JP2000135414A - 脱臭システム及び脱臭装置並びに生ゴミ分解処理システム - Google Patents

脱臭システム及び脱臭装置並びに生ゴミ分解処理システム

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JP2000135414A
JP2000135414A JP10310994A JP31099498A JP2000135414A JP 2000135414 A JP2000135414 A JP 2000135414A JP 10310994 A JP10310994 A JP 10310994A JP 31099498 A JP31099498 A JP 31099498A JP 2000135414 A JP2000135414 A JP 2000135414A
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air
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moisture
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Akihito Nomura
明史 野村
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ENUTEKKU KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】排出される空気をより確実に脱臭したい。 【解決手段】脱臭システム20を、空気の流れる順で上
流側(フレキシブルホース14に近い側)から、水分粉
塵除去ボックス21と、送風機22と、第一の脱臭装置
23と、圧縮機24と、第二の脱臭装置25と、を備え
た構成とする。そして、水分粉塵除去ボックス21の入
側にフレキシブルホース14の他端部を接続し、この水
分粉塵除去ボックス21の入側を脱臭システム20の空
気取込み口とし、また、第二の脱臭装置25の出側は開
放して、この第二の脱臭装置25の出側を脱臭システム
20の空気放出口とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、脱臭システム及
び脱臭装置並びにそのような脱臭システムを備えた生ゴ
ミ分解処理システムに関し、特に、排出される空気をよ
り確実に脱臭できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】生ゴミ分解処理装置として、特開平9−
295703号公報に開示されたものが知られている。
かかる生ゴミ分解処理装置は、ケーシング内に菌床を設
け、その菌床に複数の土壌菌を配合し、この複数の土壌
菌によって生ゴミを分解するようになっており、生ゴミ
を構成している物質を液化した後に、気化し、更に悪臭
はアミン分解によって除去される、というものであっ
た。
【0003】そして、上記生ゴミ分解処理装置にあって
は、その公開公報の実施の形態の欄に図面を伴って説明
されているように、生ゴミを分解処理するケーシングに
は排気ファンを設けていて、生ゴミの分解に伴ってケー
シング内で発生した気体を排出するようになっている。
さらに、排気ファンのケーシング側端部には、排出され
る空気中の臭気を吸着することを目的に、セラミック製
の臭気吸着板が配設されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等が上記のような生ゴミ分解処理装置について実際に
検討してみたところ、生ゴミの分解能力についてはそれ
なりの結果が確認されてはいるが、これを実用に供しよ
うとすると、排出される空気の臭気が問題であることが
判った。つまり、生ゴミ分解の過程で発生する臭気は、
上記公開公報に開示されるような臭気吸着板では殆ど除
去することができず、これが装置の外部に排出されてし
まうと、極めて不快である。従って、屋外ならまだし
も、屋内で使用するのには適さないものであった。
【0005】また、臭気を確実に取り除くためには、例
えば、極めて長い時間、空気と脱臭液や脱臭剤とを接触
させておけばよいのであるが、そのためには、空気を外
部に排出するまでの経路を極めて長くしなければなら
ず、脱臭システムが極端に大きくなってしまい現実的で
はない。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
未解決の課題に着目してなされたものであって、システ
ムの極端な大型化を招くことなく、生ゴミ分解処理装置
等から排出される空気の脱臭をより確実に行なうことが
できる脱臭システム及び脱臭装置並びにそのような脱臭
システムを備えた生ゴミ分解処理システムを提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、水分粉塵除去装置と、送風
機と、第一の脱臭装置と、圧縮機と、第二の脱臭装置
と、をこの順序に気密に接続して、前記水分粉塵除去装
置の入側を脱臭される空気の取込み口、前記第二の脱臭
装置の出側を脱臭された空気の放出口とし、前記水分粉
塵除去装置は、通過する空気から水分と粉塵とを除去す
るように構成されており、前記第一の脱臭装置は、内部
に脱臭液が収容される第一の箱体を有し、その第一の箱
体内の脱臭液内に前記送風機から送出された空気を送り
込み、その第一の箱体の上部から空気を引き出して前記
圧縮機の入側に導くようになっており、前記第二の脱臭
装置は、内部に脱臭液が収容される第二の箱体と、その
第二の箱体の上部に配設された臭気吸着用のフィルタ部
と、を有し、前記第二の箱体内の脱臭液内に前記圧縮機
から送出された空気を送り込み、前記第二の箱体内の空
気を前記フィルタ部を通過させてから外部に放出するよ
うにした。
【0008】この請求項1に係る発明にあっては、送風
機(ブロア)による吸引作用によって、脱臭される空気
が脱臭システム内に取り込まれるが、その空気は、送風
機の入側に入り込む前に、水分粉塵除去装置に導入さ
れ、その水分粉塵除去装置において水分と粉塵とが除去
される。このため、水分と粉塵とが除去された脱臭され
る空気が、送風機によって第一の脱臭装置に送り込まれ
るから、その第一の脱臭装置内の脱臭液が、空気内の湿
気や粉塵によって短時間の内に汚れてその脱臭機能が直
ぐに低下してしまうような事態が避けられる。また、送
風機に取り込まれる前に空気内の水分や粉塵が取り除か
れるから、その送風機自体の寿命が極端に短くなるよう
な事態も避けられる。
【0009】そして、第一の脱臭装置内の脱臭液を通過
することにより第一段階の脱臭が行なわれた空気が、圧
縮機(コンプレッサ)によって引き出されて、第二の脱
臭装置内に送り込まれる。なお、第一の脱臭装置内の脱
臭液は、水分粉塵除去装置で取りきれなかった微細な粉
塵を除去する作用もあり、これにより、空気内の微細な
粉塵が圧縮機内に入り込んで、その圧縮機の寿命が極端
に短くなるような事態が避けられる。
【0010】圧縮機によって第二の脱臭装置内に入り込
んだ空気は、その第二の脱臭装置内の脱臭液を通過する
ことにより、第二段階の脱臭が行なわれる。この場合、
圧縮機を利用しているため、第二の箱体内の脱臭液の深
さをある程度深くしても、その脱臭液の底に空気を送り
込むことができ、脱臭腋が深ければそれだけ長い時間に
渡って空気と脱臭液とが接触していられるから、脱臭作
用が強くなる。
【0011】さらに、第二の箱体内の脱臭液を通過した
空気は、フィルタ部を通過することにより第三段階の脱
臭が行なわれてから、外部に放出される。このフィルタ
部を通過することにより、第一の箱体及び第二の箱体内
の脱臭液では取りきれなかった臭気が空気から除去され
る。
【0012】そして、フィルタ部は、臭いを吸着させる
タイプの臭気フィルタ(例えば、活性炭等によって構成
されたフィルタ)であるから、脱臭液自体の臭いの装置
外部への漏れを低減又は消滅することもできる。また、
第一の脱臭装置の上流側には送風機を設け、第二の脱臭
装置の上流側には圧縮機を設けているため、この脱臭シ
ステム内の空気の移動はそれら送風機及び圧縮機の二つ
の装置によって行なわれるのであるが、送風機は主とし
てシステム内への空気の取込みと、第一の脱臭装置の脱
臭液への空気の送り込みを担い、圧縮機は主として第二
の脱臭装置への空気の送り込みを担っている。システム
内の空気の移動を一台の装置で全て行なわせようとする
と、高出力従って大型の送風機や圧縮機が必要になるか
ら、機能を分担させて二台の装置を備える本発明のよう
な構成が、却ってシステム全体を小さくすることができ
る。
【0013】また、請求項2に係る発明は、上記請求項
1に係る発明である脱臭システムにおいて、前記水分粉
塵除去装置は、上流側から、上方から下方に向かう第一
の通路と、水平に延びる第二の通路と、下方から上方に
向かう第三の通路と、をこの順序で備え、前記第三の通
路を通過した空気を前記送風機の入側に導くようになっ
ており、前記第一の通路内には、通過する空気に触れる
ように板が配設されており、前記第二の通路内に溜まっ
た水分及び粉塵を外部に排出できる排出手段を備えてい
る。
【0014】この請求項2に係る発明において、第一の
通路内に配設する板は、主として通過する空気内の水分
を凝結させるためのものであり、防錆性に優れたステン
レス鋼板やFRP等の強化プラスチック板であることが
望ましい。また、第一の通路内に配設された板に着いた
水滴は、落下して第二の通路内に溜まるのが望ましいの
で、その板は、先端を斜めに下方に向けた姿勢で、第一
の通路の内壁に固定することが望ましい。その際、板の
先端と第一の通路内壁との間に空気の通路が形成される
ように、両者は離しておく。
【0015】さらに、空気の通路を長くして多量の水分
を凝結できるように、斜めに固定する板を複数設けるこ
とが望ましい。具体的には、第一の通路の対向する二つ
の内壁のそれぞれに、上記のように先端が斜め下方を向
いた姿勢の板を、上方から下方に向けて交互に固定する
ことにより、それら板に沿って形成される空気の通路が
ジグザグ状になるようにして、通過する空気の経路が長
く、空気が板の表面に長く触れているようにする。
【0016】また、このような斜めに固定される板の代
わりに、表裏面間で通気性のある例えば金網状の部材
を、複数枚、互いに所定距離開けて水平に配設するよう
にしても良い。その場合、空気中に含まれる粉塵で金網
が詰まらないように、その目の大きさを決めることが望
ましい。
【0017】そして、請求項3に係る発明は、上記請求
項1又は請求項2に係る発明である脱臭システムにおい
て、前記第一の脱臭装置は、前記第一の箱体の内部の下
側部分に脱臭液を収容し、その脱臭液内に前記送風機か
ら送出された空気を送り込むことによりその脱臭液表面
が泡立ったときの泡が衝突する高さ位置に、表裏面間で
通気性のある板状部材が配設され、その板状部材の上側
には空間が形成されている。
【0018】この請求項3に係る発明にあっては、第一
の箱体内の脱臭液に送風機から空気が送り込まれ、その
脱臭腋が泡立つと、その脱臭液表面で発生した泡が板状
部材に衝突して弾けるから、脱臭液のしぶきが飛び散っ
て霧状になり、第一の箱体内に広がる。すると、第一の
箱体内の板状部材の上側に形成されている空間内にも霧
状の脱臭液が広がるから、空気と脱臭液とがより長い時
間接触するようになって、単に脱臭液に空気を送り込ん
で泡立たせることに比べて、脱臭作用が顕著になる。
【0019】さらに、請求項4に係る発明は、脱臭シス
テムではなく、脱臭システムの一部を構成するのに好適
な脱臭装置に関する発明であって、箱体内部の下側部分
に脱臭液を収容し、その脱臭液内に空気を送り込み、前
記箱体の上部から空気を引き出すようになっている脱臭
装置において、前記脱臭液内に空気を送り込むことによ
りその脱臭液表面が泡立ったときの泡が衝突する高さ位
置に、表裏面間で通気性のある板状部材を配設し、その
板状部材の上側には空間が形成されるようにした。
【0020】この請求項4に係る発明によれば、請求項
3に係る発明における第一の脱臭装置と同様の作用が得
られる。そして、上記目的を達成するために、請求項5
に係る発明である生ゴミ分解処理システムは、生ゴミを
菌で分解して処理するようになっている生ゴミ処理装置
と、この生ゴミ処理装置から排出される空気を脱臭処理
する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の脱臭シス
テムと、を備えた。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1乃至図5は本発明の一実施
の形態を示す図であって、図1は生ゴミ分解処理システ
ム1の全体構成を示す斜視図である。
【0022】先ず、構成を説明すると、この生ゴミ分解
処理システム1は、生ゴミ処理装置10と、脱臭システ
ム20と、を備えて構成されている。このうち、生ゴミ
処理装置10は、上記公開公報に開示された生ゴミ分解
処理装置に相当するものであり、本体11と駆動制御部
12とから構成されていて、本体11は、箱体11aの
上面に半円筒形の蓋11bを取り付けた構成を有してい
る。箱体11a内の中心部には、図示しないシャフトが
水平に且つ回転自在に配設されていて、そのシャフトに
は、複数の腕がシャフトに直交する方向に延びるように
固定されている。
【0023】駆動制御部12には、箱体11a内のシャ
フトを回転駆動させるための電動モータや、その電動モ
ータの回転状態を制御するためのコントローラ等が設け
られている。そして、蓋11bを開けた本体11の上面
から、箱体11a内に処理する生ゴミと、多孔質触媒
(例えば、無機物の多孔質ビーズに、生ゴミを分解処理
できる菌を含ませたもの)とを投入し、駆動制御部12
の電動モータを駆動させてシャフトを回転させ、シャフ
トの腕で生ゴミと多孔質触媒とを攪拌することにより、
生ゴミ内に多孔質触媒を混入させて、その生ゴミ自体を
菌によって水と炭酸ガスとに分解消滅させる、というも
のである。
【0024】蓋11bの駆動制御部12側の端面には、
本体11内への空気取込み口13aが形成され、蓋11
bの脱臭システム20側の端面には、本体11からの空
気取り出し口13bが形成されていて、空気取り出し口
13bにはフレキシブルホース14の一端部が固定され
ている。
【0025】そして、そのフレキシブルホース14の他
端部は、脱臭システム20に接続されている。脱臭シス
テム20は、フレキシブルホース14が接続される部分
と、最後に空気を放出する部分とを除いて、板で囲まれ
て外部から見えないように構成されているため、図1で
はその内部構造が明らかでないが、内部構造の詳細を図
2及び図3に示す。図2は、脱臭システム20の上面及
び周面の板を取り除いた状態での平面図であり、図3
は、脱臭システム20の各部の接続関係を展開して示し
た構成図である。
【0026】即ち、この脱臭システム20は、空気の流
れる順で上流側(フレキシブルホース14に近い側)か
ら、水分粉塵除去ボックス21と、送風機22と、第一
の脱臭装置23と、圧縮機24と、第二の脱臭装置25
と、を備えている。そして、水分粉塵除去ボックス21
の入側にフレキシブルホース14の他端部が接続されて
いて、この水分粉塵除去ボックス21の入側が脱臭シス
テム20の空気取込み口となっており、また、第二の脱
臭装置25の出側は開放されていて、この第二の脱臭装
置25の出側が脱臭システム20の空気放出口となって
いる。
【0027】これらのうち、水分粉塵除去ボックス21
は、図4に示すように、上面の向かって右側の部位にフ
レキシブルホース14が接続されるようになっており、
そのフレキシブルホース14が接続された空気取込み口
に通じるように、上方から下方に延びる第一の通路21
Aが形成されている。第一の通路21Aは、水分粉塵除
去ボックス21の底部にまで延びていて、そこから水平
方向に延びる第二の通路21Bが形成され、第二の通路
21Bの先端は、下方から上方に延びる第三の通路21
Cの下部に通じている。
【0028】つまり、フレキシブルホース14からこの
水分粉塵除去ボックス21に送り込まれた空気は、U字
形の通路を矢印で示すように通過するようになってい
て、第三の通路21Cの上端に達した空気は、再び水平
方向及び下方に流れた後に、出口21Dに至るようにな
っている。出口21Dが、送風機22の入側に接続され
ている。
【0029】第一の通路21A内には、複数枚の板21
aが、その通路内に張り出すように配設されている。各
板21aは、先端が斜め下方を向く姿勢となるように、
第一の通路21Aの内壁に固定されている。固定方法
は、特に限定されるものではないが、水分粉塵除去ボッ
クス21及び板21aの両方を、防錆性に優れたステン
レス鋼板から製造した場合には、スポット溶接により固
定することができる。
【0030】また、各板21aの固定位置は、一番上の
板21aは、第一の通路21Aの対向する一対の内壁の
一方に固定したら、二番目の板21aはその一対の内壁
の他方に固定し、三番目の板21aはその一対の内壁の
一方に固定し、という具合に交互の位置となるように固
定されている。そして、一対の内壁の一方に固定された
板21aの先端と、一対の内壁の他方に固定された板2
1aの先端とが、上方から見たときに多少重なるように
なっていて、これにより、第一の通路21Aを通過する
空気の通路が、ジグザグ状になっている。
【0031】図4には特に示さないが、第二の通路21
Bに溜まった水分や粉塵を取り出せるように、その第二
の通路21Bは開閉弁を介してドレンに通じており、ま
た、その第二の通路21Bの底部分は引き出せるように
なっている。第一の脱臭装置23及び第二の脱臭装置2
5は、本実施の形態では、図5に示すように、一つの構
造物として構成されているが、その内部では仕切られて
いて別の装置となっている。
【0032】そして、第一の脱臭装置23は、第二の脱
臭装置25に比べて背が低く、その第一の箱体23A内
の下側部分には、脱臭液23Bが収容される。脱臭液2
3Bは、第一の箱体23Aの高さ寸法の約30%程度の
量だけ収容され、その脱臭液23B内には、送風機22
の出側から延びるダクト22Aの先端部が入り込んでい
る。脱臭液23B内に入り込んだダクト22Aの先端部
は、第一の箱体23Aの底全体に横たわっていて、その
先端面は閉じられているが、先端部外周面の全体には多
数の孔が開けられている。これにより、送風機22から
送り出された空気がダクト22Aを通じて脱臭液23B
内に送り込まれるようになっている。
【0033】また、第一の箱体23A内には、脱臭液2
3Bの液面よりも若干高い位置に水平に位置するよう
に、板状部材23Cが配設されている。板状部材23C
は、その複数本の足23cを利用して第一の箱体23A
内に置かれている部材であり、その表裏面間で通気性の
ある例えば金網状の部材である。
【0034】そして、第一の箱体23Aの板状部材23
Cの上方は、比較的広い空間23Dとなっていて、第一
の箱体23Aの上面中央部に、圧縮機24の入側に通じ
るホース24Aの端部が接続されている。なお、図5に
は特に示さないが、脱臭液23Bが汚れた場合の交換を
容易にするため、第一の箱体23Aの底部分は、開閉弁
を介してドレンに通じている。
【0035】一方、第二の脱臭装置25は、第一の箱体
23Aよりも背の高い第二の箱体25Aを有していて、
第二の箱体25A内には、その高さ寸法の約75%程度
の量の脱臭液25Bが収容されている。また、第二の箱
体25Aの底部分には、圧縮機24の出側に接続された
ホース24Bの先端が接続される接続口25Cが形成さ
れていて、これにより圧縮機24から送り出された圧縮
空気が、脱臭液25B内の底部分に送り込まれるように
なっている。なお、図5には特に示さないが、脱臭液2
5Bが汚れた場合の交換を容易にするため、第二の箱体
25Aの底部分も、開閉弁を介してドレンに通じてい
る。
【0036】なお、第一の箱体23A及び第二の箱体2
5Aに収容される各脱臭液23B、25Bの具体的な成
分や原料は、特に限定されるものではなく、脱臭効果の
ある市販の脱臭液から適宜選択すればよい。さらに、第
二の箱体25Aの上部には、脱臭フィルタ26が配設さ
れている。この脱臭フィルタ26は、上面及び底面だけ
が通気性のある箱体26A内に、臭気の吸着が可能な固
体状の吸着体26Bを収容している。吸着体26Bとし
ては例えば活性炭、或いは、市販のものであれば「株式
会社三英」販売のミズカナイト(商品名)が適用可能で
ある。
【0037】従って、第二の箱体25A内の上部空間内
の空気は、脱臭フィルタ26を下方から上方に通過して
から、外部に放出されるようになっている。次に、本実
施の形態の動作を説明する。生ゴミ処理装置10内に、
所定量の生ゴミと多孔質触媒とを投入し、シャフトを回
転させて両者を攪拌し混ぜ合わせると、多孔質触媒内の
菌の作用によって、生ゴミが分解し消滅する。その分解
・消滅の過程で、本体11内の空気は、ある程度の温度
(40℃程度)になるとともに、臭気及び湿気を帯び
る。また、空気内には、多孔質触媒に含まれている菌等
の粉塵も混じる。
【0038】生ゴミ処理装置10を使用しているときに
は、常時、脱臭システム20を稼働させておく。即ち、
脱臭システム20の送風機22及び圧縮機24を作動さ
せると、その送風機22の作用によって、生ゴミ処理装
置10の本体11内の空気がフレキシブルホース14を
通じて、水分粉塵除去ボックス21内に送り込まれる。
【0039】水分粉塵除去ボックス21内に送り込まれ
た空気は、先ずは第一の通路21A内を上方から下方に
流れる。すると、送り込まれた空気は、板21aによっ
て形成されたジグザグ状の通路に沿って流れるから、各
板21aの表面に触れながら下方に向かうことになる。
【0040】このため、湿気を帯びている空気内の水分
が板21aの表面で凝結し、水滴となる。水滴は、ある
程度の大きさになると自重により板21a表面を滑り下
方に向かい、遂には第二の通路21Bの底に溜まるよう
になる。また、第一の通路21A内を通過する空気は、
粉塵も含んでいるが、板21aに流れが邪魔されるた
め、粉塵の一部も板21a表面に水滴と一緒に張りつく
ことがあり、その板21aの表面に付着した粉塵は、水
と一緒に第二の通路21Bの底に至るようになる。
【0041】この第一の通路で、ある程度の湿気と粉塵
とが除去された空気は、第二の通路を経て、第三の通路
を下方から上方に向かう。このとき、第三の通路を比較
的長くしているため、ここで大きな粉塵は落下し、第二
の通路の底に溜まるようになる。従って、この第一〜第
三の通路を通過することにより、湿気と粉塵とが効率よ
く除去された空気が、出口21Dに至り、そこから送風
機22を経て、第一の脱臭装置23内に送り込まれる。
【0042】このように、送風機22に送り込まれる前
に、湿気と大きな粉塵とがある程度除去されるため、送
風機22の故障等を招く可能性を低減でき、長時間連続
運転するのに好適である。なお、第二の通路21Bの底
に溜まった水や粉塵は、例えば生ゴミの分解処理が完了
した時点で開閉弁を開けることにより或いは第二の通路
21Bの底を引き出すことにより、廃棄することにな
る。
【0043】第一の脱臭装置23内に送り込まれた空気
は、脱臭液23Bの底部分に供給されるため、泡となっ
て液面に向かい、送風機22の出力をある程度の大きさ
としておけば、その脱臭液23Bの液面が泡立つように
なる。脱臭液23Bの液面が泡立つと、その泡は、板状
部材23Cに衝突して弾けるため、脱臭液23Bが霧状
になって周囲に飛び散るようになる。飛び散った脱臭液
23Bは、板状部材23Cの下方のみならず、上方の空
間23D内にも拡散するから、その空間23D内の空気
も、脱臭液23Bに触れることになる。
【0044】このように、第一の脱臭装置23内に送り
込まれた空気は、最初は下部の脱臭液23B内を通過す
る際にその脱臭液23Bに触れ、脱臭液23Bの液面を
泡立たせる際にも脱臭液23Bに触れ、さらに、空間2
3D内においては霧状に拡散している脱臭液23Bに触
れることになる。このため、この第一の脱臭装置23内
において、効率よく脱臭が行なわれる。
【0045】また、第一の脱臭装置23内の脱臭液23
Bを通過することにより、水分粉塵除去ボックス21内
を通過する際に取りきれなかった微細な粉塵も、取り除
くことができ、圧縮機24内に送り込まれる空気内の粉
塵量を激減させ、圧縮機24の故障等を招く可能性を低
減でき、長時間連続運転するのに好適である。
【0046】しかし、送風機22は、主として生ゴミ処
理装置10内に取込み口13aから空気を取込みその空
気を脱臭システム20側に導くための装置であるから、
大型の送風機である必要はなく、このため、送風機22
から空気が送り込まれる第一の脱臭装置23内の脱臭液
23Bの水深をあまり深くしてしまうと、脱臭液23B
の水圧に負けて空気を送り込めなくなる可能性がある。
従って、脱臭液23Bの水深は、さほど深くはできず、
このため第一の脱臭装置23を通過させるだけで空気の
脱臭を完了することは難しい。
【0047】そこで、第二の脱臭装置25を設けている
のであり、圧縮機24から送り出された圧縮空気は、第
二の脱臭装置25内の脱臭液25Bの底部に送り込ま
れ、比較的水深の深い脱臭液25B内を通過する際に、
残っていた臭気の殆どが取り除かれる。
【0048】そして、極僅かに残った臭気と、脱臭液2
5Bの臭いとが、臭気フィルタ26を通過する際に取り
除かれる。このため、外部に放出される空気は、殆ど無
臭となる。よって、本実施の形態の生ゴミ分解処理シス
テム1は、屋外は当然、屋内であっても好適に使用する
ことができる。
【0049】なお、第二の脱臭装置25の上部に設ける
臭気フィルタ26の構成として、例えば図6に示すよう
なものも好適である。この図6に示す臭気フィルタ26
は、下部には図5に示したような吸着体26Bを収容し
た箱体26Aを備え、その箱体26Aの上側(空気の通
路で言えば、下流側)に、表裏面間を通じるハニカム状
の多数の通気孔を備えた二枚の箱体27A、27Bを、
所定距離開けて水平に配設し、その箱体27A、27B
間の空間に、蛍光灯28(この例では、二本)を配設し
た構成となっている。箱体27A、27B及び蛍光灯2
8は、箱体26Aを両側から挟み込むように固定された
板部材29、29間に挟まれて固定されている。
【0050】そして、箱体27A、27Bの通気孔表面
には、光触媒としての酸化チタンを含んだ塗料が塗布さ
れている。また、蛍光灯28は、常時点灯した状態とし
ておく。このような構成であると、この臭気フィルタ2
6を下方から上方に通過する空気は、先ずは、箱体26
A内の吸着体によって脱臭され、そこで脱臭し切れなか
った臭気が、箱体27A、27Bを通過する際に酸化チ
タンに吸着して取り除かれるから、より効率的な脱臭を
行なえる。しかも、酸化チタンは、蛍光灯28から照射
される光によって常に自己再生されるため、その脱臭能
力を極めて長期間に渡って保つことができるのであり、
メンテナンスの手間等も大幅に軽減されるという利点も
ある。
【0051】なお、上記実施の形態では、水分粉塵除去
ボックス21が水分粉塵除去装置に対応し、脱臭フィル
タ26がフィルタ部に対応し、水分粉塵除去ボックスの
第二の通路を開閉弁を介してドレンに通じさせた構成及
びその第二の通路21Bの底部分を引き出せる構成が排
出手段に対応する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
システムや装置の大幅な大型化を招くことなく、極めて
効率的な脱臭が行なえる脱臭システム及び脱臭装置並び
に生ゴミ分解処理システムを提供でき、使用者の不快感
を大幅に軽減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の全体構成を示す斜視図である。
【図2】脱臭システムの平面図である。
【図3】脱臭システムの構成を展開して示した説明図で
ある。
【図4】水分粉塵除去ボックスの構成を示す図である。
【図5】第一の脱臭装置及び第二の脱臭装置の一部破断
正面図である。
【図6】脱臭フィルタの他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 生ゴミ分解処理システム 10 生ゴミ処理装置 11 本体 12 駆動制御部 20 脱臭システム 21 水分粉塵除去ボックス 22 送風機 23 第一の脱臭装置 24 圧縮機 25 第二の脱臭装置 26 脱臭フィルタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分粉塵除去装置と、送風機と、第一の
    脱臭装置と、圧縮機と、第二の脱臭装置と、をこの順序
    に気密に接続して、前記水分粉塵除去装置の入側を脱臭
    される空気の取込み口、前記第二の脱臭装置の出側を脱
    臭された空気の放出口とし、 前記水分粉塵除去装置は、通過する空気から水分と粉塵
    とを除去するように構成されており、 前記第一の脱臭装置は、内部に脱臭液が収容される第一
    の箱体を有し、その第一の箱体内の脱臭液内に前記送風
    機から送出された空気を送り込み、その第一の箱体の上
    部から空気を引き出して前記圧縮機の入側に導くように
    なっており、 前記第二の脱臭装置は、内部に脱臭液が収容される第二
    の箱体と、その第二の箱体の上部に配設された臭気吸着
    用のフィルタ部と、を有し、前記第二の箱体内の脱臭液
    内に前記圧縮機から送出された空気を送り込み、前記第
    二の箱体内の空気を前記フィルタ部を通過させてから外
    部に放出するようになっていることを特徴とする脱臭シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記水分粉塵除去装置は、上流側から、
    上方から下方に向かう第一の通路と、水平に延びる第二
    の通路と、下方から上方に向かう第三の通路と、をこの
    順序で備え、前記第三の通路を通過した空気を前記送風
    機の入側に導くようになっており、 前記第一の通路内には、通過する空気に触れるように板
    が配設されており、 前記第二の通路内に溜まった水分及び粉塵を外部に排出
    できる排出手段を備えている請求項1記載の脱臭システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第一の脱臭装置は、前記第一の箱体
    の内部の下側部分に脱臭液を収容し、その脱臭液内に前
    記送風機から送出された空気を送り込むことによりその
    脱臭液表面が泡立ったときの泡が衝突する高さ位置に、
    表裏面間で通気性のある板状部材が配設され、その板状
    部材の上側には空間が形成されている請求項1又は請求
    項2記載の脱臭システム。
  4. 【請求項4】 箱体内部の下側部分に脱臭液を収容し、
    その脱臭液内に空気を送り込み、前記箱体の上部から空
    気を引き出すようになっている脱臭装置において、前記
    脱臭液内に空気を送り込むことによりその脱臭液表面が
    泡立ったときの泡が衝突する高さ位置に、表裏面間で通
    気性のある板状部材を配設し、その板状部材の上側には
    空間が形成されていることを特徴とする脱臭装置。
  5. 【請求項5】 生ゴミを菌で分解して処理するようにな
    っている生ゴミ処理装置と、この生ゴミ処理装置から排
    出される空気を脱臭処理する請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の脱臭システムと、を備えたことを特徴と
    する生ゴミ分解処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007152341A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Kobun Lee 気化式生ごみ処理装置
JP2008100135A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd 脱臭装置
KR101299892B1 (ko) * 2007-11-30 2013-08-23 코웨이 주식회사 음식물 처리기용 다단 탈취 필터장치

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