JP2000136563A - 道路用側溝ブロック - Google Patents

道路用側溝ブロック

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JP2000136563A
JP2000136563A JP10309184A JP30918498A JP2000136563A JP 2000136563 A JP2000136563 A JP 2000136563A JP 10309184 A JP10309184 A JP 10309184A JP 30918498 A JP30918498 A JP 30918498A JP 2000136563 A JP2000136563 A JP 2000136563A
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road
block
gutter
side groove
view
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JP10309184A
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Yasuichi Oshiro
保一 大城
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Original Assignee
KYOURITSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、上面を走行する自動車等に振
動や音を与えて、運転者にブロックの位置を示唆し、注
意を喚起するようにしたことにある。 【解決手段】側溝ブロック1aの上面11aの高さが高
くなっている側には、幅方向に延びた平面視長円状の凸
部110aが設けてある。各凸部110aは、それぞれ
隣り合う他の凸部110aと所要の間隔をおいて8箇所
に、長さ方向に向けて並んで設けてある。凸部110a
・・・の設けられていない部分の上面11aは、平面で
ある。側溝ブロック1aは、車道5の路肩で歩道6と境
界となる箇所に、上面11aが車道5の表面と実質的に
面一なるように埋設してある。また、一方の端面15を
他の側溝ブロック1aの他方の端面16と突き合わせ
て、長さ方向に複数連ねて設けてある。側溝ブロック1
aの近傍には縁石ブロック7が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路に埋設施工さ
れる道路用側溝ブロック、道路用境界ブロック及び道路
の構造体に関する。更に詳しくは、道路面と面一または
実質的に面一になるように埋設施工された道路用ブロッ
クや道路用境界ブロックの面上を自動車等の車輪が走行
したときに、該自動車等に振動や音を与えて、運転者に
該道路用ブロックや道路用境界ブロックの位置を示唆
し、注意を喚起するようにしたものに関する。
【0002】
【従来技術】道路用側溝ブロックは、道路上を流れる雨
水等を集水し排水するためのものである。道路用側溝ブ
ロックは、一般に管状に形成されており、上面には雨水
等が排水路に流れ込むための貫通した集水孔が複数設け
てある。道路用側溝ブロックは上面が平面状に形成され
ており、通常、車道の路肩等に、該上面が車道の表面と
面一または実質的に面一なるように埋設施工されてい
る。
【0003】比較的大きな車道になると、埋設施工され
た道路用側溝ブロックの近傍には、車道の表面から突出
して段差を形成し、車道を区画する縁石ブロックが施工
されていることが多い。縁石ブロックは、例えば、車道
上を流れる雨水等が車道以外のところまで溢れないよう
に流れを塞き止めたり、自動車等の乗り入れを制限した
りする等の機能を有している。
【0004】また、自動車を車道の路肩に駐車するとき
には、他の自動車の通行の邪魔にならないように、でき
るだけ上記した縁石ブロックとの間に隙間が生じないよ
うに近づけておくことが要求される。この寄せる際の運
転操作は、各種ミラー等によっても確認がし難く、実際
は、運転者のいわゆるカンによって行われる場合が殆ど
である。
【0005】ところで、自動車事故の原因の一つに居眠
り運転がある。この居眠り運転による事故では、自動車
がそのまま突進して、建物等に突っ込んでしまうことが
多々ある。このため、居眠り運転による事故では、運転
者本人は勿論、その建物等の近辺にいた人たちにも怪我
を負わせる極めて可能性が高く、大きな事故になり易
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の道路用側溝ブロ
ックには、次のような課題があった。従来の道路用側溝
ブロックは、上面が平面であり、かつ該上面が車道の表
面と実質的に面一になるように埋設施工されているの
で、自動車はこのブロック上をスムーズに違和感なく走
行することができる。そのため、運転者にあっては、自
動車が道路用側溝ブロック上を走行していることが感じ
取り難かった。
【0007】つまり、従来の道路用側溝ブロックでは、
自動車がその上を走行したときに、運転者に走行位置を
示唆し、注意を喚起するようなことができなかった。
【0008】これにより、運転に熟練した者でも路肩に
自動車を駐車する際に、運転操作を誤って、車輪等を縁
石ブロックに衝突させて損傷させてしまうことがあっ
た。また、居眠り運転による事故を予防するような効果
もなかった。
【0009】本発明の目的は、自動車が上面を走行した
ときに、運転者に走行位置を示唆して注意を喚起するこ
とで、例えば、路肩に寄せて駐車する際に、車輪が縁石
ブロックに衝突することを防止できるようにしたり、ま
た、居眠り運転による事故の予防が期待できるようにし
たりする道路用側溝ブロック、道路用境界ブロック及び
道路の構造体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、内部に排水路を構成する部分が設けてある
道路用側溝ブロックであって、施工状態において道路面
と面一または実質的に面一になる面に、車輪が該面上を
走行したときに振動または/及び音を発生させるための
凸部が設けてあることを特徴とする、道路用側溝ブロッ
クである。
【0011】第2の発明にあっては、凸部が道路用側溝
ブロックの長さ方向に向けて、所要間隔で並んで設けて
あることを特徴とする、第1の発明に係る道路用側溝ブ
ロックである。
【0012】第3の発明にあっては、道路面から突出し
て段差を形成するための縁石部が設けてある道路用境界
ブロックであって、施工状態において道路面と面一また
は実質的に面一になる面に、車輪が該面上を走行したと
きに振動または/及び音を発生させるための凸部が設け
てあることを特徴とする、道路用境界ブロックである。
【0013】第4の発明にあっては、凸部が道路用境界
ブロックの長さ方向に向けて、所要間隔で並んで設けて
あることを特徴とする、第3の発明に係る道路用境界ブ
ロックである。
【0014】第5の発明にあっては第1または第2の発
明に係る道路用側溝ブロックが、上面を道路面と面一ま
たは実質的に面一になるように施工してあることを特徴
とする、道路の構造体である。
【0015】第6の発明にあっては第3または第4の発
明に係る道路用境界ブロックが、走行面を道路面と面一
または実質的に面一になるように施工してあることを特
徴とする、道路の構造体である。
【0016】本明細書で「道路」の用語は、車道及び歩
道を含む概念として使用する。
【0017】本発明に係る道路用側溝ブロック及び道路
用境界ブロックは、車道や歩道に埋設施工することがで
きる。
【0018】
【作 用】本発明に係る道路用側溝ブロック及び道路用
境界ブロックは、施工状態において道路面と面一または
実質的に面一になる面に、車輪が該面上を走行したとき
に振動または音を発生させ、或いは振動及び音を発生さ
せるための凸部が設けてあるので、該面上を走行する自
動車等の運転者に、上記した振動や音によって走行位置
を示唆し、注意を喚起することができる。
【0019】従って、例えば、自動車を路肩に寄せて駐
車する場合においては、縁石ブロックが上記道路用ブロ
ックの近傍に設けてあっても、車輪等をこの縁石ブロッ
ク(縁石部を有する本発明に係る道路用境界ブロックに
あっては、縁石部)に衝突させて損傷させてしまうよう
なことが防止できるようになる。居眠り運転の場合にお
いては、自動車が道路用側溝ブロック及び道路用境界ブ
ロックの上記面上を横切って走行するときに、運転者の
意識を取り戻させることが期待できる。これにより居眠
り運転による事故の予防が期待できるようになる。ま
た、道路用側溝ブロック及び道路用境界ブロックの施工
と同時に、道路面に表面から突出した凸部を形成するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る道路
用側溝ブロックの第1の実施の形態を示す正面図、図2
は図1に示す側溝ブロックの平面図、図3は図1に示す
側溝ブロックの左側面図、図4は図1に示す側溝ブロッ
クの右側面図、図5は図1に示す側溝ブロックのA−A
拡大断面図、図6は図1に示す側溝ブロックのB−B部
分拡大図、図7は図2に示す側溝ブロックのC−C部分
拡大図、図8は図3に示す側溝ブロックのD−D部分拡
大図、図9は図6におけるE−E断面図である。
【0021】符号1aは道路用の側溝ブロックを示して
いる。側溝ブロック1aは、所要長さを有し、外形状が
上面11a、側面12及び底面13等を有する角形形状
で、内部に長手方向に延びる中空部を有する管状に成形
されたコンクリート二次製品である。側溝ブロック1a
の内部に形成された中空部は、集水された雨水等が通水
する排水路10である(図3,4,5参照)。
【0022】側溝ブロック1aの上面11aは、図4に
おいて左下がりにやや傾斜させてある。また、上面11
aの高さが高くなっている側には、側溝ブロック1aの
幅長の1/3よりやや短い長さを有し、幅方向に延びた
平面視長円状の凸部110a・・・が設けてある。各凸
部110aは、それぞれ隣り合う他の凸部110aと所
要の間隔をおいて8箇所に、長さ方向に向けて並んで設
けてある。凸部110a・・・が設けられていない部分
の上面11aは、平面である。なお、凸部110a・・
・の形状及び個数は限定するものではない。
【0023】側溝ブロック1aの上面11aのうち傾斜
して下がった方の端側には、上面11aから側面12に
かけて、かつ長手方向の全長にわたり切り欠かれた載置
部14が設けてある。載置部14は、施工時において縁
石ブロックの一部を必要に応じて載せるためのものであ
る。
【0024】側溝ブロック1aの長手方向の両端面1
5,16には、上面11aから排水路10にかけて切り
欠かれた切欠部150,160が設けてある。また、一
方の端面15には、上面11aを形成する厚み部分を除
いて、側面12及び底面13を形成する厚み部分に、略
「U」字状を形成するように連続した切溝151が設け
てある(図3,8,9参照)。切溝151にはゴム製の
パッキンPが取り付けてある。なお、他方の端面16は
平面である(図4参照)。
【0025】側面12の両端側には、連結金具(図示省
略)を取り付けるための凹部120,120が形成され
ている。各凹部120の略中央部には、内部に雌ねじ溝
を有する金属製の受け金具122が、前面を凹部120
の底面121と面一になるように埋設してある(図9参
照)。受け金具122の外形は、表面側から奥側につれ
て拡がるテーパー状に形成されている。
【0026】側面12の略中央部にも、吊り金具(図示
省略)をねじ込む受け金具123が、前面を側面12の
表面と面一になるようにして埋設してある。この受け金
具123は、上記受け金具122と略相似形状である。
大きさは上記受け金具122よりやや大きい(図5参
照)。
【0027】図10は図1に示す側溝ブロックを車道の
路肩に埋設し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車道
とを区画したときの施工状態説明図である。側溝ブロッ
ク1aは、車道5の路肩に、上面11aが車道5の表面
と実質的に面一なるようにして埋設してある。また、側
溝ブロック1aは、一方の端面15を、他の側溝ブロッ
ク1aの他方の端面16と突き合わせて、長さ方向に複
数連ねて設けてある。
【0028】側溝ブロック1aの連結には、連結金具が
使用される(図示省略)。連結金具は、側溝ブロック1
aの側面12に設けてある凹部120と同等の幅で、か
つ凹部120の深さと同等の厚みを有し、凹部120の
倍の長さを有する金属製の板状体である。連結金具に
は、ネジが貫通する貫通孔が形成されている。即ち、側
溝ブロック1aは、端面15と他の側溝ブロック1aの
端面16とをパッキンPを介し突き合わせて、凹部12
0に取着金具を嵌め込み、貫通孔を介してネジを受け金
具122にねじ込むことで、長手方向に連ねてある。
【0029】側溝ブロック1aの切欠部150(16
0)は、端面15,16を突き合わせて長手方向に連結
したときに、他の側溝ブロック1aの切欠部160(1
50)と協働して集水孔17を形成するようになる。側
溝ブロック1aの歩道6側の近傍には、車道5の表面か
ら突出して段差を形成する縁石ブロック7が埋設してあ
る。縁石ブロック7は、下部の一部を側溝ブロック1a
の載置部14に載せて設けてある(図では見えない)。
【0030】(作 用)図1ないし図10を参照して本
発明の第1の実施の形態の作用を説明する。側溝ブロッ
ク1aの上面11aを自動車等が走行すると、この上面
11aの長さ方向に向けて並んで設けてある凸部110
a・・・により、振動や音が発生する。これにより運転
者に走行位置を示唆し、注意を喚起することができる。
【0031】従って、自動車を路肩に寄せて駐車する場
合において、車輪等を縁石ブロック7に衝突させて損傷
させてしまうようなことが防止できるようになる。ま
た、居眠り運転をした場合では、自動車が側溝ブロック
1aの上面11aを横切って走行するときに、運転者の
意識を取り戻させることが期待できる。これにより居眠
り運転による事故の予防が期待できるようになる。
【0032】側溝ブロック1aを埋設施工するだけで車
道5の表面に凸部110a・・・を形成することができ
る。
【0033】施工状態において、一方の端面15に設け
てあるパッキンPは、他の側溝ブロック1aの端面16
で押圧されて潰れた状態になる(図では見えない)。こ
れにより一方の端面15と他方の端面が水密に接合され
るようになり、排水路10を流れる雨水等が連結された
側溝ブロック1a,1a間から漏れることを防止する。
【0034】側溝ブロック1aの上面11aがやや傾斜
させてあるので、上面11aを流れる雨水等を集水孔1
7の方へ誘導することができる。誘導された雨水等は、
集水孔17から流れ込んで、排水路10で集水され排水
される。
【0035】受け金具122,123は、外形が表面側
から奥側につれて拡がるテーパー状に形成されて、抜け
る方向に力がかかっても抜けないようにしている。
【0036】側溝ブロック1aを移動するときは、吊り
金具を受け金具123にねじ込んで、この吊り金具にク
レーン等と接続してあるワイヤを掛けて持ち上げるよう
にすれば良い。
【0037】図11は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第2の実施の形態を示す施工状態説明図である。図1
1ないし後述する図14において、上記図1ないし図1
0で示したものと同一または同等箇所には同一の符号を
付して示している。また、構造について上記で示した箇
所と重複する箇所の説明は省略する。符号1bは道路用
の側溝ブロックを示している。側溝ブロック1bの上面
11bには、この側溝ブロック1bの幅長よりやや短い
長さを有し、幅方向に延びた平面視長円状の凸部110
b・・・が設けてある。なお、側溝ブロック1b及び後
述する側溝ブロック1c、1d、1eについての作用
は、上記した側溝ブロック1aと同一であるので、説明
は省略する。
【0038】図12は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第3の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
1cは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク1cの上面11cには、この側溝ブロック1cの幅長
の略1/3の長さを有し、図において左斜めで同方向に
延びた平面視長円状の凸部110c・・・が設けてあ
る。
【0039】図13は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第4の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
1dは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク1dの上面11dには、平面視長円状の凸部110d
・・・が設けてある。凸部110d・・・は、側溝ブロ
ック1dの幅長の略1/3の長さを有し、隣り合う凸部
110dと互い違いになる斜め方向に延びて、図におい
ていわば略逆「ハ」字状になるように設けてある。
【0040】図14は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第5の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
1eは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク1eの上面11eには、この側溝ブロック1eの幅長
の略1/3の長さを有し、図において左斜めで同方向に
延びた平面視長円状の凸部110e・・・が設けてあ
る。凸部110eは16箇所に設けてあり、隣り合う他
の凸部110eとの間隔が狭めてある。
【0041】図15は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第6の実施の形態を示す正面図、図16は図15に示
す側溝ブロックの平面図、図17は図15に示す側溝ブ
ロックの右側面図、図18は図16に示す側溝ブロック
のF−F拡大断面図、図19は図15に示す側溝ブロッ
クから蓋体を取り外した状態の正面図、図20は図19
に示す側溝ブロックの平面図、図21は蓋体を示す正面
図、図22は図21に示す蓋体の平面図、図23は図2
1に示す蓋体の右側面図である。
【0042】符号2aは道路用の側溝ブロックを示して
いる。側溝ブロック2aは、底部が開放してある(図1
7,18参照)ので、予め施工地に打設されている基礎
コンクリート等の上部に水密になるように載置して、底
部を塞いで使用される。
【0043】側溝ブロック2aは、所要長さを有し、底
部が開放した側面視略「コ」字状に成形されたコンクリ
ート二次製品である(図17,18参照)。側溝ブロッ
ク2aの内部に形成された長手方向に延びる空洞部は、
集水された雨水等が通水する排水路20となる。
【0044】側溝ブロック2aの上部には、排水路20
と通じる開口部22が形成されている(図19,20参
照)。開口部22の内側には段部220が形成されてい
る。開口部22は、二つの蓋体23a,23aを長手方
向に並べて段部に載置することで閉じられる。
【0045】段部220に載置された蓋体23a,23
aは、上面230aが側溝ブロック2aの上面21aと
略面一になるようにしてある。側溝ブロック2aの上面
21a及び蓋体23a,23aの上面230a,230
aは、図17において左下がりにやや傾斜させてある。
【0046】上面21a,230a,230aの高さが
高くなっている側には、側溝ブロック2aの幅長の1/
4よりやや短い長さを有し、幅方向に延びた平面視長円
状の凸部24a・・・が設けてある。各凸部24aは、
それぞれ隣り合う他の凸部24aと所要の間隔をおいて
8箇所に、長さ方向に向けて並んで設けてある。凸部2
4a・・・が設けられていない部分の上面21a,23
0a,230aは、平面である。なお、凸部24a・・
・の形状及び個数は限定するものではない。
【0047】各蓋体23aの長手方向の両端面231,
232には、上面230aから排水路20にかけて切り
欠かれた切欠部234,235が設けてある。切欠部2
34(235)は、蓋体23aを開口部22に収容して
これを塞いだときに、開口部22の両側縁部や他の切欠
部235(234)と協働して集水孔25を形成するよ
うになる。
【0048】側溝ブロック2aの上面21aのうち傾斜
して下がった方の端側には、上面21aから側面にかけ
て、かつ長手方向の全長にわたり切り欠かれた載置部2
6が設けてある。載置部26は、施工時において縁石ブ
ロックの一部を必要に応じて載せるためのものである。
【0049】側溝ブロック2aの両端面27,28に
は、側面を形成する厚み部分に、上面21aから下面に
かけて連続した直線状の切溝270,280が二箇所に
設けてある。切溝270,280には使用時においてゴ
ム製のパッキンが全長にわたり取り付けられる(図では
取り付けていない)。
【0050】図24は図15に示す側溝ブロックを車道
の路肩に埋設し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車
道とを区画したときの施工状態説明図である。側溝ブロ
ック2aは、車道5の路肩に、上面21a,230a,
230aが車道5の表面と実質的に面一なるようにして
埋設してある。また、側溝ブロック2aは、一方の端面
27を、他の側溝ブロック2aの他方の端面28と突き
合わせて、パッキンを介し接合することで、長手方向に
複数連ねてある。
【0051】側溝ブロック2aの歩道6側の近傍には、
車道5の表面から突出して段差を形成する縁石ブロック
7が埋設してある。縁石ブロック7は、下部の一部を側
溝ブロック1aの載置部26に載せて設けてある(図で
は見えない)。なお、側溝ブロック2a及び後述する側
溝ブロック2b、2c、2d、2eについての作用は、
上記した側溝ブロック1aと同等であるので、説明は省
略する。
【0052】図25は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第7の実施の形態を示す施工状態説明図である。図2
5ないし後述する図28において、上記図15ないし図
24で示したものと同一または同等箇所には同一の符号
を付して示している。また、構造について上記で示した
箇所と重複する箇所の説明は省略する。符号2bは道路
用の側溝ブロックを示している。側溝ブロック2bの上
面21b及び蓋体23bの上面230b,230bに
は、この側溝ブロック2bの幅長よりやや短い長さを有
し、幅方向に延びた平面視長円状の凸部24b・・・が
設けてある。
【0053】図26は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第8の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
2cは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク2cの上面21c及び蓋体23cの上面230c,2
30cには、この側溝ブロック2cの幅長の略1/4の
長さを有し、図において左斜めで同方向に延びた平面視
長円状の凸部24c・・・が設けてある。
【0054】図27は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第9の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
2dは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク2dの上面21d及び蓋体23dの上面230d,2
30dには、平面視長円状の凸部24d・・・が設けて
ある。凸部24d・・・は、側溝ブロック2dの幅長の
略1/4の長さを有し、隣り合う凸部24dと互い違い
になる斜め方向に延びて、図においていわば略逆「ハ」
字状になるように設けてある。
【0055】図28は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第10の実施の形態を示す施工状態説明図である。符
号2eは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロ
ック2eの上面21e及び蓋体23eの上面230e,
230eには、この側溝ブロック1eの幅長の略1/4
の長さを有し、図において左斜めで同方向に延びた平面
視長円状の凸部24e・・・が設けてある。凸部24e
は16箇所に設けてあり、隣り合う他の凸部24eとの
間隔が狭めてある。
【0056】図29は本発明に係る道路用境界ブロック
の第11の実施の形態を示す平面図、図30は図29に
示す境界ブロックの左側面図である。
【0057】符号3aは道路用の境界ブロックを示して
いる。境界ブロック3aは、所要長さを有し、外形状が
側面視略「L」字状に成形されたコンクリート二次製品
である(図27参照)。境界ブロック3aは、施工時に
おいて、車道5の表面と実質的に面一なるように設けら
れる走行面30aを有している。走行面30aは、図3
0において左下がりにやや傾斜させてある。
【0058】走行面30aの高さが高くなっている側に
は、境界ブロック3aの幅長の1/3よりやや短い長さ
を有し、幅方向に延びた平面視長円状の凸部300a・
・・が設けてある。各凸部300aは、それぞれ隣り合
う他の凸部300aと所要の間隔をおいて3箇所に、長
さ方向に向けて並んで設けてある。凸部300a・・・
が設けられていない部分の走行面30aは、平面であ
る。なお、凸部300a・・・の形状及び個数は限定す
るものではない。
【0059】境界ブロック3aの走行面30aのうち傾
斜して下がった方の側には、この走行面30aから上方
に立ち上がって、施工状態において、道路面から突出し
て段差を形成するための縁石部31が形成されている。
【0060】図31は図29に示す境界ブロックを車道
の路肩に埋設し、歩道と車道とを区画したときの施工状
態説明図である。境界ブロック3aは、車道5の路肩
に、走行面30aが車道5の表面と実質的に面一なるよ
うにして埋設してある。また、境界ブロック3aは、一
方の端面32を、他の境界ブロック3aの他方の端面3
3と突き合わせて接合させることで、長手方向に複数連
ねてある。また、境界ブロック3aでは、縁石部31を
有するので、埋設施工するだけで歩道6と車道5との間
に段差を形成することができる。なお、境界ブロック3
a及び後述する境界ブロック3b、3c、3d、3eに
ついての作用は、上記した側溝ブロック1aと同等であ
るので、説明は省略する。
【0061】図32は本発明に係る道路用境界ブロック
の第12の実施の形態を示す施工状態説明図である。図
32ないし後述する図35において、上記図29ないし
図31で示したものと同一または同等箇所には同一の符
号を付して示している。また、構造について上記で示し
た箇所と重複する箇所の説明は省略する。符号3bは道
路用の境界ブロックを示している。境界ブロック3bの
走行面30bには、この走行面30bの幅長よりやや短
い長さを有し、幅方向に延びた平面視長円状の凸部30
0b・・・が設けてある。
【0062】図33は本発明に係る道路用境界ブロック
の第13の実施の形態を示す施工状態説明図である。符
号3cは道路用の境界ブロックを示している。境界ブロ
ック3cの走行面30cには、この走行面30cの幅長
の略1/3の長さを有し、図において左斜めで同方向に
延びた平面視長円状の凸部300c・・・が設けてあ
る。
【0063】図34は本発明に係る道路用境界ブロック
の第14の実施の形態を示す施工状態説明図である。符
号3dは道路用の境界ブロックを示している。境界ブロ
ック3dの走行面30dには、平面視長円状の凸部30
0d・・・が設けてある。凸部300d・・・は、境界
ブロック3dの幅長の略1/4の長さを有し、隣り合う
凸部24dと互い違いになる斜め方向に延びて、図にお
いていわば略逆「ハ」字状になるように設けてある。
【0064】図35は本発明に係る道路用境界ブロック
の第15の実施の形態を示す施工状態説明図である。符
号3eは道路用の境界ブロックを示している。境界ブロ
ック3eの走行面30eには、この境界ブロック3eの
幅長の略1/4の長さを有し、図において左斜めで同方
向に延びた平面視長円状の凸部300e・・・が設けて
ある。凸部300eは16箇所に設けてあり、隣り合う
他の凸部24eとの間隔が狭めてある。
【0065】なお、上記実施の形態で示す側溝ブロック
や境界ブロックは、車道5の路肩に埋設してあるが、施
工箇所は限定するものではない。例えば、歩道6、車道
を区画する車線部分またはその近傍、車道の中央分離帯
を構成する部分に等に埋設施工するようにしても良い。
【0066】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。本発明に係る道路用側溝ブロック及び道路用境界
ブロックは、施工状態において道路面と面一または実質
的に面一になる面に、車輪が該面上を走行したときに振
動または音を発生させ、或いは振動及び音を発生させる
ための凸部が設けてあるので、該面上を走行する自動車
等の運転者に、上記した振動や音によって走行位置を示
唆し、注意を喚起することができる。従って、例えば、
自動車を路肩に寄せて駐車する場合においては、縁石ブ
ロックが上記道路用ブロックの近傍に設けてあっても、
車輪等をこの縁石ブロック(縁石部を有する本発明に係
る道路用境界ブロックにあっては、縁石部)に衝突させ
て損傷させてしまうようなことが防止できるようにな
る。居眠り運転の場合においては、自動車が道路用側溝
ブロック及び道路用境界ブロックの上記面上を横切って
走行するときに、運転者の意識を取り戻させることが期
待できる。これにより居眠り運転による事故の予防が期
待できるようになる。また、道路用側溝ブロック及び道
路用境界ブロックの施工と同時に、道路面に表面から突
出した凸部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路用側溝ブロックの第1の実施
の形態を示す正面図。
【図2】図1に示す側溝ブロックの平面図。
【図3】図1に示す側溝ブロックの左側面図。
【図4】図1に示す側溝ブロックの右側面図。
【図5】図1に示す側溝ブロックのA−A拡大断面図。
【図6】図1に示す側溝ブロックのB−B部分拡大図。
【図7】図2に示す側溝ブロックのC−C部分拡大図。
【図8】図3に示す側溝ブロックのD−D部分拡大図。
【図9】図6におけるE−E断面図。
【図10】図1に示す側溝ブロックを車道の路肩に埋設
し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車道とを区画し
たときの施工状態説明図。
【図11】本発明に係る道路用側溝ブロックの第2の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図12】本発明に係る道路用側溝ブロックの第3の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図13】本発明に係る道路用側溝ブロックの第4の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図14】本発明に係る道路用側溝ブロックの第5の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図15】本発明に係る道路用側溝ブロックの第6の実
施の形態を示す正面図。
【図16】図15に示す側溝ブロックの平面図。
【図17】図15に示す側溝ブロックの右側面図。
【図18】図16に示す側溝ブロックのF−F拡大断面
図。
【図19】図15に示す側溝ブロックから蓋体を取り外
した状態の正面図。
【図20】図19に示す側溝ブロックの平面図。
【図21】蓋体を示す正面図。
【図22】図21に示す蓋体の平面図。
【図23】図21に示す蓋体の右側面図。
【図24】図15に示す側溝ブロックを車道の路肩に埋
設し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車道とを区画
したときの施工状態説明図。
【図25】本発明に係る道路用側溝ブロックの第7の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図26】本発明に係る道路用側溝ブロックの第8の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図27】本発明に係る道路用側溝ブロックの第9の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図28】本発明に係る道路用側溝ブロックの第10の
実施の形態を示す施工状態説明図。
【図29】本発明に係る道路用境界ブロックの第11の
実施の形態を示す平面図。
【図30】図29に示す境界ブロックの左側面図。
【図31】図29に示す境界ブロックを車道の路肩に埋
設し、歩道と車道とを区画したときの施工状態説明図。
【図32】本発明に係る道路用境界ブロックの第12の
実施の形態を示す施工状態説明図。
【図33】本発明に係る道路用境界ブロックの第13の
実施の形態を示す施工状態説明図。
【図34】本発明に係る道路用境界ブロックの第14の
実施の形態を示す施工状態説明図。
【図35】本発明に係る道路用境界ブロックの第15の
実施の形態を示す施工状態説明図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e 側溝ブロック 10 排水路 11a,11b,11c,11d,11e 上面 110a,110b,110c,110d,110e
凸部 12 側面 120 凹部 121 底面 122 受け金具 123 受け金具 13 底面 14 載置部 15 端面 150 切欠部 151 切溝 16 端面 160 切欠部 17 集水孔 2a,2b,2c,2d,2e 側溝ブロック 20 排水路 21a,21b,21c,21d,21e 上面 22 開口部 23a,23b,23c,23d,23e 蓋体 230a,230b,230c,230d,230e
上面 231,232 両端面 234,235 切欠部 24a,24b,24c,24d,24e 凸部 25 集水孔 26 載置部 27,28 端面 270,280 切溝 3a,3b,3c,3d,3e 境界ブロック 30a,30b,30c,30d,30e 走行面 31 縁石部 32,33 端面 300a,300b,300c,300d,300e
凸部 5 車道 6 歩道 7 縁石ブロック P パッキン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月13日(1999.9.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 道路用側溝ブロック
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路に埋設施工さ
れる道路用側溝ブロックに関する。更に詳しくは、道路
面と面一または実質的に面一になるように埋設施工され
た道路用ブロックの面上を自動車等の車輪が走行したと
きに、該自動車等に振動や音を与えて、運転者に該道路
用ブロックの位置を示唆し、注意を喚起するようにした
ものに関する。
【0002】
【従来技術】道路用側溝ブロックは、道路上を流れる雨
水等を集水し排水するためのものである。道路用側溝ブ
ロックは、一般に管状に形成されており、上面には雨水
等が排水路に流れ込むための貫通した集水孔が複数設け
てある。道路用側溝ブロックは上面が平面状に形成され
ており、通常、車道の路肩等に、該上面が車道の表面と
面一または実質的に面一なるように埋設施工されてい
る。
【0003】比較的大きな車道になると、埋設施工され
た道路用側溝ブロックの近傍には、車道の表面から突出
して段差を形成し、車道を区画する縁石ブロックが施工
されていることが多い。縁石ブロックは、例えば、車道
上を流れる雨水等が車道以外のところまで溢れないよう
に流れを塞き止めたり、自動車等の乗り入れを制限した
りする等の機能を有している。
【0004】また、自動車を車道の路肩に駐車するとき
には、他の自動車の通行の邪魔にならないように、でき
るだけ上記した縁石ブロックとの間に隙間生じないよ
うに近づけておくことが要求される。この寄せる際の運
転操作は、各種ミラー等によっても確認がし難く、実際
は、運転者のいわゆるカンによって行われる場合が殆ど
である。
【0005】ところで、自動車事故の原因の一つに居眠
り運転がある。この居眠り運転による事故では、自動車
がそのまま突進して、建物等に突っ込んでしまうことが
多々ある。このため、居眠り運転による事故では、運転
者本人は勿論、その建物等の近辺にいた人たちにも怪我
を負わせる極めて可能性が高く、大きな事故になり易
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の道路用側溝ブロ
ックには、次のような課題があった。従来の道路用側溝
ブロックは、上面が平面であり、かつ該上面が車道の表
面と実質的に面一になるように埋設施工されているの
で、自動車はこのブロック上をスムーズに違和感なく走
行することができる。そのため、運転者にあっては、自
動車が道路用側溝ブロック上を走行していることが感じ
取り難かった。
【0007】つまり、従来の道路用側溝ブロックでは、
自動車がその上を走行したときに、運転者に走行位置を
示唆し、注意を喚起するようなことができなかった。
【0008】これにより、運転に熟練した者でも路肩に
自動車を駐車する際に、運転操作を誤って、車輪等を縁
石ブロックに衝突させて損傷させてしまうことがあっ
た。また、居眠り運転による事故を予防するような効果
もなかった。
【0009】本発明の目的は、自動車が上面を走行した
ときに、運転者に走行位置を示唆して注意を喚起するこ
とで、例えば、路肩に寄せて駐車する際に、車輪が縁石
ブロックに衝突することを防止できるようにしたり、ま
た、居眠り運転による事故の予防が期待できるようにし
たりする道路用側溝ブロックを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、内部に排水路を構成する部分が設けてある
道路用側溝ブロックであって、側溝ブロックは、傾斜し
た上面を有し、内部に長手方向に延びる排水路を有する
管状に成形されており、上記上面には、車輪が該面上を
走行したときに振動または/及び音を発生させるための
凸部が設けてあり、上記上面のうち傾斜して下がった方
の端側には、縁石ブロックを載せるための載置部が長手
方向の全長にわたり設けてあり、長手方向の両端面に
は、上記上面から排水路にかけて切り欠かれた切欠部が
設けてあり、該切欠部は、他の側溝ブロックの端面を突
き合わせて長手方向に連結したときに、該他の側溝ブロ
ックの切欠部と協働して集水孔を形成することを特徴と
する、道路用側溝ブロックである。
【0011】第2の発明にあっては、底部が開放してあ
り、予め施工地に打設されている基礎コンクリート等の
上部に水密になるように載置して使用される道路用側溝
ブロックであって、側溝ブロックは、傾斜した上面を有
し、内部に長手方向に延びる底部が開放した排水路を有
するように成形されており、上記側溝ブロックの上部に
は、上記排水路と通じる開口部が形成されており、該開
口部の内側には段部が形成されており、上記開口部は、
蓋体を上記段部に載置することで閉じられるようになっ
ており、上記上面と、上記段部に載置された上記蓋体の
上面には、車輪が該面上を走行したときに振動または/
及び音を発生させるための凸部が設けてあり、上記上面
のうち傾斜して下がった方の端側には、縁石ブロックを
載せるための載置部が長手方向の全長にわたり設けてあ
り、上記蓋体の長手方向の両端面には、上面から排水路
にかけて切り欠かれた切欠部が設けてあり、該切欠部
は、蓋体を開口部に収容して塞いだときに、開口部の両
側縁部や他の切欠部と協働して集水孔を形成することを
特徴とする、道路用側溝ブロック。
【0012】本明細書で「道路」の用語は、車道及び歩
道を含む概念として使用する。
【0013】本発明に係る道路用側溝ブロックは、車道
や歩道に埋設施工することができる。
【0014】
【作 用】本発明に係る道路用側溝ブロックは、施工状
態において道路面と面一または実質的に面一になる面
に、車輪が該面上を走行したときに振動または音を発生
させ、或いは振動及び音を発生させるための凸部が設け
てあるので、該面上を走行する自動車等の運転者に、上
記した振動や音によって走行位置を示唆し、注意を喚起
することができる。
【0015】従って、例えば、自動車を路肩に寄せて駐
車する場合においては、縁石ブロックが上記道路用ブロ
ックの近傍に設けてあっても、車輪等をこの縁石ブロッ
クに衝突させて損傷させてしまうようなことが防止でき
るようになる。居眠り運転の場合においては、自動車が
道路用側溝ブロックの上記面上を横切って走行するとき
に、運転者の意識を取り戻させることが期待できる。こ
れにより居眠り運転による事故の予防が期待できるよう
になる。また、道路用側溝ブロックの施工と同時に、道
路面に表面から突出した凸部を形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る道路
用側溝ブロックの第1の実施の形態を示す正面図、図2
は図1に示す側溝ブロックの平面図、図3は図1に示す
側溝ブロックの左側面図、図4は図1に示す側溝ブロッ
クの右側面図、図5は図1に示す側溝ブロックのA−A
拡大断面図、図6は図1に示す側溝ブロックのB−B部
分拡大図、図7は図2に示す側溝ブロックのC−C部分
拡大図、図8は図3に示す側溝ブロックのD−D部分拡
大図、図9は図6におけるE−E断面図である。
【0017】符号1aは道路用の側溝ブロックを示して
いる。側溝ブロック1aは、所要長さを有し、外形状が
上面11a、側面12及び底面13等を有する角形形状
で、内部に長手方向に延びる中空部を有する管状に成形
されたコンクリート二次製品である。側溝ブロック1a
の内部に形成された中空部は、集水された雨水等が通水
する排水路10である(図3,4,5参照)。
【0018】側溝ブロック1aの上面11aは、図4に
おいて左下がりにやや傾斜させてある。また、上面11
aの高さが高くなっている側には、側溝ブロック1aの
幅長の1/3よりやや短い長さを有し、幅方向に延びた
平面視長円状の凸部110a・・・が設けてある。各凸
部110aは、それぞれ隣り合う他の凸部110aと所
要の間隔をおいて8箇所に、長さ方向に向けて並んで設
けてある。凸部110a・・・が設けられていない部分
の上面11aは、平面である。なお、凸部110a・・
・の形状及び個数は限定するものではない。
【0019】側溝ブロック1aの上面11aのうち傾斜
して下がった方の端側には、上面11aから側面12に
かけて、かつ長手方向の全長にわたり切り欠かれた載置
部14が設けてある。載置部14は、施工時において縁
石ブロックの一部を必要に応じて載せるためのものであ
る。
【0020】側溝ブロック1aの長手方向の両端面1
5,16には、上面11aから排水路10にかけて切り
欠かれた切欠部150,160が設けてある。また、一
方の端面15には、上面11aを形成する厚み部分を除
いて、側面12及び底面13を形成する厚み部分に、略
「U」字状を形成するように連続した切溝151が設け
てある(図3,8,9参照)。切溝151にはゴム製の
パッキンPが取り付けてある。なお、他方の端面16は
平面である(図4参照)。
【0021】側面12の両端側には、連結金具(図示省
略)を取り付けるための凹部120,120が形成され
ている。各凹部120の略中央部には、内部に雌ねじ溝
を有する金属製の受け金具122が、前面を凹部120
の底面121と面一になるように埋設してある(図9参
照)。受け金具122の外形は、表面側から奥側につれ
て拡がるテーパー状に形成されている。
【0022】側面12の略中央部にも、吊り金具(図示
省略)をねじ込む受け金具123が、前面を側面12の
表面と面一になるようにして埋設してある。この受け金
具123は、上記受け金具122と略相似形状である。
大きさは上記受け金具122よりやや大きい(図5参
照)。
【0023】図10は図1に示す側溝ブロックを車道の
路肩に埋設し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車道
とを区画したときの施工状態説明図である。側溝ブロッ
ク1aは、車道5の路肩に、上面11aが車道5の表面
と実質的に面一なるようにして埋設してある。また、側
溝ブロック1aは、一方の端面15を、他の側溝ブロッ
ク1aの他方の端面16と突き合わせて、長さ方向に複
数連ねて設けてある。
【0024】側溝ブロック1aの連結には、連結金具が
使用される(図示省略)。連結金具は、側溝ブロック1
aの側面12に設けてある凹部120と同等の幅で、か
つ凹部120の深さと同等の厚みを有し、凹部120の
倍の長さを有する金属製の板状体である。連結金具に
は、ネジが貫通する貫通孔が形成されている。即ち、側
溝ブロック1aは、端面15と他の側溝ブロック1aの
端面16とをパッキンPを介し突き合わせて、凹部12
0に取着金具を嵌め込み、貫通孔を介してネジを受け金
具122にねじ込むことで、長手方向に連ねてある。
【0025】側溝ブロック1aの切欠部150(16
0)は、端面15,16を突き合わせて長手方向に連結
したときに、他の側溝ブロック1aの切欠部160(1
50)と協働して集水孔17を形成するようになる。側
溝ブロック1aの歩道6側の近傍には、車道5の表面か
ら突出して段差を形成する縁石ブロック7が埋設してあ
る。縁石ブロック7は、下部の一部を側溝ブロック1a
の載置部14に載せて設けてある(図では見えない)。
【0026】(作 用)図1ないし図10を参照して本
発明の第1の実施の形態の作用を説明する。側溝ブロッ
ク1aの上面11aを自動車等が走行すると、この上面
11aの長さ方向に向けて並んで設けてある凸部110
a・・・により、振動や音が発生する。これにより運転
者に走行位置を示唆し、注意を喚起することができる。
【0027】従って、自動車を路肩に寄せて駐車する場
合において、車輪等を縁石ブロック7に衝突させて損傷
させてしまうようなことが防止できるようになる。ま
た、居眠り運転をした場合では、自動車が側溝ブロック
1aの上面11aを横切って走行するときに、運転者の
意識を取り戻させることが期待できる。これにより居眠
り運転による事故の予防が期待できるようになる。
【0028】側溝ブロック1aを埋設施工するだけで車
道5の表面に凸部110a・・・を形成することができ
る。
【0029】施工状態において、一方の端面15に設け
てあるパッキンPは、他の側溝ブロック1aの端面16
で押圧されて潰れた状態になる(図では見えない)。こ
れにより一方の端面15と他方の端面が水密に接合され
るようになり、排水路10を流れる雨水等が連結された
側溝ブロック1a,1a間から漏れることを防止する。
【0030】側溝ブロック1aの上面11aがやや傾斜
させてあるので、上面11aを流れる雨水等を集水孔1
7の方へ誘導することができる。誘導された雨水等は、
集水孔17から流れ込んで、排水路10で集水され排水
される。
【0031】受け金具122,123は、外形が表面側
から奥側につれて拡がるテーパー状に形成されて、抜け
る方向に力がかかっても抜けないようにしている。
【0032】側溝ブロック1aを移動するときは、吊り
金具を受け金具123にねじ込んで、この吊り金具にク
レーン等と接続してあるワイヤを掛けて持ち上げるよう
にすれば良い。
【0033】図11は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第2の実施の形態を示す施工状態説明図である。図1
1ないし後述する図14において、上記図1ないし図1
0で示したものと同一または同等箇所には同一の符号を
付して示している。また、構造について上記で示した箇
所と重複する箇所の説明は省略する。符号1bは道路用
の側溝ブロックを示している。側溝ブロック1bの上面
11bには、この側溝ブロック1bの幅長よりやや短い
長さを有し、幅方向に延びた平面視長円状の凸部110
b・・・が設けてある。なお、側溝ブロック1b及び後
述する側溝ブロック1c、1d、1eについての作用
は、上記した側溝ブロック1aと同一であるので、説明
は省略する。
【0034】図12は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第3の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
1cは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク1cの上面11cには、この側溝ブロック1cの幅長
の略1/3の長さを有し、図において左斜めで同方向に
延びた平面視長円状の凸部110c・・・が設けてあ
る。
【0035】図13は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第4の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
1dは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク1dの上面11dには、平面視長円状の凸部110d
・・・が設けてある。凸部110d・・・は、側溝ブロ
ック1dの幅長の略1/3の長さを有し、隣り合う凸部
110dと互い違いになる斜め方向に延びて、図におい
ていわば略逆「ハ」字状になるように設けてある。
【0036】図14は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第5の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
1eは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク1eの上面11eには、この側溝ブロック1eの幅長
の略1/3の長さを有し、図において左斜めで同方向に
延びた平面視長円状の凸部110e・・・が設けてあ
る。凸部110eは16箇所に設けてあり、隣り合う他
の凸部110eとの間隔が狭めてある。
【0037】図15は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第6の実施の形態を示す正面図、図16は図15に示
す側溝ブロックの平面図、図17は図15に示す側溝ブ
ロックの右側面図、図18は図16に示す側溝ブロック
のF−F拡大断面図、図19は図15に示す側溝ブロッ
クから蓋体を取り外した状態の正面図、図20は図19
に示す側溝ブロックの平面図、図21は蓋体を示す正面
図、図22は図21に示す蓋体の平面図、図23は図2
1に示す蓋体の右側面図である。
【0038】符号2aは道路用の側溝ブロックを示して
いる。側溝ブロック2aは、底部が開放してある(図1
7,18参照)ので、予め施工地に打設されている基礎
コンクリート等の上部に水密になるように載置して、底
部を塞いで使用される。
【0039】側溝ブロック2aは、所要長さを有し、底
部が開放した側面視略「コ」字状に成形されたコンクリ
ート二次製品である(図17,18参照)。側溝ブロッ
ク2aの内部に形成された長手方向に延びる空洞部は、
集水された雨水等が通水する排水路20となる。
【0040】側溝ブロック2aの上部には、排水路20
と通じる開口部22が形成されている(図19,20参
照)。開口部22の内側には段部220が形成されてい
る。開口部22は、二つの蓋体23a,23aを長手方
向に並べて段部に載置することで閉じられる。
【0041】段部220に載置された蓋体23a,23
aは、上面230aが側溝ブロック2aの上面21aと
略面一になるようにしてある。側溝ブロック2aの上面
21a及び蓋体23a,23aの上面230a,230
aは、図17において左下がりにやや傾斜させてある。
【0042】上面21a,230a,230aの高さが
高くなっている側には、側溝ブロック2aの幅長の1/
4よりやや短い長さを有し、幅方向に延びた平面視長円
状の凸部24a・・・が設けてある。各凸部24aは、
それぞれ隣り合う他の凸部24aと所要の間隔をおいて
8箇所に、長さ方向に向けて並んで設けてある。凸部2
4a・・・が設けられていない部分の上面21a,23
0a,230aは、平面である。なお、凸部24a・・
・の形状及び個数は限定するものではない。
【0043】各蓋体23aの長手方向の両端面231,
232には、上面230aから排水路20にかけて切り
欠かれた切欠部234,235が設けてある。切欠部2
34(235)は、蓋体23aを開口部22に収容して
これを塞いだときに、開口部22の両側縁部や他の切欠
部235(234)と協働して集水孔25を形成するよ
うになる。
【0044】側溝ブロック2aの上面21aのうち傾斜
して下がった方の端側には、上面21aから側面にかけ
て、かつ長手方向の全長にわたり切り欠かれた載置部2
6が設けてある。載置部26は、施工時において縁石ブ
ロックの一部を必要に応じて載せるためのものである。
【0045】側溝ブロック2aの両端面27,28に
は、側面を形成する厚み部分に、上面21aから下面に
かけて連続した直線状の切溝270,280が二箇所に
設けてある。切溝270,280には使用時においてゴ
ム製のパッキンが全長にわたり取り付けられる(図では
取り付けていない)。
【0046】図24は図15に示す側溝ブロックを車道
の路肩に埋設し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車
道とを区画したときの施工状態説明図である。側溝ブロ
ック2aは、車道5の路肩に、上面21a,230a,
230aが車道5の表面と実質的に面一なるようにして
埋設してある。また、側溝ブロック2aは、一方の端面
27を、他の側溝ブロック2aの他方の端面28と突き
合わせて、パッキンを介し接合することで、長手方向に
複数連ねてある。
【0047】側溝ブロック2aの歩道6側の近傍には、
車道5の表面から突出して段差を形成する縁石ブロック
7が埋設してある。縁石ブロック7は、下部の一部を側
溝ブロック1aの載置部26に載せて設けてある(図で
は見えない)。なお、側溝ブロック2a及び後述する側
溝ブロック2b、2c、2d、2eについての作用は、
上記した側溝ブロック1aと同等であるので、説明は省
略する。
【0048】図25は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第7の実施の形態を示す施工状態説明図である。図2
5ないし後述する図28において、上記図15ないし図
24で示したものと同一または同等箇所には同一の符号
を付して示している。また、構造について上記で示した
箇所と重複する箇所の説明は省略する。符号2bは道路
用の側溝ブロックを示している。側溝ブロック2bの上
面21b及び蓋体23bの上面230b,230bに
は、この側溝ブロック2bの幅長よりやや短い長さを有
し、幅方向に延びた平面視長円状の凸部24b・・・が
設けてある。
【0049】図26は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第8の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
2cは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク2cの上面21c及び蓋体23cの上面230c,2
30cには、この側溝ブロック2cの幅長の略1/4の
長さを有し、図において左斜めで同方向に延びた平面視
長円状の凸部24c・・・が設けてある。
【0050】図27は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第9の実施の形態を示す施工状態説明図である。符号
2dは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロッ
ク2dの上面21d及び蓋体23dの上面230d,2
30dには、平面視長円状の凸部24d・・・が設けて
ある。凸部24d・・・は、側溝ブロック2dの幅長の
略1/4の長さを有し、隣り合う凸部24dと互い違い
になる斜め方向に延びて、図においていわば略逆「ハ」
字状になるように設けてある。
【0051】図28は本発明に係る道路用側溝ブロック
の第10の実施の形態を示す施工状態説明図である。符
号2eは道路用の側溝ブロックを示している。側溝ブロ
ック2eの上面21e及び蓋体23eの上面230e,
230eには、この側溝ブロック1eの幅長の略1/4
の長さを有し、図において左斜めで同方向に延びた平面
視長円状の凸部24e・・・が設けてある。凸部24e
は16箇所に設けてあり、隣り合う他の凸部24eとの
間隔が狭めてある。
【0052】なお、上記実施の形態で示す側溝ブロック
は、車道5の路肩に埋設してあるが、施工箇所は限定す
るものではない。例えば、歩道6、車道を区画する車線
部分またはその近傍、車道の中央分離帯を構成する部分
に等に埋設施工するようにしても良い。
【0053】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。本発明に係る道路用側溝ブロックは、施工状態に
おいて道路面と面一または実質的に面一になる面に、車
輪が該面上を走行したときに振動または音を発生させ、
或いは振動及び音を発生させるための凸部が設けてある
ので、該面上を走行する自動車等の運転者に、上記した
振動や音によって走行位置を示唆し、注意を喚起するこ
とができる。従って、例えば、自動車を路肩に寄せて駐
車する場合においては、縁石ブロックが上記道路用ブロ
ックの近傍に設けてあっても、車輪等をこの縁石ブロッ
クに衝突させて損傷させてしまうようなことが防止でき
るようになる。居眠り運転の場合においては、自動車が
道路用側溝ブロックの上記面上を横切って走行するとき
に、運転者の意識を取り戻させることが期待できる。こ
れにより居眠り運転による事故の予防が期待できるよう
になる。また、道路用側溝ブロックの施工と同時に、道
路面に表面から突出した凸部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路用側溝ブロックの第1の実施
の形態を示す正面図。
【図2】図1に示す側溝ブロックの平面図。
【図3】図1に示す側溝ブロックの左側面図。
【図4】図1に示す側溝ブロックの右側面図。
【図5】図1に示す側溝ブロックのA−A拡大断面図。
【図6】図1に示す側溝ブロックのB−B部分拡大図。
【図7】図2に示す側溝ブロックのC−C部分拡大図。
【図8】図3に示す側溝ブロックのD−D部分拡大図。
【図9】図6におけるE−E断面図。
【図10】図1に示す側溝ブロックを車道の路肩に埋設
し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車道とを区画し
たときの施工状態説明図。
【図11】本発明に係る道路用側溝ブロックの第2の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図12】本発明に係る道路用側溝ブロックの第3の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図13】本発明に係る道路用側溝ブロックの第4の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図14】本発明に係る道路用側溝ブロックの第5の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図15】本発明に係る道路用側溝ブロックの第6の実
施の形態を示す正面図。
【図16】図15に示す側溝ブロックの平面図。
【図17】図15に示す側溝ブロックの右側面図。
【図18】図16に示す側溝ブロックのF−F拡大断面
図。
【図19】図15に示す側溝ブロックから蓋体を取り外
した状態の正面図。
【図20】図19に示す側溝ブロックの平面図。
【図21】蓋体を示す正面図。
【図22】図21に示す蓋体の平面図。
【図23】図21に示す蓋体の右側面図。
【図24】図15に示す側溝ブロックを車道の路肩に埋
設し、近傍に縁石ブロックを設けて歩道と車道とを区画
したときの施工状態説明図。
【図25】本発明に係る道路用側溝ブロックの第7の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図26】本発明に係る道路用側溝ブロックの第8の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図27】本発明に係る道路用側溝ブロックの第9の実
施の形態を示す施工状態説明図。
【図28】本発明に係る道路用側溝ブロックの第10の
実施の形態を示す施工状態説明図。
【符号の説明】 1a,1b,1c,1d,1e 側溝ブロック 10 排水路 11a,11b,11c,11d,11e 上面 110a,110b,110c,110d,110e
凸部 12 側面 120 凹部 121 底面 122 受け金具 123 受け金具 13 底面 14 載置部 15 端面 150 切欠部 151 切溝 16 端面 160 切欠部 17 集水孔 2a,2b,2c,2d,2e 側溝ブロック 20 排水路 21a,21b,21c,21d,21e 上面 22 開口部 23a,23b,23c,23d,23e 蓋体 230a,230b,230c,230d,230e
上面 231,232 両端面 234,235 切欠部 24a,24b,24c,24d,24e 凸部 25 集水孔 26 載置部 27,28 端面 270,280 切溝 5 車道 6 歩道 7 縁石ブロック P パッキン
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図30
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図31
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図32
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図33
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図34
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図35
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に排水路を構成する部分が設けてあ
    る道路用側溝ブロックであって、 施工状態において道路面と面一または実質的に面一にな
    る面に、車輪が該面上を走行したときに振動または/及
    び音を発生させるための凸部が設けてあることを特徴と
    する、 道路用側溝ブロック。
  2. 【請求項2】 凸部が道路用側溝ブロックの長さ方向に
    向けて、所要間隔で並んで設けてあることを特徴とす
    る、 請求項1記載の道路用側溝ブロック。
  3. 【請求項3】 道路面から突出して段差を形成するため
    の縁石部が設けてある道路用境界ブロックであって、 施工状態において道路面と面一または実質的に面一にな
    る面に、車輪が該面上を走行したときに振動または/及
    び音を発生させるための凸部が設けてあることを特徴と
    する、 道路用境界ブロック。
  4. 【請求項4】 凸部が道路用境界ブロックの長さ方向に
    向けて、所要間隔で並んで設けてあることを特徴とす
    る、 請求項3記載の道路用境界ブロック。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の道路用側溝ブロ
    ックが、上面を道路面と面一または実質的に面一になる
    ように施工してあることを特徴とする、 道路の構造体。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載の道路用境界ブロ
    ックが、走行面を道路面と面一または実質的に面一にな
    るように施工してあることを特徴とする、 道路の構造体。
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