JP2978282B2 - 熱線式自動スイッチ - Google Patents

熱線式自動スイッチ

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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体等の熱源から放射
される熱線を検出して、照明等の負荷をオン、オフさせ
熱線式自動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、人体等の熱源の存否に対応し
て照明負荷等の負荷をオン、オフするようにした熱線式
自動スイッチが提供されている。この種の熱線式自動ス
イッチは、人体等の熱源からの熱線を検出し、人がいな
いときに照明を消すことによって電力のむだな消費を抑
制したり、両手が塞がっていて壁などのスイッチを操作
することができないときに照明を自動的にオン、オフさ
せたり、玄関先で人がいる間だけ照明を点灯させたりす
る目的で使用されている。
【0003】ところで、照明を点灯させるのは周囲照度
が低いときが普通であるから、周囲照度を受光素子によ
って検出し、受光素子により検出された周囲照度が設定
された照度値以下であるときにのみ動作するように構成
された熱線式自動スイッチが提供されている。この熱線
自動スイッチでは、作動する照度値を調節できるよう
に、受光素子の出力を調節するための可変抵抗器を設け
ているのが現状である。すなわち、熱源から放射される
熱線を検出する焦電素子などの熱線検出素子の出力に基
づいて、スイッチ要素を開閉させる信号処理回路を設
け、受光素子から信号処理回路に入力する信号レベルを
可変抵抗器によって調節することにより、信号処理回路
が作動可能となる照度値を調節するのである。たとえ
ば、受光素子としてCdSなどの光導電素子を用いてい
る場合には、受光素子と可変抵抗器とを直列接続し、そ
の接続点から分圧比に応じた信号などを信号処理回路に
入力することによって、信号処理回路が作動可能となる
照度値を調節するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いま、周囲照度と抵抗
値との関係が、図9(両対数目盛りで示す)のような関
係になるCdSを受光素子として用いた場合であって、
図10に示すように、受光素子PSと可変抵抗器VR0
とを直列接続して、この直列回路に定電圧Vを印加し、
信号処理回路は、受光素子PSと可変抵抗器VR0 の接
続点の電位がV/2以下となるときに作動するものとす
る。また、信号処理回路が作動可能となる周囲照度を1
0〜120ルクスの間で調節するものとする。この場
合、受光素子PSにより検出される照度と、可変抵抗器
VR0 の抵抗値との関係は、下記のようになる。
【0005】 ところで、負荷として白熱灯などを用いているとすれ
ば、ランプの交換時に負荷への通電を停止させておきた
いことがある。この場合、可変抵抗器VR0の抵抗値を
非常に大きく設定することによって動作が開始される照
度値をごく小さな値にし、負荷への通電が実質的に停止
されるようにすることが考えられられるが、最大抵抗が
大きな抵抗値の可変抵抗器VR0 を用いるとすると、実
際の調節範囲に対応する回転角が小さくなって、使い勝
手が悪くなるという問題が生じる。たとえば、上記範囲
で照度値の設定値を調節するのであれば、可変抵抗器V
0 の抵抗値の誤差(20〜30%)を考慮しても10
0kΩ程度のものを用いればよい。しかしながら、負荷
への給電を実質的に停止させるには、たとえば、10M
Ω程度の可変抵抗器VR0 が必要になるから、照度値の
調節のためには、回転角の1%程度の領域を用いること
になり、照度値の調節が困難になるという問題が生じる
ことになる。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、照度値の調節が容易にできるようにした熱線
自動スイッチを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、人体等の熱源から放射される熱線を検
出する熱線検出素子と、周囲照度を検出する受光素子
と、受光素子により検出された周囲照度が設定された照
度値以下のときに作動して熱線検出素子の検知領域内で
の熱源の存否に応じてスイッチ要素を開閉する信号処理
回路と、受光素子から信号処理回路に入力する信号レベ
ルを調節することにより信号処理回路が作動可能となる
照度値を設定する動作レベル調節器と、取付面に固定さ
れる器体の前面を覆う外カバーと、外カバーの前面に突
設された突台と、熱線検出素子および受光素子が収納さ
れ突台を雨避けのひさしとして突台の下面から一部が露
出するセンサブロックと、器体の後面周部と取付面との
間に挟持された防水パッキンとを備え、動作レベル調節
は受光素子から信号処理回路に入力する信号レベルを
調節する回転式スイッチを備えるのである。また、前記
回転式スイッチにより複数個の固定抵抗から受光素子に
接続する固定抵抗を選択すればよい。 さらに、回転式ス
イッチに固定抵抗が接続されない回転位置を設け、この
回転位置では信号処理回路の動作を停止させるのが望ま
しい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、回転式スイッチによって受
光素子から信号処理回路に入力する信号レベルを離散的
に調節するから、照度値の設定値の再現性がよい。さら
に、取付面に固定される器体の前面を覆う外カバーと、
外カバーの前面に突設された突台と、熱線検出素子およ
び受光素子が収納され突台を雨避けのひさしとして突台
の下面から一部が露出するセンサブロックと、器体の後
面周部と取付面との間に挟持された防水パッキンとを備
えるから、器体と取付面との間が防水パッキンにより防
水されるとともに、外部に露出するセンサブロックの一
部が突台によるひさしの下に露出するから、雨仕舞いに
優れており、器体内への雨水の浸入を防止することがで
きる。 また、回転式スイッチにより複数個の固定抵抗か
ら受光素子に接続する固定抵抗を選択するものは、固定
抵抗を適宜選択すれば、回転式スイッチの回転角にはか
かわりなく信号処理回路を作動させる照度値を任意に設
定できるのである。 さらに、回転式スイッチに固定抵抗
が接続されない回転位置を設け、この回転位置では信号
処理回路の動作を停止させるものでは、負荷への給電を
強制的に停止させた状態とすることができるのである。
【0009】
【実施例】図1に示すように、人体等の熱源から放射さ
れる熱線(遠赤外線)を検出する焦電素子等の熱線検出
素子6が信号処理回路7に接続される。信号処理回路7
には、商用交流電源ACを電源回路8で整流平滑化した
後、定電圧回路9で安定化させた直流電源が供給され
る。信号処理回路7は、作動時には、熱線検出素子6に
よって熱源から放射される熱線が検出されると、出力端
子OUTの出力が可変抵抗器VRによって設定された一
定時間だけHレベルになるように構成されている。信号
処理回路7の出力がHレベルになるとトランジスタQが
オンになり、トランジスタQのエミッタ・コレクタに直
列接続されたリレーコイルRyに通電されて、リレー接
点rがオンになるのである。このリレー接点rは、商用
交流電源ACを接続する電源端子T1 と、照明等の負荷
Lを接続する負荷端子T2 との間に挿入されているか
ら、リレー接点rがオンになれば負荷Lへの給電がなさ
れるのである。要するに、熱線検出素子6によって熱源
が検出されると、負荷Lに一定時間だけ給電されるので
ある。
【0010】ところで、信号処理回路7は、周囲照度を
検出するCdSよりなる受光素子PSと、抵抗値を調節
することができる動作レベル調節器LVとの直列回路の
接続点の電位が所定電位以下であるときに作動するよう
に構成されている。すなわち、受光素子PSと動作レベ
ル調節器LVとの直列回路には定電圧回路5の出力電圧
である定電圧Vが印加され、接続点の電位がV/2以下
になると、信号処理回路7が作動するように構成されて
いる。したがって、受光素子PSにより検出された周囲
照度が所定照度以下になれば、受光素子PSの抵抗値が
増加して、受光素子PSと動作レベル設定器LVとの接
続点の電位が下がり、信号処理回路7が作動するのであ
る。ここで、信号処理回路7が作動可能となる照度値
は、動作レベル調節器LVの抵抗値を変えることによっ
て調節できるのである。
【0011】動作レベル調節器LVは、一端が共通接続
された4個の固定抵抗R1 ,R2 ,R3 ,R4 と、各固
定抵抗R1 ,R2 ,R3 ,R4 の他端が接続されて各固
定抵抗R1 ,R2 ,R3 ,R4 の接続関係を変えること
により合成抵抗値としての抵抗値を変化させることがで
きる回転式スイッチRSとによって構成されている。こ
の回転式スイッチRSは、いわゆるロータリディップス
イッチであって、1つの共通端子と4つのビット端子B
1 ,B2 ,B3 ,B4 とを備えていて、0〜9までの1
0位置、または、0〜F(16進数)までの16位置で
回転可能となっており、各回転位置に対応して、共通端
子とビット端子B1 ,B2 ,B3 ,B4 とが4ビットの
接続関係になるように構成されている。すなわち、各回
転位置Pにおける共通端子に対する各ビット端子B1
2 ,B3 ,B4 の接続関係を、(P:B1 ,B2 ,B
3 ,B4 )とし、ビット端子B1 ,B2,B3 ,B4
共通端子に接続されている状態を1、接続されていない
状態を0で表すとすると、(0:0,0,0,0)、
(1:1,0,0,0)、(2:0,1,0,0)、
(3:1,1,0,0)などとなる。したがって、1,
2,4,8の位置では、受光素子PSに対して各固定抵
抗R1 ,R2 ,R3 ,R4 が各別に直列接続され、他の
位置では、2個以上の固定抵抗R1 ,R2 ,R3 ,R4
の並列回路が受光素子PSに直列接続されることにな
る。また、0の位置では、固定抵抗R1 ,R 2 ,R3
4 がいずれも共通端子に接続されない状態になるか
ら、このとき、動作レベル調節器LVの抵抗値は無限大
になり、受光素子PSと動作レベル調節器LVとの接続
点の電位は、受光素子PSの受光量にかかわりなく一定
になる。このときには、信号処理回路7は動作できない
から、強制オフの状態に相当し、負荷Lが白熱灯などで
あってランプの交換のために消灯しておきたいときに利
用できるものである。ここにおいて、たとえば、各ビッ
ト端子B1 ,B2 ,B3 ,B4 に接続した各固定抵抗R
1 ,R2 ,R3 ,R4の値を、それぞれ62kΩ,36
kΩ,12kΩ,7.5kΩとすれば、回転式スイッチ
RSの各回転位置に対応する合成抵抗の変化は、図2の
ようになるから、回転式スイッチRSの回転角に対する
設定照度の変化量をほぼ一定にすることができるのであ
る。また、固定抵抗R1 ,R2 ,R3 ,R4 を用いてい
るから、抵抗値の誤差が少なくなり、信号処理回路7が
作動する照度を精度よく設定することができるのであ
る。しかも、抵抗値の変化が離散的であるから、連続的
である場合に比較して設定値の再現性がよいものであ
る。
【0012】上記回路は、図3および図4に示すよう
に、ボディブロック1に内蔵された回路基板12に実装
される。ボディブロック1は、前面が開口するボディ1
0の中に、複数個の端子11と、回路基板12と、回路
基板12の前面を覆う絶縁板13とを納装して形成され
る。各端子11は、いわゆる速結端子であって、図8に
示すように、ボディ10の後面に穿孔された電線挿通口
16より挿入される電線を鎖錠ばね(図示せず)のばね
力によって保持するようになっている。また、鎖錠ばね
による電線の保持を解除できるように、ボディ10の中
には解除釦17が配設され、ボディ10の後面に穿孔さ
れたドライバ挿入口18よりドライバ等を挿入して解除
釦17を操作することによって鎖錠ばねを撓ませれば、
電線を容易に抜くことができるようになっている。端子
11は、回路基板12に半田付けされ、電源端子T1
負荷端子T2 を構成する。
【0013】ボディブロック1の前面には、カバーブロ
ック2が結合される。カバーブロック2は、カバー20
と、カバー20に保持されたセンサブロック3とにより
構成される。センサブロック3は、前面側が開口する半
球状のセンサボディ30と、センサボディ30の前面を
覆う形でセンサボディ30に結合されてセンサボディ3
0とともに球状のセンサ本体を形成する半球状のレンズ
31とを備える。センサボディ30には、回路基板32
が固定された状態で納装される。回路基板32には、熱
線検出素子6や受光素子PSなどが実装される。回路基
板32はリード線32b,32cを介して回路基板1
2,26(後述する)に接続される。一方、レンズ31
はフレネルレンズであって、レンズ31の中心線は回路
基板32に実装された熱線検出素子6の検知面の中心線
にほぼ合致するように配置される。また、レンズ31は
それぞれ熱線検出素子6付近に焦点を有した複数の領域
に分割され、熱線検出素子6の検知範囲内を複数の領域
に分割している。センサボディ30の後面中央部には円
形の開口を有する凹所30bが形成され、この凹所30
bの底面には、図3に示すように、複数個の位置決め孔
34aが形成される。
【0014】センサボディ30とレンズ31とにより形
成されたセンサ本体は、半球状のセンサホルダ35と、
センサホルダ35に結合されるホルダリング36とから
なるホルダによって保持される。ホルダリング36は、
レンズ31の周部に当接してレンズ31の抜け止めをす
る。センサボディ30の外周面には一対の案内突起30
cが突設されており、案内突起30cはセンサホルダ3
5の内周面に形成された案内溝35aに挿入されて案内
溝35aの範囲で回動できるようになっている。案内溝
35aは図3におけるセンサホルダ35の上下両面に形
成されているから、レンズ31は上下方向において首振
りするように規制される。また、センサホルダ35の底
部には保持筒35bが突設され、保持筒35b内には、
コイルスプリングよりなる復帰ばね34bによりセンサ
ボディ30に向かって付勢された押圧子34cが納装さ
れる。したがって、センサボディ30が回動する際に、
押圧子34cの先端部が位置決め孔34aに係合するこ
とにより、節動が付与されることになる。
【0015】上述したように、センサボディ30、レン
ズ31、センサホルダ35、ホルダリング36などによ
って構成されたセンサブロック3は、カバー20と押え
金具21との間に挟持された形でカバー20に装着され
る。カバー20は、ボディブロック1とともに器体を構
成する内カバー22と、内カバー22の前面を覆う外カ
バー23とにより形成され、内カバー22の前面には、
突台24が形成されている。突台24は前方に向かって
上方に傾斜する開口面を有した開口部が形成され、開口
部の下端は内カバー22の前面にほぼ一致するようにな
っている。この開口部を通してセンサブロック3のレン
ズ31が外部に露出する。また、押え金具21は、内カ
バー22の後面に4本のタッピンねじ25を用いて固定
されているのであって、押え金具21の中央部に形成さ
れた開口21aを通してセンサホルダ35の一部が押え
金具21の後方に突出するようになっている。内カバー
22の後面には、可変抵抗器VRと、動作レベル設定器
LVとを実装した回路基板26が装着される。また、動
作レベル設定器LVに設けた回転式スイッチRSと可変
抵抗器VRとのつまみ26a,26bは、図6に示すよ
うに、内カバー22の前面に露出する。回路基板26
は、図5に示すように、内カバー22の後面に突設され
た一対のフック28の間に保持される。また、押え金具
21に設けた一対の押え突片21bによって、フック2
8を外側から押えることによって、両フック28の間の
距離が広がるのを防止し、回路基板26を内カバー22
に対して強固に固定するのである。内カバー22の上下
両端部には取付孔22aが穿孔されている。
【0016】外カバー23には内カバー22の突台24
を覆うように突台27が突設されており、突台24の開
口部にほぼ一致する開口窓27aが形成される。突台2
7における開口窓27aよりも上方は下部ほど外カバー
23の前方に突出するように傾斜しており、センサブロ
ック3が開口窓27aの周縁を下方に延長した範囲の内
側に位置することによって突台27が雨避けのひさしと
して機能するようにしてある。
【0017】内カバー22と外カバー23とによって形
成されたカバー20は、内カバー22に突設したフック
22eをボディ10に形成された係合孔10aに係合さ
せることによってボディ10に結合される(図7参
照)。本装置は、ボディブロック1とカバーブロック2
とが結合された状態で壁面等の取付面に一部を埋め込ん
だ形で合成樹脂等よりなり取付面に固定される取付枠4
を用いて配置される。内カバー22の周壁には、断面略
H形の防水パッキン5が装着され、内カバー22と壁面
等の取付面との間に防水パッキン5が挟装される。取付
面に取着した状態では、外カバー23の突台27が雨避
けのひさしとして機能するとともに、防水パッキン5が
配設されていることによって、内部に雨水が浸入しにく
いようになっており、カバー20が外カバー23と内カ
バー22とによる二重構造であることによっても雨水の
浸入を防止できるのである。また、動作時間の調節や動
作照度の調節などが必要であれば、外カバー23を外し
て内カバー22を露出させれば、調節用のつまみ26
a,26bを操作することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように、回転式スイッチ
によって受光素子から信号処理回路に入力する信号レベ
ルを離散的に調節するから、照度値の設定値の再現性が
よいという利点があり、さらに、取付面に固定される器
体の前面を覆う外カバーと、外カバーの前面に突設され
た突台と、熱線検出素子および受光素子が収納され突台
を雨避けのひさしとして突台の下面から一部が露出する
センサブロックと、器体の後面周部と取付面との間に挟
持された防水パッキンとを備えるから、器体と取付面と
の間が防水パッキンにより防水されるとともに、外部に
露出するセンサブロックの一部が突台によるひさしの下
に露出するから、雨仕舞いに優れており、器体内への雨
水の浸入を防止することができるという利点がある。
た、回転式スイッチにより複数個の固定抵抗から受光素
子に接続する固定抵抗を選択するものは、固定抵抗を適
宜選択すれば、回転式スイッチの回転角にはかかわりな
く信号処理回路を作動させる照度値を任意に設定できる
という利点がある。 さらに、回転式スイッチに固定抵抗
が接続されない回転位置を設け、この回転位置では信号
処理回路の動作を停止させるものは、負荷への給電を強
制的に停止させた状態とすることができるという利点が
ある。その結果、白熱灯のランプを交換する際などに
は、給電を停止させてランプの交換が安全に行えるよう
にすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の回路図である。
【図2】実施例の動作説明図である。
【図3】実施例の縦断面図である。
【図4】実施例の横断面図である。
【図5】実施例のボディブロックとカバーブロックとを
外した状態の正面図である。
【図6】実施例の一部切欠正面図である。
【図7】実施例の一部切欠側面図である。
【図8】実施例の背面図である。
【図9】実施例に用いる光電素子の動作特性の一例を示
す説明図である。
【図10】従来例の要部の回路図である。
【符号の説明】
6 熱線検出素子 7 信号処理回路 LV 動作レベル調節器 PS 受光素子 R1 固定抵抗 R2 固定抵抗 R3 固定抵抗 R4 固定抵抗 RS 回転式スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−61925(JP,A) 特開 平2−61924(JP,A) 特開 平1−191088(JP,A) 特開 平1−189587(JP,A) 特開 平3−194822(JP,A) 特開 平3−32330(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03K 17/94 G01V 8/12 H01H 37/04 H03K 17/945

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体等の熱源から放射される熱線を検出
    する熱線検出素子と、周囲照度を検出する受光素子と、
    受光素子により検出された周囲照度が設定された照度値
    以下のときに作動して熱線検出素子の検知領域内での熱
    源の存否に応じてスイッチ要素を開閉する信号処理回路
    と、受光素子から信号処理回路に入力する信号レベルを
    調節することにより信号処理回路が作動可能となる照度
    値を設定する動作レベル調節器と、取付面に固定される
    器体の前面を覆う外カバーと、外カバーの前面に突設さ
    れた突台と、熱線検出素子および受光素子が収納され突
    台を雨避けのひさしとして突台の下面から一部が露出す
    るセンサブロックと、器体の後面周部と取付面との間に
    挟持された防水パッキンとを備え、動作レベル調節器
    光素子から信号処理回路に入力する信号レベルを調節
    する回転式スイッチを備えることを特徴とする熱線式
    動スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記回転式スイッチは複数個の固定抵抗
    から受光素子に接続する固定抵抗を選択することを特徴
    とする請求項1記載の熱線式自動スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記回転式スイッチは、固定抵抗が接続
    されない回転位置を備え、この回転位置では信号処理回
    路の動作が停止することを特徴とする請求項2記載の熱
    線式自動スイッチ。
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