JP2000139761A - 携帯用人体局部洗浄装置 - Google Patents

携帯用人体局部洗浄装置

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JP2000139761A
JP2000139761A JP32320198A JP32320198A JP2000139761A JP 2000139761 A JP2000139761 A JP 2000139761A JP 32320198 A JP32320198 A JP 32320198A JP 32320198 A JP32320198 A JP 32320198A JP 2000139761 A JP2000139761 A JP 2000139761A
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JP
Japan
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human body
cleaning device
portable
toilet seat
cleaning
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Pending
Application number
JP32320198A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Saito
隆幸 齊藤
Takahiro Yanagawa
恭廣 柳川
Hironori Honda
裕紀 本田
Nobuhiro Goshima
伸洋 五島
Minoru Furukouji
実 古小路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯用人体局部洗浄装置に比べて使い
勝手の良い携帯用人体局部洗浄装置を提供する。 【解決手段】 洗浄水貯留タンクと、洗浄水吐出ノズル
と、洗浄水貯留タンクから洗浄水吐出ノズルへ洗浄水を
圧送するポンプと、ポンプヘ電力を供給する電源と、ポ
ンプの制御を行う操作部と、便座への取付治具とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体局部洗浄装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄水貯留タンクと、洗浄水吐出ノズル
と、洗浄水貯留タンクから洗浄水吐出ノズルへ洗浄水を
圧送するポンプと、ポンプの制御を行う操作部と、ポン
プヘ電力を供給する電源とを有する携帯用人体局部洗浄
装置が、市場に投入され、旅先や出張先での用便後の人
体局部の洗浄に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯用人体局部洗浄装
置には、使用の際に手で持つ必要があり、便座と一体化
された人体局部洗浄装置に比べて、使い勝手が悪いとい
う問題があった。本発明は上記問題に鑑みてなされたも
のであり、従来の携帯用人体局部洗浄装置に比べて使い
勝手の良い携帯用人体局部洗浄装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するために、洗浄水貯留タンクと、洗浄水吐
出ノズルと、洗浄水貯留タンクから洗浄水吐出ノズルへ
洗浄水を圧送するポンプと、ポンプの制御を行う操作部
と、ポンプヘ電力を供給する電源と、便座への取付治具
とを備えることを特徴とする携帯用人体局部洗浄装置を
提供する。本発明に係る携帯用人体局部洗浄装置は、取
付治具を介して便座に取付け可能なので、使用の際に手
で持つ必要が無い。従って、本発明に係る携帯用人体局
部洗浄装置は従来の携帯用人体局部洗浄装置に比べて使
い勝手が良い。
【0005】本発明においては、洗浄水貯留タンクと、
洗浄水吐出ノズルと、洗浄水貯留タンクから洗浄水吐出
ノズルへ洗浄水を圧送するポンプと、ポンプの制御を行
う操作部と、ポンプヘ電力を供給する電源とを有する携
帯用人体局部洗浄装置と、便座と、携帯用人体局部洗浄
装置を便座に着脱可能に取り付ける取付治具とを備え、
取付治具は携帯用人体局部洗浄装置の一部と便座の一部
とにより構成されることを特徴とする人体局部洗浄装置
を提供する。本発明に係る人体局部洗浄装置の携帯用人
体局部洗浄装置は、取付治具を介して便座に取付け可能
なので、使用の際に手で持つ必要が無い。従って、本発
明に係る人体局部洗浄装置の携帯用人体局部洗浄装置は
従来の携帯用人体局部洗浄装置に比べて使い勝手が良
い。本発明に係る人体局部洗浄装置にあっては、取付治
具が携帯用人体局部洗浄装置の一部と便座の一部とによ
り構成されるので、携帯用人体局部洗浄装置のみに取付
治具を設ける場合に比べて、携帯用人体局部洗浄装置を
しっかりと便座に取り付けることができる。この結果、
使用時の携帯用人体局部洗浄装置の安定性が増し、携帯
用人体局部洗浄装置の使い勝手が向上する。
【0006】本発明の好ましい態様においては、取付治
具は携帯用人体局部洗浄装置を便座に対して相対移動可
能に取り付ける。便座に取り付けられた携帯用人体局部
洗浄装置が、便座に対して相対移動可能であれば、洗浄
水吐出口の位置調整が可能となり、携帯用人体局部洗浄
装置の使い勝手が向上する。
【0007】本発明の好ましい態様においては、携帯用
人体局部洗浄装置の便座取付時に、携帯用人体局部洗浄
装置のポンプを便座に設けた操作部で制御する。便座の
操作し易い場所に設けた操作部で、携帯用人体局部洗浄
装置のポンプを制御することにより、携帯用人体局部洗
浄装置の操作性が向上する。本発明の好ましい態様にお
いては、便座に設けた操作部で携帯用人体局部洗浄装置
の操作部を操作する。本発明の好ましい態様において
は、便座に設けた操作部で携帯用人体局部洗浄装置のポ
ンプを直接制御する。便座に設けた操作部で携帯用人体
局部洗浄装置の操作部を操作して携帯用人体局部洗浄装
置のポンプを制御しても良く、便座に設けた操作部で携
帯用人体局部洗浄装置のポンプを直接制御しても良い。
【0008】本発明の好ましい態様においては、携帯用
人体局部洗浄装置の便座への取り付けと同時に、携帯用
人体局部洗浄装置のポンプと便座に設けた操作部とが電
気的に導通する。便座に設けた操作部で携帯用人体局部
洗浄装置のポンプを直接制御する場合、携帯用人体局部
洗浄装置の便座への取り付けと同時に、携帯用人体局部
洗浄装置のポンプと便座に設けた操作部とが電気的に導
通するように構成すれば、使用者が両者をコードで接続
して両者の電気的導通を図る必要がなくなり、携帯用人
体局部洗浄装置の使い勝手が向上する。
【0009】本発明の好ましい態様においては、携帯用
人体局部洗浄装置の便座取付時に、携帯用人体局部洗浄
装置の洗浄水貯留タンクが便座に設けた給水流路に連通
する。本発明の好ましい態様においては、携帯用人体局
部洗浄装置の便座取付時に、携帯用人体局部洗浄装置の
洗浄水吐出ノズルが便座に設けた給水流路に連通する。
携帯用人体局部洗浄装置の便座取付時に、便座に設けた
給水流路から携帯用人体局部洗浄装置に直接給水するよ
うに構成すれば、使用者が携帯用人体局部洗浄装置の洗
浄水貯留タンクに手動で給水する必要がなくなり、携帯
用人体局部洗浄装置の使い勝手が向上する。
【0010】本発明の好ましい態様においては、携帯用
人体局部洗浄装置の便座取付時に、便座に設けた電源か
ら携帯用人体局部洗浄装置に給電する。携帯用人体局部
洗浄装置の便座取付時に、便座に設けた電源から携帯用
人体局部洗浄装置に給電するように構成すれば、携帯用
人体局部洗浄装置の電源が枯渇した状態でも、携帯用人
体局部洗浄装置を便座に取付けて使用することができる
ので、携帯用人体局部洗浄装置の使い勝手が向上する。
【0011】本発明の好ましい態様においては、人体局
部洗浄装置は携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出ノズ
ルの自動洗浄装置を備える。携帯用人体局部洗浄装置の
洗浄水吐出ノズルの自動洗浄装置を設けることにより、
携帯用人体局部洗浄装置の衛生性が向上する。
【0012】本発明の好ましい態様においては、人体局
部洗浄装置は携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水貯留タン
ク内の水を加熱する加熱装置を備える。本発明の好まし
い態様においては、人体局部洗浄装置は携帯用人体局部
洗浄装置の洗浄水吐出ノズルを加熱する加熱装置を備え
る。携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水貯留タンク内の水
を加熱する加熱装置を設け、或いは携帯用人体局部洗浄
装置の洗浄水吐出ノズルを加熱する加熱装置を設けるこ
とにより、携帯用人体局部洗浄装置からの温水の吐出が
可能となり、携帯用人体局部洗浄装置の使用感が向上す
る。
【0013】本発明の好ましい態様においては、人体局
部洗浄装置は携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出ノズ
ルの駆動装置を備える。携帯用人体局部洗浄装置の洗浄
水吐出ノズルの駆動装置を設けることにより、洗浄水吐
出口の位置調整を手動で行う必要がなくなるので、携帯
用人体局部洗浄装置の使い勝手が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例に係る携帯用
人体局部洗浄装置を説明する。図1に示すように、本実
施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1は、洗浄水貯留タ
ンク2と、洗浄水貯留タンク2から延びる洗浄水吐出ノ
ズル3と、洗浄水貯留タンク2から洗浄水吐出ノズル3
へ洗浄水を圧送するポンプ4と、充電可能な乾電池5
と、乾電池5とポンプ4とを接続する電力供給回路を開
閉してポンプ4の作動を制御する操作ボタン6とを備え
ている。洗浄水貯留タンク2、洗浄水吐出ノズル3の基
部、ポンプ4、乾電池5は、偏平な楕円断面のケーシン
グ7内に格納されている。ケーシング7の一方の端部は
着脱可能な蓋7aを形成している。ケーシング7の外面
に、複数の吸着パッド8が取り付けられている。
【0015】携帯用人体局部洗浄装置1の使用に際して
は、使用者は、蓋7aを取り外して洗浄水貯留タンク2
に給水し、蓋7aを閉じる。次いで使用者は、図2に示
すように、洗浄水吐出ノズル3の先端部を便座Aの中心
部ヘ且つ斜め下方ヘ差し向けた状態で吸着パッド8を便
座Aの上面先端部に押し付けて携帯用人体局部洗浄装置
1を便座Aに取り付ける。用便後、使用者は操作ボタン
6を押し、ポンプ4に電力を供給してポンプ4を作動さ
せ、洗浄水吐出ノズル3の先端部に形成した洗浄水吐出
口から洗浄水を上向きに吐出させて、局部を洗浄する。
使用者は、局部洗浄の終了後、操作ボタン6を押してポ
ンプ4ヘの電力供給を停止し、次いで、携帯用人体局部
洗浄装置1を持ち上げて便座Aから離脱させる。
【0016】本実施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1
は、吸着パッド8を介して便座Aに取付け可能なので、
使用の際に手で持つ必要が無い。従って、本実施例に係
る携帯用人体局部洗浄装置1は従来の携帯用人体局部洗
浄装置に比べて使い勝手が良い。
【0017】本発明の第2実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。図3に示すように、本実施例に係る人体局部洗浄装
置10が備える携帯用人体局部洗浄装置11には、第1
実施例の携帯用人体局部洗浄装置1の吸着パッド8に代
えて、図示しない係止用の面ファスナー(マジックテー
プ)や磁石が取り付けられている。また携帯用人体局部
洗浄装置11には、位置決め用の突起12が設けられて
いる。携帯用人体局部洗浄装置11は、携帯用人体局部
洗浄装置1と同様の洗浄水貯留タンク、洗浄水吐出ノズ
ル13、ポンプ、乾電池、操作ボタン、ケーシング、蓋
を備えている。便座14の上面後端部と上面前端部と
に、携帯用人体局部洗浄装置11を受け入れる偏平な半
楕円断面の嵌合凹部15が形成されている。嵌合凹部1
5に図示しない係止用の面ファスナーや磁石が取り付け
られている。また嵌合凹部15には、位置決め用突起1
2と係合する位置決め用凹部16が形成されている。携
帯用人体局部洗浄装置11と、便座14とにより、人体
局部洗浄装置10が形成されている。
【0018】使用者は、お尻洗浄の際には、位置決め用
の突起12を後部の位置決め用凹部16に嵌合させて携
帯用人体局部洗浄装置11を後部の嵌合凹部15に対し
て位置決めした後、携帯用人体局部洗浄装置11を後部
の嵌合凹部15に嵌合させ、携帯用人体局部洗浄装置1
1の面ファスナーや磁石を後部の嵌合凹部15の面ファ
スナーや磁石と係合させて、携帯用人体局部洗浄装置1
1を便座14に取り付け、用便後のお尻洗浄を行う。使
用者は、ビデ洗浄の際には、位置決め用の突起12を前
部の位置決め用凹部16に嵌合させて携帯用人体局部洗
浄装置11を前部の嵌合凹部15に対して位置決めした
後、携帯用人体局部洗浄装置11を前部の嵌合凹部15
に嵌合させ、携帯用人体局部洗浄装置11の面ファスナ
ーや磁石を前部の嵌合凹部15の面ファスナーや磁石と
係合させて、携帯用人体局部洗浄装置11を便座14に
取り付け、ビデ洗浄を行う。
【0019】本実施例に係る人体局部洗浄装置10にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置11は、携帯用人体局
部洗浄装置11に取り付けた位置決め用の突起12を便
座14に設けた位置決め用凹部16に嵌合させ、携帯用
人体局部洗浄装置11を便座14に設けた嵌合凹部15
に嵌合させ、携帯用人体局部洗浄装置11に取り付けた
面ファスナーや磁石を、便座14の嵌合凹部15に取り
付けた面ファスナーや磁石に係合させて、便座14に取
り付けられるので、携帯用人体局部洗浄装置1に取り付
けた吸着パッド8のみで便座Aに取り付ける第1実施例
に係る携帯用人体局部洗浄装置1よりも、しっかりと便
座14に取り付けることができる。本実施例に係る人体
局部洗浄装置10が備える携帯用人体局部洗浄装置11
は、第1実施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1より
も、使用時の安定性が高く、使い勝手が良い。
【0020】図4に、人体局部洗浄装置10の第1変形
例を示す。第1変形例においては、便座14の嵌合凹部
15の近傍部14aが、図4(b)で矢印で示すよう
に、便座14の中心部ヘ向けて径方向に且つ斜め下向き
にスライド可能に構成されている。係る構成によれば、
携帯用人体局部洗浄装置11を便座14に取り付けた
後、携帯用人体局部洗浄装置11を便座14の中心方向
へ手動で移動させて、洗浄水吐出ノズル13の吐出口の
位置を調整できるので、携帯用人体局部洗浄装置11の
使い勝手が向上する。
【0021】図5〜7に、人体局部洗浄装置10の第2
変形例を示す。第2変形例においては、携帯用人体局部
洗浄装置11のケーシングは略長方形断面に形成されて
いる。携帯用人体局部洗浄装置11には、複数の位置決
め用突起12に代えて、単一の位置決め用の突起12a
が取り付けられている。位置決め用の突起12aの先端
部は基部に比べて大径に形成されている。便座14に
は、偏平な半楕円断面の嵌合凹部15に代えて、矩形断
面の凹部15aが形成されている。凹部15aに、位置
決め用凹部16に代えて、位置決め用突起12aが、便
座14の中心部へ向けて径方向に移動可能に係合する、
平面視だるま穴形状の係合溝16aが形成されている。
係る構成によれば、位置決め用の突起12aを係合溝1
6aの大径凹部に差し込み、次いで携帯用人体局部洗浄
装置11を便座14の中心部へ向けて径方向に適正距離
だけ移動させて、携帯用人体局部洗浄装置11を便座1
4に取り付けた後、図7に示すように、携帯用人体局部
洗浄装置11を便座14の中心部ヘ手動で接近させ、或
いは便座14の中心部から手動で遠ざけ、或いは携帯用
人体局部洗浄装置11を位置決め用の突起12aを中心
に手動で回動させて、洗浄水吐出ノズル13の吐出口の
位置を調整できるので、携帯用人体局部洗浄装置11の
使い勝手が向上する。
【0022】本発明の第3実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。図8に示すように、本実施例に係る人体局部洗浄装
置20が備える携帯用人体局部洗浄装置21は、第1実
施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1と同様の洗浄水貯
留タンク、ポンプ、電源を格納し、第1実施例に係る携
帯用人体局部洗浄装置1と同様の操作ボタンが取り付け
られた、直方体形状の第1ケーシング22と、洗浄水吐
出ノズル23が取り付けられた偏平な直方体形状の第2
ケーシング24とを備えている。第2ケーシング24
は、図8で白抜き矢印で示すように、ヒンジ25を介し
て折り畳み可能に第1ケーシング22に取り付けられて
いる。ポンプと洗浄水吐出ノズル23はフレキシブルチ
ューブにより連結されている。便座26の下面には、第
2ケーシング24が嵌合係止される嵌合凹部27が形成
されている。
【0023】使用者は、携帯の際に折り畳んでいた第2
ケーシング24を、第1ケーシング22に対して約90
°の角度で起立させ、第2ケーシング24を嵌合凹部2
7に嵌合係止させ、携帯用人体局部洗浄装置21を便座
26に取り付け、お尻洗浄やビデ洗浄を行う。
【0024】本実施例に係る人体局部洗浄装置20にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置21は、第2ケーシン
グ24を嵌合凹部27に嵌合係止させて、便座26に取
り付けられるので、携帯用人体局部洗浄装置1に取り付
けた吸着パッド8のみで便座Aに取り付ける第1実施例
に係る携帯用人体局部洗浄装置1よりも、しっかりと便
座26に取り付けることができる。本実施例に係る人体
局部洗浄装置20が備える携帯用人体局部洗浄装置21
は、第1実施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1より
も、使用時の安定性が高く、使い勝手が良い。
【0025】本発明の第4実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置30が備える携帯
用人体局部洗浄装置31には、図9、10に示すよう
に、電極32a、32bが取り付けられている。電極3
2a、32bは、携帯用人体局部洗浄装置31が内蔵す
る乾電池33とポンプ34とを接続する電力供給回路に
接続されている。上記を除き、携帯用人体局部洗浄装置
31の構成は第2実施例に係る携帯用人体局部洗浄装置
11の構成と同様である。便座35の嵌合凹部36に電
極37a、37bが取り付けられている。電極37a、
37bは、便座35の後部側面に取り付けられた操作ボ
タン38に接続されている。上記を除き便座35の構成
は第2実施例に係る便座14の構成と同様である。
【0026】携帯用人体局部洗浄装置31を、第2実施
例と同様の要領で便座33に取り付けると、電極32a
が電極37aに接触し、電極32bが電極37bに接触
する。この結果、便座35に取り付けられた操作ボタン
38が、携帯用人体局部洗浄装置31に取り付けられた
操作ボタン39と並列に、乾電池33とポンプ34とを
接続する電力供給回路に接続される。使用者が、便座3
5に取り付けられた操作ボタン38を押すと、乾電池3
3からポンプ34に電力が供給され、携帯用人体局部洗
浄装置31の洗浄水吐出ノズルから洗浄水が吐出する。
【0027】本実施例に係る人体局部洗浄装置30にお
いては、便座35の操作し易い場所である後部側面に取
り付けた操作ボタン38で、携帯用人体局部洗浄装置3
1のポンプ34を制御できるので、携帯用人体局部洗浄
装置31の操作性が良い。携帯用人体局部洗浄装置31
の便座35への取り付けと同時に、携帯用人体局部洗浄
装置31のポンプ34と便座35に設けた操作ボタン3
8とが電気的に導通するので、使用者が両者を別置きの
コードで接続して両者の電気的導通を図る必要がない。
従って、携帯用人体局部洗浄装置31の使い勝手が良
い。
【0028】便座35に設けた操作ボタン38で携帯用
人体局部洗浄装置31のポンプ34を直接制御するのに
代えて、便座35に、充電可能な乾電池と、操作ボタン
38を介して前記乾電池に接続された電磁レノイドとを
取り付け、操作ボタン38により前記電磁レノイドを操
作し、便座35に取り付けた携帯用人体局部洗浄装置3
1の操作ボタン39を前記電磁ソレノイドで押し、乾電
池33からポンプ34に電力を供給するように構成して
も良い。或いは、便座35に設けた操作ボタン38で携
帯用人体局部洗浄装置31のポンプ34を直接制御する
のに代えて、携帯用人体局部洗浄装置31の操作ボタン
39に永久磁石を取り付け、便座35に、充電可能な乾
電池と、操作ボタン38を介して前記乾電池に接続され
た電磁石とを取り付け、操作ボタン38により前記電磁
石を操作し、前記電磁石と操作ボタン39に取り付けた
永久磁石との反発を利用して、便座35に取り付けた携
帯用人体局部洗浄装置31の操作ボタン39を押し、乾
電池33からポンプ34に電力を供給するように構成し
ても良い。この場合でも、便座35の操作し易い場所で
ある後部側面に取り付けた操作ボタン38で、携帯用人
体局部洗浄装置31のポンプ34を制御できるので、携
帯用人体局部洗浄装置31の操作性が良い。
【0029】便座35に設けた操作ボタン38の操作
を、電波信号や光信号に変換して携帯用人体局部洗浄装
置31ヘ送信し、携帯用人体局部洗浄装置31のポンプ
34を制御するように構成しても良い。
【0030】便座35に設けた操作ボタン38の操作
を、ワイヤーケーブル等を介して便座35に設けた押圧
部材に伝達し、当該押圧部材を駆動して、便座35に取
り付けた携帯用人体局部洗浄装置31の操作ボタン39
を押すように構成しても良い。
【0031】本発明の第5実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。図11に示すように、本人体局部洗浄装置40にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置41の洗浄水貯留タン
ク42に給水口42aが形成されている。洗浄水貯留タ
ンク42に、水位センサー、圧力センサー、重量センサ
ー等の、タンク内の水量を検知するためのセンサー43
が取り付けられている。図12(a)に示すように、給
水口42aは洗浄水貯留タンク42の囲壁に立設された
筒体である。給水口42aの内部に、Oリング42b
と、給水口42aと同心に配設された突き出しピン42
cと、突き出しピン42cを給水口42aに取り付ける
放射状の複数のリブ42dとが取り付けられている。携
帯用人体局部洗浄装置は41は、第1実施例に係る携帯
用人体局部洗浄装置1と同様のポンプ、洗浄水吐出ノズ
ル、乾電池、操作ボタン、ケーシング、蓋を備えてい
る。給水口42aは蓋を貫通してケーシング外ヘ突出し
ている。携帯用人体局部洗浄装置は41には、図5に示
した位置決め用の突起12aと同様の図示しない単一の
位置決め用突起が取り付けられている。
【0032】図11に示すように、便座44には、電磁
止水弁45を介して水道配管に接続された熱交換器46
と、熱交換器46から延びる給水配管47とが取り付け
られている。熱交換器46内に、ヒーター46aと温度
センサー46bとが配設されている。温度センサー46
bからの温度信号が、制御装置48に入力され、制御装
置48から制御信号が電磁止水弁45、ヒーター46a
に出力される。また後述するように、センサー43から
の水量信号が制御装置48に入力される。図12(a)
に示すように、給水配管47には、バネ49aの付勢力
を受けて給水配管47を閉鎖する止水弁49が取り付け
られている。便座44には、図6に示した係合溝15a
と同様の、図示しない平面視だるま穴形状の係合溝が形
成されている。但し、当該係合溝は、図6とは反対方向
ヘ差し向けられている。すなわち係合溝の大径凹部は、
便座44の中心方向ヘ差し向けられている。
【0033】本実施例に係る人体局部洗浄装置40にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置41の位置決め用の突
起を便座44の係合溝の大径凹部に差し込み、次いで携
帯用人体局部洗浄装置41を、便座44の中心部から遠
ざかるように径方向に適正距離だけ移動させて、携帯用
人体局部洗浄装置41を便座44に取り付ける。図12
(b)に示すように、洗浄水貯留タンク42の給水口4
2aが、給水管47に外嵌合し、突き出しピン42cが
止水弁49を押す。止水弁49がバネ49aの付勢力に
逆らって移動し、給水配管47の端部が開放される。こ
の結果、洗浄水貯留タンク42が給水配管47に連通す
る。給水口42aと給水配管47との連結部は、Oリン
グ42bによって止水される。携帯用人体局部洗浄装置
41を便座44に取り付けると、センサー43が制御装
置48に電気的に導通する。
【0034】携帯用人体局部洗浄装置41を便座44に
取り付けると、当該取り付けを図示しないセンサーによ
り検知した制御装置48は、電磁止水弁45を開き、熱
交換器46に水道水を供給する。水道水の流入により、
熱交換器46内の適温の温水が、熱交換器46から押し
出され、給水配管47と給水口42aとを通って、洗浄
水貯留タンク42ヘ流入する。センサー43からの水量
信号に基づき、洗浄水貯留タンク42が満杯になった時
点で、制御装置48は、電磁止水弁45を閉じる。洗浄
水貯留タンク42への温水の流入が停止する。使用者
は、携帯用人体局部洗浄装置41の操作ボタンを操作し
て、洗浄水吐出ノズルから洗浄水を吐出させ、用便後の
局部を洗浄する。局部洗浄の終了後、使用者は、携帯用
人体局部洗浄装置41を便座44から取り外し、洗浄水
貯留タンク42内に残留する洗浄水を便器内に廃棄す
る。止水弁49がバネ49aの付勢力を受けて移動し給
水配管47を閉じる。
【0035】本実施例に係る人体局部洗浄装置40にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置41を便座44に取り
付けると、便座44の給水配管47を介して携帯用人体
局部洗浄装置41の洗浄水貯留タンク42に直接給水さ
れるので、使用者が携帯用人体局部洗浄装置41の洗浄
水貯留タンク42に手動で給水する必要が無い。従っ
て、携帯用人体局部洗浄装置41の使い勝手が良い。
【0036】本発明の第6実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。図13に示すように、本人体局部洗浄装置50にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置51は、第1実施例に
係る携帯用人体局部洗浄装置1と同様の洗浄水貯留タン
ク、洗浄水吐出ノズル、ポンプ、乾電池、操作ボタン、
ケーシング、蓋を備えている。本人体局部洗浄装置50
においては、第5実施例の給水口42aに代えて、携帯
用人体局部洗浄装置51に、洗浄水吐出ノズルから分岐
する分岐配管52が設けられている。分岐配管52の途
上に逆流防止弁53が配設されている。分岐配管52の
端部52aが蓋を貫通してケーシング外ヘ突出してい
る。端部52aは第5実施例の給水口42aと同様の構
成を有している。便座54の構成は、第5実施例の便座
44と同様である。携帯用人体局部洗浄装置51の便座
54への取り付け機構は第5実施例の取付け機構と同様
である。
【0037】人体局部洗浄装置50においては、携帯用
人体局部洗浄装置51を便座54に取り付けると、分岐
配管52の端部52aが便座54の給水配管55連結さ
れる。この結果、携帯用人体局部洗浄装置51の洗浄水
吐出ノズルが便座54の給水配管55に連通する。便座
54の給水配管55、分岐配管52を介して携帯用人体
局部洗浄装置51の洗浄水吐出ノズルヘ洗浄水が供給さ
れ、洗浄水吐出ノズルから吐出する。
【0038】人体局部洗浄装置50においては、携帯用
人体局部洗浄装置51を便座54に取り付けると、便座
54の給水配管55を介して携帯用人体局部洗浄装置5
1の洗浄水吐出ノズルに直接給水されるので、使用者が
携帯用人体局部洗浄装置51の洗浄水貯留タンクに手動
で給水する必要がない。従って、携帯用人体局部洗浄装
置51の使い勝手が良い。尚、人体局部洗浄装置50に
おいては、使用者が携帯用人体局部洗浄装置51の洗浄
水貯留タンクに手動で給水し、洗浄水貯留タンクから洗
浄水を吐出させて局部洗浄を行うことも可能である。こ
の場合、逆流防止弁53により、分岐配管52への洗浄
水の逆流が防止される。
【0039】本発明の第7実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置60においては、
図14(a)に示すように、携帯用人体局部洗浄装置6
1は、第1実施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1と同
様の図示しない洗浄水貯留タンク、洗浄水吐出ノズル、
ポンプ、充電可能な乾電池、操作ボタン、ケーシング、
蓋を備えると共に、ケーシング表面に取り付けられた表
面電極62と、表面電極62に対峙して配設された永久
磁石から成る可動電極63とを備えている。可動電極6
3はバネ64により、表面電極62から遠ざかる方向に
付勢されている。可動電極63は充電可能な乾電池に接
続されている。便座65は、表面電極66と、表面電極
66に対峙して配設された永久磁石から成る可動電極6
7とを備えている。可動電極67はバネ68により、表
面電極66から遠ざかる方向に付勢されている。可動電
極67は、便座65内に配設された図示しない直流電源
に接続されている。
【0040】携帯用人体局部洗浄装置61は、第2実施
例に係る人体局部洗浄装置10と同様の機構により、便
座65に取り付けられる。携帯用人体局部洗浄装置61
が便座65に取り付けられると、図14(b)に示すよ
うに、表面電極62が表面電極66に当接する。可動電
極63と可動電極67とが磁力によって互いに引き寄せ
合い、可動電極63がバネ64の付勢力に逆らって表面
電極62に当接し、可動電極67がバネ68の付勢力に
逆らって表面電極66に当接する。携帯用人体局部洗浄
装置61の充電可能な乾電池が便座65の直流電源に導
通し、当該直流電源から給電され、充電される。使用者
は、充電された乾電池の電力を用いて、携帯用人体局部
洗浄装置61から洗浄水を吐出させ、局部洗浄を行う。
【0041】本実施例に係る人体局部洗浄装置60にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置61を便座65に取り
付けると、便座65に設けた直流電源から携帯用人体局
部洗浄装置61の乾電池に給電され、当該乾電池が充電
される。本実施例に係る人体局部洗浄装置60において
は、携帯用人体局部洗浄装置61の乾電池が枯渇した状
態でも、携帯用人体局部洗浄装置61を便座65に取付
ければ、携帯用人体局部洗浄装置61を使用することが
できるので、携帯用人体局部洗浄装置61の使い勝手が
良い。
【0042】本発明の第8実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置70においては、
図15に示すように、携帯用人体局部洗浄装置71は、
第1実施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1と同様の図
示しない洗浄水貯留タンク、洗浄水吐出ノズル、ポン
プ、充電可能な乾電池、操作ボタン、ケーシング、蓋を
備えると共に、整流用のダイオード72を介して充電可
能な乾電池に接続された2次側コイル73を備えてい
る。便座74は、発振回路75と、1次側コイル76と
を備えている。携帯用人体局部洗浄装置71は第2実施
例に係る人体局部洗浄装置10と同様の機構により便座
74に取り付けられる。携帯用人体局部洗浄装置71が
便座74に取り付けられた時、1次側コイル76と2次
側コイル73とは、1次側コイル76に通電することに
より発生する磁束が2次側コイル73を長手方向に貫通
するような相対位置関係にある。
【0043】本実施例に係る人体局部洗浄装置70にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置71を便座74に取り
付けた後、発振回路75を作動させ、生成した高周波電
流を1次側コイル76に流し、電磁誘導によって2次側
コイル73に高周波の起電力を発生させ、当該高周波起
電力をダイオード72を用いて直流起電力に変換し、携
帯用人体局部洗浄装置71の充電可能な乾電池を充電す
る。
【0044】本実施例に係る人体局部洗浄装置70にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置71を便座74に取り
付けると、便座74に設けた、発振回路75と1次側コ
イル76とにより構成される電源装置を用いて、携帯用
人体局部洗浄装置71の充電可能な乾電池に給電し、当
該乾電池を充電することができる。本実施例に係る人体
局部洗浄装置70においては、携帯用人体局部洗浄装置
71の乾電池が枯渇した状態でも、携帯用人体局部洗浄
装置71を便座74に取付ければ、携帯用人体局部洗浄
装置71を使用することができるので、携帯用人体局部
洗浄装置71の使い勝手が良い。
【0045】尚、上記実施例において、携帯用人体局部
洗浄装置71から充電可能な乾電池を除去し、電磁誘導
とダイオード72とを用いて発生させた直流起電力を用
いて、携帯用人体局部洗浄装置71のポンプを直接駆動
するように構成しても良い。
【0046】本発明の第9実施例に係る携帯用人体局部
洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けられ
る便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置80においては、
図16に示すように、携帯用人体局部洗浄装置81は、
第1実施例に係る携帯用人体局部洗浄装置1と同様の洗
浄水貯留タンク82、洗浄水吐出ノズル83、ポンプ8
4、ケーシング、蓋、図示しない充電可能な乾電池、操
作ボタンを備えると共に、洗浄水吐出ノズル洗浄用のノ
ズル85を備えている。洗浄水貯留タンク82には第5
実施例の給水口42aと同様の構成を有する給水口82
aが形成されている。ノズル85の端部85aも第5実
施例の給水口42aと同様に構成されている。図示しな
い便座には、第5実施例と同様の給水装置が取り付けら
れている。当該給水装置の最上流に位置する電磁止水弁
よりも上流の配管から分岐した分岐管の端部に、第5実
施例の止水弁49と同様の止水弁が取り付けられてい
る。また前記分岐管の途上に電磁止水弁が配設されてい
る。当該電磁止水弁は前記給水装置の制御装置により制
御される。
【0047】携帯用人体局部洗浄装置81は、第5実施
例に係る人体局部洗浄装置40と同様の取付け機構によ
り、図示しない便座に取り付けられる。携帯用人体局部
洗浄装置81が図示しない便座に取り付けられると、第
5実施例と同様に、給水口82aが便座に取り付けられ
た給水装置の熱交換器から延びる給水配管に連結され
て、洗浄水貯留タンク82が当該給水配管に連通し、ノ
ズル85の端部85aが便座に取り付けられた前記分岐
管に連結されて、ノズル85が前記分岐管に連通する。
携帯用人体局部洗浄装置81が便座に取り付けられたこ
とを図示しないセンサーにより検知した前記給水装置の
制御装置は、前記分岐管の途上に配設された電磁止水弁
を所定時間開き、前記分岐管を介してノズル85に洗浄
水を供給する。ノズル85から洗浄水が吐出し、携帯用
人体局部洗浄装置81の洗浄水吐出ノズル83を洗浄す
る。前記給水装置の制御装置は、前記分岐管の途上に配
設された電磁止水弁を所定時間開くと共に、前記給水装
置の最上流に位置する電磁止水弁を開き、熱交換器内か
ら温水を押し出し、当該温水を洗浄水貯留タンク82ヘ
供給する。使用者は、携帯用人体局部洗浄装置81の図
示しない操作ボタンを押して、ポンプ84を作動させ、
洗浄水吐出ノズル83から洗浄水を吐出させて局部洗浄
を行う。
【0048】本実施例に係る人体局部洗浄装置80にお
いては、携帯用人体局部洗浄装置81の洗浄水吐出ノズ
ル83を自動洗浄する装置を設けたので、携帯用人体局
部洗浄装置81の衛生性が高い。
【0049】本発明の第10実施例に係る携帯用人体局
部洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けら
れる便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置90においては、
図17に示すように、携帯用人体局部洗浄装置91は、
図4と同様の機構により、移動可能に便座92に取り付
けられる。携帯用人体局部洗浄装置91を便座92に取
り付けると、図10と同様の機構により、携帯用人体局
部洗浄装置91の図示しないポンプは便座92の図示し
ない操作ボタンにより直接制御可能となる。携帯用人体
局部洗浄装置91が、便座92の中心から最も遠ざかっ
た位置に在る時、図17で実線で示すように、携帯用人
体局部洗浄装置91の本体と洗浄水吐出ノズル93の大
部分とが、便座92の内部に格納される。携帯用人体局
部洗浄装置91が、便座92の中心に最も近い位置に在
る時、図17で破線で示すように、携帯用人体局部洗浄
装置91の本体の一部と洗浄水吐出ノズル93とが便座
92の外に露出する。便座92の内部には、切替え弁9
4と電磁止水弁95とを介して水道配管に接続された熱
交換器96が配設されている。熱交換器96から給水配
管97が延びている。給水配管97はフレキシブルチュ
ーブにより構成されている。切替え弁94から分岐管9
8が延び、分岐管98の先端にノズル99が取り付けら
れている。ノズル99は便座92内に配設されている。
【0050】本実施例に係る人体局部洗浄装置90にお
いては、使用者は、携帯用人体局部洗浄装置91を便座
92に取り付けた後、携帯用人体局部洗浄装置91を、
図17で実線で示す便座92の中心から最も遠ざかった
位置ヘ移動させ、図12の接続機構と同様の接続機構に
より、携帯用人体局部洗浄装置91の図示しない洗浄水
貯留タンクを給水配管97に連通させる。使用者は、便
座92に配設した図示しない操作ボタンを押し、便座9
2に配設した図示しない制御装置を介して電磁止水弁9
5を開き、所定時間切替え弁94を分岐管98側へ切り
替え、ノズル99から洗浄水を吐出させて、洗浄水吐出
ノズル93を洗浄する。使用者は、便座92に配設した
図示しない操作ボタンを押し、便座92に配設した図示
しない制御装置を介して切替え弁94を熱交換器96側
へ切り替え、熱交換器96に水道水を供給する。熱交換
器96から押し出された温水が、給水配管97を通って
携帯用人体局部洗浄装置91の図示しない洗浄水貯留タ
ンクへ流入する。使用者は、携帯用人体局部洗浄装置9
1を、図17で破線で示す便座92の中心に最も近い位
置ヘ移動させ、便座92の図示しない操作ボタンを押
し、携帯用人体局部洗浄装置91の図示しないポンプを
作動させ、図示しない洗浄水貯留タンク内の温水を、洗
浄水吐出ノズル93から吐出させ、局部洗浄を行う。
【0051】本実施例に係る人体局部洗浄装置90にお
いても、携帯用人体局部洗浄装置91の洗浄水吐出ノズ
ル93を自動洗浄する装置を設けたので、携帯用人体局
部洗浄装置91の衛生性が高い。
【0052】本発明の第11実施例に係る携帯用人体局
部洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けら
れる便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置100は、図18
に示すように、第10実施例の人体局部洗浄装置90と
同様の構成を有する。但し本人体局部洗浄装置100に
おいては、切替え弁94、分岐管98、ノズル99は配
設されておらず、便座102に反射板102aが取り付
けられいてる。
【0053】本実施例に係る人体局部洗浄装置100に
おいては、使用者は、携帯用人体局部洗浄装置101を
便座102に取り付けた後、携帯用人体局部洗浄装置1
01を、図18で実線で示す便座102の中心から最も
遠ざかった位置ヘ移動させて、携帯用人体局部洗浄装置
101の図示しない洗浄水貯留タンクを給水配管107
に連通させる。使用者は、便座102に配設した図示し
ない操作ボタンを押し、便座102に配設した図示しな
い制御装置を介して電磁止水弁105を開き、熱交換器
106に水道水を供給する。熱交換器106から押し出
された温水が、給水配管107を通って携帯用人体局部
洗浄装置101の図示しない洗浄水貯留タンクへ流入す
る。使用者は、便座102の図示しない操作ボタンを押
し、携帯用人体局部洗浄装置101の図示しないポンプ
を作動させ、図示しない洗浄水貯留タンク内の温水を、
洗浄水吐出ノズル103から吐出させる。洗浄水吐出ノ
ズル103から吐出した温水が、反射板102aに当た
って反射し、洗浄水吐出ノズル103を洗浄する。使用
者は携帯用人体局部洗浄装置101を、図18で破線で
示す便座102の中心に最も近い位置ヘ移動させ、便座
102の図示しない操作ボタンを押し、携帯用人体局部
洗浄装置101の図示しないポンプを作動させ、図示し
ない洗浄水貯留タンク内の温水を、洗浄水吐出ノズル1
03から吐出させ、局部洗浄を行う。
【0054】本実施例に係る人体局部洗浄装置100に
おいても、携帯用人体局部洗浄装置101の洗浄水吐出
ノズル103を自動洗浄する装置を設けたので、携帯用
人体局部洗浄装置101の衛生性が高い。
【0055】本発明の第12実施例に係る携帯用人体局
部洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けら
れる便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置110において
は、図19に示すように、携帯用人体局部洗浄装置11
1の洗浄水貯留タンク112内に、金属片113と温度
センサー114とが配設されている。便座115内に、
発信回路116と1次側コイル117と制御装置118
とが配設されている。
【0056】携帯用人体局部洗浄装置111は、第2実
施例の人体局部洗浄装置10と同様の取付け機構によ
り、便座115に取り付けられる。携帯用人体局部洗浄
装置111が便座115に取り付けられると、温度セン
サー114が制御装置118に電気的に導通する。携帯
用人体局部洗浄装置111が便座115に取り付けられ
たことを図示しないセンサーにより検知した制御装置1
18は、発信回路116を作動させ、生成した高周波電
流を1次側コイル117に流し、電磁誘導によって洗浄
水貯留タンク112内の金属片113に渦電流を発生さ
せ、金属片113にジュール熱を発生させ、洗浄水貯留
タンク112内の洗浄水を加熱する。制御装置118
は、温度センサー114からの温度信号により洗浄水貯
留タンク112内の洗浄水が適温に加熱されたことを検
知すると、発信回路116を停止させる。使用者は、携
帯用人体局部洗浄装置111の図示しない操作ボタンを
押し、ポンプを作動させ、洗浄水貯留タンク112内の
温水を、洗浄水吐出ノズル119から吐出させて局部洗
浄を行う。
【0057】本実施例に係る人体局部洗浄装置110に
おいては、携帯用人体局部洗浄装置111の洗浄水貯留
タンク112内の水を加熱する加熱装置を設けたので、
携帯用人体局部洗浄装置111の使用感が向上してい
る。加熱用の電力は便座115に設けた電源から供給さ
れるので、加熱により携帯用人体局部洗浄装置111内
蔵の電源の電力は消耗しない。
【0058】上記実施例において、洗浄水貯留タンク1
12内に金属片113と温度センサー114を配設する
代わりに、携帯用人体局部洗浄装置111の洗浄水吐出
ノズル119内に金属片を配設し、当該金属片を便座1
15に設けた発信回路とコイルとにより高周波加熱し、
洗浄水吐出ノズル119を通る洗浄水を加熱するように
構成しても良い。
【0059】本発明の第13実施例に係る携帯用人体局
部洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けら
れる便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置120において
は、図20に示すように、携帯用人体局部洗浄装置12
1が取り付けられる便座122の部位122aが、ラッ
クアンドピニオン機構123により、便座122の中心
に近づく方向と、便座122の中心から遠ざかる方向と
に往復駆動されるように構成されている。ラックアンド
ピニオン機構123のピニオンは、便座122に取り付
けられた図示しないモータにより駆動される。
【0060】使用者は、第2実施例の人体局部洗浄装置
10と同様の機構により携帯用人体局部洗浄装置121
を便座122の部位122aに取り付けた後、便座12
2の図示しない操作ボタンを操作し、便座122に取り
付けられた図示しないモータを作動させ、ラックアンド
ピニオン機構123を作動させて、便座122の部位1
22aを駆動し、携帯用人体局部洗浄装置121、ひい
ては携帯用人体局部洗浄装置121の洗浄水吐出ノズル
121aを便座122の中心に近づく方向あるいは便座
122の中心から遠ざかる方向に駆動し、洗浄水吐出ノ
ズル121aの洗浄水吐出口の位置を調整する。
【0061】本実施例に係る人体局部洗浄装置において
は、携帯用人体局部洗浄装置121の洗浄水吐出ノズル
121aを駆動する装置を設けたので、使用者は洗浄水
吐出ノズル121a洗浄水吐出口の位置調整を手動で行
う必要が無い。従って、携帯用人体局部洗浄装置121
の使い勝手が良い。
【0062】本発明の第14実施例に係る携帯用人体局
部洗浄装置と当該携帯用人体局部洗浄装置が取り付けら
れる便座とにより構成される人体局部洗浄装置を説明す
る。本実施例に係る人体局部洗浄装置130において
は、図21に示すように、携帯用人体局部洗浄装置13
1の洗浄水吐出ノズル132が、ヒンジ133を介して
携帯用人体局部洗浄装置131の本体に回動可能に接続
されている。携帯用人体局部洗浄装置131が取り付け
られる便座134に、ピニオン135と、ピニオン13
5に噛合する扇形状のラック136とが取り付けられて
いる。扇形状のラック136は、扇の中心部を中心にし
て回動可能に便座134に取り付けられている。扇形状
のラック136には、洗浄水吐出ノズル132を挟む2
個のガイド突起136aが取り付けられている。ピニオ
ン135は、便座134に取り付けられた図示しないモ
ータにより駆動される。
【0063】使用者は、第2実施例の人体局部洗浄装置
10と同様の取付け機構により携帯用人体局部洗浄装置
131を便座134に取り付けると共に、携帯用人体局
部洗浄装置131の洗浄水吐出ノズル132を、扇形状
のラック136の2個のガイド突起136aの間に通
し、2個のガイド突起136aで洗浄水吐出ノズル13
2を挟む。使用者は、便座134の図示しない操作ボタ
ンを操作し、便座134に取り付けられた図示しないモ
ータを作動させ、ピニオン135を回動させ、ラック1
36を回動させ、図21で白抜き矢印で示すように、ラ
ック136の2個のガイド突起136aで挟まれた洗浄
水吐出ノズル132をヒンジ133の回りに回動させ、
洗浄水吐出ノズル132の先端に形成された洗浄水吐出
口の位置を調整する。
【0064】本実施例に係る人体局部洗浄装置において
は、携帯用人体局部洗浄装置131の洗浄水吐出ノズル
132を回動駆動する装置を設けたので、使用者は洗浄
水吐出ノズル132の洗浄水吐出口の位置調整を手動で
行う必要が無い。従って、携帯用人体局部洗浄装置13
1の使い勝手が良い。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る携帯用人体局部洗浄装置
は、取付治具を介して便座に取付け可能なので、使用の
際に手で持つ必要が無い。従って、本発明に係る携帯用
人体局部洗浄装置は従来の携帯用人体局部洗浄装置に比
べて使い勝手が良い。
【0066】本発明に係る人体局部洗浄装置の携帯用人
体局部洗浄装置は、取付治具を介して便座に取付け可能
なので、使用の際に手で持つ必要が無い。従って、本発
明に係る人体局部洗浄装置の携帯用人体局部洗浄装置は
従来の携帯用人体局部洗浄装置に比べて使い勝手が良
い。本発明に係る人体局部洗浄装置にあっては、取付治
具が携帯用人体局部洗浄装置の一部と便座の一部とによ
り構成されるので、携帯用人体局部洗浄装置のみに取付
治具を設ける場合に比べて、携帯用人体局部洗浄装置を
しっかりと便座に取り付けることができる。この結果、
使用時の携帯用人体局部洗浄装置の安定性が増し、携帯
用人体局部洗浄装置の使い勝手が向上する。
【0067】便座に取り付けられた携帯用人体局部洗浄
装置が、便座に対して相対移動可能であれば、洗浄水吐
出口の位置調整が可能となり、携帯用人体局部洗浄装置
の使い勝手が向上する。便座の操作し易い場所に設けた
操作部で、携帯用人体局部洗浄装置のポンプを制御する
ことにより、携帯用人体局部洗浄装置の操作性が向上す
る。便座に設けた操作部で携帯用人体局部洗浄装置の操
作部を操作しても携帯用人体局部洗浄装置のポンプを制
御することができ、便座に設けた操作部で携帯用人体局
部洗浄装置のポンプを直接制御することもできる。便座
に設けた操作部で携帯用人体局部洗浄装置のポンプを直
接制御する場合、携帯用人体局部洗浄装置の便座への取
り付けと同時に、携帯用人体局部洗浄装置のポンプと便
座に設けた操作部とが電気的に導通するように構成すれ
ば、使用者が両者をコードで接続して両者の電気的導通
を図る必要がなくなり、携帯用人体局部洗浄装置の使い
勝手が向上する。
【0068】携帯用人体局部洗浄装置の便座取付時に、
便座に設けた給水流路から携帯用人体局部洗浄装置に直
接給水するように構成すれば、使用者が携帯用人体局部
洗浄装置の洗浄水貯留タンクに手動で給水する必要がな
くなり、携帯用人体局部洗浄装置の使い勝手が向上す
る。携帯用人体局部洗浄装置の便座取付時に、便座に設
けた電源から携帯用人体局部洗浄装置に給電するように
構成すれば、携帯用人体局部洗浄装置の電源が枯渇した
状態でも、携帯用人体局部洗浄装置を便座に取付けて使
用することができるので、携帯用人体局部洗浄装置の使
い勝手が向上する。
【0069】携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出ノズ
ルの自動洗浄装置を設けることにより、携帯用人体局部
洗浄装置の衛生性が向上する。携帯用人体局部洗浄装置
の洗浄水貯留タンク内の水を加熱する加熱装置を設け、
或いは携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出ノズルを加
熱する加熱装置を設けることにより、携帯用人体局部洗
浄装置からの温水の吐出が可能となり、携帯用人体局部
洗浄装置の使用感が向上する。携帯用人体局部洗浄装置
の洗浄水吐出ノズルの駆動装置を設けることにより、洗
浄水吐出口の位置調整を手動で行う必要がなくなるの
で、携帯用人体局部洗浄装置の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る携帯用人体局部洗浄
装置の構成図である。(a)は外観斜視図であり、
(b)は内部構造を模式的に示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る携帯用人体局部洗浄
装置の便座への取付け方法を示す携帯用人体局部洗浄装
置と便座の外観斜視図である。
【図3】本発明の2実施例に係る人体局部洗浄装置の外
観斜視図である。
【図4】本発明の2実施例に係る人体局部洗浄装置の第
1変形例を示す携帯用人体局部洗浄装置と便座の部分断
面図である。(a)は横断面図であり、(b)は(a)
のb−b矢視図てある。
【図5】本発明の2実施例に係る人体局部洗浄装置の第
2変形例を示す携帯用人体局部洗浄装置と便座の部分横
断面図である。
【図6】本発明の2実施例に係る人体局部洗浄装置の第
2変形例を示す便座の上面図である。
【図7】本発明の2実施例に係る人体局部洗浄装置の第
2変形例を示す便座と携帯用人体局部洗浄装置の上面図
である。
【図8】本発明の3実施例に係る人体局部洗浄装置の外
観斜視図である。
【図9】本発明の4実施例に係る人体局部洗浄装置の外
観斜視図である。
【図10】本発明の4実施例に係る人体局部洗浄装置の
電力供給回路図である。
【図11】本発明の5実施例に係る人体局部洗浄装置の
構成図である。
【図12】本発明の5実施例に係る人体局部洗浄装置が
備える携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水貯留タンクの給
水口と、便座の給水配管との接続部の断面図である。
【図13】本発明の6実施例に係る人体局部洗浄装置の
構成図である。
【図14】本発明の7実施例に係る人体局部洗浄装置が
備える携帯用人体局部洗浄装置と便座の接続部の部分構
成図である。
【図15】本発明の8実施例に係る人体局部洗浄装置が
備える携帯用人体局部洗浄装置と便座の接続部の部分構
成図である。
【図16】本発明の9実施例に係る人体局部洗浄装置が
備える携帯用人体局部洗浄装置の構成図である。
【図17】本発明の10実施例に係る人体局部洗浄装置
の構成図である。
【図18】本発明の11実施例に係る人体局部洗浄装置
の構成図である。
【図19】本発明の12実施例に係る人体局部洗浄装置
の構成図である。
【図20】本発明の13実施例に係る人体局部洗浄装置
の構成図である。
【図21】本発明の14実施例に係る人体局部洗浄装置
の構成図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、41、51、61、71 携帯
用人体局部洗浄装置 81、91、101、111、121、131 携帯用
人体局部洗浄装置 10、20、30、40、50、60、70 人体局部
洗浄装置 80、90、100、110、120、130 人体局
部洗浄装置 A、14、26、35、44、54、65、74 便座 92、102、115、122、134 便座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 裕紀 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 五島 伸洋 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 古小路 実 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D034 DB01 DB02 2D038 JA07 JB03 JH01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水貯留タンクと、洗浄水吐出ノズル
    と、洗浄水貯留タンクから洗浄水吐出ノズルへ洗浄水を
    圧送するポンプと、ポンプヘ電力を供給する電源と、ポ
    ンプの制御を行う操作部と、便座への取付治具とを備え
    ることを特徴とする携帯用人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 洗浄水貯留タンクと、洗浄水吐出ノズル
    と、洗浄水貯留タンクから洗浄水吐出ノズルへ洗浄水を
    圧送するポンプと、ポンプヘ電力を供給する電源と、ポ
    ンプの制御を行う操作部とを有する携帯用人体局部洗浄
    装置と、便座と、携帯用人体局部洗浄装置を便座に着脱
    可能に取り付ける取付治具とを備え、取付治具は携帯用
    人体局部洗浄装置の一部と便座の一部とにより構成され
    ることを特徴とする人体局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 取付治具は携帯用人体局部洗浄装置を便
    座に対して相対移動可能に取り付けることを特徴とする
    請求項2に記載の人体局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 携帯用人体局部洗浄装置の便座取付時
    に、携帯用人体局部洗浄装置のポンプを便座に設けた操
    作部で制御することを特徴とする請求項2又は3に記載
    の人体局部洗浄装置。
  5. 【請求項5】 便座に設けた操作部で携帯用人体局部洗
    浄装置の操作部を操作することを特徴とする請求項4に
    記載の人体局部洗浄装置。
  6. 【請求項6】 便座に設けた操作部で携帯用人体局部洗
    浄装置のポンプを直接制御することを特徴とする請求項
    4に記載の人体局部洗浄装置。
  7. 【請求項7】 携帯用人体局部洗浄装置の便座への取り
    付けと同時に、携帯用人体局部洗浄装置のポンプと便座
    に設けた操作部とが電気的に導通することを特徴とする
    請求項6に記載の人体局部洗浄装置。
  8. 【請求項8】 携帯用人体局部洗浄装置の便座取付時
    に、携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水貯留タンクが便座
    に設けた給水流路に連通することを特徴とする請求項2
    乃至7の何れか1項に記載の人体局部洗浄装置。
  9. 【請求項9】 携帯用人体局部洗浄装置の便座取付時
    に、携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出ノズルが便座
    に設けた給水流路に連通することを特徴とする請求項2
    乃至7の何れか1項に記載の人体局部洗浄装置。
  10. 【請求項10】 携帯用人体局部洗浄装置の便座取付時
    に、便座に設けた電源から携帯用人体局部洗浄装置に給
    電することを特徴とする請求項2乃至9の何れか1項に
    記載の人体局部洗浄装置。
  11. 【請求項11】 携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出
    ノズルの自動洗浄装置を備えることを特徴とする請求項
    2乃至10の何れか1項に記載の人体局部洗浄装置。
  12. 【請求項12】 携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水貯留
    タンク内の水を加熱する加熱装置を備えることを特徴と
    する請求項2乃至11の何れか1項に記載の人体局部洗
    浄装置。
  13. 【請求項13】 携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出
    ノズルを加熱する加熱装置を備えることを特徴とする請
    求項2乃至11の何れか1項に記載の人体局部洗浄装
    置。
  14. 【請求項14】 携帯用人体局部洗浄装置の洗浄水吐出
    ノズルの駆動装置を備えることを特徴とする請求項2乃
    至13の何れか1項に記載の人体局部洗浄装置。
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