JP2000141262A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

Info

Publication number
JP2000141262A
JP2000141262A JP10330279A JP33027998A JP2000141262A JP 2000141262 A JP2000141262 A JP 2000141262A JP 10330279 A JP10330279 A JP 10330279A JP 33027998 A JP33027998 A JP 33027998A JP 2000141262 A JP2000141262 A JP 2000141262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing force
operation panel
torque
pressure
estimated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10330279A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Okanda
光一 大神田
Souichi Arita
創一 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP10330279A priority Critical patent/JP2000141262A/ja
Publication of JP2000141262A publication Critical patent/JP2000141262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な装置を必要とせず加圧力を検出し表示
できる。溶接ガンの通電中においても加圧力を検出し加
圧力のフィードバック制御が可能。 【解決手段】 位置ループ制御(76,73)時にはス
イッチSWを下にする。加圧力制御時にはスイッチSW
を上にする。指令された目標加圧力をトルクに変換した
指令トルクと外乱推定オブザーバ77により推定された
外乱トルクによってトルクのフィードバック制御(7
1,72)を行い速度指令vcを求める。さらに、速度
ループ制御(74,75)を行いサーボモータ9を駆動
する。これによりサーボモータ9で駆動される可動体に
よる対象物への加圧力を制御する。オブザーバを用いて
加圧力を求めるから、特別なセンサを必要とせず、溶接
ガンの場合でも通電加圧中でも加圧力を検出でき、加圧
力の表示、及びフィードバック制御ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット制御装置
に関し、サーボモータで駆動される可動体による対象物
への加圧力制御ができるロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接において、スポット溶接ガ
ンが対象物へ加える実際の加圧力を検出して表示する方
法として、従来、ロードセル等の加圧力検出センサをス
ポット溶接ガンの電極チップ間に挟み、該検出センサの
出力を専用のアンプで受け、専用の表示器にて実加圧力
の時間経過による変化の状況を表示している。
【0003】又、サーボモータで駆動制御されるスポッ
ト溶接ガンの加圧力制御として、加圧力の指令を変える
ことにより、加圧力を多段階に切り替え制御する方式の
ものが特開平10−58157号公報で公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した、従来の加圧
力の表示方法では、ロードセル等の加圧力センサを必要
とする。さらに、溶接チップ手加圧力センサを挟む必要
があるため、溶接チップに通電を行うとセンサが破壊す
ることになり、通電しスポット溶接を行っている時の実
加圧力を測定することはできない。
【0005】又、前記特開平10−58157号公報に
記載された加圧力制御方法においては、目標指令加圧力
を多段階に切り替えても、実際は溶接ガンの駆動系の摩
擦や応答遅れのため、加圧力の指令値の変化に対する実
加圧力の追従性が必ずしも良好ではない。又、溶接中に
は対象物のワークが熱膨張したり軟化圧縮したりするこ
とから、実加圧力が指令値に対して変動することがあ
る。そのために、サーボモータからの位置情報及びロー
ドセル等による実加圧情報、さらにはレーザセンサ等に
よるチップ先端位置のフィードバック情報に基づいて制
御している。しかし、上述したように、ロードセルを使
用して加圧力を測定するには、無通電状態で計測しなけ
ればならず、溶接チップに通電して溶接中の加圧力を測
定することができない。そのため、無通電状態で加圧力
を測定し、その測定結果に基づいて溶接条件データベー
スの加圧力指令を補正しなければならない。
【0006】しかしながら、溶接ガン等の可動部の駆動
系の摩擦は、経年変化、外気の温度変化により変化す
る。又、同一の加圧力指令であっても溶接時のガンの姿
勢、即ちロボットの姿勢によって、重力の影響を受けて
実際の加圧力は変化する。この加圧力の変化に対して、
無通電状態での加圧と、その結果から加圧条件データベ
ースの加圧力指令の補正を必要とする。そのため、前記
特開平10−58157号公報に記載の方法では、実際
の溶接中の加圧力を保証するためには、同一の指令加圧
力値に対して複数の溶接条件データを必要とする。その
結果、教示者の作業負担を増し、定期的な無通電加圧力
を必要とするため、保守点検工程による作業時間の増大
を招くという欠点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、加圧力センサと
して特別な装置を必要とせず加圧力を検出し表示でき、
さらには加圧力のフィードバック制御が可能なロボット
制御装置を提供することにある。
【0008】又、溶接ガンのガンチップの通電中におい
ても加圧力を検出し加圧力のフィードバック制御が可能
なロボット制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーボモータ
により可動体を駆動して対象物に付与する加圧力を制御
するロボット制御装置において、対象物に加えられた加
圧力を検出する検出手段を外乱推定オブザーバにより構
成し、時間の経過に伴って変化する目標加圧力を教示操
作盤で設定して、該設定された目標加圧力と検出手段で
検出した加圧力とに基づいて加圧力をフィードバック制
御すると共に、設定された目標加圧力を表示手段に表示
し、かつ検出手段によって検出された加圧力に基づい
て、該加圧力の時間の経過による変化の状況を表示手段
に表示するようにした。
【0010】又、サーボモータで駆動される可動体をス
ポット溶接ガンのガンチップとして、このガンチップに
より対象物に加えられる加圧力を通電中でも検出し、表
示及び加圧力をフィードバック制御するようにした。上
述した表示手段として、教示操作盤に設けられた表示手
段を用いる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用した一実施
形態のスポット溶接ロボット制御装置の要部ブロック図
である。又、図1は、該スポット溶接ロボット制御装置
1における溶接ガンのガンチップを駆動制御するサーボ
モータの制御系のブロック図である。
【0012】制御装置1はプロセッサ2を備え、該プロ
セッサ2にはインタフェース4、ROM、RAM、不揮
発性RAM等で構成されるメモリ5、デジタルサーボ回
路7と接続された共有RAM6がバス11によって接続
されている。インタフェース4にはロボットに各種動作
を教示したり、各種設定値やパラメータを設定するため
の表示装置付教示操作盤3が接続されている。メモリ5
のROM部にはシステムプログラムが記憶されていると
共に、不揮発性RAM部には、教示操作盤3を介して教
示された動作プログラムや各種設定値、パラメータが記
憶され、本発明に関係して後述する加圧力制御の加圧力
スケジュールテーブルSCH(1)〜SCH(n)が設
定記憶される。又、RAMはデータの一時記憶等に利用
されるが、本発明と関連して、後述する外乱推定オブザ
ーバで推定した推定トルクを記憶する推定トルクテーブ
ルTabがこのRAMに設けられている。
【0013】共有RAM6は、プロセッサ2とデジタル
サーボ回路7のプロセッサとの間の情報の送受を行うた
めのもので、プロセッサ2からは移動指令、加圧力指令
及び各種制御信号等がデジタルサーボ回路7のプロセッ
サに送信され、デジタルサーボ回路7のプロセッサから
は位置速度等の状態信号や、本発明と関係して、推定ト
ルクデータがプロセッサ2側に送信される。
【0014】デジタルサーボ回路7は、プロセッサ、R
OM,RAM,入出力インタフェース等を備え、サーボ
モータの位置、速度、トルク(電流)制御を行うと共
に、本発明と関係して、外乱推定オブザーバの処理及び
加圧力制御処理を行い、トランジスタインバータ等で構
成されたサーボアンプ8を介してサーボモータ9を駆動
制御するものである。なお、符号10はサーボモータ9
の位置、速度を検出するパルスコーダ等の位置・速度検
出器で、この位置・速度検出器で検出された位置、速度
はデジタルサーボ回路7にフィードバックされ、位置、
速度のループ制御がなされる。
【0015】なお、図2では溶接ロボットにおける溶接
ガンのガンチップを駆動するサーボモータ9のみを図示
したが、ロボットの各関節軸に設けられた各サーボモー
タに対しても、デジタルサーボ回路、サーボアンプ、位
置・速度検出器等が設けられるもので、従来のロボット
制御系と変わるものではないが、本発明の要旨には直接
関係がないので、省略している。
【0016】図1はスポット溶接ガンのガンチップを駆
動するサーボモータ9を駆動制御するデジタルサーボ回
路7の位置、速度、加圧力制御のブロック線図である。
【0017】プロセッサ2から共有RAM6を介して所
定周期毎、移動指令Pcがデジタルサーボ回路7に入力
されると共に、加圧力制御における指令加圧力FCが入
力される。なお、後述するように、指令加圧力FCは換
算トルク指令TCに変換されトルクループ処理がなされ
る。図1において符号SWは位置ループ制御とトルクル
ープ制御を切り替えるモードスイッチである。該スイッ
チSWが、図1において下側に切換られたときは、位置
ループモードとなる。この場合、所定周期毎プロセッサ
2から送られてくる移動指令Pcとパルスコーダ等の位
置・速度検出器10で検出したサーボモータ9の速度v
をブロック76で積分し、位置のフィードバック量を求
め移動指令からこの位置のフィードバック量を減じて位
置偏差を求める。該位置偏差にブロック73の位置ルー
プゲインkpを乗じて速度指令vcを求める。なお、こ
の位置ループ処理で速度指令vcを求める点は従来と同
様である。
【0018】こうして求められた速度指令vcから位置
・速度検出器10からフィードバックされる速度フィー
ドバック信号vfを減じて速度偏差を求め、ブロック7
4でこの速度偏差を積分して積分定数k1を乗じた値
と、ブロック75で前記速度偏差に比例定数k2を乗じ
た値を加算しトルク(電流)指令Icを求める。なお、
この速度指令vcと速度フィードバック信号に基づいて
トルク(電流)指令Icを求める速度ループ処理も従来
の速度ループ処理と同一である。
【0019】こうして求めたトルク(電流)指令Icに
基づき電流ループ処理を行いサーボアンプ8を介してP
WM制御等によりサーボモータで駆動されるスポット溶
接ガンであるサーボガンのサーボモータ9を駆動制御す
る。又、トルク(電流)指令Icとサーボモータ9の実
速度vに基づいて、外乱推定オブザーバ77の処理を行
い推定外乱トルクTrを求める。なお、この外乱推定オ
ブザーバは従来から公知のものであり、詳細は省略す
る。
【0020】一方、モードスイッチSWが図1において
上側に切り替えられ、加圧力制御モードになると、デジ
タルサーボ回路7のプロセッサは、加圧力指令を換算ト
ルク指令TCに変換し、この換算トルク指令TCから外
乱推定オブザーバ77で推定した外乱トルクTrを減じ
てトルク偏差を求め、このトルク偏差に、トルクから単
位時間当たりの移動量に変換するトルク/位置変換係数
kg(ブロック71)を乗じ、さらにブロック72で加
圧力制御ゲインkfを乗じて速度指令vcを求める。以
下前述した速度ループ処理を行いトルク(電流)指令I
cを求めサーボモータ9を駆動制御することになる。
【0021】以上がスポット溶接ガンのガンチップを駆
動するサーボモータの駆動制御を行うデジタルサーボ回
路7の位置、トルク、速度ループ制御の説明であるが、
以下、スポット溶接ガンによる加圧力制御を含む溶接制
御について、デジタルサーボ回路7が実行する処理を図
3に示すフローチャートと共に説明する。
【0022】まず、スポット溶接を行う対象物の材質、
厚さ、形状等に応じて、各種目標加圧力制御パターン
を、予め教示操作盤3から設定し、図4(a)に示すよ
うに加圧力スケジュールテーブルSCH(1)〜SCH
(n)としてメモり5の不揮発性RAM部に記憶させ
る。なお、図4(a)において、iは加圧力切換段の指
標で、T(i)は次の段の加圧力へ切り替える時間、F
c(i)はその段における目標加圧力である。なお、説
明を簡単にするために切り替え時間T(i)はデジタル
サーボ回路7のプロセッサが実行する位置・速度ループ
処理周期単位で設定している。実際の時間は、設定され
た値T(i)に位置・速度ループ処理周期を乗じたもの
となる。
【0023】この加圧力スケジュールテーブルSCH
(1)〜SCH(n)の設定方法は、教示操作盤3か
ら、加圧力制御開始してからの各加圧力を切り替えるま
での各段の時間T(i)、及び各段の加圧力Fc(i)
をそれぞれ数値で設定する。又、教示操作盤3の表示装
置に横軸を時間、縦軸を加圧力として、カーソル等のポ
インティングディバイスを用いて加圧力波形を設定し、
この設定加圧力波形に基づいてプロセッサ2が、図4
(a)に示す加圧力スケジュールテーブルSCH(i)
を作成するようにしてもよい。又、両者を組み合わせ
て、数値で設定した加圧力パターンを表示装置にグラフ
表示し、この表示されたパターンをポインティングディ
バイスを用いて修正するようにしてもよい。
【0024】そして、教示プログラム作成時には、前記
加圧力スケジュールテーブルSCH(1)〜SCH
(n)を選択しプログラムしておく。なお、この加圧力
スケジュールテーブルSCH(1)〜SCH(n)を選
択プログラムする場合、まず、加圧力スケジュールテー
ブルSCH(1)〜SCH(n)から順次選択し、その
データを横軸を時間、縦軸を加圧力として、表示装置に
図5のFcとして示すようにグラフ表示させ、表示され
た加圧力パターンから最適なものを選択するようにすれ
ばよい。
【0025】そこで、教示プログラムの実行を開始した
プロセッサ2は教示プログラムで指令されている加圧力
スケジュールテーブルSCH(k)の各データをメモリ
5の不揮発性RAM部から読み取り共有RAM6に書き
込み、溶接ガンを駆動制御するサーボモータのデジタル
サーボ回路7のプロセッサはこのデータを読み込みデジ
タルサーボ回路7内のRAMに格納する(ステップS
1)。なお、以下の説明では、加圧力スケジュールテー
ブルがk=1のSCH(1)が選択されたものとして説
明する。そして、位置ループ制御かトルクループ制御か
に切り替えるモードスイッチフラグSWを位置ループ制
御モードの「0」に設定する(ステップS2)。
【0026】ロボット制御装置のプロセッサ2は教示プ
ログラムを順次1ブロックずつ読み出し、従来と同様に
各関節軸、さらには、溶接ガンのデジタルサーボ回路へ
分配周期毎に移動指令を分配する。一方、各デジタルサ
ーボ回路のプロセッサは分配された移動指令に基づい
て、位置・速度ループ処理を行い各サーボモータを駆動
制御する。
【0027】溶接ガンのガンチップを駆動するサーボモ
ータ9のデジタルサーボ回路7のプロセッサは、図3の
ステップS3以下の処理を位置・速度ループ処理周期毎
実行する。まず、モードスイッチフラグSWが「1」か
判断し(ステップS3)、最初は「0」で位置ループモ
ードであるから、ステップS4に進み、外乱推定オブザ
ーバで推定されバッファに記憶されている推定トルクT
rが、圧力制御モードに切り替えるための基準値として
設定されている設定値以上か判断する(ステップS
4)。最初は初期設定で推定トルクは「0」であり設定
値を越えていないため、ステップS13に進み、従来と
同様の位置・速度ループ処理を行いトルク(電流)指令
Icを求め、電流ループ処理へ出力し電流ループ処理を
行ってサーボモータ9を駆動制御する。そして、求めら
れたトルク(電流)指令Icと、このとき位置・速度検
出器10で検出されたサーボモータの速度vに基づいて
外乱推定オブザーバの処理を行い推定トルクTrを求
め、バッファに記憶する(ステップS8、S9)。な
お、外乱推定オブザーバの処理はすでに公知であるから
その詳細は省略している。
【0028】次ぎに、モードスイッチフラグSWが
「1」か判断し(ステップS10)、「1」ではなく、
位置ループ制御モードであるときには、当該周期の処理
を終了し、ステップS3に戻る。以下、ステップS4で
推定トルクが設定値以上になるまで、位置・速度ループ
処理周期毎、ステップS3、S4,S13,S8,S
9,S10の処理を繰り返し、ガンチップを駆動するサ
ーボモータ9の位置、速度を制御すると共に、外乱推定
オブザーバの処理により外乱トルクを推定する処理を繰
り返し実行する。
【0029】かくして、ガンチップが駆動され、対象物
に当接しその移動が阻止された結果、ステップS9で推
定される外乱トルクTrが設定値以上になると、ステッ
プS4でこれが検出され、ステップS5に進み、モード
スイッチフラグSWを「1」にセットし、時間を計測す
るタイマt、及び加圧力切換段の指標iを「0」にセッ
トする。さらに、デジタルサーボ回路7内のRAMに記
憶する加圧力スケジュールテーブルSCH(1)の指標
i=0に対応する設定目標加圧力Fc(0)=500を
指令加圧力FCとしてレジスタに記憶する(ステップS
5)。この指令加圧力FCに定数aを乗じさらに定数b
を加算してトルクに換算した換算トルク指令TCを求め
る(ステップS6)。即ち、次の第1式によって換算ト
ルク指令TCを求める。なお、a,bは加圧力からトル
クに変換するための定数である。
【0030】 TC=FC*a+b ・・・(1) こうして求められた換算トルク指令TCから外乱推定オ
ブザーバで推定されバッファ記憶されている推定トルク
Trを減じトルク偏差を求めこの偏差にトルク/位置変
換係数kgを乗じ、さらに加圧力制御ゲインkfを乗じ
て速度指令vcを求める(即ち、図1におけるブロック
71,72の処理を行う)。さらにこの求められた速度
指令vcにより前述した従来と同様の速度ループ処理を
行い、トルク(電流)指令Icを求め、前述したように
サーボモータ9を駆動制御することになる(ステップS
7)。即ち、外乱推定オブザーバで推定した外乱トルク
Trが換算トルク指令TCと一致するようにトルクのフ
ィードバック制御がなされるから、ガンチップによる対
象物への加圧力は設定目標加圧力と等しくなるように制
御されることになる。
【0031】次ぎ、ステップS7で求められたトルク
(電流)指令Icと速度フィードバック信号に基づいて
外乱推定オブザーバの処理を行い、バッファに格納し
(ステップS8,S9)、モードスイッチフラグSWが
「1」か判断し(ステップS10)、「1」にセットさ
れているから、ステップS11に移行して、バッファに
格納した推定外乱トルクを共有RAM6に書き込む。ロ
ボット制御装置のCPU2は、この推定外乱トルクTr
を読み取り図4(b)に示すように、推定トルクテーブ
ルTabに時間の関数として記憶する(ステップS1
1)。さらに、タイマtを1インクリメントし当該周期
の処理を終了し、ステップS3に戻る。
【0032】次の周期からは、モードスイッチフラグS
Wが「1」にセットされているので、ステップS3から
ステップS14に移行する。加圧力スケジュールテーブ
ルSCH(1)の加圧力切換段の指標i=0に対応する
設定時間T(0)=0とタイマtの値を比較し、タイマ
tの値が設定時間T(0)=0を越えているときにはス
テップS15へ、以下のときにはステップS17に移行
する。この場合、タイマt=1で設定時間T(0)=0
を越えているから、ステップS15に移行し、指標iを
「1」インクリメントし、該指標iに対応する設定時間
T(i)=T(1)をスケジュールテーブルSCH
(1)から読み取り、「0」か否か判断する。この場合
T(1)=500であるから、ステップS17に進み、
切り替える前の設定目標加圧力Fc(i−1)と切換後
の目標加圧力指令Fc(i)へ移行させるための当該周
期での指令加圧力Fcを次の第2式の演算によって求め
る。
【0033】 Fc={[Fc(i)-Fc(i-1)]・[t-T(i-1)]/[T(i)-T(i-1)]}+Fc(i-1) ・・・(2) 即ち、加圧力切換前後の目標加圧力の差[Fc(i)−
Fc(i−1)]を切換の時間差[T(i)−T(i−
1)]で割って単位時間当たりの加圧力変量を求め、こ
の加圧力変量に切換開始からの経過時間[t−T(i−
1)]を乗じて、現時点での加圧力変化量を求め、この
加圧力変化量に切り替え開始時の目標加圧力Fc(i−
1)を加算し、当該周期における加圧力FCとする(ス
テップS17)。
【0034】現時点では、i=1であり、スケジュール
テーブルSCH(1)のT(1)=99、T(0)=0
Fc(1)=500 Fc(0)=500であるか
ら、指令加圧力FCは500となり、前周期のステップ
S5で求めた指令加圧力FCと代わりはない。
【0035】そして、この指令加圧力FCから換算トル
ク指令TCを求める前述したステップS6の処理及びス
テップS7のトルクループ処理、速度ループ処理を行い
トルク(電流)指令Icを求めて出力しサーボモータ9
を駆動制御する。さらに前述した外乱オブザーバの処理
を行い推定外乱トルクTrをバッファに記憶すると共に
推定トルクテーブルTabに格納し、タイマtを1インク
リメントし当該周期の処理を終了する。
【0036】次の周期では、i=1,t=2であること
から、T(i)=T(1)=99であるからステップS
14では、タイマtの値の方が小さいので、ステップS
17に進み、前記第2式の演算を行って指令加圧力FC
を求める。この場合Fc(0)及びFc(1)は共に5
00であるから、指令加圧力FC=Fc(0)=500
となり、指令加圧力には変化はない。こうして求めた指
令加圧力FCに基づいてステップS6以下の処理を行
う。以下、タイマtの値が設定時間T(i)=T(1)
=99を越えるまで、ステップS3,S14,S17,
S6〜S12の処理を各周期毎実行する。この場合i=
1であり、Fc(i)=Fc(1)=500,Fc(i
−1)=Fc(0)=500であるから、指令加圧力F
C=Fc(i−1)=Fc(0)=500となり、変化
はない。
【0037】そして、タイマtの値が100になると、
ステップS14でt=100>T(1)=99となるか
ら、ステップS15に移行し、指標iを1インクリメン
トし(i=2となる)、設定時間T(i)=T(2)が
「0」か判断し、T(2)は100であるから、ステッ
プS17に進み前記第2式の演算を行って、指令加圧力
FCを求める。この場合Fc(i)=Fc(2)=40
0,Fc(i−1)=Fc(1)=500、T(i)=
T(2)=100、T(i−1)=T(1)=99,t
=100であるから、指令加圧力FCは「400」とな
る。即ち、タイマtの値が99から100に変化する1
周期の間に、指令加圧力FCは500から400へと直
ちに変化することになる。
【0038】次の周期では、t=101となり、i=2
でT(2)=100であるから、ステップS14では真
となり、ステップS15へ進み、指標iは1インクリメ
ントされ「3」となり、対応する時間T(3)=200
であり「0」ではないから、ステップS16からステッ
プS17に移行し、第2式の演算を行って指令加圧力F
Cを求め、ステップS6以下の処理を行う。以下、タイ
マtの値が200=T(3)を越えるまで、ステップS
3,S14,S17,S6〜S12の処理を各周期毎実
行する。この間、i=3であるから、Fc(i)=Fc
(3)=50,Fc(i−1)=Fc(2)=400、
T(i)=T(3)=200、T(i−1)=T(2)
=100,となり、ステップS17で指令加圧力FCを
求める第2式は次の第3式となる。
【0039】 FC=[(50−400)/(200−100)]*(t−100)+400 =−3.5*(t−100)+400 ・・・(3) 前述したようにタイマtの値が100のときは指令加圧
力FCは400であった(第3式のtに100を代入す
るとFC=400となる)。そして、タイマtの値が1
01から1ずつ増加すると−3.5ずつ減少しタイマt
の値が200となると指令加圧力FCは50となる。即
ち、タイマtが設定された時間T(2)の100からT
(3)の200に変化する間に、指令加圧力FCは、指
令加圧力Fc(2)の400からFc(3)の50へ連
続して減少することになる。
【0040】タイマtの値が201となりT(3)=2
00を越えると、ステップS14からステップS15に
移行し指標i=4とし、設定時間T(4)=300で
「0」ではないからステップS16からステップS17
に移行して前述の第2式の演算を行い指令加圧力FCを
求める。この場合、i=4、Fc(i)=Fc(4)=
50,Fc(i−1)=Fc(3)=50、T(i)=
T(4)=300、T(i−1)=T(3)=200と
なり、指令加圧力FC=Fc(i−1)=Fc(3)=
50となり、変化はない。又、タイマtの値が300を
越えるまでは、指令加圧力FCは50であり変化はな
い。
【0041】以下、上述した処理を位置・速度ループ処
理周期毎実行し、ステップS16で、設定時間T(i)
が「0」であることが検出されたとき、即ち加圧制御期
間が経過したとき、ステップS16から、ステップS1
8に移行し、モードスイッチフラグSWを「0」にセッ
トして位置制御モードに切り替え、推定トルクを記憶す
るバッファに「0」を格納し(ステップS19)、当該
周期の処理を終了する。次の周期からは、該フラグSW
が「0」にセットされているから、ステップS3,S
4,S13,S8,S9,S10の処理を繰り返し、位
置速度ループ処理の制御を行う。
【0042】こうして、時間の経過につれて変化する設
定加圧力に基づいて溶接ガンのガンチップによる対象物
への加圧力がフィードバック制御される。そしてロボッ
ト制御装置1のメモリ5内のRAMには、図4(b)に
示されるように、外乱推定オブザーバで推定された推定
トルクTrが時間の関数として記憶されることになる。
【0043】そこで、作業員が、教示操作盤3を操作し
て、現在選択中の加圧力スケジュールテーブルSCH
(k)を選択し図5にFcとして示すように、グラフ表
示させ、さらに、実加圧力表示指令を教示操作盤3から
入力しすることにより、プロッサ2に実加圧力表示処理
を実行させる。この処理は、テーブルTabから、各時
間毎の推定トルクTrを読み出し、この推定トルクTr
を加圧力Frに変換して時間の関数の実加圧力パターン
として、図5にFrとして表示する。推定トルクTrか
ら実加圧力Frに変換する方法は、ステップS6の逆変
換を行えばよい。
【0044】即ち、次の第4式の演算を行って、実加圧
力Frを求める。
【0045】 Fr=(Tr−b)/a ・・・(4) 図5では選択されている加圧力スケジュールテーブルS
CH(1)の設定目標加圧力パターンFcと実加圧力パ
ターンFrを同時に表示している例を示している。この
ように、設定目標加圧力Fc及び実加圧力Frの時間経
過による変化の状況をグラフ表示できるので、実加圧力
と設定目標加圧力との対比が容易に行うことができ、作
業者は実加圧力が指令した設定目標加圧力通りに変化し
ているかを容易に確認することができる。又、推定トル
クTrを加圧力に変換することなく、そのまま推定トル
クTrを表示するようにしてもよい。さらには、設定し
ている目標加圧力をトルクに変換して目標トルクとして
表示してもよい。
【0046】なお、上述した実施形態では、教示操作盤
に設けた表示装置に設定目標加圧力パターンや実加圧力
パターンを表示するようにしたが、ロボット制御装置1
に教示操作盤以外に表示装置を取り付けた場合には、そ
の表示装置に前記各パターンを表示するようにしてもよ
い。又、上述した実施形態では、スポット溶接ロボット
の制御装置の例を示したが、本発明は加圧力制御が必要
なロボットの制御装置に適用できることはもちろんであ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明は、外乱推定オブザーバを用いて
実際の加圧力を検出するようにしたから、特別な装置を
必要とせず、対象物に付与する加圧力を検出することが
でき、時間経過による変化を検出し表示することがで
き、かつ、検出加圧力に基づいて、加圧力のフィードバ
ック制御することができ加圧力を目標加圧力に一致させ
る正確な加圧力制御ができる。
【0048】又、本発明をスポット溶接を行うロボット
のロボット制御装置に適用した場合においては、溶接ガ
ンのガンチップが対象物に付加する加圧力を、溶接ガン
を通電しスポット溶接中であっても検出することがで
る。しかも、溶接中に実加圧力が測定できるから、加圧
力のフィードバック制御が可能となり、このフィードバ
ック制御により、ロボットの位置、姿勢に影響されず、
正確な加圧力制御ができ、溶接品質が向上する。又、加
圧力のフィードバック制御ができることにより、溶接ガ
ンの駆動系の摩擦の変化に対して実時間で自動的に対応
することができることになり、同一指令加圧力に対して
1つの溶接条件データで済み、教示者の作業負担を軽減
できるという効果がある。さらには、溶接条件管理が簡
素化され、加圧力保証のための保守工程による作業時間
の増大をまねくことなく、加圧力の保証が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様におけるサーボモータの制
御ブロック図である。
【図2】同一実施態様のロボット制御系の要部ブロック
図である。
【図3】同一実施形態における溶接ガンのサーボモータ
のデジタルサーボ回路のプロセッサが実行する処理のフ
ローチャートである。
【図4】同一実施形態における設定目標加圧力のスケジ
ュールテーブル、及び推定トルクテーブルの説明図であ
る。
【図5】目標定加圧力パターン及び実加圧力パターンの
表示例の説明図である。
【符号の説明】
1 ロボット制御装置 2 ロボット制御装置のプロセッサ 3 表示装置付教示操作盤 7 デジタルサーボ回路 9 サーボモータ 10 位置・速度検出器 SCH(1)〜SCH(n) 加圧力スケジュールテー
ブル Tab 推定トルクテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F059 AA05 BA10 DA02 DD01 FA01 FC03 5H004 GA15 GB16 HA03 HA07 HB07 HB08 JA04 JA23 JB22 KA69 KA72 KB02 KB04 KB39 LA16 MA04 MA05 MA06 MA31 MA50

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教示データを設定する教示操作盤を備
    え、該教示操作盤で設定された目標加圧力に基づいてサ
    ーボモータを制御し、該サーボモータにより可動体を駆
    動して対象物に付与する加圧力を制御するロボット制御
    装置において、 前記対象物に加えられた加圧力を検出する検出手段を外
    乱推定オブザーバにより構成し、時間の経過に伴って変
    化する目標加圧力を前記教示操作盤で設定し、該設定さ
    れた目標加圧力と前記検出手段で検出した加圧力とに基
    づいて加圧力をフィードバック制御すると共に、前記設
    定された目標加圧力を表示手段に表示し、かつ前記検出
    手段によって検出された加圧力に基づいて、該加圧力の
    時間の経過による変化の状況を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  2. 【請求項2】 前記可動体はスポット溶接ガンのガンチ
    ップである請求項1記載のロボット制御装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は前記教示操作盤に設けら
    れている請求項1又は請求項2記載のロボット制御装
    置。
  4. 【請求項4】 教示データを設定する教示操作盤を備
    え、該教示操作盤で設定された目標加圧力に基づいてロ
    ボット手首に取り付けられたスポット溶接ガンのガンチ
    ップを駆動するサーボモータを制御し、対象物に付与す
    る加圧力を制御するロボット制御装置において、 前記サーボモータに加わる外乱トルクを推定する外乱推
    定オブザーバを設け、前記ガンチップで対象物を加圧通
    電しスポット溶接動作中、前記外乱推定オブザーバによ
    って外乱トルクを推定し、この推定外乱トルクもしくは
    該推定外乱トルクから加圧力に変換して表示手段に表示
    するようにしたことを特徴とするロボット制御装置。
  5. 【請求項5】 教示データを設定する教示操作盤を備
    え、該教示操作盤で設定された目標加圧力に基づいてロ
    ボット手首に取り付けられたスポット溶接ガンのガンチ
    ップを駆動するサーボモータを制御し、対象物に付与す
    る加圧力を制御するロボット制御装置において、 前記サーボモータに加わる外乱トルクを推定する外乱推
    定オブザーバを設け、前記ガンチップで対象物を加圧通
    電しスポット溶接動作中、前記教示操作盤で前記設定さ
    れた目標加圧力と前記外乱推定オブザーバによって推定
    した外乱トルクに基づいて加圧力をフィードバック制御
    することを特徴とするロボット制御装置。
  6. 【請求項6】 前記教示操作盤で設定される目標加圧力
    は時間の経過に伴って変化する加圧力である請求項5記
    載のロボット制御装置。
  7. 【請求項7】 表示手段を備え、前記教示操作盤で設定
    された目標加圧力及び前記外乱推定オブザーバで推定さ
    れた推定外乱トルクもしくは該推定外乱トルクから加圧
    力に変換した加圧力を前記表示手段に表示する請求項5
    又は請求項6記載のロボット制御装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は教示操作盤に設けられて
    いる請求項4又は請求項7記載のロボット制御装置。
JP10330279A 1998-11-06 1998-11-06 ロボット制御装置 Pending JP2000141262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10330279A JP2000141262A (ja) 1998-11-06 1998-11-06 ロボット制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10330279A JP2000141262A (ja) 1998-11-06 1998-11-06 ロボット制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000141262A true JP2000141262A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18230883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10330279A Pending JP2000141262A (ja) 1998-11-06 1998-11-06 ロボット制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000141262A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254233A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Wen-Liang Wang サーボ式位置/負荷検出演算制御システム
WO2011145366A1 (ja) * 2010-05-17 2011-11-24 三菱電機株式会社 モータ制御装置
CN104221265A (zh) * 2012-06-04 2014-12-17 住友重机械工业株式会社 作业机械及其控制方法
WO2018079671A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 ヤマハ株式会社 アクチュエータの駆動制御装置
US10907722B2 (en) 2015-09-14 2021-02-02 Tolomatic, Inc. Actuator diagnostics and prognostics

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62146588U (ja) * 1986-03-10 1987-09-16
JPH06312276A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Osaka Denki Co Ltd 抵抗溶接監視装置
JPH06339292A (ja) * 1993-04-02 1994-12-06 Fanuc Ltd 外乱負荷推定による力制御方法
JPH09288018A (ja) * 1996-04-19 1997-11-04 Sanmei Denki Kk 荷重計
JPH09295158A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Nissan Motor Co Ltd スポット溶接ガン

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62146588U (ja) * 1986-03-10 1987-09-16
JPH06339292A (ja) * 1993-04-02 1994-12-06 Fanuc Ltd 外乱負荷推定による力制御方法
JPH06312276A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Osaka Denki Co Ltd 抵抗溶接監視装置
JPH09288018A (ja) * 1996-04-19 1997-11-04 Sanmei Denki Kk 荷重計
JPH09295158A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Nissan Motor Co Ltd スポット溶接ガン

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254233A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Wen-Liang Wang サーボ式位置/負荷検出演算制御システム
WO2011145366A1 (ja) * 2010-05-17 2011-11-24 三菱電機株式会社 モータ制御装置
DE112011101670T5 (de) 2010-05-17 2013-05-16 Mitsubishi Electric Corporation Motorregler
JP5372249B2 (ja) * 2010-05-17 2013-12-18 三菱電機株式会社 モータ制御装置
KR101354221B1 (ko) 2010-05-17 2014-01-22 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 모터 제어 장치
US8928267B2 (en) 2010-05-17 2015-01-06 Mitsubishi Electric Corporation Motor controller
DE112011101670B4 (de) 2010-05-17 2018-09-13 Mitsubishi Electric Corporation Motorregler
DE112011101670B9 (de) * 2010-05-17 2018-11-15 Mitsubishi Electric Corporation Motorregler
CN104221265A (zh) * 2012-06-04 2014-12-17 住友重机械工业株式会社 作业机械及其控制方法
US10907722B2 (en) 2015-09-14 2021-02-02 Tolomatic, Inc. Actuator diagnostics and prognostics
WO2018079671A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 ヤマハ株式会社 アクチュエータの駆動制御装置
US11260526B2 (en) 2016-10-31 2022-03-01 Yamaha Corporation Driving control apparatus for actuator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3215086B2 (ja) ロボット制御装置
US6553652B2 (en) Force controlling robot
US5493192A (en) Abnormal load detection method
US7149602B2 (en) Correction data checking system for rebots
EP1038640B1 (en) Robot controller
US7203568B2 (en) Numerical controller
US20050263496A1 (en) Spot welding system using robot
CN112109080A (zh) 调整辅助装置
JP2000141262A (ja) ロボット制御装置
JP3322826B2 (ja) サーボモータによる加圧制御方法及び装置
US20160026175A1 (en) Numerical controller controlling acceleration and deceleration on basis of stopping distance
JPH05301196A (ja) ロボット制御系パラメータ調整装置
JPH08257975A (ja) 力検出補償を行う力制御ロボット
US20060197410A1 (en) Control method and apparatus of an ultrasonic motor, and an ultrasonic motor driver and controller
US9798316B2 (en) Motion controller capable of specifying program execution pace
Drossel et al. Modular system to measure and control the force distribution in deep drawing processes to ensure part quality and process reliability
EP1796263A1 (en) Time constant automatic estimation method, time constant automatic estimation apparatus and servo motor control system
EP1745881A1 (en) Servo controller for spot welding gun
US6069338A (en) Method and apparatus for controlling spot welding robot
WO1992009940A1 (en) Method for executing program for cnc equipment
JP3556236B2 (ja) 射出成形機のモニタ装置
JPH06297146A (ja) アーク溶接ロボットの溶接条件自動調整方法
JP2009106986A (ja) スポット溶接ガン制御装置
JPH06208403A (ja) 制御装置
JPH05169351A (ja) 工作機械の熱変位補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000711