JP2000145381A - 拡縮型シールド機のテールシール - Google Patents
拡縮型シールド機のテールシールInfo
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- JP2000145381A JP2000145381A JP10317211A JP31721198A JP2000145381A JP 2000145381 A JP2000145381 A JP 2000145381A JP 10317211 A JP10317211 A JP 10317211A JP 31721198 A JP31721198 A JP 31721198A JP 2000145381 A JP2000145381 A JP 2000145381A
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Abstract
側に設け副掘削機本体とを備え、両側の副掘削機本体を
拡縮する拡縮型シールド機において、副掘削機本体が移
動してもテールシール部からの漏水をなくすることので
きる拡縮型シールド機のテールシールを提供する。 【解決手段】 中央部に設けた主掘削機本体(1)とそ
の左右両側に設け副掘削機本体(2A、2B)とを備
え、両側の副掘削機本体(2A、2B)を拡縮すること
によりトンネル断面において連続的断面変化の施工が可
能なシールド機において、主掘削機本体(1)のテール
シール(11)と副掘削機本体(2A、2B)のテール
シール(12A、12B)とを一部重ね合わせ、両テー
ルシール(12A、12B)の各端部にテールパッキン
(15)を取付け、主掘削機本体(1)のテールシール
(11)と副掘削機本体(2A、2B)のテールシール
(12A、12B)の重合部の隙間(T)にチューブ
(16)とワイヤブラシ(17)を組合せたシール材が
介装して成る拡縮型シールド機のテールシール。
Description
いて連続的断面変化の施工が可能な拡縮型シールド機の
テールシールに関するものである。
央部に設けた主掘削機本体1とその両側に設け副掘削機
本体2A、2Bの3基を組合わせたものであり、図3に
示すように、主掘削機本体1は主カッタ3を備え、また
副掘削機本体2A、2Bは副カッタ4A、4Bを備え、
さらにコーナカッタ5A、5Bを備え、これ等のカッタ
が回転して地下掘削をする。両側の副掘削機本体2A、
2Bは、拡幅ジャッキ6A、6Bにより支持部7A、7
Bを中心として拡縮する。図2は拡縮型シールド機の拡
幅時を示す。
削機本体2A、2Bの前部を広げることで掘削断面を連
続的に拡幅し、後部を広げることで縮小することができ
る。また、前後とも広げることで幅の広い掘削断面を施
工することができる。
ル11と副掘削機本体のテールシール12との位置関係
を示し、図4は拡縮を行っていない通常時、図5は副掘
削機本体を外側に平行に動かした場合、図6は副掘削機
本体の後部を広げた場合、図7は副掘削機本体の前部を
広げた場合である。主掘削機本体のテールシール11と
副掘削機本体のテールシール12との隙間Tは、主掘削
機本体1に対する副掘削機本体2の状態により種々変化
する。
構造的には主掘削機本体と両側の副掘削機本体とに3分
割となっており、また両側の副掘削機本体が施工中に移
動するために、隙間Tが種々変化しテールシール部から
(セグメントとの間)の漏水の問題がある。
部にテールパッキンを取付けただけのものであるので、
拡縮型シールド機のテールシールとしては漏水対策に問
題があった。
本体が移動してもテールシール部からの漏水をなくする
ことのできる拡縮型シールド機のテールシールを提供す
ることを目的とするものである。
に設けた主掘削機本体1とその左右両側に設け副掘削機
本体2A、2Bとを備え、両側の副掘削機本体2A、2
Bを拡縮することによりトンネル断面において連続的断
面変化の施工が可能なシールド機において、主掘削機本
体1のテールシール11と副掘削機本体2A、2Bのテ
ールシール12A、12Bとを一部重ね合わせ、両テー
ルシール12A、12Bの各端部にテールパッキン15
を取付け、主掘削機本体1のテールシール11と副掘削
機本体2A、2Bのテールシール12A、12Bの重合
部の隙間Tにチューブ16とワイヤブラシ17を組合せ
たシール材が介装して成るする拡縮型シールド機のテー
ルシールとする。
削機本体2A、2Bのテールシール12A、12Bの重
合部の隙間Tに介装するシール材は、チューブ16とワ
イヤブラシ17を組合わせたシール材とするのが好まし
いが、チューブ16或いはワイヤブラシ17だけであっ
てもよい。
本体と移動部側である副掘削機本体とが互いに接近離反
することで、その間に隙間が発生しても、主掘削機本体
のテールシールと副掘削機本体のテールシールの重合部
に生ずる隙間に介装されたシール材のチューブ或いはワ
イヤブラシにより埋められ、漏水を防止する。
詳細を示し、主掘削機本体のテールプレート(テールシ
ール)11と副掘削機本体のテールプレート(テールシ
ール)12A、12Bとは一部重ね合わされており、両
者の間にスキンプレートシール13が介装されている。
本体のテールプレート11及び副掘削機本体のテールプ
レート12A、12Bの各端部には、取付プレート14
によりテールパッキンであるウレコンシール15が取付
けられており、このウレコンシール15は、セグメント
Sに圧接し止水する。
削機本体のテールプレート12A(12B)の重合部の
隙間Tには、チューブ16とワイヤブラシ17を組合わ
せたシール材が介装されており、図示の例では、シール
材は副掘削機本体のテールプレート12A(12B)に
取付られている。18はエッジカッタである。
に起こる隙間Tの幅の変化を、隙間Tに介装したシール
材のチューブ16の膨張により吸収する。
を示し、主掘削機本体のテールプレート11と副掘削機
本体のテールプレート12A(12B)の重合部の隙間
Tにチューブ16Aを介装してシール材として使用した
ものである。又、バネ鋼19を主掘削機本体のテールプ
レート11と副掘削機本体のテールプレート12A(1
2B)に取付て、テールボイドの変化に対して追従する
ようにする。
例を示し、図13は重合部の一般部を示し、図14は重
合部の端部を示したものである。主掘削機本体のテール
プレート11と副掘削機本体のテールプレート12A
(12B)の重合部の隙間Tにワイヤブラシ17を介装
してシール材として使用したものである。
である副掘削機本体2とにテールシールを設けても、両
者が互いに接近離反することで、その間には隙間が発生
するが、ワイヤブラシ17の撓りでそれを吸収する。
で、主掘削機本体のテールプレート11と副掘削機本体
のテールプレート12A(12B)の重合部の隙間Tに
チューブ16及びワイヤブラシ17を介装して隙間Tを
埋めたものである。
シールと副掘削機本体のテールシールの重合部に生ずる
隙間は、隙間に介装されたシール材のチューブ或いはワ
イヤブラシにより埋められ、固定部側である主掘削機本
体と移動部側である副掘削機本体とが互いに接近離反す
ることで、その間に隙間が発生しても、漏水を防止す
る。
は、電力洞道のケーブルジョイント部の拡幅、下水道本
管工事における上流部〜下流部の連続的断面変化、地下
鉄駅〜線路部の接続部における断面縮小(拡大)等の施
工に好適に実施できる。
機本体と副掘削機本体が拡幅前の状態を示す斜視図。
図。
図。
ールと副掘削機本体のテールシールとの位置関係を示す
説明図。
した場合を示す説明図。
の説明図。
を示す説明図。
テールシールの平面図。
のテールシールの平面図。
のテールシールを示す図9に相当する図で隙間を示す断
面図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 中央部に設けた主掘削機本体とその左右
両側に設けた副掘削機本体とを備え、両側の副掘削機本
体を拡縮することによりトンネル断面において連続的断
面変化の施工が可能なシールド機において、主掘削機本
体のテールシールと副掘削機本体のテールシールとを一
部重ね合わせ、両テールシールの各端部にテールパッキ
ンを取付け、主掘削機本体のテールシールと副掘削機本
体のテールシールの重合部の隙間にワイヤブラシから成
るシール材を介装して成ることを特徴とする拡縮型シー
ルド機のテールシール。 - 【請求項2】 中央部に設けた主掘削機本体とその左右
両側に設け副掘削機本体とを備え、両側の副掘削機本体
を拡縮することによりトンネル断面において連続的断面
変化の施工が可能なシールド機において、主掘削機本体
のテールシールと副掘削機本体のテールシールとを一部
重ね合わせ、両テールシールの各端部にテールパッキン
を取付け、主掘削機本体のテールシールと副掘削機本体
のテールシールの重合部の隙間にチューブから成るシー
ル材を介装して成ることを特徴とする拡縮型シールド機
のテールシール。 - 【請求項3】 中央部に設けた主掘削機本体とその左右
両側に設け副掘削機本体とを備え、両側の副掘削機本体
を拡縮することによりトンネル断面において連続的断面
変化の施工が可能なシールド機において、主掘削機本体
のテールシールと副掘削機本体のテールシールとを一部
重ね合わせ、両テールシールの各端部にテールパッキン
を取付け、主掘削機本体のテールシールと副掘削機本体
のテールシールの重合部の隙間にチューブとワイヤブラ
シを組合わせたシール材が介装して成ることを特徴とす
る拡縮型シールド機のテールシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31721198A JP4131485B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 拡縮型シールド機のテールシール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31721198A JP4131485B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 拡縮型シールド機のテールシール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000145381A true JP2000145381A (ja) | 2000-05-26 |
JP4131485B2 JP4131485B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31721198A Expired - Fee Related JP4131485B2 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 拡縮型シールド機のテールシール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4131485B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109488315A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-03-19 | 山东大学 | 基于管片错缝时的盾尾密封施工处理系统及方法 |
CN113832958A (zh) * | 2021-09-08 | 2021-12-24 | 中交二公局第三工程有限公司 | 一种机械配合人工开挖的抗滑桩施工方法 |
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CN105370288A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-03-02 | 北京市市政工程设计研究总院有限公司 | 浅埋大跨隧道施工方法 |
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1998
- 1998-11-09 JP JP31721198A patent/JP4131485B2/ja not_active Expired - Fee Related
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