JP2000135324A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP2000135324A
JP2000135324A JP10310296A JP31029698A JP2000135324A JP 2000135324 A JP2000135324 A JP 2000135324A JP 10310296 A JP10310296 A JP 10310296A JP 31029698 A JP31029698 A JP 31029698A JP 2000135324 A JP2000135324 A JP 2000135324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
symbol
big hit
timing
hit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10310296A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nagata
敏 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okumura Yu Ki Co Ltd filed Critical Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority to JP10310296A priority Critical patent/JP2000135324A/ja
Publication of JP2000135324A publication Critical patent/JP2000135324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技のおもしろさを高めること。 【解決手段】 メイン制御装置は、パチンコ球が始動口
内に入球する入球タイミングに基づいて「外れ」を判定
すると、図柄表示装置に「ストップスイッチを押せ!」
というメッセージを表示する(ステップS4)。この状
態でストップスイッチの操作を検出すると、ストップス
イッチの操作タイミングに基づいて「大当り」および
「外れ」を判定する(ステップS10)。このため、ス
トップスイッチを操作する楽しみが増え、遊技者が「大
当り」を積極的に掴んだ感覚になるので、遊技のおもし
ろさが高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、「当り」および
「外れ」の判定機能を備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記パチンコ機には、
パチンコ球が入球口内に入球する時間的なタイミングに
基づいて「当り」および「外れ」を判定し、「当り」の
判定時に大入賞口を開放する構成のものがある。この構
成の場合、遊技者が発射ハンドルを操作して遊技盤にパ
チンコ球を打出すだけで遊技を行うことができるので、
「当り」を積極的に掴んだ感覚に乏しく、遊技のおもし
ろさの点で改善の余地が残されている。
【0003】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、遊技のおもしろさを高めることがで
きるパチンコ機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパチンコ
機は、遊技盤に設けられた入球口と、前記入球口内にパ
チンコ球が入球する入球タイミングに基づいて「当り」
および「外れ」を判定する判定手段と、前記入球口内に
パチンコ球が入球することに基づいて有効化される操作
スイッチとを備え、前記操作スイッチが有効状態で操作
されたときには前記判定手段が前記操作スイッチの操作
タイミングに基づいて「当り」および「外れ」を判定す
るところに特徴を有している。上記手段によれば、パチ
ンコ球が入球口内に入球した後に操作スイッチを操作す
ると、操作スイッチの操作タイミングに基づいて「当
り」および「外れ」が判定される。このため、操作スイ
ッチを操作する楽しみが増え、遊技者が「当り」を積極
的に掴んだ感覚になるので、遊技のおもしろさが高ま
る。
【0005】請求項2記載のパチンコ機は、パチンコ球
が入球口内に入球することに基づいて図柄の変動動作を
開始する図柄表示装置が遊技盤に設けられ、判定手段が
パチンコ球の入球タイミングに基づいて「外れ」を判定
したときには前記図柄表示装置に操作スイッチの操作を
促す表示を行うところに特徴を有している。上記手段に
よれば、パチンコ球が入球口内に入球したことを視覚的
に確認して操作スイッチを操作する煩わしさがなくなる
ので、遊技のおもしろさが一層高まる。
【0006】請求項3記載のパチンコ機は、パチンコ球
が入球口内に入球することに基づいて図柄の変動動作を
開始する図柄表示装置が遊技盤に設けられ、判定手段が
パチンコ球の入球タイミングに基づいて「当り」を判定
したことを前記図柄表示装置に表示するところに特徴を
有している。上記手段によれば、遊技者に「当り」の発
生が知らされるので、遊技者が「当り」の発生を知らず
に操作スイッチを操作し、「当り」を消滅させることが
防止される。
【0007】請求項4記載のパチンコ機は、遊技盤に設
けられた入球口と、前記入球口内にパチンコ球が入球す
る入球タイミングに基づいて「当り」および「外れ」を
判定する判定手段と、前記判定手段が「当り」を判定す
ることに基づいて有効化される操作スイッチとを備え、
前記判定手段がパチンコ球の入球タイミングに基づいて
「当り」を判定したときには前記操作スイッチの操作タ
イミングに基づいて「当り」以外の特典の有無を判定す
るところに特徴を有している。上記手段によれば、パチ
ンコ球の入球タイミングに基づいて「当り」が判定され
た後に操作スイッチが操作されると、操作スイッチの操
作タイミングに基づいて「当り」以外の特典の有無が判
定される。このため、操作スイッチを操作する楽しみが
増え、遊技者が「当り」以外の特典を積極的に掴んだ感
覚になるので、遊技のおもしろさが高まる。
【0008】請求項5記載のパチンコ機は、パチンコ球
が入球口内に入球することに基づいて図柄の変動動作を
開始する図柄表示装置が遊技盤に設けられ、判定手段が
パチンコ球の入球タイミングに基づいて「当り」を判定
したときには前記図柄表示装置に操作スイッチの操作を
促す表示を行うところに特徴を有している。上記手段に
よれば、遊技者が図柄表示装置の表示を見て「当り」の
発生を知り、操作スイッチを戸惑うことなく操作でき
る。
【0009】請求項6記載のパチンコ機は、遊技盤に設
けられた入球口と、前記入球口内にパチンコ球が入球す
ることに基づいて有効化される操作スイッチと、前記操
作スイッチの操作タイミングに基づいて「当り」および
「外れ」を判定する判定手段とを備えたところに特徴を
有している。上記手段によれば、パチンコ球が入球口内
に入球した後に操作スイッチを操作すると、操作スイッ
チの操作タイミングに基づいて「当り」および「外れ」
が判定される。このため、操作スイッチを操作する楽し
みが増え、遊技者が「当り」を積極的に掴んだ感覚にな
るので、遊技のおもしろさが高まる。
【0010】請求項7記載のパチンコ機は、パチンコ球
が入球口内に入球することに基づいて図柄の変動動作を
開始する図柄表示装置が遊技盤に設けられ、判定手段が
入球口内にパチンコ球が入球することに基づいて前記図
柄表示装置に操作スイッチの操作を促す表示を行うとこ
ろに特徴を有している。上記手段によれば、パチンコ球
が入球口内に入球したことを視覚的に確認して操作スイ
ッチを操作する煩わしさがなくなるので、遊技のおもし
ろさが一層高まる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図4に基づいて説明する。まず、図3において、
本体枠1はパチンコホールの台島に設置されるものであ
り、本体枠1には遊技盤2が装着され、遊技盤2の前面
には複数の障害釘(図示せず)が打込まれている。ま
た、本体枠1の前面には窓枠3が左側辺部を中心に回動
可能に装着されている。この窓枠3にはガラス窓(図示
せず)が組込まれており、遊技盤2の前面はガラス窓に
よって前方から覆われている。
【0012】本体枠1の前面には、右下隅部に位置して
発射ハンドル4が回動可能に装着されており、発射ハン
ドル4の裏側には発射モータ5(図4参照)が装着され
ている。この発射モータ5の回転軸にはクランク機構
(図示せず)を介して打球槌6が機械的に連結されてお
り、発射ハンドル4が図3の時計回り方向へ回動操作さ
れると、発射モータ5が作動し、打球槌6が軸7を中心
に繰返し回動する。
【0013】本体枠1の前面には上皿8が装着されてい
る。この上皿8内にはパチンコ球(図示せず)が貯溜さ
れており、打球槌6が回動すると、上皿8内のパチンコ
球が打球槌6によって弾かれる。また、遊技盤2の前面
には外レール9および内レール10が固定されており、
打球槌6によって弾かれたパチンコ球は外レール9およ
び内レール10間を通して遊技盤2の上部に案内され、
複数の障害釘に当りながら落下する。
【0014】遊技盤2の前面には図柄表示装置11が固
定されている。この図柄表示装置11は液晶表示部12
を有するものであり、液晶表示部12には図柄が左列,
中列,右列の3列に表示される。この図柄表示装置11
の後面には表示回路基板(図示せず)が固定され、表示
回路基板には表示制御装置13(図2参照)が搭載され
ている。この表示制御装置13はマイクロコンピュータ
を主体に構成されたものであり、図2に示すように、ド
ライブ回路14を介して図柄表示装置11の液晶表示部
12に電気的に接続されている。尚、図4の符号15は
表示回路基板を後方から覆うセンタカバーを示すもので
ある。
【0015】本体枠1の後面には、図4に示すように、
メインセット16が装着されており、メインセット16
の後面にはメイン回路ボックス17が固定されている。
このメイン回路ボックス17内にはメイン回路基板18
が収納されており、メイン回路基板18にはメイン制御
装置19(図2参照)が搭載されている。このメイン制
御装置19は判定手段に相当するものであり、マイクロ
コンピュータを主体に構成されている。
【0016】遊技盤2の前面には、図3に示すように、
入球口に相当する始動口20が装着されている。この始
動口20内には始動口センサ21(図2参照)が配設さ
れており、始動口センサ21は、図2に示すように、メ
イン制御装置19に電気的に接続されている。この始動
口センサ21は近接スイッチからなるものであり、始動
口20内にパチンコ球が入球すると、始動口センサ21
がパチンコ球を検出してメイン制御装置19に入球信号
を出力する。尚、始動口20は、入球したパチンコ球を
賞球用の裏樋(図示せず)に導く非ゲートタイプのもの
である。
【0017】本体枠1の前面には、図3に示すように、
操作スイッチに相当するストップスイッチ22が装着さ
れており、ストップスイッチ22は、図2に示すよう
に、メイン制御装置19に電気的に接続されている。こ
のストップスイッチ22はタッチセンサからなるもので
あり、遊技者がストップスイッチ22に触れると、スト
ップスイッチ22からメイン制御装置19に停止信号が
出力される。
【0018】遊技盤2の前面には、図3に示すように、
大入賞口23が装着されている。この大入賞口23は扉
24を有するものであり、扉24は大入賞口ソレノイド
25(図2参照)のプランジャに機械的に連結されてい
る。この大入賞口ソレノイド25は、図2に示すよう
に、ドライブ回路26を介してメイン制御装置19に電
気的に接続されており、メイン制御装置19は「大当
り」を判定すると、ドライブ回路26を通して大入賞口
ソレノイド25に電源を与える。すると、大入賞口ソレ
ノイド25のプランジャが移動して扉24が回動し、大
入賞口23が開放される。
【0019】メインセット19の後面には、図4に示す
ように、賞球回路ボックス27が固定されている。この
賞球回路ボックス27内には賞球回路基板28が収納さ
れており、賞球回路基板28にはマイクロコンピュータ
を主体とする賞球制御装置29(図2参照)が搭載され
ている。
【0020】大入賞口23内には大入賞口センサ30
(図2参照)が配設されている。この大入賞口センサ3
0は近接スイッチからなるものであり、大入賞口23内
にパチンコ球が入球すると、大入賞口センサ30がパチ
ンコ球を検出して入球信号を出力する。この大入賞口セ
ンサ30は、図2に示すように、賞球制御装置29に電
気的に接続されており、賞球制御装置29は大入賞口セ
ンサ30から入球信号が出力される毎に内部の賞球カウ
ンタを加算し、大入賞口23内へのパチンコ球の入球個
数を計測する。
【0021】メインセット16の後面には、図4に示す
ように、上端部に位置して球タンク31が固定されてお
り、球タンク31内にはパチンコ球が貯溜されている。
また、メインセット16の後面にはタンクレール32お
よび球払出しケース33が固定されている。この球払出
しケース33はタンクレール32を通して球タンク31
内に通じており、球払出しケース33内には球タンク3
1内からタンクレール32内を通してパチンコ球が供給
される。
【0022】球払出しケース33内には球払出し機構
(図示せず)が配設されている。この球払出し機構は球
払出しソレノイド34(図2参照)を駆動源とするもの
であり、球払出しソレノイド34が駆動する毎に球払出
しケース33内から一定個数のパチンコ球が払出され
る。この球払出しソレノイド34は、図2に示すよう
に、ドライブ回路35を介して賞球制御装置29に電気
的に接続されており、賞球制御装置29は、賞球カウン
タの加算結果に応じて球払出しソレノイド34を駆動
し、球払出しケース33内から加算結果に応じた個数の
パチンコ球を払出す。
【0023】メインセット16には、図4に示すよう
に、上皿通路36が設けられている。この上皿通路36
は球払出しケース33と上皿8との間を繋ぐものであ
り、球払出しケース33内から払い出されたパチンコ球
は上皿通路36を通して上皿8内に供給される。
【0024】本体枠1の前面には、図3に示すように、
下皿37が装着されている。また、メインセット16に
は、図4に示すように、下皿通路38が設けられてい
る。この下皿通路38は上皿8と下皿37との間を繋ぐ
ものであり、上皿8内から溢れたパチンコ球は下皿通路
38を通して下皿37内に供給される。
【0025】メイン制御装置19のROMには大当り判
定プログラムが記憶されている。図1はメイン制御装置
19の大当り判定プログラムを概略的に示すフローチャ
ートであり、メイン制御装置19は始動口センサ21か
ら出力される入球信号およびストップスイッチ22から
出力される停止信号を図1のフローチャートに基づいて
処理し、大当りおよび外れを判定する。以下、図1のフ
ローチャートについて詳述する。
【0026】メイン制御装置19は、内部クロック回路
(図示せず)から出力されるパルス信号に基づいて大当
りカウンタN,大当り図柄カウンタNo,外れ図柄カウ
ンタNhを加算している。これら大当りカウンタN,大
当り図柄カウンタNo,外れ図柄カウンタNhは「0」
から異なる最大値まで加算された後に「0」に戻って加
算されるリングカウンタからなるものであり、メイン制
御装置19は、始動口センサ21の入球信号を検出する
と、ステップS1へ移行し、入球信号の検出タイミング
で大当りカウンタNの値を読む。そして、ステップS2
へ移行し、表示制御装置13に図柄変動指令を出力す
る。
【0027】表示制御装置13は、図柄変動指令が与え
られていない状態では液晶表示部12の左列,中列,右
列に図柄を停止表示している。この状態で図柄変動指令
が与えられると、液晶表示部12に制御信号を与えるこ
とに基づいて液晶表示部12の各列に図柄を可変表示
し、図柄の変動を開始する。
【0028】メイン制御装置19は、図柄変動指令を出
力すると、ステップS3へ移行する。このステップS3
は大当りカウンタNの値(ステップS1で取得した値)
が予め設定された大当り値であるか否かに応じて「大当
り」および「外れ」を判定するものであり、例えば「外
れ」を判定すると、ステップS4へ移行し、表示制御装
置13にメッセージ表示指令を出力する。すると、表示
制御装置13は液晶表示部12の図柄変動画面上に「ス
トップスイッチを押せ!」というメッセージを表示し、
遊技者にストップスイッチ22の操作を促す。
【0029】メイン制御装置19は、メッセージ表示指
令を出力すると、ステップS5およびS6へ移行し、ス
トップスイッチ22の停止信号および設定時間Tの経過
を検出する。例えばストップスイッチ22の停止信号が
ないまま設定時間Tが経過したときには表示制御装置1
3にメッセージ消去指令を出力し、液晶表示部12の図
柄変動画面上から「ストップスイッチを押せ!」という
メッセージを消す。そして、ステップS7へ移行し、設
定時間Tの経過タイミングで外れ図柄カウンタNhの値
を検出する。
【0030】メイン制御装置19は、外れ図柄カウンタ
Nhの値を検出すると、ステップS8へ移行し、表示制
御装置13に図柄停止指令と共に外れ図柄カウンタNh
の値(ステップS7で取得した値)を出力する。この表
示制御装置13のROMには外れ図柄カウンタNhの値
と各列の図柄との関係を特定する外れ図柄データが記憶
されており、表示制御装置13は外れ図柄カウンタNh
の値を外れ図柄データに基づいて処理し、左列の図柄,
中列の図柄,右列の図柄を設定する。そして、液晶表示
部12の左列,中列,右列を設定図柄で停止させ、遊技
者に「外れ」を報知する。
【0031】メイン制御装置19は、ステップS5でス
トップスイッチ22の停止信号を設定時間Tの経過前に
検出すると、表示制御装置13にメッセージ消去指令を
出力し、液晶表示部12の図柄変動画面上から「ストッ
プスイッチを押せ!」というメッセージを消す。そし
て、ステップS9へ移行し、停止信号の検出タイミング
で大当りカウンタNの値,大当り図柄カウンタNoの
値,外れ図柄カウンタNhの値を読んだ後、ステップS
10へ移行する。このステップS10は大当りカウンタ
Nの値(ステップS9で取得した値)が予め設定された
大当り値であるか否かに応じて「大当り」および「外
れ」を判定するものであり、ステップS10の大当り判
定確率はステップS3の大当り判定確率と同一値に設定
されている。
【0032】メイン制御装置19は、ステップS10で
「外れ」を判定すると、ステップS8へ移行し、表示制
御装置13に図柄停止指令と外れ図柄カウンタNhの値
(ステップS9で取得した値)とを出力する。すると、
表示制御装置13は外れ図柄カウンタNhの値に基づい
て各列の図柄を設定し、液晶表示部12の各列を設定図
柄で停止させることに基づいて「外れ」を報知する。
【0033】メイン制御装置19は、ステップS10で
「大当り」を判定すると、ステップS11へ移行し、表
示制御装置13に図柄停止指令と大当り図柄カウンタN
oの値(ステップS9で取得した値)とを出力する。こ
の表示制御装置13のROMには当り図柄カウンタNo
の値と図柄との関係を特定する当り図柄データが記憶さ
れており、表示制御装置13は当り図柄カウンタNoの
値を当り図柄データに基づいて処理し、各列の図柄を設
定する。そして、液晶表示部12の各列を設定図柄で停
止させ、遊技者に「大当り」を報知する。
【0034】メイン制御装置19は、表示制御装置13
に大当り図柄の表示を指令すると、ステップS12へ移
行し、大入賞口ソレノイド25に電源を与え、大入賞口
23を開放する。すると、遊技盤2に沿って落下するパ
チンコ球が大入賞口23内に入賞し、入賞個数に応じた
パチンコ球が上皿8内に払出される。
【0035】メイン制御装置19は、ステップS3で始
動口センサ21の入球信号に基づいて「大当り」を判定
すると、ステップS13へ移行し、表示制御装置13に
メッセージ表示指令を出力する。すると、表示制御装置
13は液晶表示部12の図柄変動画面上に「チャンス!
!」というメッセージを表示し、遊技者に「大当り」を
報知する。
【0036】メイン制御装置19は、メッセージ表示指
令を出力すると、ステップS14およびS15へ移行
し、ストップスイッチ22の停止信号および設定時間T
の経過を判断する。例えばストップスイッチ22の非操
作状態で設定時間Tが経過したときには表示制御装置1
3にメッセージ消去指令を出力し、液晶表示部12の図
柄変動画面上から「チャンス!!」というメッセージを
消去する。そして、ステップS16へ移行し、設定時間
Tの経過タイミングで大当り図柄カウンタNoの値を読
み、ステップS11へ移行する。
【0037】メイン制御装置19は、ステップS11へ
移行すると、表示制御装置13に図柄停止指令と大当り
図柄カウンタNoの値(ステップS16で取得した値)
とを出力する。すると、表示制御装置13は当り図柄カ
ウンタNoの値に基づいて各列の図柄を設定し、液晶表
示部12の各列を設定図柄で停止させることに基づいて
「大当り」を報知する。
【0038】メイン制御装置19は、表示制御装置13
に大当り図柄の表示を指令すると、ステップS12へ移
行する。そして、大入賞口ソレノイド25に電源を与え
ることに基づいて大入賞口23を開放する。
【0039】メイン制御装置19は、ステップS14で
ストップスイッチ22の停止信号を設定時間Tの経過前
に検出すると、表示制御装置13にメッセージ消去指令
を出力し、液晶表示部12の図柄変動画面上から「チャ
ンス!!」というメッセージを消去する。そして、ステ
ップS9へ移行し、停止信号の検出タイミングで大当り
カウンタNの値,大当り図柄カウンタNoの値,外れ図
柄カウンタNhの値を読み、ステップS10へ移行す
る。
【0040】メイン制御装置19は、ステップS10ヘ
移行すると、大当りカウンタNの値(ステップS9で取
得した値)に基づいて「大当り」および「外れ」を判定
する。ここで「外れ」を判定すると、ステップS8へ移
行し、表示制御装置13に図柄停止指令,外れ図柄カウ
ンタNhの値(ステップS9で取得した値)を出力す
る。すると、表示制御装置13は外れ図柄カウンタNh
の値に基づいて各列の図柄を設定し、液晶表示部12の
各列を設定図柄で停止させることに基づいて「外れ」を
報知する。
【0041】メイン制御装置19は、ステップS10で
「大当り」を判定すると、ステップS11へ移行し、表
示制御装置13に図柄停止指令,大当り図柄カウンタN
oの値(ステップS9で取得した値)を出力する。する
と、表示制御装置13は当り図柄カウンタNoの値に基
づいて各列の図柄を設定し、液晶表示部12の各列を設
定図柄で停止させることに基づいて「大当り」を報知す
る。
【0042】メイン制御装置19は、表示制御装置13
に大当り図柄の表示指令を出力すると、ステップS12
へ移行する。そして、大入賞口ソレノイド25に電源を
与え、大入賞口23を開放する。
【0043】上記第1実施例によれば、パチンコ球が始
動口20内に入球することに基づいてストップスイッチ
22の操作を有効化し、ストップスイッチ22が有効状
態で操作されたときにはストップスイッチ22の操作タ
イミングに基づいて「大当り」および「外れ」を判定し
た。このため、ストップスイッチ22を操作する楽しみ
増え、遊技者が「大当り」を積極的に掴んだ感覚になる
ので、遊技のおもしろさが高まる。
【0044】また、パチンコ球が始動口20内に入球す
る入球タイミングに基づいて「外れ」と判定されたとき
には図柄表示装置11に「ストップスイッチを押せ!」
というメッセージを表示した。このため、遊技者が始動
口20内にパチンコ球が入球したことを目で確認してス
トップスイッチ22を操作する煩わしさがなくなるの
で、遊技のおもしろさが一層高まる。
【0045】また、パチンコ球が始動口20内に入球す
る入球タイミングに基づいて「大当り」と判定されたと
きには図柄表示装置11に「チャンス!!」というメッ
セージを表示し、「大当り」の発生を報知した。このた
め、遊技者が「大当り」の発生を知らずにストップスイ
ッチ22を操作し、「大当り」を消滅させることが防止
される。
【0046】次に本発明の第2実施例を図5に基づいて
説明する。メイン制御装置19は、始動口センサ21の
入球信号を検出すると、ステップS17へ移行し、「F
=1」を判断する。ここでは「F=0」であるため、ス
テップS17からステップS1,S2,S3へ移行す
る。
【0047】メイン制御装置19は、ステップS3で
「大当り」を判定すると、ステップS18へ移行して
「F←1」を実行する。そして、ステップS13へ移行
して液晶表示部12の図柄変動画面上に「チャンス!
!」を表示し、ステップS14,S15へ移行する。
【0048】メイン制御装置19は、ストップスイッチ
22の操作を設定時間Tの経過前に検出すると、ステッ
プS14で液晶表示部12の図柄変動画面上から「チャ
ンス!!」の表示を消去する。そして、ステップS9,
S10へ移行し、「大当り」および「外れ」を判定す
る。
【0049】メイン制御装置19は、ステップS10で
「外れ」を判定したときにはステップS8へ移行し、液
晶表示部12に外れ図柄を表示する。この後、始動口セ
ンサ21の入球信号を検出すると、ステップS17で
「YES」と判断してステップS13へ移行する。そし
て、液晶表示部12の図柄変動画面上に「チャンス!
!」を表示し、ステップS13からS14,S15へ移
行する(「大当り」の持越し)。
【0050】メイン制御装置19は、ストップスイッチ
22の停止信号がないまま設定時間Tが経過したことを
検出すると、ステップS15で液晶表示部12の図柄変
動画面上から「チャンス!!」の表示を消去する。そし
て、ステップS16,S11,S12へ移行し、大当り
図柄の表示動作および大入賞口23の開放動作を実行し
た後、ステップS19で「F←0」を実行する。
【0051】メイン制御装置19は、ストップスイッチ
22の停止信号を設定時間Tの経過前に検出すると、ス
テップS14で液晶表示部12の図柄変動画面上から
「チャンス!!」の表示を消去し、ステップS9,S1
0へ移行する。ここで「大当り」を判定したときにはス
テップS11,S12へ移行し、大当り図柄の表示動作
および大入賞口23の開放動作を実行した後、ステップ
S19へ移行して「F←0」を実行する。また、ステッ
プS10で「外れ」を判定したときにはステップS8で
外れ図柄を表示した後、上記一連の動作を繰返す。
【0052】上記第2実施例によれば、パチンコ球の入
球タイミングに基づいて「大当り」が判定されたにも拘
らずストップスイッチ22の操作タイミングに基づいて
「外れ」が判定されたときには「大当り」を次回に持越
した。このため、遊技者が獲得した「大当り」の権利を
ストップスイッチ22の不用意な操作で消滅させること
が防止される。
【0053】尚、上記第2実施例においては、パチンコ
球の入球タイミングに基づいて「大当り」が判定された
ときには「大当り」の権利を「大当り」が発生するまで
持越したが、これに限定されるものではなく、例えば、
持越し回数に1回以上の上限値を設けても良い。
【0054】次に本発明の第3実施例を図6に基づいて
説明する。メイン制御装置19は、ステップS3で「大
当り」を判定すると、ステップS13へ移行して液晶表
示部12の図柄変動画面上に「チャンス!!」を表示
し、ステップS14,S15へ移行する。
【0055】メイン制御装置19は、ストップスイッチ
22の非操作状態で設定時間Tの経過を検出すると、ス
テップS15で液晶表示部12の図柄変動画面上から
「チャンス!!」の表示を消去し、ステップS16へ移
行する。そして、設定時間Tの経過タイミングで大当り
カウンタNの値,大当り図柄カウンタNoの値,外れ図
柄カウンタNhの値を読み、ステップS20へ移行す
る。
【0056】メイン制御装置19は、設定時間Tの経過
前にストップスイッチ22の停止信号を検出すると、ス
テップS14で液晶表示部12の図柄変動画面上から
「チャンス!!」の表示を消去し、ステップS16へ移
行する。そして、停止信号の検出タイミングで大当りカ
ウンタNの値,大当り図柄カウンタNoの値,外れ図柄
カウンタNhの値を読み、ステップS20へ移行する。
【0057】メイン制御装置19は、ステップS20へ
移行すると、大当りカウンタNの値(ステップS16で
取得した値)に基づいて「大当り」および「外れ」を判
定する。このステップS20の大当り判定確率はステッ
プS10の大当り判定確率より高く設定されており、メ
イン制御装置19はステップS20で「大当り」を判定
すると、ステップS11,S12へ移行し、大当り図柄
の表示動作および大入賞口23の開放動作を行う。ま
た、ステップS20で「外れ」を判定すると、ステップ
S8へ移行し、外れ図柄の表示動作を行う。
【0058】上記第3実施例によれば、パチンコ球の入
球タイミングに基づいて「外れ」が判定されたときには
ストップスイッチ22の操作タイミングに基づいて低確
率で「大当り」を判定し、パチンコ球の入球タイミング
に基づいて「大当り」が判定されたときにはストップス
イッチ22の操作タイミングに基づいて高確率で「大当
り」を判定した。このため、特にパチンコ球の入球タイ
ミングに基づいて「大当り」が判定されたときにはスト
ップスイッチ22の操作に対する期待度が高まるので、
遊技のおもしろさが一層高まる。
【0059】尚、上記第1〜第3実施例においては、ス
テップS3の大当り判定確率およびステップS10の大
当り判定確率を同一値に設定したが、これに限定される
ものではなく、例えばステップS10の大当り判定確率
をステップS3の大当り判定確率より低く設定しても良
い。
【0060】次に本発明の第4実施例を図7に基づいて
説明する。メイン制御装置19は、始動口センサ21の
入球信号を検出すると、ステップS21へ移行し、入球
信号の検出タイミングで大当りカウンタNの値,外れ図
柄カウンタNhの値を検出する。そして、ステップS2
2へ移行し、表示制御装置13に図柄変動指令を出力す
る。すると、表示制御装置13は液晶表示部12の各列
に図柄を可変表示し、図柄の変動を開始する。
【0061】メイン制御装置19は、図柄変動指令を出
力すると、ステップS23へ移行し、大当りカウンタN
の値に基づいて「大当り」を初期判定確率値(=通常確
率値)で判定する。ここで「外れ」を判定すると、ステ
ップS24へ移行し、表示制御装置13に図柄停止指令
と外れ図柄カウンタNhの値とを出力する。すると、表
示制御装置13は、外れ図柄カウンタNhの値に基づい
て各列の図柄を設定し、液晶表示部12の各列を設定図
柄で停止させることに基づいて「外れ」を報知する。
【0062】メイン制御装置19は、ステップS23で
「大当り」を判定すると、ステップS25へ移行し、表
示制御装置13にリーチ表示指令を出力する。すると、
表示制御装置13は液晶表示部12の各列に同一の図柄
を表示したまま各列の図柄を変動させ(三つ揃い形の全
回転リーチ)、液晶表示部12にリーチ画面を表示す
る。
【0063】メイン制御装置19は、リーチ表示指令を
出力すると、ステップS26へ移行し、表示制御装置1
3にメッセージ表示指令を出力する。すると、表示制御
装置13はリーチ画面上に「ストップスイッチを押せ!
!」というメッセージを表示し、遊技者にストップスイ
ッチ22の操作を促す。
【0064】メイン制御装置19は、メッセージ表示指
令を出力すると、ステップS27へ移行し、ストップス
イッチ22の操作を待つ。ここで、ストップスイッチ2
2の停止信号を検出すると、表示制御装置13にメッセ
ージ消去指令を出力し、図柄液晶表示部12のリーチ画
面上から「ストップスイッチを押せ!!」というメッセ
ージを消去する。そして、ステップS28へ移行し、停
止信号の検出タイミングで大当り図柄カウンタNoの値
を読む。
【0065】メイン制御装置19は、大当り図柄カウン
タNoの値を検出すると、ステップS29へ移行し、大
当り図柄カウンタNoの値に基づいて「確率変動モー
ド」を判定する。ここで「確率変動モード」を判定した
ときにはステップS30へ移行し、ステップS23の大
当り判定確率を高値に書換える。従って、次回はステッ
プS30で設定された高確率で「大当り」が判定される
ことになる。
【0066】メイン制御装置19は、ステップS29で
大当り図柄カウンタNoの値に基づいて「通常モード」
を判定すると、ステップS31へ移行し、ステップS2
3の大当り判定確率を通常値(初期値)に書換える。従
って、次回は前回と同一の通常確率で「大当り」が判定
されることになる。
【0067】メイン制御装置19は、ステップS30あ
るいはS31を実行すると、ステップS32へ移行し、
表示制御装置13に図柄停止指令と共に大当り図柄カウ
ンタNoの値を出力する。すると、表示制御装置13は
大当り図柄カウンタNoの値に基づいて各列の図柄を設
定し、液晶表示部12の各列を設定図柄で停止させるこ
とに基づいて「大当り」を報知する。
【0068】メイン制御装置19は、大当り図柄の表示
指令を出力すると、ステップS33へ移行し、大入賞口
ソレノイド25に電源を与えることに基づいて大入賞口
23を開放する。尚、上記動作はメイン制御装置19が
ROMに記憶された大当り判定プログラムに基づいて実
行するものである。
【0069】上記第4実施例によれば、パチンコ球が始
動口20内に入球する入球タイミングに基づいて「大当
り」が判定されたときにはストップスイッチ22の操作
タイミングに基づいて「確率変動付き大当り」および
「通常大当り(確率変動無し大当り)」を判定した。こ
のため、ストップスイッチ22を操作する楽しみが増
え、遊技者が「確率変動付き大当り」を積極的に掴んだ
感覚になるので、遊技のおもしろさが高まる。
【0070】また、パチンコ球の入球タイミングに基づ
いて「大当り」が判定されたときには液晶表示部12に
「ストップスイッチを押せ!!」というメッセージを表
示した。このため、遊技者が「ストップスイッチを押せ
!!」というメッセージに基づいて「大当り」の発生を
知り、ストップスイッチ22を戸惑うことなく操作でき
る。
【0071】また、パチンコ球の入球タイミングに基づ
いて「大当り」が判定されたときには液晶表示部12に
全回転リーチ画面を表示した。このため、遊技者が全回
転リーチ画面を見ながらストップスイッチ22の操作タ
イミングを計ることができるので、ストップスイッチ2
2の操作のおもしろさが高まる。
【0072】尚、上記第4実施例においては、パチンコ
球の入球タイミングに基づいて「大当り」が判定された
場合にストップスイッチ22の操作を有効化したが、こ
れに限定されるものではなく、例えばパチンコ球の入球
タイミングに基づいて「外れ」が判定された場合にもス
トップスイッチ22の操作を有効化し、ストップスイッ
チ22の操作タイミングに基づいて外れ図柄を設定して
も良い。この構成の場合、「大当り」および「外れ」に
拘らず遊技者にストップスイッチ22の操作機会が与え
られるので、遊技のおもしろさが高まる。
【0073】また、上記第4実施例においては、本発明
を確率変動タイプのパチンコ機に適用したが、これに限
定されるものではなく、時間短縮タイプのパチンコ機に
適用しても良い。この構成の場合、パチンコ球が電動式
始動口内に入球する入球タイミングに基づいて「大当
り」が判定されたときにはストップスイッチの操作タイ
ミングに基づいて「時間短縮モード」および「通常モー
ド」を判定すると良い。この「時間短縮モード」は電動
式始動口の開放動作を短い時間間隔で行うモードであ
り、「時間短縮モード」時には電動式始動口の1回当り
の開放時間も長くなる。
【0074】次に本発明の第5実施例を図8に基づいて
説明する。メイン制御装置19は、始動口センサ21の
入球信号を検出すると、ステップS31へ移行して表示
制御装置13に図柄変動指令を出力した後、ステップS
32へ移行する。すると、表示制御装置13は液晶表示
部12の各列に図柄を可変表示し、図柄の変動を開始す
る。
【0075】メイン制御装置19は、ステップS32へ
移行すると、表示制御装置13にメッセージ表示指令を
出力し、液晶表示部12の図柄変動画面上に「ストップ
スイッチを押せ!」というメッセージを表示する。そし
て、ステップS33へ移行し、ストップスイッチ22の
操作を待つ。ここで、ストップスイッチ22の停止信号
を検出すると、表示制御装置13にメッセージ消去指令
を出力し、液晶表示部12の図柄変動画面上から「スト
ップスイッチを押せ!」というメッセージを消去し、ス
テップS34へ移行する。
【0076】メイン制御装置19は、ステップS34へ
移行すると、停止信号の検出タイミングで大当りカウン
タNの値,大当り図柄カウンタNoの値,外れ図柄カウ
ンタNhの値を読む。そして、ステップS35へ移行
し、大当りカウンタNの値に基づいて「大当り」および
「外れ」を判定する。
【0077】メイン制御装置19は、ステップS35で
「外れ」を判定すると、ステップS36へ移行し、表示
制御装置13に図柄停止指令と共に外れ図柄カウンタN
hの値を出力する。すると、表示制御装置13は外れ図
柄カウンタNhの値に基づいて各列の図柄を設定し、液
晶表示部12の各列を設定図柄で停止させることに基づ
いて「外れ」を報知する。
【0078】メイン制御装置21は、ステップS35で
「大当り」を判定すると、ステップS37へ移行し、表
示制御装置13に図柄停止指令と共に大当り図柄カウン
タNoの値を出力する。すると、表示制御装置13は大
当り図柄カウンタNoの値に基づいて各列の図柄を設定
し、液晶表示部12の各列を設定図柄で停止させること
に基づいて「大当り」を報知する。
【0079】メイン制御装置19は、大当り図柄の表示
指令を出力すると、ステップS38へ移行し、大入賞口
ソレノイド25に電源を与えることに基づいて大入賞口
23を開放する。尚、上記動作はメイン制御装置19が
ROMに記憶された大当り判定プログラムに基づいて実
行するものである。
【0080】上記第5実施例によれば、ストップスイッ
チ22の操作タイミングに基づいて「大当り」および
「外れ」を判定した。このため、ストップスイッチ22
を操作する楽しみが増え、遊技者が「大当り」を積極的
に掴んだ感覚になるので、遊技のおもしろさが高まる。
【0081】また、パチンコ球が始動口20内に入球す
ることに基づいて液晶表示部12に「ストップスイッチ
を押せ!」というメッセージを表示した。このため、パ
チンコ球が始動口20内に入球したことを目で確認して
ストップスイッチ22を操作する煩わしさがなくなるの
で、遊技のおもしろさが一層高まる。
【0082】尚、上記第5実施例においては、「大当
り」の判定に基づいて大入賞口23を開放するセブン機
タイプのパチンコ機に本発明を適用したが、これに限定
されるものではなく、羽根物タイプのパチンコ機に本発
明を適用しても良い。この場合、羽根物内のVゾーン
(入球口に相当する)にパチンコ球が入球することに基
づいて図柄の変動を開始し、ストップスイッチの操作タ
イミングに基づいて「大当り(例えば継続回数が15
回)」および「外れ(例えば継続回数が2回)」を判定
すると良い。
【0083】また、上記第1〜第5実施例においては、
液晶表示部12の図柄変動画面上に「ストップスイッチ
を押せ!」というメッセージを表示することに基づいて
ストップスイッチ22の操作を促したが、これに限定さ
れるものではなく、例えばストップスイッチ22の操作
を促すイラスト等の動画を表示しても良い。また、上記
第1〜第5実施例においては、パチンコ球を賞球用の裏
樋に導く始動口20を用いたが、これに限定されるもの
ではなく、パチンコ球が通過するゲートタイプの始動口
を用いても良い。
【0084】また、上記第1〜第5実施例においては、
ストップスイッチ22としてタッチセンサを用いたが、
これに限定されるものではなく、例えば押ボタンスイッ
チやスライドスイッチやレバースイッチ等を用いても良
い。また、上記第1〜第5実施例においては、本体枠1
の前面にストップスイッチ22を固定したが、これに限
定されるものではなく、例えば上皿8に固定したり、本
体枠1の前面に配線コードによってぶら下げても良い。
また、上記第1〜第5実施例においては、図柄表示装置
11の液晶表示部12に図柄を横3列に表示したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば縦3列×横3列に
表示したり、横2列に表示しても良い。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパチンコ機は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、操作スイッチの操作タイミングに基づいて
「当り」および「外れ」を判定した。このため、操作ス
イッチを操作する楽しみが増え、遊技者が「大当り」を
積極的に掴んだ感覚になるので、遊技のおもしろさが高
まる。
【0086】請求項2記載の手段によれば、パチンコ球
の入球タイミングに基づいて「外れ」が判定されたとき
には操作スイッチの操作を促す表示を行った。このた
め、パチンコ球が入球したことを目で確認して操作スイ
ッチを操作する煩わしさがなくなるので、遊技のおもし
ろさが一層高まる。請求項3記載の手段によれば、パチ
ンコ球の入球タイミングに基づいて「当り」が判定され
たことを表示した。このため、遊技者が「当り」の発生
を知らずに操作スイッチを操作し、「当り」を消滅させ
ることが防止される。
【0087】請求項4記載の手段によれば、パチンコ球
の入球タイミングに基づいて「当り」が判定されたとき
には操作スイッチの操作タイミングに基づいて「当り」
以外の特典の有無を判定した。このため、操作スイッチ
を操作する楽しみが増え、遊技者が「当り」以外の特典
を積極的に掴んだ感覚になるので、遊技のおもしろさが
高まる。請求項5記載の手段によれば、パチンコ球の入
球タイミングに基づいて「当り」が判定されたときには
操作スイッチの操作を促す表示を行ったので、「当り」
の発生時に操作スイッチを戸惑うことなく操作できる。
【0088】請求項6記載の手段によれば、操作スイッ
チの操作タイミングに基づいて「当り」および「外れ」
を判定した。このため、操作スイッチを操作する楽しみ
が増え、遊技者が「当り」を積極的に掴んだ感覚になる
ので、遊技のおもしろさが高まる。請求項7記載の手段
によれば、入球口内にパチンコ球が入球することに基づ
いて操作スイッチの操作を促す表示を行った。このた
め、パチンコ球が入球したことを目で確認して操作スイ
ッチを操作する煩わしさがなくなるので、遊技のおもし
ろさが一層高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(メイン制御装置
の制御内容を示すフローチャート)
【図2】電気的構成を示すブロック図
【図3】全体構成を示す前面図
【図4】全体構成を示す後面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
2は遊技盤、11は図柄表示装置、19はメイン制御装
置(判定手段)、20は始動口(入球口)、22はスト
ップスイッチ(操作スイッチ)を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられた入球口と、 前記入球口内にパチンコ球が入球する入球タイミングに
    基づいて「当り」および「外れ」を判定する判定手段
    と、 前記入球口内にパチンコ球が入球することに基づいて有
    効化される操作スイッチとを備え、 前記判定手段は、前記操作スイッチが有効状態で操作さ
    れたときには前記操作スイッチの操作タイミングに基づ
    いて「当り」および「外れ」を判定することを特徴とす
    るパチンコ機。
  2. 【請求項2】 遊技盤には、パチンコ球が入球口内に入
    球することに基づいて図柄の変動動作を開始する図柄表
    示装置が設けられ、 判定手段は、パチンコ球の入球タイミングに基づいて
    「外れ」を判定したときには前記図柄表示装置に操作ス
    イッチの操作を促す表示を行うことを特徴とする請求項
    1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 遊技盤には、パチンコ球が入球口内に入
    球することに基づいて図柄の変動動作を開始する図柄表
    示装置が設けられ、 判定手段は、パチンコ球の入球タイミングに基づいて
    「当り」を判定したことを前記図柄表示装置に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 遊技盤に設けられた入球口と、 前記入球口内にパチンコ球が入球する入球タイミングに
    基づいて「当り」および「外れ」を判定する判定手段
    と、 前記判定手段が「当り」を判定することに基づいて有効
    化される操作スイッチとを備え、 前記判定手段は、パチンコ球の入球タイミングに基づい
    て「当り」を判定したときには前記操作スイッチの操作
    タイミングに基づいて「当り」以外の特典の有無を判定
    することを特徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 遊技盤には、パチンコ球が入球口内に入
    球することに基づいて図柄の変動動作を開始する図柄表
    示装置が設けられ、 判定手段は、パチンコ球の入球タイミングに基づいて
    「当り」を判定したときには前記図柄表示装置に操作ス
    イッチの操作を促す表示を行うことを特徴とする請求項
    4記載のパチンコ機。
  6. 【請求項6】 遊技盤に設けられた入球口と、 前記入球口内にパチンコ球が入球することに基づいて有
    効化される操作スイッチと、 前記操作スイッチの操作タイミングに基づいて「当り」
    および「外れ」を判定する判定手段とを備えたことを特
    徴とするパチンコ機。
  7. 【請求項7】 遊技盤には、パチンコ球が入球口内に入
    球することに基づいて図柄の変動動作を開始する図柄表
    示装置が設けられ、 判定手段は、入球口内にパチンコ球が入球することに基
    づいて前記図柄表示装置に操作スイッチの操作を促す表
    示を行うことを特徴とする請求項6記載のパチンコ機。
JP10310296A 1998-10-30 1998-10-30 パチンコ機 Pending JP2000135324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10310296A JP2000135324A (ja) 1998-10-30 1998-10-30 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10310296A JP2000135324A (ja) 1998-10-30 1998-10-30 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000135324A true JP2000135324A (ja) 2000-05-16

Family

ID=18003523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10310296A Pending JP2000135324A (ja) 1998-10-30 1998-10-30 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000135324A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045532A (ja) * 2000-05-23 2002-02-12 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2002263315A (ja) * 2001-03-13 2002-09-17 Samii Kk 弾球遊技機
JP2002325923A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Takao:Kk 遊技機
JP2004208758A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Heiwa Corp パチンコ機の当たり外れ抽選装置
JP2011131083A (ja) * 2011-03-31 2011-07-07 Takao Co Ltd 遊技機
JP2012034897A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2013188579A (ja) * 2013-06-27 2013-09-26 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2013188580A (ja) * 2013-06-27 2013-09-26 Takao Co Ltd 弾球遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045532A (ja) * 2000-05-23 2002-02-12 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2002263315A (ja) * 2001-03-13 2002-09-17 Samii Kk 弾球遊技機
JP2002325923A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Takao:Kk 遊技機
JP2004208758A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Heiwa Corp パチンコ機の当たり外れ抽選装置
JP2012034897A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2011131083A (ja) * 2011-03-31 2011-07-07 Takao Co Ltd 遊技機
JP2013188579A (ja) * 2013-06-27 2013-09-26 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2013188580A (ja) * 2013-06-27 2013-09-26 Takao Co Ltd 弾球遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002028318A (ja) 遊技機
JP5741535B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007229177A (ja) 遊技台
JP2001000655A (ja) 遊技機
JP5417569B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007202744A (ja) 遊技機
JP2000135324A (ja) パチンコ機
JP2001079202A (ja) 弾球遊技機
JP2007111197A (ja) 遊技機
JP2004073636A (ja) 遊技機
JP5126827B2 (ja) 弾球遊技機
JP2004167234A (ja) パチンコ機
JP2002052174A (ja) 遊技機
JP2001198289A (ja) 遊技機の制御方法及び遊技機
JP2017042231A (ja) 遊技機
JP2007111202A (ja) 遊技機
JP6281718B2 (ja) 遊技機
JP2003135754A (ja) 弾球遊技機
JP3896307B2 (ja) 遊技機
JP5686093B2 (ja) 弾球遊技機
JP2000070478A (ja) パチンコ機
JP3754344B2 (ja) パチンコ遊技機の図柄表示装置
JP2001310031A (ja) パチンコ機
JP2004321302A (ja) スロットマシン
JP2002143447A (ja) 遊技機