JP2000134002A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JP2000134002A
JP2000134002A JP10303535A JP30353598A JP2000134002A JP 2000134002 A JP2000134002 A JP 2000134002A JP 10303535 A JP10303535 A JP 10303535A JP 30353598 A JP30353598 A JP 30353598A JP 2000134002 A JP2000134002 A JP 2000134002A
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JP
Japan
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dielectric
output
dielectric filter
relay
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JP10303535A
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English (en)
Inventor
Kenji Ito
憲治 伊藤
Katsuhisa Murakami
勝久 村上
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板への接続仕様に容易に対応で
き、かつプリント基板の配置設計を要しない誘電体フイ
ルタを提供する。 【解決手段】 本発明の誘電体フィルタ1は、誘電体磁
器ブロック2の底面9に、上面に共振器3b,3bと中
継用スルーホール導電部8a、8bを介して接続する中
継用入出力導電部14a、14bを具えた外面板10を
接合し、この外面板の下面にはそれぞれ中継用のスルホ
ール導電部8a、8bと入出力導電部14a、14bを
介して共振器と接続し、かつ該誘電体フィルタ1が実装
されるプリント基板30上の導電路端31a、31bに
接続される入出力パッド17a、17bが形成されてな
る。このように誘電体磁器ブロックから入出力パッド1
7a、17bを切り離したので、あるゆる接続仕様に応
じて入出力パッド17a、17bの配置形状を設定する
ことができ、プリント基板30上の導電路端31a、3
1bに確実に接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共振器を複数並設
してなる誘電体フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】誘電体磁器ブロックに、貫通孔の内周面
に内導体を被覆することにより構成される共振器を複数
個並設し、かつ貫通孔が開口する一方の端面(開放端)
を除く所要外周面に外導体を形成してなる誘電体フィル
タは種々提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成にあって
は、図6,7で示すように、誘電体磁器ブロックaの両
側面に、4つの共振器b1〜b4の内、両外側の共振器
b1、b4の短絡端面c寄り位置で、該共振器b1、b
4とスルーホール導電部d1、d2を介して接続する入
出力パッドe1、e2を、周囲の外導体fから絶縁状に
区画して形成した誘電体フィルタが提案(例えば実開平
5−23903号公報参照)されている。
【0004】ところで、入出力パッドd1、d2は、プ
リント基板g上の導電路端h1、h2との電気的接続を
確保するために、前記入出力パッドd1、d2の配置、
形状等が定まっている。しかしながら、この制限によ
り、誘電体フィルタに求められる全ての仕様に対応する
ことができず、この場合には誘電体フィルタの仕様によ
って、プリント基板上の導電パターンの配置設計を変更
する必要が生じる。本発明は、かかる従来の構成の問題
点を解消し、プリント基板の配置設計を要しない構成を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、誘電体磁器ブ
ロックに、貫通孔の内周面に内導体を被覆することによ
り構成される共振器を複数並設し、かつ貫通孔が開口す
る一方の端面(開放端)を除く所要外周面に外導体を形
成すると共に、前記磁器ブロックの底面側に、外部電路
と接続される入出力パッドを形成した誘電体フィルタに
おいて、前記誘電体磁器ブロック底面の所要位置に、共
振器の内導体と接続する中継用スルーホール導電部を形
成し、上面に前記中継用スルーホール導電部と接触する
中継用入出力導電部を具え、下面に外部電路と接続され
る入出力パッドが形成されてなる外面板を、前記誘電体
磁器ブロック底面に接合すると共に前記入出力パッドを
入出力導電部と電気的に接続するようにしたことを特徴
とする誘電体フィルタである。
【0006】かかる構成にあって、外部電路と接続され
る入出力パッドが形成された外面板を誘電体磁器ブロッ
クに接合するようにしている。
【0007】このため、誘電体磁器ブロックに入出力パ
ッドが直接形成される従来構成のように、入出力パッド
の位置、形状が限定されることなく、任意の位置、形状
に入出力パッドを形成することができることから、プリ
ント基板上の導電路端に確実に接続するように入出力パ
ッドの配置、形状等を設定することができる。従って、
誘電体磁器ブロックを共通として、外面板のみを換える
ことにより、誘電体フィルタのあらゆる接続仕様に対し
て容易に対応することができる。
【0008】ここで誘電体フィルタには、誘電体デュプ
レクサも含まれ、この場合には、入出力パッドのほかに
アンテナ端子パッドも形成されることとなり、誘電体磁
器ブロックの底面に、アンテナ結合電極を形成し、外面
板の下面にアンテナ端子パッドを形成し、該アンテナ端
子をアンテナ結合電極にすれば良い。
【0009】
【発明の実施の形態】添付図面の図1〜4に従って、三
つの共振器3a,3b,3bによってそれぞれ共振器を
構成した三段型誘電体フィルタ1を構成した本発明の実
施例を示す。ここで誘電体磁器ブロック2は、BaO−
TiO2系、BaO−TiO2−希土類系等の高誘電
率、低損失のセラミック誘電体からから構成され、か
つ、略直方体状をしており、各共振器3a、3b、3b
がそれぞれ互いに平行で、かつ、面方向に沿って列成さ
れている。この共振器3a,3b,3bは、貫通孔4
a、4b、4bにそれぞれ内導体5、5、5(図4参
照)が塗着形成されてなり、さらに、その貫通孔4a、
4b、4bが開口する一方の端面(開放端)6aを除く
所要外周面に外導体7を被覆して、これをシールド電極
としている。
【0010】前記誘電体磁器ブロック2の底面9には、
前記共振器の貫通孔4a、4b、4bが開口する他方の
端面(短絡端)6b寄りの位置にて、両側部の共振器3
b、3bより磁器ブロックの底面方向に伸びる中継用ス
ルーホール導電部8a、8bを形成し、この導電部はそ
の周囲の外導体7の一部を除去することによって外導体
7から絶縁区画され、後述するように外面板の中継用入
出力導電部と接続される。なお、前記共振器3a、3
b、3bは、共振周波数のλ/4に相当する共振長寸法
にほぼ一致させている。
【0011】次に本発明に使用する外面板10について
説明する。この外面板10は、ガラス−エポキシ樹脂等
の耐熱性絶縁性材料なる薄板11の上下面に電極パター
ン12a、12bがそれぞれ形成されてなる。この上面
の電極パターン12aは、前記誘電体磁器ブロック2の
底面に形成した中継用スルーホール導電部8a、8bと
対向する位置にてこれと接触して導通する中継用入出力
導電部14a、14bが形成され、この入出力導電部1
4a、14bと絶縁的に区画して外導体層15が形成さ
れてなる。
【0012】また、下面の電極パターン12bは、誘電
体磁器ブロック2の両側の共振器4b、4bの短絡端6
b寄りの両隅位置にて入出力パッド17a、17bが形
成され、この入出力パッド17a、17bと絶縁的に区
画してシールド導体18が形成されてなる。
【0013】前記中継用入出力導電部14a、14b
と、入出力パッド17a、17b間には、導電スルホー
ル20a、20bが形成され、これにより入出力導電部
14a、14bと入出力パッド17a、17bとを導通
している。また、外導体層15,シールド導体18間に
も複数の導電スルーホール20cが形成され、前記外導
体層15,シールド導体18を導通している。
【0014】そして、この外面板10が誘電体磁器ブロ
ックの底面9に接合されることにより、誘電体ブロック
2の共振器4b、4bと入出力パッド17a、17bと
が、それぞれ中継用のスルーホール導電部8a、8bと
入出力導電部14a、14bを介して接続され、図2に
示すようにプリント基板30の導電路端31a、31b
との電気的接続が可能となる。また、外導体層15は外
導体7と電気的に接続し、さらに該外導体層15を介し
てシールド導体18と接続される。そして、シールド導
体18はプリント基板30上のアース電極32と接続さ
れ、誘電体フィルタ1のシールドが確保される。
【0015】図5には下面の電極パターン12b’を構
成する入出力パッド17a’、17b’の形態を、前記
実施例とは異ならせた外面板10’を示した。
【0016】かかる構成にあって、外面板10(1
0’)は各種の接続仕様に基づいて、入出力パッド17
a、17b(17a’、17b’)の位置、形状等が設
定される。このため、誘電体磁器ブロック2を共通のも
のとして、外面板10(10’)のみを換えることによ
り、接続位置、形状の異なる種々の接続仕様に対応する
ことができ、かつ、プリント基板30の導電路端31
a、31bとの電気的接続を確保することができる。
【0017】なお、上述の各実施例において、外面板1
0(10’)の入出力パッド17a、17b(17
a’、17b’)と外導体層18との間の外導体層除去
部19a、19b(19a’、19b’)上にエポキシ
樹脂等よりなる半田レジスト膜(図5中の二点鎖線で示
す)を、入出力パッドの外周部分側および/または外導
体層の内周部分側にはみ出すように被着するようにして
もよい。この場合、誘電体フイルタのプリント基板上へ
の実装位置に誤差により、プリント基板の導電路端が入
出力パッドと外導体層にまたがるようなことがあっても
前記半田レジスト膜により絶縁が確実に確保され、誘電
体フイルタとプリント基板との間の短絡が防止される。
【0018】また、上述の実施例は、三段型誘電体フィ
ルタ1に本発明を適用したものであるが、段数に制限さ
れるものでなく、かつ、誘電体フィルタには、誘電体デ
ュプレクサも含まれる。この場合には、入出力パッドの
ほかにアンテナ端子パッドも形成されることとなり、誘
電体磁器ブロックの底面に、アンテナ結合電極を形成
し、外面板の下面にアンテナ端子パッドを形成し、前記
アンテナ端子をアンテナ結合電極にすればよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の誘電体フィルタは、誘電体磁器
ブロックの底面に、それぞれ中継用の導電部を介して接
続される入出力パッドが形成されてなる外面板を接合し
てなる構成としたことから、プリント基板上の導電路端
に対して確実に接続される入出力パッドの配置形状を任
意に設定することができる。
【0020】このため、 イ)誘電体磁器ブロックを共通のものとして、種々の接
続仕様に対応できるから、製造が容易で、低コスト化が
可能となる。 ロ)入出力パッドをプリント基板の導電路端に対応する
配置形状とすることにより、その接続を確実とすること
ができ、歩留まりが向上する。
【0021】また、外面板の入出力パッドと外導体層と
の間の導体層除去部上に半田レジスト膜を被着したもの
は、誘電体ブロックのプリント基板に対する実装誤差に
よる短絡を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る誘電体フィルタ1の斜
視図である。
【図2】図1に示す誘電体フィルタ1とこれを実装する
プリント基板のそれぞれの分離斜視図である。
【図3】誘電体フィルタ1を構成する磁器ブロック2と
外面板10の分離状態を示す側断面図である。
【図4】誘電体フィルタ(磁器ブロック)の拡大側断面図
である。
【図5】他の形態の入出力パッド17a',17b'をもつ外面
板10'の斜視図である。
【図6】従来の誘電体フィルタをむプリント基板に実装
した状態を示す斜視図である。
【図7】図6に示す実装状態の側断面図である。
【符号の説明】
1 誘電体フィル
タ 2 誘電体磁器ブ
ロック 3a,3b,3b 共振器 7 外導
体 6a 開放端 6b 短絡端 8a、8b 中継用スルー
ホール導電部 10(10’) 外面板 12a,12b(12b’) 電極パターン 14a、14b(14a’、14b’) 中継用入出力
導電部 15 外導体層 17a、17b(17a’、17b’) 入出力パッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体磁器ブロックに、貫通孔の内周面に
    内導体を被覆することにより構成される共振器を複数並
    設し、かつ貫通孔が開口する一方の端面(開放端)を除
    く所要外周面に外導体を形成すると共に、前記磁器ブロ
    ックの底面側に、外部電路と接続される入出力パッドを
    形成した誘電体フィルタにおいて、 前記誘電体磁器ブロック底面の所要位置に、共振器の内
    導体と接続する中継用スルーホール導電部を形成し、 上面に前記中継用スルーホール導電部と接触する中継用
    入出力導電部を具え、下面に外部電路と接続される入出
    力パッドが形成されてなる外面板を、前記誘電体磁器ブ
    ロック底面に接合すると共に前記入出力パッドを入出力
    導電部と電気的に接続するようにしたことを特徴とする
    誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】前記外面板の下面にて入出力パッドとこれ
    を取り囲む外導体層との間の外導体除去部上に半田レジ
    スト膜を被着したことを特徴とする請求項1に記載の誘
    電体フィルタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290897A (ja) * 2006-01-17 2009-12-10 Hitachi Metals Ltd 高周波回路部品及びこれを用いた通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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