JP2000133926A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP2000133926A
JP2000133926A JP10302551A JP30255198A JP2000133926A JP 2000133926 A JP2000133926 A JP 2000133926A JP 10302551 A JP10302551 A JP 10302551A JP 30255198 A JP30255198 A JP 30255198A JP 2000133926 A JP2000133926 A JP 2000133926A
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JP
Japan
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center guide
substrate
rails
transport
height
Prior art date
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Pending
Application number
JP10302551A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Arakane
秀幸 荒金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送レールの角度調整によってセンターガイ
ドとの平行度がずれることがなく、またセンターガイド
の高さ調整によって搬送レールとの平行度がずれること
がない基板搬送装置を提供する。 【解決手段】 基板の両側縁を支持して搬送する2本の
搬送レール1と、該搬送レール1間にこれらと平行に配
設され、基板下面に摺接して基板を支持するセンターガ
イド4とを備えた基板搬送装置において、前記搬送レー
ル1の両端部で前記2本の搬送レール1および前記セン
ターガイド4を相互に連結し、前記センターガイドの両
端部にそれぞれ高さ調整手段6を設けるとともに、これ
らの高さ調整手段6同士が連動するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板等
の基板搬送装置に関する。より詳しくは、自動半田付け
装置等における基板の反りを防止するためのセンターガ
イドを備えた基板搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】噴流式の自動半田付け装置において、半
田付けすべき部品を搭載したプリント配線板等の基板は
搬送レールに沿って搬送され、溶融半田槽を通過すると
きに基板下面に溶融半田の噴流が供給され、スルーホー
ル等を通して基板下面側に突出する部品端子がこの溶融
半田により半田付けされる。
【0003】図2は、このような半田付け装置における
基板搬送装置の要部断面構成を示す。搬送方向(図面に
垂直方向)に沿って2本の搬送レール1が配設され、こ
の搬送レール1に沿って搬送具2が移動する。この搬送
具2上にプリント配線板3の両側縁が支持され搬送され
る。搬送具2は、例えばエンドレスの連鎖状であって、
両側の搬送レール1の各々について、その両端部に設け
た回転シャフト(図示しない)に巻き掛けられ、一方の
回転シャフトに連結された駆動モータにより回転駆動さ
れ、搬送レール1に沿ってプリント配線板3を載せて移
動する。
【0004】搬送レール1は、溶融半田槽を通過すると
きに溶融半田がプリント配線板3上や搬送具2上に溜ま
らないように搬送方向に向かって幾分上昇するように傾
斜して設けられる。このような搬送レール1の傾斜角度
は調整可能である。
【0005】このような搬送レール1に沿って搬送され
るプリント配線板3は、そのままでは、図の点線で示す
ように、その自重や実装される部品の重量により、下方
に撓んで反りを生じ、またその下面側に接触する溶融半
田の熱により熱応力が作用し、これによっても下方に撓
んで反りを生じる。このようなプリント配線板3の反り
は、半田接合部に供給される半田量のばらつきとなって
接合不良の原因となり、また半田接合部へのストレスと
なって半田接合の信頼性を低下させ、さらに搭載部品に
亀裂を生じさせる原因ともなる。
【0006】このようなプリント配線板3が下方に撓ん
で湾曲する反りを防止するため、2本の搬送レール1間
の中央部にプリント配線板3の下面に摺接してこれを下
から支持するセンターガイド4が搬送レール1と平行に
配設される。このようなセンターガイド4を設けること
により、プリント配線板3を平坦に保って搬送すること
ができる。
【0007】このセンターガイド4は、搬送レール1に
沿って搬送されるプリント配線板3に対し常に一定の摩
擦力で摺接し、過大な摩擦力により搬送に支障が生じる
ことがないように、搬送レール1に対し常に平行に且つ
適正な高さレベルに保たれていなければならない。この
ため、センターガイド4は、その両端部の入口側および
出口側のそれぞれに調整ネジ等による高さ調整機構が備
り、搬送レール1に対する高さおよび平行度が調整可能
に構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動半田付け装置の基板搬送装置においては、搬送レー
ルとセンターガイドが相互に独立して別個に設けられて
いたため、搬送レールの角度調整を行うとセンターガイ
ドとの平行度がずれてしまい、センターガイドの角度を
調整しなおさなければならない。すなわち、図3に示す
ように、搬送レール1の水平面H−Hに対する角度Xと
センターガイド4の水平面に対する角度Yは常に等しく
なければならないが、搬送レール1の角度調整によりX
≠Yとなってしまう。
【0009】また、センターガイド4の高さ調整機構は
入口側および出口側でそれぞれ別個に独立して調整され
ていたため、一方の高さ調整を行うと、図3の一点鎖線
で示すように、センターガイド4’の水平面H−Hに対
する角度Zが搬送レール1の傾斜角度XとずれてX≠Z
となってしまう。
【0010】本発明は、上記の点を考慮したものであっ
て、搬送レールの角度調整によってセンターガイドとの
平行度がずれることがなく、また、センターガイドの高
さ調整によって搬送レールとの平行度がずれることがな
い基板搬送装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、基板の両側縁を支持して搬送する2本
の搬送レールと、該搬送レール間にこれらと平行に配設
され、基板下面に摺接して基板を支持するセンターガイ
ドとを備えた基板搬送装置において、前記搬送レールの
両端部で前記2本の搬送レールおよび前記センターガイ
ドを相互に連結し、前記センターガイドの両端部にそれ
ぞれ高さ調整手段を設けるとともに、これらの高さ調整
手段同士が連動するように構成したことを特徴とする基
板搬送装置を提供する。
【0012】この構成によれば、搬送レールとセンター
ガイドが連結されているため、搬送レールの角度調整動
作に伴ってセンターガイドが搬送レールと平行のまま連
動して搬送レールとの平行度が維持される。また、セン
ターガイドの両端部に設けた高さ調整手段同士が連動す
るため、一方の高さ調整手段の調整動作により高さを変
えると他方の高さ調整手段が連動して同じ高さだけ移動
して搬送レールとの平行度が保たれる。
【0013】好ましい構成例では、前記2本の搬送レー
ル同士をブラケットで連結し、このブラケット上に前記
センターガイドの高さ調整手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0014】この構成によれば、基板両側に配置される
2本の搬送レール間にブラケットを掛け渡して連結し、
このブラケット上にセンターガイドの高さ調整手段が設
けられるため、コンパクトな構成で搬送レールおよびセ
ンターガイドを連結することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る基板搬送装置の要部構成図である。2本の搬送レール
1の両端部同士がブラケット5で連結される。この搬送
レール1に沿って連鎖状の搬送具(図示しない)がプリ
ント配線板(図示しない)の両側縁を支持して移動す
る。プリント配線板は搬送レール1の一方の端部側(入
口側)から他方の端部側(出口側)に向けて搬送され、
途中で溶融半田槽(図示しない)を通過するときに半田
付けされる。
【0016】各ブラケット5の中央部には、高さ調整機
構6が設けられ、この高さ調整機構6を介してセンター
ガイド4がブラケット5上に取付けられる。各高さ調整
機構6は、ブラケット5に固定された固定部7と、この
固定部7に対し上下にスライド可能な摺動部8と、この
摺動部8を上下に移動させるボールネジ9と、このボー
ルネジ9を回転させる被駆動側傘歯車10aおよび駆動
側傘歯車10bからなる傘歯車機構10とにより構成さ
れる。センターガイド4は、この高さ調整機構6の摺動
部8にネジ等(図示しない)を用いてあるいは溶接等に
より固定される。センターガイド4の入口側及び出口側
の傘歯車機構10の駆動側傘歯車10b同士は、連結シ
ャフト11により同軸上に連結される。
【0017】このような構成の基板搬送装置において、
搬送レール1の傾斜角度を図示しない調整ネジ等により
調整すると、この搬送レール1に対しブラケット5およ
び高さ調整機構6を介して連結固定されたセンターガイ
ド4が連動するため、センターガイド4は常に搬送レー
ル1と平行に保たれる。
【0018】センターガイド4の高さ調整を行う場合に
は、連結シャフト11を回転させることにより、入口側
および出口側の傘歯車機構10のボールネジ9を回転さ
せ摺動部8を上下動させてセンターガイド4の高さを調
整する。このとき入口側および出口側の両方の傘歯車機
構10同士は連結シャフト11を介して連動するため、
傘歯車機構10により回転するボールネジ9は入口側お
よび出口側が同時に同量だけ回転してセンターガイド4
をその傾斜角度を一定に保持したまま同じ高さだけ調整
する。したがって、センターガイドの傾斜角度は常に搬
送レール1と平行な状態に保持される。
【0019】なお、上記実施形態ではボールネジと傘歯
車機構とによりセンターガイド両端の高さ調整手段を構
成し、これらを同じシャフトで連結して同じ動作をする
ように構成したが、このような構成に代えて、上下にス
ライドするリニアガイド等により高さ調整手段を構成し
てもよく、また連結手段としてウォームギヤ機構および
ボールネジ等を用いた機構その他各種リンク機構により
2つの高さ調整手段を相互に連動するように連結するこ
とができる。
【0020】また、上記基板搬送装置は、噴流式の自動
半田付け装置に限らず、ペースト状半田を用いたリフロ
ー式半田付け装置の加熱炉や接着剤により部品を基板表
面に固定する場合の接着剤硬化用の加熱硬化炉その他基
板を加熱状態で搬送する装置に対し適用することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、搬送
レールとセンターガイドが連結されているため、搬送レ
ールの角度調整動作に伴ってセンターガイドが搬送レー
ルと平行のまま連動して搬送レールとの平行度が維持さ
れる。また、センターガイドの両端部に設けた高さ調整
手段同士が連動するため、一方の高さ調整手段の調整動
作により高さを変えると他方の高さ調整手段が連動して
同じ高さだけ移動して搬送レールとの平行度が保たれ
る。
【0022】これにより、搬送レールやセンターガイド
の調整作業が円滑に行われ、メンテナンスの作業性が向
上し、常に搬送レールとセンターガイドとを平行に保つ
とともに搬送レールに対するセンターガイドの高さを適
正に保持することができ、プリント配線板の反りを確実
に防止し、基板の反りによる半田接合部へのストレスを
解消し、また半田面が均等な半田接合状態となって、半
田接合の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る基板搬送装置の要部
構成図。
【図2】 本発明が適用される基板搬送装置の要部断面
構成図。
【図3】 搬送レールとセンターガイドの傾斜角度の説
明図。
【符号の説明】
1:搬送レール、2:搬送具、3:プリント配線板、
4:センターガイド、5:ブラケット、6:高さ調整機
構、7:固定部、8:摺動部、9:ボールネジ、10:
傘歯車機構、11:連結シャフト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の両側縁を支持して搬送する2本の搬
    送レールと、 該搬送レール間にこれらと平行に配設され、基板下面に
    摺接して基板を支持するセンターガイドとを備えた基板
    搬送装置において、 前記搬送レールの両端部で前記2本の搬送レールおよび
    前記センターガイドを相互に連結し、 前記センターガイドの両端部にそれぞれ高さ調整手段を
    設けるとともに、これらの高さ調整手段同士が連動する
    ように構成したことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】前記2本の搬送レール同士をブラケットで
    連結し、このブラケット上に前記センターガイドの高さ
    調整手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の基
    板搬送装置。
JP10302551A 1998-10-23 1998-10-23 基板搬送装置 Pending JP2000133926A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028424A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Tamura Seisakusho Co Ltd リフロー装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028424A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Tamura Seisakusho Co Ltd リフロー装置
JP4524377B2 (ja) * 2003-07-09 2010-08-18 株式会社タムラ製作所 リフロー装置

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