JP2000133472A - 照明柱用自動点滅器 - Google Patents

照明柱用自動点滅器

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JP2000133472A
JP2000133472A JP30460598A JP30460598A JP2000133472A JP 2000133472 A JP2000133472 A JP 2000133472A JP 30460598 A JP30460598 A JP 30460598A JP 30460598 A JP30460598 A JP 30460598A JP 2000133472 A JP2000133472 A JP 2000133472A
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Masaaki Kobayashi
正明 小林
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るさセンサにより周囲照度を検知し、周囲
照度が点灯照度以下になった時に照明負荷を点灯させ
る。 【解決手段】 周囲照度が暗くなり点灯照度以下になる
と接点rがオンになり、商用電源Vacから給電されて
照明負荷RLは点灯する。また、周囲照度が明るくなり
消灯照度以上になると照明負荷RLは消灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、灯具を柱体に具備
し、一般住宅の駐車場等に立設される照明柱に用いら
れ、灯具に設けた照明負荷を周囲照度に応じて自動的に
点灯・消灯させる照明柱用自動点滅器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、灯具を柱体に具備し、一般住
宅の駐車場等に立設される照明柱が知られている。この
種の照明柱は、人がスイッチを操作することにより照明
負荷を点灯・消灯させているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように現状の照
明柱は、人がスイッチを操作することにより照明負荷を
点灯・消灯させるものであるから、照明負荷の点け忘れ
や消し忘れのおそれがある。照明負荷を点け忘れると足
下や手元が暗く危険であり、照明負荷を消し忘れると無
駄に電力が消費されることになる。また、周囲が明るい
ときに照明負荷を点灯させるのも電力の無駄になる。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、周囲照明に応じて照明負荷を自動
的に点灯・消灯させることにより照明負荷の点け忘れや
消し忘れを防止した照明柱用自動点滅器を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、灯具
を柱体に具備する照明柱に用いられ、明るさセンサによ
り周囲照度を検知する明るさ検知回路と、灯具に設けた
照明負荷と電源との間に挿入され明るさ検知回路により
検知した周囲照度が設定値以下である期間に照明負荷を
点灯させるスイッチ要素とを備えるものである。この構
成によれば、明るさ検知回路により検知した周囲照度が
設定値以下である期間に照明負荷を点灯させるから、周
囲照度に応じて照明負荷を自動的に点灯・消灯させるこ
とができ、スイッチを操作する手間がかからず、照明負
荷の点け忘れや消し忘れを防止することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、明るさ検知回路により検知した周囲照度が所定の点
灯照度以下になっている時間が規定の動作遅れ時間に達
すると上記スイッチ要素をオンにして照明負荷を点灯さ
せるとともに、明るさ検知回路により検知した周囲照度
が所定の消灯照度以上になっている時間が上記動作遅れ
時間に達すると上記スイッチ要素をオフにして照明負荷
を消灯させる動作遅れ時間設定回路を備えるものであ
る。この構成によれば、照明負荷が点灯しているとき
に、明るさ検知回路で検知する周囲照度が歩行者の陰な
どで瞬間的に変動しても、動作遅れ時間内の変動であれ
ばスイッチ要素が動作することはなく、周囲照度の瞬間
的な変動で照明負荷が点滅するという誤動作を防止する
ことができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記明るさ検知回路が、上記点灯照度よりも上記消
灯照度を高く設定したヒステリシスを持つものである。
この構成によれば、点灯照度よりも消灯照度が高く設定
されているから、照明負荷が一旦点灯した後には周囲照
度が消灯照度に達するまでは照明負荷が消灯することが
なく、逆に照明負荷が一旦消灯した後には周囲照度が点
灯照度に達するまでは照明負荷が点灯することもないの
であって、周囲照度が多少変動しても照明負荷の点灯状
態や消灯状態を維持することができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、上記動作遅れ時間設定回路が上記明るさ検知回路の
後段に接続されているものである。この構成によれば、
請求項2および請求項3の作用を合わせ持つのはもちろ
んのこと、明るさ検知回路の出力は照明負荷を点灯させ
るか消灯させるかを指示する2値の信号でよいから動作
遅れ時間における処理が単純であり、全体として回路構
成が比較的簡単なものになる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、照明柱の側面に形成された取付孔に
一部が埋め込まれた形で取着されるケースを備えるもの
である。この構成によれば、ケースの一部が照明柱に埋
め込まれているので、露出部分が少なく外観の優れた照
明柱を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】本発明による照明柱用自動点滅器は、図1
に示す回路構成を有する。この回路は、商用電源Vac
を全波整流して平滑する電源回路1と、電源回路1から
出力される直流電圧を定電圧化する定電圧回路2と、明
るさセンサBRにより周囲照度を検知し周囲照度に応じ
た2値の信号を出力する明るさ検知回路3と、明るさ検
知回路3の出力を反転させる反転回路4と、明るさ検知
回路3の出力が変化してからその状態の継続時間が規定
の動作遅れ時間に達するとスイッチ要素をオンまたはオ
フさせる動作遅れ時間設定回路5と、動作遅れ時間設定
回路5の出力によりオンオフされるリレーRY1を備え
るスイッチ回路6とにより構成される。リレーRY1の
接点rは、電源回路1と照明負荷RLとの間に挿入さ
れ、スイッチ要素として機能する。
【0012】商用電源Vacは接続端子T1−T2に接
続され、照明負荷RLは接続端子T2−T3に接続され
る。実際には図2に示すように、上記回路を収納したケ
ース10から引き出されたケーブルLにリード線ブロッ
ク17,17’を介して3本のリード線L1’,L
2’,L3’が接続され、リード線L1’およびリード
線L2’に商用電源Vacが接続され、リード線L2’
およびリード線L3’に照明負荷RLが接続される。
【0013】明るさ検知回路3は、CdSよりなる明る
さセンサBRと2個の抵抗R5,R6との直列回路と、
2個の抵抗R7,R8の直列回路とにそれぞれ定電圧回
路2から出力された一定電圧を印加し、明るさセンサB
Rと抵抗R6との接続点の電位と、抵抗R5,R6の接
続点の電位である基準電圧とをコンパレータIC1によ
り比較するように構成されている。基準電圧はコンパレ
ータIC1の反転入力端に印加される。また、コンパレ
ータIC1の出力端と非反転入力端との間には抵抗R9
が接続される。
【0014】明るさセンサBRは、抵抗R8に対して高
電位側に接続されており周囲照度が明るいほど抵抗値が
下がるから、周囲照度が明るいほどコンパレータIC1
の非反転入力端の電位は上昇する。つまり、周囲照度が
設定値(以下、消灯照度という)まで高くなるとコンパ
レータIC1の出力はLレベルになる。ここで、抵抗R
9を設けているから、コンパレータIC1はヒステリシ
スを持っており、出力がLレベルになると非反転入力端
の電位を引き下げて出力をHレベルになりにくくする。
逆に周囲照度が低下し消灯照度よりも低い設定値(以
下、点灯照度という)に達するとコンパレータIC1の
出力はHレベルになる。出力がHレベルになった後に
は、非反転入力端の電位が引き上げられ、周囲照度が消
灯照度まで上昇しなければ出力はLレベルにならない。
このように、明るさ検知回路3は点灯照度よりも消灯照
度が高く設定されたヒステリシスを持つことになる。
【0015】点灯照度は40lxを基準として20〜8
0lxの範囲に設定され、消灯照度は80lxを基準と
して40〜160lxの範囲に設定される。
【0016】明るさ検知回路3からの2値の出力は反転
回路4に設けたNOT回路IC2により反転され、動作
遅れ時間設定回路5に入力される。
【0017】動作遅れ時間設定回路5は、コンパレータ
IC3を備え、反転回路4の出力端とコンパレータIC
3の非反転入力端との間には抵抗R12とコンデンサC
6とからなる積分回路5aが設けられる。コンパレータ
IC3の非反転入力端には定電圧回路2の出力電圧を抵
抗R13,R14により分圧して得た基準電圧が印加さ
れ、積分回路5aの出力電圧と基準電圧とがコンパレー
タIC3により比較される。
【0018】したがって、反転回路4の出力値が変化し
ても、変化後の状態の継続する時間が、抵抗R12とコ
ンデンサC6とにより決まる動作遅れ時間に達するまで
はコンパレータIC3の出力は反転しないのである。コ
ンパレータIC3の出力がHレベルになればトランジス
タQ2がオンになり、トランジスタQ2のコレクタ−エ
ミッタに直列接続したリレーRY1のコイルに通電さ
れ、リレーRY1の接点rがオンになる。ここに、動作
遅れ時間は15秒を基準として10秒〜20秒の範囲で
設定されている。
【0019】以上説明したように、周囲照度が点灯照度
以下になれば、明るさ検知回路3の出力がHレベルにな
るとともに反転回路4の出力がLレベルになり、反転回
路4の出力がLレベルになってからの継続時間が動作遅
れ時間に達すると、コンパレータIC3の出力がHレベ
ルになり、リレーRY1の接点rがオンになる。つま
り、商用電源Vacから照明負荷RLに電源が供給され
て照明負荷RLが点灯する。逆に、周囲照度が消灯照度
以上になると、明るさ検知回路3の出力がLレベルにな
り、上述したのとは逆にコンパレータIC3の出力がL
レベルになって照明負荷RLが消灯する。
【0020】ここにおいて、反転回路4の出力値が変化
しても積分回路5aにより設定されている動作遅れ時間
に達しなければ、コンパレータIC3の非反転入力端へ
の印加電圧と基準電圧との大小関係が逆転しないから、
照明負荷RLの点灯・消灯の状態はそれまでの状態に保
たれる。つまり、周囲照度の瞬時的な変化があっても照
明負荷RLの点灯・消灯の状態が変化することはない。
【0021】以上説明したように、周囲照度が照明を必
要とする程度に暗くなれば照明負荷RLを自動的に点灯
させ、周囲照度が照明を必要としない程度に明るくなれ
ば照明負荷RLを自動的に消灯させることができ、スイ
ッチを操作する手間がかからないのである。
【0022】上述の回路は、図3に示すケース10に収
納される。このケース10は照明柱Aの側面に形成され
た取付孔(図示せず)を通して照明柱Aに一部が埋込さ
れる形で取着される。
【0023】ケース10は、図3ないし図6に示すよう
に、前後両面(図2の左右両面)が開口した円筒状のボ
ディ11と、ボディ11の前面開口に覆着されるカバー
12と、ボディ11の後面開口内に装着される裏板13
とにより形成される。また、ケース10には、明るさセ
ンサBRを収納した球状のセンサケース14と、各接続
端子T1,T2,T3に接続された3本のリード線L
1,L2,L3からなるケーブルLが接続された回路基
板15とが納装される。
【0024】図3に示すように、ボディ11の後端部に
は裏板取付孔22とリード線引き出し切欠23とが設け
られ、ボディ11の後端部内周面にはリード線張力止リ
ブ24が設けてある。裏板取付孔22には裏板13の周
縁に突設した取付突起(図示せず)が係合し、ボディ1
1に裏板13が固定される。図5に示すように、裏板1
3の表面にはロット番号41が捺印される。また、ボデ
ィ11の後面開口内には回路基板固定リブ25が設けて
あり、回路基板15は回路基板固定リブ25に周部が係
止されるとともにタッピンねじ26によりボディ11に
固定される。図6に示すように、ボディ11の上面には
銘板27が貼付される。
【0025】カバー12は、図3に示すように、前面開
口の略半分を覆うフード片31を備え、その外周には全
周にわたってフランジ32が一体に突設してある。この
フランジ32はケース10を照明柱Aに設けた取付孔に
挿入したときに照明柱Aの外側面に当接する。また、カ
バー12の上面から両側面にかけてその周方向に沿って
係合溝33が凹設してある。係合溝33はケース10を
照明柱Aに固定する際に用いる線材よりなる取付金具
(図示せず)を係合させるために設けてある。
【0026】カバー12の両側部には後方へ向かって取
付片34が延出してあり、取付片34の延出基部には嵌
合孔35が設けてある。嵌合孔35にはボディ11の前
端部外周面に突設した嵌合突起(図示せず)が嵌合し、
ボディ11とカバー12とが結合される。
【0027】ところで、図7はカバー12を後方(図2
の右側)から見た状態を示している。カバー12の後面
開口内にはパッキン36が貼付されており、このパッキ
ン36によりカバー12とセンサケース14との間から
水が浸入するのを防ぎ、防水性を確保している。また、
カバー12の後面開口の上下両面にはセンサケース14
を位置決めするリブ37が設けてある。
【0028】センサケース14は、図8に示すように、
前面(図8の上面)が開口した半球状のセンサボディ5
1と、センサボディ51の前面開口に結合され前後両面
が開口したセンサカバー52と、センサカバー52の前
面開口に覆着される半球状のレンズ53とを結合して形
成される。また、センサケース14には、明るさセンサ
BRを実装した回路基板16が納装され、レンズ53を
通して周囲光を明るさセンサBRに入射させるようにな
っている。回路基板16はタッピンねじ54によりセン
サボディ51に固定され、回路基板16に接続されたリ
ード線L4はセンサケース14からリード線引き出し孔
56を通して外部に引き出される。センサボディ51の
上下両面(図8の左右両面)には一対の軸ピン55が突
設してある。
【0029】軸ピン55はカバー12の内周面に形成し
た軸受凹部21に挿入され、軸受凹部21の中で前後方
向に移動かつ軸ピン55の回りで回転可能になってお
り、センサケース14の向きをある程度変更することが
可能になっている。したがって、フード31がレンズ5
3を覆う量を変化させることができ、周囲照度に対する
点灯照度および消灯照度を調節することが可能になる。
また、レンズ53の向きを変えることにより設置環境に
応じて明るさの検出方向を調節することが可能である。
【0030】回路基板15と回路基板16とはリード線
L4を介して接続され、回路基板15には3本のリード
線L1,L2,L3からなるケーブルLが接続される。
【0031】以下に組立手順を簡単に説明する。まず、
センサボディ51のリード線引き出し孔56からリード
線L4を引き出すとともに、回路基板16をセンサボデ
ィ51に挿着してタッピンねじ54で固定する。その
後、センサカバー52の前面開口にレンズ53を取付け
るとともに、センサボディ51の前面開口にセンサカバ
ー52を取付けてセンサケース14を組み立てる。
【0032】次に、カバー12の後面開口内にパッキン
36を貼付し、カバー12の前面開口からレンズ53が
露出するようにセンサケース14を取付けて、センサボ
ディ51に設けた軸ピン55をカバー12の内周面に設
けた軸受凹部21に挿入し、カバー12に設けた嵌合孔
35にボディ11に設けた嵌合突起を嵌合させて、カバ
ー12をボディ11に結合させる。その後、ケーブルL
を回路基板15に接続するとともに、回路基板15に回
路基板16からのリード線L4を接続し、回路基板15
をボディ11の後部内に挿着してタッピンねじ26で固
定する。さらに、裏板13をボディ11の後面開口に挿
着して裏板13に設けた取付用突片をボディ11に設け
た裏板取付孔22に係合させることによりボディ11の
後面開口を閉じる。最後に、ボディ11の上面に銘板2
7を貼付し、裏板13の表面にロット番号41を捺印す
る。
【0033】回路基板15から導出されたケーブルLは
ボディ11に設けたリード線張力止リブ24と回路基板
15との間で挟持され、ボディ11に設けたリード線引
き出し切欠23から引き出されるから、ケーブルLの張
力止めがなされる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、灯具を柱体に具備す
る照明柱に用いられ、明るさセンサにより周囲照度を検
知する明るさ検知回路と、灯具に設けた照明負荷と電源
との間に挿入され明るさ検知回路により検知した周囲照
度が設定値以下である期間に照明負荷を点灯させるスイ
ッチ要素とを備えるものであり、明るさ検知回路により
検知した周囲照度が設定値以下である期間に照明負荷を
点灯させるから、周囲照度に応じて照明負荷を自動的に
点灯・消灯させることができ、スイッチを操作する手間
がかからず、照明負荷の点け忘れや消し忘れを防止する
ことができるという効果がある。
【0035】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、明るさ検知回路により検知した周囲照度が所定の点
灯照度以下になっている時間が規定の動作遅れ時間に達
すると上記スイッチ要素をオンにして照明負荷を点灯さ
せるとともに、明るさ検知回路により検知した周囲照度
が所定の消灯照度以上になっている時間が上記動作遅れ
時間に達すると上記スイッチ要素をオフにして照明負荷
を消灯させる動作遅れ時間設定回路を備えるものであ
り、照明負荷が点灯しているときに、明るさ検知回路で
検知する周囲照度が歩行者の陰などで瞬間的に変動して
も、動作遅れ時間内の変動であればスイッチ要素が動作
することはなく、周囲照度の瞬間的な変動で照明負荷が
点滅するという誤動作を防止することができるという効
果がある。
【0036】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記明るさ検知回路が、上記点灯照度よりも上記消
灯照度を高く設定したヒステリシスを持つものであり、
点灯照度よりも消灯照度が高く設定されているから、照
明負荷が一旦点灯した後には周囲照度が消灯照度に達す
るまでは照明負荷が消灯することがなく、逆に照明負荷
が一旦消灯した後には周囲照度が点灯照度に達するまで
は照明負荷が点灯することもないのであって、周囲照度
が多少変動しても照明負荷の点灯状態や消灯状態を維持
することができるという効果がある。
【0037】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、上記動作遅れ時間設定回路が上記明るさ検知回路の
後段に接続されているものであり、請求項2および請求
項3と同様の効果を持つのはもちろんのこと、明るさ検
知回路の出力は照明負荷を点灯させるか消灯させるかを
指示する2値の信号でよいから動作遅れ時間における処
理が単純であり、全体として回路構成が比較的簡単なも
のになるという効果がある。
【0038】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、照明柱の側面に形成された取付孔に
一部が埋め込まれた形で取着されるケースを備えるもの
であり、ケースの一部が照明柱に埋め込まれているの
で、露出部分が少なく外観の優れた照明柱を提供するこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明柱用自動点滅器を示す回路図
である。
【図2】同上の結線図である。
【図3】同上のケースを示す一部切欠した側面図であ
る。
【図4】同上のケースを示す正面図である。
【図5】同上のケースを示す一部切欠した背面図であ
る。
【図6】同上のケースを示す平面図である。
【図7】同上に用いるカバーの背面図である。
【図8】同上に用いるセンサケースを示す一部切欠した
側面図である。
【符号の説明】
1 電源回路 2 定電圧回路 3 明るさ検知回路 4 反転回路 5 動作遅れ時間設定回路 5a 積分回路 6 スイッチ回路 10 ケース BR 明るさセンサ RL 照明負荷 RY1 リレー r 接点 Vac 商用電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具を柱体に具備する照明柱に用いら
    れ、明るさセンサにより周囲照度を検知する明るさ検知
    回路と、灯具に設けた照明負荷と電源との間に挿入され
    明るさ検知回路により検知した周囲照度が設定値以下で
    ある期間に照明負荷を点灯させるスイッチ要素とを備え
    ることを特徴とする照明柱用自動点滅器。
  2. 【請求項2】 明るさ検知回路により検知した周囲照度
    が所定の点灯照度以下になっている時間が規定の動作遅
    れ時間に達すると上記スイッチ要素をオンにして照明負
    荷を点灯させるとともに、明るさ検知回路により検知し
    た周囲照度が所定の消灯照度以上になっている時間が上
    記動作遅れ時間に達すると上記スイッチ要素をオフにし
    て照明負荷を消灯させる動作遅れ時間設定回路を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の照明柱用自動点滅器。
  3. 【請求項3】 上記明るさ検知回路は、上記点灯照度よ
    りも上記消灯照度を高く設定したヒステリシスを持つこ
    とを特徴とする請求項2記載の照明柱用自動点滅器。
  4. 【請求項4】 上記動作遅れ時間設定回路が上記明るさ
    検知回路の後段に接続されていることを特徴とする請求
    項3記載の照明柱用自動点滅器。
  5. 【請求項5】 照明柱の側面に形成された取付孔に一部
    が埋め込まれた形で取着されるケースを備えることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の照
    明柱用自動点滅器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040044586A (ko) * 2002-11-21 2004-05-31 최진영 광을 이용한 자동 점멸회로
JP2017502476A (ja) * 2014-01-08 2017-01-19 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 検出された照明の変化に基づいて照明を制御するための方法及び機器

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