JPH08180237A - 紙葉類識別装置の光学検出部 - Google Patents

紙葉類識別装置の光学検出部

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JPH08180237A
JPH08180237A JP6322201A JP32220194A JPH08180237A JP H08180237 A JPH08180237 A JP H08180237A JP 6322201 A JP6322201 A JP 6322201A JP 32220194 A JP32220194 A JP 32220194A JP H08180237 A JPH08180237 A JP H08180237A
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paper sheet
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    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 限られた狭い設置スペースに設置でき、紙葉
類から効率良く光学的データをサンプリングし得る紙葉
類識別装置の光学検出部を提供すること。 【構成】 この光学検出部では、紙幣1が搬送される搬
送通路3近傍の一方側の基板にそれぞれ発光素子LS1
S2と受光素子LR1,LR2とが配置され、これらの各素
子のうちの発光素子LS1及び受光素子LR1の間と発光素
子LS2及び受光素子LR2の間とがそれぞれ搬送通路3近
傍の他方側に配置された導光部材としての光ファイバ6
a,6bによって光学的に結合されており、各発光素子
S1,LS2より放出された照射光に関して搬送中の紙幣
1の2箇所を透過して減衰された透過光が各受光素子L
R1,LR2によって検出される。ここでは紙幣1の印刷部
における濃淡により光エネルギーにおける吸収量も変化
するので、この変化を検出することによって紙幣1を識
別判定するためのデータを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば紙幣,証券,債
券等の紙葉類を識別するための紙葉類識別装置の光学検
出部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類識別装置の一例である紙幣
識別装置では、これが搭載される自動販売機等が屋外に
設置されるため、悪戯に対する対策が必要となってい
る。この紙幣識別装置における光学検出部は、発光部と
受光部とを含んでいるが、これらの構成としては、例え
ば図23に示すように、発光部として発光素子LS を装
備した基板と受光部として受光素子LR を装備した基板
とを紙幣1を挟んで対向するように配置した透過光量検
出型のものや、或いは図24に示すように受発光部とし
て発光素子LS ,受光素子LR を並設させて装備した基
板を紙幣1の一面側に配置した反射光量検出型のものが
一般的に用られている。因みに、透過光量検出型の光学
検出部には、図25に示すように発光部として複数(4
個)の発光素子LS1,LS2,LS3,LS4を装備した大型
の基板と、受光部として複数(4個)の受光素子LR1
R2,LR3,LR4を装備した大型の基板とをそれぞれ紙
幣1を挟んで対向するように設けたタイプのものもあ
る。
【0003】図25に示すような光学検出部において、
搬送された紙幣1を光学的に検出すると、例えば受光素
子LR1による時間経過に伴う紙幣1の移動量Mに対する
透過光量CT は図26に示すような特性C1となり、受
光素子LR2による時間経過に伴う紙幣1の移動量Mに対
する透過光量CT は図27に示すような特性C2となっ
て若干の相違が現われる。
【0004】図28は、従来の紙幣識別装置の基本構成
を側面図により示したものである。この紙幣識別装置1
0では、紙幣挿入口より挿入された紙幣1がローラ等を
有する搬送機構により搬送されて搬送通路3を通り、搬
送通路3の途中に設けられた光学検出部(ここでは図2
3に示した透過光量検出型のものを用いて搬送通路3の
上面と下面とにそれぞれ発光部,受光部を配置してい
る)による光学的な検出を受けた後、その結果により正
規のものであると判定された場合、紙幣1は装置本体の
中央部分で挟まれて紙幣収納部2に収納されるようにな
っている。尚、光学検出部による検出結果で紙幣1が正
規のものでないと判定された場合、その紙幣1は搬送機
構により逆方向に搬送されて紙幣挿入口へと返却され
る。
【0005】ところで、近年では道路からのはみ出しが
問題視されるため、自動販売機には薄型化の要求が強
く、これに搭載される紙幣識別装置においても小型化の
具現が必要であると共に、屋外に設置されるために上述
した悪戯への対策の他、雨水の進入等の耐久性の対策も
要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した紙葉類識別装
置の光学検出部の場合、紙葉類識別の検出精度を向上さ
せるためには、紙葉類からより多くの光学的データをサ
ンプリングすることが望まれるが、例えば自動販売機に
搭載される紙幣識別装置のように小型化が要求され、し
かも駆動系や引き抜き防止機構等の設置スペースが必要
であると、光学検出部のための設置スペースが規制され
てしまう。又、自動販売機用の紙幣識別装置の場合、雨
水の進入等の対策するためには電子回路を含む光学検出
部を紙幣挿入口付近から遠避けて配置させることが望ま
れるため、こうした点で設置場所にも制約がある。従っ
て、自動販売機用の紙幣識別装置の場合、小規模な構成
で紙幣等から効率良く光学的データをサンプリングでき
ることが要求されるが、光学検出部を限られたスペース
に設置することは、紙幣を切断等により変造した変造紙
幣や紙幣引き抜きによる悪戯を対策する上で重要な意味
を持つ。
【0007】ところが、図25に示したような構成の光
学検出部では、紙幣を挟んで搬送通路の両側に大型の基
板を配置しなければならず、占有スペースが大きくなっ
て自動販売機用の紙幣識別装置には適用し難く、又図2
3や図24に示した構成の光学検出部では紙葉類から十
分な光学的データをサンプリングできず、返却等の誤動
作を起こし易いため、検出精度に問題がある。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、限られた設置スペース
に設置でき、紙葉類から効率良く光学的データをサンプ
リングし得る検出精度の高い紙葉類識別装置の光学検出
部を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、所定方
向に搬送される紙葉類の一部に照射する照射光を発光す
る発光素子と、照射光が紙葉類の一部を透過した透過光
を所定方向とは交叉する方向で該紙葉類の一部とは異な
る他部に照射されるように光学的に結合する導光部材
と、紙葉類の他部を透過した透過光を受光する受光素子
とを含み、発光素子,導光部材,及び受光素子は紙葉類
を搬送するための搬送通路近傍の異なる位置に配置され
て成る紙葉類識別装置の光学検出部が得られる。
【0010】又、本発明によれば、上記紙葉類識別装置
の光学検出部において、発光素子及び受光素子は複数個
で配置されており、導光部材は発光素子のうちの特定の
ものと受光素子のうちの特定のものとを光学的に結合す
るように複数個でそれぞれ別個に搬送通路近傍の異なる
位置に配置された紙葉類識別装置の光学検出部や、或い
は搬送通路は通路部間に紙葉類駆動部を挟んで成り、発
光素子及び受光素子は通路部の外側の異なる位置に配置
されており、導光部材は紙葉類駆動部内に配置された紙
葉類識別装置の光学検出部が得られる。
【0011】
【作用】本発明の一例である紙幣識別装置の光学検出部
では、小規模な構成で紙幣から効率良く光学的データを
サンプリングするため、紙幣が所定方向で搬送される搬
送通路の一方側の異なる位置に発光素子及び受光素子を
設けると共に、搬送通路の他方側に導光部材を設けて発
光素子及び受光素子の間を所定方向とは交叉する方向で
光学的に結合し、搬送中の紙幣に対して照射光が2箇所
以上透過した透過光量のデータを受光素子で検出する構
成としている。光学検出部の他例では発光素子及び受光
素子が並設されて成る反射検出部を含ませ、この反射検
出部と導光部材と協働により搬送中の紙幣から照射光に
関する反射光量及び照射光が2箇所以上透過した透過光
量のデータを受光素子で検出する構成としている。導光
部材は、狭い設置スペースや漏電の可能性が高い箇所に
配置できるので、設置スペースの効率が向上され、省線
化にも寄与する。このような光学検出部で反射検出部に
含まれるもの以外に発光素子や受光素子を用いて発光素
子の発光波長特性や受光素子の分光感度特性を異なるも
のとすると、紙幣からサンプリングされる光学的データ
が異なった状態となり、効率良く高精度な検出を行うこ
とができる。尚、反射検出部を発光素子及び受光素子を
一体化した反射センサに代えて構成した光学検出部にお
いても全く同様な性能が得られる。
【0012】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の紙葉類識別装
置の光学検出部について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0013】最初に、本発明の紙葉類識別装置の光学検
出部の基本構成について簡単に説明する。この光学検出
部は、所定方向に搬送される紙葉類の一部に照射する照
射光を発光する発光素子と、照射光が紙葉類の一部を透
過した透過光を所定方向とは交叉する方向で紙葉類の一
部とは異なる他部に照射されるように光学的に結合する
導光部材と、紙葉類の他部を透過した透過光を受光する
受光素子とを含むもので、発光素子,導光部材,及び受
光素子は紙葉類を搬送するための搬送通路近傍の異なる
位置に配置されて成るものである。
【0014】そこで、以下は紙葉類識別装置が紙幣識別
装置である場合の光学検出部について具体的に説明す
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る紙幣識別
装置の光学検出部の要部構成を側面図により示したもの
である。この光学検出部では、紙幣1が搬送される搬送
通路3近傍の一方側の基板にそれぞれ2個の発光素子L
S1,LS2と受光素子LR1,LR2とが配置され、これらの
各素子のうちの発光素子LS1及び受光素子LR1の間と発
光素子LS2及び受光素子LR2の間とがそれぞれ搬送通路
3近傍の他方側に配置された導光部材としての光ファイ
バ6a,6bによって光学的に結合されている。又、こ
こでは光ファイバ6aの両端の中心軸と発光素子LS1
び受光素子LR1の中心軸とが合わされ、光ファイバ6b
の両端の中心軸と発光素子LS2及び受光素子LR2の中心
軸とが合わされており、各発光素子LS1,LS2より放出
された照射光のうちの搬送中の紙幣1を透過した透過光
の光エネルギーが各光ファイバ6a,6bを通って再度
紙幣1を透過して各受光素子LR1,LR2に到達されるよ
うになっている。
【0016】ここで、各発光素子LS1,LS2より放出さ
れた照射光は、各発光素子LS1,LS2の直下に搬送され
る紙幣1に関する印刷や紙材によって光エネルギーの一
部が吸収されるが、残りは透過光となって各光ファイバ
6a,6bの一端に達して各光ファイバ6a,6bを通
過する。各光ファイバ6a,6bを通過してその他端に
達した透過光は各受光素子LR1,LR2の直下に搬送され
た紙幣1により再度光エネルギーの一部が吸収されて、
残りの透過光が各受光素子LR1,LR2で受光検出され
る。従って、この光学検出部では、各受光素子LR1,L
R2によって紙幣1の2箇所を透過して減衰された透過光
量を検出することになるが、搬送中の紙幣1における印
刷の濃淡に応じて光エネルギーの吸収量も変化するの
で、この光エネルギーの変化を検出することによって紙
幣1を識別判定するためのデータが得られる。
【0017】図2は、この光学検出部による時間経過に
伴う紙幣1の移動量Mに対する透過光量CT の検出結果
を示したものである。ここでは、受光素子LR1によって
検出された透過光量の光学的データとして透過光量CT
の特性C3を示している。この透過光量CT の特性C3
は、上述したように紙幣1の2箇所を透過して減衰され
た透過光量を検出し、図26及び図27に示した透過光
量CT の特性C1,C2を合成した状態に相当するた
め、一対のセンサで2箇所の透過光データを得るために
適確に識別判定を行うことができる。従って、例えば最
近の紙幣1に関する悪戯として、紙幣1の一部を切り抜
いて他の種類の紙幣を貼り合わせたり、或いは紙幣1を
その長手方向に切断して切断部に白紙を貼り合わせたり
する場合が挙げられるが、こうした場合の対策として、
ここでの光学検出部のように各受光素子LR1,LR2から
得られる透過光量の光学的データを使用すれば充分な検
出効力を発揮する。
【0018】図3は、他の実施例に係る光学検出部の要
部構成を示したものである。ここでは搬送通路3近傍の
一方側でそれぞれ1個の発光素子LS ,受光素子LR
装備した基板を配置し、3個の光ファイバ6a,6b,
6cを組み合わせて各光ファイバ6a,6bを搬送通路
3近傍の他方側に配置し,且つこれらの各片端を搬送通
路3近傍の一方側に配置した光ファイバ6cの両端によ
って光学的に結合している。この光学検出部の場合、発
光素子LS からの照射光に関する搬送中の紙幣1からの
透過光は、紙幣1に対して4箇所透過したものが受光素
子LR で受光検出される。
【0019】又、図4に示すように搬送通路3近傍の他
方側に他の導光部材として、それぞれ4個のレンズα
1,α2,α3,α4及び鏡M1,M2,M3,M4を
組み合わせたものを配置し、レンズα1及び鏡M1とレ
ンズα2及び鏡M2とによって発光素子LS1及び受光素
子LR1の間を光学的に結合すると共に、レンズα3及び
鏡M3とレンズα4及び鏡M4とによって発光素子LS2
及び受光素子LR2の間を光学的に結合した構成とすれ
ば、図1に示した光学検出部と全く同等な機能を得るこ
とができる。
【0020】更に、図5に示すように搬送通路3近傍の
他方側に別の導光部材として、それぞれプリズムP1,
P2を配置し、プリズムP1によって発光素子LS1及び
受光素子LR1の間を光学的に結合すると共に、プリズム
P2によって発光素子LS2及び受光素子LR2の間を光学
的に結合した構成とすれば、図1に示した光学検出部と
全く同等な機能を得ることができる。
【0021】図6は、図1に示した光学検出部における
一部として、発光素子LS1及び受光素子LR1と、光ファ
イバ6aとをそれぞれ離間させて配置させた場合の構成
を斜視図により示したものである。ここでは発光素子L
S1及び受光素子LR1における幅方向における間隔Wyが
搬送時の紙幣1の幅寸法よりも小さく、それらの搬送方
向Sに一致した間隔Wxが搬送時の紙幣1の長手方向寸
法よりも小さい例を示している。
【0022】又、図示しないが、発光素子LS2及び受光
素子LR2も同様な条件下で発光素子LS1及び受光素子L
R1とは異なる位置に配置される。このような光学検出部
によって搬送時の紙幣1から透過光をサンプリングした
場合、紙幣1上では図7に示すような検出領域が形成さ
れる。即ち、搬送される紙幣1が最寄りの発光素子LS1
に到達した直後では検出領域E1の透過光量の変化がサ
ンプリングされ、紙幣1が受光素子LR1に到達すると検
出領域E2,E3の両方で吸収されて合成された透過光
量が検出できる。引き続き、搬送された紙幣1の後端が
発光素子LS1を通過した以降の検出は検出領域E4の透
過光量のみ変化となる。
【0023】図8は、この光学検出部により検出される
紙幣1に関する透過光量CT のデータのパターンを紙幣
1の時間経過に伴う移動量Mと検出領域E1〜E4との
関係で示したものである。但し、ここで移動量Mに関し
て、M1は紙幣1が発光素子LS1に到達したとき,M2
は紙幣1が受光素子LR1に到達したとき,M3は紙幣1
が発光素子LS1を通過したとき,M4は紙幣1が発光素
子LS2を通過したときを示す。
【0024】この光学検出部では第1から第3までの紙
幣データD1〜D3が得られるが、第1の紙幣データD
1としては検出領域E1における紙幣1の透過光量に関
するデータが得られ、第2の紙幣データD2としては検
出領域E2及び検出領域E3における合成透過光量に関
するデータが得られ、更に第3の紙幣データD3として
は検出領域E4における紙幣1の透過光量のデータが得
られる。尚、ここで検出領域E2及び検出領域E3にお
いては合成透過光量が得られるが、発光素子LS1及び受
光素子LR1や発光素子LS2及び受光素子LR2の間隔を搬
送時の紙幣1の長手方向寸法と同等以上にすれば合成さ
れない透過光量のデータが得られる。又、この光学検出
部において、各発光素子LS1,LS2を波長の異なるも
の,各受光素子LR1,LR2を分光感度の異なるものとし
て選定しても良い。
【0025】一方、紙幣識別装置の光学検出部の他例と
しては、例えば図9に示すように、搬送通路3近傍の一
方側に発光素子LS 及び受光素子LR1を並設して構成し
た反射検出部40と受光素子LR2とを設けた基板を配置
し、これらの両端を搬送通路3近傍の一方側に配置した
光ファイバ6の両端によって光学的に結合した構成の光
学検出部や、或いは図10に示すように搬送通路3近傍
の一方側に発光素子LS1及び受光素子LR を並設して構
成した反射検出部40と発光素子LS2とを設けた基板を
配置し、これらの両端を搬送通路3近傍の一方側に配置
した光ファイバ6の両端によって光学的に結合した構成
の光学検出部が挙げられる。
【0026】図9に示す光学検出部では、発光素子LS
より放出された照射光が搬送中の紙幣1によって一部吸
収されて他部は反射し,残りは透過されるが、このとき
受光素子LR1では反射光が第1の紙幣データとして受光
検出され、受光素子LR2では光ファイバ6を介して再度
紙幣1を透過した透過光が第2の紙幣データとして受光
検出される。
【0027】図10に示す光学検出部では、先ず発光素
子LS1より照射光が放出されると、その照射光は搬送中
の紙幣1によって一部吸収されて他部は反射して残りは
透過されて光ファイバ6を通過するが、このとき受光素
子LR では反射光が第1の紙幣データとして受光検出さ
れる。次に、発光素子LS2より照射光が放出されると、
その照射光は搬送中の紙幣1によって一部吸収されて他
部は反射して残りは透過されて光ファイバ6を通過する
が、このとき受光素子LR では光ファイバ6を介して再
度紙幣1を透過した透過光が第2の紙幣データとして受
光検出される。この光学検出部ではこうした動作が交互
に繰り返される。
【0028】又、このような反射検出部40に代えて発
光素子及び受光素子を一体化した反射センサを用いるこ
ともできる。こうした場合、例えば図11に示すよう
に、搬送通路3近傍の一方側に2個の反射センサ4,5
と2個の受光素子LR2,LR3とを設けた基板を配置し、
反射センサ4及び受光素子LR2と反射センサ5及び受光
素子LR3とにおける両端をそれぞれ搬送通路3近傍の他
方側に配置した光ファイバ6a,6bの両端によって光
学的に結合した構成の光学検出部や、或いは図12に示
すように、搬送通路3近傍の一方側に2個の反射センサ
4,5と2個の発光素子LS2,LS3とを設けた基板を配
置し、反射センサ4及び発光素子LS2と反射センサ5及
び発光素子LS3とにおける両端をそれぞれ搬送通路3近
傍の他方側に配置した光ファイバ6a,6bの両端によ
って光学的に結合した構成の光学検出部が挙げられる。
【0029】図11に示す光学検出部では、反射センサ
4の発光素子より照射光が放出されると、その照射光は
搬送中の紙幣1によって一部吸収されて他部は反射し,
残りは透過されるが、このとき反射センサ4の受光素子
では反射光が第1の紙幣データとして受光検出され、受
光素子LR2では光ファイバ6aを介して再度紙幣1を透
過した透過光が第2の紙幣データとして受光検出され
る。
【0030】一方、反射センサ5の発光素子より放出さ
れた照射光も搬送中の紙幣1によって一部吸収されて他
部は反射し,残りは透過されるが、このとき反射センサ
5の受光素子では反射光が第3の紙幣データとして受光
検出され、受光素子LR3では光ファイバ6bを介して再
度紙幣1を透過した透過光が第4の紙幣データとして受
光検出される。
【0031】図12に示す光学検出部では、先ず反射セ
ンサ4の発光素子より放出された照射光が搬送中の紙幣
1によって一部吸収されて他部は反射し,残りは透過し
て光ファイバ6aを通過するが、このとき反射センサ4
の受光素子では反射光が第1の紙幣データとして受光検
出される。次に、発光素子LS2より放出された照射光も
搬送中の紙幣1によって一部吸収されて他部は反射し,
残りは透過して光ファイバ6aを通過するが、このとき
反射センサ4の受光素子では透過光が第2の紙幣データ
として受光検出される。これら反射センサ4及び発光素
子LS2の間ではこうした動作が交互に繰り返される。
【0032】一方、反射センサ5の発光素子より放出さ
れた照射光は、搬送中の紙幣1によって一部吸収されて
他部は反射し,残りは透過して光ファイバ6bを通過す
るが、このとき反射センサ5の受光素子では反射光が第
3の紙幣データとして受光検出される。次に、発光素子
S3より放出された照射光も搬送中の紙幣1によって一
部吸収されて他部は反射し,残りは透過して光ファイバ
6aを通過するが、このとき反射センサ5の受光素子で
は透過光が第4の紙幣データとして受光検出される。こ
れら反射センサ5及び発光素子LS3の間ではこうした動
作が交互に繰り返される。
【0033】ところで、複数の発光素子を含む光学検出
部の場合、各発光素子の発光を制御するための発光制御
手段が備えられる。
【0034】図13は、図10に示す光学検出部の基本
構成を発光制御手段を含めて示したものである。発光制
御手段は反射検出部40の発光素子LS1及び発光素子L
S2に接続された発光制御部11と、受光素子LR に接続
された増幅部13と、この増幅部13に接続されたA/
D変換部12と、このA/D変換部12に接続されて反
射光及び透過光に関するデータを含む各種のデータを処
理するためのCPU14と、このCPU14によるデー
タ処理に必要な情報を記憶したメモリ15とを合わせた
機能によって構成される。因みに、ここでの各発光素子
S1,LS2には発光ダイオードPDが用いられ、これら
の各発光素子LS1,LS2はそれぞれ発光制御部11に設
けられたエミッタ接地型のトランジスタのコレクタ側に
接続されている。
【0035】この光学検出部では各発光素子LS1,LS2
がCPU14の指示により定期的に発光を選択される。
その動作においてはCPU14の指示により発光制御部
11を通して反射検出部40の発光素子LS1か発光素子
S2かの何れかを選択制御し、上述したように受光素子
R によって紙幣1から反射光や透過光の光学的データ
が得られる。即ち、発光素子LS1からの照射光に関して
受光素子LR で検出される反射光の光エネルギーは増幅
部13で適性レベルに増幅,A/D変換部12で量子化
されてからCPU14を通じてメモリ15に記憶保存さ
れるが、発光素子LS2からの照射光に関して受光素子L
R で検出される透過光の光エネルギーも同様に増幅部1
3で適性レベルに増幅,A/D変換部12で量子化され
てからCPU14を通じてメモリ15に記憶保存され
る。このような動作は紙幣1の通過終了まで繰り返し行
われる。
【0036】図14は、図9に示した光学検出部におけ
る発光素子LS 及び受光素子LR1を含む反射検出部4
0,受光素子LR2,光ファイバ6をそれぞれ離間させて
配置させた場合の構成を斜視図により示したものであ
る。ここでは反射検出部40及び受光素子LR2における
幅方向における間隔Wyが搬送時の紙幣1の幅寸法より
も小さく、それらの搬送方向Sに一致した間隔Wxが搬
送時の紙幣1の長手方向寸法よりも小さい例を示してい
る。
【0037】この光学検出部によって搬送時の紙幣1か
ら反射光及び透過光をサンプリングした場合、紙幣1上
では図15に示すような検出領域が形成される。即ち、
搬送される紙幣1が反射検出部40に到達した直後では
検出領域E1の反射光及び透過光の変化がサンプリング
され、紙幣1が受光素子LR2に到達すると検出領域E2
の反射光量と検出領域E2,E3の両方で吸収されて合
成された透過光量とが検出できる。更に、搬送された紙
幣1の後端が反射検出部40を通過した以降の検出は検
出領域E4の透過光量のみ変化となる。
【0038】図16は、この光学検出部により検出され
る紙幣1に関する透過光量CT のデータのパターンを紙
幣1の時間経過に伴う移動量Mと検出領域E1〜E4と
の関係で示したものである。又、図17は、この光学検
出部により検出される紙幣1に関する反射光量CR のデ
ータのパターンを紙幣1の時間経過に伴う移動量Mと検
出領域E1〜E4との関係で示したものである。但し、
ここで移動量Mに関して、M1は紙幣1が反射検出部4
0に到達したとき,M2は紙幣1が受光素子LR2に到達
したとき,M3は紙幣1が反射検出部40を通過したと
き,M4は紙幣1が受光素子LR2を通過したときを示
す。
【0039】この光学検出部では紙幣データD1〜D5
が得られるが、第1の紙幣データD4を検出領域E1に
おける紙幣1の反射光量に関するデータ,第2の紙幣デ
ータD1を検出領域E1における紙幣1の透過光量に関
するデータ,第3の紙幣データD5を検出領域E2にお
ける紙幣1の反射光量に関するデータ,第4の紙幣デー
タD2を検出領域E2及び検出領域E3における合成透
過光量に関するデータ,第5の紙幣データD3を検出領
域E4における紙幣1の透過光量に関するデータとして
別個に抽出する。尚、ここでも検出領域E2及び検出領
域E3においては合成透過光量が得られるが、反射検出
部40及び受光素子LR2の間隔を搬送時の紙幣1の長手
方向寸法と同等以上にすれば合成されない透過光量のデ
ータが得られる。
【0040】又、図9に示す光学検出部の場合におい
て、各受光素子LR1,LR2を分光感度を異なるものとし
て選定すると、紙幣1からは異なる透過光量のデータが
得られるが、こうした場合には光学的データのサンプリ
ング数が増加されるため、検出精度が向上される効果が
大きい。例えば発光素子LS の発光可能な波長が900
〜1000[nm]よりも大きい範囲の素子を選定し、
各受光素子LR1,LR2にそれぞれピーク分光感度が90
0nm,1000nmのフォトダイオードPDを用いて
紙幣1の印字部の波長による吸収係数の差を利用して識
別精度を向上させる場合が挙げられる。
【0041】ところで、自動販売機用の紙幣識別装置
は、図28にも示したが、多くは縦長で紙幣1の詰まり
時の対応として搬送通路3を開放できる構造となってい
る。又、雨水等の進入を防ぐため、搬送通路3における
紙幣1用の挿入口の後部は紙幣1を一旦上部に搬送して
方向を変えて下部の紙幣収納部2へと収納できるような
構造になっている。更に、このような紙幣識別装置の場
合、図28に示すように中央付近に紙幣1を搬送するた
めのベルト等を含む紙幣駆動部7が本体に挟み込まれて
いる。即ち、搬送通路3は紙幣駆動部7及び本体の隙間
に設けられ、紙幣駆動部7は搬送通路3の通路部3a,
3b間に挟まれて配置される。
【0042】ここで、光学検出部を設ける場合、従来で
は紙幣駆動部7内と搬送通路3の外側の本体側とに発光
素子LS ,受光素子LR を配置して狭い紙幣駆動部7内
にも基板に素子を取り付けて成る発光部,受光部の何れ
かを設ける必要があったが、上述した各実施例に類する
光学検出部を設ける場合、例えば図18に示すように発
光素子LS1は通路部3aの外側に配置し、通路内部に光
ファイバ6aを配置する。この検出部の断面を図19に
示すように搬送通路3の通路部3a,3bの外側の本体
側にそれぞれ一対の発光素子LS1,LS2を離間させて配
置した基板と、一対の受光素子LR1,LR2を離間させて
配置した基板とを設け、両端にベルト8,9が配備され
た紙幣駆動部7内に2本の光ファイバ6a,6bを設け
ることにより、発光素子LS1及び受光素子LR1と発光素
子LS2及び受光素子LR2とをそれぞれ各光ファイバ6
a,6bで光学的に結合した構成の光学検出部を配設す
れば良い。
【0043】即ち、ここでは各発光素子LS1,LS2と各
受光素子LR1,LR2とがそれぞれ搬送通路3の通路部3
a,3bの外側の互いに対向する異なる位置に配置され
た構成となっており、又各発光素子LS1,LS2及び各受
光素子LR1,LR2はそれぞれ搬送時の紙幣1に関する搬
送方向とは交叉して離間されて配置されている。
【0044】この光学検出部の場合、各発光素子LS1
S2側の通路部3aに紙幣1が搬送された場合と各受光
素子LR1,LR2側の通路部3bに紙幣1が搬送された場
合とでは、透過光量が検出される紙幣1の走査位置が変
わり、2つの走査位置による異なる透過光量のデータを
検出できる。これにより、従来よりも光学的データのサ
ンプリング数が増加されて優れた検出が可能となる。
【0045】この他にも、例えば図20に示すように搬
送通路3の通路部3a,3bのうちの通路部3aの外側
に発光素子LS 及び受光素子LR を離間させて配置した
基板を設け、3本の光ファイバ6a,6b,6cを組み
合わせて紙幣駆動部7内及び通路部3bの外側に延びる
ように配置させることにより、発光素子LS 及び受光素
子LR を各光ファイバ6a,6b,6cで光学的に結合
した構成の光学検出部を配設することもできる。この光
学検出部では3本の光ファイバ6a,6b,6cを組み
合わせて光学的結合を行っているので、図19に示した
ものと比べて基板の数を減らすことができる。
【0046】更に、図19に示した光学検出部を変形し
て例えば図21に示すように、各発光素子LS1,LS2
代えてそれぞれ各反射検出部40,50を設けると共
に、各受光素子LR1,LR2に代えてそれぞれ発光素子L
S3又は受光素子LR3,発光素子LS4又は受光素子LR4
設けた構成の光学検出部(但し、それぞれを受光素子と
する場合は各受光素子LR1,LR2のままでも良い)を配
設するか、或いは図20に示した光学検出部を変形して
例えば図22に示すように、発光素子LS に代えて反射
検出部40を設けると共に、受光素子LR に代えて発光
素子LS2又は受光素子LR2を設けた構成の光学検出部
(但し、受光素子とする場合は受光素子LRのままでも
良い)を配設すれば良い。
【0047】これらの光学検出部における反射検出部4
0,50及び光ファイバ6a,6bや、反射検出部40
及び光ファイバ6a,6b,6cとは、それぞれ協働し
てそれぞれの受光素子との間で紙幣1から照射光に関す
る反射光及び透過光を検出可能に構成される。
【0048】尚、上述した何れの実施例の光学検出部に
おいても、発光素子や受光素子が複数の場合にはこれら
の各素子に発光波長特性や分光感度特性を異なるものを
使用することができると共に、各素子同士又は各素子と
反射検出部や反射センサとを搬送通路近傍の異なる位置
に離間させて配置させることができる。又、上述した何
れの光学検出部に関しても、反射検出部は反射センサに
代えられる他、反射検出部や反射センサにおける発光素
子及び受光素子の数を1個ずつではなく複数個ずつとし
ても良い。更に、上述した何れの光学検出部に関して
も、搬送通路の形態によって様々な変形が可能であり、
しかも紙幣識別装置以外の紙葉類識別装置にも適用可能
であるため、本発明の光学検出部は各実施例で説明した
構成のものに限定されない。
【0049】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の紙葉類識別
装置の光学検出部によれば、紙葉類の表裏面に対応する
搬送通路の一方側に発光素子及び受光素子を設けると共
に、搬送通路の他方側に導光部材を設けて発光素子及び
受光素子の間を光学的に結合して搬送中の紙幣から照射
光に関する透過光量のデータを受光素子で検出するか、
或いは発光素子及び受光素子にこれらが並設されて成る
反射検出部を含ませ、この反射検出部と導光部材と協働
により搬送中の紙幣から照射光に関する反射光量及び透
過光量のデータを受光素子で検出しているので、小規模
に構成されて限られた狭い設置スペースに設置できると
共に、紙葉類から効率良く多数の光学的データをサンプ
リングできるようになり、この結果として光学検出部の
検出精度が向上されるようになる。
【0050】又、複数の発光素子及び受光素子を含む場
合には各発光素子の発光波長特性や各受光素子の分光感
度特性を異なるものとすることで、多種類の異なる光学
的データが検出できるようになって識別の検出精度が一
層向上する。
【0051】更に、搬送通路の通路部間に紙葉類駆動部
が設けられる紙葉類識別装置用に構成した光学検出部で
は、発光素子や受光素子を通路部の外側の異なる位置に
配置させると共に、紙葉類駆動部内に導光部材を配置さ
せているので、従来のように紙葉類駆動部内に発光部や
受光部が有する基板を設ける必要が無くなる。
【0052】この光学検出部は、特に自動販売機の紙幣
識別装置用として適用した場合に様々な長所を奏する。
例えば、自動販売機の紙幣識別装置の場合、中央部付近
に紙幣駆動部が存在するが、この紙幣駆動部内に基板を
配備する代わりに導光部材を設け、発光素子や受光素子
が配備される基板を全て搬送通路外側の紙幣識別装置本
体側に配置することができるので、簡素に構成されて設
置スペースが少なくて済むようになり、省線化やコスト
の低減化が図られるようになる。又、他の光学検出部で
は、通路部の一方側の異なる位置に反射検出部や反射セ
ンサを配置させ、複数個の導光部材を組み合わせて紙幣
駆動部内及び通路部の他方側を延びるように配置させた
構成としているので、導光部材を雨水が進入され易い部
分に配置させることによって、電子部品から離すことが
できるため、動作上のトラブルが回避されて信頼性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙幣識別装置の光学検
出部の要部構成を示した部分断面図である。
【図2】図1に示す光学検出部の一受光素子に関する紙
幣からの光学的データを紙幣の時間経過に伴う移動量に
対する透過光量の関係で示したものである。
【図3】本発明の他の実施例に係る紙幣識別装置の光学
検出部の要部構成を示した部分断面図である。
【図4】図1に示す光学検出部に備えられる導光部材を
他の導光部材に代えた場合の要部構成を示した部分断面
図である。
【図5】図1に示す光学検出部に備えられる導光部材を
別の導光部材に代えた場合の要部構成を示した部分断面
図である。
【図6】図1に示す光学検出部の一部構成を搬送時の紙
幣に関する搬送面に含まれる所定位置に離間させて配置
させた場合の構成を示した斜視図である。
【図7】図1に示す光学検出部により検出される紙幣に
関する透過光量の検出領域を示したものである。
【図8】図6に示した光学検出部により検出される透過
光量を紙幣の時間経過に伴う移動量と図7に示した検出
領域との関係で示したものである。
【図9】本発明の更に他の実施例に係る紙幣識別装置の
光学検出部の要部構成を示した部分断面図である。
【図10】図9に示す光学検出部に独立して備えられる
受光素子を発光素子に代えた場合の要部構成を示した部
分断面図である。
【図11】本発明の更に別の実施例に係る紙幣識別装置
の光学検出部の要部構成を示した部分断面図である。
【図12】図11に示す光学検出部に独立して備えられ
る受光素子を発光素子に代えた場合の要部構成を示した
部分断面図である。
【図13】図10に示す光学検出部における基本構成を
発光制御手段を含めて示したものである。
【図14】図9に示す光学検出部の要部構成をそれぞれ
搬送時の紙幣に関する搬送面に含まれる所定位置に離間
させて配置させた場合を示した斜視図である。
【図15】図14に示す光学検出部により検出される紙
幣に関する反射光量及び透過光量の検出領域を示したも
のである。
【図16】図14に示す光学検出部により検出される透
過光量を紙幣の時間経過に伴う移動量と図15に示した
検出領域との関係で示したものである。
【図17】図14に示す光学検出部により検出される反
射光量を紙幣の時間経過に伴う移動量と図15に示した
検出領域との関係で示したものである。
【図18】搬送通路の通路部間に挟まれて紙幣駆動部が
設けられた構造の自動販売機用の紙幣識別装置に光学検
出部を変形して設けた場合を示した側面図である。
【図19】図18に示した光学検出部の要部構成を示し
た部分断面図である。
【図20】図18に示した自動販売機用の紙幣識別装置
に適用可能な別の光学検出部の要部構成を示した部分断
面図である。
【図21】図19に示した光学検出部の要部構成を別に
変形した場合の要部構成を示した部分断面図である。
【図22】図20に示した光学検出部の要部構成を別に
変形した場合の要部構成を示した部分断面図である。
【図23】従来の紙幣識別装置に備えられる透過光量検
出式の光学検出部の要部構成を示した部分断面図であ
る。
【図24】従来の紙幣識別装置に備えられる反射光量検
出式の光学検出部の要部構成を示した部分断面図であ
る。
【図25】従来の紙幣識別装置に備えられる他の透過光
量検出式の光学検出部の要部構成を示した部分断面図で
ある。
【図26】図25に示す光学検出部の一受光素子に関す
る紙幣からの光学的データを紙幣の時間経過に伴う移動
量に対する透過光量の関係で示したものである。
【図27】図25に示す光学検出部の他の受光素子に関
する紙幣からの光学的データを紙幣の時間経過に伴う移
動量に対する透過光量の関係で示したものである。
【図28】搬送通路の通路部間に挟まれて紙幣駆動部が
設けられた構造の自動販売機用の紙幣識別装置に図23
に示した光学検出部を設けた場合の構成を示した側面図
である。
【符号の説明】 1 紙幣 2 紙幣収納部 3 搬送通路 3a,3b 通路部 4,5 反射センサ 6,6a,6b,6c 光ファイバ 7 紙幣駆動部 8,9 ベルト 10 紙幣識別装置 11 発光制御部 12 A/D変換部 13 増幅部 14 CPU 15 メモリ 40,50 反射検出部 LS ,LS1,LS2,LS3,LS4 発光素子 LR ,LR1,LR2,LR3,LR4 受光素子 P1,P2 プリズム α1,α2,α3,α4 レンズ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に搬送される紙葉類の一部に照
    射する照射光を発光する発光素子と、前記照射光が前記
    紙葉類の一部を透過した透過光を前記所定方向とは交叉
    する方向で該紙葉類の一部とは異なる他部に照射される
    ように光学的に結合する導光部材と、前記紙葉類の他部
    を透過した透過光を受光する受光素子とを含み、前記発
    光素子,前記導光部材,及び前記受光素子は前記紙葉類
    を搬送するための搬送通路近傍の異なる位置に配置され
    て成ることを特徴とする紙葉類識別装置の光学検出部。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙葉類識別装置の光学検
    出部において、前記発光素子及び前記受光素子のうちの
    少なくとも一方は複数個で配置されたことを特徴とする
    紙葉類識別装置の光学検出部。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の紙葉類識別装置の光学検
    出部において、前記発光素子及び前記受光素子は複数個
    で配置されており、前記導光部材は前記発光素子のうち
    の特定のものと前記受光素子のうちの特定のものとを光
    学的に結合するように複数個でそれぞれ別個に前記搬送
    通路近傍の異なる位置に配置されたことを特徴とする紙
    葉類識別装置の光学検出部。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,又は3の何れか一つに記
    載の紙葉類識別装置の光学検出部において、前記導光部
    材は前記照射光が搬送中の前記紙葉類を3箇所以上透過
    した透過光を光学的に結合するように複数個が組み合わ
    されて前記搬送通路近傍の異なる位置に配置されたこと
    を特徴とする紙葉類識別装置の光学検出部。
  5. 【請求項5】 請求項2,3,又は4の何れか一つに記
    載の紙葉類識別装置の光学検出部において、前記発光素
    子及び前記受光素子は互いに並設されて成る反射検出部
    を含み、前記反射検出部及び前記導光部材は協働して前
    記受光素子との間で前記紙葉類から前記照射光に関する
    反射光及び透過光を検出可能に構成されたことを特徴と
    する紙葉類識別装置の光学検出部。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の紙葉類識別装置の光学検
    出部において、前記搬送通路は通路部間に紙葉類駆動部
    を挟んで成り、前記発光素子及び前記受光素子は前記通
    路部の外側の異なる位置に配置されており、前記導光部
    材は前記紙葉類駆動部内に配置されたことを特徴とする
    紙葉類識別装置の光学検出部。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の紙葉類識別装置の光学検
    出部において、前記発光素子は前記通路部の一部の外側
    に配置され、前記受光素子は前記通路部の他部の外側に
    配置されたことを特徴とする紙葉類識別装置の光学検出
    部。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の紙葉類識別装置の光学検
    出部において、前記発光素子及び前記受光素子は前記通
    路部の一部の外側に配置されており、前記導光部材は複
    数個が組み合わされて前記紙葉類駆動部内及び前記通路
    部の他部の外側に延びて配置されたことを特徴とする紙
    葉類識別装置の光学検出部。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の紙葉類識別装置の光学検
    出部において、前記発光素子及び前記受光素子は互いに
    並設されていると共に,前記通路部の一部の外側に配置
    された反射検出部を含み、前記反射検出部及び前記導光
    部材は協働して前記受光素子との間で前記紙葉類から前
    記照射光に関する反射光及び透過光を検出可能に構成さ
    れたことを特徴とする紙葉類識別装置の光学検出部。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の紙葉類識別装置の光学
    検出部において、前記導光部材は複数個が組み合わされ
    て前記紙葉類駆動部内及び前記通路部の他部の外側に延
    びて配置されたことを特徴とする紙葉類識別装置の光学
    検出部。
  11. 【請求項11】 請求項5,9,又は10の何れか一つ
    に記載の紙葉類識別装置の光学検出部において、前記発
    光素子は前記反射検出部以外の他のものを含む複数個が
    用いられており、前記複数個の発光素子はそれぞれ発光
    波長特性が異なることを特徴とする紙葉類識別装置の光
    学検出部。
  12. 【請求項12】 請求項5,9,又は10の何れか一つ
    に記載の紙葉類識別装置の光学検出部において、前記受
    光素子は前記反射検出部以外の他のものを含む複数個が
    用いられており、前記複数個の受光素子はそれぞれ分光
    感度特性が異なることを特徴とする紙葉類識別装置の光
    学検出部。
  13. 【請求項13】 請求項5,9,10,11,又は12
    の何れか一つに記載の紙葉類識別装置の光学検出部にお
    いて、前記反射検出部には前記発光素子及び前記受光素
    子を一体化した反射センサが用いられていることを特徴
    とする紙葉類識別装置の光学検出部。
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