JPH03150904A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JPH03150904A
JPH03150904A JP28923189A JP28923189A JPH03150904A JP H03150904 A JPH03150904 A JP H03150904A JP 28923189 A JP28923189 A JP 28923189A JP 28923189 A JP28923189 A JP 28923189A JP H03150904 A JPH03150904 A JP H03150904A
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JP
Japan
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dielectric substrate
resonator
dielectric
input
conductive layer
Prior art date
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Application number
JP28923189A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Suzuki
重光 鈴木
Junji Chikada
淳二 近田
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば自動車電話などの送受信回路に用い
られる誘電体フィルタに関する。
〔従来の技術〕
たとえば自動車電話やマルチ・チトンネルーアクセス無
線等の移動無線通信、さらにはマイクロ波多重無線通信
等においては送受ら回路のフィルタとして誘電体フィル
タが用いられている。この種の誘電体フィルタとして、
誘電体基板上に密着した導体膜でストリップ導体と接地
導体を一体形成した誘電体フィルタにおいて、共振器間
の結合度や共振周波数の調整を容易にするために、第5
図に示すように、各側面及び底面にアース電位となる導
電層(梨地模様部分)を有する誘電体基板40上に複数
個の共振器溝41,42.43を設v1各共振器溝中に
は一端が上記導電層に接続され、他端が開放されたスト
リップ導体44,45゜46をそれぞれ開放端の向きが
同じになるように形成するとともに、それらのストリッ
プ導体の開放端側にコンデンサ47.48を設けて段間
結合を行うようにすることは、すでに提案されている(
特開昭61−161801号公報)。この公知の誘電体
フィルタにおいては、各共振器溝41゜42.43ごと
に1段の共振器が構成され、段間結合をストリップ導体
の開放端側に設けたコンデンサ47.48によって行っ
ている。誘電体フィルタとしての端子は、第6図に例示
するように、ストリップ導体44からその長手方向にタ
ブ49を導出するか、誘電体基板40上に共振器溝に直
角に形成したストリップ50(第5図)に図示していな
いタブ(リード線)を接続することによって行っている
〔発明が解決しようとする3題〕 上記の誘電体フィルタにおいては、誘電体基板上に共振
器溝の両側に共通する平面が存在しないため、誘電体基
板上に任意の導電層パターンを施すことは不可能もしく
は困難である。そのため従来は所定のパターンを形成し
た別体のプリント基板を並設して相互間を接続する構成
が採られていた。また、端子の導出にしても、上述の通
り、誘電体基板上に導電層を形成してそれにタブ(リー
ド線)を接続するか、共振器溝からタブを導出するかし
かなく、いずれにしても誘電体基板上面にタブを取付け
るしかなかった。このように従来の誘電体フィルタにお
いては種々の構成部材が誘電体基板上に種々の方向に突
出するので、表面実装が困難であるなど、実装技術的に
設計自由度の低いものとなっていた。
本発明は、誘電体基板上に入出力パターンやa極比用パ
ターンを一体的に備えるとともに、誘電体基板上に構成
部材が種々の方向に突出したりすることなく、表面実装
に可能な、設計自由度の大きな誘電体フィルタを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、誘電体基板の上面
に共振器溝及び結合溝を交互に、基板の長手方向に対し
てほぼ直角に形成し、しかも台溝は誘電体基板の一方の
側面から始まり他方の側面までは貫通しない構造とし、
共振器溝と基板の側面及び底面に導電層を施し、さらに
誘電体基板の上面の他方の側面側に少なくとも一端で共
振器溝に対向する導電層からなる入出力パターン及び有
極化パターンを形成するとともに、誘電体基板の両端部
に入出力端子ピンをアース導電層から絶縁して、また任
意の箇所にアースピンをアース導電層に導通させてそれ
ぞれ誘電体基板を貫通して設け、誘電体基板の上面で入
出力パターンを入出力端子ピンに電気的に接続した誘電
体フィルタを構成したものである。
〔作 用〕
上記誘電体フィルタにおいては、誘電体基板の上面に、
共振器溝及び結合溝を誘電体基板の一方の側面から始ま
り他方の側面までは貫通しない構造とすることによって
、各共振器に共通の平面を確保し、その平面上に入出力
パターンやa極比パターンを形成する構成とし、さらに
誘電体基板を貫通して入出力端子ピン及びアースピンを
設けたので、誘電体基板上に構成部材が種々の方向に突
出したりすることなく、表面実装の可能な、設計自由度
の大きな誘電体フィルタを提供することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明による誘電体フ、fルタの一実施例を示
すものである。この誘電体フィルタにおいては、誘電体
基数10にその幅方向に走る共振器溝11,12.’1
3,14.15が長手方向に沿って並設され、その隣接
する共振器溝間に結合1t16.17,18.19が配
設されている。誘電体基板10の底面、側面、および共
振器溝11゜12.13,14.15にはそれぞれ梨地
模様で示すようにメタライズによる導電層20が形成さ
れている。誘電体基板10の底面及び側面は、これに被
せられる蓋21とともにアース電位にして用いられる。
共振器溝11〜15及び結合溝16〜19はそれぞれ一
端は誘電体基板1oの側面まで達し、他端は側面への途
中で終端している。共振器溝11〜15内にはメタライ
ズによる導電層が施され、誘電体基板10の側面に達す
るその一端で導電層20に接続されて短絡端を構成し、
他端は開放端を構成している。台溝を途中で終端させる
ことによって出来た各共振器に共通のスペースを利用し
て誘電体基板10の上面には、メタライズによる導電層
からなる入出力パターン22゜23及び有極化パターン
24が形成されている。
入出力パターン22.23の一端はそれぞれ両端に位置
する共振器溝11.15の端部に対向し、他端はそれぞ
れ誘電体基板10の両端部で終止している。誘電体基板
10の両端部には誘電体基板10を貫通して入出力端子
ピン25.26が設けられており、入出力パターン22
.23がそれに接続されている。有極化パターン24の
両端部はそれぞれ、この実施例の場合、第2及び第4の
共振器溝12.14に対向している。適当数のアースピ
ンが適当数だけ誘電体基板10の適当な箇所にこれを貫
通して設けられるが、図示の実施例では1個のアースピ
ン27が入出力端子ピン25と並置される形で誘電体基
板10の端部に設けられている。誘電体基板10の裏面
の、入出力端子ピン25.26が貫通する部分には、第
2図に示すように導電層が設けられていない非導電部2
8として構成され、それにより入出力端子ピン25゜2
6は導電層20から絶縁されている。他方、誘電体基板
10の裏面の、アースピン27が貫通する部分は半球形
の凹部として半田溜まりとし、そこに半田29を施して
アースピン27を誘電体基板10の実装のための取付手
段として用いるとともに、アースピン27を導電層20
に電気的に接続させる。
以上の構成によれば、誘電体基板10上に形成された入
出力パターン22.23とそれに対向する共振器溝11
.15の導電層との間、及び有極化パターン24とそれ
に対向する共振器溝12゜14の導電層との間にそれぞ
れキャパシタンスが形成され、入出力パターン22.2
3については第1及び第5の共振器からキャパシタンス
結合を介して入出力端子の導出が、また有極化パターン
24については第2及び第4の共振器とを結合する容量
部とそれらを結ぶ伝送線路部とによる有極化がそれぞれ
誘電体基板10の上面に設けた導電パターンによって達
成される。かくして、誘電体基板10の上面に端子用タ
ブを配置したり共振器溝に沿ってタブを配置したりする
ことなく、しかも別体のプリント基板を設けたりするこ
ともなく、有極化された誘電体フィルタを構成すること
ができる。しかも誘電体基板10の上には端子を導出す
るためのタブなどの部材が突出することがなく、表面実
装が可能であり、コンパクトで設計自由度の大きな誘電
体フィルタを構成することができる。
本発明は誘電体ブロックに円形の共振器孔を形成する型
の誘電体フィルタにおいて知られているステップインピ
ーダンス型のものにも適用することができる。第3図は
、そのようなステップインピーダンス型のものに本発明
を適用した実施例を示すものである。この実施例の特徴
は、共振器溝31.32がステップインピーダンス型す
なわち段付き型に構成されていることにある。
この種の誘電体フィルタにおいては中心周波数の3倍の
ところに3倍波と言われる好ましくない特性線の山が生
じる。この3倍波は適用分野によっては障害になるので
、それをずらすことにより解決する。ステップインピー
ダンス型誘電体フィルタは、そのような3倍波をずらす
手段として用いられるものである。
第3図の実施例の場合、共振器溝31.32の断面を側
面に対して開放している入口側で大きく、側面に対して
閉鎖している戻入口側で小さくしている。これとは反対
に共振器溝31.32の断面を側面に対して開放してい
る入口側で小さく、側面に対して閉鎖している戻入口側
で大きくすることも原理的には可能である。
第3図の実施例によれば、いわゆる3倍波を容易にずら
すことができる。
第4図の実施例においては、共振器溝11によって形成
される共振器と入出力パターン22との間のキャパシタ
ンス結合をチップコンデンサ36によって行うと共に、
共振器溝12によって形成される共振器とa極比パター
ン24との間のキャバシタンス結合をチップコンデンサ
37によって行っている。このように、各パターンと共
振器との間のキャパシタンス結合は誘電体基板10をキ
ャパシタンス要素とすることなく、別体のコンデンサを
用い得ることはもちろんである。
以上述べたように、共振器と同一の誘電体基板上に入出
力パターン及び有極化パターンを形成するとともに、誘
電体′)i、板を貫通して入出力端子ピン及びアースピ
ンを設ける構成としたので、コンパクトでありながら、
製造コストの安い、表面実装の可能な信頼性の高い誘電
体フィルタを構成することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば
、誘電体基板の上面に端子用タブを配置したり共振器溝
に沿ってタブを配置したりすることなく、シかも別体の
プリント基板を設けたりすることなく、しかも誘電体基
板上に構成部材が突出したりすることのない、コンパク
トで表面実装の可能な有極化された誘電体フィルタを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の実施例における要部の底面図、第3図は本発明の第
2の実施例を示す斜視図、第4図は本発明の第3の実施
例を示す斜視図、第5図は従来の誘電体フィルタの斜視
図、第6図は従来の誘電体フィルタの端子導出の一例を
示す斜視図である。 10・・・誘電体基板、11,12.13,14゜15
.31.32・・・共振器溝、16.17,18゜19
・・・結合溝、20・・・導電層、22.23・・・入
出力パターン、24・・・白°極化パターン、25.2
6・・・入出力端子ピン、27・・・アースピン、28
・・・非導電層、2つ・・・半田、36.37・・・チ
ップコンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 誘電体基板の上面に共振器溝及び結合溝を交互に
    、基板の長手方向に対してほぼ直角に形成し、しかも各
    溝は前記誘電体基板の一方の側面から始まり他方の側面
    までは貫通しない構造とし、前記共振器溝と前記基板の
    側面及び底面にメタライズによってアース導電層を施し
    、さらに前記誘電体基板の上面の前記他方の側面側に少
    なくとも一端で前記共振器溝に対向する導電層からなる
    入出力パターン及び有極化パターンを形成するとともに
    、前記誘電体基板の両端部に入出力端子ピンを前記アー
    ス導電層から絶縁して、また任意の箇所にアースピンを
    前記アース導電層に導通させてそれぞれ前記誘電体基板
    を貫通して設け、前記誘電体基板の上面で前記入出力パ
    ターンを前記入出力端子ピンに電気的に接続した誘電体
    フィルタ。
JP28923189A 1989-11-07 1989-11-07 誘電体フィルタ Pending JPH03150904A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5373271A (en) * 1991-03-29 1994-12-13 Ngk Insulators, Ltd. Dielectric filter having coupling electrodes for connecting resonator electrodes, and method of adjusting frequency characteristic of the filter
CN105428765A (zh) * 2015-12-21 2016-03-23 华南理工大学 一种具有低频零点的内嵌开槽金属板的金属谐振腔滤波器

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JPS5830305B2 (ja) * 1980-11-11 1983-06-28 アウソニア・フアルマチエウチチ・エツセ・エルレ・エルレ 2−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルチオ)プロピオニルグリシン、その製造法およびそれを有効成分とする気管支炎ならびに肝炎の治療剤
JPS604004B2 (ja) * 1980-02-20 1985-02-01 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 車輌用空気調和装置の制御方法

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