JP2000138478A - プリント基板のアース接続構造 - Google Patents

プリント基板のアース接続構造

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JP2000138478A
JP2000138478A JP10309902A JP30990298A JP2000138478A JP 2000138478 A JP2000138478 A JP 2000138478A JP 10309902 A JP10309902 A JP 10309902A JP 30990298 A JP30990298 A JP 30990298A JP 2000138478 A JP2000138478 A JP 2000138478A
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
outer case
ground connection
solder
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JP10309902A
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English (en)
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Manabu Shimizu
学 清水
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成により、確実にアース
接続が行なわれ得ると共に、メンテナンスが不要である
ようにした、プリント基板のアース接続構造を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 アース接続部の中心に取付孔11aを有
するプリント基板11と、このプリント基板の取付孔に
対して螺着されることにより、表面が上記アース接続部
に当接して、アース接続される外装ケース12と、から
成るプリント基板のアース接続構造10において、上記
プリント基板が、その取付孔を中心として所定半径の円
弧上に適宜の間隔で配設され且つそれぞれハンダ13が
盛られた複数個のランド11bを備えており、外装ケー
スがプリント基板に対して螺着されたとき、外装ケース
の各ランドに当接する周辺部分が、弾性変形しながら、
各ランドに盛られたハンダの頂部に当接するように、プ
リント基板のアース接続構造10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板のア
ース接続構造に関し、特にプリント基板に設けられたア
ース接続用パターンを外装ケースに対して当接させるア
ース接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなアース接続構造は、例
えば図3及び図4に示すように構成されている。図3及
び図4において、アース接続構造1は、プリント基板2
の側縁付近に設けられたアース接続用菊座パターン3
と、このアース接続用菊座パターン3に対して当接され
る外装ケース4と、から構成されている。
【0003】上記アース接続用菊座パターン3は、プリ
ント基板2に設けられたネジ孔2aの周囲にて、ネジ孔
2aから放射状に延びるように形成された菊花様の導電
パターンから構成されている。そして、この菊座パター
ン3は、外装ケース4との接触が確実に行なわれ得るよ
うに、ハンダ5(図3参照)が盛られる。
【0004】上記外装ケース4は、菊座パターン3の中
心に位置するネジ孔2aに対応する取付孔4aを備えて
おり、この取付孔4aに取付ネジ6が挿通され、プリン
ト基板2のネジ孔2a内に対して締め付けられるように
なっている。
【0005】このような構成のアース接続構造1によれ
ば、プリント基板2のネジ孔2aに対して、外装ケース
4の取付孔4aを整合させて、取付ネジ6を取付孔4a
を介してネジ孔2aに螺合させ、締め付けることによ
り、外装ケース4の下面が、プリント基板2の菊座パタ
ーン3上に盛られたハンダ5に対して圧接される。これ
により、プリント基板2のアースが、外装ケース4に接
続されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなアース接続構造1においては、外装ケース4が菊座
パターン3上に盛られたハンダ5に対して圧接されるこ
とにより、アース接続されるようになっているが、時間
が経過するにつれて、ハンダ5が変形して潰れることに
なる。このため、取付ネジ6が緩んでしまい、接触不良
が発生して、アース接続が確実に行なわれなくなってし
まうことがある。これに対して、従来は、取付ネジ6を
増締めしたり、取付ネジ6をネジロック材によりロック
したりするようにしているが、取付ネジ6の増締めはメ
ンテナンスが面倒であり、またネジロック材の使用は、
コストが高くなってしまうと共に、組立作業が面倒であ
るという問題があった。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、確実にアース接続が行なわれ得ると共に、メンテ
ナンスが不要であるようにした、プリント基板のアース
接続構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、アース接続部の中心に取付孔を有するプリント基
板と、このプリント基板の取付孔に対して螺着されるこ
とにより、表面が上記アース接続部に当接して、アース
接続される外装ケースと、から成るプリント基板のアー
ス接続構造において、上記プリント基板が、その取付孔
を中心として所定半径の円弧上に適宜の間隔で配設され
且つそれぞれハンダが盛られた複数個のランドを備えて
おり、外装ケースがプリント基板に対して螺着されたと
き、外装ケースの各ランドに当接する周辺部分が、弾性
変形しながら、各ランドに盛られたハンダの頂部に当接
することを特徴とする、プリント基板のアース接続構造
により、達成される。
【0009】上記構成によれば、プリント基板のアース
接続部の外装ケースに対するアース接続は、プリント基
板の取付孔の周囲に設けられた複数個のランド上に盛ら
れたハンダが、外装ケースの表面に当接することにより
行なわれる。その際、外装ケースはプリント基板の取付
孔に対する螺着によって、その周囲のランド上に盛られ
たハンダに対して、弾性変形しながら当接することにな
るので、時間の経過と共にハンダが変形して潰れたとし
ても、外装ケースは弾性に基づいて常に各ランド上のハ
ンダの頂部に対して確実に当接する。
【0010】従って、時間の経過と共に、ハンダの変形
によって、接触不良が発生するようなことはなく、アー
ス接続が確実に行なわれ得ることになる。さらに、外装
ケースのプリント基板に対する螺着部は、外装ケースの
表面が直接にプリント基板の表面に当接するので、従来
のように菊座パターンに盛られたハンダの変形によるネ
ジ緩みが発生するようなことはなく、確実に螺着される
ことになるので、取付ネジの増締めやネジロック材の使
用が不要になり、コストが低減され得ることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1及び図2は、本
発明によるアース接続構造の一実施形態を示している。
図1及び図2において、アース接続構造10は、プリン
ト基板11の側縁付近に設けられたアース接続部の中心
に設けられたネジ孔11aと、このネジ孔11aの周囲
に設けられたアース接続用ランド11bと、プリント基
板11のネジ孔11aに対して螺着される外装ケース1
2と、から構成されている。
【0012】上記アース接続用ランド11bは、プリン
ト基板11のネジ孔11aを中心として所定半径の円弧
上にて適宜の間隔で配設されている。アース接続用ラン
ド11bは、例えばネジ孔11aに対して例えば2乃至
4mmの半径の円弧上に配設されており、個々のランド
11bは、その直径が例えば2mm程度に形成される。
そして、このアース接続用ランド11bは、それぞれ外
装ケース12との接触が確実に行なわれ得るように、ハ
ンダ13(図1参照)が盛られる。
【0013】上記外装ケース12は、プリント基板11
のネジ孔11aに対応する取付孔12aを備えており、
この取付孔12aに取付ネジ14が挿通され、プリント
基板11のネジ孔11a内に対して螺合して、締め付け
られるようになっている。
【0014】本発明実施形態によるプリント基板のアー
ス接続構造10は、以上のように構成されており、プリ
ント基板11のネジ孔11aに対して、外装ケース12
の取付孔12aを整合させて、取付ネジ14を取付孔1
2aを介してプリント基板11のネジ孔11aに螺合さ
せ、締め付ける。これにより、外装ケース12の取付孔
12a付近が、プリント基板11のネジ孔11a付近の
表面に直接に当接すると共に、外装ケース12の取付孔
12aの周囲が、プリント基板11の各ランド11b上
に盛られたハンダ13に対して圧接される。そのとき、
外装ケース12は、図1に示すように、各ランド11b
上のハンダ13の頂部に対して、プリント基板11の表
面から僅かに浮き上がるように、弾性変形して圧接され
ることになる。従って、プリント基板11は、そのアー
ス接続用ランド11bからハンダ13を介して、外装ケ
ース12に対してアース接続されることになる。
【0015】この場合、時間の経過と共に、各ランド1
1b上のハンダ13が変形して潰れたとしても、外装ケ
ース12がその弾性に基づいて、ハンダ13の変形によ
り低くなる頂部に追従して当接することになる。これに
より、時間経過と共にハンダ13が変形したとしても、
プリント基板11は外装ケース12に対して確実にアー
ス接続されている。また、取付ネジ14は、外装ケース
12がプリント基板11の表面に直接当接した状態で締
め付けられているので、従来のように菊座パターンに盛
られたハンダの変形によって、取付ネジ14のネジ緩み
が発生するようなことはない。従って、従来のような取
付ネジ14の増締めやネジロック材が不要であるので、
コストが低減され得ることになる。
【0016】上記実施形態においては、プリント基板1
1のアース接続用ランド11bは、ネジ孔11aに対し
て、半円部分にて等角度間隔に5個配設されているが、
これに限らず、アース接続用ランドの個数及び配置は、
任意に選定され得る。また、上記実施形態においては、
取付ネジ14は、外装ケース12の取付孔12aを介し
て、プリント基板11のネジ孔11aに螺合するように
構成されているが、これに限らず、プリント基板11に
取付ネジ14が挿通される取付孔が備えられており、取
付ネジ14がプリント基板11の下側にてナットにより
固定されるようになっていてもよく、また取付ネジ14
は、タッピングネジであって、プリント基板11に設け
られた取付孔に対してねじ込まれるようにしてもよいこ
とは明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、プ
リント基板のアース接続部の外装ケースに対するアース
接続は、プリント基板の取付孔の周囲に設けられた複数
個のランド上に盛られたハンダが、外装ケースの表面に
当接することにより行なわれる。その際、外装ケースは
プリント基板の取付孔に対する螺着によって、その周囲
のランド上に盛られたハンダに対して、弾性変形しなが
ら当接することになるので、時間の経過と共にハンダが
変形して潰れたとしても、外装ケースは弾性に基づいて
常に各ランド上のハンダの頂部に対して確実に当接す
る。
【0018】従って、時間の経過と共に、ハンダの変形
によって、接触不良が発生するようなことはなく、アー
ス接続が確実に行なわれ得ることになる。さらに、外装
ケースのプリント基板に対する螺着部は、外装ケースの
表面が直接にプリント基板の表面に当接するので、従来
のように菊座パターンに盛られたハンダの変形によるネ
ジ緩みが発生するようなことはなく、確実に螺着される
ことになるので、取付ネジの増締めやネジロック材の使
用が不要になり、コストが低減され得ることになる。
【0019】かくして、本発明によれば、簡単な構成に
より、確実にアース接続が行なわれ得ると共に、メンテ
ナンスが不要であるようにした、プリント基板のアース
接続構造が提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリント基板のアース接続構造の
一実施形態を示す概略断面図である。
【図2】図1のアース接続構造の概略平面図である。
【図3】従来のプリント基板のアース接続構造の一例を
示す概略断面図である。
【図4】図3のアース接続構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 プリント基板のアース接続構造 11 プリント基板 11a ネジ孔(取付孔) 11b アース接続用ランド 12 外装ケース 12a 取付孔 13 ハンダ 14 取付ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アース接続部の中心に取付孔を有するプ
    リント基板と、このプリント基板の取付孔に対して螺着
    されることにより、表面が上記アース接続部に当接し
    て、アース接続される外装ケースと、から成るプリント
    基板のアース接続構造において、 上記プリント基板が、その取付孔を中心として所定半径
    の円弧上に適宜の間隔で配設され且つそれぞれハンダが
    盛られた複数個のランドを備えており、 外装ケースがプリント基板に対して螺着されたとき、外
    装ケースの各ランドに当接する周辺部分が、弾性変形し
    ながら、各ランドに盛られたハンダの頂部に当接するこ
    とを特徴とする、プリント基板のアース接続構造。
JP10309902A 1998-10-30 1998-10-30 プリント基板のアース接続構造 Withdrawn JP2000138478A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166774A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Furukawa Electric Co Ltd:The カバー付きハウジングへの板状部品収容構造
JP2008159764A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Jtekt Corp 電子制御装置

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