JP2000137287A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2000137287A
JP2000137287A JP10310696A JP31069698A JP2000137287A JP 2000137287 A JP2000137287 A JP 2000137287A JP 10310696 A JP10310696 A JP 10310696A JP 31069698 A JP31069698 A JP 31069698A JP 2000137287 A JP2000137287 A JP 2000137287A
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JP
Japan
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posture
mirror
camera
photographing
operation mode
Prior art date
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JP10310696A
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English (en)
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Shoji Kaihara
昇二 海原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B19/00Cameras
    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/12Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ姿勢の変化に応じてミラー安定タイマ
ーが常に変更設定されると、連続撮影中にコマ速の変動
が大きく、撮影者に不快感を与える。 【解決手段】 連続撮影を行う場合に、前回撮影動作の
終了後に第1ミラー安定時間の経過を待って次回検出動
作を開始させる第1動作モードと、上記第1ミラー安定
時間よりも長い第2ミラー安定時間の経過を待って次回
検出動作を開始させる第2動作モードと、可動ミラーを
退避位置に保持して次回検出動作を行わずに次回撮影動
作を許容する第3動作モードとで動作が可能な制御手段
80を設け、連続撮影初期の所定姿勢に応じた第1動作
モードでの連続撮影動作中に所定姿勢以外の姿勢になっ
たときは第3動作モードでの動作に切り換え、所定姿勢
以外の姿勢に応じた第2動作モードで連続撮影中に検出
姿勢が所定姿勢になったときはこの第2動作モードでの
動作を続行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、姿勢検出機能を持
ち、カメラ姿勢に応じた制御を行うカメラに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図11に示す一眼レフカメラには、撮影
レンズ103からの被写体像および被写体情報をファイ
ンダー光学系を通して接眼レンズ107および測光セン
サー108に導くためのメインミラー104が設けられ
ている。このメインミラー104は、撮影レンズ103
と、この撮影レンズ103からの被写体像をフィルム1
11に露光するときに露光量を制御するシャッター11
0との間に回動可能に配置されている。撮影者が撮影前
に被写体を観察するとともにカメラが測光を行うとき
は、メインミラー104を撮影レンズ103からの被写
体像を接眼レンズ107に導く観察位置(撮影光路内の
進入位置)に配置する。
【0003】また、メインミラー104の中央の一部分
はハーフミラーとなっており、さらにメインミラー10
4にはサブミラー105が回動可能に軸支されている。
撮影レンズ103からの被写体情報の一部は、メインミ
ラー104のハーフミラー部を透過してサブミラー10
5を介して焦点検出装置112に導かれる。
【0004】そして、撮影時には、撮影レンズ103か
らの被写体像がミラーによってケラレないようにメイン
ミラー104およびサブミラー105を上方に回動させ
て撮影光路外の退避位置に押し上げる。
【0005】露光終了後は、ただちに次の撮影のための
被写体観察、測光および焦点検出を可能とするため、メ
インミラー104およびサブミラー105を観察位置に
戻す。
【0006】メインミラー104は下方向にバネ(不図
示)によって付勢されており、露光終了後にメインミラ
ー104を退避位置に押し上げている部材を逃がすと、
メインミラー104はバネの付勢力によって下方向に回
動して、観察位置に移動する。またサブミラー105
も、メインミラー104の下動に伴って図10に示す位
置に移動する。
【0007】このようなカメラの動作シーケンスでは、
露光終了後、ミラー104,105が退避位置から観察
位置に向かって下動を開始してから一定時間(ミラー安
定タイマー)の経過後に、次の測光および焦点検出等を
行うようにしている。そして、上記ミラー安定タイマー
は、退避位置に位置していたミラーが下動を開始して観
察位置に位置決めするためのストッパーへの衝突による
バウンドが収まり、ミラーが静止するまでの時間を実験
により求めて設定している。
【0008】但し、ミラーには一定の質量があるため、
カメラの姿勢、すなわちバネ力の付勢方向と重力方向と
の関係により、ミラー安定タイマーとして設定すべき時
間が変化する。このため、特開平6−74766号公報
等にて提案されているカメラでは、ミラー安定タイマー
としての設定時間を、カメラの姿勢に応じて複数の値の
中から選択できるようにしている。
【0009】
【発明(考案)が解決しようとしている課題】しかしな
がら、このようにカメラ姿勢の変化に応じてミラー安定
タイマーが常に変更設定される構成では、例えば動く被
写体をカメラで追尾しながら連続撮影する際に、カメラ
の姿勢が変化するごとに連続撮影スピード(コマ速)が
大きく変化し、撮影者に不快感を与えるおそれがある。
また、連続撮影中に、急にコマ速が遅くなってシャッタ
ーチャンスを逃してしまうなどの問題もある。
【0010】そこで、本発明では、連続撮影する際にカ
メラの姿勢を変化させても不用意に撮影スピードが大き
く変化することのないカメラを提供することを目手的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、撮影光路内の進入位置と撮影光路外の
退避位置との間で移動可能な可動ミラーを有し、上記進
入位置に移動した可動ミラーを用いて撮影のための検出
動作を行い、可動ミラーを上記退避位置に移動させて撮
影動作を行うカメラにおいて、カメラ本体の姿勢を検出
する姿勢検出手段と、連続撮影を行う場合に、前回撮影
動作の終了後に第1ミラー安定時間の経過を待って次回
検出動作を開始させる第1動作モードと、前回撮影動作
の終了後に上記第1ミラー安定時間よりも長い第2ミラ
ー安定時間の経過を待って次回検出動作を開始させる第
2動作モードと、前回撮影動作の終了後に可動ミラーを
退避位置に保持して次回検出動作を行わずに次回撮影動
作を許容する第3動作モードとで動作が可能な制御手段
とを設け、連続撮影の初回撮影時における姿勢検出手段
による検出姿勢が所定姿勢である場合は、第1動作モー
ドで動作させるとともにこの第1動作モードでの動作中
に検出姿勢が所定姿勢以外の姿勢になったときは第3動
作モードでの動作に切り換えさせ、初回撮影時における
検出姿勢が所定姿勢以外の姿勢である場合は、第2動作
モードで動作させるとともにこの第2動作モードでの動
作中に検出姿勢が所定姿勢になったときはこの第2動作
モードでの動作を続行させるようにしている。
【0012】すなわち、連続撮影開始時のカメラ姿勢が
正姿勢等の所定姿勢であり、短い第1ミラー安定時間
(ミラー安定タイマー)にて連続撮影しているとき(第
1動作モードでの動作中)に、カメラ姿勢が倒立姿勢
等、本来ミラー安定タイマーを長時間に変更しなければ
ならない姿勢に変化したときは、あえて可動ミラーの駆
動および検出動作を行わずに(第3動作モードで)連続
撮影を続行し、連続撮影スピードが急に遅くなってシャ
ッターチャンスを逃してしまうことを回避する。
【0013】一方、連続撮影開始時のカメラ姿勢が倒立
姿勢等の所定姿勢以外の姿勢であり、長い第2ミラー安
定時間(ミラー安定タイマー)にて連続撮影していると
き(第2動作モードでの動作中)に、カメラ姿勢が正姿
勢等、本来ミラー安定タイマーを短い時間(第1ミラー
安定時間)に変更できる姿勢に変化したときは、あえて
ミラー安定タイマーを遅いままとして連続撮影を続行
し、連続撮影スピードが急に速くなって、撮影者に不快
感や違和感を感じさせてしまうのを回避する。
【0014】このように、連続撮影開始時にカメラ姿勢
に応じて決定された連続撮影スピードが、途中の姿勢変
化によって大きく変化しないようにして快適な連続撮影
を行えるカメラを実現している。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図5には、本発明の実
施形態である一眼レフカメラを示している。図1(a)
はカメラの断面図、図1(b)はカメラの正面図、図2
はミラーダウン時の作動説明図である。
【0016】これらの図において、1はカメラ本体、2
は撮影用レンズ3を保持するレンズ鏡筒、4はカメラ本
体1に上下方向に回動可能に取り付けられたメインミラ
ー、5はメインミラー4に回動可能に取り付けられたサ
ブミラー、6はフィルム光学系を構成するペンタダハプ
リズム、7は接眼レンズ、9は測光センサー8に結像さ
せる測光レンズ、10はフィルム11への露光量を制御
するシャッター、11は感材であるフィルム、12はカ
メラ本体1の下部に配置された焦点検出装置である。
【0017】また図5に示す17はレリーズボタン、2
0〜23はカメラ本体1の姿勢を検出する姿勢検出スイ
ッチ(請求の範囲にいう姿勢検出手段)である。
【0018】このカメラにおいて、メインミラー4は、
撮影レンズ3とシャッター10との間に上下方向に回動
可能に配置されている。撮影前に被写体を観察するとき
は、メインミラー4は撮影光路内の観察位置(請求の範
囲にいう進入位置)に斜設され、撮影レンズ3からの被
写体像をファインダー光学系に導き、撮影者による被写
体観察と測光センサー8による測光とを可能とする。
【0019】また、メインミラー4は中央部がハーフミ
ラーで形成されており、その背後にサブミラー5が回動
可能に軸支されている。撮影レンズ3からの被写体情報
は、メインミラー4のハーフミラー部を透過してサブミ
ラー5で反射され、焦点検出装置12に導かれる。
【0020】撮影時には、撮影レンズ3からの被写体像
がメインミラー4およびサブミラー5によってケラレな
いようにするために、メインミラー4を上方に回動させ
て撮影光路外の退避位置に押し上げる。この際、サブミ
ラー5もメインミラー4のハーフミラー部を塞ぐよう閉
じ方向に回動する。これにより、フィルム露光時にファ
インダー光学系から進入する光によりフィルム11の適
正な露光が妨げられることはない。その後、シャッター
10が開閉作動してフィルム11の露光が行われる。
【0021】露光終了後は、ただちに次の撮影のための
被写体の観察・測光・焦点検出をするために、露光終了
信号によりメインミラー4およびサブミラー5を撮影前
の観察位置に戻す。
【0022】メインミラー4は、下方向(観察位置の方
向)に不図示のバネによって付勢されており、ミラー4
を退避位置に押し上げている部材を逃がすと、バネの付
勢力によって下方向に回動し、サブミラー5も不図示の
バネの付勢力によりメインミラー4に対して開き方向に
回動して、図1に示す位置に回動する。
【0023】このように構成されるカメラの動作シーケ
ンスにおいて、露光終了信号の出力時からメインミラー
4が被写体の観察・測光・焦点検出が可能な観察位置に
安定的に位置決めされるでの時間、すなわちメインミラ
ー4およびサブミラー5がバネにより駆動され、バウン
ドが収まって静止するまでのミラー安定時間は、カメラ
の姿勢により変化する。
【0024】これは、メインミラー4およびサブミラー
5には自重があり、これらを駆動するバネの付勢方向と
自重方向(重力を受ける方向)の関係がカメラ姿勢によ
って変化するために、これらミラーが駆動される時間や
バウンドを続ける時間に影響してしまうからである。
【0025】図2には、露光終了信号が出力されてから
のメインミラー4およびサブミラー5の動きを示してい
る。同図(a)は、カメラが正姿勢(ペンタダハプリズ
ム6が上向きになる姿勢)の場合を、同図(b)はカメ
ラがレンズ下姿勢(撮影レンズ3が下向きになる姿勢)
の場合を、同図(c)は倒立姿勢(ペンタダハプリズム
6が下向きになる姿勢)の場合を示している。
【0026】各場合において、露光終了信号が出てメイ
ンミラー4およびサブミラー5の駆動が開始された後、
メインミラー4およびサブミラー5は観察位置に配置さ
れた不図示のストッパーに衝突して何回かバウンドした
後、観察位置に静止する。この露出終了信号が出力され
てから観察位置に静止するまでに要するミラー安定時間
は、それぞれta,tb,tcであり、これらは実験的
に得られている。
【0027】この図から分かるように、(b)に示すレ
ンズ下姿勢の場合のミラー安定時間tbと(c)に示す
倒立姿勢でるミラー安定時間tcはほぼ同じであり、
(a)に示す正姿勢の場合のミラー安定時間taに比べ
て長い。
【0028】また、図2には示していないが、図6
(E),(F)に示す縦姿勢や図6(C)に示すレンズ
上姿勢(撮影レンズ3が上向きになる姿勢)の場合につ
いては、(A)の正姿勢の場合のミラー安定時間taと
ほぼ同じ実験データが得られている。
【0029】本実施形態では、上記実験データ等をもと
に、カメラ姿勢を短いミラー安定時間が必要な姿勢A群
(正姿勢、レンズ上姿勢および縦姿勢)と長いミラー安
定時間が必要な姿勢B群(倒立姿勢およびレンズ下姿
勢)の2つの姿勢群に分れて後述する連続撮影の制御を
行うようにした。
【0030】次に、図3から図6を用いて上記カメラに
おける姿勢検出方法について説明する。
【0031】図3には、本カメラに備えられる姿勢検出
スイッチ20〜23の構成を示している。この図におい
て、図3(A)は姿勢検出スイッチの平面図、図3
(B)は姿勢検出スイッチを図3(A)中のC−C線に
沿って切断した場合の断面図、図3(C)は姿勢検出ス
イッチを図3(A)中のD−D線に沿って切断した場合
の断面図である。なお、上記姿勢検出スイッチ20〜2
3の構成は全て同じである。
【0032】図3において、24は樹脂で成形されたス
イッチ本体である。このスイッチ本体24には溝部24
aが形成されている。この溝部24aの中に、鋼球25
が配置されている。この鋼球25は溝部24aの中を自
由に転動可能である。
【0033】溝部24aは、図3(C)に示すように、
断面DD方向で見ると、鋼球25の直径よりもわずかに
広い均一な幅で形成されている。また、溝部24aは、
断面CCにおいて第1の斜面24cと第2の斜面24d
を有する略V字形状に形成されており、V字の頂点部2
4bの近傍にフォトダイオード26の投光窓24eとフ
ォトトランジスタ27の受光窓24fとが対向して形成
されている。溝部24aのV字部の角度θは約90°に
形成されている。本体24の上部には蓋28が接着され
ており、溝部24a内に鋼球25を封入している。
【0034】なお、ここでは、姿勢検出スイッチの方向
の説明のため、この姿勢検出スイッチの図3(B)おけ
る下側の面をA面、図3(B)における向かって右側の
面をB面と定義する。
【0035】次に、姿勢検出スイッチの動作について図
4を用いて説明する。図4(A)は姿勢検出スイッチの
B面を下にした状態を、図4(B)は姿勢検出スイッチ
のA面を下にした状態をそれぞれ示している。
【0036】姿勢検出スイッチが図(A)に示す状態の
とき、鋼球25は重力により、溝部24a内を下方向に
転動する。このため、投光窓24eと受光窓24fの間
の光路は鋼球25によって遮られることはない。
【0037】姿勢検出スイッチが図4(B)に示す状態
のとき、鋼球25は重力により、溝部24a内を下方
向、すなわち頂点部24bの方向に転動する。このた
め、透光窓24eと受光窓24fの間の光路は鋼球25
によって遮られる。
【0038】一般に、溝部24aのうち頂点部24bが
最も低い位置にある場合、鋼球25が頂点部24bの近
傍に転動し、透光窓24eと受光窓24fの間の光路を
遮る。
【0039】以後、本実施形態では、図4(B)のよう
に、鋼球25が頂点部24bの近傍に存在し、フォトダ
イオード26とフォトトランジスタ27の間の光路を遮
っている状態を「1」と表現し、図4(A)のように、
鋼球25が頂点部24bの近傍に存在せず、フォトダイ
オード26とフォトトランジスタ27の間の光路を遮っ
ていない状態を「0」と表現する。
【0040】姿勢検出スイッチ内のフォトダイオード2
6とフォトトランジスタ27は、不図示の姿勢検出スイ
ッチ駆動回路により駆動される。後述するマイクロコン
ピュータは、この姿勢検出スイッチ駆動回路を制御して
フォトトランジスタ27の出力を検出し、この検出出力
により姿勢検出スイッチが「0」の状態であるか、
「1」の状態であるかを判断する。
【0041】実際には、鋼球25の転がり抵抗があるた
め、第1の斜面24cが第2の斜面24dより低い位置
にあり、かつほぼ水平な状態にある時、第2の斜面24
dが第1の斜面24cより低い位置にあり、かつほぼ水
平な状態にある時又は第1の斜面24cおよび第2の斜
面24dがともにほぼ水平な状態にある時は、鋼球25
が頂点部24bの近傍に存在する場合と存在しない場合
とがある。つまり、姿勢検出センサが「0」の状態にな
るか「1」の状態になるかわからない。以後、このよう
な状態を不安定状態と表現する。
【0042】次に、これら姿勢検出スイッチ20〜23
のカメラ本体1に対する配置について図5を用いて説明
する。図5(A)はカメラを正面から見たときの姿勢検
出スイッチ20〜23の配置を、図5(B)は図(A)
のE部の拡大した図を、図5(C)は図5(A)のF部
を拡大した図をそれぞれ示している。
【0043】図5に示すように、カメラ本体1の正面か
ら見て撮影光軸に対して左下部であって、不図示のシャ
ッタ駆動機構の下側に第1の姿勢検出スイッチ20およ
び第2の姿勢検出スイッチ21が配置されている。ま
た、カメラ1の正面から見て、撮影光軸に対して右上側
側であって、不図示のパトローネ室上部に第3の姿勢検
出スイッチ22および第4の姿勢検出スイッチ23が配
置されている。
【0044】第1の姿勢検出スイッチ20は、A面をカ
メラの正面から見て向かって左側に、向けて、B面をカ
メラの下側に向けて配置されている。
【0045】また、第2の姿勢検出スイッチ21は、A
面をカメラの正面から見て向かって右側に向けて、B面
をカメラの下側に向けて配置されている。
【0046】第3の姿勢検出スイッチ22は、A面をカ
メラの下側に向けて、B面をカメラの前面に向けて配置
されている。
【0047】第4の姿勢検出スイッチ23は、A面をカ
メラの前面に向けて、B面をカメラの正面から見て向か
って右側に向けて配置されている。
【0048】次に、図6を用いてカメラの各姿勢に対応
する各姿勢検出スイッチの状態について説明する。図6
(A)はカメラが正姿勢にある場合を、図6(B)はカ
メラが倒立姿勢にある場合を、図6(C)はカメラがレ
ンズ上姿勢にある場合を、図6(D)はカメラがレンズ
下姿勢にある場合を、図6(E)はカメラがグリップが
上となる縦姿勢にある場合を、図6(F)はカメラがグ
リップが下となる縦姿勢にある場合をそれぞれ示してい
る。
【0049】図6(A)のようにカメラが正姿勢のとき
には、第1の姿勢検出スイッチ20は「0」の状態、第
2の姿勢検出スイッチ21は「0」の状態、第3の姿勢
検出スイッチ22は「1」の状態となる。第4の姿勢検
出スイッチ23は、スイッチ内の第1の斜面24cおよ
び第2の斜面24dが共にほぼ水平な不安定状態となる
ため、スイッチ内の鋼球25の位置は定まらず、不安定
状態となる。
【0050】図6(B)のようにカメラが倒立姿勢のと
きには、第1の姿勢検出スイッチ20は「0」の状態、
第2の姿勢検出スイッチ21は「0」の状態、第3の姿
勢検出スイッチ22は「0」の状態、第4の姿勢検出ス
イッチ23は不安定状態となる。
【0051】図6(C)のようにカメラがレンズ上姿勢
のときには、第1の姿勢検出スイッチ20および第2の
姿勢検出スイッチ21は不安定状態となり、第3の姿勢
検出スイッチ22は「0」の状態、第4の姿勢検出スイ
ッチ23は「0」の状態となる。
【0052】図6(D)のようにカメラがレンズ下姿勢
のときには、第1の姿勢検出スイッチ20および第2の
姿勢検出スイッチ21は不安定状態となり、第3の姿勢
検出スイッチ22は「0」の状態、第4の姿勢検出スイ
ッチ23は「1」の状態となる。
【0053】図6(E)のようにカメラがグリップ上縦
姿勢のときには、第1の姿勢検出スイッチ20は「0」
の状態、第2の姿勢検出スイッチ21は「1」の状態、
第3の姿勢検出スイッチ22は不安定状態、第4の姿勢
検出スイッチ23は「0」の状態となる。
【0054】図6(F)のようにカメラがグリップ下縦
姿勢のときには、第1の姿勢検出スイッチ20は「1」
の状態、第2の姿勢検出スイッチ21は「0」の状態、
第3の姿勢検出スイッチ22は不安定状態、第4の姿勢
検出スイッチ23は「0」の状態となる。
【0055】図7(A)には、上述したカメラの各姿勢
と各姿勢検出スイッチの状態との関係を表にして示して
いる。ここで、第1の姿勢検出スイッチ20から第4の
姿勢検出スイッチ23までの4つの姿勢検出スイッチの
状態の組み合わせは16通りあるはずであるが、表には
12通りの状態の組み合わせしかない。
【0056】以下に、上記表に出ていない4通りの姿勢
検出スイッチの状態の組み合わせについて説明する。
【0057】1.第1の姿勢検出スイッチ20から順
に、「1」「1」「1」「0」の場合:第1の姿勢検出
スイッチ20および第2の姿勢検出スイッチ21が共に
「1」になる可能性があるのは、カメラがレンズ上姿勢
かレンズ下姿勢の場合のみである。ところが、これら2
つの姿勢においては、第3の姿勢検出スイッチ22は必
ず「0」の状態になる。つまり、このような姿勢検出ス
イッチの組み合わせは通常ではあり得ず、このような状
態の組み合わせが検出された場合は、姿勢検出スイッチ
または姿勢検出スイッチ駆動回路などに異常がある場合
である。
【0058】2.第1の姿勢検出スイッチ20から順
に、「1」「0」「1」「1」の場合:カメラが正姿勢
とレンズ下姿勢とグリップ下縦姿勢との間の姿勢にあ
り、第1の姿勢検出スイッチ20内の第1の斜面24c
と、第3の姿勢検出スイッチ22内の第1の斜面24c
と、第4の姿勢検出スイッチ23内の第2の斜面24d
とがいずれもほぼ水平となる不安定状態にある時、この
ような組み合わせになる可能性がある。
【0059】3.第1の姿勢検出スイッチ20から順
に、「0」「1」「1」「1」の場合:カメラが正姿勢
とレンズ下姿勢とグリップ上縦姿勢との間の姿勢にあ
り、第2の姿勢検出スイッチ21内の第1の斜面24
c、第3の姿勢検出スイッチ22内の第1の斜面24
c、第4の姿勢検出スイッチ23内の第1の斜面24c
が共にほぼ水平となる不安定状態にある時、このような
組み合わせになる可能性がある。
【0060】4 .第1の姿勢検出スイッチ20から順
に、「1」「1」「1」「1」の場合:1.と同様の理
由から、このような姿勢検出スイッチの組み合わせは通
常あり得ず、このような状態の組み合わせが検出された
場合は、姿勢検出スイッチまたは姿勢検出スイッチ駆動
回路などに異常があると場合である。
【0061】なお、図7(B)には、図7(A)と上記
説明より、スイッチの状態の組み合わせに対応するカメ
ラの姿勢をまとめて示している。
【0062】図9には、本実施形態のカメラの電気回路
の構成を示している。80は中央演算処理装置(以下、
CPUと記す)であり、90から95はCPU80から
の信号にしたがってモーターやマグネット等を制御する
駆動回路である。
【0063】80は中央演算処理装置(以下CPUと記
す)、90から95はCPU80からの信号にしたがっ
てそれぞれのモーターやマグネット等を制御する駆動回
路である。
【0064】モーター1(81)は、シャッター等のチ
ャージ動作の駆動源となるチャージモーターであり、モ
ーター2(82)はフィルム給送の駆動源となるフィル
ム給送モータである。
【0065】緊定マグネット83は、コイル非通電状態
にてメインミラー4を跳ね上げるレバー(不図示)を係
止し、コイル通電状態にて上記の係止を解除する。
【0066】レンズ駆動機構55は、内蔵モータ(図示
せず)によって撮影レンズ3を光軸方向に駆動し、絞り
駆動機構56は、内蔵モータ(図示せず)によって撮影
レンズ3内に配置された絞り(図示せず)を開閉駆動す
る。
【0067】スイッチA(51)は、レリーズボタン1
7の半押し操作によってオンして、測光・焦点検出等の
検出動作を開始させるスイッチであり、スイッチB(5
2)は、レリーズボタン17の全押し操作によってオン
して、シャッタ10の開閉動作(撮影動作)を開始させ
るスイッチである。
【0068】また、測光回路53は測光センサ8の出力
に基づいて被写体測光を行い、焦点検出回路54は焦点
検出装置12内のCCD等の出力に基づいて所定の焦点
検出領域での焦点状態を検出する。
【0069】さらに、ミラーアップスイッチ57は、メ
インミラー4の観察位置から退避位置への駆動完了を検
出する。
【0070】また、露光終了信号発生回路59は、シャ
ッター10の開閉動作によるフィルム11の露光が完了
したことを示す露光完了信号を出力する。また、チャー
ジ信号発生回路60は、シャッター10の開閉動作前の
チャージが完了したことを示すチャージ信号を出力す
る。また、フィルム給送信号発生回路61は、フィルム
露光終了後のフィルム11の1駒巻き上げが完了したと
きに、これを示すフィルム給送信号を出力する。
【0071】次に、図10のフローチャートおよび図8
に示すタイミングチャートを用いて、上記カメラにおけ
る連続撮影動作について説明する。
【0072】不図示のカメラの電源をONすると、初期
設定として連続撮影の撮影コマ数の連写カウンターを0
にセットする(ST1)。続いて、レリーズボタン17
が半押し操作されてスイッチA(51)がONすると
(ST2)、CPU80はこれを検知して測光回路53
の動作をスタートさせ、同出力から測光演算を行う(S
T3)。また、同時に焦点検出回路54の動作をスター
トさせ、同出力から焦点検出演算を行い(ST4)、こ
の演算結果に基づいて駆動回路94およびレンズ駆動機
構55を通じて撮影レンズ3の焦点調節のための駆動を
行わせる(ST5)。
【0073】次に、レリーズボタン17の全押し操作に
よってスイッチB(52)がONすると(ST6)、C
PU80はこれを検知して、チャージ信号発生回路60
からの信号を確認する(ST7)。チャージ信号発生回
路60からの信号を確認すると、緊定マグネット83の
コイルに通電し、メインミラー4を跳ね上げるレバー
(不図示)の係止を解除して(ST8)、メインミラー
4を退避位置に駆動させるとともに、駆動回路95およ
び絞り駆動機構56を通じてレンズの絞りを所定の開口
径まで絞り込ませる(ST9)。
【0074】メインミラー4の退避位置への駆動完了に
よってミラーアップスイッチ57がONすると(ST1
0)、CPU80は、フィルム給送信号発生回路61か
らの信号によりフィルム給送終了を確認し(ST1
1)、絞り駆動とレンズ駆動とを終了させるとともに、
シャッター10を開閉動作させて、フィルム露光を行う
(ST12)。
【0075】シャッター10の開閉動作が終了して、露
光終了信号発生回路59から露光終了信号が出力される
と(ST13)、CPU80は、駆動回路90を通じて
モーター1(81)を作動させ、シャッター10等のチ
ャージ動作を行い(ST14)、駆動回路91を通じて
モーター2(82)を作動させてフィルム11の1駒巻
き上げを行わせる(ST15)。同時にメインミラー4
を退避位置に押し上げている部材(不図示)を逃がし、
メインミラー4の観察位置への移動を開始させるととも
に(ST16)、絞りも開放状態に復帰させる(ST1
7)。さらに、露光終了信号の出力時点からミラー安定
時間の経過を検出するためのミラー安定タイマーのカウ
ントを開始させる。
【0076】また、同時に連写カウンターをアップカウ
ントする(ST18)。これにより、連続撮影1コマ目
の露光終了時には連写カウンターのカウント値は1にな
る。次に、連写カウンターのカウント値が1であるか否
かを判別し(ST19)、1のとき、すなわち連続撮影
1コマ目の露光終了時には、姿勢検出スイッチ20〜2
3の出力の組み合わせに基づいて、カメラ姿勢が前述し
た姿勢A群か姿勢B群かを判別する(ST20)。
【0077】そして、姿勢A群の時には、ミラー安定タ
イマーをT1(50ms:請求の範囲にいう第1ミラー
安定時間)に設定する(ST21:請求の範囲にいう第
1動作モード)。また、姿勢B群の時には、ミラー安定
タイマーをT2(80ms:請求の範囲にいう第2ミラ
ー安定時間)に設定する(ST22:請求の範囲にいう
第2動作モード)。
【0078】ミラー安定タイマーのカウントが経過する
と(ST23)、スイッチA(51)がONを継続して
いるか否かを判別し(ST2)、ONを継続していると
きは、連続撮影2コマ目の撮影のための測光回路53の
動作および焦点検出回路54の動作をスタートさせ、測
光演算および焦点検出演算を行う(ST3,4)。そし
て、この焦点検出演算結果に基づいて、焦点調節のため
のレンズ駆動が行われ(ST5)。さらに、スイッチB
52がONを継続している場合は連続撮影と判断し、チ
ャージ信号発生回路60からの信号を確認してチャージ
終了を確認すると(ST7)、メインミラー4を退避位
置に駆動すると同時にレンズの絞りを所定開口径まで絞
り込む(ST9)。ミラーアップスイッチ57がONし
てメインミラー4の退避位置への駆動完了を検出し(S
T10)、かつフィルム給送信号発生回路61からの信
号によりフィルム11の1コマ巻き上げ完了を確認する
と(ST11)、絞り駆動およびレンズ駆動を終了させ
て、シャッター10を開閉動作させる(ST12)。こ
れにより、連続撮影2コマ目の露光が行われる。
【0079】シャッター10の作動が終了して露光終了
信号が出力されると(ST13)、CPU80はモータ
ー1(81)を作動させてシャッター等のチャージ動作
を行い(ST14)、モーター2(82)を作動させて
フィルム11の1コマ巻き上げを行わせる(ST1
5)。
【0080】同時にメインミラー4を退避位置に押し上
げている部材(不図示)を逃がしてメインミラー4の観
察位置への移動を開始させ(ST16)、レンズ絞りも
開放状態に復帰させる(ST17)。さらに、露光終了
信号の出力時点からミラー安定時間の経過を検出するた
めのミラー安定タイマーのカウントを開始させる。
【0081】また、ここで連写カウンターのカウント値
をアップさせ(ST18)、次に連写カウンターが1で
あるかを比較する(ST19)。
【0082】連写カウンターが1でない場合、すなわち
連続撮影2コマ目以降である場合は、前コマ撮影時のミ
ラー安定タイマーの設定値を確認し(ST24)、T2
が設定されているときは、姿勢検出を行わないでミラー
安定タイマーをT2のまま維持する。そして、ST23
へ進み、ミラー安定タイマーが経過するとST2に戻
り、スイッチAを確認して以下同様に連続撮影を続行す
る。
【0083】また、ST24でミラー安定タイマーT1
が設定されていた場合は、ST20と同様の姿勢検出を
行い(ST25)、姿勢検出結果が姿勢A群のときには
ミラー安定タイマーT1をそのまま維持して(ST2
6)、ST23へ進む。一方、姿勢検出結果が姿勢B群
に変化しているときには、ミラー安定タイマーをT3
(0ms)に設定し直して(ST27:請求の範囲にい
う第3動作モード)、ST6のスイッチBの確認ステッ
プへ進み、測光動作や焦点検出動作は行わない。また、
メインミラー4およびサブミラー5は退避位置に保持
し、観察位置への駆動は行わない。そして、スイッチA
51およびスイッチB52のONが継続されている場合
は、1コマ目の露光に用いられた測光および焦点検出演
算の結果を2コマ目以降の露光データとして用い、連続
撮影コマ数を進めていく。
【0084】但し、ミラー安定タイマーT3を用いた連
続撮影中に、再びカメラ姿勢が姿勢A群に戻ったときは
(ST25)、ミラー安定タイマーをT1に設定し直し
て(ST26)、その後の連続撮影を続行する。
【0085】また、スイッチB(52)がOFFされる
と、連続撮影が中断されたとして、ST1に戻り、初期
設定として連写カウンターを0に設定する。そして、再
度スイッチA(51),B(52)がONされると、1
コマ目の撮影からとして、前述のように連続撮影を行
う。
【0086】以上説明したように、本実施形態では、連
続撮影の1コマ目撮影時にカメラ姿勢が姿勢A群(例え
ば、正姿勢)であり、途中で姿勢B群(例えば、レンズ
下姿勢)に変わった場合は、ミラー安定タイマーをT1
からT3に変更し、ミラー駆動、測光動作および焦点検
出動作を行わないで、前コマ撮影時の測光値や焦点位置
に基づいて撮影を行うようにしている。さらに、再びカ
メラ姿勢が姿勢A群に戻った場合は、ミラー安定タイマ
ーをT3からT1に変更し、測光動作や焦点検出動作を
行い、その結果に基づいて次コマの撮影を行う。ここ
で、図8のタイムチャートから分かるように、測光動作
や焦点検出動作に要する時間は極めて短いため、測光動
作や焦点検出動作を行う場合と行わない場合とでコマ速
の変化はあまりない。つまり、この場合は、カメラ姿勢
の変化にかかわらず高速連写を行うことができる。
【0087】また、連続撮影の1コマ目撮影時にカメラ
姿勢が姿勢B群であり、途中で姿勢A群に変わった場合
は、ミラー安定タイマーの設定をT2のまま維持して測
光動作や焦点検出動作を行い、その結果に基づいて撮影
を行うようにした。また、このときは、これ以後、姿勢
検出は行わない。このため、コマ速は上記高速連写時よ
りも30ms遅いが、一定のスピードを維持して連続撮
影を行うことができる。
【0088】このように、本実施形態によれば、連続撮
影中にカメラの姿勢を変化させた場合に、1コマ目の姿
勢に応じてコマ速を安定させるようにし、不用意にコマ
速が変化しないようにすることができる。したがって、
コマ速が急に遅くなってシャッターチャンスを逃してし
まったり、コマ速がカメラ姿勢の変化とともに常に変動
して撮影者に不快感を感じさせたりすることを防止する
ことができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連続撮影の初期においてカメラの姿勢に応じて連続撮影
スピードをできるだけ速くするために最適なミラー安定
時間を設定することができるとともに、連続撮影の途中
でカメラ姿勢が変化した場合に、連続撮影スピードが大
幅に変化することを防止できる。したがって、連続撮影
スピードの変化により、撮影者に不快感を与えたり、シ
ャッターチャンスを逃したりすることのないカメラを実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラの要部断面
図。
【図2】上記カメラにおけるミラー作動時の説明図。
【図3】上記カメラにおける姿勢検出スイッチの構成
図。
【図4】上記姿勢検出スイッチの構成図。
【図5】上記姿勢検出スイッチの配置図。
【図6】上記カメラの姿勢の説明図。
【図7】上記姿勢検出スイッチの出力とカメラ姿勢との
関係を示す表図。
【図8】上記カメラの連続撮影時のタイミングチャー
ト。
【図9】上記カメラの電気回路のブロック図。
【図10】上記カメラの連続撮影時の動作フローチャー
ト。
【図11】従来のカメラの要部断面図。
【符号の説明】
1:カメラ本体 2:レンズ鏡筒 3:レンズ 4:メインミラー 5:サブミラー 6:ペンタダハプリズム 7:接眼レンズ 8:測光センサー 9:測光レンズ 10:シャッター 11:フィルム 12:焦点検出装置 17:レリーズボタン 20〜23:姿勢検出スイッチ 80:CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光路内の進入位置と撮影光路外の退
    避位置との間で移動可能な可動ミラーを有し、前記進入
    位置に移動した可動ミラーを用いて撮影のための検出動
    作を行い、前記可動ミラーを上記退避位置に移動させて
    撮影動作を行うカメラにおいて、 カメラ本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、 連続撮影を行う場合に、前回撮影動作の終了後に第1ミ
    ラー移動時間の経過を待って次回検出動作を開始させる
    第1動作モードと、前回撮影動作の終了後に前記第1ミ
    ラー安定時間よりも長い第2ミラー安定時間の経過を待
    って次回検出動作を開始させる第2動作モードと、前回
    撮影動作の終了後に前記可動ミラーを前記退避位置に保
    持して次回検出動作を行わずに次回撮影動作を許容する
    第3動作モードとで動作が可能な制御手段とを有し、 前記制御手段は、連続撮影の初回撮影時における前記姿
    勢検出手段による検出姿勢が所定姿勢である場合は前記
    第1動作モードで動作し、この第1動作モードでの動作
    中に前記検出姿勢が前記所定姿勢以外の姿勢になったと
    きは前記第3動作モードでの動作に切り換わり、初回撮
    影時における前記検出姿勢が前記所定姿勢以外の姿勢で
    ある場合は前記第2動作モードで動作し、この第2動作
    モードでの動作中に前記検出姿勢が前記所定姿勢になっ
    たときはこの第2動作モードでの動作を続行することを
    特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記可動ミラーは、前記カメラ本体が正
    姿勢にある状態で前記退避位置から下動して前記進入位
    置に移動するものであり、 前記所定姿勢が、正姿勢、レンズ上姿勢および縦姿勢の
    うち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に
    記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第3モードで動作
    するときは、前記第1モードでの動作中に行われた検出
    動作による検出結果に基づいて撮影動作を行うことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記検出動作が、測光動作および焦点検
    出動作のうち少なくとも1つであることを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記可動ミラーが第1および第2ミラー
    を有して構成されており、 前記検出動作の際に、前記第1ミラーを前記測光動作に
    用い、前記第2ミラーを焦点検出動作に用いることを特
    徴とする請求項4に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記第3動作モードで
    の動作中に前記検出姿勢が前記所定姿勢になったとき
    は、前記第1動作モードでの動作に切り換わることを特
    徴とする請求項1から5のいずれかに記載のカメラ。
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