JP2000142947A - 振動コンベヤ - Google Patents

振動コンベヤ

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JP2000142947A
JP2000142947A JP10324018A JP32401898A JP2000142947A JP 2000142947 A JP2000142947 A JP 2000142947A JP 10324018 A JP10324018 A JP 10324018A JP 32401898 A JP32401898 A JP 32401898A JP 2000142947 A JP2000142947 A JP 2000142947A
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servo motor
screw rod
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Toshiro Sekine
敏郎 関根
Masahiro Ikeda
政廣 池田
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より簡単な構成で装置コストを低くして
ジャンピング運動を伴わない前後運動をトラフに行わせ
ること。 【解決手段】 振動可能に支持されたトラフ1と、該ト
ラフ1を物体の移送方向には小さい加速度で、該移送方
向とは逆方向には大きい加速度で振動させる加振力を発
生させる加振機構とで成る振動コンベヤにおいて、前記
加振機構はサーボモータ7と、該サーボモータ7の回転
軸に結合され、両端部が軸受部材9、10で軸支される
ねじロッド8と、該ねじロッド8に螺合するボールねじ
13とから成り、前記トラフ1は前記ボールねじ側か、
前記サーボモータ側に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動コンベヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例のこの種振動コンベヤを概
略的に示すものであるが、図においてトラフ41は支柱
44の上にガイドローラ42により左右に移動自在に設
けられており、トラフ41の底部にはリニアモータ43
が取り付けられている。この一次側、又は二次側にイナ
ーシャ45若しくはカウンタウエイトが取り付けられて
いる。これは一次側又は二次側に対して相対的に移動可
能な構成となっている。リニアモータ43の一次側に鋸
歯状波に近い図5に示すような駆動指令を与えるとトラ
フ41は物体の移送方向には小さな加速度で、この逆方
向には大きな加速度で振動する。これにより、従来小さ
なジャンプ運動を繰り返して物体を移送させる振動コン
ベヤに比べて物品の欠けをなくし、騒音をなくすという
効果を奏するものであるが、リニアモータ43の構成は
複雑であり、装置コストを高くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題に
鑑みてなされ、構造簡単で装置コストの低い振動コンベ
ヤを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、振動可能
に支持されたトラフと、該トラフを物体の移送方向には
小さい加速度で、該移送方向とは逆方向には大きい加速
度で振動させる加振力を発生させる加振機構とで成る振
動コンベヤにおいて、前記加振機構はサーボモータと、
該サーボモータの回転軸に結合され、両端部が軸受部材
で軸支されるねじロッドと、該ねじロッドに螺合するボ
ールねじとから成り、前記トラフは前記ボールねじ側
か、前記サーボモータ側に固定されていることを特徴と
する振動コンベヤ、によって解決される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態を示すが、図において従来と同様な直線的なト
ラフ1は前後左右で一対の懸吊機構Ka、Kbにより、
懸吊されている。すなわち、ねじロッド3a、3bはト
ラフ1の底面に固定された断面がコの字形状の部材2
a、2bの底部に形成した貫通孔を通り、支承ブロック
4a、4bを貫通し、この下端部にナット5a、5bを
螺着、締めつけることにより、トラフ1は図示しない建
屋に対し、懸吊される。
【0006】トラフ1の底部には取付板6が固定されて
おり、これに図2に明示されるようなガイドブロック1
1a、11bが固定されている。これら両ガイドブロッ
ク11a、11b間に軸受部材9、10が取付板6に固
定されており、更に同様に取付板6に固定されたACサ
ーボモータ7の回転軸に結合するねじロッド8の両端部
を支持している。ねじロッド8にはボウルねじ13が螺
着されており、これはカウンタウエイト14側に固定さ
れている。更にカウンタウエイト14側には図2に明示
されるような断面形状を有する長いガイドレール12が
取り付けられており、トラフ1はガイドブロック11
a、11bがこのガイドレール12に図2に明示される
ように嵌合して、矢印aで示すようにトラフ1が直線的
に振動するような構成としている。また、サーボモータ
7には図5に明示されるような駆動(速度)指令を与え
る制御器20が接続されている。なお、ガイドブロック
11a、11bとガイドレール12との間には軸方向の
溝にベアリングが介在しているが図示は省略した。
【0007】本発明の第1の実施の形態は以上のように
構成されるが、次にこの作用を説明する。
【0008】サーボモータ7が制御器20から図5に示
すよう鋸歯状波7の駆動(速度)指令を与えられると、
これに応じてねじロッド8が回転する。なお、この回転
とこれに螺合するねじロッド13の矢印a方向の移動量
とは所定の関係にあるので、このボウルねじ13も駆動
(速度)指令に応じた運動をする。すなわち、トラフ1
の物品の移送方向、すなわち図において左方向に物体を
移送するものとすれば、この方向には小さな加速度で、
また逆の方向には大きな加速度でボウルねじ13が移動
する。これにはカウンタウエイト14が固定されている
ので、トラフ1の反力を受け、従って建屋に反力が加わ
らず、防振上、大きな効果を奏する。
【0009】図3は本発明の第2の実施の形態を示す
が、第1の実施の形態に対応する部分は同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0010】本発明の実施の形態では、上記実施の形態
とはサーボモータ7、軸受部材9、10、ボウルねじ1
3のトラフ1及びカウンタウエイト14への取り付け関
係が逆になったのみである。作用は同等である。
【0011】図4は本発明の第3の実施の形態を示す
が、第1、第2の実施の形態の各部に対応する部分につ
いては同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0012】すなわち、本発明の実施の形態によれば、
地上Gにサーボモータ7、軸受部材9、10、ガイドレ
ール12が固定されており、ボウルねじ13がトラフ1
に固定されている。
【0013】本実施の形態によれば、カウンタウエイト
がないので反力がそのまゝ地上に伝達されるが、振動エ
ネルギーを上記実施の形態より小さくすることが出来、
またその配置構成も簡単である。トラフ1の運動は上記
実施の形態と同様である。
【0014】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0015】例えば以上の実施の形態では、サーボモー
タとしてACサーボモータ7が用いられたが、これに代
えてDCサーボモータを用いても良い。なお、ACサー
ボモータはDCサーボモータと比較して整流子がないこ
とが最大の特徴であり、保守性、耐環境性が良く、高
速、高頻度運転等整流ブラシの摩耗、取替に基づくDC
モータの弱点を補うものである。
【0016】また以上の実施の形態では、制御器20の
駆動指令としては速度指令で、図5に示すようなほゞ鋸
歯状波が用いられたが、これに限定されることなく、ジ
ャンプ運動を伴わない前後運動で物体を所定の方向へ移
送させる駆動指令であれば、他の波形の指令も用いるこ
とができる。
【0017】また、上記実施の形態では建屋から吊り下
げる支持構造としたが、これに代えて地上に支持するよ
うにしても良い。この場合、従来例で述べたようにロー
ラ構造で支持しても良いし、前後左右一対のひんじで揺
動自在に地上に支持させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の振動コンベヤ
によれば、従来より簡単な構造で装置コストを安くして
従来と同様なジャンピング運動を伴わない前後運動をト
ラフに行わせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による振動コンベヤ
の側面図である。
【図2】図1における[2]−[2]線方向断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態による振動コンベヤ
の側面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態による振動コンベヤ
の側面図である。
【図5】上記実施の形態におけるACサーボモータに駆
動指令として供給される速度指令のタイムチャートであ
る。
【図6】従来例の振動コンベヤの模式図である。
【符号の説明】
1 トラフ 7 ACサーボモータ 8 ねじロッド 9 軸受部材 10 軸受部材 13 ボウルねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動可能に支持されたトラフと、該トラ
    フを物体の移送方向には小さい加速度で、該移送方向と
    は逆方向には大きい加速度で振動させる加振力を発生さ
    せる加振機構とで成る振動コンベヤにおいて、前記加振
    機構はサーボモータと、該サーボモータの回転軸に結合
    され、両端部が軸受部材で軸支されるねじロッドと、該
    ねじロッドに螺合するボールねじとから成り、前記トラ
    フは前記ボールねじ側か、前記サーボモータ側に固定さ
    れていることを特徴とする振動コンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記サーボモータ側と前記トラフ側との
    間には前記トラフを直線的に移動させるガイド手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の振動コ
    ンベヤ。
  3. 【請求項3】 前記サーボモータ側は地上に配設され前
    記トラフはボールねじに固定されていることを特徴とす
    る振動コンベヤ。
  4. 【請求項4】 前記サーボモータはACサーボモータで
    あることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の振
    動コンベヤ。
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