JPH06339292A - 外乱負荷推定による力制御方法 - Google Patents

外乱負荷推定による力制御方法

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JPH06339292A
JPH06339292A JP5255266A JP25526693A JPH06339292A JP H06339292 A JPH06339292 A JP H06339292A JP 5255266 A JP5255266 A JP 5255266A JP 25526693 A JP25526693 A JP 25526693A JP H06339292 A JPH06339292 A JP H06339292A
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motor
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control
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JP5255266A
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Heisuke Iwashita
平輔 岩下
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Fanuc Corp
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 力センサを用いずにモータを駆動源とした装
置で力制御を行なう。 【構成】 外乱推定オブザーバ5によって外乱負荷トル
クTd2を推定し、力指令値Fc2からこの外乱負荷ト
ルクTd2を減じ(Td2は極性が逆となっているため
図1では加算されている)、さらに、実速度vに設定係
数βを乗じた値、あるいは最大許容実速度vmaxに設
定係数βを乗じた値を減じて力偏差Ferrを求め、比
例積分処理1によりトルク指令Tcを求めてモータを駆
動しモータの出力トルクが力指令値Fcに一致するよう
に力のフィードバック制御を行なう。速度vに比例する
値をフィードバックするのは系の安定性のためと、モー
タが制御対象からの反力を受けないときにモータが暴走
しないようにするためである。力センサを必要としない
ため、安価で簡単な力制御ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械やロボット、
さらに産業機械において、制御対象に力を与えるととも
に、その力を制御する力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】産業機械において、制御対象に力を加え
るとともに、その力を制御する力制御を行う場合、従
来、油圧シリンダを用いて油圧によって制御対象に与え
る力を制御する方法が一般的に行われている。また、ロ
ボットによりバリ取りを行うバリ取りロボットの場合、
ロボットの手首先端に取り付けたバリ取りツールをワー
クに押しつけて、その押圧力を制御しながらバリ取りを
行っている。このバリ取りロボットの場合、ロボットの
アーム等の各軸を駆動する駆動源は、油圧シリンダやサ
ーボモータで構成されているが、サーボモータで構成し
た場合、上記力制御を行うために力センサが用いられて
いる。すなわち、機械の先端の制御対象を押し付ける部
分に力センサを取付け、該センサで検出される力をフィ
ードバックして検出値が目標値に一致するようにフィー
ドバック制御を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】力センサを用いて力の
フィードバック制御を行う場合、力制御の安定性,信頼
性は力センサの安定性および信頼性に依存し、力センサ
が安定で高精度であれば高い精度の力制御が可能にな
る。しかし、力センサの信頼性は、従来のサーボモータ
の制御に使用される位置検出器の信頼性と比較して一般
的に低く、位置・速度制御に比べ力制御の精度は低い。
さらに、力センサは非常に高価であり、装置全体の価格
が低いものには使用できない。また、力センサはその取
付けが難しいという問題もある。また、モータによって
力制御を行う場合、力センサを使用せざるを得なく、該
力センサを使用すると上述したような問題が生じること
になる。そのため、駆動源として油圧シリンダを用いざ
るを得なく、各種装置において油圧式から電気式への変
換を妨げる要因となっている。
【0004】そこで、本発明の目的は、力センサを必要
とせず、モータによる力制御を容易に実施できる外乱負
荷推定による力制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータで駆動
する被駆動体に加わる外界からの負荷を力センサの代わ
りに外乱推定オブザーバによって推定し、該推定外乱負
荷トルクをフィードバックして該推定外乱負荷トルクが
力指令値と一致するようにフィードバック制御する。さ
らに、安定性と、制御対象からの反力を受けないときの
暴走を防止するために、上記推定外乱負荷トルクにモー
タの速度に設定係数を乗じた値を加算した値を力のフィ
ードバック値としてフィードバック制御を行う。また、
制御対象からの反力を受けないときの暴走を防止するた
めに、上記推定外乱負荷トルクにモータの最大許容速度
に設定係数を乗じた値を加算した値をフィードバック
し、この加算した値によって力の指令値であるトルク指
令値をクランプし、モータの回転速度が最大許容値以上
にならないように力制御を行う。また、上記外乱推定オ
ブザーバはモータに指令されるトルク指令値とモータの
実速度から外乱負荷トルクを推定して推定外乱負荷トル
クとして出力するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、外乱推定オブザーバによっ
て、モータに加わる外乱負荷トルクを推定し、この推定
外乱負荷トルクをフィードバックして目標値である力指
令値と一致するようにフィードバック制御する。そのた
め、推定外乱負荷トルクは目標値と一致するように制御
され,推定外乱負荷トルクが実際の負荷トルクと近似し
ていれば、実際の負荷トルクは目標値に制御されること
になる。
【0007】外乱推定オブザーバは、モータに指令され
るトルク指令値とモータの実速度等によって外乱負荷ト
ルクを推定するものであるから、トルクを与える対象が
なかったり、トルクを与えると動いてしまうような、モ
ータが制御対象からの反力を受けない場合には、推定外
乱負荷トルクが目標値に達せず、目標値に達しようとし
てモータが暴走することが想定される。そこで、モータ
の速度に設定係数を乗じた値をもフィードバックするこ
とによって、モータの実速度が上昇すればフィードバッ
ク値も上昇して目標値と一致するようにすることによ
り、モータの暴走を防止する。また、モータの最大許容
速度に設定係数を乗じた値を推定外乱負荷トルクに加算
した値をフィードバックして新たなトルク指令値を設定
してこの値にクランプしてモータの速度を最大許容速度
に制限して、モータの回転速度が最大許容値以上になら
ないようにして、モータの暴走を防止する。さらに、モ
ータの実速度をフィードバックすることよって振動発生
を防止し、制御の安定性を増すことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものでは
ない。
【0009】(実施例の構成)図1は、本発明を適用し
た一実施例の、工作機械の送り軸やロボットのアームの
軸を駆動するサーボモータの力制御のブロック線図であ
る。この実施例では、力制御を比例,積分(PI)制御
で行うもので、サーボモータに加わる外界からの力を外
乱推定オブザーバを適用して検出するようにしている。
項1のk1は力フィードバック制御における積分定数、
k2は比例定数である。また、項2,3はモータの伝達
関数で、ktはトルク定数、Jmはイナーシャであり、
項4はモータの実速度vに設定係数βを乗じた値をフィ
ードバックする項である。
【0010】図中の一点鎖線で示される5は、外界から
サーボモータに印加される外乱負荷トルクを検出する外
乱推定オブザーバであり、モータに指令されるトルク指
令Tcとモータの実速度vから、推定外乱負荷トルクT
d2 を推定するものである。つまり、外乱推定オブザー
バ5は、モータが外界から実際に受ける外乱負荷トルク
TLを直接に測定することなく、トルク指令Tcとモー
タの実速度vとに基づいた推定値として外乱負荷トルク
Td2 を出力するものである。なお、TLは実際にモー
タが受ける外乱負荷トルクであり、Sはラプラス演算子
を表している。
【0011】力指令Fcから外乱推定オブザーバ5で推
定した推定外乱負荷トルクTd2 を減じ(なお、外乱推
定オブザーバ5で求められる推定外乱負荷トルクTd2
は逆極性で得られるため、図1においては力指令Fcに
推定外乱負荷トルクTd2 が加算されるように記載され
ているが、実際は減算される)、さらに、項4において
モータの実速度vに設定係数βを乗じた値を減じて力偏
差Ferr (=Fc+Td2−β・v)を求め、この力偏
差Ferr に基づいて項1において比例積分処理を実行し
て、トルク指令(電流指令)Tcを求めモータへ出力す
る。この項4を通るフィードバック制御により、サーボ
モータから制御対象に付加される力(サーボモータが発
生する力)が力指令Fcに一致するように制御される。
【0012】また、外乱推定オブザーバ5の項52,5
3のk3,k4は外乱推定オブザーバのパラメータであ
り、項51のαは実際にサーボモータに出力されるトル
ク指令となる電流値Tcに乗じられるパラメータの値で
あり、モータのトルク定数の推定値kt* をイナーシャ
の推定値Jm * で除した(α=kt* /Jm* )として
表される。54は積分項で、項51,52,53の出力
をすべて加算した値を積分し、モータの推定速度vaを
求める項である。また、項55は、項53からの出力に
(1/α)を乗じて推定外乱負荷トルクTd2 を求める
項である。
【0013】図1に示される力制御のブロック図におい
て、α=kt* /Jm* とおき、かつモータのトルク定
数ktをその推定値kt* と等しい(kt=kt* )と
し、モータのイナーシャJmをその推定値Jm* (Jm
=Jm* )として解析すると、項3の演算により (Tc・kt+TL)(1/Jm・S)=v …(1) が得られ、また項5の出力vaを考えると、 {Tc・(kt/Jm)+(v−va)k3+(v−va)(k4/S)} ・(1/S)=va …(2) が得られる。第(1)式を変形すると次式となり、 Tc=(v・Jm・S−TL)/kt …(3) この第(3)式を第(2)式に代入して整理すると、 (v・Jm・S−TL)/Jm+(v−va)k3 +(v−va)(k4/S)=va・S …(4) S(v−va)+(v−va)・k3+(v−va)(k4/S) =TL/Jm …(5) となる。また、第(5)式からVerr(=v−va)
を求めると、 Verr=v−va =(TL/Jm)[1/{S+k3+(k4/S)}] …(6) 上記第(6)式から項53の出力Td1は次の第(7)
式によって表される。
【0014】 Td1=Verr・(k4/S) =(TL/Jm){k4/(S2 +k3・S+k4)} …(7) 第(7)式において、パラメータk3,k4を極が安定
するように選択すると、Td1=TL/Jmと近似する
ことができ、この関係式は全外乱トルクTd1を推定で
きることを示している。
【0015】そして、この全外乱トルクTd1に1/α
(=Jm* /kt* )を乗じて推定外乱負荷トルクTd
2 を求め、この推定外乱負荷トルクTd2 を用いて力の
フィードバック制御を行う。
【0016】この推定外乱負荷トルクTd2 を用いた力
のフィードバック制御では、力指令Fcに対して、外乱
推定オブザーバ5で推定した推定外乱負荷トルクTd2
と項4においてモータの実速度vに設定係数βを乗じた
値との差によって力偏差を求めて、その力偏差Ferr
(=Fc+Td2−β・v)を求め、さらに項1におい
てこの力偏差Ferr を比例積分処理してトルク指令Tc
を求める。このトルク指令Tcは電流指令であり、この
電流指令をモータに出力することによってモータのトル
ク制御を行うことができる。
【0017】つまり、この項4を通るフィードバック制
御により、サーボモータから制御対象に付加される力
(サーボモータが発生する力)が、力指令値Fcに一致
するように制御されることになり、例えばこの力指令値
Fcをある設定値として与えると、サーボモータに実際
に加わる負荷の大きさに係わらず、モータからは常に設
定されたトルクが発生することになる。
【0018】図2は、本発明の方法を実施するサーボモ
ータ制御系の要部ブロック図である。図2において、1
0は一般の工作機械やロボット等の機械を制御する制御
装置と同様の制御装置であり、この制御装置10から移
動指令,力指令,各種制御信号が共有メモリ11を介し
てディジタルモータ制御回路12に出力される。ディジ
タルモータ制御回路12は、プロセッサ(CPU),R
OM,RAM等により構成され、位置,速度,力等のモ
ータ制御をディジタル的に実行し、トランジスタインバ
ータ等で構成されるサーボアンプ13を介して各軸のサ
ーボモータ14を制御するものである。また、15は位
置,速度を検出する位置速度検出器でサーボモータのモ
ータ軸に取り付けられたパルスコーダ等で構成され、デ
ィジタルモータ制御回路12に検出した位置,速度フィ
ードバック信号を出力している。なお、これらの構成
は、従来の公知のディジタルサーボ回路の構成と同一の
ものを用いることができるが、力制御を行う点において
従来のディジタルサーボ回路と異なっている。
【0019】(実施例の動作)次に、前記力制御を行う
ための制御系の一動作例について、図3に示すディジタ
ルモータ制御回路のプロセッサが実施する力制御の一処
理のフローチャートに従って説明する。
【0020】なお、あらかじめ、外乱推定オブザーバを
構成する定数k3,k4,係数α,βをディジタルモー
タ制御回路12内に設置しておくものとする。
【0021】また、このサーボモータ14の位置・速度
を制御するときは、従来と同様の位置・速度ループ処理
を実行し、力制御を行うときは、位置・速度制御処理か
ら図3に示す力制御処理に切り換えて力制御を実行す
る。例えば、バリ取りロボットにおいて、バリ取り開始
位置までは、位置・速度制御を行って位置決めした後、
バリ取りのための力制御を実行する。
【0022】力制御に切り換えられると、ディジタルモ
ータ制御回路12のプロセッサは所定周期(通常速度ル
ープ処理周期と同一の周期)毎に図3に示す処理を実行
する。
【0023】まず、制御装置10から共有メモリ11を
介して送られてきた力指令値Fcを読むとともに、位置
・速度検出器15で検出されフィードバックされた速度
フィードバック値vを読み込む(ステップS1)。そし
て、外乱推定オブザーバ5の処理を開始し、ステップS
1で読み取った速度フィードバック値vからレジスタR
(va)に記憶してある推定速度vaを減じて、実速度
と推定速度の差Verrを求める(ステップS2)。な
お、図3においては、このレジスタRに記憶してある推
定速度をR(va)で表している。さらに、誤差Ver
rに設定定数k4を乗じた値を全外乱推定値Td1を記
憶しているアキュムレータに加算し、当該周期における
全外乱推定値Td1を求める(ステップS3)。すなわ
ち、ステップS3の処理は図1における要素53の処理
である。
【0024】次に、推定速度vaを記憶するレジスタR
(va)にステップS3で求めた全外乱推定値Td1を
加算するとともに、ステップS2で求めた差Verrに
定数k3を乗じた値を加算し、さらに、レジスタR(T
c)に記憶する前周期で読み込んだトルク指令Tcに設
定定数α(kt* =/Jm* )を乗じた値を加算し当該
周期の速度推定値vaを求め、レジスタR(va)に格
納する(ステップS4)。すなわち、ステップS4の処
理は、図1における要素51及び要素54等の処理によ
って推定速度vaを求める処理である。
【0025】次に、ステップS3で求めた全外乱推定値
Td1を設定係数αで除して推定外乱負荷トルクTd2
を求める。
【0026】以上のステップS2〜ステップS5までの
処理が推定外乱負荷トルクを求める外乱推定オブザーバ
5の処理である。
【0027】次に、外乱推定オブザーバ5により求めら
れた推定外乱負荷トルクを用いて、力制御を行う。以下
に示す制御例は、推定外乱負荷トルクにモータの実速度
に設定係数を乗じた値を加算した値を力のフィードバッ
ク値とし、そのフィードバック値が力指令値と一致する
ようにフィードバック制御することにより、安定性と、
制御対象からの反力を受けないときの暴走を防止するも
のである。
【0028】前記ステップS2〜ステップS5の外乱推
定オブザーバ5の処理により求められた推定外乱負荷ト
ルクTd2を力のフィードバック値として利用し、力指
令値Fcから減じることになるが、外乱推定オブザーバ
5で求められる推定外乱負荷トルクTd2は力指令値F
cと極性が逆になって求められるから、実際は力指令値
Fcに求められた推定外乱負荷トルクTd2を加算する
ことによって実質的に差を求めることになる。そして、
さらに、ステップS1で求めた速度フィードバック値v
に設定係数βを乗じた値を減じて力偏差Ferrを求め
る。すなわち、次式の演算を行うことにより力偏差Fe
rrを求める(ステップS6)。
【0029】Ferr=Fc+Td2−β・v 次に、積分器として作用するアキュムレータSumに上
記力偏差Ferrに積分定数k1、及びこの図3に示す
処理の周期Tsを乗じた値を加算することによって積分
処理を実行する(図1中の要素1の積分処理)(ステッ
プS7)。そして、該アキュムレータSumの値と上記
力偏差Ferrに比例定数k2を乗じた値を加算してト
ルク指令Tcを求める(ステップS8)。すなわち、図
1の項1の処理を実行することになる。こうして求めら
れたトルク指令Tcを次の周期で使用するためにレジス
タR(Tc)に格納するとともに電流ループに引き渡し
(ステップS9,ステップS10)、当該周期の処理を
終了する。
【0030】以降、力制御に切り換えられている限り、
上記図3に示す処理を所定周期毎に実行する。
【0031】上記実施例では、フィードバック量として
推定外乱負荷トルクTd2 にモータの実速度vに設定係
数βを乗じた値を加算したものを採用しているが、モー
タの実速度vの関数をフィードバック値の一部として利
用するのは、制御系の振動を防止して安定性を向上させ
るためと、モータの暴走を防止するためである。このモ
ータの暴走は、トルクを与える対象がなかったり、トル
クを与えると対象が動いてしまう等の制御対象からの反
力がモータに加わらない場合には、外乱推定オブザーバ
で推定する推定外乱負荷トルクTd2 が非常に小さな
り、その結果、力偏差Ferrが大きくなって減少する
ことにより発生する。そのため、速度に比例する値をフ
ィードバックすることによって、このような場合のモー
タの暴走を防止するものである。もし、必ず制御対象か
ら反力を受けるものであるときには、必ずしも速度に比
例する値をフィードバックする必要はない。
【0032】次に、前記力制御を行うための制御系の第
2の動作例について、図4に示すディジタルモータ制御
回路のプロセッサが実施する力制御の他の処理のフロー
チャートを用いて説明する。
【0033】なお、図4に示す第2の動作処理におい
て、推定外乱負荷トルクを求める外乱推定オブザーバ5
の処理は、前記図3に示したステップS1からステップ
S5までの前記第1の動作例中の処理と同様であり、外
乱推定オブザーバ5により求められた推定外乱負荷トル
クを用いて力制御を行う制御方法の点で相違している。
以下に示す制御例は、モータの最大許容速度に設定係数
を乗じた値に、推定外乱負荷トルクを加算した値をトル
ク指令値としてフィードバック制御を行うことにより、
安定性と、制御対象からの反力を受けないときの暴走を
防止するものである。
【0034】図1の制御系では、制御装置10から共有
メモリ11を介して送られてくる力指令値Fcと、位置
・速度検出器15で検出されフィードバックされる実速
度vに設定係数βを乗じた値と、外乱推定オブザーバ5
から得られる推定外乱負荷トルクTd2との間で、Fc
=−Td2+β・vとなるように制御が行われる。つま
り、力偏差Ferr(Ferr=Fc+Td2−β・
v)を減少させるような制御が行われる。
【0035】なお、推定外乱負荷トルクTd2を力のフ
ィードバック値として利用する場合、この推定外乱負荷
トルクTd2を力指令値Fcから減じることになるが、
外乱推定オブザーバで求められる推定外乱負荷トルクT
d2は力指令値Fcと極性が逆になって求められるた
め、実際は力指令値Fcに求められた推定外乱負荷トル
クTd2を加算することによって実質的に差を求めるこ
とになる。
【0036】ここで、トルクを与える制御対象がなかっ
たり、制御対象がトルクを与えると動いてしまうよう
な、モータが制御対象からの反力を受けない場合には、
実際に発生する実トルクは目標値であるトルク指令Tc
に達しない。このとき、モータの速度vはv=(Fc+
Td2)/βとなる。なお、外乱推定オブザーバ5によ
り得られる推定外乱負荷トルクTd2が、この実トルク
を推定するものとなる。この推定外乱負荷トルクTd2
は、目標値より小さい値であるため、上記式の関係から
速度vは上昇する。この速度Vの上昇は、モータが提供
可能な最大速度である最大許容速度vmaxを超える場
合がある。
【0037】そこで、本発明においては、速度vが最大
許容速度vmaxを超える場合には、力指令値Fcを調
整して新たな力指令値Fc2を求め、その力指令値Fc
2によって出力される速度が最大許容速度vmaxとな
るように制御することにより、暴走を防止する。つま
り、v=(Fc+Td2)/β>vmaxの場合に、F
cをFc2=−Td2+β・vmaxに変更することに
より、速度vを最大許容速度vmaxとなるように制御
を行うものである(Fc+Td2>0の場合)。
【0038】そこで、この第2の動作例においても前記
第1の動作例と同様に、あらかじめ、外乱推定オブザー
バを構成する定数k3,k4,係数α,βをディジタル
モータ制御回路12内に設置しておく。そして、このサ
ーボモータ14の位置・速度を制御するときは、従来と
同様の位置・速度ループ処理を実行し、力制御を行うと
きは、位置・速度制御処理から図4に示す力制御処理に
切り替えて力制御を実行する。
【0039】力制御に切り換えられると、ディジタルモ
ータ制御回路12のプロセッサは所定周期(通常速度ル
ープ処理周期と同一の周期)毎に図4に示す処理を実行
する。
【0040】まず、制御装置10から共有メモリ11か
ら、力指令値Fcとともにモータの最大許容速度vma
xを読み込む(ステップS21)。そして、前記第1の
動作例に示したように、図3のステップS1からステッ
プS5までの外乱推定オブザーバ5の処理によりトルク
フィードバック値である推定外乱負荷トルクTd2を求
めるとともに実速度vを取り込む(ステップS22)。
なお、図4では、図3のステップS1からステップS5
までの外乱推定オブザーバ5の処理については省略して
いる。
【0041】ステップS21で読み込んだ力指令値Fc
と、ステップS22で求めた推定外乱負荷トルクTd2
と、設定定数βにより速度vを表す(Fc+Td2)/
β(=v)の絶対値が最大許容速度vmaxを超えてる
か否かの判定を行う(ステップS23)。
【0042】図5に示す力指令値と速度との関係を示す
図において、力指令値Fcにより力制御を始め、時点
(a)において例えば制御対象からの反力が減少する
と、推定外乱負荷トルクTd2の減少が生じる。この推
定外乱負荷トルクTd2の減少により速度vはv=(F
c+Td2)の関係から加速を始め、時点(b)におい
てモータの持つ最大許容速度vmaxを超えることにな
る。ステップS23の判定では、この(Fc+Td2)
/β(=v)の絶対値が最大許容速度vmaxを超える
か否かの判定を行い、最大許容速度vmaxを超えてい
ない場合には新たな力指令値Fc2として従来と同一の
力指令値Fcを用い(ステップS27)、最大許容速度
vmaxを超えた場合にはステップS24〜ステップS
26の処理により新たな力指令値Fc2を設定して力指
令値の変更を行う。
【0043】最大許容速度vmaxを超えた場合、(F
c+Td2)の値の正負を判定し(ステップS24)、
(Fc+Td2)の値が正の値の場合には前記したよう
に新たな力指令値Fc2を(β・vmax−Td2)に
変更して、速度vが最大許容速度vmaxとなるように
制御を行う(ステップS25)。逆に、(Fc+Td
2)の値が負の値の場合には新たな力指令値Fc2を
(−β・vmax−Td2)に変更して、速度vが最大
許容速度vmaxとなるように制御を行う(ステップS
26)。
【0044】図5において、速度vが最大許容速度vm
axを超えた時点(b)に対応する時点(c)におい
て、この力指令値のFcからFc2への変更が行われ
る。なお、図5ではFc2が(β・vmax−Td2)
に変更された場合を示している。
【0045】この後のステップS29〜ステップS33
の処理は、前記第1の動作例において図3で示したステ
ップS6〜ステップS10と同様の処理となる。つま
り、前記ステップS25〜ステップS27で求めた力指
令値Fc2から推定外乱負荷トルクTd2とステップS
21で読み込んだ最大許容速度vmaxに設定係数βを
乗じた値とを減じて力偏差Ferr(=Fc+Td2−
β・v)を求める(ステップS29)。
【0046】次に、積分器として作用するアキュムレー
タSumに上記力偏差Ferrに積分定数k1、及びこ
の図4に示す処理の周期Tsを乗じた値を加算すること
によって積分処理を実行する(図1中の要素1の積分処
理)(ステップS30)。そして、該アキュムレータS
umの値と上記力偏差Ferrに比例定数k2を乗じた
値を加算してトルク指令Tcを求める(ステップS3
1)。すなわち、図1の項1の処理を実行することにな
る。こうして求められたトルク指令Tcを次の周期で使
用するためにレジスタR(Tc)に格納するとともに電
流ループに引き渡し(ステップS32,ステップS3
3)、当該周期の処理を終了する。
【0047】ここで、例えば、図5の時点(d)におい
て、制御対象からの反力が増加すると、推定外乱負荷ト
ルクTd2の増加する。この推定外乱負荷トルクTd2
の増加により速度vはv=(Fc+Td2)の関係から
減速し、最大許容速度vmaxよ小さくなる(時点
(e))。このため、力指令値Fc2は時点(f)では
じめの力指令値Fcに変更されることになる。
【0048】以降、力制御に切り換えられている限り、
上記図4に示す処理を所定周期毎に実行する。
【0049】上記第1の動作例、及び第2の動作例にお
いては、フィードバック量として推定外乱負荷トルクT
d2にモータの実速度v、あるいは最大許容速度vma
xに設定係数βを乗じた値を加算したものとし、モータ
の実速度vの関数をフィードバック値の一部に利用する
のは、制御系の振動を防止して安定性を向上させるとと
もに、制御対象からの反力がモータに加わらない場合の
モータの暴走を防ぐためである。つまり、制御対象から
の反力がモータに加わらない場合には、外乱推定オブザ
ーバで推定する推定外乱負荷トルクTd2は非常に小さ
くなり、その結果、力偏差Ferrが大きくなり減少す
ることがないことから、モータが暴走することになる。
そこで、速度に比例する値をフィードバックすることに
より、あるいは一定値にクランプした速度に比例する値
をフィードバックすることにより、モータの暴走を防止
するものである。従って、制御対象からの反力を必ず受
けるような制御系の場合には、必ずしも速度やクランプ
した速度にに比例する値をフィードバックする必要はな
い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外乱推定オブザーバによってモータに加わる負荷トルク
を推定して、該推定負荷トルクをフィードバックして該
推定負荷トルクが指令値された力と一致するようにフィ
ードバック制御するため、力センサ等を必要とせず、簡
単にセンサにより駆動される被駆動体による力制御を実
行することができるとともに、安価な力制御装置を得る
ことができる。そのため、従来、力制御ができないこと
から駆動源を油圧シリンダにして油圧による制御しかで
きなかった産業機械等の分野においてもモータを駆動源
として使用し、力制御を簡単に導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例の力制御のブロック
線図である。
【図2】同一実施例を実施するサーボモータ制御系の要
部ブロック図である。
【図3】同一実施例における力制御の一処理例のフロー
チャートである。
【図4】同一実施例における力制御の他の処理例のフロ
ーチャートである。
【図5】力指令値と速度との関係を示す図である。
【符号の説明】
5 外乱推定オブザーバ 10 制御装置 11 共有メモリ 12 ディジタルモータ制御回路 13 サーボアンプ 14 サーボモータ 15 位置・速度検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータで駆動する被駆動対に加わる外界
    からの負荷を外乱推定オブザーバによって推定し、該推
    定外乱負荷トルクをフィードバックして該推定外乱負荷
    トルクが力指令値と一致するようにフィードバック制御
    する外乱負荷推定による力制御方法。
  2. 【請求項2】 上記推定外乱負荷トルクにモータの速度
    に設定係数を乗じた値を加算した値を力のフィードバッ
    ク値とする請求項1記載の外乱負荷推定による力制御方
    法。
  3. 【請求項3】 上記推定外乱負荷トルクにモータの最大
    許容速度に設定係数を乗じた値を加算し、該加算値によ
    り力の指令値をクランプしてモータの回転速度が最大許
    容値以上にならないよう制御する請求項1記載の外乱負
    荷推定による力制御方法。
  4. 【請求項4】 上記外乱推定オブザーバはモータに指令
    されるトルク指令値とモータの実速度から外乱負荷トル
    クを推定する請求項1,2または請求項3記載の外乱負
    荷推定による力制御方法。
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