JP2000132726A - 紙幣鑑別装置 - Google Patents

紙幣鑑別装置

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JP2000132726A
JP2000132726A JP10301957A JP30195798A JP2000132726A JP 2000132726 A JP2000132726 A JP 2000132726A JP 10301957 A JP10301957 A JP 10301957A JP 30195798 A JP30195798 A JP 30195798A JP 2000132726 A JP2000132726 A JP 2000132726A
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JP
Japan
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bill
light
money
sensor
paper money
Prior art date
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Pending
Application number
JP10301957A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kojima
宏之 小島
Tetsuji Kawasaki
川崎  哲治
Kazuya Nakayama
和哉 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙幣のジャム,折れ,傷付けなどの紙幣搬送障
害を生じることなく、紙幣がスムーズに光電センサの検
出部を通過搬送できるようにセンサ取付台の組立構造を
改良する。 【解決手段】紙幣搬送路を挟んで対向配置した紙幣搬送
ガイドを兼ねたセンサ取付台2の一方に光電センサの発
光素子3,他方に受光素子4を配置するとともに、セン
サ取付台の紙幣搬送面に発光素子/受光素子間の透光窓
を形成する光透過板を設けた紙幣鑑別装置において、セ
ンサ取付台の少なくとも紙幣搬送面の全域を光透過材形
成するものとし、具体的にはセンサ取付台の紙幣搬送面
を表面が平坦な一枚物の光透過板8で形成して該光透過
板を台枠8aに装着し、センサ取付台2の紙幣搬送面に
部品間の継ぎ目,凹凸段部の無い構造にし、紙幣7が搬
送途上でジャミングを引き起こすことがないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣入金機,自動
販売機などに適用する紙幣鑑別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記した紙幣鑑別装置として、紙幣の真
偽,正損を鑑別するための検出手段に光電センサを用い
た光学式紙幣鑑別装置が周知であり、その検出部周辺の
従来構成を図3に示す。図において、1は駆動ローラ1
aと従動ローラ1bとを対にして紙幣搬送路に沿って配
置した紙幣搬送ローラ、2は紙幣搬送路を挟んでその上
下に対向配置した紙幣搬送ガイド兼用のセンサ取付台、
3は光電センサの発光素子、4は受光素子、5はセンサ
取付台2の紙幣搬送路との対向面域に組み込んだ光透過
板であり、該光透過板5には透明樹脂などの光透過性材
料で作られ、センサ取付台2に開口した窓穴に嵌め込
み、紙幣搬送面に対してセンサ取付台2と光透過板5と
が面一に並ぶように接着剤6で固着している。なお、セ
ンサ取付台2の窓穴周縁,および光透過板5の周縁には
バリが生じないように面取り加工が施してある。
【0003】また、前記の発光素子3はセンサ取付台2
の一方に,受光素子4は他方に搭載し、それぞれ前記し
た光透過板5を透光窓部としてその背後に設置し、発光
素子/受光素子間に紙幣搬送路と直交する光路を形成し
ている。
【0004】かかる構成になる紙幣鑑別装置の動作原理
は周知であり、紙幣鑑別装置に取り込んだ紙幣7をロー
ラ搬送により矢印P方向に搬送すると、紙幣7がセンサ
取付台2の間を通過する過程で発光素子3からの光が光
透過板5,紙幣7を透過して受光素子4に受光され、そ
の受光を量子化して鑑別処理部(図示せず)にて信号処
理することにより紙幣7の真偽が鑑別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に光透過板5をセンサ取付台2の紙幣搬送面に埋め込み
式に取付けた従来の組立構造では次記のような不具合,
トラブルの発生することがある。すなわち、 (1) センサ取付台2に光透過板5を装着する組立工程で
双方の部品を接着剤6で固着する際に、その接着剤6の
充填量にばらつきがあると、紙幣7の搬送面側でセンサ
取付台2と光透過板5との間の継ぎ目に凹状,もしくは
凸状の段部が発生する。すなわち、接着剤6の充填量が
不足すると、図4(a) のように前記継ぎ目には面取り加
工による窪み状の凹部がそのまま残り、逆に接着剤の充
填量が過剰であると、図4(b) のように継ぎ目に接着剤
6が盛り上って凸部が生じる。
【0006】しかも、紙幣鑑別装置の紙幣搬送路の途中
に前記のような凹凸段部が残っていると、図4(a),(b)
で示すように搬送途上で折りぐせのある紙幣7はその先
端が凹凸段部に引っ掛かってジャム,折れ,傷付けなど
が発生して紙幣7の円滑な搬送を阻害し、このためにと
鑑別が行えなくなるといったトラブルが発生する。
【0007】(2) また、センサ取付台(例えば金属)2
と光透過板(樹脂)5は材質,熱膨張率が異なることか
ら、周囲環境の温度変化に伴う熱変形なども加わって長
期使用の間には接着剤6が剥離した部品間の継ぎ目に段
差が生じたりする問題も派生する。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記課題を解決し、紙幣のジャム,折
れ,傷付けなどの紙幣搬送障害を生じることなく、紙幣
がスムーズに光電センサの検出部を通過搬送できるよう
に改良した紙幣鑑別装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば紙幣搬送路を挟んで対向配置した紙
幣搬送ガイドを兼ねたセンサ取付台の一方に光電センサ
の発光素子,他方に受光素子を配置するとともに、セン
サ取付台の紙幣搬送面に発光素子/受光素子間の透光窓
を形成する光透過板を設けてなる紙幣鑑別装置におい
て、前記センサ取付台の少なくとも紙幣搬送面の全域を
光透過材形成する(請求項1)ものとし、具体的には次
記のような形態で構成する。
【0010】(1) センサ取付台の紙幣搬送面を表面が平
坦な一枚物の光透過板で形成し、該光透過板を台枠に装
着してセンサ取付台を構成する(請求項2)。 (2) センサ取付台の全体を光透過材料の成形品で構成す
る(請求項3)。
【0011】前記の構成によれば、センサ取付台の紙幣
搬送面には従来の組立構造のような部品間の継ぎ目が全
くなく、紙幣搬送通路面の全域が平坦な面で形成される
ので、ジャム,折れ,傷付けなどの紙幣搬送障害を生じ
ることなく紙幣を円滑に光電センサの検出部を通過搬送
させることができる。また、従来構造の組立工程で必要
としてた接着剤充填量の厳しい管理なども不要となり、
これにより組立工程の簡易化と併せて製品の歩留りが向
上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1,図2に示す実施例に基づいて説明する。なお、各実
施例の図中で図3に対応する同一部材には同じ符号を付
してその説明は省略する。
【0013】〔実施例1〕図1は本発明の請求項2に対
応する実施例の構成図であり、この実施例においては、
図3に示した従来構造の局所的な光透過板5に代えて、
センサ取付台2の紙幣搬送面全域が透明樹脂などの光透
過材料で作られた一枚物の光透過板8で形成されてい
る。この光透過板8は、その表面(紙幣搬送面)が平坦
面で図示のように断面コ字形になる成形品としてなり、
その左右の脚部を発光素子3,受光素子4を搭載した台
枠8aに接着剤,ねじ止めなどにより固定してセンサ取
付台2を構成している。
【0014】かかる構成のセンサ取付台2によれば、紙
幣7の搬送路に対向する面には部品間の継ぎ目,凹凸段
部がなく、これにより図4(a),(b) で述べたように紙幣
のジャム,折れ,傷付けなどの紙幣搬送障害の発生する
問題が払拭される。なお、光透過板8の裏面側には、必
要により発光素子3/受光素子4間の光路となる透光面
域を残してその周域に不透明なマスキングを施し、光電
センサのノイズとなる不要な光の散乱を防ぐことができ
る。
【0015】〔実施例2〕図2は本発明の請求項3に対
応する実施例の構成図である。この実施例においては、
センサ取付台2の全体が透明樹脂などの光透過材料の成
形品で構成されており、このセンサ取付台2に光電素子
3,受光素子4が搭載されている。この構成により、先
記実施例1と同様な効果が得られる。また、必要により
センサ取付台2の裏面側には、発光素子3/受光素子4
間の光路となる透光面域を残してその周域に不透明なマ
スキングを施すことができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、センサ取付台の紙幣搬送面には部品間の継ぎ目がな
く、これにより従来構造のセンサ取付台で問題となって
いたセンサ取付台/光透過板間を接合する接着剤の充填
量過不足,接着剤の剥離などで部品間の継ぎ目に生じた
凹凸段部に起因する紙幣のジャム,折れ,傷付きなどの
紙幣搬送障害の発生を防止することができ、これにより
信頼性,並びに製品歩留りの向上化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による光電センサ検出部周辺
の構成図
【図2】本発明の実施例2による光電センサ検出部周辺
の構成図
【図3】紙幣鑑別装置における従来の光電センサ検出部
の組立構造図
【図4】図3における紙幣のジャム発生状態を表す図で
あり、(a),(b) はそれぞれ部品間の接着剤充填量の不
足,過剰に対するジャム発生状態図
【符号の説明】
1 搬送ローラ 2 センサ取付台 3 発光素子 4 受光素子 7 紙幣 8 光透過板 8a 台枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 和哉 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E041 AA02 BB02 DB05 EA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電センサを用いて紙幣の真偽鑑別を行う
    紙幣鑑別装置であり、紙幣搬送路を挟んで対向配置した
    紙幣搬送ガイドを兼ねたセンサ取付台の一方に発光素
    子,他方に受光素子を搭載するとともに、センサ取付台
    の紙幣搬送面に発光素子/受光素子間の光路を形成する
    透光窓部を備えた光透過板を設けてなるものにおいて、
    前記センサ取付台の少なくとも紙幣搬送面の全域を光透
    過材形成したことを特徴とする紙幣鑑別装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の紙幣鑑別装置において、セ
    ンサ取付台の紙幣搬送面を一枚物の光透過板で形成し、
    該光透過板を台枠に装着してセンサ取付台を構成したこ
    とを特徴とする紙幣鑑別装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の紙幣鑑別装置において、セ
    ンサ取付台の全体を光透過材料の成形品で構成したこと
    を特徴とする紙幣鑑別装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015045478A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 沖電気工業株式会社 紙幣鑑別装置
WO2016194615A1 (ja) * 2015-06-04 2016-12-08 沖電気工業株式会社 紙幣鑑別装置、自動取引装置、調整治具取付方法、及び調整治具

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