JP2000133404A - 端子圧着用アプリケータ - Google Patents

端子圧着用アプリケータ

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JP2000133404A
JP2000133404A JP10308887A JP30888798A JP2000133404A JP 2000133404 A JP2000133404 A JP 2000133404A JP 10308887 A JP10308887 A JP 10308887A JP 30888798 A JP30888798 A JP 30888798A JP 2000133404 A JP2000133404 A JP 2000133404A
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applicator
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brake
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Masaharu Ichikawa
雅張 市川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端子帯Bの廃材を可及的に少なくすること。 【解決手段】端子帯BのキャリアB1の搬送方向Dにお
いて、ブレーキ34の押圧位置を搬送爪27よりも下流
側に設定した。 【効果】プレス部のプレス位置に対し、搬送爪よりも近
い位置にブレーキ34が配置されることになる。従っ
て、端子帯Bを搬送可能な最小の使用可能長さを可及的
に短く設定し、もって、端子帯Bの廃材を低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子圧着用アプリケ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電線の端部に端子金具を連続的に
圧着する装置として、端子圧着用アプリケータが知られ
ている。この端子圧着用アプリケータは、リール状に巻
回された長尺の端子帯を繰り出して送給する端子帯送給
部と、送給された端子帯から端子金具を切り離して、電
線に圧着するプレス部とを含んでおり、これらの部を連
動して、自動的に圧着工程を連続的に行っている。
【0003】図4は、一般的な端子圧着用アプリケータ
の端子帯送給部の作用を概略的に示す平面略図である。
図4に示すように、端子帯Bは、長尺のキャリアB1と
直交する方向に端子Tを一定間隔に並列させ、この端子
Tを繋ぎ部B2でつないで一体化したものであり、通常
はリール状に巻回されているものである。上記キャリア
B1には、端子T毎に送り孔B3が穿設されている。そ
して、上記端子帯送給部は、送り孔B3に嵌入可能な係
止部1を有する搬送爪2を有しており、図示しないプレ
ス部の圧着動作に連動して、キャリアB1を該プレス部
のプレス位置Pに搬送していた。
【0004】ところで、上記搬送爪2による端子帯Bの
搬送動作は、自動で電線をプレス位置Pに送給する形式
の場合にはプレス部のかしめ動作と同時に、手動で電線
をプレス位置Pに送給する形式の場合には、プレス動作
終了後に行なわれるのであるが、何れの場合において
も、搬送爪2によるキャリアB1の搬送を安定させるた
めに、キャリアB1を上方から押さえるブレーキ3が設
けられていた。図示のように、従来の端子圧着用アプリ
ケータにおいて、ブレーキ3は、キャリアB1の搬送方
向Dにおいて、搬送爪2よりも上流側に配置されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成では、端
子帯送給部が送給することのできる端子帯の長さは、プ
レス部上の送給位置p2からブレーキ3で押さえている
位置p1まで(この明細書で「最小使用可能長さL」と
いう)に規定されることになる。ここで従来は、キャリ
アB1を押さえるブレーキ3が、搬送爪2よりも上流側
になっていたので、最小使用可能長さLについても、搬
送爪2より上流側が基点となり、その分、廃材となる端
子帯Bも長くなっていた。
【0006】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、端子帯の廃材を可及的に少なくすることのでき
る端子圧着用アプリケータを提供することを課題として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、帯状のキャリアに対し、その幅方向に端
子を突出させて接続している端子帯をプレス部に搬送す
る搬送爪と、上記キャリアを押圧するブレーキとを備
え、搬送爪で搬送された端子帯の端子を所定のプレス位
置でプレス部によりかしめて電線に圧着する端子圧着用
アプリケータにおいて、上記キャリアの搬送方向におい
て、ブレーキの押圧位置を搬送爪よりも下流側に設定し
ていることを特徴とする端子圧着用アプリケータであ
る。
【0008】この特定事項を含む発明では、プレス部の
プレス位置に対し、搬送爪よりも近い位置にブレーキが
配置されるため、「最小使用可能長さ」についても、搬
送爪でキャリアを搬送可能な位置からプレス位置までと
なる。好ましい態様において、上記ブレーキは、アプリ
ケータ本体に対して相対的に変位可能な昇降体を介して
取り付けられた押圧部を含み、上記昇降体は、操作レバ
ーによって、押圧部が端子帯のキャリアを押圧する押圧
姿勢とキャリアを解放する解放姿勢との間で昇降される
ものである。
【0009】この特定事項を含む発明では、操作レバー
によって昇降体を昇降させることにより、キャリアを押
圧したり、押圧解除することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は本
発明の実施の一形態に係る端子圧着用アプリケータ10
の概略構成を示す斜視図であり、図2は図1の要部を示
す断面図であって、(A)はブレーキの押圧状態、
(B)はブレーキの押圧解除状態を示している。また、
図3は図1の実施の形態に係る端子帯送給部の作用を概
略的に示す平面略図である。
【0011】同図を参照して、図示の実施の形態に係る
端子圧着用アプリケータ10は、アプリケータ本体11
を備えている。このアプリケータ本体11は、図示しな
いプレス装置に載置される機体を構成するものである。
アプリケータ本体11には、プレス部12が取り付けら
れている。プレス部12は、受圧側のアンビル13と、
アンビル13と協働して端子帯Bの端子T(図3参照)
をかしめるクリンパ14とを含んでいる。クリンパ14
をアンビル13に対して昇降させるために、上記プレス
部12には、図示しないプレス装置と連結されるシャン
ク15を備えており、このシャンク15がアプリケータ
本体11に一体形成されるシャンクホルダ16内に装着
されて、上下に昇降可能に収容されている。なお、プレ
ス部12には、端子帯Bから端子Tを裁断するためのス
ライドカッタ17やスライドカッタ17を駆動するパン
チ18等が含まれているが、これら自体の構成は公知の
ものと同様であるから、その詳細については説明を省略
する。
【0012】上記プレス部12の側部には、端子帯搬送
部20が配置されている。端子帯搬送部20は、アプリ
ケータ本体11に固定されて、端子帯Bの搬送経路を区
画するガイドプレート21とガイドプレート21の長手
方向に沿って固定され、ガイドプレート21とともに端
子帯Bをガイドするガイド22とを固定側の部材として
備えている。他方、これら固定側の部材に沿って端子帯
Bを駆動するために、上記アプリケータ本体11には、
頂部が回動軸23で軸支されているフィードカム24
と、フィードカム24に取り付けられたホルダ25と、
ホルダ25に取り付けられた軸26によって揺動可能に
支持されている搬送爪27とを可動側の部材として備え
ている。
【0013】上記フィードカム24は、リンク28を介
してシャンク15と連結されており、所定のタイミング
でプレス部12の圧着動作と連動し、回動軸23周りに
回動することができるようになっている。上記搬送爪2
7は、一端部に形成された係止部27aを下側に傾けて
いるとともに、他端部が、フィードカム24に取り付け
られた引っ張りコイルばね28で上方に付勢されてい
る。これにより、上記ガイドプレート21とガイド22
とによってガイドされている端子帯BのキャリアB1に
設けた送り孔B3に係止し、フィードカム24の回動動
作を端子帯搬送方向Dに沿う平行運動に変換して、端子
帯Bを間欠的に送給することが可能になっている。
【0014】そして、上記端子帯Bの位置ずれを防止す
るために、上記アプリケータ本体11には、ブレーキユ
ニット30が着脱可能に取り付けられている。図1およ
び図2を参照して、ブレーキユニット30は、アプリケ
ータ本体11に固定される取り付け部材31と、取り付
け部材31に対してコイルばね32を介して弾性的に連
結されている昇降体33とを備えている。上記昇降体3
3は、矩形断面の柱状に形成された金属部材であり、取
り付け部材31の下部に垂下する一対のボルト31aに
よって上下にのみ昇降可能に連結されているとともに、
これらボルト31aの外周に配置された上記コイルばね
32によって下方に付勢されている。
【0015】昇降体33の頂部には押圧部34が取り付
けられている。押圧部34は、コの字形に形成されて上
記ガイド22を跨ぎ、アプリケータ本体11の前方から
ガイドプレート21の上面に臨んで、端子帯Bのキャリ
アB1を押圧可能に配置されている。ここで、上記取り
付け部材31には、カムハンドル35がスタッドボルト
36によって取り付けられ、このスタッドボルト36周
りに回動可能に支持されている。
【0016】図2(A)(B)に示すように、上記スタ
ッドボルト36は、昇降体33の挿通孔33aを挿通し
ており、昇降体33は、この挿通孔33aとスタッドボ
ルト36との間のクリアランスによって、取り付け部材
31およびスタッドボルト36との上下方向の相対的な
変位が許容されている。これとともに、上記カムハンド
ル35の基部には、カム35aが形成され、昇降体33
には、カム35aの上部に臨むカム面33bが形成され
ている。
【0017】カムハンドル35は、そのカム35aで昇
降体33のカム面を押圧することにより、昇降体33を
昇降させることができるようになっている。以上の構成
では、図3に示すように、プレス部12のプレス位置P
に対し、搬送爪27よりも近い位置にブレーキ(押圧
部)34が配置されることになるので、最小使用可能長
さLは、搬送爪27でキャリアB1を搬送可能な位置
(図3におけるPa)からプレス位置P2までとなる。
このように、図示の実施の形態では、最小使用可能長さ
Lを可及的に短く設定し、もって、端子帯Bのロスを低
減することができるという顕著な効果を奏する。
【0018】特に、上記ブレーキユニット30の押圧部
34は、アプリケータ本体11に対して相対的に変位可
能な昇降体33を介して取り付けられているとともに、
上記昇降体33が、操作レバーとしてのカムハンドル3
5によって、上述のように昇降されることから、操作性
が向上するという利点がある。上述した実施の形態は、
本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発
明は上述した実施の形態に限定されない。本発明の特許
請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることは云う
までもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレス部のプレス位置に対し、搬送爪よりも近い位置に
ブレーキが配置されることになるので、最小使用可能長
さを可及的に短く設定し、もって、端子帯のロスを低減
することができるという顕著な効果を奏する。
【0020】特に、上記ブレーキが操作レバーで昇降さ
れる昇降体を介してキャリアを押圧するものである場合
には、操作レバーによってキャリアを押圧したり、押圧
解除することが可能になり、操作性が向上するという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る端子圧着用アプリ
ケータの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の要部を示す断面図であって、(A)はブ
レーキの押圧状態、(B)はブレーキの押圧解除状態を
示している。
【図3】図1の実施の形態に係る端子帯送給部の作用を
概略的に示す平面略図である。
【図4】一般的な端子圧着用アプリケータの端子帯送給
部の作用を概略的に示す平面略図である。
【符号の説明】
10 端子圧着用アプリケータ 11 アプリケータ本体 12 プレス部 20 端子帯搬送部 21 ガイドプレート 22 ガイド 27 搬送爪 30 ブレーキユニット 33 昇降体 33a挿通孔 33bカム面 34 押圧部(ブレーキの主要部) 35 カムハンドル(操作レバー) 35aカム B 端子帯 B1 キャリア D 端子帯搬送方向 L 最小使用可能長さ P プレス位置 T 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状のキャリアに対し、その幅方向に端子
    を突出させて接続している端子帯をプレス部に搬送する
    搬送爪と、上記キャリアを押圧するブレーキとを備え、
    搬送爪で搬送された端子帯の端子を所定のプレス位置で
    プレス部によりかしめて電線に圧着する端子圧着用アプ
    リケータにおいて、 上記キャリアの搬送方向において、ブレーキの押圧位置
    を搬送爪よりも下流側に設定していることを特徴とする
    端子圧着用アプリケータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の端子圧着用アプリケータに
    おいて、 上記ブレーキは、アプリケータ本体に対して相対的に変
    位可能な昇降体を介して取り付けられた押圧部を含み、
    上記昇降体は、操作レバーによって、押圧部が端子帯の
    キャリアを押圧する押圧姿勢とキャリアを解放する解放
    姿勢との間で昇降されるものである端子圧着用アプリケ
    ータ。
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KR101067273B1 (ko) 2009-12-03 2011-09-23 (주)티에이치엔 어태치먼트

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