JP2000144620A - アスファルトプラントの篩い分け装置 - Google Patents

アスファルトプラントの篩い分け装置

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JP2000144620A
JP2000144620A JP10320164A JP32016498A JP2000144620A JP 2000144620 A JP2000144620 A JP 2000144620A JP 10320164 A JP10320164 A JP 10320164A JP 32016498 A JP32016498 A JP 32016498A JP 2000144620 A JP2000144620 A JP 2000144620A
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JP
Japan
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special
sieve
aggregate
mesh
mixture
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JP10320164A
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English (en)
Inventor
Muneharu Ine
宗治 稲
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 骨材粒径のトップサイズを変更できるように
して特殊アスファルト混合物の製造にも対応できるアス
ファルトプラントの篩い分け装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 複数段配設した標準網目の篩網間の所定
位置に特殊混合物用篩網5を挿入配設すると共に、特殊
混合物用篩網5の上位に篩網と逆方向に傾斜した案内シ
ュートを配設する。また、案内シュート6の低位側先端
に臨ませて骨材の流れを特殊混合物用篩網5、または特
殊混合物用篩網5の下位の篩網のいずれかに切り換える
切換えシュート7を配設する。そして特殊混合物用篩網
5を使用する時には、切換えシュート7を特殊混合物用
篩網5側に切換えて骨材が特殊用途用篩網5の上を流れ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路舗装材である
アスファルト混合物を製造するアスファルトプラントに
おいて使用されている骨材の篩い分け装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アスファルトプラントにて製造されるア
スファルト混合物はその使用用途に応じて特殊な混合物
が製造されるケ−スが増えており、例えば、高速道路等
で舗装道路の表面に雨水が溜らないようにするために、
舗装道路に水が染み込んで行くと同時に染み込んだ水を
下方の路床から排水させるようにする排水性アスファル
ト混合物も多く製造されるようになってきた。
【0003】この排水性アスファルト混合物には、13
〜5mm粒径の骨材(80〜85重量%)と砂(15〜
20重量%)との二種類の骨材が専ら使用されており、
排水性アスファルト混合物の製造時には、骨材ホッパに
貯蔵された6号砕石(13〜5mm粒径相当の骨材)及
び砂を所定量ずつ同時に払い出してドライヤに供給して
加熱し、この加熱した骨材をプラント本体最上部の篩い
分け装置に供給して粒径別に篩い分けて骨材貯蔵ビンに
貯蔵し、この貯蔵した13〜5mm粒径の骨材と砂の二
種の骨材を骨材貯蔵ビン下位の計量槽にて所定量計量し
てミキサに払い出し、溶融アスファルト等を添加して混
合調整し、所望の排水性アスファルト混合物を製造して
いる。
【0004】この排水性アスファルト混合物は、舗装体
自体の空隙率が通常のアスファルト混合物と比較して高
くて水の浸透が促されるために優れた排水機能を有して
いると共に、舗装体自体が有する多くの空隙によって舗
装体内部の音の伝播を鈍化させるために自動車走行時の
騒音を抑制するという低騒音機能も有している。
【0005】このように排水性アスファルト混合物は排
水機能と低騒音機能の両方を有するものであるが、例え
ば、低騒音機能の比重を大きくするには骨材粒径のトッ
プサイズを13mmよりやや小さくして10mmや8m
mにすると良いという考えも出てきており、今後、この
ような特殊混合物を製造しようとする時には骨材粒径の
トップサイズを柔軟に変更する可能性も出てきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アスファルトプラントの篩い分け装置においては骨材を
通常25mm以上(オーバーサイズ)、25〜13m
m、13〜5mm、5〜2.5mm、2.5mm以下の
5種類の粒径に篩い分けるのが一般的であり、この場合
には最上段の骨材投入側には網目サイズ30mmの角孔
(または丸孔)の篩網、その下段には網目サイズ16m
m篩網、その下段には網目サイズ6mmの篩網、更にそ
の下段には網目サイズ3mmの篩網を配置しており、こ
のような標準の篩網を採用した篩い分け装置を搭載した
アスファルトプラントでは粒径トップサイズが10mm
や8mmのような特殊混合物の製造に対しては対応する
ことができないものとなっている。
【0007】本発明は上記の点に鑑み、骨材粒径のトッ
プサイズを変更できるようにして特殊アスファルト混合
物の製造にも対応できるアスファルトプラントの篩い分
け装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、ドライヤにより加熱乾燥した骨材を上
下に複数段配設した篩網によって粒径別に篩い分けるア
スファルトプラントの篩い分け装置において、複数段配
設した標準網目の篩網間の所定位置に特殊混合物用篩網
を挿入配設し、該特殊混合物用篩網の上位に篩網と逆方
向に傾斜した案内シュートを配設すると共に、該案内シ
ュートの低位側先端に臨ませて骨材の流れを特殊混合物
用篩網、または特殊混合物用篩網の下位の篩網のいずれ
かに切り換える流路切換え手段を配設したことを特徴と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のアスファルトプラントの
篩い分け装置によれば、例えば、骨材粒径トップサイズ
10mmの特殊アスファルト混合物を製造する予定があ
る時には、標準網目サイズ16mm篩網の下位に網目サ
イズ12mm程度の特殊混合物用篩網を配設する。
【0010】そして、特殊混合物用篩網を使用して特殊
アスファルト混合物の製造に対応するように骨材を篩い
分けする時には、流路切換え手段によって骨材が特殊混
合物用篩網側に流れるように切り換えておく。そして6
号砕石と砂とを篩い分け装置に供給すると、骨材は上位
の篩網の網目を次々に通過してから篩網と逆方向に傾斜
した案内シュートへと落下し、この案内シュートを滑り
落ちて流路切換え手段側へと到達する。そしてこの流路
切換え手段によって案内シュートを滑り落ちてきた骨材
は特殊混合物用篩網へと導かれ、特殊混合物用篩網によ
って篩われることとなる。この特殊混合物用篩網による
篩い分けによって骨材粒径のトップサイズ10mmの骨
材が得られ、骨材粒径のトップサイズ10mmの特殊ア
スファルト混合物の製造が可能となる。
【0011】また、標準アスファルト混合物や骨材粒径
トップサイズ13mmの通常の排水性アスファルト混合
物を製造する時には、流路切換え手段によって骨材が特
殊混合物用篩網側を通過せずに特殊混合物用篩網の下位
の篩網に流れるように切り換えて通常使用する篩網のみ
によって骨材を篩い分けるようにするのである。
【0012】このように、特殊用途用篩網を標準網目の
篩網間の所定位置に配設し、流路切換え手段の切り換え
操作によって特殊用途用篩網を通過されるようすれば、
特殊な粒度の骨材が得られて特殊なアスファルト混合物
にも対応することができる。また、特殊混合物用篩網を
取り替え自在として他の網目サイズの篩網を容易してお
けば製造する特殊混合物の種類も増やすことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図中の1はアスファルトプラントのプラン
ト本体最上部に搭載した振動篩であって、ドライヤ(図
示せず)にて加熱した骨材を投入シュート2から投入
し、振体3の発生する振動によって粒度別に篩い分ける
ものである。
【0015】振動篩1の内部には数段の篩網が配設して
あり、その篩網の網目サイズは、振動篩1の最上段に網
目サイズ30mmの角孔(または丸孔)の篩網4a、そ
の下段に網目サイズ16mmの篩網4b、その下段に例
えば網目サイズ12mmの特殊用途用篩網5、その下段
に網目サイズ6mmの篩網4c、その下段に網目サイズ
3mmの篩網4dを配置している。なお、この網目サイ
ズは一般的なものであって限定するものではない。
【0016】また、特殊用途用篩網5と網目サイズ16
mmの篩網4bとの間には前記篩網とは逆方向に傾斜し
た案内シュート6を配設しており、網目サイズ16mm
の篩網4bを通過した骨材は案内シュート6上に落下し
た後、案内シュート6上を滑り落ちて振動篩1の投入シ
ュート2側の端部近くまで達するようになっている。
【0017】また、前記案内シュート6の低位側先端に
臨ませて骨材の流路切換え手段となる切換えシュート7
が配設してあり、該切換えシュート7は一端部を支点に
して回動自在として手動または駆動装置にて回動させる
ようにしている。この切換えシュート7は図中の実線で
示す位置に回動させて特殊混合物用篩網5上に臨ませる
ようにすると、案内シュート6を滑り落ちてくる骨材が
特殊混合物用篩網5上に落下するようにしている。ま
た、切換えシュート7を図中の鎖線で示す位置に回動さ
せると、案内シュート6から滑り落ちる骨材は特殊混合
物用篩網5上に落下しないで下位の篩網4c上に落下す
るようにしてある。
【0018】しかして、骨材粒径トップサイズ10mm
の特殊アスファルト混合物を製造する場合には、切換え
シュート7の位置を図1の実線で示す位置に回動させて
おいてから、骨材ホッパ(図示せず)より所定の骨材、
例えば、6号砕石及び砂を切り出し、ドライヤ(図示せ
ず)にて加熱乾燥した後にプラント本体の最上部まで持
ち上げて投入シュート2を介して振動篩1に投入してす
る。
【0019】上段の篩網4a、4bの網目を通過した骨
材は案内シュート6上に落下し、案内シュート6上を滑
り落ちて切換えシュート7上へと流れ落ち、切換えシュ
ート7に案内されて特殊用途用篩網5上へと流れて行
く。
【0020】この特殊用途用篩網5の網目サイズが12
mmであれば粒径10mmアンダ−の骨材のみ通過し、
これによって最終的には振動篩1によって6号砕石及び
砂は粒径10mmオ−バ−の骨材、10〜5mmの骨
材、5〜2.5mmの骨材、そして2.5mmアンダー
に篩い分けられて下位の貯蔵ビン(図示せず)に貯蔵さ
れる。なお、案内シュート6によって骨材を振動篩1の
投入シュート2側の端部まで移動させるために、下段の
篩網4c、4dの篩い面積を有効に利用することができ
る。
【0021】こうして貯蔵ビンに貯蔵された各粒度の骨
材の内、特殊アスファルト混合物を製造するのに適し
た、例えば粒径10〜5mmの骨材と2.5mmアンダ
ーの砂の2種類を所定量払い出してミキサ(図示せず)
にて混合調整し、所望のアスファルト混合物を製造する
のである。
【0022】また、特殊用途用篩網5を使用しないで標
準のアスファルト混合物等の製造時には、切換えシュー
ト7の位置を図の鎖線で示す位置に回動させておくと、
案内シュート6上を滑り落ちた骨材は特殊用途用篩網5
上に落下することなくその下位の篩網4c上に落下する
ので標準の篩い分けを行うことができる、これによって
従来通りの標準のアスファルト混合物を製造できる。
【0023】このように、切換えシュート7の切り換え
操作によって特殊用途用篩網5を使用すれば、篩われる
骨材粒径のトップサイズの種類を増やすことができ特殊
なアスファルト混合物にも対応することができる。
【0024】また、特殊混合物用篩網5の取り替えが容
易なようにしておけば他の網目サイズ、例えば10mm
の篩網を容易しておけば骨材粒径のトップサイズ8mm
の特殊混合物を製造することもできて特殊アスファルト
混合物の製造にも柔軟に対応できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るアスファル
トプラントにおける骨材の篩い分け装置によれば、ドラ
イヤにより加熱乾燥した骨材を上下に複数段配設した篩
網によって粒径別に篩い分けるアスファルトプラントの
篩い分け装置において、複数段配設した標準網目の篩網
間の所定位置に特殊混合物用篩網を挿入配設し、該特殊
混合物用篩網の上位に篩網と逆方向に傾斜した案内シュ
ートを配設すると共に、該案内シュートの低位側先端に
臨ませて骨材の流れを特殊混合物用篩網、または特殊混
合物用篩網の下位の篩網のいずれかに切り換える流路切
換え手段を配設したので、流路切換え手段の切り換え操
作によって特殊用途用篩網を使用すれば篩われる骨材粒
径のトップサイズの種類を増やすことができて特殊なア
スファルト混合物の製造にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る骨材の篩い分け装置の一部縦断概
略正面図である。
【符号の説明】
1…振動篩 4a〜4d…篩網 5…特殊用途用篩網 6…案内シュート 7…切換えシュート(流路切換え手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライヤにより加熱乾燥した骨材を上下に
    複数段配設した篩網によって粒径別に篩い分けるアスフ
    ァルトプラントの篩い分け装置において、複数段配設し
    た標準網目の篩網間の所定位置に特殊混合物用篩網を挿
    入配設し、該特殊混合物用篩網の上位に篩網と逆方向に
    傾斜した案内シュートを配設すると共に、該案内シュー
    トの低位側先端に臨ませて骨材の流れを特殊混合物用篩
    網、または特殊混合物用篩網の下位の篩網のいずれかに
    切り換える流路切換え手段を配設したことを特徴とする
    アスファルトプラントの篩い分け装置。
JP10320164A 1998-11-11 1998-11-11 アスファルトプラントの篩い分け装置 Pending JP2000144620A (ja)

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