JP2000142408A - 携帯情報機器 - Google Patents

携帯情報機器

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JP2000142408A
JP2000142408A JP10316069A JP31606998A JP2000142408A JP 2000142408 A JP2000142408 A JP 2000142408A JP 10316069 A JP10316069 A JP 10316069A JP 31606998 A JP31606998 A JP 31606998A JP 2000142408 A JP2000142408 A JP 2000142408A
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JP10316069A
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English (en)
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Hiroshige Kubota
太栄 久保田
Norihiko Wada
紀彦 和田
Masaru Oda
勝 織田
Masanori Ito
真紀 伊藤
Hiroyuki Kuriyama
裕之 栗山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】乗客(利用者)が駅に関する情報について個人
的に操作して、他人に迷惑をかけることなく該情報を手
軽にかつ簡便に入手することのできる携帯情報機器を提
供する。 【解決手段】携帯情報機器102は、携帯形の本体2
1,電源スイッチ22,表示LCD(表示器)23,通
信状態ランプ24,メニュー表示ボタン25,メニュー
選択十字キー26,メニュー選択決定ボタン27,メニ
ュー選択取消しボタン28,スピーカ29,イヤホンジ
ャック挿入口30,マイク31および非常呼び出しボタ
ン32とから構成される。大人の5本の指にほぼ対応す
る矩形状の外観を有する本体に、大人の3または4本の
指にほぼ対応する矩形状を有し、鉄道の駅およびこれに
関連した情報が2段で表示される表示画面を設け、かつ
該表示画面に表示する情報を呼び出すための指示手段を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道を利用する時
に、その利用の便に供する携帯情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン画面上の道路地図に交通情報を
表示する道路情報受信装置として特開平5−282596 号公
報が知られている。この公報には、各道路所定地点の交
通情報や路線変更に関する情報を常時把握している交通
管制センタと、道路地図に関する画像データを記憶して
各車両に搭載されるパーソナルコンピュータと、このパ
ーソナルコンピュータと前記交通管制センタとを接続す
るパソコン通信回線とで構築される道路情報送受信装置
であって、前記各パーソナルコンピュータ側からの要請
に応じて、少なくとも、特定地域の交通情報とその交通
情報の該当地点とを示すリアルタイムデータを、パソコ
ン通信回線に出力する交通管制センタ側の通信手段と、
このリアルタイムデータやその他のデータをパソコン通
信回線を介して受信して、受信した各データに基づいて
自らの記憶データを変更するパーソナルコンピュータ側
の通信手段とを備えることを特徴とする道路情報送受信
装置が記載されている。
【0003】特開平8−18523号公報には、複数項目のデ
ータを記憶保持し、利用者が手軽に携帯できる携帯型記
憶媒体と、該携帯型記憶媒体に記憶された内容を取り出
す読取り装置と、各種情報を蓄積した情報蓄積装置と、
該情報蓄積装置を制御する情報管理装置と、該情報管理
装置が読み出した情報を特定区域に無線送信する送信管
理装置と、利用者が手軽に携帯でき、前記送信管理装置
から無線送信された情報を受信して表示する携帯型情報
端末と、システムを統括制御するシステム管理装置とか
らなる情報配信システムであって、利用者が前記特定区
域の入口を通過する際に、予め配信を受ける情報につい
ての契約内容を記憶させた前記携帯型記憶媒体を前記読
取り装置に挿入すると、契約内容が読み出され、読み出
された契約内容に沿った情報が前記情報蓄積装置から前
記情報管理装置によって取り出され、取り出された情報
が前記送信管理装置により無線送信され、無線送信され
た情報が前記携帯型情報端末によって受信されること
で、利用者が携行する携帯型情報端末で契約内容に沿っ
た情報を読むことができることを特徴とする情報配信シ
ステムが記載されている。
【0004】特開平10−76949 号公報には、車内放送が
聴きづらい、別のことに熱中していて聞き逃すという問
題を解決し、乗客が音声での車内放送に耳を傾けたり、
車内電光掲示板を能動的に見る必要ない車両放送方法及
びシステムに関し、停車すべき駅の情報を有線または、
無線で次の停車駅の情報を取得して放送し、乗客が使用
している端末では、予め該乗客が下車する駅を入力して
おき、受信した停車駅と、乗客により指定された乗客の
下車駅とが一致する場合に、当該停車駅を、該車内通信
装置から出力される情報を視覚,聴覚または、触覚に出
力することが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題点とし
て次の事項があげられる。
【0006】・現在の車内案内表示器は側扉上部にあ
り、混雑時には一部の乗客にしか見えない。特に背の低
い人(お年寄りや子どもなど),車いす利用者には見え
にくくなる。
【0007】・日本語での案内が多いため、外国人には
わからないことが多い。
【0008】・音声による車内案内は聴覚障害者にはわ
からない。特に非常時の情報などを享受できない。
【0009】・表示による車内案内は視覚障害者にはわ
からない。特に非常時の情報などを享受できない。
【0010】また、前述した公報に示すように、利用者
の携行する携帯型情報端末に停車駅を表示するなどして
利用者に対するサービスを向上させることが提案されて
きた。
【0011】本発明は、次に掲げる課題を解決する簡便
で携帯型の情報機器を提供することを目的とする。
【0012】乗客が知りたい時に個人的に操作して情
報を確認できる設備を車両内に設置する。これによって
一方的な車内情報発信にしばられることなく情報を入手
して、確認することができる。また他の乗客に迷惑をか
けることもない。
【0013】車両側が情報をあるフォーマットで発信
する。乗客は個人で持つパーソナル情報機器でこの情報
を受信し、個人にあったメディア,内容で確認する。こ
れによって乗客は車内の場所に限定されずに情報を入手
したり、自分に最適な形(例えば音声,多言語テキス
ト,画像,振動など)で車内案内情報を容易に知ること
ができる。また、個人の情報機器と組み合わせること
で、自分の降りる駅を知らせてくれたり、乗り換え方法
を誘導してくれたりとこれまでは得られなかった情報な
どをリアルタイムで確認することができるようになる。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、 次駅情報などを利用客の操作によって、表示したり、
音声を出力する設備を車両内に設ける。
【0015】車両側は、車両や運行状況,次駅等の情
報をデジタル化し、微弱電波や赤外線などによって車内
に発信する。乗客は個人で持つパーソナル情報機器(た
とえば携帯電話,PHS,PDA,ラジオ,専用機器な
ど)により受信して、デジタル処理,メディア変換,個
人情報とのソフトによる編集,変換,計算処理などをし
て、情報を入手するようにする。
【0016】このようにすることによって、次駅名や路
線案内等の当該車両の案内及び車内広告などの情報を、
車内の情報提供装置から発信し、個人(乗客)が持つパ
ーソナル情報機器で受信及び情報を編集処理することに
より、個人の身体および能力に合せた情報を提供するよ
うにする。これにより、障害のある利用客や外国人など
が現状の情報提供手段ではできなかったサービスを享受
することができる。
【0017】本発明は、具体的には次に掲げる装置を提
供する。
【0018】本発明は、鉄道の駅およびこれに関連した
情報を表示する表示画面を備えた携帯情報機器におい
て、大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有す
る本体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形
状を有し、鉄道の駅およびこれに関連した情報が2段で
表示される表示画面を設け、かつ該表示画面に表示する
情報を呼び出すための指示手段を備えた携帯情報機器を
提供する。
【0019】本発明は、鉄道の駅およびこれに関連した
情報を表示する表示画面を備えた携帯情報機器におい
て、矩形状の外観を有する本体に、矩形状を有し、鉄道
の駅およびこれに関連した情報が2段でかつ縦18mm以
上,横50mm以上で表示される表示画面を設け、かつ該
表示画面に表示する情報を呼び出すための指示手段を備
えた携帯情報機器を提供する。
【0020】本発明は、鉄道の駅およびこれに関連した
情報を表示する表示画面を備えた携帯情報機器におい
て、矩形状の外観を有する本体に、矩形状を有し、鉄道
の駅およびこれに関連した情報が2段でかつ縦32ドッ
ト,横112ドット以上で表示される表示画面を設け、
かつ該表示画面に表示する情報を呼び出すための指示手
段を備えた携帯情報機器を提供する。
【0021】本発明は、鉄道の駅およびこれに関連した
情報を表示する表示画面を備えた携帯情報機器におい
て、矩形状を有し、鉄道の駅についての情報が上段に5
〜7文字で、鉄道の駅に関する情報が下段に前記5〜7
文字より多い文字で、縦18mm以上,横50mm以上また
は縦32ドット以上,横112ドット以上で表示される
表示画面を設け、かつ該表示画面に表示する情報を呼び
出すための指示手段を備えた携帯情報機器を提供する。
【0022】本発明は、更に上段には次駅名が、そして
下段には次駅に関する情報が表示される携帯情報機器を
提供する。
【0023】本発明は、更に下段の次駅に関する情報
は、乗り換え案内・開閉扉の方向・降りてからの情報
(降りて右手方向とか)である携帯情報機器を提供す
る。
【0024】本発明は、更に上段には停車中の場合は次
駅名に代えて待車駅表示を行う携帯情報機器を提供す
る。
【0025】本発明は、更に事故等の緊急停止の場合
は、上段の次駅名および下段の次駅に関する情報に代え
て緊急停止情報を表示する携帯情報機器を提供する。
【0026】本発明は、鉄道の駅およびこれに関連した
情報を表示する表示画面を備えた携帯情報機器におい
て、大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有す
る本体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形
状を有し、鉄道の駅およびこれに関連した情報が複数段
で表示され、最上段には次駅名が表示される表示画面を
設け、かつ該表示画面に表示する情報を呼び出すための
指示手段を備えた携帯情報機器を提供する。
【0027】本発明は、鉄道の駅およびこれに関連した
情報を表示する表示画面を備えた携帯情報機器におい
て、大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有す
る本体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形
状を有し、上段に次駅名情報が、そして下段に次駅に関
する情報が表示される表示画面を設け、該表示画面に表
示する情報を通信手段によって入手し、記憶する情報確
保手段を有し、かつ前記表示画面に表示する情報のメニ
ュー選択する手段を有する携帯情報機器を提供する。
【0028】本発明は、鉄道の駅およびこれに関連した
情報を表示する表示画面を備えた携帯情報機器におい
て、大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有す
る本体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形
状を有し、上段に次駅情報が、そして下段に次駅に関す
る情報が表示される表示画面を設け、該表示画面に表示
する情報を通信手段によって入手し、記憶する情報確保
手段を有し、かつ前記表示画面に表示する情報のメニュ
ー選択する手段を有し、車掌との情報交換を行うための
情報交換手段および車掌を非常時に呼び出すための非常
呼び出しボタンを有する携帯情報機器を提供する。
【0029】本発明は、更に次駅名表示は、発車情報に
基づいてなされる携帯情報機器を提供する。
【0030】本発明は、更に次駅名表示は、車両が次駅
到着30秒以内に到達したときにその情報に基づいてな
される携帯情報機器を提供する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施例を
図面に基づいて説明する。
【0032】図1は、車両携帯情報システムを制御ブロ
ックで表わしたものである。図において当該システム
は、案内情報制御機器100,制御回路付受発信機10
1および携帯情報機器102から構成される。
【0033】案内情報制御機器100は、入力信号制御
装置1,CPU(演算装置)2,信号入出力デバイス3
およびメモリ(記憶装置)4とから構成され、入出力情
報は入力信号制御装置1に入力される。
【0034】制御回路付受発信機101は、信号制御及
び電波入出力制御装置5,メモリ6および電波受発機7
とから構成される。信号入出力デバイス3からの出力
は、信号制御及び電波入出力制御装置5および他の制御
回路付き受発信機へ出力される。
【0035】携帯情報機器102は、電波受発信機8,
信号制御及び電波入出力制御装置9,CPU10,メモ
リ11,表示出力制御装置12,表示デバイス13,D
A変換器14,スピーカ15,振動デバイス制御装置1
6,振動機17,入力デバイス18およびタイマ(時
計)とから構成される。電波受発信機8で入力された情
報信号は信号制御及び電波入出力制御装置9で信号制御
されてCPU10に入力される。CPU10には更に入
力デバイス18およびメモリ11からの情報が入力され
て演算処理がなされ、表示デバイス13への表示,スピ
ーカ15での音声発声および振動機17による振動を行
う。
【0036】健常者でも聞き取りにくかったり聞き逃し
の心配のある車内情報や鉄道関連の情報がある。次駅の
案内はもちろん、乗り換え情報やダイヤの乱,鉄道事故
や故障といった非常時の情報は誰もが知りたい情報であ
る。しかし、現在のシステムでは、視覚障害者や聴覚障
害者,外国人,お年寄りなどには充分な提供がされてい
ない。そこでこれらの情報を車内専用情報として音声や
映像,テキストなどを無線(電波や赤外線など)を介し
て個人携帯情報ツールと通信して利用者が使いやすいメ
ディアで情報を受取れるようにする。
【0037】車内案内の内容は、たとえば先頭車両の乗
務員室内に設置される情報制御機器によって制御されて
いる。このシステムでは運行システムによる運行状況情
報が入力信号制御装置1によって解読され、次駅の情報
などがCPU2に転送される。これを受けてCPU2は
駅名や乗り換え情報などが記憶されているメモリ4から
該当する駅の情報を取り出し信号の入出力デバイス3を
介して情報を発信する。その情報は配線を通じて各制御
回路付き受発信機に伝達され、信号制御及び電波入出力
制御装置5を介してメモリ6に取り込まれる。そして信
号制御及び電波入出力制御装置5は該当する情報のテキ
スト信号を電波に変換して発信する。信号制御及び電波
入出力制御装置5は電波を発信した後、次の情報が取り
込まれるまで、メモリ6から情報を取り出して繰り返し
一定期間発信を繰り返す。
【0038】次に個人で携帯する情報機器は、この発信
情報を電波受発信機8で受信し、信号制御及び電波入出
力制御装置9に取り込む。CPU10はこの信号を解読
し、テキスト信号に変換後、メモリ11に記憶されてい
るテキストのフォント情報を取り出し、表示出力制御装
置12に送る。そして表示出力制御装置12は表示デバ
イスへ表示させる。また、このテキスト情報をメモリ1
1に記憶されている音声サンプリングメモリから音声信
号を取り出し、DA変換器14を介して、スピーカ15
から音声出力する。また、降車駅がメモリに設定されて
いた場合は、CPUは、タイマのタイミングにあわせて
振動デバイス制御装置16に対して信号を送り、振動機
17を駆動して情報機器を振動させる。
【0039】こうして、ユーザーは案内情報を手元の携
帯情報機器で見ることができる。
【0040】また、ユーザーはこの携帯情報機器から、
信号を発信して、乗務員室内に設置される情報制御機器
を介して、乗務員と連絡を取ることもできる。信号は、
入力デバイス18のボタン等によって入力され、CPU
を介して発信され、これまでと逆のルートで案内情報制
御機器に送られる。乗務員はこれらの信号を、テキスト
情報や音声情報として受取り、リアルタイムにユーザー
とコミュニケーションすることができる。
【0041】図2は、車内あるいは駅構内で利用する携
帯情報機器102の外観を示す。
【0042】携帯情報機器102は、携帯形の本体2
1,電源スイッチ22,表示LCD(表示器)23,通
信状態ランプ24,メニュー表示ボタン25,メニュー
選択十字キー26,メニュー選択決定ボタン27,メニ
ュー選択取消しボタン28,スピーカ29,イヤホンジ
ャック挿入口30,マイク31、および非常呼び出しボ
タン32とから構成される。これらの機能を示すと表1
のようである。
【0043】
【表1】
【0044】図3は、携帯情報機器102の大きさの一
例を示す。この例によれば、図に示すように横80.0
0mm,縦50.00mmの矩形形状に形成される。この例
のように横長形状のものが使い易いが、正方形あるいは
縦長状の矩形としてもよい。
【0045】携帯情報機器102の大きさと大人の手4
6との関係を図4に示す。図において大人の手の最大手
幅長(平均)47は一般的に次のようであると言われて
いる。
【0046】最大手幅長(平均) 成人男性:101.8mm 女性:90.0mm 高齢男性:101.5mm 女性:91.3mm 人間生活工学研究センタ発行 「設計のための人体寸法データ集」より 本発明の実施例によれば、携帯情報機器102の大きさ
をこれら大人の手の中に収まるサイズ、特に女性の手の
中に収まるサイズにしたことに1つの特徴を有する。こ
れによれば、携帯に便利であるばかりでなく、携帯時の
利用がし易いものとなる。
【0047】人指し指の幅の平均値を示せば 成人男性:17.1mm 女性:15.7mm 高齢男性:17.8mm 女性:17.0mm であるとのデータがある。
【0048】尚、装置の厚みは10mm以下にするのがよ
い。
【0049】次に表示部の大きさ(液晶部の文字,ディ
スプレイサイズ)について検討した結果を示す。図5は
表示部の大きさを示す。この表示部の例によれば、文字
表示を2段(行)表示にしたことに1つの特徴がある。
複数段にしてもよいが、携帯上2段にすれば小形化で
き、最小限必要とされる情報の表示が可能である。
【0050】上段には次駅名を表示し、下段は次駅に関
する情報を表示するものとする。
【0051】上段の文字の大きさは20pt(7mm相
当)として、7文字表示とする。7文字中の2文字分は
「次は」といったどの駅を指すかの指示言葉として使用
する。これによって、次はどの駅なのかあるいは停車中
の駅なのかが判り易いものとなる。残りの5文字が漢字
駅名表示に使用される。駅名の殆んどが漢字5文字以内
で表示できる。2文字の駅名も多いのでトータルで5文
字以内としてもよいが、はみ出した駅名について工夫し
た表示が求められる。解像度は、漢字表示(16ドット
以上)を2段、横方向に少なくとも7列表示するため縦
32ドット×横112ドット以上とする。
【0052】文字高さは、上段で7mm(20pt相当)
を確保する。行間のスペースを考慮して、ディスプレイ
の大きさは、 7mm×2+α(行間),7mm×7文字+α(行間) 従って、縦18〜20mm×横50〜53mm以上とする。
表示する文字の大きさの根拠は次の通りである。
【0053】この機器を手に持って見る場合、視距離は
300mm程度になる。視距離300mmに対する、必要な
文字高は3.75mm とされるが、高齢者や弱視者は、視
力自体が低いため、3.75mm では見にくい。70歳を
超えると視力低下により、6mm以下の文字は見にくくな
るとされているため、70歳代の高齢者を考慮して、少
なくとも次駅の表示は、余裕をみて文字高にして7mm、
文字のポイント数にして、20ptを確保したい。
【0054】この携帯情報機器102では、さまざまな
情報を表示することができるが、基本的な情報の表示形
態を図6に、そして表示タイミングを図7に示す。
【0055】図6は、表示部を上段および下段の2行表
示とした例であり、上段には現在駅あるいは次駅の情報
が静止表示され、下段には現在駅あるいは次駅の関連情
報が文字の長さによってスクロール表示される。
【0056】図7には、ナビ機能等を設定せず、車内で
電源を入れた場合の、電車の運行状況に対する表示タイ
ミングを示す。なお、電源ON中に、単に「決定ボタ
ン」を押すと、下段の表示を最初の文字(スクロールを
初期状態に戻す)から表示する。音声情報では、上段に
表示される内容を音声出力後、下段に表示される情報を
音声出力する。タイミングは表示と同様である。
【0057】車両が停止している場合には、上段には半
角「ここは」+現行駅名で静止表示し、下段には現在駅
関連情報をスクロール表示する。
【0058】出発時および途中では「次は」と表示し、
到着30秒前に半角「まもなく」+次駅名を表示する。
【0059】このようにして構成した携帯情報機器10
2の機能について説明する。
【0060】〇案内テキスト表示 次駅や乗り換え案内,ダイヤ情報などがデキスト表示さ
れる。乗り換え案内など長い文章は自動スクロールによ
って確認することができる。案内する情報としては例え
ば、 ・次駅情報:次は「荻窪」 ・開扉情報:進行方向左側の扉が開きます。 ・乗り換え情報:丸の内線お乗り換えです。 ・事故情報:先ほど中野で人身事故があり、現在上下線
とも… ・ナビ乗り換え情報:3番線から14時45分発車しま
す。 ・ナビ到着予定時刻情報:新中野へは15時間18分到
着予定です。 ・ナビ到着予定時刻情報:新中野へは15時間18分到
着予定です。 ・広告宣伝情報:JRでは、VIEWカードキャンペー
ンを…
【0061】〇音声案内 テキストの音声変換と音声合成LSIあるいは音声情報
をメモリとして内蔵しており、小型のスピーカから音声
で案内を聞くことができる。また、イヤホンジャック挿
入口にイヤホンをさせば、スピーカは消音されて、イヤ
ホンから聞くことができる。視覚障害者に最も有効であ
るが、一般の健常者にもあると便利である。案内テキス
ト表示と同様の内容を音声で出力できる。各種メニュー
の設定も音声出力も可能である。
【0062】〇多言語機能 内部に翻訳機能あるいは、日本語テキスト情報に対応す
る外国語のテーブルと外国語フォントデータ及び表示・
音声制御を内蔵し、多言語に対応することができる。メ
ニューで言語を選択することができる。外国人に最も有
効である。
【0063】〇ナビゲーション機能 振動機能を有する。メニューで、降車駅や乗り換えの設
定(ナビゲーション)の設定をすることで、例えば自分
が降りる駅に近づくと振動して教えてくれる。寝過ごし
たり,何かに気をとられて降り忘れたりすることは誰に
も可能性があり、全ての人たちにもあると便利な機能。
聴覚と視覚の両方に障害のある聾盲の障害者にも対応で
きる。振動ではなく、音声などでもよい。音声や表示で
は、乗り換えの詳細情報(何番線から何時の電車が来る
かなど)や到着予定時刻などが案内され、目的地までナ
ビゲーションしてくれる。
【0064】〇車掌呼び出し機能 トランシーバー機能を内蔵し、「呼出」ボタンを押す
と、車掌に連絡を取り、会話することができる。車いす
利用者など、危険を伴いやすいユーザーに有効。また、
身体の弱い人,病気をしている人,お年寄りなど一般の
人でも非常時等には有効である。
【0065】次に操作フローについて説明する。
【0066】操作フローは各種の設定として、電車外で
のオフラインによる設定と、車内の案内情報システムと
のリアルタイムによる操作の2種類で行うことができ
る。
【0067】車外での操作(図8) 電源をオンにして(S1)、各種設定を行うかを判断し
(S2)、設定操作を行い(S3)、設定表示確認し
(S4)、電源をオフにする(S5)。
【0068】車内での操作(図9) 電源をオンにして(S11)、受信状態をチェックし
(S12)、受信良好かどうかを判断する(S13)。
良好でない場合(NO)、受信ランプに赤を点灯させ
(S15)、自動電源オフ(S16)にするか、ステッ
プS20へと進む。良好である場合(YES)、受信ラ
ンプに青を点灯し(S17)、案内情報出力をテキスト
や音声で行う(S18)。各種設定を行うかを判断し
(S19)、NOの場合、ステップS21へと進み、Y
ESの場合、設定操作を行う(S20)。次いで、車掌と
連絡を取るかどうかを判断し(S21)、YESである
非常の場合、電源スイッチを押し(S22)、インター
ホン機能で車掌と合話する(S23)。NOの場合、ナ
ビゲーション機能が有効かを判断し(S24)、YES
の場合、タイマに従いバイブレーションを行う(S2
5)。NOの場合、情報案内を終えるかを判断し(S2
6)、NOの場合、ステップS19に戻り、YESの場
合、電源をオフにする(S27)。
【0069】図10は各種設定フローを示す。
【0070】電源をオンにして(S31)、メニュー表
示ボタンを押し(S32)、メニュー画面表示を行い
(S33)、ナビ十字キーで選択後、初期設定を行う
(S34)。
【0071】メニューを選択するかどうを判断し(S3
5)、NOであれば設定ENDにし、YESの場合は
「初期設定」を選択するかどうかを判断する(S3
6)。NOであれば「2ナビ」を選択するかどうかを判
断し(S37)、NOの場合には設定ENDにして、Y
ESの場合はナビ設定操作を行う(S38)。ステップ
S36でYESの場合は初期設定操作を行い(S3
9)、設定を終えるかどうかを判断する(S40)。
【0072】図11および図12は初期設定のメニュー
階層を示す。図11は、十字キーによる項目の選択法を
示し、メニュー選択十字キー26のボタン51の選択に
より、上の階層へ、選択カーソルを1項目分右へ、選択
カーソルを1項目分左へなどが選択できる。
【0073】図12は、十字キーによる日時の選択法を
示し、メニュー選択十字キー26のボタン51の選択に
より、年月を一月分進める;時間を一時間分進める、日
にちを一日進める;分を一分間進める、日にちを一回戻
す;分を一分間分戻す、年月を一月分戻す;時間を一時
間分戻すなどが選択できる。なお、メニュー選択決定ボ
タン27を押すと日時が設定されると共に、○○秒設定
されるようになっている。
【0074】図13は、初期設定のメニュー階層を示
す。第1階層では初期設定を行い、第2階層で表示言
語,音声言語,スピーカ,音量,画面明暗,日時設定等
を行い、第3階層では図に示すようにより具体的な項目
の設定を行う。
【0075】図14は、ナビ(ナビゲーション)設定の
メニュー階層を示す。第1階層のナビで事前のナビ乗
車,降車駅の設定(オフラインモード)を行う。以下、
図に示すように第2階層から第6階層までの構成を有す
る。駅名検索は、50音の行名を選択すると、該当駅名
が50音順に表示される。第6階層では、路線の順に表
示するか、50音で表示するかはメニュー選択十字キー
の上下ボタンなどで選べるようにして、メニュー選択十
字キー決定ボタンで決定する。降車駅についても乗車駅
探索と同様にして設定を行う。
【0076】図15は、乗車中のナビ,降車駅の設定
(オンラインモード)をメニュー選択十字キーによる項
目の選択に行うことを示す。メニュー選択十字キー26
のボタン51を選択することにより、上の階層へ、選択
カーソルを1項目分右へ、選択カーソルを1項目分左
へ、下の階層への選択を行う。
【0077】図16は、乗車中のナビ,降車駅の設定
(オンラインモード)を示す。図に示すように、第1階
層から第6階層まで構成され、第1階層でナビ=降車駅
設定を行い、駅名選択も前述と同様に50音の行名を選
択すると、該当駅名が50音順に表示される。メニュー
選択十字キー決定ボタンで決定することは前述同様であ
る。
【0078】次にナビゲーション機能について説明す
る。
【0079】カーナビと違い、電車ならではのナビが必
要である。本発明のナビゲーション機能の特徴としてあ
げられるのが、「降りたらこちら」機能である。
【0080】駅のホール,構内には多くの階段,出口な
どがあり、目的の電車の乗り換えや出口へはサインや駅
の地図表示,出口表示などを見ながら探すことになる。
【0081】本発明の情報サービスでは、駅の構内のレ
イアウト情報の提供と、車両編成のどの車両に乗ってい
るかといった情報を感知することにより、自分が降りる
扉から、降りたらどちらに出口があるかはもちろん、例
えば乗り換えや目的地を設定しておけば、乗り換える先
の階段や出口がどちらに、どの辺にあるかを、わかりや
すくナビゲーションしてくれるようにする。
【0082】図17は、ナビゲーション例を示す。図
は、車両61とホーム62の位置関係を上から見た図
で、乗り換え階段63,出口(1)64,出口(2)65を
持つ。Aさん,Bさんが当該駅を利用するものとする。
【0083】ナビで以下の設定をしていたとする。
【0084】この場合の表示情報例は次のようになる。 表示情報例(表示器の下段の情報) →A:「降りて右の階段を利用してください」 →A:「降りて右に出口1、左に出口2があります」
【0085】表示器の下段の情報としては、図18に示
すように路線マップ情報71,目的地情報72,車両内
位置情報73,駅のレイアウト座標情報74などが与え
られる。ただし、これらに限定されるものではない。こ
れらの情報は表示部に各種情報75として表示される。
【0086】・路線マップ情報 携帯情報機器内のメモリに記憶されている路線情報→ナ
ビゲーションの経路探索などで利用。
【0087】・目的地情報 ナビゲーションとして、目的地を登録する入力情報→携
帯情報機器内。
【0088】・車両内位置情報 各車両に設置されている情報受発進機より、車両のどの
部分に今乗っているかを受信。
【0089】・駅のレイアウト座標情報 次駅の駅の乗り換える階段や出口のレイアウト座標の情
報→各車両に設置されている情報受発進機より受信。
【0090】この場合は、車両側から次駅のレイアウト
情報を発信したが、この情報は、携帯情報機器の中にメ
モリされていてもよい。
【0091】また、工事中などリアルタイムの情報によ
ってナビ情報を変更するなども可能。
【0092】・情報表示 これらの乗り換えるのか、下車するのかといった行動の
データ、電車がホームに到着した時、自分が乗っている
車両の位置と駅のレイアウト座標情報から、向かうべき
方向や階段,出口までの距離といった情報を得ることが
できる。
【0093】次に利用性を拡大するための他の機器と連
携させる場合について説明する。
【0094】図19は、パソコンとの連携を示す。
【0095】パーソナルコンピュータ81と鉄道路線図
や駅名などのソフトを利用して、携帯情報機器と有線又
は無線で接続できるようにすれば、ナビの条件設定など
を簡単に入力できる。
【0096】図20は、携帯情報機器102のブロック
図である。基本的には図1と同様であり、番号8から1
8は同じ構成をなしている。パーソナルコンピュータ8
1との連携を図るためにPCシリアルインターフェイス
82を有し、これは電波受発信機8,CPU10および
入力デバイス18と接続される。
【0097】図21は、カードや乗車券との連携を示
す。
【0098】路線図だけでなく、地図情報やよく行く場
所などを記憶しているICカード83,定期券84,切
符85等を利用することで、高機能なナビゲーションや
高機能な出力手段など、カスタマイズが可能となる。ま
た、磁気カードでも、磁気を読み取る機構があれば、行
先や目的地の検索が容易となる。
【0099】ICカードの場合は、パーソナルコンピュ
ータ81との連携において、PCシリアルインターフェ
イス82が、ICカードリーダに置き換わる、あるい
は、定期券や切符の場合は、磁気リーダ等に置き換わる
ものとする。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、乗客(利用者)が駅に
関する情報について知りたい時に携帯情報機器を個人的
に操作して該情報を手軽に入することができ、他の乗客
に迷惑をかけることがない。また、乗客は車両側が発信
する情報を個人で持つパーソナル情報機器で受信するこ
とによって次駅名および次駅に関する情報、あるいは停
車駅に関する情報が与えられ、または/及び情報を切換
えることによって駅構内等のナビゲーション情報が与え
られるので、高齢者,子供あるいは外国人にとって確実
な情報によるリアルタイムによる誘導が期待できる。
【0101】特に、表示部を2段(2行)で示すことに
よって簡便な装置で必要な情報を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図。
【図2】本発明の実施例の外観図。
【図3】図2に示す機器の大きさを示す図。
【図4】機器の大きさと手の大きさとの関係図。
【図5】表示部の大きさを示す図。
【図6】表示形態を示す図。
【図7】表示タイミングを示す図。
【図8】車外での操作のためのフローを示すフローチャ
ート図。
【図9】車内での操作のためのフローを示すフローチャ
ート図。
【図10】各種設定フローチャート図。
【図11】メニュー選択十字キーによる項目の選択図。
【図12】メニュー選択十字キーによる日時の選択図。
【図13】初期設定のメニュー階層図。
【図14】ナビ(ナビゲーション)設定のメニュー階層
図。
【図15】メニュー選択十字キーによる項目の選択図。
【図16】乗車中のナビ,降車駅の設定(オンラインモ
ード)図。
【図17】ナビゲーション例図。
【図18】表示情報例(表示器の下段の情報例)図。
【図19】パソコンとの連携図。
【図20】図19のブロック図。
【図21】カードや乗車券等の連携図。
【符号の説明】
1…入力信号制御装置、2,10…CPU、3…信号入
出力デバイス、4,6,11…メモリ(記憶装置)、
5,9…信号制御及び電波入出力制御装置、7,8…電
波受発信機、12…表示出力制御装置、13…表示デバ
イス、14…DA変換器、15,29…スピーカ、16
…振動デバイス制御装置、17…振動機、18…入力デ
バイス、19…タイマ(時計)、21…本体、22…電
源スイッチ、23…表示LCD(表示器)、24…通信
状態ランプ、25…メニュー表示ボタン、26…メニュ
ー選択十字キー、27…メニュー選択決定ボタン、28
…メニュー選択取消しボタン、30…イヤホンジャック
挿入口、31…マイク、32…非常呼び出しボタン、1
00…案内情報制御機器、101…制御回路付受発信
機、102…携帯情報機器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 E H04Q 7/38 109M (72)発明者 織田 勝 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 伊藤 真紀 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 栗山 裕之 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 5B019 EA06 EB07 GA02 GA03 HA06 HB07 HB10 HD02 HE20 KA10 5B075 KK07 PP01 PP13 PQ02 UU40 5B089 GA25 GA26 HA11 JA00 JA36 JB01 JB03 KA04 KA05 KH02 LB04 LB10 LB13 LB14 5H161 AA01 DD21 GG04 GG15 GG22 5K067 AA21 BB21 BB41 EE02 EE35 EE37 FF02 FF03 FF23

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道の駅およびこれに関連した情報を表示
    する表示画面を備えた携帯情報機器において、 大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有する本
    体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形状を
    有し、鉄道の駅およびこれに関連した情報が2段で表示
    される表示画面を設け、かつ該表示画面に表示する情報
    を呼び出すための指示手段を備えたことを特徴とする携
    帯情報機器。
  2. 【請求項2】鉄道の駅およびこれに関連した情報を表示
    する表示画面を備えた携帯情報機器において、 矩形状の外観を有する本体に、矩形状を有し、鉄道の駅
    およびこれに関連した情報が2段でかつ縦18mm以上,
    横50mm以上で表示される表示画面を設け、かつ該表示
    画面に表示する情報を呼び出すための指示手段を備えた
    ことを特徴とする携帯情報機器。
  3. 【請求項3】鉄道の駅およびこれに関連した情報を表示
    する表示画面を備えた携帯情報機器において、 矩形状の外観を有する本体に、矩形状を有し、鉄道の駅
    およびこれに関連した情報が2段でかつ縦32ドット,
    横112ドット以上で表示される表示画面を設け、かつ
    該表示画面に表示する情報を呼び出すための指示手段を
    備えたことを特徴とする携帯情報機器。
  4. 【請求項4】鉄道の駅およびこれに関連した情報を表示
    する表示画面を備えた携帯情報機器において、 矩形状を有し、鉄道の駅についての情報が上段に5〜7
    文字で、鉄道の駅に関する情報が下段に前記5〜7文字
    より多い文字で、縦18mm以上,横50mm以上または縦
    32ドット以上,横112ドット以上で表示される表示
    画面を設け、かつ該表示画面に表示する情報を呼び出す
    ための指示手段を備えたことを特徴とする携帯情報機
    器。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかにおいて、 上段には次駅名が、そして下段には次駅に関する情報が
    表示されることを特徴とする携帯情報機器。
  6. 【請求項6】請求項5において、 下段の次駅に関する情報は、乗り換え案内・開閉扉の方
    向・降りてからの情報(降りて右手方向とか)であるこ
    とを特徴とする携帯情報機器。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれかにおいて、 上段には停車中の場合は次駅名に代えて待車駅表示を行
    うことを特徴とする携帯情報機器。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれかにおいて、 事故等の緊急停止の場合は、上段の次駅名および下段の
    次駅に関する情報に代えて緊急停止情報を表示すること
    を特徴とする携帯情報機器。
  9. 【請求項9】鉄道の駅およびこれに関連した情報を表示
    する表示画面を備えた携帯情報機器において、 大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有する本
    体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形状を
    有し、鉄道の駅およびこれに関連した情報が複数段で表
    示され、最上段には次駅名が表示される表示画面を設
    け、かつ該表示画面に表示する情報を呼び出すための指
    示手段を備えたことを特徴とする携帯情報機器。
  10. 【請求項10】鉄道の駅およびこれに関連した情報を表
    示する表示画面を備えた携帯情報機器において、 大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有する本
    体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形状を
    有し、上段に次駅名情報が、そして下段に次駅に関する
    情報が表示される表示画面を設け、該表示画面に表示す
    る情報を通信手段によって入手し、記憶する情報確保手
    段を有し、かつ前記表示画面に表示する情報のメニュー
    選択する手段を有することを特徴とする携帯情報機器。
  11. 【請求項11】鉄道の駅およびこれに関連した情報を表
    示する表示画面を備えた携帯情報機器において、 大人の5本の指にほぼ対応する矩形状の外観を有する本
    体に、大人の3または4本の指にほぼ対応する矩形状を
    有し、上段に次駅情報が、そして下段に次駅に関する情
    報が表示される表示画面を設け、該表示画面に表示する
    情報を通信手段によって入手し、記憶する情報確保手段
    を有し、かつ前記表示画面に表示する情報のメニュー選
    択する手段を有し、車掌との情報交換を行うための情報
    交換手段および車掌を非常時に呼び出すための非常呼び
    出しボタンを有することを特徴とする携帯情報機器。
  12. 【請求項12】請求項5から11のいずれかにおいて、 次駅名表示は、発車情報に基づいてなされることを特徴
    とする携帯情報機器。
  13. 【請求項13】請求項5から11のいずれかにおいて、 次駅名表示は、車両が次駅到着30秒以内に到達したと
    きにその情報に基づいてなされることを特徴とする携帯
    情報機器。
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