転軸
は、外輪と内輪間に組込まれた転動体を保持器で保持し
たミニチュア軸受等の小径の転がり軸受によって回転自
在に支持されている。
は、外輪と内輪間に組込まれた転動体を保持器で保持し
たミニチュア軸受等の小径の転がり軸受によって回転自
在に支持されている。
【0003】上記回転軸は、きわめて高速度で回転され
るため、その回転軸を支持する転がり軸受に潤滑不良が
生じると、摩擦抵抗が増大してモータの負荷トルクが増
大し、あるいは軸受に摩耗が生じて軸受寿命が低下する
ことになる。
るため、その回転軸を支持する転がり軸受に潤滑不良が
生じると、摩擦抵抗が増大してモータの負荷トルクが増
大し、あるいは軸受に摩耗が生じて軸受寿命が低下する
ことになる。
【0004】このため、上記転がり軸受においては良好
な潤滑性が要望されている。
な潤滑性が要望されている。
【0005】転がり軸受の潤滑寿命の向上を図るため、
潤滑グリースの基油粘度を大きくしたり、添加剤として
の酸化防止剤の改良がなされている。
潤滑グリースの基油粘度を大きくしたり、添加剤として
の酸化防止剤の改良がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、潤滑グリー
スの改良だけでは転がり軸受の転動体と軌道面の接触部
に必要な潤滑油を安定して供給することができず、潤滑
寿命の向上を図るうえにおいて改善すべき点が残されて
いた。
スの改良だけでは転がり軸受の転動体と軌道面の接触部
に必要な潤滑油を安定して供給することができず、潤滑
寿命の向上を図るうえにおいて改善すべき点が残されて
いた。
【0007】この発明の課題は、転動体と軌道面の接触
部に潤滑油を安定供給することができるようにした転が
り軸受用保持器およぴ転がり軸受を提供することであ
る。
部に潤滑油を安定供給することができるようにした転が
り軸受用保持器およぴ転がり軸受を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明に係る保持器においては、環状体の一側面
に周方向で対向する一対の爪を等間隔に形成して一対の
爪間に転動体を保持するポケットを設けた転がり軸受用
保持器において、前記環状体の少なくとも内径面に隣接
するポケットにわたる複数条の筋目を形成した構成を採
用している。
め、この発明に係る保持器においては、環状体の一側面
に周方向で対向する一対の爪を等間隔に形成して一対の
爪間に転動体を保持するポケットを設けた転がり軸受用
保持器において、前記環状体の少なくとも内径面に隣接
するポケットにわたる複数条の筋目を形成した構成を採
用している。
【0009】上記のように構成すると、グリースから分
離した基油が筋目に流入した場合に、その基油は保持器
の回転により筋目に沿って流動してポケットに送り込ま
れるため、そのポケットに保持された転動体の外周に対
して基油を安定的に供給することができる。このような
筋目は、環状体の外径面にも設けるようにしてもよい。
離した基油が筋目に流入した場合に、その基油は保持器
の回転により筋目に沿って流動してポケットに送り込ま
れるため、そのポケットに保持された転動体の外周に対
して基油を安定的に供給することができる。このような
筋目は、環状体の外径面にも設けるようにしてもよい。
【0010】ここで、前記環状体の一側面における外周
部に、隣接するポケット間の一対の爪間にわたるグリー
ス飛散防止壁を形成して、その内径側にグリース溜りを
設け、このグリース溜りにおける側面の内周部に環状体
の内径面に至る切欠部を形成すると、グリース溜りによ
ってグリースを保持することができると共に、そのグリ
ース中の基油は毛管現象によって切欠部から筋目に流れ
るため、転動体に対して基油をより安定的に供給するこ
とができる。
部に、隣接するポケット間の一対の爪間にわたるグリー
ス飛散防止壁を形成して、その内径側にグリース溜りを
設け、このグリース溜りにおける側面の内周部に環状体
の内径面に至る切欠部を形成すると、グリース溜りによ
ってグリースを保持することができると共に、そのグリ
ース中の基油は毛管現象によって切欠部から筋目に流れ
るため、転動体に対して基油をより安定的に供給するこ
とができる。
【0011】上記保持器は、合成樹脂の成形品であって
もよく、削り出し品であってもよい。そのような保持器
において、その表面に予め潤滑油を付着しておくことに
より、筋目に付着する潤滑油は保持器の回転初期におい
て筋目に沿って流れるため、保持器の回転初期からボー
ルに対して潤滑油を供給することができると共に、その
潤滑油の移動によって基油をポケットに誘導する道がつ
けられるため、グリースから分離した基油をポケットに
スムーズに流動させることができる。
もよく、削り出し品であってもよい。そのような保持器
において、その表面に予め潤滑油を付着しておくことに
より、筋目に付着する潤滑油は保持器の回転初期におい
て筋目に沿って流れるため、保持器の回転初期からボー
ルに対して潤滑油を供給することができると共に、その
潤滑油の移動によって基油をポケットに誘導する道がつ
けられるため、グリースから分離した基油をポケットに
スムーズに流動させることができる。
【0012】この発明に係る転がり軸受においては、外
輪の内径面に形成された軌道溝と内輪の外径面に設けら
れた軌道溝間に転動体を組込み、その転動体を内径面に
筋目が設けられた前記保持器又はグリース溜りを有する
保持器によって保持した構成を採用している。
輪の内径面に形成された軌道溝と内輪の外径面に設けら
れた軌道溝間に転動体を組込み、その転動体を内径面に
筋目が設けられた前記保持器又はグリース溜りを有する
保持器によって保持した構成を採用している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図示のように、転がり軸受は、
外輪1、内輪10、転動体20および保持器30から成
る。外輪1の内径面には軌道溝2が形成され、一方、内
輪10の外径面には軌道溝11が設けられている。
面に基づいて説明する。図示のように、転がり軸受は、
外輪1、内輪10、転動体20および保持器30から成
る。外輪1の内径面には軌道溝2が形成され、一方、内
輪10の外径面には軌道溝11が設けられている。
【0014】ボール20は外輪1の軌道溝2と内輪10
の軌道溝11間に組込まれている。転動体20を保持す
る保持器30は、合成樹脂の成形品とされている。この
保持器30は、環状体31の一側面に周方向で対向する
一対の爪32を円周方向に等間隔に形成して、一対の爪
間に一部が環状体31に入り込むポケット33を設けて
おり、各ポケット33内に転動体20が収容されてい
る。
の軌道溝11間に組込まれている。転動体20を保持す
る保持器30は、合成樹脂の成形品とされている。この
保持器30は、環状体31の一側面に周方向で対向する
一対の爪32を円周方向に等間隔に形成して、一対の爪
間に一部が環状体31に入り込むポケット33を設けて
おり、各ポケット33内に転動体20が収容されてい
る。
【0015】前記環状体31の一側面における外周部に
は、隣接するポケット33間の一対の爪32間にわたる
グリース飛散防止壁34が設けられている。
は、隣接するポケット33間の一対の爪32間にわたる
グリース飛散防止壁34が設けられている。
【0016】グリース飛散防止壁34と一対の爪32で
囲まれた空間はグリース溜り35とされ、そのグリース
溜り35の側面における内周部には環状体31の内径面
に至る切欠部36が設けられている。
囲まれた空間はグリース溜り35とされ、そのグリース
溜り35の側面における内周部には環状体31の内径面
に至る切欠部36が設けられている。
【0017】前記環状体31の外径面および内径面の各
一側部、並びにグリース飛散防止壁34の外径面および
一対の爪32の内径面には円周方向に延びる複数条の筋
目37が形成されており、各筋目37の端はポケット3
3に至っている。
一側部、並びにグリース飛散防止壁34の外径面および
一対の爪32の内径面には円周方向に延びる複数条の筋
目37が形成されており、各筋目37の端はポケット3
3に至っている。
【0018】なお、筋目37は、環状体31の内径面に
おける一側部にのみ形成してもよい。また、グリース飛
散防止壁34は一対の爪32の外径面より内径側の位置
に設けるようにしてもよく、グリース溜り35に封入す
るグリース量によって形成位置を決定する。
おける一側部にのみ形成してもよい。また、グリース飛
散防止壁34は一対の爪32の外径面より内径側の位置
に設けるようにしてもよく、グリース溜り35に封入す
るグリース量によって形成位置を決定する。
【0019】上記の構成から成る転がり軸受は、保持器
30に形成されたグリース溜り35にグリースを充填し
て使用する。その使用において、外輪1と内輪10の相
対的な回転により保持器30が回転し、グリースに遠心
力が作用して外径方向に移動しようとするが、グリース
溜り35の外径側にグリース飛散防止壁34が設けられ
ているため、グリースは外径方向に流出せず、グリース
溜り35に封入された状態に保持される。
30に形成されたグリース溜り35にグリースを充填し
て使用する。その使用において、外輪1と内輪10の相
対的な回転により保持器30が回転し、グリースに遠心
力が作用して外径方向に移動しようとするが、グリース
溜り35の外径側にグリース飛散防止壁34が設けられ
ているため、グリースは外径方向に流出せず、グリース
溜り35に封入された状態に保持される。
【0020】ここで、グリース溜り35の側面における
内周部には切欠部36が設けられているため、その切欠
部36と接触するグリースから毛管現象によって基油が
分離する。その分離した基油は上記切欠部36を伝って
保持器30の内径面に流れ、筋目37内に流入する。筋
目37は保持器30の周方向に延びて端部がポケット3
3に至っているため、保持器30の回転により、筋目3
7内の基油は筋目37に沿って流れて転動体20に供給
されることになり、転動体20と軌道溝2、11の接触
部が基油によって潤滑される。
内周部には切欠部36が設けられているため、その切欠
部36と接触するグリースから毛管現象によって基油が
分離する。その分離した基油は上記切欠部36を伝って
保持器30の内径面に流れ、筋目37内に流入する。筋
目37は保持器30の周方向に延びて端部がポケット3
3に至っているため、保持器30の回転により、筋目3
7内の基油は筋目37に沿って流れて転動体20に供給
されることになり、転動体20と軌道溝2、11の接触
部が基油によって潤滑される。
【0021】このように、グリースから分離した基油は
切欠部36から筋目37に流れ、この筋目37に誘導さ
れて転動体20に供給されるため、潤滑油としての基油
を転動体20に対して安定的に供給することができる。
切欠部36から筋目37に流れ、この筋目37に誘導さ
れて転動体20に供給されるため、潤滑油としての基油
を転動体20に対して安定的に供給することができる。
【0022】なお、保持器30の表面に予め潤滑油を付
着させておくと、筋目37内に侵入した潤滑油は保持器
30の回転初期から筋目37に沿って流れて転動体20
に供給されると共に、その潤滑油の移動によって基油を
ポケット33に誘導する道がつけられるため、グリース
から分離して筋目37に流入する基油をポケット33に
向けてスムーズに流動させることができる。
着させておくと、筋目37内に侵入した潤滑油は保持器
30の回転初期から筋目37に沿って流れて転動体20
に供給されると共に、その潤滑油の移動によって基油を
ポケット33に誘導する道がつけられるため、グリース
から分離して筋目37に流入する基油をポケット33に
向けてスムーズに流動させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、保
持器の内径面に設けた筋目に基油が流入すると、その基
油は保持器の回転により筋目に沿って流れて転動体に供
給されるため、転動体に対して基油を安定的に供給する
ことができ、転動体と外・内輪の接触部の摩擦、摩耗を
減少し、軸受寿命の向上を図ることができる。
持器の内径面に設けた筋目に基油が流入すると、その基
油は保持器の回転により筋目に沿って流れて転動体に供
給されるため、転動体に対して基油を安定的に供給する
ことができ、転動体と外・内輪の接触部の摩擦、摩耗を
減少し、軸受寿命の向上を図ることができる。
【0024】また、隣接するポケット間の一対の爪間に
わたるグリース飛散防止壁を形成してその内径側にグリ
ース溜りを設けたことにより、グリースを安定的に保持
することができると共に、上記グリース溜りの側面にお
ける内周部に切欠部を形成したことによって、グリース
から分離した基油を筋目に良好に導くことができ、転動
体に対して基油をより安定よく供給することができる。
わたるグリース飛散防止壁を形成してその内径側にグリ
ース溜りを設けたことにより、グリースを安定的に保持
することができると共に、上記グリース溜りの側面にお
ける内周部に切欠部を形成したことによって、グリース
から分離した基油を筋目に良好に導くことができ、転動
体に対して基油をより安定よく供給することができる。
【図1】この発明の実施の形態を示す正面図
【図2】同上の一部分を拡大して示す断面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図5】同上保持器の一部分を示す斜視図
1 外輪 2 軌道溝 10 内輪 11 軌道溝 20 転動体 30 保持器 31 環状体 32 爪 33 ポケット 34 グリース飛散防止壁 35 グリース溜り 36 切欠部 37 筋目
Claims (5)
- 【請求項1】 環状体の一側面に周方向で対向する一対
の爪を等間隔に形成して一対の爪間に転動体を保持する
ポケットを設けた転がり軸受用保持器において、前記環
状体の少なくとも内径面に、隣接するポケットにわたる
複数条の筋目を形成したことを特徴とする転がり軸受用
保持器。 - 【請求項2】 前記環状体の一側面における外周部に、
隣接するポケット間の一対の爪間にわたるグリース飛散
防止壁を形成して、その内径側にグリース溜りを設け、
このグリース溜りにおける側面の内周部に環状体の内径
面に至る切欠部を形成したことを特徴とする請求項1に
記載の転がり軸受用保持器。 - 【請求項3】 全体を合成樹脂の成形品としたことを特
徴とする請求項1又は2に記載の転がり軸受用保持器。 - 【請求項4】 前記グリース飛散防止壁の外径面に、隣
接するポケット面にわたる筋目を形成したことを特徴と
する請求項2又は3に記載の転がり軸受用保持器。 - 【請求項5】 外輪の内径面に形成された軌道溝と、内
輪の外径面に設けられた軌道溝間に転動体を組込み、こ
の転動体を請求項1乃至4のいずれかに記載の転がり軸
受用保持器で保持したことを特徴とする転がり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10321765A JP2000145787A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 転がり軸受用保持器および転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10321765A JP2000145787A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 転がり軸受用保持器および転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000145787A true JP2000145787A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18136194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10321765A Pending JP2000145787A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 転がり軸受用保持器および転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000145787A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013008586A1 (ja) | 2011-07-13 | 2013-01-17 | Ntn株式会社 | 転がり軸受装置 |
CN109798298A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-05-24 | 洛阳新强联回转支承股份有限公司 | 一种特大型高速离心浇铸机轴承 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP10321765A patent/JP2000145787A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013008586A1 (ja) | 2011-07-13 | 2013-01-17 | Ntn株式会社 | 転がり軸受装置 |
US9206848B2 (en) | 2011-07-13 | 2015-12-08 | Ntn Corporation | Rolling bearing unit |
CN109798298A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-05-24 | 洛阳新强联回转支承股份有限公司 | 一种特大型高速离心浇铸机轴承 |
CN109798298B (zh) * | 2019-03-26 | 2024-06-07 | 洛阳新强联回转支承股份有限公司 | 一种特大型高速离心浇铸机轴承 |
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