JPWO2006118138A1 - プリント基板の多機能型はんだ付け装置およびはんだ付け方法 - Google Patents
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- B23K1/00—Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
- B23K1/08—Soldering by means of dipping in molten solder
- B23K1/085—Wave soldering
Abstract
Description
複噴流はんだ付け装置に設置された複噴流はんだ槽には、一次噴流ノズルと二次噴流ノズルが配置されており、一次噴流ノズルからは溶融はんだが荒れた状態で噴流していて、二次噴流ノズルからは溶融はんだが穏やかな状態で噴流している。つまりプリント基板ではスルーホールや表面実装部品の隅部には溶融はんだが侵入しにくいため、先ず一次噴流ノズルから噴流する荒れた状態の溶融はんだで侵入しにくいはんだ付け部に溶融はんだを侵入させる。しかしながら溶融はんだを荒れた状態にしてはんだ付けを行うと、ディスクリート部品のリードの先端にツララが形成されたり、隣接したはんだ付け部間にはんだが跨って付着するというブリッジが形成されたりする。そこでこれらツララやブリッジを二次噴流ノズルから噴流する穏やかな状態の溶融はんだで修正する。
面フローはんだ付け装置でのプリント基板のはんだ付けは、複噴流はんだ付け装置同様、フラクサーでフラックス塗布、プリヒーターで予備加熱、面フローはんだ槽ではんだの付着、冷却機で冷却を行うことによりなされる。面フローはんだ槽でのはんだ付けは、複噴流はんだ付け装置における複噴流はんだ槽でのはんだ付けとは異なっている。つまり複噴流はんだ槽では、搬送装置でプリント基板を走行させながら一次噴流ノズルと二次噴流ノズルから噴流する溶融はんだに順次接触させて、はんだの付着を行うが、面フローはんだ槽ではプリント基板を搬送装置で面フローはんだ槽上まで移動させ、そこで移動を停止してから、プリント基板を面フローノズルの溶融はんだ液面上まで降ろして溶融はんだに接触させる。その後、プリント基板を溶融はんだから退出させるときには、先ずプリント基板の一端を上方に傾斜させて溶融はんだから離し、次にプリント基板の他端を溶融はんだから離す。このようにプリント基板を傾斜させて溶融はんだから退出させると、ツララやブリッジ等の不良が発生しない。
ころに狭面積の突出した部分噴流ノズルが設置されたものである。
前記はんだ槽上に設けられたプリント基板搬送装置; および
前記搬送装置に支持されたプリント基板保持装置
を備え、前記プリント基板保持装置は、前記搬送装置にプリント基板の搬送方向に摺動可能に設置された摺動部と;摺動部に上下動可能に吊設された吊設部と;吊設部にプリント基板の進行方向に対して角度可変に取り付けられた回転部と; 回転部に水平方向に対して角度可変に取り付けられたプリント基板の保持部と; そして保持部に巾調節可能に取り付けられた一組のプリント基板保持片とから構成されていることを特徴とする多機能型はんだ付け装置である。
実施例に示す多機能型はんだ付け装置は、図1〜3に示すように、本体1、プリヒーター2、はんだ槽3、冷却機4、搬送装置5、基板保持装置6から構成されている。本体内に設置されたこれらの装置は、条件が全てコンピューター制御できるようになっている。「はんだ槽3」は使用時には溶融はんだを収容し、溶融はんだを噴流させて使用することから、以下においては「噴流はんだ槽」とも称する。
摺動部34には、前述一対の摺動レール26、26が摺動可能に横方に挿入されており、上部にベルト27の両端が固定されている。従って、ベルト27が移動することにより摺動部34は矢印Bのように移動するようになっている。摺動部34には一対の吊設棒39、39が縦方に摺動自在に挿入されており、該吊設棒の上端には吊設板40が固定されている。この吊設板40の上部中央にはモーター41が配置されており、該モーターの軸にはボールネジ42が取り付けられていて、ボールネジ41は摺動部の中央に縦方に螺設された牝ネジ43に螺入されている。また一対の吊設棒39、39の下端には吊設部35が固定されている。吊設部35の裏面には、円板44を介して回転部36が水平方向に回転自在に取り付けられている。回転部36の一端上側にはモーター45が上下動可能に設置されており、該モーターの軸にはボールネジ46が取り付けられている。またボールネジ46はモーター取り付け部に穿設した牝ネジ47に螺入されていて、その先端は保持部37の一端に当接されている。保持部37はボールネジ46と当接している側とは反対側の端部よりも少し中程となるところで回転部36と回転自在に取り付けられており、またこの取り付け部よりも外側となるところには圧縮バネ48が設置されている。従って、回転部36に設置されたモーター45を駆動させてボールネジ46を牝ネジ47内で上下動させると、保持部37は圧縮バネ48に抗して矢印Cのように一端が上下動するという回転部36に対して傾斜角度可変となっている。保持部37は両端にフランジ49、49が形成されており、フランジ49、49間には摺動バー50が架設されていて、該摺動バーには一対の保持片38、38が取り付けられている。保持片38、38間ではプリント基板51を保持するようになっている。一方の保持片は摺動バー50に摺動自在となっており、矢印Dのように移動することによりプリント基板の大きさに合わせて確実に保持するものである。また摺動バー50の一端には保持片38よりも下方に少し長いスキージー52が取り付けられている。
基板挿入台53から保持装置6の保持片38、38間に乗り移らせる。その後、保持装置6を水平状態にしたままプリヒーター2上まで移動させ、ここでプリヒーター近くまで降ろして予備加熱を行う。プリント基板の予備加熱を行ってから搬送装置5で保持装置6を部分噴流はんだ槽上まで移動させる。このときの保持装置6の位置は、プリント基板のはんだ付け部と狭面積の噴流ノズル60が一致する位置である。この位置で保持装置6を降下させて各部分噴流ノズル60・・・から噴流している溶融はんだに接触させる。その後、保持装置6を上昇させるとともに、搬送装置5で基板挿入台53方向に移動させなが冷却機4で冷却する。
Claims (8)
- 少なくとも1の溶融はんだの噴流口を備えており、該噴流口には各種の噴流ノズルが設置可能となっているはんだ槽;
前記はんだ槽上に設けられたプリント基板搬送装置; および
前記搬送装置に支持されたプリント基板保持装置
を備え、前記プリント基板保持装置は、前記搬送装置にプリント基板の搬送方向に摺動可能に設置された摺動部と;摺動部に上下動可能に吊設された吊設部と;吊設部にプリント基板の進行方向に対して角度可変に取り付けられた回転部と; 回転部に水平方向に対して角度可変に取り付けられたプリント基板の保持部と; そして保持部に巾調節可能に取り付けられた一組のプリント基板保持片とから構成されていることを特徴とする多機能型はんだ付け装置。 - 前記搬送装置が、はんだ槽の上に架橋されていて一端が回動自在に取り付けられているとともに、他端が上下動自在に取り付けられている摺動レールおよび該摺動レールに取り付けられた前記摺動部の駆動手段から構成される請求項1記載の多機能型はんた付け装置。
- 前記各種の噴流ノズルは、溶融はんだを荒れた状態に噴流する一次噴流ノズルと溶融はんだを穏やかな状態に噴流する二次噴流ノズル、または溶融はんだを広い面積で平らな状態に噴流する面フローノズル、またはプリント基板のはんだ付け部と一致したところに狭面積のノズルが多数設置された部分噴流ノズルであることを特徴とする請求項1記載の多機能型はんだ付け装置。
- 請求項1記載のはんだ付け装置を使用し、はんだ槽に設けた噴流口にプリント基板のはんだ付けに適した各種の噴流ノズルを設置するとともに、プリント基板の搬送状態をそれぞれのプリント基板のはんだ付け方式に合わせて変更することを特徴とするプリント基板のはんだ付け方法。
- 前記はんだ付け方式は、はんだ槽の二箇所の噴流口に荒れた噴流を行う一次噴流ノズルと穏やかな噴流を行う二次噴流ノズルをそれぞれ設置するとともに、一次噴流ノズルの噴流よりも二次噴流ノズルの噴流を高くし、しかもプリント基板を搬送する搬送装置は一次噴流ノズル側が低く、二次噴流ノズル側が高くなるような傾斜を付して搬送することによりプリント基板をはんだ付けする方式である請求項4記載のプリント基板のはんだ付け方法。
- 前記はんだ付け方式は、はんだ槽の噴流口に面フローノズルを設置し、搬送装置を面フローノズル上で停止させてから降下させ、プリント基板を面フローノズルから溢流する溶融はんだ液面に裏面全面を接触させることによりプリント基板をはんだ付けする方式である請求項4記載のプリント基板のはんだ付け方法。
- 前記はんだ付け方式は、はんだ槽の噴流口にプリント基板の必要箇所と一致したところに狭面積のノズルが多数突設された部分噴流ノズルを設置し、搬送装置を部分噴流ノズル上で停止させてから降下させ、プリント基板の必要箇所を部分噴流ノズルから噴流する溶融はんだに接触させることによりプリント基板をはんだ付けする方式である請求項4記載のプリント基板のはんだ付け方法。
- 前記はんだ付け方式は、噴流はんだ槽の二箇所の噴流口に荒れた噴流を行う一次噴流ノズルと穏やかな噴流を行う二次噴流ノズルを設置するとともに、一次噴流ノズルの噴流よりも二次噴流ノズルの噴流を高くし、しかもプリント基板は一次噴流ノズル側が低く、二次噴流ノズル側が高くなるような傾斜を付し、さらにプリント基板を進行方向に対して傾斜させて搬送することによりプリント基板をはんだ付けする方式である請求項4記載のプリント基板のはんだ付け方法。
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