JP2000142336A - トレーラ用荷下ろし装置 - Google Patents

トレーラ用荷下ろし装置

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JP2000142336A
JP2000142336A JP10316654A JP31665498A JP2000142336A JP 2000142336 A JP2000142336 A JP 2000142336A JP 10316654 A JP10316654 A JP 10316654A JP 31665498 A JP31665498 A JP 31665498A JP 2000142336 A JP2000142336 A JP 2000142336A
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Setsuo Kuwabara
節夫 桑原
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忠也 高橋
Masahiro Tanaka
将博 田中
Mitsuhiro Nakajima
三弘 中島
Toshio Hirose
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイリフト式等の特殊なトレーラトラックを
用いることなく、しかも、トラクタを待機させることな
く、コンテナ内の粉・粒体を効率よくかつ安価に排出す
ることができるトレーラ用荷下ろし装置を提供する 【解決手段】 駆動源によって伸縮操作される支柱11
の一端側がトレーラシャーシ4の前部に取り付けられる
とともに、前記支柱の他端側に接地脚部38が回転可能
に取り付けられる。支柱は、それぞれ大きさの異なる
大、中、小3個の筒体12、13、14が同芯状に配置
された構造とされ、小筒体と中筒体とを相対的に伸縮操
作するシリンダが小筒体の内側に配置され、中筒体と大
筒体とを相対的に伸縮操作するシリンダ17、17が大
筒体の外側に配置されている。そして、それらシリンダ
を伸縮させることにより、支柱が伸縮調整され、ひいて
はコンテナを載せられたトレーラシャーシを任意の角度
に傾斜させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーラシャーシ
ーに取り付けられ、該シャーシの片側を持ち上げること
で、例えばシャーシ上に載せられたコンテナ内の材料を
排出することができるトレーラ用荷下ろし装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形材料であるペレット等
の粉、粒体の中規模の搬送においては、これまでの袋詰
め輸送から、ビニールシートで裏張りを施したコンテナ
によるばら積み輸送に切り換える動きがある。この動き
の中で、コンテナ内から粉・粒体を効率よく排出するた
めには、コンテナ自体を傾けることが必要となる。
【0003】従来、排出のためコンテナ1自体を傾ける
には、図17に示すように、リフト装置2を備えた専用
のハイリフト式のトレーラトラック3が使用されてい
る。すなわち、トレーラトラック3のシャーシ4上にコ
ンテナ1を固定し、リフト装置2によって前記シャーシ
4の前部を持ち上げることで、シャーシ4ごとコンテナ
1を傾け、コンテナ1内の粉体あるいは粒体Wをコンテ
ナ後端の開口から排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したハイリフト式
トレーラトラック3を利用したトレーラ用荷下ろし装置
にあっては、次の問題があった。すなわち、トレーラト
ラック3の駆動部であるトラクター5を、粉体あるいは
粒体Wの排出に合わせて、常時待機させる必要があるこ
とから、 特殊なトラクタ5を製作するため多額の費用が嵩
む、 トラクタ5の待機のため費用が嵩む、 トラクタ5の待機によってトレーラトラック3の運
転手の実労働時間が短くなり、効率が下がる、 等の問題が生じていた。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、ハイリフト
式等の特殊なトレーラトラックを用いることなく、しか
も、トラクタを待機させることなく、コンテナ内の粉・
粒体を効率よくかつ安価に排出することができるトレー
ラ用荷下ろし装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるトレー
ラ用荷下ろし装置は、駆動源によって伸縮操作される支
柱の一端側がトレーラシャーシーの前部に取り付けられ
るとともに、前記支柱の他端側に接地脚部が回転可能に
取り付けられていることを特徴とする。上記トレーラ用
荷下ろし装置によれば、当該装置が、トレーラシャーシ
の前部に取り付けられ、かつ、支柱の他端側の接地脚部
が接地された状態で支柱が伸長されると、トレーラシャ
ーシの前部が持ち上げられ、シャーシ自体が傾斜する。
したがって、例えば、シャーシ上にコンテナ等が固定さ
れている場合には、該コンテナから内部に収納されてい
る粉・粒体等が排出される。
【0007】請求項2にかかるトレーラ用荷下ろし装置
は、請求項1記載のものにおいて、前記支柱が多段構造
になっていることを特徴とする。上記トレーラ用荷下ろ
し装置によれば、支柱が多段階構造となっているため、
伸縮がスムーズに行えかつ伸縮した際にコンパクトに収
納できる。
【0008】請求項3にかかるトレーラ用荷下ろし装置
は、請求項2記載のものにおいて、前記支柱が、それぞ
れ大きさの異なる大、中、小3個の筒体を同芯状に配置
された構造とされ、小筒体と中筒体とを相対的に伸縮操
作するシリンダが小筒体の内側に配置され、中筒体と大
筒体とを相対的に伸縮操作するシリンダが大筒体の外側
に配置されていることを特徴とする。上記トレーラ用荷
下ろし装置によれば、支柱とそれを伸縮操作するシリン
ダとの占有スペースを小さくすることができ、もって、
装置全体のコンパクト化が図れる。
【0009】請求項4にかかるトレーラ用荷下ろし装置
は、請求項1〜3のいずれかに記載のものにおいて、前
記支柱の他端側にサイドバーが該支柱の軸線に対して直
交する方向に延在するように設けられ、該サイドバーの
両先端部にそれぞれ前記接地脚部が回転可能に取りつけ
られていることを特徴とする。上記トレーラ用荷下ろし
装置によれば、接地脚部を左右に広げて配置することが
でき、トレーラシャーシを傾ける際良好な安定性が得ら
れる。
【0010】請求項5にかかるトレーラ用荷下ろし装置
は、請求項1〜4のいずれかに記載のものにおいて、前
記他端側の接地脚部が接地された状態で支柱が伸長して
前記トレーラシャーシの前部を持ち上げたときに、支柱
とシャーシとの成す角度が鋭角となるように設定されて
いる。上記トレーラ用荷下ろし装置によれば、シャーシ
を所定角度傾斜する際にあたり当該装置によるリフト量
が小さくて済み、かつ、装置にかかる曲げモーメントが
小さく、全長が短いことも相俟って、装置の軽量化が図
れる。
【0011】請求項6にかかるトレーラ用荷下ろし装置
は、請求項1〜5のいずれかに記載のものにおいて、前
記支柱の一端側がトレーラシャーシの前部にピン接合さ
れ、支柱の他端側に設けられる接地脚部がローラで構成
され、該ローラがリンクを介してトレーラシャーシの中
央部または後部に連結されていることを特徴とする。上
記トレーラ用荷下ろし装置によれば、支柱とトレーラシ
ャーシとをピン接合させているので、支柱に大きな曲げ
モーメントが作用するのを防止でき、その分支柱あるい
は支柱とトレーラシャーシとの接合部に要求される強度
が低下することとなり、結果的に重量の軽減が図れる。
また、このとき、接地脚部は接地面から反力を受ける
が、その反力の水平成分が接地脚部の接地面に対する摩
擦力を超えるときに接地脚部に滑りが生じることが懸念
されるが、接地脚部であるローラはトレーラシャーシの
中央部または後部にリンクを介して連結されてその動き
が拘束されるので、接地脚部が不用意に滑るのを未然に
防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 <発明の第1の実施の形態>図1〜図11は発明の第1
の実施の形態を示すもので、そのうち図1は本発明にか
かるトレーラ用荷下ろし装置がトレーラシャーシに取り
付けられた状態を示す側面図、図2は正面図、図3はト
レーラ用荷下ろし装置自体の縦断面図である。
【0013】図3に示すように、トレーラ用荷下ろし装
置10は、支柱11がそれぞれ大きさの異なる大、中、
小3個の筒体12、13、14を同芯状に配置された構
造とされ、小筒体14と中筒体13とを相対的に伸縮操
作するシリンダ16(以下、内側シリンダ16と称す)
が小筒体14の内側に配置され、中筒体13と大筒体1
2とを相対的に伸縮操作するシリンダ17(以下、外側
シリンダ17と称す)が大筒体12の外側に該大筒体1
2を挟むようにその両側にそれぞれ配置されている。
大、中、小の各筒体12、13、14は、互いの相対回
転を規制するように、それぞれ角形に形成されている。
そして、中筒体13及び小筒体14の長さはともに同程
度であるが、大筒体12の長さは中筒体13及び小筒体
14のそれよりも短く設定されている。
【0014】前記内側シリンダ16の一部、例えば底部
は前記小筒体14の中間部に固定される一方、内側シリ
ンダ16のピストンロッド16aの先端は前記中筒体1
3の頭部に固定されている。また、前記外側シリンダ1
7は、前記大筒体12の外側に取付リング19、19を
介して固定される一方、外側シリンダ17のピストンロ
ッド17aは、中筒体13の底部に取り付けられたブラ
ケットに連結部材20を介してピン結合されている。そ
して、前記内側、外側の各シリンダ16、17が伸長操
作されると支柱11は図8、図9に示すように伸長状態
になり、内側、外側の各シリンダ16、17が短縮操作
されると支柱11は図1、図2に示すように短縮状態に
なる。
【0015】トレーラ用荷下ろし装置10のトレーラシ
ャーシ4への固定部分について説明すると、図4に示す
ように、大筒体12の互いに対向する面部には連結部材
21が溶接により取り付けられ、この連結部材21には
軸22が、該軸22から外方へ延びる連結板部23をボ
ルト止めされることによって固定されている。軸22は
先端の小径部22aと、前記連結部材21にねじ止めさ
れる連結板部23が固定されてなる大径部22bと、大
径部22bの前記小径部22aとは逆側に設けられた円
板状の突起部22cとからなり、円板状の突起部22c
は前記大筒部12の側部に形成された孔12aに挿入さ
れている。そして、軸22の小径部22aは軸受け25
によって回転自在に支持されており、軸受け25はトレ
ーラシャーシ4のステー4aに固定されている(図1、
図2参照)。
【0016】また、トレーラシャーシ4には図示せぬブ
ラケットが取り付けられ、このブラケットによって前記
大筒部12が支持されることにより、大筒部12(ひい
ては支柱11)のトレーラシャーシ4への取付角度θ
は、図1に示すように、90度ではなく70度に傾斜し
た状態が常に保たれるようになっている。つまり、支柱
11ひいては当該トレーラ荷下ろし装置10は、トレー
ラシャーシ4に所定角度をもつ剛接合となっている。
【0017】また、図4に示すように、大筒体12の前
記外側シリンダ17が設けられる対向する両面部には、
それぞれ取付板27が左右かつ上下に離間しつつしかも
外方へ突出するように設けられ、これら取付板27には
スライダ28が大筒体12の面部に形成された孔12b
を挿通してその内端面が大筒体12の内周面よりも内方
へ突出するようにボルト28aにより取り付けられてい
る。一方、中筒体13の前記スライダ28に対向する位
置には、該中筒体13と略同程度の長さを有するスライ
ダ受け板29がボルトにより固定されている(図3参
照)。これら互いに対を成すスライダ28及びスライド
受け板29は、大筒体12と中筒体13の、前記外側シ
リンダ17と対向する面部に対し直交する左右の面部に
もそれぞれ一組づつ取り付けられている。そして、これ
らスライダ28及びスライダ受け板29は、大筒体12
と中筒体13とが長さ方向へ相対移動するとき、スライ
ダ28がスライダ受け板29上を摺動することにより、
それら両筒体12、13同士を互いにがたつかせること
なくスムーズにかつ低摩擦で移動させるものである。
【0018】前記対を成すスライダとスライダ受け板と
は中筒体13と小筒体14の間にも介装されている。す
なわち、前記スライダ受け板29の内側にはスライダ3
0が上下に間隔をあけて中筒体13の面部に形成された
孔13bを挿通してその内端面が中筒体13の内周面よ
りも内方へ突出するようにボルト30aにより取り付け
られている。一方、小筒体14の前記スライダ30に対
向する位置には、該小筒体14と略同程度の長さを有す
るスライダ受け板31がボルトにより固定されている。
これらスライダ30及びスライド受け板31は、中筒体
13と小筒体14の、前記外側シリンダ17と対向する
面部に対し直交する左右の面部にもそれぞれ一組づつ取
り付けられている。これらスライダ30及びスライダ受
け板31は、スライダ30がスライダ受け板31上を摺
動することにより、中筒体13と小筒体14とを互いに
がたつかせることなくスムーズにかつ低摩擦で相対移動
させるものである。
【0019】トレーラ用荷下ろし装置10の接地部分に
ついて説明すると、図2、図3、図5に示すように前記
小筒体14の底部にはブラケット35を介して円筒状の
サイドバー36が取り付けられ、このサイドバー36の
左右両端部には連結ブロック37が固定されている。こ
の連結ブロック37には接地脚部38が、連結ブロック
37にボルトにより固定された軸39を中心に回転可能
に取りつけられている。また、接地脚部38の連結板部
38aには、ボルト挿通孔40aと円弧状の長孔40b
が、前記軸39を挿通させる軸挿通孔38bを中心とし
てその両側に位置するように設けられ、これらボルト挿
通孔40aおよび円弧状の長孔40bのいずれかにボル
ト41が通されて締め付けられることにより、接地脚部
38は、図1に示すような上向きの状態と、図6に示す
ような下向きの状態とのいずれかに切り換えられるよう
になっている。なお、接地脚部38が図6に示す下向き
の状態になるとき、ボルト41が通される孔40bが前
述したとおり円弧状となっているため、この円弧状の長
孔40bのボルト41への係合箇所をずらすことによ
り、接地脚部38の支柱11に対する設置角度が調整可
能である。また、前記連結板部38aには、実際の接地
部分となる、前後両端を湾曲されたスカート部38Cが
連結板部38aに直交するように取り付けられている。
【0020】前記内側シリンダ16と前記外側シリンダ
17には、駆動源から圧油あるいはエアが供給されるよ
うになっており、これにより、それらシリンダ16、1
7は伸縮操作される。例えば、駆動源が油圧の場合につ
いて説明すると、図1に示すように支柱11が短縮状態
にあるとき、油圧回路に付設される上昇スイッチがオン
操作されると、まず油圧回路から左右の外側シリンダ1
7の油圧室にそれぞれ圧油が供給され、これにより外側
シリンダ17が所定長に至るまで伸長する(図6、図7
参照)。すると、予め外側シリンダ17の頭部に取り付
けられたセンサ(図示略)がその旨を検知し、油圧回路
に検知信号を送る。該検知信号に基づき電磁弁等を介し
て油圧回路が切り換えられ、今度は内側シリンダ16の
油圧室に圧油を供給する。これにより内側シリンダ16
は所定長に至るまで伸長する(図8参照)。そして、所
定長に至ったときに内側シリンダ16の頭部に取り付け
られたセンサがその旨を検知し、該センサからの検知信
号に基づき油圧回路内の油圧モータが停止されて、支柱
11の伸長状態が維持される。
【0021】一方、支柱11が図8に示す伸長状態にあ
るとき、図示せぬ下降スイッチがオン操作されると、ま
ず、内側シリンダ16の前記とは逆側の油圧室に圧油が
供給され、内側シリンダが短縮する。そして、内側シリ
ンダが図6に示す短縮状態に至ると、内側シリンダの底
部に取り付けられているセンサがその旨を検知し、油圧
回路を切り換える。これにより、切り換えられた油圧回
路から前記外側シリンダの前記とは逆側の油圧室に圧油
が供給され、外側シリンダが短縮する。つまり、内側、
外側の両シリンダ16、17とも短縮状態に至り、支柱
11は図1、図2に示す短縮状態になる。なお、外側シ
リンダ17が短縮状態に至ったときには、該外側シリン
ダ17の底部に取り付けられているセンサがその旨を検
知し、油圧モータ等を停止させるとともに、支柱の短縮
状態を維持するように油圧回路を切り換える。
【0022】次に、上記構成のトレーラ用荷下ろし装置
10の作用について説明する。トレーラトラックによっ
て搬送されたコンテナ1から荷を排出するには、図1に
示すように予めトレーラシャーシ4に所定角度θを持つ
ように取り付けられた支柱11に対し、接地脚部38を
下方に向ける。つまり、連結板部38aを固定している
ボルト41をボルト挿通孔40aから取り外し、接地脚
部38を図2に示す状態から軸39を中心に略180度
回転させて下方を向かせ(図5参照)、前記取り外した
ボルト41を円弧状の孔40bに挿通させて締め付けて
仮固定する。
【0023】次いで、図示せぬ油圧回路に付設された伸
長スイッチをオン操作する。すると、まず油圧回路から
左右の外側シリンダ17の油圧室にそれぞれ圧油が供給
され、外側シリンダ17が伸長する。
【0024】このとき、外側シリンダ17はシリンダ本
体が大筒体12に固定され、ピストンロッド17aの先
端が中筒体13に固定されているため、大筒体12と中
筒体13とは互いに離間するよう軸線方向に相対移動す
る。つまり、大筒体12が中筒体の外周面に沿って頭部
側(図3中左方、図6中下方)へ移動する。また、この
ように大筒体12と中筒体13とが相対移動するとき、
両者の間には、互いに対をなすスライダ28とスライダ
受け板29を四方に介在させているため、前記大筒体1
2は中筒体13に対して決してがたつくことなくスムー
ズに相対移動する。
【0025】ここで、必要に応じ、前記接地脚部38が
地面に接する直前で支柱11の伸長を一旦停止させる。
そして、接地脚部固定用の前記ボルト41を緩めて円弧
状の長孔40bを利用し支柱11に対する接地脚部38
の設置角度を調整し、接地脚部38の底面が地面に対し
て平行になるようにする。そして、この状態でボルト4
1を締め付けて接地脚部38を固定する。その後、伸長
スイッチを再びオン操作し、外側シリンダ17を伸長さ
せて接地脚部38を接地させる。
【0026】前記接地脚部38が接地した時点で再び支
柱11の伸長を停止させ、トレーラシャーシ4からトレ
ーラを取り外した後、再度、支柱11を伸長させる。そ
の後、外側シリンダ17が伸長して所定長に至ると(図
6参照)、予め外側シリンダ17の頭部に取り付けられ
たセンサがその旨を検知し、該検知信号を油圧回路の制
御部に送って電磁弁等を介して油圧回路を切り換える。
これにより、外側シリンダ17への圧油供給を停止し、
今度は内側シリンダ16の油圧室に圧油を供給して該内
側シリンダ16を伸長させることとなる。
【0027】このとき、内側シリンダ16はシリンダ本
体が小筒体14に固定され、ピストンロッド16aの先
端が中筒体13に固定されているため、小筒体14と中
筒体13とは互いに離間するよう軸線方向に相対移動す
る。つまり、中筒体13が小筒体14の外周面に沿って
頭部側(図3中左方)へ移動する。また、このように小
筒体14と中筒体13とが相対移動するとき、両者の間
には、互いに対をなすスライダ30とスライダ受け板3
1を四方に介在させているため、前記中筒体13は小筒
体14に対して決してがたつくことなくスムーズに相対
移動する。
【0028】これにより、内側シリンダ16は所定長に
至るまで伸長する(図8参照)。そして、所定長に至っ
たときに内側シリンダ16の頭部に取り付けられたセン
サがその旨を検知し、該センサからの検知信号に基づき
油圧回路内の油圧モータが停止されるとともに、支柱1
1の伸長状態が維持される。
【0029】図8、図9に示すように支柱11が伸長状
態にあるとき、支柱11の大筒体12によってトレーラ
シャーシ4の前部を持ち上げることができ、これによっ
てシャーシ4ごとコンテナ1を傾斜させて、コンテナ1
の後端開口からコンテナ内部に収納している粉・流体を
排出することができる。
【0030】なお、上記のようにしてコンテナ1内に収
納されている粉・粒体の排出が終わったら、油圧回路に
付設される図示せぬ下降スイッチをオン操作する。する
と、まず、内側シリンダ16が短縮され、この内側シリ
ンダ16が図6、図7に示す短縮状態に至ると、内側シ
リンダ16の底部に取り付けられているセンサがその旨
を検知し、この検知信号を基に油圧回路を切り換える。
これにより、切り換えられた油圧回路から供給される圧
油によって、前記外側シリンダ17が短縮されることと
なる。そして、外側シリンダ17が短縮状態に至ったと
きには、該外側シリンダ17の底部に取り付けられてい
るセンサがその旨を検知し、油圧モータ等を停止させる
とともに、支柱11の短縮状態を維持するよう油圧回路
が切り換えられる。
【0031】図10及び図11は、当該トレーラ用荷下
ろし装置10のトレーラシャーシ4への取付角を検討し
た図である。図10は、支柱11によってトレーラシャ
ーシ4の前部を持ち上げたときに、支柱11とトレーラ
シャーシ4とのなす角度θが90度の場合を示し、図1
1は同支柱11とトレーラシャーシ4とのなす角度θが
鋭角(具体的には70度)の場合を示したものである。
なお、両図とも支柱11によって持ち上げられたトレー
ラシャーシ4の傾斜角度θaは共通の40度に設定して
ある。
【0032】図10のように支柱11とトレーラシャー
シ4とのなす角度θが90度の場合には、通常の大きさ
のトレーラシャーシ4を用いるときに、支柱11の接地
脚部(ア)からトレーラシャーシの上面(イ)までの距
離Lが6440mm、支柱11の接地脚部(ア)からト
レーラシャーシの後輪中心(ウ)までの距離Mが813
0mmであるのに対し、図11で示すように支柱11と
トレーラシャーシ4とのなす角度θが70度の場合に
は、前記距離Lが5260mm、前記距離Mが5800
mmとともに小さい。
【0033】上記のように支柱の長さが6440mmと
なる場合には、支柱は2段では足りず3段以上のシリン
ダが必要になる。また、トレーラシャーシ4が略水平状
態にあるときに当該トレーラ用荷下ろし装置でトレーラ
シャーシの前部を持ち上げるとき、トレーラ用荷下ろし
装置10の軸方向の垂直分力は小さいことから、結果的
に大出力の装置(シリンダ出力)が必要になる。つま
り、このことは逆に、支柱11とトレーラシャーシ4と
のなす角度θを70度程度の鋭角に設定した場合には、
支柱11は2段構造で充分足り、しかも出力の小さいも
ので足りることから、装置自体の軽量化が図れることと
なる。
【0034】<発明の第2の実施の形態>図12〜図1
6は本発明の第2の実施の形態を示し、そのうち図12
は本発明にかかるトレーラ用荷下ろし装置がトレーラシ
ャーシに取り付けられた状態を示す側面図である。な
お、この第2の実施の形態では、前記第1の実施の形態
で説明した構成要素と同一の構成要素については同一符
号を付して説明を省略する。
【0035】この第2の実施の形態が前記第1の実施の
形態と大きく異なるところは次の点である。すなわち、
前記第1の実施の形態では、支柱11の一端側がトレー
ラシャーシ4の前部に剛接合されているが、ここ第2の
実施の形態では支柱11の一端側はトレーラシャーシ4
にピン接合されている。また、前記第1の実施の形態で
は、接地脚部38がサイドバー36の両端部に回転可能
に取りつけられているが、この第2の実施の形態では接
地脚部はローラ51により構成されている。さらに、こ
の第2の実施の形態では、ローラ51がリンク52を介
してトレーラシャーシの中央部または後部に連結されて
いる(図12では、リンクの後端はトレーラシャーシ4
の後輪の直前方に連結されている)。
【0036】なお、この第2の実施の形態では、図13
(a)〜(C)に示すように、トレーラ用荷下ろし装置
50は、支柱11がそれぞれ大きさの異なる大、中、小
3個の筒体12、13、14を同芯状に配置された構造
とされ、小筒体14と中筒体13とを相対的に伸縮操作
するシリンダ16(以下、内側シリンダ16と称す)が
小筒体14の内側に配置され、中筒体13と大筒体12
とを相対的に伸縮操作するシリンダ17が大筒体14の
外側に配置されており、この点は前記第1の実施の形態
と同様である。ただし、ここでは、大筒体12の長さは
中筒体13及び小筒体14の長さと同程度に設定されて
おり、これらの点が前記第1の実施の形態と異なる。
【0037】図12に示すように、トレーラシャーシ4
のステー4aには左右のブラケット55(この図では片
方しか表していない)が適宜距離離間されて上向きに取
り付けられ、これらブラケット55にはピン56及び支
柱11の大筒体12に固定された連結板部(図示略)を
介して支柱11が、ピン56を中心にトレーラシャーシ
4の前後方向鉛直面に沿って回転可能に取りつけられて
いる。
【0038】また、図13(a)に示すように、支柱1
1の下端には連結基台57がトレーラシャーシ4の幅方
向に沿うよう側方に延びて固定されている。連結基台5
7の自由端側には接地脚部となる前記ローラ51が回転
可能に取りつけられ、連結基台57の中央部には前記リ
ンク52の一端側がピン結合されている。
【0039】上記構成のトレーラ用荷下ろし装置50に
おいては、トレーラトラックによって搬送されたコンテ
ナ1から荷を排出する場合、まず、図14に示すように
外側シリンダ17を伸長させる。すると、中筒体13が
大筒体12に対して下方へ移動し、結果的に接地脚部で
あるローラ51が接地する。次いで、さらに外側シリン
ダ17を伸長させてトレーラシャーシ4の前部を当該荷
下ろし装置50により徐々に持ち上げる。そして、外側
シリンダ17が所定長になると(図13(b)、図15
参照)、予め外側シリンダ17の頭部に取り付けられた
センサがその旨を検知し、該センサから発せられる信号
に基づき、外側シリンダ17の伸長が停止され、続い
て、内側シリンダ16が伸長される。
【0040】そうすると、小筒体14と中筒体13とが
相対移動し、トレーラシャーシ4の前部をさらに持ち上
げる。そして、内側シリンダ16が所定長に至ると、内
側シリンダ16の頭部に取り付けられたセンサがその旨
を検知し、該センサからの検知信号に基づき、内側シリ
ンダ16の伸長が停止され、内側シリンダ16はその長
さを維持される(図13(c)、図16参照)。なお、
図15、図16において2点鎖線Zで示すものは、図1
4で示すローラ51の当初の接地位置を表す。
【0041】上記トレーラ用荷下ろし装置によれば、支
柱11とトレーラシャーシ4とをピン接合させているの
で、支柱11に大きな曲げモーメントが作用するのを防
止でき、その分支柱11あるいは支柱11とトレーラシ
ャーシ4との接合部に要求される強度が低下することと
なり、結果的に重量の軽減が図れる。また、このとき、
接地脚部であるローラ51は接地面から反力を受け、そ
の反力の水平成分が接地脚部の接地面に対する摩擦力を
超えるときにローラ51に水平方向の滑りが生じること
が懸念されるが、ローラ51はトレーラシャーシ4の中
央部または後部にリンク52を介して連結されてその動
きが拘束されるので、ローラ51が不用意に滑るのを未
然に防止できる。
【0042】
【発明の効果】請求項1にかかるトレーラ用荷下ろし装
置によれば、駆動源によって伸縮操作される支柱の一端
側がトレーラシャーシーの前部に着脱自在に取り付けら
れるとともに、支柱の他端側に接地脚部が回転可能に取
り付けられているから、当該装置の接地脚部を接地した
状態で支柱を伸長させることにより、トレーラシャーシ
上のコンテナを傾斜させることができる。つまり、ハイ
リフト式トレーラトラック等を用いることなく、ごく簡
単な装置でトレーラシャーシごとコンテナを傾斜させ
て、コンテナ内部に収納されている粉・粒体を排出する
ことができる。また、コンテナからの粉・粒体を排出す
るにあたってトラクターを待機する必要がないことか
ら、トラクタの有効活用が図れ、トラクタ運転手の人件
費も低減できる。
【0043】請求項2にかかるトレーラ用荷下ろし装置
によれば、前記支柱を多段構造にしているから、同支柱
の伸縮がスムーズに行えかつ短縮させた際にコンパクト
に収納できる。加えて、必要に応じて支柱の段数を自由
に設定でき、設計の自由度が増す。
【0044】請求項3にかかるトレーラ用荷下ろし装置
によれば、支柱を、それぞれ大きさの異なる大、中、小
3個の筒体を同芯状に配置された構造とし、小筒体と中
筒体とを相対的に伸縮操作するシリンダを小筒体の内側
に配置し、中筒体と大筒体とを相対的に伸縮操作するシ
リンダを大筒体の外側に配置しているから、支柱とそれ
を伸縮操作するシリンダとの占有スペースを小さくする
ことができ、もって、装置全体のコンパクト化が図れる
【0045】請求項4にかかるトレーラ用荷下ろし装置
によれば、支柱の他端側にサイドバーを該支柱の軸線に
対して直交する方向に延在するように設け、サイドバー
の両先端部にそれぞれ前記接地脚部を回転可能に取りつ
けているから、接地脚部を左右に広げて配置することが
でき、トレーラシャーシを傾ける際の良好な安定性が確
保できる。
【0046】請求項5にかかるトレーラ用荷下ろし装置
によれば、他端側の接地脚部が接地された状態で支柱が
伸長してトレーラシャーシの前部を持ち上げたときに、
支柱とシャーシとの成す角度を鋭角となるように設定し
ているから、トレーラシャーシを所定角度傾斜する際に
あたり当該装置によるリフト量が小さくて済み、かつ、
装置にかかる曲げモーメントが小さくなることから、装
置のより一層のコンパクト化並びに軽量化が図れる。
【0047】請求項6にかかるトレーラ用荷下ろし装置
によれば、支柱とトレーラシャーシとをピン接合させて
いるので、支柱に大きな曲げモーメントが作用するのを
防止でき、その分支柱あるいは支柱とトレーラシャーシ
との接合部に要求される強度が低下することとなり、結
果的に重量の軽減が図れる。また、支柱に大きな曲げモ
ーメントが作用しないため、支柱のスムースな伸縮が実
現でき、加えて、支柱の摺動面の劣化の軽減並びに保守
作業の頻度の軽減が図れる。また、トレーラシャーシを
持ち上げるとき、接地脚部は接地面から反力を受ける
が、その反力の水平成分が接地脚部の接地面に対する摩
擦力を超えるときに接地脚部に滑りが生じることが懸念
されるが、接地脚部であるローラはトレーラシャーシの
中央部または後部にリンクを介して連結されてその動き
が拘束されるので、接地脚部が不用意に滑るのを未然に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すトレーラ用
荷下ろし装置をトレーラシャーシに取り付けた状態の側
面図である。
【図2】 同トレーラ用荷下ろし装置をトレーラシャー
シに取り付けた状態の正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態を示すトレーラ用荷下ろ
し装置の縦断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態を示すトレーラ用荷下ろ
し装置の図3のIVーIVに沿う詳細断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態を示すトレーラ用荷下ろ
し装置の接地脚部の取付状況を示すもので、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図6】 本発明の実施の形態のトレーラ用荷下ろし装
置の作用を説明する側面図である。
【図7】 本発明の実施の形態のトレーラ用荷下ろし装
置の作用を説明する正面図である。
【図8】 本発明の実施の形態のトレーラ用荷下ろし装
置の作用を説明する側面図である。
【図9】 本発明の実施の形態のトレーラ用荷下ろし装
置の作用を説明する正面図である。
【図10】 本発明のトレーラ用荷下ろし装置のトレー
ラシャーシへの取付角度を検討する側面図である。
【図11】 本発明のトレーラ用荷下ろし装置のトレー
ラシャーシへの取付角度を検討する側面図である。
【図12】 本発明の第2の実施の形態のトレーラ用荷
下ろし装置をトレーラシャーシに取り付けた状態の側面
図である。
【図13】 (a)〜(c)は同実施の形態のトレーラ
用荷下ろし装置の各状態を示す縦断面図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態のトレーラ用荷
下ろし装置の作用を説明する側面図である。
【図15】 本発明の第2の実施の形態のトレーラ用荷
下ろし装置の作用を説明する側面図である。
【図16】 本発明の第2の実施の形態のトレーラ用荷
下ろし装置の作用を説明する側面図である。
【図17】 従来のトレーラ用荷下ろし装置の例を示す
もので、(a)は搬送状態を示す側面図、(b)は荷下
ろし状態(排出状態)を示す側面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 3 トレーラトラック 4 トレーラシャーシ 10 トレーラ用荷下ろし装置 11 支柱 12 大筒体 13 中筒体 14 小筒体 16 内側シリンダ 17 外側シリンダ 28、30 スライダ 29、31 スライダ受け板 36 サイドバー 38 接地脚部 50 トレーラ用荷下ろし装置 51 ローラ 52 リンク 56 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597168583 ニイガタ機電株式会社 新潟県新潟市島見町3268番地18 (72)発明者 中西 芳勝 東京都港区芝5−6−1 出光石油化学株 式会社内 (72)発明者 桑原 節夫 千葉県市原市姉崎海岸1−1 出光石油化 学株式会社千葉工場内 (72)発明者 高橋 忠也 新潟県新潟市島見町3268番地18 ニイガタ 機電株式会社内 (72)発明者 田中 将博 新潟県新潟市島見町3268番地18 ニイガタ 機電株式会社内 (72)発明者 中島 三弘 東京都中央区八丁堀2−13−8 東京貿易 株式会社内 (72)発明者 廣瀬 俊雄 東京都中央区八丁堀2−13−8 東京貿易 株式会社内 Fターム(参考) 3D026 EA05 EA53 EA74

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源によって伸縮操作される支柱(1
    1)の一端側がトレーラシャーシ(4)の前部に取り付
    けられるとともに、前記支柱の他端側に接地脚部(3
    8、51)が取り付けられていることを特徴とするトレ
    ーラ用荷下ろし装置。
  2. 【請求項2】 前記支柱(11)は多段構造になってい
    ることを特徴とする請求項1記載のトレーラ用荷下ろし
    装置。
  3. 【請求項3】 前記支柱は、それぞれ大きさの異なる
    大、中、小3個の筒体(12、13、14)が同芯状に
    配置された構造とされ、小筒体と中筒体とを相対的に伸
    縮操作するシリンダ(16)が小筒体の内側に配置さ
    れ、中筒体と大筒体とを相対的に伸縮操作するシリンダ
    (17)が大筒体の外側に配置されていることを特徴と
    する請求項2記載のトレーラ用荷下ろし装置。
  4. 【請求項4】 前記支柱の他端側にはサイドバー(3
    6)が該支柱の軸線に対して直交する方向に延在するよ
    うに設けられ、該サイドバーの両先端部にはそれぞれ前
    記接地脚部が回転可能に取りつけられていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のトレーラ用荷下
    ろし装置。
  5. 【請求項5】 前記他端側の接地脚部が接地された状態
    で支柱が伸長して前記トレーラシャーシの前部を持ち上
    げたときに、支柱とシャーシとの成す角度(θ)が鋭角
    となるように設定されていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のトレーラ用荷下ろし装置。
  6. 【請求項6】前記支柱の一端側がトレーラシャーシの前
    部にピン接合され、支柱の他端側に設けられる接地脚部
    がローラ(51)で構成され、該ローラはリンク(5
    2)を介してトレーラシャーシの中央部または後部に連
    結されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載のトレーラ用荷下ろし装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106143436A (zh) * 2016-08-10 2016-11-23 中国烟草总公司广东省公司 一种动力机车原地掉头装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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